JPH1056343A - ディジタルagc方式 - Google Patents
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- JPH1056343A JPH1056343A JP21082596A JP21082596A JPH1056343A JP H1056343 A JPH1056343 A JP H1056343A JP 21082596 A JP21082596 A JP 21082596A JP 21082596 A JP21082596 A JP 21082596A JP H1056343 A JPH1056343 A JP H1056343A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 レベルが大きい受信I/Q信号がA/D変換
器にてクリップされることを避け、短時。また、受信信
号のレベルが小さい時にもA/D変換器の量子化ビット
数の制約を逃れて短時間にAGCの引き込みを達成す
る。 【解決手段】 BPF2の出力から受信電界強度を測定
して可変利得アンプ3の利得を粗調整する。その後、A
/D変換されたディジタル化受信I/Q信号出力16に
基づいて、制御部104において望ましい信号振幅値と
のずれ分を算出し、その情報をもとにして再度利得可変
アンプ3の利得を微調整するといった2段階の操作によ
り、急速にAGC動作を収束させる。 【効果】 無線バースト内のAGC用プリアンブル長を
短縮することができるため、無線リソースの利用効率の
向上できる。
器にてクリップされることを避け、短時。また、受信信
号のレベルが小さい時にもA/D変換器の量子化ビット
数の制約を逃れて短時間にAGCの引き込みを達成す
る。 【解決手段】 BPF2の出力から受信電界強度を測定
して可変利得アンプ3の利得を粗調整する。その後、A
/D変換されたディジタル化受信I/Q信号出力16に
基づいて、制御部104において望ましい信号振幅値と
のずれ分を算出し、その情報をもとにして再度利得可変
アンプ3の利得を微調整するといった2段階の操作によ
り、急速にAGC動作を収束させる。 【効果】 無線バースト内のAGC用プリアンブル長を
短縮することができるため、無線リソースの利用効率の
向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信機器に関
し、特に受信電界強度レベルが時間的に変動する受信信
号を適切なレベルに平滑化して復調器に入力するための
AGC(AutomaticGain Control)方式に関する。
し、特に受信電界強度レベルが時間的に変動する受信信
号を適切なレベルに平滑化して復調器に入力するための
AGC(AutomaticGain Control)方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAGC方式として「オーバーサン
プリングAGCの特性」1995年電子情報通信学会通
信ソサイエティ大会B−195が挙げられる。
プリングAGCの特性」1995年電子情報通信学会通
信ソサイエティ大会B−195が挙げられる。
【0003】上記従来技術例を図4を用いて説明する。
【0004】受信IF信号1は帯域制限用のBPF(Ba
nd Pass Filter)2を通過し、利得可変アンプ3にて所
定のレベルだけ増幅される。この増幅された受信信号は
直交検波器4にて受信IF信号の同相成分および直交成
分に分離され、それぞれ高調波除去用のLPF(Low Pa
ss Filter)5、6を通過した後にそれぞれI信号7お
よびQ信号8となる。これらI信号7およびQ信号8は
A/D変換器9、10にてディジタル化I信号11及び
Q信号12となる。ディジタル化I信号11及びQ信号
12から乗算器13、14及び加算器15にて2乗和信
号を算出する。この2乗和信号は受信されたIF信号の
瞬時電力値16を示すものである。
nd Pass Filter)2を通過し、利得可変アンプ3にて所
定のレベルだけ増幅される。この増幅された受信信号は
直交検波器4にて受信IF信号の同相成分および直交成
分に分離され、それぞれ高調波除去用のLPF(Low Pa
ss Filter)5、6を通過した後にそれぞれI信号7お
よびQ信号8となる。これらI信号7およびQ信号8は
A/D変換器9、10にてディジタル化I信号11及び
Q信号12となる。ディジタル化I信号11及びQ信号
12から乗算器13、14及び加算器15にて2乗和信
号を算出する。この2乗和信号は受信されたIF信号の
瞬時電力値16を示すものである。
【0005】この算出された瞬時電力値16は平均化回
路17にて平均電力値18が算出される。この算出され
た平均電力値18をもとに制御テーブル部19にてIF
帯の利得可変アンプ3の利得が決定され、利得制御信号
