JPH1055610A - ディスクデータ再生装置 - Google Patents

ディスクデータ再生装置

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JPH1055610A
JPH1055610A JP21075996A JP21075996A JPH1055610A JP H1055610 A JPH1055610 A JP H1055610A JP 21075996 A JP21075996 A JP 21075996A JP 21075996 A JP21075996 A JP 21075996A JP H1055610 A JPH1055610 A JP H1055610A
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JP
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disk
read
reading
linear velocity
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JP21075996A
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English (en)
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Kuniyoshi Takano
邦良 高野
Hiroshi Obata
宏 小畠
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセススピードを落とすことなく、ディス
クモータにかかる負担を軽減することによってディスク
モータの長寿命化を可能とするディスクデータ再生装置
の提供。 【解決手段】 データが記録されたディスクから略一定
の線速度でデータを読み出す制御を行うと共に、この略
一定の線速度を含む所定範囲の線速度においてデータの
読み出しが可能なディスクデータ再生装置において、デ
ィスクからのデータの読み出しが可能であるか不可能で
あるかの判定を行う判定手段34と、この判定手段34
によってデータの読み出しが可能であると判定された場
合には前記略一定の線速度でデータを読み出す制御を緩
やかに行い、前記判定手段34によってデータの読み出
しが不可能であると判定された場合には前記略一定の線
速度でデータを読み出す制御を速やかに行う制御手段3
1及び35と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMやD
VD−ROMに例示されるディスク(円盤形情報記録媒
体)をディスクモータによって所定の回転数で回転駆動
するように制御を行うと共に、外部からのデータ読み出
し要求命令に対して、ディスクに記録されたデータをサ
ーチし、このデータの中から目的のデータにアクセスし
て読み出し、読み出したデータに信号処理を施した後、
外部へ出力することにより、ディスクに記録されたデー
タの再生を行うディスクデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクデータ再生装置において
は、データの読み出し要求から実際にデータが出力され
るまでのアクセス時間が日々短縮化され、より高性能な
サーボ機構や高速データ処理等の様々な技術的アプロー
チがなされてきた。殊に、データが線速度一定で記録さ
れているディスク(CD−ROMなど)からCLV(線
速度一定)方式でデータの再生を行う場合には、ディス
ク半径方向におけるデータの読み出し位置によってディ
スクの回転数制御を行いながら、アクセスされるデータ
の処理を高速に行うことが必要とされる。また一方で、
製品低価格化に対応するため、安価な部品を使用し、か
つ寿命の長い信頼性のある製品作りにも主眼が置かれて
きた。
【0003】このような要求に応えるものとして、安価
なブラシ付きモータを使用した場合でも、目的とするデ
ータへの高速アクセス及びディスクの回転数制御が可能
となる可変速再生方式によって、データの読み出しを行
うディスクデータ再生装置がある。
【0004】可変速再生方式が用いられたディスクデー
タ再生装置は、ディスクから読み出された信号の復調や
訂正処理を可変速で実行し、PLL回路において信号処
理可能な線速度の範囲がかなりの広範囲とされているこ
となどによって、ディスクモータによるディスクの回転
制御が十分に行われないうちからデータの読み出しを開
始することが可能である。
【0005】図20に、この可変速再生方式によってデ
ータの再生を行うディスクデータ再生装置におけるサー
チ時の線速度の変化及びこの時にデータの読み出しが可
能な範囲を示す。ここでは、基準線速度が8倍速のディ
スクデータ再生装置を例とする。なお、斜線部はデータ
の読み出し処理が可能な領域を示す。
【0006】時点t0において、線速度一定でデータが
記録されたディスクが基準線速度の8倍速によって回転
駆動された状態で、ディスクの内周側に記録されたデー
タの再生が行われているとする。この状態からディスク
の外周側に記録されたデータへサーチを行った場合に
は、例えば8倍速から20倍速へ一時的に線速度が急増
する。なお、20倍速へ変化した線速度ではデータの読
み出しが可能な範囲を逸脱しているため、データの処理
を直ぐに開始することはできない。
【0007】ここで急増した線速度を、一定のデータ転
送レートが得られる基準線速度に素早く近づけるため
に、ディスクモータの回転駆動制御が行われる。これに
よってディスクの回転が減速され、線速度は20倍速か
ら基準線速度の8倍速近傍に予め設定された規定範囲内
へと減少される。
【0008】ディスクモータの回転駆動制御によって減
少される線速度は、この減少の過程においてデータ読み
出し可能範囲内に入る。データの読み出し処理は、線速
度がデータ読み出し可能範囲に入った時点から可能とな
る。
【0009】一方、上記ディスクが時点t0において基
準線速度の8倍速によって回転駆動された状態で、ディ
スクの外周側に記録されたデータの再生が行われている
とする。この状態からディスクの内周側に記録されたデ
ータへサーチを行った場合、例えば8倍速から3.2倍
速へ一時的に線速度が急減する。なお、この線速度が
3.2倍速へ変化した状態においては、データの読み出
しが可能な範囲内に入っているためにデータの処理を直
ぐに開始可能である。
【0010】ここで急減した線速度を、一定のデータ転
送レートが得られる基準線速度に素早く近づけるため
に、ディスクモータの回転駆動制御が行われる。これに
よってディスクの回転が加速され、線速度は3.2倍速
から規定範囲(基準線速度の8倍速近傍に予め設定され
た線速度の範囲)内の線速度へと増加される。
【0011】図21に、上記のように急変する線速度を
基準線速度に近づけるために制御されるディスクモータ
に印加される駆動電圧の変化を示す。なお、横軸の時間
は図20における時間と対応している。
【0012】時点t0において、データの読み出しがデ
ィスクの内周側で行われている状態からディスクの外周
側へサーチが開始された場合、上記のように線速度が急
増する。このため、ディスクの回転を素早く減速するよ
うに絶対値の大きな駆動電圧がディスクモータに印加さ
れる。この駆動電圧は、8倍速近傍に設けられた上記規
定範囲内に線速度が収まるまで(時点t2まで)印加さ
れ続ける。
【0013】一方、時点t0において、データの読み出
しがディスクの外周側で行われている状態からディスク
の内周側へサーチが開始された場合、上記のように線速
度は急減する。このため、ディスクの回転を素早く加速
するように絶対値の大きな駆動電圧がディスクモータに
印加される。この駆動電圧も、上記規定範囲内に線速度
が収まるまで(時点t1まで)印加され続ける。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、可変速
再生方式が用いられた従来のディスクデータ再生装置に
おいては、サーチ動作によって急変した線速度を素早く
基準線速度へ修正可能なように、基準線速度近傍の上記
規定範囲内へ線速度が収まるまでディスクモータに絶対
値の大きい駆動電圧が印加され続けていた。ディスクモ
ータに大きい駆動電圧を印加し続けることは、流れる電
流量を増大させることとなり、ディスクモータにかかる
負担を増大させ、ディスクモータの寿命を短くするとい
う不具合となっていた。
【0015】本発明はこのような不具合を解決するため
になされたものであり、アクセススピードを落とすこと
なく、ディスクモータにかかる負担を軽減することによ
ってディスクモータの長寿命化を可能とするディスクデ
ータ再生装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記したような不具合を
解決するため、本発明のディスクデータ再生装置は、所
定範囲の線速度でデータの読み出しが可能であり、この
所定範囲内の指定された略一定の線速度でデータを読み
出すディスクデータ再生装置において、ディスクからの
データの読み出しが可能であるか不可能であるかの判定
を行う判定手段と、この判定手段によってデータの読み
出しが可能であると判定された場合には前記略一定の線
速度でデータを読み出す制御を緩やかに行い、前記判定
手段によってデータの読み出しが不可能であると判定さ
れた場合には前記略一定の線速度でデータを読み出す制
御を速やかに行う制御手段と、を有することを特徴とす
る。
【0017】このような構成からなる本発明のディスク
データ再生装置は、以下のようにして動作を行う。先
ず、必要とするデータにアクセスするためにサーチ動作
を開始する。サーチ動作が行われた直後においてはディ
スクの回転制御が十分に行われていない。このため、略
一定の線速度でデータを読み出すようにするためにディ
スクの回転制御を行う。ここで、上記判定手段によって
