JPH1058066A - タイミングを自動的に調節できる鍛造機カム - Google Patents
タイミングを自動的に調節できる鍛造機カムInfo
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- JPH1058066A JPH1058066A JP9144198A JP14419897A JPH1058066A JP H1058066 A JPH1058066 A JP H1058066A JP 9144198 A JP9144198 A JP 9144198A JP 14419897 A JP14419897 A JP 14419897A JP H1058066 A JPH1058066 A JP H1058066A
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/10—Drives for forging presses
- B21J9/18—Drives for forging presses operated by making use of gearing mechanisms, e.g. levers, spindles, crankshafts, eccentrics, toggle-levers, rack bars
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/02—Special design or construction
- B21J9/022—Special design or construction multi-stage forging presses
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract
出しピンを作用するため、カムのタイミングを自動的に
調節できる順送り鍛造機を提供する。 【解決手段】 手作業を行わずにカムの調節を行うこと
ができ、これによって交換時間を短くし、交換に必要な
熟練の程度を小さくする。移送フィンガ及び突出し作用
の各々を行うため、別々のカムアッセンブリが設けられ
ている。これらのカムアッセンブリは、対応する一連の
カムストップアクチュエータ及び共通のクラッチアクチ
ュエータを適当に作動することによって共通のシャフト
上で選択的に再位置決めできる一連のカム区分によって
提供される。
Description
良に関し、更に詳細には、加工物ブランクの位置を制御
する装置のタイミングを自動的に変えるための装置に関
する。
造機は、加工を行う特定の部品が必要とする容積に応じ
て工具の交換を頻繁に必要とする。例えば、米国特許第
4,898,017号には、工具の交換に必要な時間を
短くし、技術を低くするためのシステムが示されてい
る。特定のシステムでは、ブランク移送装置のフィンガ
を作動するためのカム及びパンチのところでブランクの
突出し(knockout)を行うためのカムは、これらのカム
の上昇区分(rise)、降下区分(fall)、及び/又はド
ウェル区分(dwell )を最適の性能に設定できるように
手動で調節されていた。上掲の米国特許第4,898,
017号では、移送装置を作動するためのカムは設定さ
れた工具とともに取り外し、その代わりに別のカムを関
連した別の工具の組と交換する。
の手段】本発明は、順送り鍛造機の加工物位置決め要素
を作動するための自動的に再プログラムできるカムシャ
フトアッセンブリを提供する。カムシャフトアッセンブ
リは、本発明によれば、機械が新たな製造を行うために
別の工具との交換を行うとき、動力作動式アクチュエー
タによって調節できる。開示のように、カムアッセンブ
リは、機械のワークステーションの夫々一つと各々関連
した複数のカムを有する。これらのカムは、クラッチ機
構及びクラッチの解除時にカムとシャフトとの間で選択
的に相対回転を行う一組のアクチュエータによってカム
シャフト上で角度を調節できる。カムの所望の角度設定
が得られたとき、クラッチ機構が係合し、カム即ちロー
ブをシャフトに摩擦で係止する。
は、移送機構用のカム及び調時的突出し機構のカムに適
用される。移送カムは、個々のフィンガの開放タイミン
グを制御し、カムの輪郭の上昇区分のタイミング、及び
これとは別にカム輪郭の降下区分のタイミングを各ワー
