JPH1058388A - タック紙の不要部分除去装置 - Google Patents

タック紙の不要部分除去装置

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Publication number
JPH1058388A
JPH1058388A JP21265696A JP21265696A JPH1058388A JP H1058388 A JPH1058388 A JP H1058388A JP 21265696 A JP21265696 A JP 21265696A JP 21265696 A JP21265696 A JP 21265696A JP H1058388 A JPH1058388 A JP H1058388A
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JP
Japan
Prior art keywords
roll
paper
backing
unnecessary
unnecessary part
Prior art date
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Pending
Application number
JP21265696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Miyazaki
正次 宮崎
Kenji Sueyoshi
健二 末吉
Toru Nakanishi
亨 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUKATANI HAMONO SEISAKUSHO KK
Tsukatani Hamono Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
TSUKATANI HAMONO SEISAKUSHO KK
Tsukatani Hamono Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TSUKATANI HAMONO SEISAKUSHO KK, Tsukatani Hamono Manufacturing Co Ltd filed Critical TSUKATANI HAMONO SEISAKUSHO KK
Priority to JP21265696A priority Critical patent/JPH1058388A/ja
Publication of JPH1058388A publication Critical patent/JPH1058388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール紙に押切加工が施されたタック紙から
不要部分4を剥離除去する装置において、不要部分4が
途中で切断されることなく安定かつ高速に剥離除去す
る。 【解決手段】 押切加工が施されたタック紙を送る下側
ロール11および上側ロール12と、その上側ロール1
2の上側に外接するニップロール13を設け、不要部分
4を上側ロール12とニップロール13の間を通して巻
き取りロール15に巻き取らせ、ニップロール13の外
周に、シール紙に対し非粘着質であって、かつ、弾力性
に富む材料を貼りつけ、巻き取りロール15のトルクを
弱くしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タック紙の不要部
分除去技術に関する。
【0002】
【従来の技術】タック紙とは台紙とシール紙の二重又は
多重構造より成る特殊紙であって、シール紙表面に印刷
が施されたのち図1に例示するようにその印刷部分1を
囲む所定輪郭2に沿ってシール紙層のみを切る押切加工
が施されたものである。この場合、押切加工が施された
所定輪郭2で囲まれた部分が有用部分3であり、それ以
外の部分、すなわち所定輪郭2の外側の部分が不要部分
4である。
【0003】この不要部分4を除去する装置として例え
ば図2に示すものがある。これは、押切り加工後のタッ
ク紙5を台紙つき有用部分6と不要部分4に剥離分割
し、不要部分4を固定ロール7とダンサーロール8を介
して巻き取りロール9に巻き取る構造であり、巻き取り
ロール9を強いトルクで駆動し、それにより生ずる不要
部分4の引張力により、台紙から剥離分割していた。
【0004】一般に、不要部分4の横断面積には多数の
不連続点があって、各不連続接点に応力が集中し、ま
た、不要部分4の裏面には粘着層が設けられているの
で、この粘着力が巻き取りの抵抗を不安定なものにする
ので、従来例のように巻き取りロール9を強いトルクで
駆動する型式では、引張応力の集中する個所が切れると
いう欠点があり、シール紙の厚みが薄くなると、又は巻
取り部までの距離が長くなると、この欠点がさらに重大
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、巻き取り時
に不要部分4が切れるという上記欠点を解消し、生産性
の高い、タック紙の不要部分除去装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタック紙の不要
部分除去装置は、台紙とシール紙の二重又は多重構造を
なすタック紙に押切加工が施されたのち、台紙から不要
部分を剥離除去する装置であって、上記押切加工が施さ
れたタック紙の少なくとも台紙を含む部分を所定通路に
沿って走行させるタック紙送り手段と、その送り手段の
走行面上面に近接して設置され上記不要部分を台紙から
剥離するための上側ロール(12)と、その上側ロール
(12)に外接し、外周部が上記シール紙に対し、非粘
着質であって、かつ、弾力性を有するニップロール(1
3)とが、上記上側ロール(12)の送り方向下流に設
けられたタック紙有用部分送りロール(14)よりも速
い周速で上記上側ロール(12)および上記ニップロー
ル(13)を駆動する駆動手段と、上記上側ロール(1
2)および上記ニップロール(13)の送り方向下流に
設けられた不要部分蓄積手段を有することを特徴として
いる。
【0007】本発明の不要部分蓄積手段として、床面に
たれ流す方法と、スリップ機構つき巻き取りロール(1
5)を設ける方法がある。
【0008】
【作用】従来は巻取りに要するトルクを利用して剥離し
ていたのに対し、本発明は、巻取りに要するトルクと、
剥離に要するトルクを分割した。不要部分の剥離力は上
側ロール(12)とニップロール(13)の送りにより
与えられる。この剥離力は上側ロール(12)外周の半
分以下のごくわずかな時間しか不要部分に作用せず、し
かも、ニップロール(13)の外周部が非粘着質であっ
て、かつ、弾力性を有するため、不要部分の横断面積の
急変に対して緩衝的に対応するとともに粘着による巻き
取り抵抗の急変がなく、応力集中個所が切れることがな
く、巻き取りに要するトルクは極めて少なくてすむ。
【0009】
【発明の実施の形態】図3に本発明の実施例の正面図を
示す。印刷と押切加工の施されて折りたたまれた用紙1
6は複数個の抵抗(ブレーキ)ロール装置17、下側ロ
ール11を通って、上側ロール12より成る不用部分剥
離ロールに導かれ、不要部分4は上側ロール12とニッ
