JPH1055459A - タクシーメータ - Google Patents

タクシーメータ

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JPH1055459A
JPH1055459A JP8211570A JP21157096A JPH1055459A JP H1055459 A JPH1055459 A JP H1055459A JP 8211570 A JP8211570 A JP 8211570A JP 21157096 A JP21157096 A JP 21157096A JP H1055459 A JPH1055459 A JP H1055459A
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backlight
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meter
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taxi
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Tadashi Watai
正 渡井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライト142の長寿命化を図り、タク
シーメータ10の耐久年数と同程度にバックライト14
2の寿命を延ばし、その結果、バックライト142の交
換を回避すること。 【解決手段】 液晶パネル144とこの液晶パネル14
4を照明するためのバックライト142とを有する液晶
表示手段14を備えたタクシーメータ10に、タクシー
車両の走行モードを検出して、バックライト142を点
灯又は消灯する制御を実行するメータ制御手段12を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メータ装置に関
し、特に、液晶パネルとこの液晶パネルを照明するため
のバックライトとを有する液晶表示手段を備えたタクシ
ーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタクシーメータとしては、賃走中
であることを表示し、また実車中(則ち、利用客が乗っ
て賃走している状態)の運賃を表示するための表示部と
して液晶パネルを用いたものがある。
【0003】このような液晶パネルにおいては、運転者
や利用客に対して視認性を高めるために、照明手段とし
てのバックライトが液晶パネルの背面に設けられてい
た。
【0004】このようなバックライトは、実車中だけで
はなく、空車中(則ち、利用客が乗っていない状態)も
常時点灯した状態で使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バック
ライトの寿命は2万時間程度(但し、輝度が初期に比べ
て半減した時点を寿命と定義している)であり、また1
日10時間程度使用することを想定した場合のタクシー
メータの耐久年数は6〜10年程度とされているため、
従来のタクシーメータでは、自らの耐久年数が経過する
以前にバックライトの寿命(1日10時間程度使用する
ことを想定した場合、5年程度の寿命)が尽きてしまう
可能性が大きく、その結果、バックライトを交換する可
能性が発生してしまうという技術課題があった。
【0006】更に通常バックライトは、液晶パネルに組
み込まれてモジュール化された状態でタクシーメータに
更に組み込まれている場合が多いため、バックライトを
交換するためには、タクシーメータや液晶パネルの分解
及び組み立て工程を伴うという技術課題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、液晶パネルとこの液晶パネ
ルを照明するためのバックライトとを有する液晶表示手
段を備えたタクシーメータに、タクシー車両の走行モー
ドを検出して、バックライトを点灯又は消灯する制御を
実行するメータ制御手段を設けることにより、バックラ
イトの長寿命化を図り、タクシーメータの耐久年数と同
程度にバックライトの寿命を延ばし、その結果、前述し
たようなバックライトの交換を回避することを課題とし
ている。
【0008】更に、前述したようなバックライトの交換
を回避することで、バックライトの交換に伴って発生し
ていたタクシーメータや液晶パネルの分解及び組み立て
工程を省略することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、液晶パネル144とこの液晶パネル144を照明す
るためのバックライト142とを有する液晶表示手段1
4を備えたタクシーメータ10であって、タクシー車両
の走行モードを検出して、前記バックライト142を点
灯又は消灯する制御を実行するメータ制御手段12を有
する、ことを特徴とするタクシーメータ10である。
【0010】請求項1に記載のメータ制御手段12に依
れば、バックライト142の長寿命化を図り、タクシー
メータ10の耐久年数と同程度にバックライト142の
寿命を延ばすことができるようになる。その結果、前述
したようなバックライト142の交換を回避することが
