JPH1058916A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH1058916A
JPH1058916A JP8212842A JP21284296A JPH1058916A JP H1058916 A JPH1058916 A JP H1058916A JP 8212842 A JP8212842 A JP 8212842A JP 21284296 A JP21284296 A JP 21284296A JP H1058916 A JPH1058916 A JP H1058916A
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JP
Japan
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rubber sheet
tire
pneumatic radial
bead
radial tire
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Application number
JP8212842A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Oida
猛史 大井田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/72Side-walls
    • B29D2030/722Reinforcing the sidewalls, e.g. by using filaments, fibers or additional reinforcing layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音及び乗り心地を向上させ、転がり抵抗及
び操縦安定性の両立を達成させたタイヤを提供する。 【解決手段】 タイヤ半径方向におけるビードベース
ラインからベルト層の軸方向外側端までの範囲におい
て、25℃のときの損失正接tan δが0.22以上でか
つ0.56以下であり、短繊維を含有したゴムシートを
配置し、また、短繊維の配向方向がタイヤ周方向であ
り、平均厚みが0.5mm以上3.0mm以下であり、
貯蔵弾性率(E’)が、0.97×108dyn/cm2 以上
6.7×108dyn/cm2 以下であり、前記ビードベース
ラインからタイヤ半径方向外側端までの距離及び前記ゴ
ムシートの半径方向外側端まで及び半径方向内側端まで
の距離をSH及びa及びbとしたとき、0.55×SH
≦a≦0.80×SH、0.33×SH≦b≦0.60
×SH、a−b≧0.20×SHの関係にある空気入り
ラジアルタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音、乗り心地及
び操縦安定性を向上させ、転がり抵抗の両立を達成させ
たタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行時にタイヤから発生する騒音は、走
行路面の状態と関連して、振動が車体を伝わり車室内の
運転者や同乗者に影響を与える、比較的低周波数(約1
00〜500HZ)のロ−ドノイズと、タイヤから大気中
に放射される、より広い周波数帯域の騒音が知られてお
り、近年のモータリゼーションの発展に伴って、周囲の
環境に与える影響が大きいことから深刻な社会問題にな
っている。また、道路の継ぎ目や段差等を通過する際に
受けるタイヤ接地面からの入力は、カーカス層やサイド
ウォール等を通じて車体へ伝わり車室内の運転者や同乗
者に不快感を与えるものであるが、近年の高速道路網の
拡充による車両速度の増加に伴い、その影響が更に大き
くなり、乗り心地性の向上が一層要求されるようになっ
てきた。
【0003】騒音はタイヤのトレッド部に刻まれたトレ
ッドパターンとの関連において、ピッチ成分に起因する
騒音、即ち、トレッド部が接地面を通過するとき、主と
して溝内の空気の圧縮・膨張に起因する空気の振動によ
る放射音と、トレッド部の内側に埋設されたベルト層お
よびカーカス層を含むトレッド部全体の振動に基づく放
射音が含まれる。ピッチ成分による騒音は、パターン設
計時にピッチバリエーションの手法を用いて低減が図ら
れることは広く知られている通りである。一方トレッド
部の振動に基づく騒音の低減については、トレッドゴム
のゲージを厚くしたり、ベルト層の周囲にコード補強層
を追加配置することが有効とされてきた。しかし、トレ
ッドゴムのゲージを厚くすることは、転がり抵抗が悪化
するばかりでなく、トレッド部の剪断剛性も低下するた
めに操縦安定性をも悪化させてしまう。また、コード補
強層を追加することは、ベルト部の層間剪断歪みが増大
し、転がり抵抗を悪化させてしまうという問題があっ
た。一方、乗り心地性能は道路の継ぎ目や段差等の通過
時のタイヤ接地面からの入力が、カーカス層やサイドウ
ォール等を通じて車体へ伝達されるため、カーカス層や
サイドウォール等の剛性を低下させることで、入力を車
体へ伝達を抑制し、乗り心地性を改良することは可能だ
が、操縦安定性が低下する問題があった。トレッド部の