クステーションで、別のワークステーションでの対応す
るタイミングとは別個に調節するための設備を有する。
調時された突出しカムは、加工物を工具から押し出すピ
ンを制御し、このカム輪郭の降下区分のタイミングを調
節するための設備を有する。カムシャフトアッセンブリ
の各々において、単一のアクチュエータは、調節可能な
カムを全てクラッチ連結するか或いはクラッチ解除する
ように構成されている。各カム輪郭区分の各々の調節
は、別の関連した動力作動式ストップによって行われ
る。調節は、カムシャフトの関しされた開放に基づいて
行われ、区分をカムシャフトに対して適当に制動し、解
放する。
の方法で、フレーム12上のダイブレスト11と、この
ダイブレストに向かって及び遠ざかる方向に水平に往復
動するスライド13を有する。順送り鍛造機10はフォ
ーマーとも呼ばれる。ダイブレスト11及びスライド1
3の面に亘って水平方向に等間隔に間隔を隔てて配置さ
れたワークステーションは、ダイブレストに支持された
ダイ及びスライドに取り付けられた工具によって代表さ
れる。
加工物移送装置は、向き合ったフィンガ18、19から
なる組を有する。各組は、一つのワークステーションの
加工物21を把持し、これを次のワークステーションに
運ぶことができる。このような移送の一つの種類は、1
995年2月8日に出願され、本発明の譲受人に譲渡さ
れた米国特許出願第08/385,324号に示してあ
る。同特許出願に触れたことにより、その特許出願に開
示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。
フィンガ18、19からなる代表的な組の開閉は、従動
体レバー26(図5参照)、プッシュロッド27、2
8、動作移送レバー30、連結ロッド35、及びベルク
ランク29(図2参照)からなるリンクを通して作動す
るカムシャフトアッセンブリ25に設けられた関連した
カム24によって行われる。
転するため、ベルクランク29の端部31が下方に移動
されたときにフィンガ18、19が作動する。枢軸シャ
フト32は、枢軸シャフトに固定されたアーム38に連
結されたプッシュロッド34に設けられたローラー33
に対してベルクランクレバー端部31が下方に移動した
とき、図2のその軸線を中心として時計廻り方向に枢動
するように移送キャリッジ(図示せず)に支持されてい
る。一方のフィンガ18は、シャフト32にこのシャフ
トとともに回転するように係止されており、協働するフ
ィンガ19は、隣接したシャフト上で自由に枢動する。
フィンガ18、19は、互いに開閉を行うように、ピン
36によって互いにキー止めされている。フィンガ1
8、19は、シャフト32に設けられたアーム38を通
して作用する圧縮ばね37によって閉鎖位置に押圧され
ている。ベルクランク端部31の表面39は、移送キャ
リッジの移動方向に水平に延びている。そのため、ロー
ラー33はベルクランクと接触したままであり、従っ
て、カム24の制御下にある。
と平行に延びるカムシャフトアッセンブリ25は、軸線
方向に等間隔に間隔が隔てられた一連のカム24を有す
る。これらのカムは、上述のフィンガ18、19からな
る組が代表する移送フィンガの組と各々関連している。
カム24の各々は、カムの輪郭の上昇区分46、ドウェ
ル区分47、及び降下区分48を構成する部分の組み合
わせである。カムの輪郭のカム上昇区分46及び降下区
分48は、夫々、ハブ49、51、及びプレート52、
53からなるサブアッセンブリである。各プレート5
2、53は、関連したハブ49、51に夫々ボルト止め
されている。ハブ49、51は、アッセンブリ25の細
長いシャフト54上に組み立てられている。ハブ49、
51の円形のボア56、57は、以下に論じる状態下で
これらのハブがシャフト54上で回転できるような寸法
になっている。図示のように、特定のカムのカムプレー
ト52、53は、互いに隣接するようにシャフト54上
に組み立てられている。シャフト54の円形の輪郭には
一対の長さ方向溝が切り込んであり、長さ方向に延びる
一体の駆動キー61を形成する。カムプレート52、5
3からなる各組の間には、トルクプレート62が設けら
れている。トルクプレート62には、不規則な形状の又
は円形以外の形状のボア63が設けられている。このボ