できるようになる。
【0011】更に、前述したようなバックライト142
の交換を回避することが可能となる結果、今までバック
ライト142の交換に伴って発生していたタクシーメー
タ10や液晶パネル144の分解及び組み立て工程を省
略することが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のメータ制御手段12は、前記タクシー車両の走行モー
ドとして、実車モードと空車モードとの2つの車両モー
ドを少なくとも検出可能であって、当該実車モードを検
出している間は前記バックライト142を点灯する制御
を実行すると共に、当該空車モードを検出している間は
前記バックライト142を消灯する制御を実行するため
のバックライト制御信号12aを生成するように構成さ
れている、ことを特徴とするタクシーメータ10であ
る。
【0013】請求項2に記載のメータ制御手段12に依
れば、請求項1に記載の効果に加えて、実車時のみバッ
クライト142を点灯することができるようになり、バ
ックライト142の長寿命化を図り、タクシーメータ1
0の耐久年数と同程度にバックライト142の寿命を延
ばすことができるようになる。その結果、前述したよう
なバックライト142の交換を回避することができるよ
うになる。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記タクシー車
両の走行モードを選択するための実車モードタリフボタ
ン164と空車モードタリフボタン165とが少なくと
も設けられた操作手段16を有し、前記操作手段16
は、前記実車モードタリフボタン164又は空車モード
タリフボタン165の何れが選択されたかを識別するた
めの実空車信号を生成すると共に、当該実空車信号を前
記メータ制御手段12に与えるするように構成されてい
る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタクシー
メータ10である。
【0015】請求項3に記載の操作手段16に依れば、
請求項1又は2に記載の効果に加えて、バックライト1
42を点灯する必要のある走行モード(則ち、実車モー
ド)とバックライト142を消灯する必要のある走行モ
ード(則ち、空車モード)とを、実車モードタリフボタ
ン164又は空車モードタリフボタン165によって選
択できるようになる。これにより、バックライト142
の長寿命化を図り、タクシーメータ10の耐久年数と同
程度にバックライト142の寿命を延ばすことができる
ようになる。その結果、前述したようなバックライト1
42の交換を回避することができるようになる。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記バックライ
ト142を点灯駆動するためのバックライトドライバ1
43を有し、前記メータ制御手段12は、前記実空車信
号に応じた前記バックライト制御信号12aを生成し、
前記バックライトドライバ143は、前記バックライト
制御信号12aに応じて、前記バックライト142の点
灯又は消灯を実行する、ことを特徴とする請求項3に記
載のタクシーメータ10である。
【0017】請求項4に記載のバックライトドライバ1
43に依れば、請求項3に記載の効果と同様に、実車モ
ードの選択に応じてバックライト142を点灯し、また
空車モードの選択に応じてバックライト142を消灯す
ることができるようになる。これにより、バックライト
142の長寿命化を図り、タクシーメータ10の耐久年
数と同程度にバックライト142の寿命を延ばすことが
できるようになる。その結果、前述したようなバックラ
イト142の交換を回避することができるようになる。
【0018】請求項5に記載の発明は、前記メータ制御
手段12は、前記液晶パネル144における表示動作を
選択可能なように構成されている、ことを特徴とするタ
クシーメータ10である。
【0019】請求項5に記載の発明に依れば、バックラ
イト142の点灯及び消灯の制御に加えて、空車モード
の選択に応じて液晶パネル144における表示動作を中
止できるようになり、これにより、バックライト142
の長寿命化に加えて、液晶パネル144の長寿命化を図
ることができるようになる。
【0020】請求項6に記載の発明は、前記操作手段1
6は、前記液晶パネル144における表示動作を選択す
るための表示モードタリフボタン166を有し、前記メ
ータ制御手段12は、前記バックライト142を点灯又
は消灯する制御を実行する際に、前記表示モードタリフ
ボタン166の押下に応じて、前記液晶パネル144に
おける表示動作を選択するように構成されている、こと
を特徴とする請求項5に記載のタクシーメータ10であ
る。
【0021】請求項6に記載のメータ制御手段12に依
れば、表示モードタリフボタン166を用いた空車モー
ドの選択が可能となり、この空車モードの選択に応じて
液晶パネル144における表示動作を中止できるように
なり、これにより、バックライト142の長寿命化に加
えて、液晶パネル144の長寿命化を図ることができる
ようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0023】図1は本発明の一実施形態にかかるタクシ