データの読み出しが不可能であると判定した場合(即
ち、データの線速度が上記所定範囲外に逸脱してしまっ
た場合)には、上記制御手段によって素早くこの所定範
囲内に線速度が収まるようにディスクモータに大きい駆
動電圧を印加し、大きい駆動力を与え、ディスクの回転
制御を速やかに行う。一方、このような回転制御を受け
て、若しくはサーチ動作直後に既に、上記判定手段によ
ってデータの読み出しが可能であると判定した場合(即
ち、データの線速度が上記所定範囲内に収まっている場
合)には、データの読み出しが可能となっているために
速やかなディスクの回転制御は必要とされず、上記制御
手段によってディスクモータには小さい駆動電圧を印加
し、小さい駆動力を与え、ディスクの回転制御を緩やか
に行う。
【0018】このような動作をすることによって、デー
タの読み出しが可能となった時点でディスクモータに印
加する駆動電圧の値が小さいものとされ、必要以上にデ
ィスクモータに電圧の印加を行わないようにすることが
でき、ディスクモータに与える負担が軽減される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施形態における
CD−ROMデータ再生装置の構成図を示し、以下にこ
のCD−ROMデータ再生装置を構成する各ブロックに
ついて説明する。
【0020】光学式ピックアップ1は、送りモータ24
によってCD−ROM2の半径方向へ移動可能とされ、
RFアンプ回路3及びフォーカス・トラッキング制御回
路4と電気的に接続される。この光学式ピックアップ1
は、送りモータ制御回路23の制御を受けて動作する送
りモータ24によってCD−ROM2の半径方向におい
て粗い位置制御を受けると共にフォーカス・トラッキン
グ制御回路4からの制御信号を受けて光ビーム照射位置
の微調整を行い、光ビームをCD−ROM2に照射する
ことによってCD−ROM2から情報に対応する信号を
読み出し、読み出した信号をRFアンプ回路3へ供給す
る。
【0021】RFアンプ回路3は、光学式ピックアップ
1、フォーカス・トラッキング制御回路4及びレベルス
ライス・PLL回路5と電気的に接続され、光学式ピッ
クアップ1の出力からフォーカスエラー信号やトラッキ
ングエラー信号を抽出してフォーカス・トラッキング制
御回路4に供給すると共に、レベルスライス・PLL回
路5へ増幅したRF信号を供給する。
【0022】レベルスライス・PLL回路5は、RFア
ンプ回路3、CD信号処理回路7及びシステムコントロ
ーラ21と電気的に接続され、システムコントローラ2
1から指示を受け、RFアンプ回路3から得られたRF
信号を2値化した信号を得ると同時にこの信号を読み取
るために同期したPLLクロック6を生成し、CD信号
処理回路へ供給する。
【0023】CD信号処理回路7は、レベルスライス・
PLL回路5、ディスクモータ制御回路8、固定クロッ
ク発生回路9、バッファRAM12及びCD−ROM信
号処理回路17と電気的に接続され、CD同期検出部、
EFM信号復調部及びCD訂正部から構成される。
【0024】このうち、CD同期検出部では、レベルス
ライス・PLL回路5から供給されたPLLクロック6
を用いてフォーマットに起因する周期的な同期信号を検
出し、検出した同期信号をディスクモータ制御回路8へ
供給する。
【0025】EFM信号復調部では、レベルスライス・
PLL回路5から供給されたPLLクロック6とCD同
期検出部からの同期信号を用いてレベルスライス・PL
L回路5から供給される2値化信号のデコードを行い、
PLLクロック6を用いてバッファRAM12にデータ
を書き込む。
【0026】CD訂正部では、スイッチ13によって選
択されたレベルスライス・PLL回路5からのPLLク
ロック6若しくは固定クロック発生回路9からのクロッ
ク10を処理クロック14として、この処理クロック1
4によってCDデータの訂正処理を行う。ここでデータ
処理用の信号としてPLLクロック6が選択された場合
には、CD−ROM2から読み出された信号に同期した
クロックで可変速にCD信号を処理するため、広範囲な
線速度でデータ処理を行うことが可能となる。このと
き、データが処理されたか否か(即ち、データの読み出
しが可能か不可能か)をフラグによって示し、このフラ
グはディスクモータ制御回路8へ供給される。一方、ク
ロック10が選択された場合には、通常のCDデータ処
理を行い、バッファRAM12からデータが読み出され
る際にディスクモータ11による時間軸変動成分の吸収
(ジッタ吸収)を行う。
【0027】なお、読み出したデータは処理クロック1
4により訂正処理が行われ、再びバッファRAM12へ
転送・格納される。このバッファRAM12に貯められ
たデータはオーディオデータや文字データなどその種類
・フォーマットに応じてスイッチ15による選択によっ
て、補間回路16若しくはCD−ROM信号処理回路1
7へ提供される。オーディオデータである場合には、補
間回路16及びD/A変換回路・フィルタ18にかけら
れた後に外部へ出力される。CD−ROMデータである
場合にはCD−ROM信号処理回路17へ供給される。
【0028】CD−ROM信号処理回路17は、レベル
スライス・PLL回路5、CD信号処理回路7、固定ク
ロック発生回路9、バッファRAM19、I/F制御回
路20及びシステムコントローラ21と電気的に接続さ
れ、CD−ROM同期検出部及びP/Q訂正部とから構
成される。
【0029】このうち、CD−ROM同期検出部では、
CD信号処理回路7から供給されたCD−ROMデータ
を処理クロック14によってCD−ROMフォーマット
に起因する周期的な同期信号を検出してデータのデコー
ドを行い、バッファRAM19への書き込みを行う。
【0030】P/Q訂正部では、処理クロック14によ
ってバッファRAM19からデータを読み出し、ブロッ
ク単位で完結するP及びQ訂正を行って、再びバッファ
RAM19への書き込みを行う。この訂正処理されたデ
ータは一定周期のクロック10によってバッファRAM
19から読み出され、I/F制御回路20によって外部
のホストコンピュータなどへ転送される。
【0031】システムコントローラ21は、制御信号2
2によって各回路の動作を制御することによってディス
クシステム全体の動作を統括制御する。ディスクモータ
制御回路8は、CD信号再生回路7、固定クロック発生
回路9、ディスクモータ11及びシステムコントローラ
21と電気的に接続され、システムコントローラ21か
ら制御信号22を受けると共に、CD信号処理回路7か
ら供給された時間軸変動を有する再生同期信号と固定ク
ロック発生回路9を分周して得られる一定周期のクロッ
ク10との周波数及び位相を比較することによってエラ
ー成分を抽出して、電圧への変換・増幅を行い、ディス
クモータ11にフィードバックする。
【0032】次に、このディスクモータ制御回路8につ
いて、より詳細な説明を行う。図2に、ディスクモータ
制御回路8における本発明の第一の実施の形態8aの構
成図を示す。この第一の実施の形態によるディスクモー
タ制御回路8aは、同期信号生成回路27、エラー検出
回路29、PWM変調器30、デューティ比制限回路3
1、駆動電圧発生回路33、データ読み出し可否判定回
路34及びデューティ比制御回路35から構成される。
【0033】同期信号生成回路27は、固定クロック発
振回路9及びエラー検出回路29と電気的に接続され、
固定クロック発振回路9において発振された信号に加工
を行って同期信号28を生成し、同期信号28をエラー
検出回路29へ供給する。
【0034】エラー検出回路29は、CD信号処理回路
7、同期信号生成回路27及びPWM変調器30と電気
的に接続され、CD信号処理回路7から供給された時間
軸変動を有するEFM同期信号25と同期信号生成回路
27から供給された同期信号28とを比較し、周波数差
及び位相差の大きさに対応したエラーデータをPWM変
調器30へ出力する。
【0035】PWM変調器30は、エラー検出回路29
及びデューティ比制限回路31と電気的に接続され、エ
ラー検出回路29から供給されたエラーデータの値に応
じてデューティ比の異なる一定周期のパルスを生成し、
デューティ比制限回路31へ供給する。
【0036】データ読み出し可否判定回路34はデュー
ティ比制御回路35及びCD信号処理回路7と電気的に
接続され、CD信号処理回路7においてデータ処理が可
能か不可能かを示すフラグをCD信号処理回路7から受
け、このフラグによって示される結果に基づいて、デー
タ読み出しが可能な状態であるか否かを判定し、デュー
ティ比制御回路35に供給する。
【0037】デューティ比制御回路35は、データ読み
出し可否判定回路34及びデューティ比制限回路31と
電気的に接続され、データ読み出し可否判定回路34に
よるデータ読み出しの可否判定結果を受けてデューティ
比制限回路31において生成される制御パルスの幅の設
定を行う。
【0038】デューティ比制限回路31は、PWM変調
器30、デューティ比制御回路35及び駆動電圧発生回
路33と電気的に接続され、デューティ比制御回路35
によって幅が設定された制御パルスを生成し、この制御
パルスを用いてPWM変調器30から供給された一定周
期のパルスのデューティ比を一定のデューティ比範囲内
になるように制限を行う。
【0039】駆動電圧発生回路33は、デューティ比制
限回路31及びディスクモータ11と電気的に接続さ
れ、デューティ比制限回路31でデューティ比の制限が
行われたパルスを受け、このパルスによるデューティ
比、即ち正電圧と負電圧の割合によってディスクモータ
11を駆動する電圧を発生し、ディスクモータ11に印
加する。
【0040】このような構成からなる第一の実施の形態
によるディスクモータ制御回路8aは、次のような動作
によってディスクモータの制御を行う。なお、図3にデ
ューティ比制限回路31の動作を説明するためのタイミ
ング図を示す。
【0041】CD−ROM2から読み出されたRF信号