20が生成される。利得制御信号20はD/A変換器2
1にてアナログ信号に変換され、LPF22にて高調波
成分を除去された後、利得可変アンプ3に対して利得を
指示する。
路17にて平均電力値18が算出される。この算出され
た平均電力値18をもとに制御テーブル部19にてIF
帯の利得可変アンプ3の利得が決定され、利得制御信号
20が生成される。利得制御信号20はD/A変換器2
1にてアナログ信号に変換され、LPF22にて高調波
成分を除去された後、利得可変アンプ3に対して利得を
指示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例はディジタ
ル化された受信I/Q信号を用いるため、受信信号のレ
ベルが極めて大きい時には受信I/Q信号がA/D変換
器にてクリップされてしまい、受信電力値の推定精度を
欠くことになる。従って、適切な利得値が見つかるまで
複数回の受信電力推定および利得設定を繰り返すため、
短時間でのAGCの引き込みを難しいものにすると考え
られる。
ル化された受信I/Q信号を用いるため、受信信号のレ
ベルが極めて大きい時には受信I/Q信号がA/D変換
器にてクリップされてしまい、受信電力値の推定精度を
欠くことになる。従って、適切な利得値が見つかるまで
複数回の受信電力推定および利得設定を繰り返すため、
短時間でのAGCの引き込みを難しいものにすると考え
られる。
【0007】また、受信信号のレベルが極めて小さい時
にはA/D変換器の量子化ビット数の制限により、やは
り受信電力値の推定精度を欠くことになり、上記と同様
の理由により、短時間でのAGCの引き込みを難しいも
のにすると考えられる。
にはA/D変換器の量子化ビット数の制限により、やは
り受信電力値の推定精度を欠くことになり、上記と同様
の理由により、短時間でのAGCの引き込みを難しいも
のにすると考えられる。
【0008】短時間でのAGCが困難な場合には、必然
的に受信バースト信号の先頭にあるAGC引き込み用の
プリアンブル長を長くする必要があり、無線バースト長
に対する情報信号長の割合が低下し、無線リソースの利
用効率の向上を妨げることになる。
的に受信バースト信号の先頭にあるAGC引き込み用の
プリアンブル長を長くする必要があり、無線バースト長
に対する情報信号長の割合が低下し、無線リソースの利
用効率の向上を妨げることになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めにはA/D変換器における大入力信号に対するクリッ
プ現象及び小入力信号に対する量子化の影響を取り除く
必要がある。本発明では、受信電界強度信号をもとにし
て前述のIF帯利得可変アンプの利得を粗調整する。そ
の後、A/D変換器にて入力されたディジタル化受信I
/Q信号から望ましい信号電力値とのずれ分を算出し、
その情報をもとにして再度前述のIF帯利得可変アンプ
の利得を微調整する。
めにはA/D変換器における大入力信号に対するクリッ
プ現象及び小入力信号に対する量子化の影響を取り除く
必要がある。本発明では、受信電界強度信号をもとにし
て前述のIF帯利得可変アンプの利得を粗調整する。そ
の後、A/D変換器にて入力されたディジタル化受信I
/Q信号から望ましい信号電力値とのずれ分を算出し、
その情報をもとにして再度前述のIF帯利得可変アンプ
の利得を微調整する。
【0010】前述の問題点は、IF帯利得可変アンプの
利得制御を2段階に行い急速にAGC動作を収束させる
ことによって達成される。
利得制御を2段階に行い急速にAGC動作を収束させる
ことによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0012】受信IF信号1は帯域制限用のBPF2を
通過し、利得可変アンプ3にて所定のレベルだけ増幅さ
れる。この増幅された受信信号はまず受信電界強度検出
器101にてdB(デシベル)値に変換された受信電界
強度信号102を生成した後、A/D変換器103にて
ディジタル信号に変換され制御部104に入力される。
制御部104では利得可変アンプ3の利得粗調整モード
として、上記受信電界強度信号102に基づいて利得可
変アンプ3の出力が所望の出力レベルとなるであろう利
得値を算出し、利得可変アンプ3の利得を指示する利得
制御信号105を生成する。利得制御信号105はD/
A変換器106によってアナログ信号に変換された後、
利得可変アンプ3に対し利得指示を行う。
通過し、利得可変アンプ3にて所定のレベルだけ増幅さ
れる。この増幅された受信信号はまず受信電界強度検出
器101にてdB(デシベル)値に変換された受信電界
強度信号102を生成した後、A/D変換器103にて
ディジタル信号に変換され制御部104に入力される。
制御部104では利得可変アンプ3の利得粗調整モード
