JPH1057919A - タンク洗浄装置の制御方法 - Google Patents

タンク洗浄装置の制御方法

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JPH1057919A
JPH1057919A JP21838796A JP21838796A JPH1057919A JP H1057919 A JPH1057919 A JP H1057919A JP 21838796 A JP21838796 A JP 21838796A JP 21838796 A JP21838796 A JP 21838796A JP H1057919 A JPH1057919 A JP H1057919A
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washing
sludge
cleaning
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一彦 吉村
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和則 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業員の負担を少なくするタンク洗浄装置の制
御方法を提供する。 【解決手段】ハードディスク14d内に各洗浄機の作動
順序と該各洗浄機の作動時間とが予め記録された記録デ
ータを格納し、制御手段であるマイクロコンピュータ1
4は、上記記録データに基づいて上記各洗浄機を順次切
り換えて作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原重油等を貯留す
るタンク内を洗浄するタンク洗浄装置の制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原重油等を貯留するタンク内
を洗浄するタンク洗浄装置としては、特開平6−320
131号公報等において開示されている技術内容が知ら
れている。
【0003】これは、洗浄機に設けられたバルブをタン
ク外の安全域から制御することにより、危険なバルブ操
作の自動化を実現する技術に関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術においては制御装置を起動してから洗浄機の作動する
順序を設定しているために、洗浄機の作動順序をプログ
ラムするのに手間や時間がかかって、しかもプログラム
作業を行わなければならないため初心者には使い辛いと
いう欠点を有していた。
【0005】また、洗浄作業の前に必ずプログラム作業
を行わなければならないため、すぐに洗浄作業を開始で
きず、しかも各洗浄機の作動時間は一律に決められてい
るため、効率よくスラッジ類を除去することができない
という問題点を生じていた。
【0006】本発明は上記した問題点を解消するもので
あり、洗浄機の運用の効率化を図るタンク洗浄装置の制
御方法に係わるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みてな
されたもので、タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であって、上記
各洗浄機を運用する制御手段を備え、該制御手段は上記
各洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時間とが予
め記録された制御データに基づいて、上記各洗浄機を順
次切り換えて作動させるように構成したタンク洗浄装置
の洗浄方法を提供するものである。
【0008】本発明は、タンク内の洗浄の際に、タンク
屋根に挿入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外
に設置された洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄
機のノズルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッ
ジ類等を溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に
設置された吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液
の液圧が過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放
出する逃し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であっ
て、上記各洗浄機を運用する制御手段及び上記タンク内
のスラッジ類の堆積状況を検出してスラッジ堆積データ
を出力するスラッジ検出手段を備え、上記制御手段は上
記各洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時間とが
予め記録された制御データに基づいて、上記各洗浄機を
順次切り換えて作動させ、且つ上記制御手段は上記スラ
ッジ堆積データによって上記スラッジ類の有無を判別
し、上記スラッジ類が有る場合には、上記スラッジ類が
検出されなくなるまで、上記制御データに基づき上記各
洗浄機を順次切り換えて作動させるように構成したタン
ク洗浄装置の洗浄方法を提供するものである。
【0009】本発明は、タンク内の洗浄の際に、タンク