アには、シャフトキー61の断面と相補的なノッチ即ち
スロット64が設けられている。カム24と関連したト
ルクプレート62は半径方向延長部66を有し、この延
長部は、カム24の輪郭のドウェル区分47を構成す
る。
リ25には間隔が隔てられたカム24及び介入カム(in
tervening cams)41が設けられており、そのため、種
類が異なる二つの移送を行うことができる。例えば、カ
ム24は、いわゆる「直線式(straight across )」移
送で使用でき、カム41は、加工物をワークステーショ
ンからワークステーションに移送し、所望に応じて端部
と端部とを逆にするいわゆる「ユニバーサル式」移送を
行うのに使用できる。この理由により、カム24及び4
1の輪郭は異なる。カム41は、カム24と関連して説
明したのと同じ方法でつくられている。介入カム41
は、プレート71、72、及びハブ73、74を有す
る。プレート71、72、及びハブ73、74は、カム
24のプレート52、53、及びハブ49、51と対応
する。プレート71、72は、カム輪郭の上昇区分及び
降下区分、及び限られた量のドウェルを提供し、トルク
プレート延長部66によって交互のカム24に設けられ
ているような、延長ドウェルを必要としない。かくし
て、交互のカム41と関連したトルクプレート75に
は、延長部66と等価の半径方向延長部が全く設けられ
ておらず、それらの周囲形体は簡単なワッシャ状であ
る。トルクプレート75の内部形体は、トルクプレート
62と同じであり、そのため、これらのプレートは、シ
ャフト54に回転的に係止されている。
られた個々のフォーク状従動アーム即ち枢動レバー26
は、図5に示すローラー69を有する(図4にその一つ
を仮想線で示す)。このローラーは、関連したカム24
又は41の外周に載っている。カム24又は41による
移送フィンガの組の機械式開閉移動のタイミングは、シ
ャフト54上の上昇カム輪郭、ドウェルカム輪郭、及び
降下カム輪郭の角度位置によりもたらされる。これらの
開閉移動の必須のタイミングは、製造される特定の部品
及びこの製造に使用される工具によって決まる。
したカムプレート52、53及び71、72は、カムシ
ャフト54の端部の延長部77上に支持されたばねパッ
ク76が発生する大きな軸線方向クラッチ力によって、
選択された角度位置に摩擦係止されている。更に特定的
には、カラー78を介して作動するばねパックは、シャ
フト54に固定されたブッシュ82内でシャフト54の
周りに角度をなして配置された複数のピン81を押す。
ピン81はトルクプレートに当接し、このトルクプレー
トは、圧縮ばねの力を全てのカムハブ及び中間トルクプ
レートに伝達する。ブッシュ82、及び従ってシャフト
54は、周囲ローラーベアリング83によって機械上に
回転自在に支持されている。些細な摩擦効果を別にし
て、関連したトルクプレート62、75と接触すること
によって、ばねパック76の全力がハブ49、51及び
73、74の各々の半径方向両面に加わるということは
理解されよう。トルクプレート62、75が、スロット
−キー構造によってシャフト54に回転的に固定されて
いるため、カム24及び41は、ばねパック76の力が
加えられたとき、これらのカムが専有する角度位置に摩
擦によって係止される。
パック76のクラッチ力は、ブッシュ82が形成する環
状ピストン86の形態の油圧式アクチュエータによって
解放される。ブッシュ82は、カラー78の相補的形状
の環状チャンバ87内で作動する。機械の主制御装置が
賦勢するバルブから回転式油圧接手85及び適当なポー
トを通してチャンバ87に入れた高圧の油圧オイルによ
り、ピストン86をチャンバ87から延ばし、ブッシュ
82をカラー78から離し、ばねパック76の力をピン
81から解放し、従ってトルクプレート62、75及び
ハブ49、51及び73、74を解放する。シャフト5
4の角度位置は、当該技術分野で周知のレゾルバー92
によって電子的に監視される。レゾルバー92は、歯付
きプーリ93、94、及び歯付きベルト95によってシ
ャフトに機械的に連結されている。
76が設けられた端部の反対側の端部が図7に示す装置
によって駆動される。機械10の通常の作動中、クラン
クシャフト99(図1参照)の回転と同期して駆動され
るチェーンスプロケット98がスライド13を移動す
