JPH1166689A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH1166689A
JPH1166689A JP22608097A JP22608097A JPH1166689A JP H1166689 A JPH1166689 A JP H1166689A JP 22608097 A JP22608097 A JP 22608097A JP 22608097 A JP22608097 A JP 22608097A JP H1166689 A JPH1166689 A JP H1166689A
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JP
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disk
data
rotation
rotation speed
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JP22608097A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Yukimasa
隆俊 行正
Tomoaki Izumi
智紹 泉
Masayuki Shibano
正行 芝野
Eiji Ueda
英司 上田
Masataka Nikaido
正隆 二階堂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】間欠的に光ディスク上のデータを読み出す光デ
ィスク再生装置で、ディスクからのデータ読み出し中に
も電力低減をし平均消費電力を低減する。 【解決手段】PLL13の許容動作範囲内で光ディスク
1が回転しているときはスピンドルモータ9の駆動を仮
想スイッチ16をオフにして光ディスク1とスピンドル
モータ9の慣性のみで回転させることで、光ディスク1
からのテータ読み出し中でもスピンドルモータ9と制御
部11の消費電力分を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として携帯型
のディスク再生装置などに適用されるディスク再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、オーディオ用の光ディスク装置と
して、再生専用のコンパクトディスク(以下CD)およ
び記録再生可能なミニディスク(以下MD)が実用化さ
れている。特にMDはCDのアクセスの早さとコンパク
トカセットテープによるヘッドフォンステレオのコンパ
クトさからくる携帯性の良さを併せ持つということで、
現在急速に普及しつつある。
【0003】携帯用の機器で常に要望されることは連続
動作時間の長時間化である。すなわち、通常電源は限ら
れた容量の電池であるので機器自体の低消費電力が長時
間化を実現するための開発ポイントとなる。MDを用い
たシステムは通常のオーディオ信号を約4.8分の1に
圧縮しディスク上のデータとして用いており、信号処理
にとって冗長な回路動作やメカニズムの動作を低減する
技術が実用化されてきた。以下、このような技術の従来
例として、特開平7−65507号に記載されたものが
あり、概要を図を用いて説明する。
【0004】図5は従来例におけるMD再生機のブロッ
ク図である。データを記録した光ディスク1上のデータ
を読み取る読み取り手段であるレーザ光を利用した光ピ
ックアップ2からの再生信号は、圧縮オーディオ信号な
どを含む変調された主信号や、光ディスク1上の位置
(アドレス)情報を伝送する信号、さらに光ピックアッ
プ2のフォーカスやトラッキングを制御するためのエラ
ー信号などであり、アナログ信号処理によって得る再生
RFアンプ3より信号処理部4に供給される。信号処理
部4ではディジタル処理により圧縮オーディオデータお
よびアドレス情報が出力される。前記した圧縮オーディ
オデータはメモリ制御部5を介してメモリであるRAM
6に蓄積されるが、圧縮伸張部7の要求に応じて再びメ
モリ制御部5を介して読み出され、圧縮伸張部7内で圧
縮が解かれ元のディジタル形式のオーディオ信号とな
る。
【0005】その後DAC8でアナログオーディオ信号
に復元されスピーカーまたはヘッドフォンにより(何れ
も図示せず)再生される。また、ピックアップ制御部1
0では再生RFアンプ3から送出されるフォーカスとト
ラッキングのエラー信号を元にフォーカスとトラッキン
グ、及び光ピックアップ2のディスク半径方向への移送
のそれぞれの制御を行う。回転制御手段であるスピンド
ル制御部11は、同じく再生RFアンプ3から送出され
る変調信号とPLL13から抽出されるフレーム抽出部
14よりでる回転同期信号と基準信号15の位相を比較
して、生成される速度エラー信号により光ディスク1を
回転させる回転手段であるスピンドルモーター9の回転
速度を制御している。
【0006】ここでRAM6は圧縮オーディオデータの
リングバッファとして動作する。図4はその模様を模式