屋根に挿入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外
に設置された洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄
機のノズルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッ
ジ類等を溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に
設置された吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液
の液圧が過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放
出する逃し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であっ
て、上記各洗浄機を運用する制御手段を備え、該制御手
段は上記各洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時
間とが予め記録された制御データに基づいて、上記各洗
浄機を順次切り換えて作動させる自動運転モードと、任
意の洗浄機を選択して作動時間を設定することにより、
上記任意の洗浄機を上記作動時間だけ作動させる半自動
運転モードとを選択して運用可能に構成したタンク洗浄
装置の洗浄方法を提供するものである。
【0010】本発明は、上記スラッジ検出手段が上記タ
ンクの異なる位置に複数台設置され、上記制御手段は上
記各スラッジ検出手段で得られた上記各スラッジ堆積デ
ータの平均値を算出し、該平均値から上記スラッジ類の
有無を検出するタンク洗浄装置の洗浄方法を提供するも
のである。
【0011】本発明は、上記任意の洗浄機の選択が上記
制御手段に設けられた表示装置の画面上に表示された各
洗浄機の位置に対応したマークの位置を上記画面上に表
示されたカーソルで指示することにより選択されるタン
ク洗浄装置の洗浄方法を提供するものである。
【0012】本発明は、上記制御データが洗浄するタン
ク別に設定されるタンク洗浄装置の洗浄方法を提供する
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施形態におけるタンク洗浄
装置の全体の構成を示す概念図であり、この実施形態に
おいては、タンクTは浮き屋根T′を有する構造とす
る。尚、この図ではタンクT内を温水洗浄する際の構成
を示している。
【0014】図において、1は本願の出願人が既に出願
した特開平6−285449号公報で示されている浮き
屋根T′に挿入仮設された洗浄機であり、本実施形態に
おいては、圧縮空気を用いて駆動されるものとする。ま
た、1aは各洗浄機1毎に設けられたエアーリレーユニ
ットであり、後述する圧縮空気の信号に基づいて特定の
洗浄機1及びボールバルブ1bを選択するように機能す
る。また、1b′はボールバルブ1bの回転軸に取り付
けられた標識であって、ボールバルブ1bの状態(回転
状態)が分かるように機能している。
【0015】2は浮き屋根T′に挿入仮設され、後述す
る洗浄ポンプ10から送られてきた洗浄液が過昇した際
やエアーリレーユニット2aを介して後述する圧縮空気
の信号に基づき、洗浄液をタンクT内に放出する逃し弁
である。また、2′は逃し弁2の回転軸に取り付けられ
た標識であって、逃し弁2の状態(回転状態)が分かる
ように機能している。
【0016】3はタンクTの浮き屋根T′上を監視する
高感度のビデオカメラであって、タンクTの最上部に設
置されており、安全域に設置されたコントロールルーム
15内に設けられたビデオモニター3aによって浮き屋
根T′上を常時監視することができる。
【0017】尚、ビデオカメラ3は防爆仕様となってお
り、必要に応じて複数台設置され、コントロールルーム
15内に設けられたリモートコントローラー3bを操作
することによって、監視する向きやズーミング状態を制
御することが可能である。これによって、ボールバルブ
1bに設けられた標識1b′や逃し弁2に設けられた標
識2′等を昼夜を問わず安全且つ効率よく監視すること
ができる。
【0018】4は浮き屋根T′に挿入仮設されたセンサ
ーユニットであり、タンクT内のO 2 ,HCガスの濃度
や内圧、温度等を検出する。また、5は浮き屋根T′に
挿入仮設されたスラッジ面(液面)センサーであり、例
えばマイクロ波を使用して、その反射波の到達時間を測
定することにより、浮き屋根T′とスラッジ面(液面)
との距離を測定することによって、スラッジ類の堆積状
況を検出してスラッジ堆積データを出力するものであ
る。尚、スラッジ面(液面)センサー5は、この実施形
態においては浮き屋根T′上に3台配置しているが、本
発明はこの台数に限定されるものではなく、タンクTの
大きさに応じて複数個所に複数台設置できる。
【0019】6は真空ポンプであり、真空ベッセル7内
を減圧することによって、タンクT内のスラッジ類と洗
浄液との混合液を吸い出して、更に移送ポンプ8によっ
てこの混合液を澄槽9に移送する。そして、澄槽9にお
いて、スラッジ類と洗浄液とを分離して、洗浄液のみを
洗浄ポンプ10によりタンクTの浮き屋根T′上に移送
する。尚、移送ポンプ8及び洗浄ポンプ10は後述する
マイクロコンピューター14により、始動/停止を制御
される。
【0020】11はエアーコンプレッサーであり、圧縮