として、上記受信電界強度信号102に基づいて利得可
変アンプ3の出力が所望の出力レベルとなるであろう利
得値を算出し、利得可変アンプ3の利得を指示する利得
制御信号105を生成する。利得制御信号105はD/
A変換器106によってアナログ信号に変換された後、
利得可変アンプ3に対し利得指示を行う。
【0013】この際の利得設定の目標値は設定後に後段
のA/D変換出力でクリップが起きない程度、即ち振幅
がA/D変換器のフルスケールの1/4〜1/2程度と
する。これにより、後述するA/D変換器出力値を用い
たAGCの微調整時におけるクリップの影響の除去及び
ダイナミックレンジの確保をする。
のA/D変換出力でクリップが起きない程度、即ち振幅
がA/D変換器のフルスケールの1/4〜1/2程度と
する。これにより、後述するA/D変換器出力値を用い
たAGCの微調整時におけるクリップの影響の除去及び
ダイナミックレンジの確保をする。
【0014】次に、利得可変アンプ3の利得微調整モー
ドについて説明する。
ドについて説明する。
【0015】利得可変アンプ3にて増幅された受信信号
は直交検波器4にて受信IF信号の同相成分および直交
成分に分離され、それぞれ高調波除去用のLPF5、6
を通過した後にそれぞれI信号7およびQ信号8とな
る。これらI信号7およびQ信号8はA/D変換器9、
10にてディジタル化I信号11及びQ信号12とな
る。
は直交検波器4にて受信IF信号の同相成分および直交
成分に分離され、それぞれ高調波除去用のLPF5、6
を通過した後にそれぞれI信号7およびQ信号8とな
る。これらI信号7およびQ信号8はA/D変換器9、
10にてディジタル化I信号11及びQ信号12とな
る。
【0016】ディジタル化I信号11およびQ信号12
は乗算器13、14及び加算器15にて2乗和を算出す
る。この2乗和は受信されたIF信号の瞬時電力値16
を示すものである。
は乗算器13、14及び加算器15にて2乗和を算出す
る。この2乗和は受信されたIF信号の瞬時電力値16
を示すものである。
【0017】この算出された瞬時電力値16は制御部1
04に入力される。入力された瞬時電力値16は一定期
間に渡って、平均値が検出される。この検出された平均
値に基づいて前述のA/D変換器出力の平均値がフルス
ケールの1/2程度になるように利得可変アンプ3の利
得を設定し直す。この設定のための利得制御信号105
は制御部104にて生成され、D/A変換器106にて
アナログ信号に変換された後、利得制御アンプ3に設定
利得を指示する。
04に入力される。入力された瞬時電力値16は一定期
間に渡って、平均値が検出される。この検出された平均
値に基づいて前述のA/D変換器出力の平均値がフルス
ケールの1/2程度になるように利得可変アンプ3の利
得を設定し直す。この設定のための利得制御信号105
は制御部104にて生成され、D/A変換器106にて
アナログ信号に変換された後、利得制御アンプ3に設定
利得を指示する。
【0018】上述の様に、本発明は無線バーストに対す
る短時間でのAGC収束を目的としている。次に図2を
用いて本発明における無線バーストに対するAGCの動
作タイミングの一例について説明する。
る短時間でのAGC収束を目的としている。次に図2を
用いて本発明における無線バーストに対するAGCの動
作タイミングの一例について説明する。
【0019】まず始めに無線バースト200の一構成例
について説明する。
について説明する。
【0020】先頭は送信電力立ち上げのためのR(ラン
プ部)201、AGCの引き込み及びキャリア/クロッ
ク再生のためのPR(プリアンブル部)202、フレー
ム同期用のUW(ユニークワード部)203、その後に
I(情報部)204が続く。
プ部)201、AGCの引き込み及びキャリア/クロッ
ク再生のためのPR(プリアンブル部)202、フレー
ム同期用のUW(ユニークワード部)203、その後に
I(情報部)204が続く。
【0021】次に本発明におけるAGCの動作タイミン
グの一例について説明する。
グの一例について説明する。
【0022】R部において送信側では無線バースト送信
のために所定の値まで送信電力を急上昇させる。従っ
て、受信側の受信電界強度検出器出力101が安定する
までの応答時間だけ待つ必要がある。その後、安定化し
た受信電界強度信号102をもとに受信電力を推定し、
利得可変アンプ3の粗調整を行う。その後、利得可変ア
ンプ3の出力が安定化するまでの応答時間だけ待った
後、一定時間に渡ってA/D9、10出力をもとにした
瞬時電力値16を監視し、その最大瞬時電力値に基づい
て利得可変アンプ3の微調整を行うことによりAGC制
御が完了する。
のために所定の値まで送信電力を急上昇させる。従っ
て、受信側の受信電界強度検出器出力101が安定する
までの応答時間だけ待つ必要がある。その後、安定化し