より生成されたEFM同期信号25と固定クロック発振
回路9から発振されて同期信号生成回路27で生成され
た同期信号28とをエラー検出回路29で比較して周波
数差及び位相差を検出する。この周波数差及び位相差に
応じてPWM変調器30でデューティ比の異なる、一定
周期のパルスを生成する。
【0042】図3に、このPWM変調器30で生成・出
力されるパルスP20を示す。このPWM出力パルスP
20は、一定の周期Tを有し、前記のようなEFM同期
信号25と同期信号28の周波数差及び位相差に応じて
パルス幅に変化を受け、それに伴ってデューティ比(W
/T)に変化を受ける。
【0043】なお、線速度が基準線速度の8倍速となっ
ている場合には、EFM同期信号25と同期信号28と
が一致するように設計され、このときのパルス幅はほぼ
T/2、即ちデューティ比は約50%となる。また、線
速度が基準線速度の8倍速から大きく異なっている場合
(例えば、20倍速などの線速度になっている場合)に
は、デューティ比は50%から大きくずれ、0%若しく
は100%に近い値となる。
【0044】一方、データ読み出し可否判定回路34で
CD−ROM2からのデータの読み出しが可能か不可能
かの判定を行い、この判定結果を受けたデューティ比制
御回路35において、デューティ比制限回路31で生成
される制御パルスの幅の設定を行う。図3に、このデュ
ーティ比制限回路31で生成される制御パルスP21及
びP22を示す。
【0045】データ読み出し可否判定回路34でCD−
ROM2からのデータの読み出しが不可能と判定された
場合、制御パルスP21及びP22のパルスの幅は、所
定の範囲(各々、W21aからW21b、W22aから
W22b)内で最小となるように設定される。即ち、制
御パルスP21のパルス幅はW21aに、制御パルスP
22のパルス幅はW22aに設定される。また、上記判
定においてデータの読み出しが可能と判定された場合、
上記所定の範囲内でパルスの幅は最大となるように設定
される。即ち、制御パルスP21のパルス幅はW21b
に、制御パルスP22のパルス幅はW22bに設定され
る。なお、制御パルスP21のパルス幅及び制御パルス
P22のパルス幅はそれぞれ個々に、所望の値に設定可
能である。
【0046】デューティ比制限回路31で、制御パルス
P21はPWM変調器30からの出力と論理和による演
算がなされ、またこの演算結果は制御パルスP22と論
理積による演算がなされることによって、図3に示すよ
うなデューティ比制限回路出力P23が得られる。
【0047】これによって得られたパルスP23におい
ては、第一の場合として、データの読み出しが不可能な
場合には、常にパルスの幅が最小値W21a若しくは最
大値(T−W22a)の値を示すこととなる。
【0048】データの読み出しが可能となった場合には
パルス幅が急変して最小値W21bから最大値(T−W
22b)の値を示すようになる。ここで、第二の場合と
して、PWM出力パルスP20のパルス幅Wが最小値W
21b以下若しくは最大値(T−W22b)以上である
とき、パルスP23の幅は常に最小値W21b若しくは
最大値(T−W22b)の値を示す。また、第三の場合
として、PWM出力パルスP20の幅Wが最小値W21
b以上かつ最大値(T−W22b)以下であるとき、パ
ルスP23の幅は最小値W21bと最大値(T−W22
b)の間で変化するものとなる。
【0049】図4に、このように変化するデューティ比
制限回路出力P23を受けて駆動電圧発生回路33で発
生され、ディスクモータ11に印加される駆動電圧の変
化を、PWM出力パルスP20におけるデューティ比の
変化に対して表した図を示す。なお、ディスクモータ1
1に印加される相対駆動電圧が正の値である場合にはデ
ィスクモータ11は加速され、相対駆動電圧が負の値で
ある場合にはディスクモータ11は減速される。デュー
ティ比が50%の状態では線速度が基準線速度の8倍速
となっており、ディスクモータ11は加速も減速も行わ
れない。このときの相対駆動電圧の値0%は、ディスク
モータ11を回転させたときにかかる負荷とディスクモ
ータ11に働くトルクが釣り合っている時の印加電圧値
を示している。また、以下に記載される駆動電圧の大小
関係については、絶対値によって考慮する。
【0050】線速度が基準線速度の8倍速から大きいず
れを生じ、データの読み出しが不可能となっている場
合、PWM出力パルスP20のデューティ比も50%か
ら大きくずれた状態(D2a以下若しくはD2d以上)
となっている。この状態は上記した第一の場合に対応
し、デューティ比制限回路出力パルスP23におけるパ
ルス幅は常に最小値W21a若しくは最大値(T−W2
2a)の値を示す。このようにパルス幅の値の偏りが大
きいパルスP23が駆動電圧発生回路33に供給される
とディスクモータ11には大きい値の駆動電圧(+N%
若しくは−N%)が印加されることとなる。
【0051】次に線速度が基準線速度の8倍速へ近づ
き、データの読み出しが可能となった時点(デューティ
比がD2a若しくはD2dとなった時点)では、パルス
P23のパルス幅が急変して最小値W21bから最大値
(T−W22b)の値を示すようになる。ここで上記し
た第二の場合のように、パルスP20の幅Wが最小値W
21b以下若しくは最大値(T−W22b)以上である
ときには、パルスP23の幅は変化せず、常に最小値W
21b若しくは最大値(T−W22b)の値を示す。こ
の場合におけるパルスP23のパルス幅は偏りがかなり
修正されたものとなっており、このようなパルスP23
が駆動電圧発生回路33に供給されるとディスクモータ
11には小さい値の駆動電圧(+n%若しくは−n%)
が印加されることとなる。
【0052】さらに線速度が基準線速度の8倍速へ近づ
き、上記した第三の場合のように、パルスP20のパル
ス幅Wが最小値W21b以上かつ最大値(T−W22
b)以下であるときには、パルスP23のパルス幅は最
小値W21bと最大値(T−W22b)の間で変化す
る。この場合におけるパルスP23のデューティ比は5
0%近傍の値を変化するものであり、このようなパルス
P23が駆動電圧発生回路33に供給されるとディスク
モータ11には相対駆動電圧の値が0%近傍の駆動電圧
が印加されることとなる。
【0053】図5に、このような駆動電圧の印加を受け
て回転駆動されたディスクモータ11によって変化を受
ける線速度のサーチ時における変化、及びこのときにデ
ータの読み出しが可能な範囲を示す。ここでは、基準線
速度が8倍速のCD−ROMデータ再生装置を例とす
る。なお、斜線部はデータの読み出し処理が可能な領域
を示す。また、点線によって従来技術による場合を示
す。
【0054】さらに図6に、このサーチ時におけるディ
スクモータ11へ印加される駆動電圧の変化を示す。点
線は、従来技術による場合を示す。時点t0において、
線速度一定でデータが記録されたCD−ROM2が基準
線速度の8倍速によって回転駆動された状態で、CD−
ROM2の内周側に記録されたデータの再生が行われて
いるとする。この状態からCD−ROM2の外周側に記
録されたデータへサーチを行った場合には、例えば8倍
速から20倍速へ一時的に線速度が急増する。この状態
は前記した第一の場合に対応する。なお、20倍速へ変
化した線速度ではデータの読み出しが可能な範囲を逸脱
しているため、データの処理を直ぐに開始することはで
きない。
【0055】ここで急増した線速度を一定のデータ転送
レートが得られる基準線速度に素早く近づけるために、
上記したようにディスクモータ11へ大きい駆動電圧
(−N%)が印加される。これによってCD−ROM2
の回転が急速に減速されると共に、線速度は20倍速か
ら基準線速度の8倍速へ向かって、急速に減少される。
【0056】ディスクモータ11の回転駆動制御によっ
て減少される線速度は、この減少の過程における時点t
1においてデータ読み出し可能範囲内に入る。このとき
の状態は上記した第二の場合に相当する。この時点t1
において、上記したようにディスクモータ11へ印加さ
れる駆動電圧は小さい値(−n%)へと変化を受ける。
【0057】これによって、基準線速度の8倍速へ向か
って減少する線速度の減少率は低くなる。即ち、点線に
よって示される従来の場合よりも、線速度の減少が遅く
なる。しかしながら、線速度がデータ読み出し可能範囲
に入った時点t1からはデータの読み出し処理が可能と
なっており、データの読み出しは従来と同様に行われる
ため、データ読み出しに支障を来すことはない。また、
従来の場合よりもかなり早い時点でディスクモータ11
に印加される駆動電圧の値を低く設定することとなるた
めに、ディスクモータ11にかかる負担が従来よりも軽
減される。このような状態でCD−ROM2の回転が徐
々に減速され、線速度は基準線速度の8倍速へ向かって
さらに減少される。
【0058】このように変化する線速度は、時点t3に
おいて基準線速度の8倍速近傍に予め設定された規定範
囲内へと減少される。この状態は前記した第三の場合に
相当し、0%近傍で微少に変化する相対駆動電圧をディ
スクモータ11が受けることとなる。これによって、線
速度が基準線速度の8倍速を維持するように微調整を受
けながら、CD−ROM2の回転制御が行われる。
【0059】一方、CD−ROM2が時点t0において
基準線速度の8倍速によって回転駆動された状態で、C
D−ROM2の外周側に記録されたデータの再生が行わ
れているとする。この状態からCD−ROM2の内周側
に記録されたデータへサーチを行った場合、例えば8倍
速から3.2倍速へ一時的に線速度が急減する。このサ
ーチ動作のように、基準線速度の8倍速以下へ線速度が
減少するような変化においては、データの読み出しが常
に可能な範囲内に入っており、データの処理を直ぐに開
始可能である。即ち、この状態は、前記した第二の場合
に相当する。
【0060】ここで、急減した線速度を一定のデータ転
送レートが得られる基準線速度に近づけるために、ディ
スクモータ11の回転駆動制御が行われる。この場合に