空気を電磁弁ユニット12に送り込んで後述する圧縮空
気の信号を発生させると共に、アンプリファイヤー13
を介してタンクTの浮き屋根T′上のエアーリレーユニ
ット1a及び2aに圧縮空気の信号を送付して制御をお
こなう。
【0021】14はコントロールルーム15内に配置さ
れ、電磁弁ユニット12、移送ポンプ8、及び洗浄ポン
プ10を制御したり、各種センサーからの信号を検出し
てCRTモニター14aで表示をおこなったりするマイ
クロコンピューターであり、詳細については後述する。
【0022】16は安全域に停車した液体窒素ローリー
であり、該液体窒素ローリーから送出された液体窒素
は、気化器17で窒素ガスに気化され、N2 ガス圧力/
流量センサー18を介してタンクT内に充填される。
尚、本発明の洗浄装置は、タンクT内に不活性化ガスで
ある窒素ガスが所定の内圧以上となるまで充填され、且
つ、センサーユニット4において、タンクT内のO2
HCガスの濃度が一定以下となった場合に、運転を開始
するものである。
【0023】図2は本発明の一実施形態におけるタンク
洗浄装置のエアーラインを示すブロック図であり、安全
域に設置されたエアーコンプレッサー11で発生した圧
縮空気を電磁弁ユニット12を介して圧縮空気の信号に
変換し、数100メートル長のマルチエアーケーブルを
介してタンクT上のアンプリファイヤー13で圧縮空気
の信号の空気圧を増幅し、特定のエアーリレーユニット
1aを選択する過程を示したものである。
【0024】先ず、電磁弁ユニット12に入った圧縮空
気は、4つの電磁弁12′に印加された4ビットの電気
信号によって4ビット相当の圧縮空気の信号に変換され
る。ここで、現在電磁弁ユニット12で設定させている
圧縮空気の符号を、2進数で”1000”と定義する。
【0025】この4ビット相当の圧縮空気は、元の圧縮
空気と一緒にマルチエアーケーブルACを介してアンプ
リファイヤー13に到達する。該アンプリファイヤー1
3においては、4つのエアーオペレートバルブAによっ
て、マルチエアーケーブルAC内を伝わって減圧した圧
縮空気の信号の空気圧を元通りに変換して、更に、元の
圧縮空気と一緒にマルチエアーケーブルACを介してエ
アーリレーユニット1aに到達する。
【0026】このエアーリレーユニット1aでは、4つ
のエアーオペレートバルブA′が、2進数で”100
0”となるように組み合わされており、2進数で”10
00”と定義された圧縮空気の信号のみに対応して、更
に2つのエアーオペレートバルブA′及びエアーオペレ
ートバルブA″を開状態にし、洗浄機1及びボールバル
ブ1bに圧縮空気を供給して駆動する。一方、符号が一
致しなければ、2つのエアーオペレートバルブA′及び
エアーオペレートバルブA″は開状態にならず、洗浄機
1及びボールバルブ1bに圧縮空気が供給されない。
【0027】このようにして、電磁弁ユニット12に入
力された4ビットの電気信号に対応した符号を有する洗
浄機1か若しくは逃し弁2が動作するわけである。そし
て、圧縮空気の信号はこの実施形態では4ビット相当な
ので、16台の洗浄機1等を判別して駆動できる。ま
た、洗浄機1等は圧縮空気の信号に基づいて選択及び駆
動されるので、防爆という観点からも最適な構成といえ
る。
【0028】また、電磁弁ユニット12等で使用するビ
ット数を増加する(例えば8ビット)ことによって、更
に多くの洗浄機1等を制御することができ、これによる
制御系の重量や体積等の増加は殆ど認められない。尚、
必要に応じて、元の圧縮空気の経路をマルチエアーケー
ブルAC外に設けてもよい。
【0029】次に、図3に本発明の一実施形態における
タンク洗浄装置の制御系を示すブロック図を示す。図に
おいて、14はマイクロコンピューターであり、CRT
モニター14a、マウス14b、キーボード14c及び
ハードディスク14dが接続され、画像の表示やデータ
の入力及びデータやプログラムの記憶がおこなわれてい
る。
【0030】更に、各種のアナログデータや温度データ
を入力するアナログ入力ポート14e、各種のディジタ
ルデータを入力するディジタル入力ポート14f、及び
電磁弁ユニット12を制御するディジタル出力ポート1
4gやその他のディジタル信号を出力するディジタル出
力ポート14hが設けられており、それぞれの入出力の
内容は下記の表1〜3に示すとおりである。尚、表にお
いて、チャンネル番号がAI001〜AI006、PT
001〜PT007はアナログ入力信号であり、DI0
01〜DI005はディジタル入力信号であって、その
内、DI001〜DI003はシリアルデータ信号であ
り、DO001〜DO006はディジタル出力信号であ
る。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】次に、図4乃至図14において、本発明の
一実施形態におけるタンクの洗浄装置の制御方法におけ
る制御プログラムとその表示画面等を示す。
【0035】図4は本発明の一実施形態におけるタンク
洗浄装置の制御方法における自動洗浄データ設定ルーチ
ンS1を示すフローチャートである。先ず、ステップS
1−1にてCRTモニター14a上に図5に示す自動設
定画面を表示し、マウス14bにてステップS1−2で
データ削除を選択するとステップS1−3で表示されて
いる全てのデータを削除し、ステップS1−13にジャ
ンプする。
【0036】一方、ステップS1−2にてデータ削除を