る。スプロケット98は、全体に参照番号101を附し
た「ドッグ」クラッチによってカムシャフト54に連結
されている。別の態様では、カムシャフト54は副モー
タ102によってドッグクラッチを介して回転される。
ドッグクラッチ101の軸線方向に移動自在のスプール
103がスプロケット98又はモータ102をカムシャ
フト54に選択的に連結する。スプール103は、カム
シャフト54に固定された外側にスプラインを備えたハ
ブ117によってカムシャフト54にキー止め又はスプ
ライン連結される。これによって、スプール103はハ
ブ上で軸線方向に移動できるが、回転についてはハブに
固定されている。スプール103の一方の面104に
は、スプロケット98が取り付けられたシャフト112
に固定されたカップラー111の駆動ラグ108、10
9を受け入れる直径方向に向き合った凹所が設けられて
いる。図7では、構造上の詳細を示すため、軸線方向に
展開した状態で部品が示してある。実際には、カップラ
ー111はスプール103の向き合った面104の近く
にあり、ハブ117はスプール103のスプライン内に
あり、ウォームギヤ120は、スプール103の反対側
の面の近くにある。スプール103を図7の位置の左方
に寄せると、カムシャフト54はラグ108、109に
よってスプロケットシャフト112に回転的に係止さ
れ、これによってカムシャフトの通常の駆動を行う。駆
動ラグ即ち突出部108、109の向き合ったスプール
凹所に関する形体は、シャフト54及び112が一つの
相対角度位置でしか連結できないような形体である。ス
プール103は、ハブ117が支持する圧縮ばね116
によって左方に押圧される。
の指令によって、ギヤボックス118、ウォーム11
9、及びウォームギヤ120を介してハブ117を選択
的に駆動する。主制御装置の指令で油圧式アクチュエー
タを作動させることによってスプール103を図7で見
て右方に移動させたとき、スプロケット98がカムシャ
フト54から外され、モータ102がカムシャフトに連
結される。アクチュエータ123は、スプール103の
半径方向面に当接したローラー125を支持するフォー
ク124を枢動する。カムシャフト54は、スプール1
03の凹所129、130に受け入れられた、ギヤ12
0に設けられた突出部127、128によって、ギヤ1
20に回転的に連結される。突出部127、128及び
凹所129、130は、これらの要素が連結されたとき
に一つの角度位置しかとれないようにする。
は、対応する半径方向割り出し孔即ち軸線方向に配向さ
れたスロット132をその関連したハブ49、51及び
73、74に有する。カムプレートと割り出し孔との間
の角度関係は、カムシャフト54上での自動的な調節を
可能にする目的で予め定められている。各ハブ49、5
1、73、74は、ストップピン137を有する空気圧
式アクチュエータ136と関連している。このアクチュ
エータは、その賦勢時にストップピン137を夫々の割
り出し孔即ちストップ孔132内に延ばすようになって
いる。個々のストップピン137の各々の移動方向軸線
は、カムシャフト54の回転軸線に対して半径方向の線
上にある。
れる。機械が新たな部品について準備完了しており、各
ステーションの移送フィンガをスライドの移動に関して
調時的な方法で適正に操作し、最適の結果を得ることが
できるようにカム24、41を調節できるものと仮定す
る。この調節は、アクチュエータチャンバ87を賦勢す
ることによってクラッチばねパックを解放することによ
って行われる。ばねパックの解放と同時に、アクチュエ
ータ123でスプール103を移動し、スプロケット9
8をクラッチから外し、モータ102をカムシャフト5
4にクラッチ連結する。機械10の主制御装置の制御下
のモータ102がカムシャフト54を回転すると同時に
レゾルバー92がシャフトの正確な角度位置を示す信号
を主制御装置に送る。主制御装置のメモリーには全ての
ハブ割り出し孔132の角度位置が記憶されている。全
てのアクチュエータ136を低圧で加圧し、スロットが
ピンの下を通過する際にストップピン137を夫々のス
ロット内に降下させる。各ストップピンは、そのカムハ
ブがそれ以上回転しないように拘束する。この際、カム
シャフトは回転し続ける。そのうち、全てのハブを夫々
のピン137によって停止し、アクチュエータ136内