はデータの読み出しが可能であるため、前記したように
ディスクモータ11には小さい駆動電圧(−n%)が印
加される。この駆動電圧を受けて、ディスクモータ11
は徐々に回転数を加速され、線速度も基準線速度の8倍
速に向けて徐々に増加する。即ち、点線で示される従来
の場合よりも、線速度の増加が遅くなる。しかしなが
ら、この状態においてはデータの読み出し処理が既に可
能となっており、データの読み出しは従来と同様に行わ
れるため、データ読み出しに支障を来すことはない。ま
た、従来の場合よりも低い値の駆動電圧をディスクモー
タ11に印加するために、ディスクモータ11にかかる
負担が従来よりも軽減される。
【0061】このように変化する線速度は、時点t2に
おいて基準線速度の8倍速近傍に予め設定された規定範
囲内へと増加される。この状態は前記した第三の場合に
相当し、0%近傍で微少に変化する相対駆動電圧をディ
スクモータ11が受けることとなる。これによって、線
速度が基準線速度の8倍速を維持するように微調整を受
けながら、CD−ROM2の回転制御が行われる。
【0062】以上のように、本発明の第一の実施の形態
によるディスクモータ制御回路が用いられたCD−RO
Mデータ再生装置は、従来技術による場合と同様のアク
セス速度を保つと共に、ディスクモータにかかる負担を
従来よりも軽減することを可能とする。
【0063】次に図7に、本発明の第二の実施の形態に
よるディスクモータ制御回路を示す。このディスクモー
タ制御回路8bは、上記の第一の実施の形態におけるデ
ューティ比制御回路35に対して回転変化量算出回路3
6を電気的に接続したものである。他の構成は第一の実
施の形態と同様である。
【0064】この回転変化量算出回路36は、デューテ
ィ比制御回路35及びシステムコントローラ21と電気
的に接続され、システムコントローラ21から受けた信
号を基に、サーチ命令後の目的トラック位置でのCD−
ROM2の回転数とサーチ命令前の現在のトラック位置
でのCD−ROM2の回転数との変化量の算出を行い、
予め設定された基準変化量と大小比較して、この算出結
果をデューティ比制御回路35へ供給するというもので
ある。
【0065】デューティ比制御回路35は、データ読み
出し可否判定回路34においてデータ読み出しが可能と
判定された場合、前記した第一の実施の形態による動作
に加えて、上記の回転変化量算出回路36から供給され
た算出結果を受けて、デューティ比制限回路31で発生
される制御パルスのパルス幅の制御を行う。
【0066】図8に、この制御パルスのパルス幅の制御
を説明するためのタイミング図を示す。この図8におい
て、一定周期Tを有するPWM出力パルスP30は、デ
ューティ比制限回路31で発生される制御パルスP31
及びP32によって第一の実施の形態と同様の演算処理
を受け、デューティ比制限出力パルスP33としてデュ
ーティ比制限回路31から出力される。
【0067】また図9に、このデューティ比制限出力パ
ルスP33を受けて駆動電圧発生回路33で発生し、デ
ィスクモータ11に印加される駆動電圧の変化を、サー
チ命令が発行されてからの経過時間に対して示す。
【0068】まず時点t0において、CD−ROM2の
内周側から外周側へサーチを行うようにサーチ命令が発
行された場合、第一の実施の形態による前記した制御動
作によって、大きい駆動電圧(−N%)がディスクモー
タ11に印加される。
【0069】続いて時点t1において、CD−ROM2
からのデータの読み出しが可能となった場合、第一の実
施の形態による前記した制御動作によって、小さい駆動
電圧がディスクモータ11に印加される。ここで印加さ
れる駆動電圧の値は、回転変化量算出回路36によって
算出されるサーチ動作前後におけるCD−ROM2の回
転数の変化量に応じて設定される。
【0070】回転変化量算出回路36において回転数の
変化量が、予め設定された基準変化量よりも大きいと算
出された場合、この結果を受けたデューティ比制御回路
35が、前記した第一の実施の形態と同様に制御パルス
P31及びP32のパルス幅の制御を行う。ここで、制
御パルスP31及びP32のパルス幅をそれぞれW31
a及びW32aとなるように制御し、デューティ比制限
出力パルスP33のパルス幅の可変範囲を最小値W31
aから最大値(T−W32a)までの狭い範囲とする。
これによって、小さな駆動電圧(−n2%)でディスク
モータ11を駆動させるようにし、ディスクモータ11
にかかる負担を小さくすることが可能となる。
【0071】また、回転変化量算出回路36において回
転数の変化量が基準変化量よりも小さいと算出された場
合には、この結果を受けたデューティ比制御回路35が
上記の制御パルスP31及びP32のパルス幅W31a
及びW32aのそれぞれを、それよりもやや大きいパル
ス幅W31b及びW32bとなるように制御する。これ
によって、デューティ比制限出力パルスP33のパルス
幅の可変範囲を最小値W31bから最大値(T−W32
b)までのさらに狭い範囲とし、さらに小さな駆動電圧
(−n1%)によってディスクモータ11を駆動させ
る。この場合のCD−ROM2の回転数変化量は小さい
ため、小さな駆動電圧によって回転制御を行っても何ら
支障を生じない。このようにディスクモータ11にはよ
り小さい駆動電圧が印加されるため、ディスクモータ1
1への負担をさらに軽くすることを可能とする。
【0072】一方、時点t0においてCD−ROM2の
外周側から内周側へサーチを行うようにサーチ命令が発
行された場合には、前記した第一の実施の形態の場合と
同様に、小さい駆動電圧がディスクモータ11に印加さ
れる。ここで印加される駆動電圧の値は、回転変化量算
出回路36によって算出されるサーチ動作前後における
CD−ROM2の回転数の変化量に応じて設定される。
このとき、上記したCD−ROM2の内周側から外周側
へサーチを行うようにサーチ命令が発行された場合と同
様の処理によって、回転数の変化量が基準変化量よりも
大きい場合に印加される駆動電圧の値(+n2%)より
も回転数の変化量が基準変化量よりも小さい場合に印加
される駆動電圧の値(−n1%)は小さいものとなるよ
うに設定される。これによって、回転数の変化量が基準
変化量よりも小さい場合にはディスクモータ11への負
担をさらに軽くすることが可能となる。
【0073】このような構成からなる本発明の第二の実
施の形態によって、アクセス動作の前後における回転数
の変化量が小さい場合、前記した第一の実施の形態によ
る場合よりもディスクモータに印加する駆動電圧の値を
さらに小さくすることによって、ディスクモータにかか
る負担をさらに軽減することを可能とする。
【0074】次に図10に、本発明の第三の実施の形態
によるディスクモータ制御回路を示す。このディスクモ
ータ制御回路8cは、前記の第一の実施の形態における
デューティ比制御回路35に対してピックアップ移動検
出回路37を電気的に接続したものである。他の構成は
第一の実施の形態と同様である。
【0075】このピックアップ移動検出回路37は、デ
ューティ比制御回路35及びシステムコントローラ21
と電気的に接続され、このシステムコントローラ21か
ら受けた信号を基にして、ピックアップ1がサーチ動作
によってCD−ROM2の半径方向へ移動中であるかど
うかを検出する。この検出結果をデューティ比制御回路
35へ供給する。このピックアップ移動検出回路37か
ら供給された検出結果を受け、デューティ比制御回路3
5は、デューティ比制限回路31で発生される制御パル
スのパルス幅の制御を行う。
【0076】図11に、この制御パルスのパルス幅の制
御を説明するためのタイミング図を示す。この図11に
おいて、一定周期Tを有するPWM出力パルスP40
は、デューティ比制限回路31で発生される制御パルス
P41及びP42によって第一の実施の形態と同様の演
算処理を受け、デューティ比制限出力パルスP43とし
てデューティ比制限回路31から出力される。
【0077】また図12に、このデューティ比制限出力
パルスP43を受けて駆動電圧発生回路33で発生し、
ディスクモータ11に印加される駆動電圧の変化を、サ
ーチ命令が発行されてからの経過時間に対して示す。
【0078】まず時点t0において、CD−ROMの内
周側から外周側へサーチを行うようにサーチ命令が発行
された場合、その直後にはCD−ROM2の半径方向へ
ピックアップ1が移動を開始する。ここでピックアップ
1が移動中であることをピックアップ移動検出回路37
が検出し、この結果を受けたデューティ比制御回路35
が上記の制御パルスP41及びP42のパルス幅を大き
くなるように、例えばパルス幅W41a及びW42aの
それぞれをパルス幅W41b及びW42bとなるように
制御する。これによって、デューティ比制限出力パルス
P43のパルス幅の可変範囲を最小値W41bから最大
値(T−W42b)までの狭い範囲とすることで、小さ
な駆動電圧(−n%)によってディスクモータ11を駆
動させるようにし、ディスクモータ11への負担を軽く
することができる。
【0079】次に時点t1において、サーチ動作命令を
受けたピックアップ1が目的とするトラック位置へ到達
すると、ピックアップ1はサーチ動作による移動を完了
する。この場合、サーチ動作によってピックアップ1が
CD−ROM2の半径方向へ移動していないことが、ピ
ックアップ移動検出回路37によって検出される。この
ため、上記したようなピックアップ移動検出回路37に
よるデューティ比制御回路35での制御パルスのパルス
幅制御は行われない。
【0080】そこで、この時点t1以降におけるディス
クモータの制御動作は、第一の実施の形態の場合によっ
て行われる。即ち、前記の第一の実施の形態と同様に、
データの読み出しが可能か不可能かによって、ディスク
モータに印加する駆動電圧の値を変化させる。もしもデ
ータの読み出しが不可能である場合には大きい駆動電圧
(−N%)がディスクモータに印加されるように駆動電