た受信電界強度信号102をもとに受信電力を推定し、
利得可変アンプ3の粗調整を行う。その後、利得可変ア
ンプ3の出力が安定化するまでの応答時間だけ待った
後、一定時間に渡ってA/D9、10出力をもとにした
瞬時電力値16を監視し、その最大瞬時電力値に基づい
て利得可変アンプ3の微調整を行うことによりAGC制
御が完了する。
【0023】本発明の一例として、利得可変アンプの利
得微調整後は利得をバースト内固定とすることを想定し
ている。これは16QAM等の振幅方向に情報が乗って
いる変調方式にも対応するためである。
得微調整後は利得をバースト内固定とすることを想定し
ている。これは16QAM等の振幅方向に情報が乗って
いる変調方式にも対応するためである。
【0024】最後に本発明の他の一構成例として図3を
用いて説明する。この構成の特徴としては受信IF信号
をA/D変換器にてディジタル信号とし、その後にディ
ジタル化直交検波器を使用することである。
用いて説明する。この構成の特徴としては受信IF信号
をA/D変換器にてディジタル信号とし、その後にディ
ジタル化直交検波器を使用することである。
【0025】受信IF信号1は帯域制限用のBPF2を
通過し、利得可変アンプ3にて所定のレベルだけ増幅さ
れる。この増幅された受信信号はまず受信電界強度検出
器101にてdB(デシベル)値に変換された受信電界
強度信号102を生成した後、A/D変換器103にて
ディジタル信号に変換され制御部104に入力される。
制御部では利得可変アンプ3の利得粗調整モードとし
て、上記受信電界強度信号102に基づいて利得可変ア
ンプ3の出力が所望の出力レベルとなるであろう利得値
を算出し、利得可変アンプ3の利得を指示する利得制御
信号105を生成する。利得制御信号105はD/A変
換器106によってアナログ信号に変換された後、利得
可変アンプ3に対し利得指示を行う。
通過し、利得可変アンプ3にて所定のレベルだけ増幅さ
れる。この増幅された受信信号はまず受信電界強度検出
器101にてdB(デシベル)値に変換された受信電界
強度信号102を生成した後、A/D変換器103にて
ディジタル信号に変換され制御部104に入力される。
制御部では利得可変アンプ3の利得粗調整モードとし
て、上記受信電界強度信号102に基づいて利得可変ア
ンプ3の出力が所望の出力レベルとなるであろう利得値
を算出し、利得可変アンプ3の利得を指示する利得制御
信号105を生成する。利得制御信号105はD/A変
換器106によってアナログ信号に変換された後、利得
可変アンプ3に対し利得指示を行う。
【0026】この際の利得設定の目標値は設定後に後段
のA/D変換出力でクリップが起きない程度、即ち振幅
がA/D変換器のフルスケールの1/4〜1/2程度と
する。これにより、後述するA/D変換器出力値を用い
たAGCの微調整時におけるクリップの影響の除去及び
ダイナミックレンジの確保をする。
のA/D変換出力でクリップが起きない程度、即ち振幅
がA/D変換器のフルスケールの1/4〜1/2程度と
する。これにより、後述するA/D変換器出力値を用い
たAGCの微調整時におけるクリップの影響の除去及び
ダイナミックレンジの確保をする。
【0027】次に、利得可変アンプ3の利得微調整モー
ドについて説明する。
ドについて説明する。
【0028】利得可変アンプ3にて増幅された受信信号
はA/D変換器301にてディジタル化IF信号302
に変換され、その後ディジタル化直交検波器303にて
同相成分信号304および直交成分信号305に分離さ
れる。
はA/D変換器301にてディジタル化IF信号302
に変換され、その後ディジタル化直交検波器303にて
同相成分信号304および直交成分信号305に分離さ
れる。
【0029】前記ディジタル化IF信号302は制御部
104に入力される。入力されたディジタル化IF信号
302は一定期間の2乗値の平均値の算出が行われる。
この算出された平均値に基づいて前述のA/D変換器出
力の平均値がフルスケールの1/2程度になるように利
得可変アンプ3の利得を設定し直す。
104に入力される。入力されたディジタル化IF信号
302は一定期間の2乗値の平均値の算出が行われる。
この算出された平均値に基づいて前述のA/D変換器出
力の平均値がフルスケールの1/2程度になるように利
得可変アンプ3の利得を設定し直す。
【0030】この設定のための利得制御信号105は制
御部104にて生成され、D/A変換器106にてアナ
ログ信号に変換された後、利得制御アンプ3に設定利得
を指示する。
御部104にて生成され、D/A変換器106にてアナ
ログ信号に変換された後、利得制御アンプ3に設定利得
を指示する。
【0031】なお、上述の実施例において粗調整モード
の際に受信電界強度信号の一定期間内における平均値ま
たは最大値を用いてもよい。