振動に基づく騒音は、その部分からカーカス層やサイド
ウォール等に伝達された振動による影響も多大であり、
また、乗り心地性を改良するためには、前記のようにカ
ーカス層やサイドウォール等の改良により入力の車体へ
の伝達を抑制することが有効である。以上により、騒音
及び乗り心地性改良するためには、カーカス層やサイド
ウォール等の改良により入力の車体への伝達を有効に抑
制することが可能である。そこで、特開平2−2081
03や特開平5−270207等のサイドウォール部に
ダンパーシートを配置した発明や、ベルトとカーカスに
挟まれた部分に硬度の高いゴム性シートを配置すること
により、乗り心地性や騒音を改良した発明があるが、そ
の効果は使用者等を十分に満足させるには至らなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発明者は、転がり抵抗
を増大させることなく、騒音、乗り心地性及び操縦性安
定性を十分に改良するために、カーカス層やサイドウォ
ール等の改良により入力の車体への伝達を有効に抑制す
ることを目的とした。
【0005】前記のように、騒音、乗り心地性及び操縦
安定性を改良するためには、カーカス層やサイドウォー
ル等の改良により入力の車体への伝達を抑制することが
有効なことは上記の通りだが、発明者は従来技術では達
成し得なかった原因について検討を加えた結果、前記の
振動緩衝用シートの材質、厚さ及び配置位置等について
改良を加えることとした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のビード
部内に埋設したビードコア相互間にわたり、該ビード部
に連なる一対のサイドウォール部とトレッドとを補強す
る少なくとも一層のカーカスを備える空気入りラジアル
タイヤであって、タイヤ半径方向におけるビードベース
ラインからベルト層の軸方向外側端までの範囲におい
て、25℃のときの損失正接tan δが0.22以上でか
つ0.56以下であり、短繊維を含有しているゴムシー
トを配置したことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ
である。
【0007】発明者は、タイヤの接地面からの入力によ
って生じる振動が、カーカス層に沿って車体へ伝達され
るのが大半であることを突き止め、伝達抑制のために前
記の振動緩衝用のゴムシートの効果的な材質について考
察した。その結果、25℃のときの損失正接tan δが
0.22以上でかつ0.56以下でかつ短繊維を含有し
ていることが好ましいことを究明した。また、25℃の
ときの損失正接tan δが0.22未満であれば、振動緩
衝の効果が小さいことが判明し、25℃のときの損失正
接tan δが0.56より大きければ、転がり抵抗が悪化
することが判明した。また、短繊維は操縦安定性を効果
的に向上させることができることも判明した。更に好ま
しくは、短繊維がタイヤ周方向に配向していると、乗り
心地及び転がり抵抗を損なうこと無く、操縦安定性を向
上させることができる。ここでの損失正接tan δの測定
は、各々試料に初期歪み10% 、振動数50Hz、動歪
み1.0% 、および温度25℃の条件下で、東洋精機製
スペクトロメーターを用いて行った。
【0008】また、サイド部にゴムシート等を配置し、
ゴムゲージを増加させた場合にも、転がり抵抗が悪化す
る。そこで、前記ゴムシートの厚さについて検討をおこ
なった結果、前記ゴムシートの平均厚みが、0.5mm
以上3.0mm以下であることが好ましく、さらに好ま
しくは1.0mm以上2.0mm以下である。ゴムシー
トの厚さが3.0mmより大きければ、転がり抵抗が悪
化し、ゴムシートの厚さが0.5mm未満であれば、振
動緩衝の効果が小さいからである。
【0009】加えて、25℃のときの貯蔵弾性率
(E’)が0.97×108dyn/cm2 以上でかつ6.7
×108dyn/cm2 以下であることが好ましい。25℃の
ときの貯蔵弾性率(E’)が0.97×108dyn/cm2
未満であれば、振動緩衝の効果が小さいことが判明し、
6.7×108dyn/cm2 より大きければ転がり抵抗が悪
化することが判明した。また、短繊維は操縦安定性を効
果的に向上させることができる。ここでの貯蔵弾性率
(E’)の測定は、厚さ2mm、幅4.7mm、長さ2
0mmとした各々の試料に、初期荷重150g、振動数
50Hz、動歪み1.0% 、および温度25℃の条件下
で、東洋精機製スペクトロメーターを用いて行った。次
に、ゴムシートのタイヤ半径方向外側端の配置位置につ
いて検討した。その結果、前記ビードベースラインから
タイヤ半径方向外側端までの距離をSHとしたとき、前
記ビードベースラインから前記ゴムシートの半径方向外
側端までの距離をaとしたとき、0.55×SH≦a≦
0.80×SHが好ましい。aが0.55×SH未満で
は振動緩衝の効果が小さく、aが0.80×SHより大
きいと転がり抵抗が悪化するからである。
【0010】加えて、ゴムシートのタイヤ半径方向内側
端の配置位置について検討した。その結果、前記ビード
ベースラインからタイヤ半径方向内側端までの距離をS
Hとしたとき、前記ビードベースラインから前記ゴムシ
ートの半径方向外側端までの距離をbとしたとき、0.