圧の変更が行われ、データの読み出しが可能となるまで
この状態が保持される。そして時点t2において、デー
タの読み出しが可能となった場合には小さい駆動電圧
(−n%)がディスクモータに印加されるようにさらに
駆動電圧の変更が行われる。ここで時点t1において、
既にデータの読み出しが可能となっていた場合には、上
記のような駆動電圧の変更は行われず、小さい駆動電圧
(−n%)がディスクモータに印加され続ける。
【0081】この駆動電圧の印加によってディスクモー
タの回転制御が行われ、時点t4において基準線速度近
傍に設定された規定の範囲内に線速度が制御されると、
相対駆動電圧が0%近傍のさらに小さい駆動電圧がディ
スクモータに印加されることにより、線速度が基準線速
度の8倍速近傍の値を維持するように制御される。
【0082】一方、時点t0においてCD−ROMの外
周側から内周側へサーチを行うようにサーチ命令が発行
された場合にも、上記したようなCD−ROMの内周側
から外周側へサーチを行うようにサーチ命令が発行され
た場合と同様の処理が行われる。
【0083】このような動作を行う本発明の第三の実施
の形態を用いると、データの読み出しが実際に可能か不
可能かを第一の実施の形態によって判定できない間(即
ち、サーチ命令が発行されてから目的とするトラックの
位置へ到達するまでの間)に、大きい駆動電圧をディス
クモータに印加させないようにすることができ、第一の
実施の形態よりも、さらにディスクモータへかかる負担
を低減することが可能となる。
【0084】次に図13に、本発明の第四の実施の形態
によるディスクモータ制御回路を示す。このディスクモ
ータ制御回路8dは、前記の第一の実施の形態におい
て、デューティ比制御回路35に対して転送データ量判
定回路38をさらに設けたものである。他の構成は第一
の実施の形態と同様である。
【0085】この転送データ量判定回路38は、デュー
ティ比制御回路35及びシステムコントローラ21と電
気的に接続され、システムコントローラ21から受けた
信号を基にして、転送の要求を受けたデータの量が、予
め設定された基準データ量よりも大きいか小さいかを判
定する。この判定結果をデューティ比制御回路35へ供
給する。この転送データ量判定回路38から供給された
判定結果を受け、デューティ比制御回路35は、デュー
ティ比制限回路31で発生される制御パルスのパルス幅
の制御を行う。
【0086】図14に、この制御パルスのパルス幅の制
御を説明するためのタイミング図を示す。この図14に
おいて、一定周期Tを有するPWM出力パルスP50
は、デューティ比制限回路31で発生される制御パルス
P51及びP52によって第一の実施の形態と同様の演
算処理を受け、デューティ比制限出力パルスP53とし
てデューティ比制限回路31から出力される。
【0087】また図15に、このデューティ比制限出力
パルスP53を受けて駆動電圧発生回路33で発生し、
ディスクモータ11に印加される駆動電圧の変化を、サ
ーチ命令が発行されてからの経過時間に対して示す。
【0088】まず時点t0において、CD−ROM2の
内周側から外周側へサーチを行うようにサーチ命令が発
行された場合、第一の実施の形態による前記した制御動
作によって、大きい駆動電圧(−N%)がディスクモー
タ11に印加される。
【0089】続いて時点t1において、CD−ROM2
からのデータの読み出しが可能となった場合、第一の実
施の形態による前記した制御動作によって、小さい駆動
電圧がディスクモータ11に印加される。ここで印加さ
れる駆動電圧の値は、転送データ量判定回路38によっ
て判定されるサーチ動作後に目的とするトラックから読
み出されて転送されるデータの量に応じて設定される。
【0090】転送データ量判定回路38において転送デ
ータ量が、予め設定された基準データ量よりも大きいと
判定された場合、この結果を受けたデューティ比制御回
路35が、前記した第一の実施の形態と同様に制御パル
スP51及びP52のパルス幅の制御を行う。ここで、
制御パルスP51及びP52のパルス幅をそれぞれW5
1a及びW52aとなるように制御し、デューティ比制
限出力パルスP53のパルス幅の可変範囲を最小値W5
1aから最大値(T−W52a)までの狭い範囲とす
る。これによって、小さな駆動電圧(−n2%)でディ
スクモータ11を駆動させるようにし、ディスクモータ
11にかかる負担を小さくすることが可能となる。
【0091】また、転送データ量判定回路38において
転送データ量が基準データ量よりも小さいと判定された
場合には、この結果を受けたデューティ比制御回路35
が上記の制御パルスP51及びP52のパルス幅W51
a及びW52aのそれぞれを、それよりもやや大きいパ
ルス幅W51b及びW52bとなるように制御する。こ
れによって、デューティ比制限出力パルスP53のパル
ス幅の可変範囲を最小値W51bから最大値(T−W5
2b)までのさらに狭い範囲とし、さらに小さな駆動電
圧(−n1%)によってディスクモータ11を駆動させ
る。この場合に転送が行われるデータの量は小さいた
め、小さな駆動電圧によって回転制御を行っても何ら支
障を生じない。このようにディスクモータ11にはより
小さい駆動電圧が印加されるため、ディスクモータ11
への負担をさらに軽くすることを可能とする。
【0092】一方、時点t0においてCD−ROM2の
外周側から内周側へサーチを行うようにサーチ命令が発
行された場合には、前記した第一の実施の形態の場合と
同様に、小さい駆動電圧がディスクモータ11に印加さ
れる。ここで印加される駆動電圧の値は、転送データ量
判定回路38によって判定されるサーチ動作後において
目的とするトラックの位置から読み出されて転送される
データの量に応じて設定される。このとき、上記したC
D−ROM2の内周側から外周側へサーチを行うように
サーチ命令が発行された場合と同様の処理によって、転
送データ量が基準データ量よりも大きい場合に印加され
る駆動電圧の値(+n2%)よりも転送データ量が基準
データ量よりも小さい場合に印加される駆動電圧の値
(−n1%)は小さいものとなるように設定される。こ
れによって、転送データ量が基準データ量よりも小さい
場合にはディスクモータ11への負担をさらに軽くする
ことが可能となる。
【0093】このような構成からなる本発明の第四の実
施の形態によって、アクセス動作の後において目的とす
るトラックの位置から読み出されて転送されるデータの
量が小さい場合、前記した第一の実施の形態による場合
よりもディスクモータに印加する駆動電圧の値をさらに
小さくすることによって、ディスクモータにかかる負担
をさらに軽減することを可能とする。
【0094】次に図16に、本発明の第五の実施の形態
によるディスクモータ制御回路を示す。このディスクモ
ータ制御回路8eは、前記の第一の実施の形態におい
て、同期信号生成回路27に対して同期信号制御回路3
9をさらに設けたものである。他の構成は第一の実施の
形態と同様である。
【0095】この同期信号制御回路39は、同期信号生
成回路27及びシステムコントローラ21と電気的に接
続され、サーチ動作によってピックアップ1が目的とす
るトラックに到達してデータの読み出しが開始される
と、読み出したデータに含まれている上記トラックの位
置情報をシステムコントローラ21から受ける。この位
置情報を受けた同期信号制御回路39は、予め設定され
た後述する設定線速度によってCD−ROM2が回転駆
動されるように、同期信号生成回路27において分周さ
れる固定クロック発振回路26からのクロックの分周比
を変更するように制御を行う。
【0096】図17に、この第五の実施の形態において
CD−ROM2の各トラック位置ごとに予め設定される
基準線速度の設定例を示す。この第五の実施の形態にお
ける基準線速度は、第一ないし第四の実施の形態におけ
るようなトラック位置に対して一定となるような基準線
速度ではなく、トラック位置によって値が変化するよう
に設定される基準線速度である。この第五の実施の形態
による基準線速度は、同期信号制御回路39において以
下のようにして設定される。
【0097】まず、CD−ROM2の最外周トラック位
置tr2での線速度を最大の基準線速度として、データ
の読み出しが可能な範囲内にある線速度を(例えば、1
2倍速の線速度を)設定する。次に最外周トラック位置
tr2から最内周トラック位置tr0へ向かう各トラッ
クの位置に対して、上記最大の基準線速度を設定した場
合のCD−ROM2の回転数(例えば、最外周で12倍
速となる線速度に対応する回転数、およそ2400rp
m)を保つような線速度を、基準線速度として順次設定
する。ここで、この各トラックの位置に対して設定され
る第五の実施の形態による基準線速度が、前記した第一
ないし第四の実施の形態による基準線速度(ここでの実
施の形態においては、8倍速)を下回ることになるよう
なトラックの位置(トラック位置tr1から最内周トラ
ック位置tr0)に対しては、前記した第一ないし第四
の実施の形態による基準線速度を、第五の実施の形態に
よる基準線速度として設定する。
【0098】上記した最外周トラック位置tr2は記録
されているデータの量によって(即ち、CD−ROMご
とに)異なるが、その位置はCD−ROM2の最内周に
おいてアドレスに関する情報などが書かれたTOC(T
able Of Contents)を読むことで容易
に知ることができる。このため、上記のような第五の実
施の形態による基準線速度もCD−ROMの装着後に容
易に設定することが可能である。
【0099】このような基準線速度が予め設定された本
発明の第五の実施の形態は、以下のように動作する。例
えば、ある時点においてCD−ROM2のトラックtr
xに記録された情報を読み出している場合に、トラック
trxよりも外周側にあるトラックtryへサーチを行
うようにサーチ命令が発行されたとする。このサーチ命
令を受け、ピックアップ1が目的とするトラックtry
に到達すると、線速度は8倍速からY3倍速(Y3>