の際に受信電界強度信号の一定期間内における平均値ま
たは最大値を用いてもよい。
【0032】また、上述の実施例において微調整モード
の際に2乗和信号または2乗信号の平均ではなく2乗和
信号または2乗信号の最大値を用いてもよい。
の際に2乗和信号または2乗信号の平均ではなく2乗和
信号または2乗信号の最大値を用いてもよい。
【0033】また、微調整モードの際に2乗和信号また
は2乗値の平均ではなく最大値または符号なしのA/D
出力の場合には最小値を用いてもよい。
は2乗値の平均ではなく最大値または符号なしのA/D
出力の場合には最小値を用いてもよい。
【0034】さらに、上述の実施例において利得可変ア
ンプの代わりに可変減衰器を用いても同様の効果があ
る。
ンプの代わりに可変減衰器を用いても同様の効果があ
る。
【0035】また、広範囲の受信ダイナミックレンジを
確保するために複数の利得可変アンプまたは可変減衰器
を有する場合にも本発明は十分に適用可能である。
確保するために複数の利得可変アンプまたは可変減衰器
を有する場合にも本発明は十分に適用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、短時間にAGC動作を
収束させる効果がある。また、これにより無線バースト
内のAGC用プリアンブル長を短縮することができるた
め、無線リソースの利用効率の向上効果がある。
収束させる効果がある。また、これにより無線バースト
内のAGC用プリアンブル長を短縮することができるた
め、無線リソースの利用効率の向上効果がある。
【図1】本発明におけるAGCの一構成例を示す図。
【図2】本発明におけるAGCの動作タイミングの一例
を示す図。
を示す図。
【図3】本発明におけるAGCの他の一構成例を示す
図。
図。
【図4】従来例を示す図。
1:受信IF信号、2:BPF、3:利得可変アンプ、
4:直交検波器 5、6、22:LPF、7:I信号、8:Q信号 9、10、103、301:A/D変換器、11:ディ
ジタル化I信号 12:ディジタル化Q信号、13、14:乗算器、1
5:加算器 16:瞬時電力値、17:平均化回路、18:平均電力
値 19:制御テーブル部、20:利得制御信号、21、1
06:D/A変換器 101:受信電界強度検出器、102:受信電界強度信
号、104:制御部 105:利得制御信号、200:無線バースト、20
1:ランプ部 202:プリアンブル部、203:ユニークワード部、
204:情報部 304:同相成分信号、305:直交成分信号。
4:直交検波器 5、6、22:LPF、7:I信号、8:Q信号 9、10、103、301:A/D変換器、11:ディ
ジタル化I信号 12:ディジタル化Q信号、13、14:乗算器、1
5:加算器 16:瞬時電力値、17:平均化回路、18:平均電力
値 19:制御テーブル部、20:利得制御信号、21、1
06:D/A変換器 101:受信電界強度検出器、102:受信電界強度信
号、104:制御部 105:利得制御信号、200:無線バースト、20
1:ランプ部 202:プリアンブル部、203:ユニークワード部、
204:情報部 304:同相成分信号、305:直交成分信号。
Claims (13)
- 【請求項1】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を上記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を直交検波して分離され
た受信信号の同相成分及び直交成分をもとに上記利得可
変アンプの利得を設定する第2の利得設定手段とを有す
ることを特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項2】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を上記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を直交検波して分離され
た受信信号の同相成分及び直交成分の2乗和信号をもと
に上記利得可変アンプの利得を設定する第2の利得設定
手段を有することを特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項3】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を上記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を直交検波して分離され
た受信信号の同相成分及び直交成分の2乗和信号を平均
化した信号をもとに上記利得可変アンプの利得を設定す
る第2の利得設定手段を有することを特徴とするディジ