的に表している。すなわち、光ディスク1から間欠的に
読み出された信号は再生RFアンプ3から信号処理部4
で圧縮オーディオデータに復元され、メモリ制御部5を
介して図4の書き込みアドレス31から順次書き込まれ
ていく。
【0007】光ディスク1からの読み出しが間欠的であ
るため、RAM6への書き込みも間欠的である。このと
きの書き込みアドレス31は時計回りに循環しながら進
む。一方、圧縮伸張部7の要求で読み出されるデータは
図3の読み出しアドレス32から、これも時計回りで順
次読み出される。圧縮伸張部7からの読み出し要求は、
オーディオ信号を絶え間なく出力するために略一定速度
で行われる。従って、間欠的に進む書き込み点と間欠的
に進む読み込み点とは追いつ追われつの関係になり両者
が重なったりするとオーディオ信号が正しく再生されな
い。ここで、システム制御部12はメモリ制御部5から
書き込み点と読み込み点との距離、つまりメモリ残量を
監視し光ディスク1からのデータ再生を制御することで
リングバッファとしてのメモリ動作が異常にならないよ
うにしている。
【0008】上記のような構成での従来例での再生時の
電力の節減方法について述べる。すなわち、MDでは前
記のように、光ディスク1からのデータの読み出しは間
欠的に行われる。従って模式的に図6(b)に示すよう
な読み出しモードである第1のモードM1 と読み出し休
止モードである第2のモードM2 の2つのモードがあ
る。メモリ制御手段により、RAM6への書き込み速度
より遅い読み取り速度で主データをRAM6より読み出
すようにRAM6の制御を行っている。一般的に現状で
は、前者の読み出しモードM1 は略5から10秒、読み
出し休止モードM 2 は略30から39秒程度である。こ
れは、RAM6の容量とその制御方法により若干差はで
るがおおよそ前述の値である。
【0009】読み出し休止モードM2 では、読み出しに
関係する光ピックアップ2および読み出しの信号処理に
関係する回路、例えば再生RFアンプ3および信号処理
部4の1部などは休止することができる。また、スピン
ドル制御部11中の位相制御に関係する回路(図示せ
ず)はオフにすることができる。さらに、スピンドルモ
ータ9とその制御部11は電力消費が少なくなるようモ
ータ駆動電圧を図6(c)に示すようにα1からβ1に
落とし、図6(d)の区間Bでの回転数N1 から区間D
での回転数N2 に落としている。区間Aおよび区間Cは
それぞれ、モード移行時のモータ9の加速と減速のため
の区間である。これらの工夫により電力低減効果をあげ
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、ディスク
1からのデータ読み出し休止中のみの節電であり、ある
程度の効果はあるが、現状の更なる再生時間の長時間化
の要望に対して十分とは言えない。したがって、この発
明の目的は、より一層電力節減を可能にしさらに再生時
間の長時間化を図ることができるディスク再生装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディスク
再生装置は、データを記録したディスクと、ディスクを
回転させるための回転手段と、ディスクよりデータを読
み取るデータ読み取り手段と、データ読み取り手段が読
み出したデータを主データとデータ読み取り手段や回転
手段を制御するためのエラー信号に分けるデータ処理手
段と、エラー信号により回転手段の回転数を制御する回
転制御手段とを備え、回転制御手段は、ディスクの回転
数がディスク上のデータを読み込める所定の回転数範囲
内に入るまで回転手段に通電し、かつ所定の回転数範囲
内に入っている間は回転手段の通電を休止してディスク
を慣性により回転させることを特徴とするものである。
【0012】請求項1記載のディスク再生装置によれ
ば、ディスクの回転数がディスク上のデータ位置に対応
した回転数を中心とする所定の回転数範囲外の時にのみ
回転手段を制御し、所定の回転数範囲内ではディスクを
その慣性でのみ回転するようにディスクを制御したた
め、所定の回転数範囲にディスクの回転数が収まってい
る間は、回転手段に通電しないので回転手段およびその
制御部分の電力消費がなくなり、ディスクからデータを
読み出している間の消費電力を低減することができ、よ
り一層の電力節減が可能となり、さらに連続動作時間の
長時間化を実現することができる。
【0013】請求項2記載のディスク再生装置は、デー
タを記録したディスクと、ディスクを回転させるための
回転手段と、ディスクよりデータを読み取るデータ読み
取り手段と、データ読み取り手段が読み出したデータを
主データとデータ読み取り手段や回転手段を制御するた
めのエラー信号に分けるデータ処理手段と、エラー信号
により回転手段の回転数を制御する回転制御手段と、デ
ータ処理手段からの主データを一旦記憶するメモリと、
メモリへの書き込み速度より遅い読み取り速度で主デー
タをメモリより読み出すようにメモリの制御を行うメモ
リ制御手段とを備え、データ読み取り手段によりディス