ーメータ10を示す斜視図である。
【0024】実施形態は、タクシーにおいて運賃等の表
示に用いられるメータ装置に関し、特に、図1に示すよ
うに、液晶パネル144とこの液晶パネル144を照明
するためのバックライト(液晶パネル144の背面に配
置されている照明手段)とを有する液晶表示手段を備え
たタクシーメータ10である。
【0025】タリフボタン161〜166は、運転者の
操作性を考慮して、タクシーメータ10の前面に配置さ
れている。タリフボタン161〜166としては、迎車
タリフボタン161、高速タリフボタン162、支払タ
リフボタン163、実車モードタリフボタン164、空
車モードタリフボタン165、表示モードタリフボタン
166が用意されている。
【0026】迎車タリフボタン161は、タクシー車両
が乗客を迎えに行くときに押されるボタンであり、この
とき、液晶パネル144には[迎車]の旨のタリフ表示
がなされる。
【0027】高速タリフボタン162は、タクシー車両
が高速道路を利用するときに押されるボタンであり、こ
のとき、このとき運賃は時間による加算は行われず距離
のみにより加算されると共に、液晶パネル144には
[高速]のタリフ表示がなされる。
【0028】支払タリフボタン163は、運賃の精算を
するときに押されるボタンであり、このとき、運賃の課
金は中止されて、液晶パネル144には運賃金額[運賃
○○○円]と共に、[清算]の旨のタリフ表示がなされ
る。
【0029】実車モードタリフボタン164は、タクシ
ー車両に利用客が乗って賃走しているときに押されるボ
タンであり、このとき、液晶パネル144には[賃走]
の旨のタリフ表示がなされる。
【0030】空車モードタリフボタン165は、タクシ
ー車両から利用客が降りたときに押されるボタンであ
り、このとき、液晶パネル144には[空車]の旨のタ
リフ表示がなされる。
【0031】表示モードタリフボタン166は、液晶パ
ネル144における表示又は非表示を選択するときにに
押されるボタンであり、このとき、液晶パネル144に
は[表示ON]又は[表示OFF]の旨のタリフ表示が
なされる。
【0032】本実施形態では、運転者や利用客に対して
視認性を高めるために、照明手段としてのバックライト
142を、液晶パネル144の背面に設けている。
【0033】図2は図1のタクシーメータ10の機能ブ
ロック図である。
【0034】本実施形態のタクシーメータ10は、図2
に示すように、メータ制御手段12、液晶表示手段1
4、操作手段16、料金ROM18を主要部として構成
されている。
【0035】液晶表示手段14は、バックライト142
(具体的には、冷陰極管を用いることが望ましい)、バ
ックライトドライバ(CFLドライバー)143、液晶
パネル(LCD:液晶パネルの総称)144、LCDド
ライバー145を主要部として構成されている。
【0036】料金ROM18は、運賃を算出するための
単価のデータを保持すると共に、随時読み出しが可能な
記憶手段であって、電気的に記憶及び記憶の書き替えが
随時可能なEEPROMを主要部として構成されてい
る。
【0037】操作手段16は、運転者がタリフを選択す
るための操作手段であって、タリフボタン161〜16
6としては、前述した迎車タリフボタン161、高速タ
リフボタン162、支払タリフボタン163に加えて、
実車モードタリフボタン164、空車モードタリフボタ
ン165を主要部として構成されている。
【0038】更に操作手段16は、実車モードタリフボ
タン164または空車モードタリフボタン165の何れ
が選択されたかを識別するための実空車信号を生成する
と共に、実空車信号をメータ制御手段12に与えるする
ように構成されている。
【0039】このような操作手段16に依れば、バック
ライト142を点灯する必要のある走行モード(則ち、
実車モード)とバックライト142を消灯する必要のあ
る走行モード(則ち、空車モード)とを、実車モードタ
リフボタン164又は空車モードタリフボタン165に
よって選択できるようになる。これにより、バックライ
ト142の長寿命化を図り、タクシーメータ10の耐久
年数と同程度にバックライト142の寿命を延ばすこと
ができるようになる。その結果、前述したようなバック
ライト142の交換を回避することができるようにな
る。
【0040】更に操作手段16は、空車モードタリフボ
タン165、表示モードタリフボタン166に加えて、
液晶パネル144における表示動作を選択するための表
示モードタリフボタン166を有する。
【0041】これにより、表示モードタリフボタン16
6を用いた空車モードの選択が可能となり、この空車モ
ードの選択に応じて液晶パネル144における表示動作
を中止できるようになり、これにより、バックライト1
42の長寿命化に加えて、液晶パネル144の長寿命化
を図ることができるようになる。
【0042】またバックライトドライバ(CFLドライ
バー)143は、バックライト制御信号12aに応じ
て、バックライト142の点灯又は消灯を実行するよう
に構成されている。本実施形態では、インバータ方式を
用いている。
【0043】このようなバックライトドライバ143に