プロール13に挟まれて送られることにより台紙から剥
離され、斜め上方に設けられた巻き取りロール15に小
さなトルクで巻き取られる。一方、タック紙の台紙つき
有用部分6は有用部分送りロール14と抑えロール18
を通ったのち元通り折りたたまれる。
【0010】送りロール14は図示しないモータにより
回転駆動され、各ロール軸を支える側板19の外側に設
けられた歯車により中間軸20が駆動され、この中間軸
20と上側ロール12の軸がタイミングベルト21によ
り係合し、上側ロール12とニップロール13が歯車に
より連結され、このような機構により上側ロール12、
ニップロール13が、有用部分送りロール14より速い
周速で駆動される。不要部分の巻き取りロール15は独
立して設けられたモータによりスリップ機構を介して駆
動される。二点鎖線15Aは巻き太りした状態を示して
いる。
【0011】ニップロール13の外周には、シール紙に
対し非粘着質であって、かつ、弾力性に富んで半径が柔
軟に変化する構造物、例えば図4に拡大図を示すよう
に、微小なプラスチック製ループ22…22を表面に植
設したマジックテープが貼りつけられている。このニッ
プロール13は軸23を中心として回動しうるアーム2
4の先端に設けられており、歯車のかみ合いの範囲内で
上側ロール12との間の軸間距離が弾力的に変動する。
また、アーム24はレバー25の操作により固定側(実
線)と解放側(二点鎖線)を切り換えることができる。
【0012】巻き取りロール15のモータの駆動トルク
は弱く、ロール15の間にスリップ機構が設けられてお
り、かつ、ロール15の周速が上側ロール12の周速に
対して十分大きい。従って、不要部分4に働く張力が小
さく、ロール15の巻き太りに対応することができる。
本発明は、この巻き取りロール15は省略し、不要部分
4を床面上へたれ流して実施することもできる。
【0013】上記実施例において、下側ロール11は従
動回転ロールに限らず、回転しない固定ロールであって
もよく、或いはタック紙の進行方向を変えるための所定
の曲率をもつガイド板であってもよい。
【0014】また、上記実施例は、折りたたまれたタッ
ク紙から、不要部分を剥離し再び元通り折りたたむもの
について説明したが、本発明は、印刷工程、押切加工工
程と一貫して実施することもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、台紙から剥離された不
要部分4が上側ロール12の外周に従って略半回転した
のちは、弱い張力で巻き取りロール15に巻き取られ、
或いはたれ流しされ、かつ、上側ロール12と協同して
不要部分4を剥離するニップロールの外周部に、シール
紙に対し非粘着質であって弾力性に富む物が設けられて
いるので、不要部分4が切れることなく安定的かつ高速
度で剥離除去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、タック紙の一例を示す図である。
【図2】は、従来例を示す斜視図である。
【図3】は、本発明の一実施例を示す正面図である。
【図4】は、本発明のニップロール13の外周の部分拡
大図である。
【符号の説明】
1・・・・印刷部分 2・・・・押切加工された輪部 3・・・・有用部分 4・・・・不要部分 11・・・・下側ロール 12・・・・上側ロール 13・・・・ニップロール 14・・・・有用部分送りロール 15・・・・不要部分巻き取りロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅、長尺の台紙とシール紙が二重又
    は多重構造をなし、そのシール紙に所定輪郭の押切加工
    が施されたタック紙から、上記押切加工が施された所定
    輪郭の外側の不要部分を上記台紙から剥離除去する装置
    であって、上記押切加工が施されたタック紙の少なくと
    も台紙を含む部分を所定通路に沿って走行させるタック
    紙送り手段と、その送り手段の走行面上面に近接して設
    置され上記不要部分を台紙から剥離するための上側ロー
    ルと、その上側ロールに外接し外周部が上記シール紙に
    対し非粘着質であって、かつ、弾力性を有するニップロ
    ールとが、上記上側ロールの送り方向下流に設けられた
    タック紙有用部分送りロールよりも速い周速で、上記上
    側ロールおよび上記ニップロールを駆動する駆動手段
    と、上記上側ロールおよび上記ニップロールの送り方向
    下流に設けられた不要部分蓄積手段を有する、タック紙
    の不要部分除去装置。
  2. 【請求項2】 上記蓄積手段がスリップ機構つき巻き取
    りロールである、請求項1に記載のタック紙の不要部分
    除去装置。
JP21265696A 1996-08-12 1996-08-12 タック紙の不要部分除去装置 Pending JPH1058388A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21265696A JPH1058388A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 タック紙の不要部分除去装置

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JP21265696A JPH1058388A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 タック紙の不要部分除去装置

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JPH1058388A true JPH1058388A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16626239

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JP21265696A Pending JPH1058388A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 タック紙の不要部分除去装置

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JP (1) JPH1058388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144705A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Toppan Forms Co Ltd ラベル製造装置
JP2016203308A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成システム

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144705A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Toppan Forms Co Ltd ラベル製造装置
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