タルAGC方式。 - 【請求項4】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を上記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を直交検波して分離され
た受信信号の同相成分及び直交成分の2乗和信号の最大
値をもとに上記利得可変アンプの利得を設定する第2の
利得設定手段を有することを特徴とするディジタルAG
C方式。 - 【請求項5】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号をもとに上記利得可変ア
ンプの利得を設定する第2の利得設定手段を有すること
を特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項6】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を2乗した信号をもとに
上記利得可変アンプの利得を設定する第2の利得設定手
段を有することを特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項7】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を2乗したのち平均化し
た信号をもとに上記利得可変アンプの利得を設定する第
2の利得設定手段を有することを特徴とする請求項6の
ディジタルAGC方式。 - 【請求項8】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号を2乗した信号の最大値
をもとに上記利得可変アンプの利得を設定する第2の利
得設定手段を有することを特徴とするディジタルAGC
方式。 - 【請求項9】受信信号を所定の利得に設定可能な利得可
変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号の最大値をもとに上記利
得可変アンプの利得を設定する第2の利得設定手段を有
することを特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項10】受信信号を所定の利得に設定可能な利得
可変アンプと、 該利得可変アンプの利得を前記受信信号の受信電界強度
信号をもとに設定する第1の利得設定手段と、 上記利得可変アンプの出力信号の最小値をもとに上記利
得可変アンプの利得を設定する第2の利得設定手段を有
することを特徴とするディジタルAGC方式。 - 【請求項11】前記第1の利得設定手段が、前記受信電
界強度の平均値に基づいて前記利得可変アンプの利得を
決定することを特徴とする請求項1乃至10記載のディ
ジタルAGC方式。 - 【請求項12】前記第1の利得設定手段が、所定期間内
の前記受信電界強度の最大値に基づいて前記利得可変ア
ンプの利得を決定することを特徴とする請求項1乃至1
0に記載のディジタルAGC方式。 - 【請求項13】前記利得可変アンプの代わりに可変減衰
器を用いたことを特徴とする請求項1乃至12に記載の
ディジタルAGC方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21082596A JPH1056343A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ディジタルagc方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21082596A JPH1056343A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ディジタルagc方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1056343A true JPH1056343A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16595750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21082596A Pending JPH1056343A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ディジタルagc方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1056343A (ja) |
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- 1996-08-09 JP JP21082596A patent/JPH1056343A/ja active Pending
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