依れば、実車モードの選択に応じてバックライト142
を点灯し、また空車モードの選択に応じてバックライト
142を消灯することができるようになる。これによ
り、バックライト142の長寿命化を図り、タクシーメ
ータ10の耐久年数と同程度にバックライト142の寿
命を延ばすことができるようになる。その結果、前述し
たようなバックライト142の交換を回避することがで
きるようになる。
【0044】電源17は、CFLドライバー143とメ
ータ制御手段12とに電力17aを供給する手段であ
る。
【0045】またメータ制御手段12は、タクシー車両
の走行モードとして、実車モードと空車モードとの2つ
の車両モードを少なくとも検出可能であって、実車モー
ドを検出している間はバックライト142を点灯する制
御を実行すると共に、空車モードを検出している間はバ
ックライト142を消灯する制御を実行するためのバッ
クライト制御信号12aを生成するように構成されてい
る。
【0046】このようなメータ制御手段12に依れば、
実車時のみバックライト142を点灯することができる
ようになり、バックライト142の長寿命化を図り、タ
クシーメータ10の耐久年数と同程度にバックライト1
42の寿命を延ばすことができるようになる。その結
果、前述したようなバックライト142の交換を回避す
ることができるようになる。
【0047】図3(a)は図1のタクシーメータ10に
おけるバックライト142の点灯状態を説明した図であ
り、図3(b)は図1のタクシーメータ10におけるバ
ックライト142の消灯状態を説明した図である。
【0048】メータ制御手段12は、バックライト14
2を点灯又は消灯する制御を実行する際に、表示モード
タリフボタン166の押下に応じて、液晶パネル144
における表示動作を選択するように構成されている。
【0049】具体的には、図3(a)に示すように、バ
ックライト142を点灯する制御を実行する際に、表示
モードタリフボタン166の押下に応じて、液晶パネル
144には運賃金額[運賃○○○円]と共に、[賃走]
の旨のタリフ表示がなされる。
【0050】同様に、図3(b)に示すように、バック
ライト142を消灯する制御を実行する際に、表示モー
ドタリフボタン166の押下に応じて、液晶パネル14
4には[空車]の旨のタリフ表示がなされる。なお本実
施の形態では、このときに、表示モードタリフボタン1
66を用いた空車モードの選択された際には、液晶パネ
ル144は非表示状態となるようになるように制御され
る。
【0051】このようなメータ制御手段12に依れば、
表示モードタリフボタン166を用いた空車モードの選
択が可能となり、この空車モードの選択に応じて液晶パ
ネル144における表示動作を中止できるようになり、
これにより、バックライト142の長寿命化に加えて、
液晶パネル144の長寿命化を図ることができる。
【0052】更にメータ制御手段12は、液晶パネル1
44における表示動作を選択可能なように構成されてい
る。
【0053】更にメータ制御手段12は、車速情報にか
かるスピードパルス信号20aに応じて、タクシー車両
の走行距離を積算するために、スピードセンサ20に接
続されている。
【0054】更にメータ制御手段12は、外部に設けら
れた外部システム機器(具体的には、プリンターやワー
クステーションW/S)22と課金情報や、タコデータ
を交換したり、また料金ROM18のデータを更新する
ことが可能であって、このための外部入出力インターフ
ェース(I/F)を装置している。
【0055】このようなメータ制御手段12は、タクシ
ー車両の走行モードを検出して、バックライト142を
点灯又は消灯する制御を実行するを有する手段であっ
て、マイクロコンピュータを主要部として構成されてい
る。
【0056】一例として、タクシー車両の空車時間は営
業時間の約半分であることを考慮すると、バックライト
142の寿命は、1日10時間程度使用することを想定
した場合に10年程度となり、従来の5年程度の寿命に
対して2倍となる。
【0057】則ちこのようなメータ制御手段12に依れ
ば、バックライト142の寿命が2万時間程度であり、
また1日10時間程度使用することを想定した場合のタ
クシーメータ10の耐久年数が6〜10年程度であると
仮定しても、タクシーメータ10の耐久年数と同程度の
バックライト142の寿命を延長させることが可能とな
る。その結果、前述したようなバックライト142の交
換を回避することができるようになる。更に、前述した
ようなバックライト142の交換を回避することが可能
となる結果、今までバックライト142の交換に伴って
発生していたタクシーメータ10や液晶パネル144の
分解及び組み立て工程を省略することが可能となる。
【0058】図4は図1のタクシーメータ10における
バックライト142の点灯及び消灯の制御動作を説明し
たフローチャートである。
【0059】バックライト142の点灯及び消灯の制御
動作が開始されると、メータ制御手段12は、状態フラ
グFの値を調べる。状態フラグFは、バックライト14
2の点灯の制御動作中は論理値=1であり、消灯の制御
動作中は論理値=0となる状態表示変数である。
【0060】先ず、メータ制御手段12は、バックライ
ト142が点灯の制御動作中であるか、消灯の制御動作