ク上のデータを読み出してメモリに書き込む第1のモー
ドと、データ読み取り手段によるディスク上のデータの
読み取りを停止しメモリに書き込まれた主データを読み
出す第2のモードの2つのモードを交互に設定して、デ
ィスク上のデータを間欠的に読み出すように制御し、回
転制御手段は、第1のモードの区間において、ディスク
の回転数がディスク上のデータを読み込める所定の回転
数範囲内に入るまで回転手段に通電し、かつ所定の回転
数範囲内に入っている間は回転手段の通電を休止してデ
ィスクを慣性により回転させることを特徴とするもので
ある。
【0014】請求項2記載のディスク再生装置によれ
ば、ディスク上のデータを読み出す第1のモードにおい
て、ディスクの回転数がディスク上のデータ位置に対応
した回転数を中心とする所定の回転数範囲外の時にのみ
回転手段を制御し、所定の回転数範囲内ではディスクを
その慣性でのみ回転するようにディスクを制御したた
め、所定の回転数範囲にディスクの回転数が収まってい
る間は、回転手段に通電しないので回転手段およびその
制御部分の電力消費がなくなり、ディスクからデータを
読み出している第1のモードでの消費電力を低減するこ
とができ、第1のモードと第2のモードの両区間の平均
消費電力を低減でき、より一層の電力節減が可能とな
り、さらに連続動作時間の長時間化を実現することがで
きる。
【0015】請求項3記載のディスク再生装置は、請求
項2において、回転制御手段が、第1のモードの区間に
おいて、ディスクの回転数がディスク上のデータを読み
込める所定の回転数範囲の上限まで回転手段に通電し、
かつディスクが上限から所定の回転数範囲内で回転して
いる間は回転手段への通電を休止するようにしたもので
ある。
【0016】請求項3記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項1の効果のほか、ディスクが所定の回転数範
囲内にある慣性回転の時間を長くすることができるの
で、さらに消費電力を節減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態について
図1ないし図4を用いて説明する。ここでは、従来例と
同一の構成要素については、前記したのと同様であるの
で、図面に同一番号を付して詳細な説明は省略する。始
めに、ディスク1を回転させる回転手段としてのスピン
ドルモータ9の制御について簡単に述べる。図3はディ
スク1の信号フォーマットにおける最小単位である“フ
レーム”の構成図である。図3(a)のS部が図3
(c)の回転同期信号に対応する。図1は、この実施の
形態におけるMDディスク再生機のブロック図で、この
実施の形態に関係する所を詳しく説明する。図1で再生
RFアンプ3からPLL13により、信号処理部4のデ
ータ処理に用いる同期用クロック信号を抽出する。光ピ
ックアップ2が読み出したデータを主データと光ピック
アップ2やスピンドルモータ9を制御するためのエラー
信号に分けるデータ処理手段は、再生RFアンプ3と信
号処理部4およびPLL13で構成されている。従来例
でも述べたように回転制御部としてのスピンドル制御部
11は再生RFアンプ3から送出される変調信号とPL
L13から抽出され回転同期検出するフレーム抽出部1
4よりでる回転同期信号と基準信号15の位相を比較し
て、生成される速度エラー信号によりスピンドルモータ
9の回転速度を制御している。
【0018】このPLL13には動作範囲が存在し、そ
の動作範囲をできるだけ広く取ることにより、スピンド
ルモータ9の所定の回転数に対する許容回転数範囲が広
くなり、20%から最高50%位が可能である。そこ
で、この許容回転数範囲内であれば、スピンドルモータ
9の駆動を停止し、ディスク1とモータ9の慣性のみ回
転させてもよいことになる。これを図1では仮想的なス
イッチ16をスピンドル制御部11からの指令で動くよ
うに表現している。すなわち、スピンドルモータ9が所
定の回転数範囲内にあるか否かを速度エラー信号が許容
範囲にあるか否かにより判断し、許容範囲内にあればス
イッチ16をオフにし、許容範囲外になればオンにする
構成にしている。
【0019】図2は、この実施の形態における第1のモ
ードM1 および第2のモードM2 とスピンドルモータ9
の動作の関係を示す。まず、図2(b)のデータ読み出
し休止モードである第2のモードM2 からデータ読み出
しモードである第1のモードM1 に移行する手前、図2
(e)の再生速度の所で区間Gの終端より、図2(d)
のようにモータ電圧をβまであげて、スピンドルモータ
9の回転数を区間Aを経て図2(c)の速度エラー信号
のエラー許容上限に相当する許容回転数nuに上げ(図
2(e))、図2(b)の第1のモードM1 に移行して
区間Bにてスピンドル制御部11の制御範囲に入る。そ
して、スピンドルモータ9の電圧をオフにし、光ディス
ク1とスピンドルモータ9の慣性のみで回転させる。そ
して速度エラー信号をモニタしながら、光ディスク1の
回転が摩擦などにより区間Cを経て低下し速度エラー信
