JP7360009B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
2[mm] ≦ MT ≦ 15[mm]、
の条件を満足してもよい。
CH ≧ 0.20×SH、
の条件を満足してもよい。
LH ≧ 0.30×SH、
の条件を満足してもよい。
0.10[g/cm3] ≦ DS ≦ 0.90[g/cm3]、
の条件を満足してもよい。
H1/Hf ≧ 1.05、
の条件を満足してもよい。
D1 ≧ 0.2[mm]、
の条件を満足してもよい。
<車両>
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1が装着される車両500を示す側面図である。図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1が装着される車両500を後方から見た図である。
図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す子午断面図である。子午断面とは、タイヤ赤道面CLに直交する断面をいう。
吸音層9は、サイドウォール部4の外表面の少なくとも一部に配置される。吸音層9は、半独立気泡を有する。吸音層9は、走行時においてトレッド部2から発生する通過音の少なくとも一部を吸収する。吸音層9が通過音の少なくとも一部を吸収することにより、通過音が低減される。
図5は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の要部を示す子午断面図である。図5に示すように、吸音層9は、サイドウォール部4の外表面に配置される。
カーカス層6の折り返し部62は、タイヤ径方向外側端部62Aがベルト層7の一部及びベルトカバー8の一部と重複するように、タイヤ径方向外側に延在する。折り返し部62のタイヤ径方向外側端部62Aは、ベルト層7のタイヤ径方向内側に配置される。
図6は、本実施形態に係る規定リム10に装着された状態の空気入りタイヤ1の要部を示す子午断面図である。図6に示すように、空気入りタイヤ1は、規定リム10に装着される。ビード部5は、規定リム10のリムフランジに固定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、サイドウォール部4の外表面の少なくとも一部に、半独立気泡を有する吸音層9が配置される。これにより、トレッド部2から発生した通過音が吸音層9に吸収される。したがって、空気入りタイヤ1は、通過音を低減することができる。
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
以下、表1を用いて、従来例に係る空気入りタイヤと本発明に係る空気入りタイヤとについて実施した評価試験について説明する。表1は、空気入りタイヤの評価試験の結果を示す。従来例に係る空気入りタイヤとして、特許文献1に開示されている空気入りタイヤに相当する空気入りタイヤを用意した。本発明に係る空気入りタイヤとして、実施例1から実施例12の空気入りタイヤを用意した。
Claims (10)
- トレッド部と、
前記トレッド部のタイヤ幅方向両側に配置される一対のサイドウォール部と、
前記サイドウォール部の外表面の少なくとも一部に配置され、半独立気泡を有する吸音層と、を備え、
車両に対する装着方向が指定され、
前記吸音層は、前記車両の車幅方向内側の前記サイドウォール部の外表面に配置され、車幅方向外側の前記サイドウォール部の外表面に配置されない、
空気入りタイヤ。 - タイヤ幅方向における前記吸音層の最大厚さをMTとしたとき、
2[mm] ≦ MT ≦ 15[mm]、
の条件を満足する、
請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記吸音層は、タイヤ最大幅位置を含み、
前記吸音層のタイヤ径方向外側端部は、前記タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側に配置され、
タイヤ径方向において、前記タイヤ最大幅位置と前記吸音層のタイヤ径方向外側端部との距離をCH、タイヤ断面高さをSHとしたとき、
CH ≧ 0.20×SH、
の条件を満足する、
請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記吸音層のタイヤ径方向長さをLH、タイヤ断面高さをSHとしたとき、
LH ≧ 0.30×SH、
の条件を満足する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記吸音層の密度DSは、
0.10[g/cm3] ≦ DS ≦ 0.90[g/cm3]、
の条件を満足する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記吸音層は、天然ゴム及びブタジエンゴムの少なくとも一方を含む、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 規定リムに装着された状態で、前記吸音層のタイヤ径方向内側端部は、前記規定リムよりもタイヤ径方向外側に配置される、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記規定リムのリム径の測定点から前記規定リムのタイヤ径方向外側端部までの距離をHf、前記測定点から前記吸音層のタイヤ径方向内側端部までの距離をH1としたとき、
H1/Hf ≧ 1.05、
の条件を満足する、
請求項7に記載の空気入りタイヤ。 - 前記トレッド部の内部に配置されるベルト層と、
前記ベルト層よりもタイヤ径方向外側に配置されるベルトカバーと、を備え、
前記ベルトカバーのタイヤ幅方向外側端部と前記吸音層のタイヤ径方向外側端部との距離をD1としたとき、
D1 ≧ 0.2[mm]、
の条件を満足する、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 一対の前記サイドウォール部よりもタイヤ径方向内側に配置される一対のビード部と、
一対の前記ビード部に支持されるカーカス層と、を備え、
前記カーカス層は、一対の前記ビード部に架けられるカーカス本体部と、前記ビード部においてカーカス本体部からタイヤ幅方向外側に折り返される折り返し部とを有し、
前記折り返し部のタイヤ径方向外側端部は、前記吸音層のタイヤ径方向外側端部よりもタイヤ径方向外側に配置される、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019086760A JP7360009B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019086760A JP7360009B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 空気入りタイヤ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020183133A JP2020183133A (ja) | 2020-11-12 |
JP7360009B2 true JP7360009B2 (ja) | 2023-10-12 |
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ID=73045359
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019086760A Active JP7360009B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 空気入りタイヤ |
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JP (1) | JP7360009B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010047053A (ja) | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 制音具付き空気入りタイヤ |
JP2015113043A (ja) | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2017094841A (ja) | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
WO2017099203A1 (ja) | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ及びタイヤの製造方法 |
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2019
- 2019-04-26 JP JP2019086760A patent/JP7360009B2/ja active Active
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