の圧力を一杯に上昇する。その後、カムシャフト54
は、定置のカムハブの各々が新たな所望の角度位置に達
するまで反対方向に回転でき、所望の角度位置に達した
とき、夫々のアクチュエータによってストップピンを引
抜き、ハブはこの所望の角度位置でシャフトとともに移
動する。各ハブボア56、57とカムシャフト表面との
間には、ハブがストップピンと係合していない限り、ハ
ブをシャフトとともに回転させるのに十分な摩擦がある
ということは理解されよう。次に製造する部品について
プログラムされた主制御装置が決定した所望の角度位置
で全てのハブを解放したとき、主制御装置は環状チャン
バ87から油圧流体を流出させ、ばねパック76でクラ
ッチ作用を加え、カムハブ49、51、73、74をカ
ムシャフト上にそれらの所望の角度位置に摩擦で係止で
きるようにする。モータ102は、カムシャフト54が
スプロケットシャフト112と適正に整合するまで作動
できる。適正に整合したとき、主制御装置が アクチュ
エータ123を解放し、ドッグクラッチのスプール10
3を移動してスプロケットシャフト112と係合させ、
モータ102が提供する副駆動装置との係合を外す。こ
のとき、上述のように、移送カムシャフトアッセンブリ
25は自動的にプログラムされる。
と、スライド上の工具からの加工物の突出しのタイミン
グ用のカムシャフトアッセンブリ151が設けられる。
カムシャフトアッセンブリ151は、スライド13の行
路の上方にあり且つこれと垂直な水平方向固定軸線を中
心として回転するようにフレーム12上に支持されてい
る。カムシャフトアッセンブリ151は、機械10に設
けられたワークステーションの各々について、カム15
2を有し、上述の移送カムシャフトアッセンブリ25と
同様に、これらのカムは自動調節式である。各カムは、
2つのカムプレート153、154を有しこれらのカム
プレートは、関連したハブ156、157にボルト止め
されている。交互のハブ157は、アッセンブリ151
のシャフト158に不規則な形状のボア159によって
キー止めされている。このボアにはスロット161が設
けられており、このスロットには、円形のシャフト上に
形成されたスロットが形成する一体のキー162がぴっ
たりと嵌まる。円形のシャフトは、キーが設けられてい
る場所以外は円形である。カムを調節する目的のため、
介入ハブ156は、特定の状態の下でシャフト158上
で回転するような大きさの円形のボア163を有する。
したカムプレート153によって形成されたカム152
の断面は、移送カムシャフトアッセンブリ25のカムに
関して説明したのと同じクラッチ連結作用及びクラッチ
解除作用によって角度的に調節可能である。シャフト1
58の一端では、ばねパック166が一組のピン167
を介してクラッチ力を隣接したカムハブに加える。ばね
の圧縮力は全てのハブ156、157を介して伝達さ
れ、その結果、これらのハブは大きな摩擦力によって互
いに係止される。交互のハブ157がシャフト158に
対して回転的に固定されており、即ちキー止めされてい
るため、ばねパック166の力が加えられているとき、
全てのハブがシャフトに対して回転的に固定される。ピ
ン167は、ベアリング169に回転的に支持されたス
リーブ168内に支持されている。ばねパック力は、リ
ング177の環状チャンバ171に油圧流体を入れるこ
とによって解放される。リング177は、フレーム12
上のディスク178が形成する環状ピストン173に対
して環状チャンバ171を油圧で賦勢したとき、図10
で左方に移動される。チャンバ171は、回転油圧接手
176を通して賦勢される。伸長可能なストップピン1
82を持つ空気圧作動式アクチュエータ181が、カム
152の調節可能なハブ156の各々に設けられてい
る。ハブ156の各々は、そのアクチュエータ181が
賦勢されたときにストップピン182を受け入れるよう
になった軸線方向に配向された割り出しスロット即ち孔
183を有する。ストップピンは、カムシャフト158
に向かって半径方向に駆動される。
込みを開始するとき、三角形の従動レバー186及び枢
動レバー187が形成するリンクによって、突出しピン
184を動かないように保持するのに役立つ。周知の方
法で、三角形レバー186は、機械フレーム12に関し
て定置のピン185を中心として揺動し、これに対し、