8)まで急増する。この線速度Y3はデータ読み出し可
能範囲外にあるため、前記した第一の実施の形態のよう
にディスクモータ11には大きい駆動電圧が印加され、
CD−ROM2の回転を速やかに減速させ、線速度を低
下させるように制御がなされる。
【0100】CD−ROM2の回転が減速されて線速度
がY2になると、前記した第一の実施の形態のようにデ
ィスクモータ11に印加される駆動電圧は小さい値に変
化される。これと共に、線速度がY2になるとデータの
読み出しが可能となる。この読み出したデータに含まれ
るトラックの位置情報を用いて、同期信号制御回路39
によって分周比を変更して、上記のようにして設定され
る第五の実施の形態による基準線速度が線速度Y1にな
るように、固定クロック発振回路26からの同期信号の
設定が行われる。また上記の小さい駆動電圧を受けて、
ディスクモータ11は線速度がY1になるまで減速し続
ける。
【0101】この第五の実施の形態においては、第一な
いし第四の実施の形態と異なり、トラックtryにおけ
る線速度はY3倍速から8倍速までではなく、Y3倍速
からY1(Y1>8)倍速までの減速がなされる。この
ため、内周から外周へサーチした場合には、このサーチ
動作によって変化を受けた線速度が基準線速度となるよ
うに制御されるまでにかかる時間、及びこの制御のため
にディスクモータ11に駆動電圧が印加される時間を短
縮することができるため、ディスクモータ11にかかる
負担をより一層低減することが可能である。
【0102】一方、ある時点においてCD−ROM2の
トラックtryに記録された情報を読み出している場合
に、トラックtryよりも内周側にあるトラックtrx
へサーチを行うようにサーチ命令が発行されたとする。
このサーチ命令を受け、ピックアップ1が目的とするト
ラックtrxに到達すると、線速度はY1倍速からX3
倍速(X3<8)まで急減する。この線速度X3はデー
タ読み出し可能範囲内にあるため、前記した第一の実施
の形態のようにディスクモータ11には小さい駆動電圧
が印加され、CD−ROM2の回転を緩やかに加速さ
せ、線速度を増加させるように制御がなされる。
【0103】これと共に、既にデータの読み出しが可能
となっているため、読み出したデータに含まれるトラッ
クの位置情報を用いて、同期信号制御回路39によって
分周比を変更して、上記のようにして設定される第五の
実施の形態による基準線速度(この場合、8倍速)にな
るように、固定クロック発振回路26からの同期信号の
設定が行われる。この設定された基準線速度(この場
合、8倍速)になるまで、上記の小さい駆動電圧を受け
てディスクモータ11は加速し続ける。
【0104】この第五の実施の形態においては、第一な
いし第四の実施の形態によるトラック位置trxにおけ
る線速度の加速変化(X2倍速から8倍速まで)とは異
なり、X3倍速から8倍速までの加速がなされる。この
ため、外周から内周へサーチした場合には、このサーチ
動作によって変化を受けた線速度が基準線速度となるよ
うに制御されるまでにかかる時間、及びこの制御のため
にディスクモータ11に駆動電圧が印加される時間を短
縮することができるため、ディスクモータ11にかかる
負担をより一層低減することが可能である。
【0105】図18には、本発明の第六の実施の形態に
よるディスクモータ制御回路を示す。このディスクモー
タ制御回路8fは、上記の第五の実施の形態において、
システムコントローラ21に対して位置検出回路40を
さらに設けたものである。他の構成は第五の実施の形態
と同様である。
【0106】この位置検出回路40は、システムコント
ローラ21と電気的に接続され、ピックアップ1によっ
てあるトラックから読み出されたデータに含まれている
アドレスに関する情報(例えば、サブコードに記録され
た情報)から得たこのトラックの位置情報をシステムコ
ントローラ21に提供する。システムコントローラ21
は、位置検出回路40より検出したトラックの位置情報
を定期的に受け取り、上記した第五の実施の形態におい
て説明した基準線速度の設定の変更を行う。
【0107】このような構成からなる第六の実施の形態
によるディスクモータ制御回路8fは、サーチ動作に関
しては第五の実施の形態による場合と同様の動作を行
う。しかしながら第五の実施の形態におけるディスクモ
ータ制御回路8eでは、サーチ動作時のみに同期信号制
御回路39によって同期クロックの分周比を変更して基
準線速度の設定を行っていたため、サーチ動作後におい
て連続してデータを読み出す場合に徐々に変化する線速
度が、設定した基準線速度からずれてしまっていた。こ
れに対して第六の実施の形態におけるディスクモータ制
御回路8fでは、データを読み出しているトラックの位
置情報をサーチ動作時のみではなくサーチ動作後におい
ても定期的に読み込んで、このトラックの位置に対応し
た線速度に基準線速度を設定し直すことができる。この
ことによって、常にサーチ動作に最適な線速度でディス
クモータの回転駆動を維持することができ、効率の良い
ディスクモータ制御が可能となる。
【0108】以上に説明した第一ないし第六の実施の形
態においては、ディスクの内周側から外周側へのアクセ
ス及び外周側から内周側へのアクセスが頻繁に行われる
場合、線速度がデータ読み出し可能な範囲に入っていれ
ばディスクの回転数制御を行わなくてもデータ読み出し
が可能であり、ディスクモータによるディスクの回転数
変化が少なくなるため、結果的にCAV再生(回転角速
度一定方式によるデータ再生)に近い動作となる。した
がって、上記した実施の形態のようなCLV制御用の回
路構成によって、CAV制御動作を擬似的に実現するこ
とも可能となる。
【0109】このような擬似CAV制御は、図19に示
す第七の実施の形態のように、PWM変調器30から供
給された一定周期パルスのデューティ比を一定のデュー
ティ比範囲内となるように制限を行うためにデューティ
比制限回路31において生成される制御パルスのパルス
幅の設定を、システムコントローラ21による制御を受
けたデューティ比制御回路35によって行うことでも実
現可能である。この第七の実施の形態によると、システ
ムコントローラ21によって上記の制御パルス幅による
制限が常にかかっている状態(即ち、ディスクモータに
よるディスクの回転駆動の大きさが常に制御されている
状態)となり、CAV再生用の回路を使用しない場合に
おいても、擬似的にCAV再生動作の制御を行うことが
可能となる。これによって、ディスクモータによるディ
スクの回転数制御を緩やかなものとすることができるた
め、ディスクモータにかかる負担を少なくすることが可
能となる。
【0110】尚、これらの第一ないし第六の実施の形態
において、その仕様を実現するために必要とされる回路
は規模の小さいもので良いため、製造コストがほとんど
かからないという利点も有する。さらに、絶対値の大き
い駆動電圧の印加によるディスクモータへの負担が低減
されるため、この負担を受けやすい安価なブラシ付きモ
ータを使用した場合でも寿命の長い信頼性のある装置を
提供することができる。
【0111】
【発明の効果】本発明によるディスクモータ制御回路及
びこの回路を用いたディスクデータ再生装置は、以上説
明したような構成からなるため、アクセススピードを落
とすことなくディスクモータにかかる負担を低減するこ
とができ、ディスクモータの長寿命化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるディスクモータ制御
回路を用いたCD−ROMデータ再生装置の構成を示す
図。
【図2】本発明の第一の実施の形態によるディスクモー
タ制御回路の構成を示す図。
【図3】本発明の第一の実施の形態におけるデューティ
比制限回路の動作を説明するためのタイミング図。
【図4】本発明の第一の実施の形態によるディスクモー
タ制御を説明するための図。
【図5】本発明の第一の実施の形態におけるサーチ時の
線速度の変化を示す図。
【図6】本発明の第一の実施の形態におけるサーチ時
に、ディスクモータに印加される駆動電圧の変化を示す
図。
【図7】本発明の第二の実施の形態によるディスクモー
タ制御回路の構成を示す図。
【図8】本発明の第二の実施の形態におけるデューティ
比制限回路の動作を説明するためのタイミング図。
【図9】本発明の第二の実施の形態におけるサーチ時
に、ディスクモータに印加される駆動電圧の変化を示す
図。
【図10】本発明の第三の実施の形態によるディスクモ
ータ制御回路の構成を示す図。
【図11】本発明の第三の実施の形態におけるデューテ
ィ比制限回路の動作を説明するためのタイミング図。
【図12】本発明の第三の実施の形態におけるサーチ時
に、ディスクモータに印加される駆動電圧の変化を示す
図。
【図13】本発明の第四の実施の形態によるディスクモ
ータ制御回路の構成を示す図。
【図14】本発明の第四の実施の形態におけるデューテ
ィ比制限回路の動作を説明するためのタイミング図。
【図15】本発明の第四の実施の形態におけるサーチ時
に、ディスクモータに印加される駆動電圧の変化を示す
図。
【図16】本発明の第五の実施の形態によるディスクモ
ータ制御回路の構成を示す図。
【図17】本発明の第五の実施の形態による各トラック
位置における基準線速度の設定例を示す図。
【図18】本発明の第六の実施の形態によるディスクモ
ータ制御回路の構成を示す図。
【図19】本発明の第七の実施の形態によるディスクモ
ータ制御回路の構成を示す図。
【図20】従来技術におけるサーチ時の線速度の変化を
示す図。
【図21】従来技術におけるサーチ時に、ディスクモー
タに印加される駆動電圧の変化を示す図。
【符号の説明】
7 CD信号処理回路 8(8a) ディスクモータ制御回路 9 固定クロック発振回路 11 ディスクモータ 25 EFM同期信号 27 同期信号生成回路 28 同期信号 29 エラー検出回路 30 PWM変調器 31 デューティ比制限回路 33 駆動電圧発生回路 34 データ読み出し可否判定回路 35 デューティ比制御回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定範囲の線速度でデータの読み出しが