選択しなければ、ステップS1−4にて入力するデータ
の位置をマウス14bで指定し、それがデータ取消位置
の指定であれば(ステップS1−5)、ステップS1−
6にて指定されたデータを消去し、以降のデータを順次
繰り上げて表示し、ステップS1−13にジャンプす
る。
【0037】また、ステップS1−5において、マウス
14bで指定したのがデータ取消位置の指定で無けれ
ば、ステップS1−7でバルブ番号の指定であるかを判
断し、バルブ番号の指定であれば、ステップS1−8に
おいてキーボード14cでバルブ番号を入力し、ステッ
プS1−13にジャンプする。
【0038】更に、ステップS1−7でバルブ番号の指
定で無ければ、ステップS1−9でマウス14bで指定
したのが時間データの入力位置かを判断し、時間データ
の入力位置で無ければ、ステップS1−4から再度実行
すると共に、時間データの入力位置であれば、ステップ
S1−10で対応するバルブ番号の有無を判断し、バル
ブ番号が無ければ、ステップS1−11で入力エラー表
示をおこない、ステップS1−13にジャンプする。
【0039】一方、バルブ番号があれば、ステップS1
−12でキーボード14cにて作動させる時間データを
入力し、ステップS1−13に至る。そして、ステップ
S1−13において、データ入力が終了かを判断し、終
了であれば、ステップS1−14で、編集したデータを
ハードディスク14dに保存し、プログラムを終了す
る。また、ステップS1−13において、データ入力が
終了でなければ、ステップS1−1がら再度実行する。
【0040】以上のようにして編集されたデータは、図
6に示す構成となっており、後述する自動/半自動バル
ブ操作ルーチンS3及びS4において、自動モードが選
択された場合の制御データとなる。
【0041】図7は本発明の一実施形態におけるタンク
洗浄装置の制御方法におけるバルブ配置登録ルーチンを
示すフローチャートS2である。先ず、ステップS2−
1にてCRTモニター14a上に図8(a)に示すバル
ブ配置マスター画面(タンクTの平面図)を表示し、ス
テップS2−2でマウス14bを用いてバルブ配置マス
ター画面上の位置を指定すると、指定された位置はバル
ブ位置を示す点Bとして表示される。
【0042】ここで、ステップS2−3でマウス14b
にてバルブ番号の削除が選択されているかを判断し、バ
ルブ番号の削除が選択されていれば、ステップS2−4
で画面上から指定されたボールバルブ1bを消去して、
ステップS2−7にジャンプする。
【0043】一方、バルブ番号の削除が選択されていな
ければ、ステップS2−5でキーボード14cにてバル
ブ番号を入力すると、ステップS2−6において、図8
(b)に示すように点Bの近くにバルブ番号を表示して
ステップS2−7に至る。
【0044】そして、ステップS2−7において、デー
タ入力が終了かを判断し、終了であれば、ステップS2
−8で、編集したデータをハードディスク14dに保存
し、プログラムを終了する。また、ステップS2−7に
おいて、データ入力が終了でなければ、ステップS2−
1から再度実行する。
【0045】以上のようにして編集されたデータは、後
述する自動/半自動バルブ操作ルーチンS3において、
半自動モードが選択された場合のバルブ配置データとな
る。
【0046】図9乃至図11は第1の自動/半自動バル
ブ操作ルーチンS3を示すフローチャートである。先
ず、ステップS3−1で逃し弁2を開状態に設定し、ス
テップS3−2で移送ポンプ8及び洗浄ポンプ10を始
動させ、ステップS3−3で自動モード/半自動モード
の選択をおこなう。
【0047】そして、自動モードが選択されたならば、
ステップS3−4で自動運転データを読み込み、ステッ
プS3−5で運転時計の計数を開始し、ステップS3−
6で自動運転データにより、設定されたボールバルブ1
bを開状態にし、ステップS3−7でボールバルブ1b
の開表示(アラーム等)をおこない、ステップS3−8
で逃し弁2を閉状態にする。
【0048】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
【0049】そして、ステップS3−9及びステップS
3−11において、警報信号の有無と中断信号の有無を
確認し、警報信号があれば、ステップS3−10でCR
Tモニター14a上に異常状態を表示し、ステップS3
−18で逃し弁2を開状態にし、ステップS3−19で
設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステップS
3−20でボールバルブ1bの閉表示(アラーム等)を
おこない、ステップS3−21で運転時計の計数を中断
する。また、ステップS3−11において中断信号があ
る場合は、ステップS3−18にジャンプして上記した
動作を実行する。
【0050】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0051】そして、ステップS3−22で異常が全て
復帰したかをCRTモニター14a上で確認し、異常が
無ければステップS3−23で運転を再開するかを判断
し、再開するのであればステップS3−24で運転時計
の計数を再開し、ステップS3−6に戻ると共に、再開
しないのであればステップS3−25で移送ポンプ8及
び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了する。ま
た、ステップS3−22で異常が全て復帰していなけれ