枢動レバー187はスライド13とともに移動するピン
189を中心として枢動する。ピン184が定置のまま
でスライドが引込められるときの突出し作用の最適の持
続時間は、工具及び製造される部品に依る。固定カムプ
レート154が提供するカム152の上昇区分のタイミ
ングには調節が加えられない。これは、スライド13の
前進時に三角形レバー186をスライドに取り付けられ
たレバー187から外せばよいためである。突出し作用
を制御する調節可能なカムプレート153によって提供
されるカム152の輪郭の降下区分には調節可能性が必
要とされる。
は、突出しピン184の適正な移動タイミングを得るた
め、以下の方法で調節される。クラッチばねパック力
は、機械の主制御装置によって、チャンバ171を加圧
することによって解放される。主制御装置は、カムシャ
フト158に対する割り出し孔183の各々の実際の角
度位置をメモリーに記憶している。機械の主駆動装置
は、チェーンスプロケット188を介してカムシャフト
158を回転するように作動する。このとき、機械は加
工物の鍛造を行うことはできない。調節可能なハブ15
6は、クラッチ力から解放されているけれども、これら
のハブとシャフト158との間の摩擦力によって、シャ
フトと一斉に回転する。この時期には、アクチュエータ
181は低圧で加圧されているため、夫々のスロット1
83がアクチュエータの下を通過するとき、スロット内
に落下し、ハブ156がこれ以上回転しないようにす
る。全ての調節可能なハブ156が「ホーム」位置で停
止した状態でカムシャフト158を逆方向に回転させ
る。各ハブ156が、カムシャフトに対し、主制御装置
のメモリーに記憶された新たな所望の角度位置をとると
き、関連したアクチュエータ181から圧力を解放し、
ストップピン182を夫々のスロット183から引き抜
くことによって解放する。ハブ156は、所望の新たな
角度位置を維持するように、摩擦力によって、シャフト
158とともに回転を開始する。全てのハブ156を再
位置決めしたとき、主制御装置によってクラッチアクチ
ュエータチャンバ171から圧力を抜き、ばねクラッチ
力を全てのハブ156に加え、これらを所望の新たな位
置に摩擦で係止する。このようにして、カムシャフトア
ッセンブリ151の調節を自動的に行う。
つ説明したが、これは限定するためのものではなく、例
示するためのものである。本願に示し且つ説明した特定
の実施例の、本発明の所期の精神及び範囲内の他の変形
及び変更は当業者には明らかであろう。従って、特許の
範囲及び効力は、本願に示し且つ説明した特定の実施例
にも、本発明による当該技術の発展の程度に反する任意
の他の方法にも限定されない。
である。
部分斜視図である。
図である。
端部の長さ方向断面図である。
ッセンブリ、従動体、及びカムストップアクチュエータ
の横断面図である。
概略斜視図である。
ち突き出すためのカムシャフトアッセンブリの断面図で
あり、図8aは、図9の8a−8a線での代表的な調節
可能なカム区分の断面図であり、図8bは、図9の8b
−8b線での代表的な固定カム区分の断面図である。
面図である。
作動端の長さ方向断面図である。
ト 12 フレーム 13 スライド 17 加工物移送装置 18、19 フィ
ンガ
Claims (14)
- 【請求項1】 順送り鍛造機において、複数のワークス
テーションと、夫々のワークステーションと各々関連し
た軸線方向に間隔が隔てられた複数のカムを回転カムシ
ャフト上に有する自動調節可能なカムシャフトアッセン
ブリと、加工物を夫々のワークステーションに位置決め
するため、前記カムの各々によって作動されるリンクと
を有し、各カムは上昇区分及び降下区分を含み、これら
の区分のうちの少なくとも一方は、アッセンブリの他の
カムに対して角度を調節することができ、更に、調節可
能なカム区分の各々のカムシャフト上での角度位置を他
の調節可能なカム区分の位置とは無関係に選択的に調節
するための機構を有する、ことを特徴とする順送り鍛造
機。 - 【請求項2】 前記機構は、前記カムシャフトに設けら
れたカムの調節可能な組を選択的に回転的に係止し、及
び係止解除するためのクラッチと、調節可能な区分の各
々を他の調節可能な区分とは別個に選択的に停止するた