    可能であり、この所定範囲内の指定された略一定の線速
    度でデータを読み出す手段と、第一の変化の割合によっ
    て前記線速度を前記所定範囲内となす手段と、前記第一
    の変化の割合よりも小さい第二の変化の割合によって前
    記所定範囲内にある線速度を前記略一定の線速度となす
    手段と、を有することを特徴とするディスクデータ再生
    装置。
  2. 【請求項2】 データが記録されたディスクを回転駆動
    する駆動手段と、この駆動手段によるディスクの回転駆
    動の大きさを制御する制御手段と、この制御手段によっ
    て回転駆動の大きさを制御されたディスクから、所定範
    囲の線速度でデータの読み出しが可能であり、この所定
    範囲内の指定された略一定の線速度でデータを読み出す
    読み出し手段と、を有することを特徴とするディスクデ
    ータ再生装置。
  3. 【請求項3】 データが記録されたディスクを回転駆動
    する駆動手段と、所定範囲の線速度でデータの読み出し
    が可能であり、この所定範囲内の指定された略一定の線
    速度でデータを読み出す読み出し手段と、この読み出し
    手段による前記ディスクからのデータの読み出しが可能
    であるか不可能であるかの判定を行う判定手段と、この
    判定手段によってデータの読み出しが可能であると判定
    された場合には前記駆動手段によるディスクの回転駆動
    を第一の駆動力によって行い、前記判定手段によってデ
    ータの読み出しが不可能であると判定された場合には前
    記回転駆動を前記第一の駆動力よりも大きい第二の駆動
    力によって行う制御手段と、を有することを特徴とする
    ディスクデータ再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクに記録されたデータと同期信号
    を読み出すもので、データの読み出し可能な線速度の所
    定範囲を有し、且つこの所定範囲内において指定された
    略一定の線速度でデータを読み出す読み出し手段と、一
    定の周期で発振する固定クロック信号を生成する固定ク
    ロック生成手段と、この固定クロック生成手段によって
    生成された固定クロック信号と前記読み出し手段によっ
    て読み出された同期信号との周波数差及び位相差を検出
    する検出手段と、この検出手段によって検出された前記
    固定クロック信号と前記同期信号との周波数差及び位相
    差に対応した電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧
    発生手段によって発生された電圧が印加され、この電圧
    に対応した駆動力によって前記ディスクを回転駆動する
    ディスクモータと、前記ディスクからのデータの読み出
    しが可能であるか不可能であるかの判定を行う判定手段
    と、この判定手段によってデータの読み出しが可能であ
    ると判定された場合には、前記電圧発生手段によって発
    生された電圧を前記ディスクモータが第一の駆動力によ
    って前記ディスクを回転駆動する電圧に制御し、前記判
    定手段によってデータの読み出しが不可能であると判定
    された場合には、前記電圧発生手段によって発生された
    電圧を前記ディスクモータが前記第一の駆動力よりも大
    きい第二の駆動力によって前記ディスクを回転駆動する
    電圧に制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    ディスクデータ再生装置。
  5. 【請求項5】 データが記録されたディスクを回転駆動
    する駆動手段と、所定範囲の線速度でデータの読み出し
    が可能であり、この所定範囲内の指定された略一定の線
    速度でデータを読み出す読み出し手段と、この読み出し
    手段による前記ディスクからのデータの読み出しが可能
    であるか不可能であるかの判定を行う判定手段と、前記
    ディスク上の第一の位置からデータの読み出しを行った
    場合における前記ディスクの回転数とこの第一の位置か
    らアクセスされる第二の位置からデータの読み出しを行
    った場合における前記ディスクの回転数とについて回転
    数の変化量を算出し、予め設定された基準変化量と大小
    比較する算出手段と、前記判定手段によってデータの読
    み出しが可能であると判定されると共に前記算出手段に
    よって前記回転数の変化量が前記基準変化量よりも大き
    いと算出された場合には、前記駆動手段によるディスク
    の回転駆動を第一の駆動力によって行い、前記判定手段
    によってデータの読み出しが可能であると判定されると
    共に前記算出手段によって前記回転数の変化量が前記基
    準変化量よりも小さいと算出された場合には、前記回転
    駆動を第一の駆動力よりも小さい第二の駆動力によって
    行い、前記判定手段によってデータの読み出しが不可能
    であると判定された場合には、前記回転駆動を前記第一
    の駆動力よりも大きい第三の駆動力によって行う制御手
    段と、を有することを特徴とするディスクデータ再生装
    置。
  6. 【請求項6】 ディスクに記録されたデータと同期信号
    を読み出すもので、データの読み出し可能な線速度の所
    定範囲を有し、且つこの所定範囲内において指定された
    略一定の線速度でデータを読み出す読み出し手段と、一
    定の周期で発振する固定クロック信号を生成する固定ク
    ロック生成手段と、この固定クロック生成手段によって
    生成された固定クロック信号と前記読み出し手段によっ
    て読み出された同期信号との周波数差及び位相差を検出
    する検出手段と、この検出手段によって検出された前記
    固定クロック信号と前記同期信号との周波数差及び位相
    差に対応した電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧
    発生手段によって発生された電圧が印加され、この電圧
    に対応した駆動力によって前記ディスクを回転駆動する
    ディスクモータと、前記ディスクからのデータの読み出
    しが可能であるか不可能であるかの判定を行う判定手段
    と、前記ディスク上の第一の位置からデータの読み出し
    を行った場合における前記ディスクの回転数とこの第一
    の位置からアクセスされる第二の位置からデータの読み
    出しを行った場合における前記ディスクの回転数とにつ
    いて回転数の変化量を算出し、予め設定された基準変化
    量と大小比較する算出手段と、前記判定手段によってデ
    ータの読み出しが可能であると判定されると共に前記算
    出手段によって前記回転数の変化量が前記基準変化量よ
    りも大きいと算出された場合には、前記電圧発生手段に
    よって発生された電圧を前記ディスクモータが第一の駆
    動力によって前記ディスクを回転駆動する電圧に制御
    し、前記判定手段によってデータの読み出しが可能であ
    ると判定されると共に前記算出手段によって前記回転数
    の変化量が前記基準変化量よりも小さいと算出された場
    合には、前記電圧発生手段によって発生された電圧を前
    記ディスクモータが第一の駆動力よりも小さい第二の駆
    動力によって前記ディスクを回転駆動する電圧に制御
    し、前記判定手段によってデータの読み出しが不可能で
    あると判定された場合には、前記電圧発生手段によって
    発生された電圧を前記ディスクモータが前記第一の駆動
    力よりも大きい第三の駆動力によって前記ディスクを回
    転駆動する電圧に制御する制御手段と、を有することを
    特徴とするディスクデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 データが記録されたディスクから所定範
    囲の線速度でデータの読み出しが可能であり、この所定
    範囲内において指定された略一定の線速度でデータを読
    み出す読み出し手段と、この読み出し手段による前記デ
    ィスクからのデータの読み出しが可能であるか不可能で
    あるかの判定を行う判定手段と、この判定手段によって
    前記判定を行うことが不可能である場合、及び前記判定
    手段による判定を行うことが可能であると共にこの判定
    手段によってデータの読み出しが可能であると判定され
    た場合には、第一の変化の割合によって前記所定範囲内
    にある線速度を前記略一定の線速度となす手段と、前記
    判定手段による判定を行うことが可能であると共にこの
    判定手段によってデータの読み出しが不可能であると判
    定された場合には前記第一の変化の割合よりも大きい第
    二の変化の割合によって前記線速度を前記所定範囲内と
    なす手段と、を有することを特徴とするディスクデータ
    再生装置。
  8. 【請求項8】 データが記録されたディスクを回転駆動
    する駆動手段と、所定範囲の線速度でデータの読み出し
    が可能であり、この所定範囲内において指定された略一
    定の線速度でデータを読み出す読み出し手段と、この読
    み出し手段によって前記ディスクからのデータの読み出
    しが可能であるか不可能であるかの判定を行う判定手段
    と、この判定手段によって前記判定を行うことが不可能
    である場合、及び前記判定手段による判定を行うことが
    可能であると共にこの前記判定手段によってデータの読