ばテップS3−10に戻る。
【0052】一方、ステップS3−9及びステップS3
−11において、警報信号及び中断信号が無ければ、ス
テップS3−12で設定された運転時間が終了したかを
判断し、終了していなければステップS3−9に戻る。
【0053】また、運転時間が終了していれば、ステッ
プS3−13で逃し弁2を開状態にし、ステップS3−
14で設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステ
ップS3−15でボールバルブ1bの閉表示(アラーム
等)をおこなう。
【0054】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0055】そして、ステップS3−16でファイル番
号をインクリメントし、ステップS3−17で、自動運
転データにそのファイル番号があるかを判断し、ファイ
ル番号があればステップS3−5に戻り、ファイル番号
が無ければステップS3−25で移送ポンプ8及び洗浄
ポンプ10を停止し、プログラムを終了する。
【0056】また、ステップS3−3で半自動運転モー
ドを選択した場合、ステップS3−26でハードディス
ク14dより図8(b)に示したバルブ配置データを読
み込んでCRTモニター14a上に表示し、ステップS
3−27でマウス14bにてバルブ位置を設定し、ステ
ップS3−28でキーボード14cから運転時間を入力
する。
【0057】そして、ステップS3−29で設定された
ボールバルブ1bを開状態にし、ステップ3−30でボ
ールバルブ1bの開表示(アラーム等)をおこない、ス
テップS3−31で逃し弁2を閉状態にする。
【0058】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
【0059】更に、ステップS3−32でボールバルブ
1bを閉状態にするかを判断する。この場合、使用中の
洗浄機1に最も近いスラッジ面(液面)センサー5から
のスラッジ堆積データを見て、スラッジ類の除去状態を
参考にしながらボールバルブ1bの制御を判断しても良
い。そして、ボールバルブ1bを閉状態にすると判断し
た場合には、ステップS3−35で逃し弁2を開状態に
し、ステップS3−36で設定されたボールバルブ1b
を閉状態にし、ステップS3−37でボールバルブ1b
の閉表示(アラーム等)をおこなう。
【0060】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0061】また、ステップS3−32でボールバルブ
1bを閉状態にしなければ、ステップS3−34で運転
時間が終了するまで残り時間を表示し(ステップS3−
33)、残り時間が無くなれば、ステップS3−35で
逃し弁2を開状態にし、ステップS3−36で設定され
たボールバルブ1bを閉状態にし、ステップS3−37
でボールバルブ1bの閉表示(アラーム等)をおこな
う。
【0062】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0063】そして、ステップS3−25で移送ポンプ
8及び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了す
る。
【0064】図12乃至図14は第2の自動/半自動バ
ルブ操作ルーチンS4を示すフローチャートであり、第
1の自動/半自動バルブ操作ルーチンS3における自動
モードの際に、スラッジ類の堆積状況を判定するアルゴ
リズムを追加し、スラッジ類の堆積が認められた場合
に、スラッジ類が無くなるまで自動モードを繰り返すも
のである。
【0065】先ず、ステップS4−1で逃し弁2を開状
態に設定し、ステップS4−2で移送ポンプ8及び洗浄
ポンプ10を始動させ、ステップS4−3で自動モード
/半自動モードの選択をおこなう。
【0066】そして、自動モードが選択されたならば、
ステップS4−4で自動運転データを読み込み、ステッ
プS4−5で運転時計の計数を開始し、ステップS4−
6で自動運転データにより、設定されたボールバルブ1
bを開状態にし、ステップS4−7でボールバルブ1b
の開表示(アラーム等)をおこない、ステップS4−8
で逃し弁2を閉状態にする。
【0067】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
【0068】そして、ステップS4−9及びステップS
4−11において、警報信号の有無と中断信号の有無を
確認し、警報信号があれば、ステップS4−10でCR
Tモニター14a上に異常状態を表示し、ステップS4
−23で逃し弁2を開状態にし、ステップS4−24で
設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステップS
4−25でボールバルブ1bの閉表示(アラーム等)を
おこない、ステップS4−26で運転時計の計数を中断
する。また、ステップS4−11において中断信号があ
る場合は、ステップS4−23にジャンプして上記した
動作を実行する。
【0069】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0070】そして、ステップS4−27で異常が全て
復帰したかをCRTモニター14a上で確認し、異常が
無ければステップS4−28で運転を再開するかを判断
し、再開するのであればステップS4−29で運転時計