号のエラー許容下限に相当する許容回転数下限ndに達
したら(図2(c),(e))、第1のモードM1 が終
了するまで、再び図2(d)のようにモータ電圧をγに
あげついでαに落とすことにより、図2(e)の区間D
と区間Eのようにスピンドルモータ9の制御を行う。n
0 は中心の回転数である。図示していないが、許容回転
数範囲の下限に達していてかつモード1が終了していれ
ば、そのまま第2のモードM 2 に移行するように制御す
る。この実施の形態では、第2のモードM2 では従来例
と同様に、図2(e)の区間Fを経て区間Gでスピンド
ルモータ9の回転数を図に示すnwに低下させている。
MDの場合、許容回転数範囲の幅が所定の回転数の上下
10%とすると、慣性のみによってディスク1が回転す
るのは、シミュレーションによると約1.2から2.8
秒程度であるから、第1のモードM1 が5秒であれば、
第1のモードM1 での電力は、最高で半減することがで
きることとなる。
【0020】この実施の形態によれば、光ディスク1上
のデータを読み出す第1のモードM 1 において、光ディ
スク1の回転数が光ディスク1上のデータ位置に対応し
た回転数を中心とする所定の回転数範囲外の時にのみス
ピンドルモータ9を制御し、所定の回転数範囲内では光
ディスク1をその慣性でのみ回転するように光ディスク
1を制御したため、所定の回転数範囲に光ディスク1の
回転数が収まっている間は、外部からスピンドルモータ
9を駆動しないためスピンドルモータ9およびスピンド
ル制御部11の電力消費がなくなり、光ディスク1から
データを読み出している第1のモードM1 での消費電力
が低減することができ、第1のモードM 1 と第2のモー
ドM2 の両区間の平均消費電力を低減でき、より一層の
電力節減が可能となり、さらに連続動作時間の長時間化
を実現することができる。
【0021】また、第1のモードM1 の区間において、
光ディスク1の回転数が光ディスク1上のデータを読み
込める所定の回転数範囲の上限までスピンドルモータ9
に通電し、かつ光ディスク1が上限から所定の回転数範
囲内で回転している間はスピンドルモータ9への通電を
休止するようにしたため、光ディスク1か所定の回転数
範囲内にある慣性回転の時間を長くすることができるの
で、さらに消費電力を節減することができる。
【0022】なお、この実施の形態では、第1のモード
1 の始めにスピンドルモータ9の回転を許容値上限ま
で上げたが、この発明は第1のモードM1 の途中で、回
転を上げる操作をしてもよく、また第1のモードM1
時間が長ければ、前記した操作を繰り返しても良い。ま
た第1のモードM1 のみ、すなわち連続してディスクか
らのデータを読み出すようなディスク装置においても、
所定の回転数の範囲外の時のみスピンドルモータを制御
する前記の操作を繰り返してもよいことはもちろんであ
る。
【0023】また、この実施の形態では、光ディスク1
で説明しているが、信号を圧縮して記録再生することで
間欠的に動作させるような方式であれば磁気ディスクに
も同様の考えを適用できる。さらに、回転手段、データ
読み取り手段、データ処理手段、および回転制御手段を
具備したディスク再生装置であれば、前記実施の形態に
限定されずに適用することが可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載のディスク再生装置によれ
ば、ディスクの回転数がディスク上のデータ位置に対応
した回転数を中心とする所定の回転数範囲外の時にのみ
回転手段を制御し、所定の回転数範囲内ではディスクを
その慣性でのみ回転するようにディスクを制御したた
め、所定の回転数範囲にディスクの回転数が収まってい
る間は、回転手段に通電しないので回転手段およびその
制御部分の電力消費がなくなり、ディスクからデータを
読み出している間の消費電力を低減することができ、よ
り一層の電力節減が可能となり、さらに連続動作時間の
長時間化を実現することができる。
【0025】請求項2記載のディスク再生装置によれ
ば、ディスク上のデータを読み出す第1のモードにおい
て、ディスクの回転数がディスク上のデータ位置に対応
した回転数を中心とする所定の回転数範囲外の時にのみ
回転手段を制御し、所定の回転数範囲内ではディスクを
その慣性でのみ回転するようにディスクを制御したた
め、所定の回転数範囲にディスクの回転数が収まってい
る間は、回転手段に通電しないので回転手段およびその
制御部分の電力消費がなくなり、ディスクからデータを
読み出している第1のモードでの消費電力を低減するこ
とができ、第1のモードと第2のモードの両区間の平均
消費電力を低減でき、より一層の電力節減が可能とな
り、さらに連続動作時間の長時間化を実現することがで
きる。
【0026】請求項3記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項1の効果のほか、ディスクが所定の回転数範
囲内にある慣性回転の時間を長くすることができるの