    み出しが可能であると判定された場合には、前記駆動手
    段によるディスクの回転駆動を第一の駆動力によって行
    い、前記判定手段による判定を行うことが可能であると
    共にこの判定手段によってデータの読み出しが不可能で
    あると判定された場合には前記回転駆動を前記第一の駆
    動力よりも大きい第二の駆動力によって行う制御手段
    と、を有することを特徴とするディスクデータ再生装
    置。
  9. 【請求項9】 データ及び同期信号が記録されたディス
    クの半径方向へ移動可能であると共にこのディスクから
    データ及び同期信号を受け取るピックアップ手段と、こ
    のピックアップ手段によって前記ディスクから受け取っ
    たデータ及び同期信号を読み出すもので、データの読み
    出し可能な線速度の所定範囲を有し、且つこの所定範囲
    内において指定された略一定の線速度で前記ディスクか
    らデータを読み出す読み出し手段と、一定の周期で発振
    する固定クロック信号を生成する固定クロック生成手段
    と、この固定クロック生成手段によって生成された固定
    クロック信号と前記読み出し手段によって読み出された
    同期信号との周波数差及び位相差を検出する検出手段
    と、この検出手段によって検出された前記固定クロック
    信号と前記同期信号との周波数差及び位相差に対応した
    電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧発生手段によ
    って発生された電圧が印加され、この電圧に対応した駆
    動力によって前記ディスクを回転駆動するディスクモー
    タと、ディスクからのデータの読み出しが可能であるか
    不可能であるかの判定を行う判定手段と、前記ピックア
    ップ手段の移動を検出する移動検出手段と、この移動検
    出手段によって前記ピックアップ手段の移動が検出され
    た場合、及びこの移動検出手段によって前記ピックアッ
    プ手段の移動が検出されない場合であると共に前記判定
    手段によってデータの読み出しが可能であると判定され
    た場合には、前記電圧発生手段によって発生された電圧
    を前記ディスクモータが第一の駆動力によって前記ディ
    スクを回転駆動する電圧に制御し、前記移動検出手段に
    よって前記ピックアップ手段の移動が検出されない場合
    であると共に前記判定手段によってデータの読み出しが
    不可能であると判定された場合には、前記電圧発生手段
    によって発生された電圧を前記ディスクモータが前記第
    一の駆動力よりも大きい第二の駆動力によって前記ディ
    スクを回転駆動する電圧に制御する制御手段と、を有す
    ることを特徴とするディスクデータ再生装置。
  10. 【請求項10】 データが記録されたディスクから所定
    範囲の線速度でデータの読み出しが可能であり、この所
    定範囲内において指定された略一定の線速度でデータを
    読み出す読み出し手段と、この手段によって前記ディス
    クからのデータの読み出しが可能であるか不可能である
    かの判定を行う可否判定手段と、前記ディスクから読み
    出されるデータ量を判定し、予め設定された基準データ
    量と大小比較するデータ量判定手段と、前記可否判定手
    段によってデータの読み出しが可能であると判定される
    と共に前記データ量判定手段によって前記データ量が前
    記基準データ量よりも大きいと判定された場合には、前
    記略一定の線速度でデータを読み出す制御を第一の速度
    で行い、前記可否判定手段によってデータの読み出しが
    可能であると判定されると共に前記データ量判定手段に
    よって前記データ量が前記基準データ量よりも小さいと
    判定された場合には、前記略一定の線速度でデータを読
    み出す制御を前記第一の速度よりも遅い第二の速度で行
    い、前記可否判定手段によってデータの読み出しが不可
    能であると判定された場合には、前記略一定の線速度で
    データを読み出す制御を前記第一の速度よりも速い第三
    の速度で行う制御手段と、を有することを特徴とするデ
    ィスクデータ再生装置。
  11. 【請求項11】 データが記録されたディスクを回転駆
    動する駆動手段と、所定範囲の線速度でデータの読み出
    しが可能であり、この所定範囲内において指定された略
    一定の線速度でデータを読み出す読み出し手段と、この
    読み出し手段による前記ディスクからのデータの読み出
    しが可能であるか不可能であるかの判定を行う可否判定
    手段と、前記ディスクから読み出されるデータ量を判定
    し、予め設定された基準データ量と大小比較するデータ
    量判定手段と、前記可否判定手段によってデータの読み
    出しが可能であると判定されると共に前記データ量判定
    手段によって前記データ量が基準データ量よりも大きい
    と判定された場合には、前記駆動手段によるディスクの
    回転駆動を第一の駆動力によって行い、前記可否判定手
    段によってデータの読み出しが可能であると判定される
    と共に前記データ量判定手段によって前記データ量が前
    記基準データ量よりも小さいと判定された場合には、前
    記回転駆動を第一の駆動力よりも小さい第二の駆動力に
    よって行い、前記可否判定手段によってデータの読み出
    しが不可能であると判定された場合には、前記回転駆動
    を第一の駆動力よりも大きい第三の駆動力によって行う
    制御手段と、を有することを特徴とするディスクデータ
    再生装置。
  12. 【請求項12】 データ及び同期信号が記録されたディ
    スクからデータ及び同期信号を読み出すもので、データ
    の読み出し可能な線速度の所定範囲を有し、且つこの所
    定範囲内において指定された略一定の線速度でデータを
    読み出す読み出し手段と、一定の周期で発振する固定ク
    ロック信号を生成する固定クロック生成手段と、この固
    定クロック生成手段によって生成された固定クロック信
    号と前記読み出し手段によって読み出された同期信号と
    の周波数差及び位相差を検出する検出手段と、この検出
    手段によって検出された前記固定クロック信号と前記同
    期信号との周波数差及び位相差に対応した電圧を発生す
    る電圧発生手段と、この電圧発生手段によって発生され
    た電圧が印加され、この電圧に対応した駆動力によって
    前記ディスクを回転駆動するディスクモータと、前記読
    み出し手段によるディスクからのデータの読み出しが可
    能であるか不可能であるかの判定を行う可否判定手段
    と、前記ディスクから読み出されるデータ量を判定し、
    予め設定された基準データ量と大小比較するデータ量判
    定手段と、前記可否判定手段によってデータの読み出し
    が可能であると判定されると共に前記データ量判定手段
    によって前記データ量が前記基準データ量よりも大きい
    と判定された場合には、前記電圧発生手段によって発生
    された電圧を前記ディスクモータが第一の駆動力によっ
    て前記ディスクを回転駆動する電圧に制御し、前記可否
    判定手段によってデータの読み出しが可能であると判定
    されると共に前記データ量判定手段によって前記データ
    量が前記基準データ量よりも小さいと判定された場合に
    は、前記電圧発生手段によって発生された電圧を前記デ
    ィスクモータが第一の駆動力よりも小さい第二の駆動力
    によって前記ディスクを回転駆動する電圧に制御し、前
    記可否判定手段によってデータの読み出しが不可能であ
    ると判定された場合には、前記電圧発生手段によって発
    生された電圧を前記ディスクモータが第一の駆動力より
    も大きい第三の駆動力によって前記ディスクを回転駆動
    する電圧に制御する制御手段と、を有することを特徴と
    するディスクデータ再生装置。
  13. 【請求項13】 前記略一定の線速度に替えて、データ
    が読み出される前記ディスク上の位置が、前記ディスク
    上に記録されたデータのうち最外周に記録されたデータ
    が読み出される位置に変更された場合、前記所定範囲内
    にあると共に前記略一定の線速度よりも大きい値に設定
    された第一の線速度とし、前記最外周よりも内周側に記
    録されたデータが読み出される位置に変更された場合、
    このデータが記録された位置に対して前記第一の線速度
    に対応する回転数を保つ値に設定された第二の線速度と
    し、もしもこの第二の線速度が前記略一定の線速度より
    も小さくなる位置に変更された場合には前記略一定の線
    速度の値に設定された第三の線速度とすることを特徴と
    する請求項1ないし請求項12記載のディスクデータ再
    生装置。
  14. 【請求項14】 前記第一ないし第三の線速度の設定
    は、前記ディスクに記録されたデータのうち、データの
    記録されている位置に関するデータを読み出し、この位
    置に関するデータに基づいて行うことを特徴とする請求
    項13記載のディスクデータ再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462131B1 (ko) * 2001-10-10 2004-12-17 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 정보 기록 재생 장치

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