の計数を再開し、ステップS4−6に戻ると共に、再開
しないのであればステップS4−22で移送ポンプ8及
び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了する。ま
た、ステップS4−27で異常が全て復帰していなけれ
ばステップS4−10に戻る。
【0071】一方、ステップS4−9及びステップS4
−11において、警報信号及び中断信号が無ければ、ス
テップS4−12で設定された運転時間が終了したかを
判断し、終了していなければステップS4−9に戻る。
【0072】また、運転時間が終了していれば、ステッ
プS4−13で逃し弁2を開状態にし、ステップS4−
14で設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステ
ップS4−15でボールバルブ1bの閉表示(アラーム
等)をおこなう。
【0073】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0074】そして、ステップS4−16でファイル番
号をインクリメントし、ステップS4−17で、自動運
転データにそのファイル番号があるかを判断し、ファイ
ル番号があればステップS4−5に戻る。
【0075】一方、ステップS4−17でファイル番号
が無ければステップS4−18で3点のスラッジ堆積デ
ータ信号I〜IIIを入力し、ステップS4−19で各
スラッジ堆積データの平均値を算出し、ステップS4−
20でその算出結果からスラッジが有ると判定された場
合、ステップS4−21でファイル番号を”1”に初期
化し、ステップS4−5にジャンプする。これにより、
スラッジが検出されなくなるまで自動運転データに基づ
いて自動操作を繰り返すように機能する。
【0076】そして、ステップS4−20でスラッジが
検出されなかった場合、ステップS4−22で移送ポン
プ8及び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了す
る。
【0077】また、ステップS4−3で半自動運転モー
ドを選択した場合、ステップS4−30でハードディス
ク14dより図8(b)に示したバルブ配置データを読
み込んでCRTモニター14a上に表示し、ステップS
4−31でマウス14bにてバルブ位置を設定し、ステ
ップS4−32でキーボード14cから運転時間を入力
する。
【0078】そして、ステップS4−33で設定された
ボールバルブ1bを開状態にし、ステップ4−34でボ
ールバルブ1bの開表示(アラーム等)をおこない、ス
テップS4−35で逃し弁2を閉状態にする。
【0079】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
【0080】更に、ステップS4−36でボールバルブ
1bを閉状態にするかを判断する。この場合、洗浄機1
に最も近いスラッジ面(液面)センサー5からのスラッ
ジ堆積データを見て、スラッジ類の除去状態を参考にし
ながらボールバルブ1bの制御を判断しても良い。そし
て、ボールバルブ1bを閉状態にすると判断した場合に
は、ステップS4−39で逃し弁2を開状態にし、ステ
ップS4−40で設定されたボールバルブ1bを閉状態
にし、ステップS4−41でボールバルブ1bの閉表示
(アラーム等)をおこなう。
【0081】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0082】また、ステップS4−36でボールバルブ
1bを閉状態にしなければ、ステップS4−38で運転
時間が終了するまで残り時間を表示し(ステップS4−
37)、残り時間が無くなれば、ステップS4−39で
逃し弁2を開状態にし、ステップS4−40で設定され
たボールバルブ1bを閉状態にし、ステップS4−41
でボールバルブ1bの閉表示(アラーム等)をおこな
う。
【0083】この際、作業員はコントロールルーム15
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
【0084】そして、ステップS4−22で移送ポンプ
8及び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了す
る。
【0085】以上のように、本実施形態における第1の
自動/半自動バルブ操作ルーチンS3では、作業員はコ
ントロールルーム15内で、マイクロコンピュータを操
作することによってボールバルブ1bの開閉及び逃し弁
2の開閉を行うことが可能であり、作業員の負担が少な
くて済み且つ安全性が確保できると共に、洗浄装置の信
頼性も向上する。
【0086】更に、本実施形態における第2の自動/半
自動バルブ操作ルーチンS4では、自動モードを選択す
れば、タンクT内のスラッジ類が検出されなくなるまで
各洗浄機1の自動運転を行うので作業員の負担は更に少
なくて済む。
【0087】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
たが、本発明は上記した実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り、どのようにでも実施できる。例えば、本実施形態に
おいては、澄槽を用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、澄槽の代わりに他の貯留タンク等を
用い、且つ、そこに貯留されている原油等の液体を洗浄