33×SH≦b≦0.60×SHが好ましい。bが0.
33×SH未満では振動緩衝の効果が小さく、bが0.
60×SHより大きいと転がり抵抗が悪化するからであ
る。そして、この場合に、a−b≧0.20×SHが好
ましい。a−bが0.20×SH未満であると、振動緩
衝効果および操縦安定性効果が小さいからである。
【0011】
【発明の実施の形態】以上の効果を確認するために、タ
イヤサイズ205/65R15である空気入りラジアル
タイヤを数種作成し、供試タイヤを5.5J×15リム
に組み、2.0kgf/cm2 の内圧を充填し、室内又は実車
にて下記試験を実施した。
【0012】まず、アスファルト路上において実車にて
速度60km/h時の定常走行時の車内騒音のオーバーオ
ール値の測定を行い、従来例タイヤとの騒音の差をdB
にて表示している。
【0013】次に、乗り心地試験をテストコースにて実
車を速度40〜80km/hで、段差路面・継ぎ目路面
・ベルジアン路等を走行させ、テストドライバーによる
フィーリング評価をした。評価は10点満点法で評価し
た。
【0014】また、転がり抵抗試験として、供試タイヤ
に荷重400kgを負荷した状態で直径1707mmのド
ラムに押しつけて200km/hの速度から惰力走行させ、
回転中の速度の度合いから転がり抵抗を算出した。尚、
評価は、従来例タイヤを100とし、他の供試タイヤを
指数で表示したため、小さいほど良好である。
【0015】最後に、操縦安定性試験を実施した。テス
トコースにて実車を速度60〜120km/hで、直
進、レーンチェンジ、円旋回させテストドライバーによ
るフィーリング評価をした。評価は上記乗り心地試験と
同様に、10点満点法で評価した。
【0016】
【実施例】以下図面に基づき説明する。図1は本発明に
おける実施例1を示すタイヤの部分断面図である。図に
おいてタイヤ1 は、一対のサイドウォール2 と、両サイ
ドウォール2 間に跨がって円筒状に延びるトレッド部3
がトロイド状に連なり、サイドウォール2 の先端部に埋
設したビードリング4 の回りに巻き上げられた端部をも
つカーカスが、サイドウォール2 およびトレッド部3 の
領域を通って延び、またカーカス5 のクラウン部におけ
るトレッド3 との間に、このトレッドの幅ほぼいっぱい
に亙って延びるベルト6 を配置している。カーカス5
は、ポリエステル(レーヨン、ナイロン等で代用も可
能)繊維コードを、赤道面O に対しほぼ90°(ラジア
ル)に配列した巻き上げカーカス1枚からなり、またベ
ルト層には、スチールまたはアラミド等の非伸長性コー
ドを赤道面O に対し24°の角度で傾斜配列したベルト
カーカス2枚を、それ等のコードが交差するように重ね
合わせている。
【0017】・実施例1 実施例1は図1に示すように、tan δが0.40で厚さ
1.5mm、前記距離aが0.70×SH、前記距離b
が0.45×SH、距離(a−b)が0.25×SHで
あり、短繊維をランダム方向に含有させ、本体部カーカ
ス5-1 の外方に隣接し振動緩衝用ゴムシートを配置させ
た。 ・実施例2 ゴムシートの短繊維がタイヤ周方向に含有させた以外
は、実施例1と同様であった。 ・実施例3 実施例3はゴムシートのtan δが0.22である以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例4 実施例4はゴムシートのtan δが0.56である以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例5 実施例5はゴムシートの厚さが0.2mmである以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例6 実施例6はゴムシートの厚さが0.5mmである以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例7 実施例7はゴムシートの厚さが3.0mmである以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例8 実施例8はゴムシートの厚さが3.2mmである以外
は、実施例2と同様であった。 ・実施例9 実施例9はゴムシートの前記貯蔵弾性率(E’)が0.