で、さらに消費電力を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】ディスクの読み出しに関する動作説明図であ
る。
【図3】ディスク上のデータの最小単位であるフレーム
の説明図である。
【図4】RAM6の働きの説明図である。
【図5】従来例のMD再生機のブロック図である。
【図6】従来例のディスクの読み出しに関する動作説明
図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 データ読み取り手段である光ピックアップ 3 データ処理手段を構成する再生RFアンプ 4 データ処理手段を構成する信号処理部 5 メモリ制御部 6 メモリであるRAM 9 回転手段であるスピンドルモータ 10 ピックアップ制御部 11 回転制御手段であるスピンドルモータ制御部 12 システム制御部 14 フレーム抽出部 16 スピンドルモータの駆動切断用の仮想スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 英司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 二階堂 正隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録したディスクと、前記ディ
    スクを回転させるための回転手段と、前記ディスクより
    データを読み取るデータ読み取り手段と、前記データ読
    み取り手段が読み出したデータを主データとデータ読み
    取り手段や前記回転手段を制御するためのエラー信号に
    分けるデータ処理手段と、前記エラー信号により前記回
    転手段の回転数を制御する回転制御手段とを備え、 前記回転制御手段は、前記ディスクの回転数が前記ディ
    スク上のデータを読み込める所定の回転数範囲内に入る
    まで前記回転手段に通電し、かつ前記所定の回転数範囲
    内に入っている間は前記回転手段の通電を休止して前記
    ディスクを慣性により回転させることを特徴とするディ
    スク再生装置。
  2. 【請求項2】 データを記録したディスクと、前記ディ
    スクを回転させるための回転手段と、前記ディスクより
    データを読み取るデータ読み取り手段と、前記データ読
    み取り手段が読み出したデータを主データとデータ読み
    取り手段や前記回転手段を制御するためのエラー信号に
    分けるデータ処理手段と、前記エラー信号により前記回
    転手段の回転数を制御する回転制御手段と、前記データ
    処理手段からの主データを一旦記憶するメモリと、前記
    メモリへの書き込み速度より遅い読み取り速度で主デー
    タを前記メモリより読み出すように前記メモリの制御を
    行うメモリ制御手段とを備え、 前記データ読み取り手段により前記ディスク上のデータ
    を読み出してメモリに書き込む第1のモードと、前記デ
    ータ読み取り手段による前記ディスク上のデータの読み
    取りを停止し前記メモリに書き込まれた前記主データを
    読み出す第2のモードの2つのモードを交互に設定し
    て、前記ディスク上のデータを間欠的に読み出すように
    制御し、 前記回転制御手段は、前記第1のモードの区間におい
    て、前記ディスクの回転数が前記ディスク上のデータを
    読み込める所定の回転数範囲内に入るまで前記回転手段
    に通電し、かつ前記所定の回転数範囲内に入っている間
    は前記回転手段の通電を休止して前記ディスクを慣性に
    より回転させることを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 回転制御手段は、第1のモードの区間に
    おいて、ディスクの回転数が前記ディスク上のデータを
    読み込める所定の回転数範囲の上限まで回転手段に通電
    し、かつ前記ディスクが前記上限から前記所定の回転数
    範囲内で回転している間は前記回転手段への通電を休止
    するようにした請求項1に記載のディスク再生装置。
JP22608097A 1997-08-22 1997-08-22 ディスク再生装置 Pending JPH1166689A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076415A (ja) * 1999-06-29 2001-03-23 Sony Corp 記録装置および再生装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076415A (ja) * 1999-06-29 2001-03-23 Sony Corp 記録装置および再生装置
JP4538907B2 (ja) * 1999-06-29 2010-09-08 ソニー株式会社 記録装置および再生装置

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