液として使用しても構わない。
【0088】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によるタンク洗
浄装置の制御方法では、洗浄機の始動/停止やスラッジ
類の堆積状態の観測等のために作業員が頻繁にタンク屋
根まで昇降する必要が無く、しかも危険区域での監視当
直要員も要せず、且つコンピューター及びビデオモニタ
ーによるバルブ類等の自動か若しくは半自動の操作及び
監視によって、装置の信頼性も向上し、これにより作業
員の人数を削減できると共に洗浄に要する時間と費用と
を大幅に削減できる等、多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
全体の構成を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
エアーラインを示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御方法における自動洗浄データ設定ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御方法における自動洗浄データ設定画面を示す概念図
である。
【図6】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御方法における自動洗浄データの構成を示す概念図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御方法におけるバルブ配置登録ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図8】(a)、(b)は何れも本発明の一実施形態に
おけるタンク洗浄装置の制御方法におけるバルブ配置登
録画面を示す概念図である。
【図9】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置の
制御方法における第1の自動/半自動バルブ操作ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置
の制御方法における第1の自動/半自動バルブ操作ルー
チンを示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置
の制御方法における第1の自動/半自動バルブ操作ルー
チンを示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置
の制御方法における第2の自動/半自動バルブ操作ルー
チンを示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置
の制御方法における第2の自動/半自動バルブ操作ルー
チンを示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態におけるタンク洗浄装置
の制御方法における第2の自動/半自動バルブ操作ルー
チンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 洗浄機 1a エアーリレーユニット 1b ボールバルブ 1b′、2′ 標識 2 逃がし弁 3 ビデオカメラ 3a ビデオモニター 3b リモートコントローラー 4 センサーユニット 5 スラッジ面(液面)センサー 6 真空ポンプ 7 真空ベッセル 8 移送ポンプ 9 澄槽 10 洗浄ポンプ 11 エアーコンプレッサー 12 電磁弁ユニット 12′ 電磁弁 13 アンプリファイヤー 14 マイクロコンピューター 14a CRTモニター 14b マウス 14c キーボード 14d ハードディスク 14e アナログ入力ポートユニット 14f ディジタル入力ポートユニット 14g、14h ディジタル出力ポートユニット 15 コントロールルーム 16 液体窒素ローリー 17 気化器 18 N2 ガス圧力/流量センサー A、A′、A″ エアーオペレートバルブ B バルブ位置を示す点 C カーソル AC マルチエアーケーブル S1 自動洗浄データ設定ルーチン S2 バルブ配置登録ルーチン S3 第1の自動/半自動バルブ操作ルーチ
ン S4 第2の自動/半自動バルブ操作ルーチ
ン T 貯留タンク T′ タンク屋根

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
    入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
    れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
    ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
    溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
    た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
    過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
    し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であって、 上記各洗浄機を運用する制御手段を備え、該制御手段は