めのアクチュエータを含む、請求項1に記載の鍛造機。 - 【請求項3】 前記機構は、調節可能な各カム区分をカ
ムシャフトの回転中に選択的に停止するため、別々の動
力アクチュエータを調節可能な各カム区分と隣接して有
し、前記クラッチはこのような調節可能なカム区分を係
止解除する、請求項2に記載の鍛造機。 - 【請求項4】 前記アクチュエータは、関連した調節可
能なカム区分の回転行路内に延ばすことができる部材を
含む、請求項3に記載の鍛造機。 - 【請求項5】 加工物移送フィンガからなる個々の組を
前記ワークステーションの各々に有し、前記カムシャフ
トアッセンブリ及び前記リンクは、前記移送フィンガの
組を別々に作動するように構成されている、請求項1に
記載の鍛造機。 - 【請求項6】 前記カムの各々は、別々に調節できる上
昇区分及び降下区分を有する、請求項5に記載の鍛造
機。 - 【請求項7】 前記ワークステーションの各々の前記ス
ライド上に個々の突出しピンを含み、前記カムシャフト
アッセンブリ及び前記リンクは、前記突出しピンを別々
に作動するように構成されている、請求項1に記載の鍛
造機。 - 【請求項8】 ダイブレストとこのダイブレストに向か
って及び前記ダイブレストから遠ざかる方向に往復動す
るスライドを含む順送り鍛造機において、前記ダイブレ
スト及び前記スライドは、水平方向に間隔が隔てられた
複数の整合したワークステーション中心と、前記ワーク
ステーション中心と平行に前記スライドの移動線に対し
て横方向に機械に取り付けられた自動調節可能なカムシ
ャフトアッセンブリとを有し、前記カムシャフトアッセ
ンブリは、シャフトと、前記シャフト上に組み立てられ
た、前記シャフトに沿って軸線方向に間隔が隔てられた
前記ワークステーション中心と対応する場所に置かれた
複数のカムとを有し、前記カムは、上昇区分及び降下区
分を各々有し、前記区分のうちの少なくとも一方が、前
記シャフトに対して調節可能であり、更に、前記調節可
能なカム区分を前記カムシャフトに係止し、及び係止解
除するためのクラッチと、一つの位置では前記クラッチ
が係止解除位置にあるとき、前記カムシャフトに対する
前記調節可能なカムクラッチの各々の回転を拘束し、別
の位置では前記調節可能なカム区分が前記シャフトとと
もに回転できるように配置された選択的に作動できるス
トップと、前記ワークステーション中心での加工物の位
置を制御するため、前記カムの各々によって作動される
リンクとを有する、ことを特徴とする順送り鍛造機。 - 【請求項9】 前記調節可能なカム区分は、介入要素に
よって分けられており、これらの介入要素は、前記シャ
フトに回転的に係止されており、前記クラッチは、前記
介入要素のところで前記調節可能なカム区分を通して加
えられた軸線方向圧縮力によって前記カム区分を前記介
入要素に摩擦で係止するように構成されている、請求項
8に記載の鍛造機。 - 【請求項10】 前記調節可能なカム区分及び介入要素
に前記軸線方向圧縮力を加えるため、クラッチばねが配
置されている、請求項9に記載の鍛造機。 - 【請求項11】 前記クラッチばねの圧縮力に打ち勝つ
ように構成された流体作動式アクチュエータを有する、
請求項10に記載の鍛造機。 - 【請求項12】 前記カムの前記上昇区分及び前記降下
区分は、調節可能である、請求項8に記載の鍛造機。 - 【請求項13】 前記リンクは、前記スライドに設けら
れた工具と関連した突出しピンの移動を制御するように
作動する、請求項8に記載の鍛造機。 - 【請求項14】 前記リンクは、前記ダイブレストに設
けられた工具と関連した移送フィンガの移動を制御する
ように作動する、請求項8に記載の鍛造機。
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- 1997-05-30 CH CH01282/97A patent/CH692418A5/de not_active IP Right Cessation
- 1997-05-30 BE BE9700473A patent/BE1012432A5/fr active
- 1997-05-30 IT IT97TO000470A patent/IT1293918B1/it active IP Right Grant
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