90×108dyn/cm2である以外は、実施例2と同様であ
った。 ・実施例10 実施例10はゴムシートの前記貯蔵弾性率(E’)が
0.97×108dyn/cm2である以外は、実施例2と同様
であった。 ・実施例11 実施例11はゴムシートの前記貯蔵弾性率(E’)が
0.67×108dyn/cm2である以外は、実施例2と同様
であった。 ・実施例12 実施例12はゴムシートの前記貯蔵弾性率(E’)が
0.70×108dyn/cm2である以外は、実施例2と同様
であった。 ・実施例13 実施例13は前記距離aが0.50、距離(a−b)が
0.05×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例14 実施例14は前記距離aが0.55、距離(a−b)が
0.10×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例15 実施例15は前記距離aが0.80、距離(a−b)が
0.35×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例16 実施例16は前記距離aが0.85、距離(a−b)が
0.40×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例17 実施例17は前記距離bが0.30、距離(a−b)が
0.40×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例18 実施例18は前記距離bが0.33、距離(a−b)が
0.37×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例19 実施例19は前記距離bが0.60、距離(a−b)が
0.10×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例20 実施例20は前記距離bが0.65、距離(a−b)が
0.05×SHである以外は、実施例2と同様であっ
た。 ・実施例21 実施例21は前記の配置箇所が本体部カーカス5-1 内方
に隣接させている以外は、実施例2と同様であった。 ・実施例22 実施例22は前記の配置箇所がカーカス5 とサイドゴム
9 間である以外は、実施例2と同様であった。 ・実施例23 実施例23は前記の配置箇所がサイドゴム9 の一部であ
る以外は、実施例2と同様であった。 ・比較例1 比較例1はゴムシートのtan δが0.20である以外
は、実施例2と同様であった。 ・比較例2 比較例2はゴムシートのtan δが0.58である以外
は、実施例2と同様であった。 ・比較例3 比較例3はゴムシートに短繊維が含有されていない以外
は、実施例2と同様であった。 ・従来例 従来例は振動緩衝用シート配置していないである以外
は、実施例1と同様であった。
【0018】以上の供試タイヤにて試験を実施した結果
を下記の表1〜3に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
【発明の効果】以上ように、転がり抵抗、操縦安定性を
低下をすることなく、騒音及び乗り心地を改良するため
に、カーカス層やサイドウォール等の改良により入力の
車体への伝達を有効に抑制することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1実施例を示すタイヤの左半
分の断面図。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 サイドウオ−ル 3 トレッド部 4 ビードコア 5 カーカス 5-1 本体部カーカス 5-2 巻き上げ部カーカス 6 ベルト 7 ゴムシート 8 ビードフィラー 9 サイドゴム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 13/00 B60C 13/00 E C08K 7/02 KDW C08K 7/02 KDW C08L 21/00 C08L 21/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部内に埋設したビードコ
    ア相互間にわたり、該ビード部に連なる一対のサイドウ
    ォール部とトレッドとを補強する少なくとも一層のカー
    カスを備える空気入りラジアルタイヤであって、 タイヤ半径方向におけるビードベースラインからベルト
    層の軸方向外側端までの範囲において、 25℃のときの損失正接tan δが0.22以上でかつ
    0.56以下であり、短繊維を含有しているゴムシート
    を配置したことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ゴムシートに含有されている短繊
    維の配向方向が、タイヤ周方向であることを特徴とする
    請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記ゴムシートの平均厚みが、0.5
    mm以上3.0mm以下であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ゴムシートの貯蔵弾性率(E’)
    が、0.97×108dyn/cm2 以上6.7×108dyn/cm
    2 以下であることを特徴とする請求項1至3のいずれか
    1の請求項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記ビードベースラインからタイヤ半
    径方向外側端までの距離をSHとしたとき、前記ビード
    ベースラインから前記ゴムシートの半径方向外側端まで
    及び半径方向内側端までの距離をa及びbとしたとき、 0.55×SH≦a≦0.80×SH 0.33×SH≦b≦0.60×SH a−b≧0.20×SH の関係にある請求項1至4のいずれか1の請求項にに記
    載の空気入りラジアルタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168637A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2007015433A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
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