    上記各洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時間と
    が予め記録された制御データに基づいて、上記各洗浄機
    を順次切り換えて作動させるように構成したことを特徴
    とするタンク洗浄装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
    入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
    れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
    ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
    溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
    た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
    過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
    し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であって、 上記各洗浄機を運用する制御手段及び上記タンク内のス
    ラッジ類の堆積状況を検出してスラッジ堆積データを出
    力するスラッジ検出手段を備え、上記制御手段は上記各
    洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時間とが予め
    記録された制御データに基づいて、上記各洗浄機を順次
    切り換えて作動させ、且つ上記制御手段は上記スラッジ
    堆積データによって上記スラッジ類の有無を判別し、上
    記スラッジ類が有る場合には、上記スラッジ類が検出さ
    れなくなるまで上記制御データに基づき上記各洗浄機を
    順次切り換えて作動させるように構成したことを特徴と
    するタンク洗浄装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
    入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
    れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
    ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
    溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
    た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
    過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
    し弁を備えるタンク洗浄装置の制御方法であって、 上記各洗浄機を運用する制御手段を備え、該制御手段は
    上記各洗浄機の作動順序と上記各洗浄機の各作動時間と
    が予め記録された制御データに基づいて、上記各洗浄機
    を順次切り換えて作動させる自動運転モードと、任意の
    洗浄機を選択して作動時間を設定することにより、上記
    任意の洗浄機を上記作動時間だけ作動させる半自動運転
    モードとを選択して運用可能に構成したことを特徴とす
    るタンク洗浄装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 上記スラッジ検出手段は上記タンクの異
    なる位置に複数台設置され、上記制御手段は上記各スラ
    ッジ検出手段で得られた上記各スラッジ堆積データの平
    均値を算出し、該平均値から上記スラッジ類の有無を検
    出することを特徴とする請求項2に記載のタンク洗浄装
    置の制御方法。
  5. 【請求項5】 上記任意の洗浄機の選択は、上記制御手
    段に設けられた表示装置の画面上に表示された各洗浄機
    の位置に対応したマークの位置を上記画面上に表示され
    たカーソルで指示することにより選択されることを特徴
    とする請求項3に記載のタンク洗浄装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 上記制御データは洗浄するタンク別に設
    定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かに記載のタンク清浄装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102825018A (zh) * 2012-09-12 2012-12-19 高波 高温探头自动除尘装置
KR101672996B1 (ko) * 2015-09-18 2016-11-04 주식회사 탱크로드 유류정화와 탱크 세정기능을 갖는 유류저장시스템
CN113003027A (zh) * 2021-03-24 2021-06-22 威特龙消防安全集团股份公司 浮顶储罐浮盘落底过程安全防护系统及方法

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