中であるかを判定するために状態フラグFを調べる。
【0061】状態フラグFが論理値1である時には(ス
テップS1のY)、バックライト142が点灯の制御動
作中であると判断して、運賃表示のための演算処理を実
行する(ステップS5)。
【0062】状態フラグFが論理値0である時には(ス
テップS1のN)、バックライト142が消灯の制御動
作中であると判断し、走行モードを判定するために、操
作手段16上の実車モードタリフボタン164が押下さ
れているかを検出する(ステップS2)。
【0063】実車モードタリフボタン164が押下され
ていない場合には(ステップS2の押下なし)、運転キ
ーがACC(アクセサリー)の位置にまで回されている
かを判定する(ステップS9)。
【0064】操作手段16は、実車モードタリフボタン
164が押下されているかまたは空車モードタリフボタ
ン165が押下されているかを識別するための実空車信
号16aを生成することができる。そこでメータ制御手
段12は、実車モードタリフボタン164が押下されて
いるか否かを検出し(ステップS5)、実空車信号に応
じたバックライト制御信号12aを生成する。
【0065】具体的には、実車モードタリフボタン16
4が押下されている場合には(ステップS2の押下あ
り)、バックライト142を点灯する制御命令をバック
ライト制御信号12aとして生成する。
【0066】このとき、バックライトドライバ143
は、バックライト制御信号12aに応じて、バックライ
ト142の点灯を実行する(ステップS3)。
【0067】続いてメータ制御手段12は、状態フラグ
Fの論理値を0から1に変更して(ステップS4)、運
賃表示のための演算処理を実行する(ステップS5)。
【0068】続いてメータ制御手段12は、空車モード
タリフボタン165が押下されているか否かを検出する
(ステップS6)。
【0069】空車モードタリフボタン165が押下され
ている場合には(ステップS6の押下あり)、バックラ
イト142を消灯(OFF)する制御命令をバックライ
ト制御信号12aとして生成する。
【0070】このとき、バックライトドライバ143
は、バックライト制御信号12aに応じて、バックライ
ト142の消灯を実行する(ステップS7)。
【0071】続いてメータ制御手段12は、状態フラグ
Fの論理値を1から0に変更して(ステップS8)、運
転キーがACC(アクセサリー)の位置にまで回されて
いるかを判定する(ステップS9)。
【0072】運転キーがACC(アクセサリー)の位置
にまで回されている場合(ステップS9のON)、メー
タ制御手段12は、再びステップS1に戻って、バック
ライト142の点灯及び消灯の制御動作を継続する。
【0073】運転キーがACC(アクセサリー)の位置
にまで回されている場合(ステップS9のOFF)、メ
ータ制御手段12は、タクシーメータ10の使用が終了
したと判断して、バックライト142の点灯及び消灯の
制御動作を終了する。
【0074】このようなバックライト142の点灯及び
消灯の制御動作に依れば、バックライト142の寿命が
2万時間程度であり、また1日10時間程度使用するこ
とを想定した場合のタクシーメータ10の耐久年数が6
〜10年程度であると仮定しても、タクシーメータ10
の耐久年数と同程度のバックライト142の寿命を延長
させることが可能となる。その結果、前述したようなバ
ックライト142の交換を回避することができるように
なる。更に、前述したようなバックライト142の交換
を回避することが可能となる結果、今までバックライト
142の交換に伴って発生していたタクシーメータ10
や液晶パネル144の分解及び組み立て工程を省略する
ことが可能となる。
【0075】以上説明したように本実施形態によれば、
バックライト142の長寿命化を図り、タクシーメータ
10の耐久年数と同程度にバックライト142の寿命を
延ばすことができるようになる。その結果、前述したよ
うなバックライト142の交換を回避することができる
ようになる。
【0076】更に、前述したようなバックライト142
の交換を回避することが可能となる結果、今までバック
ライト142の交換に伴って発生していたタクシーメー
タ10や液晶パネル144の分解及び組み立て工程を省
略することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載のメータ制御手段12に
依れば、バックライト142の長寿命化を図り、タクシ
ーメータ10の耐久年数と同程度にバックライト142
の寿命を延ばすことができるようになる。その結果、前
述したようなバックライト142の交換を回避すること
ができるようになる。
【0078】更に、前述したようなバックライト142
の交換を回避することが可能となる結果、今までバック
ライト142の交換に伴って発生していたタクシーメー
タ10や液晶パネル144の分解及び組み立て工程を省
略することが可能となる。
【0079】請求項2に記載のメータ制御手段12に依
れば、請求項1に記載の効果に加えて、実車時のみバッ
クライト142を点灯することができるようになり、バ
ックライト142の長寿命化を図り、タクシーメータ1
0の耐久年数と同程度にバックライト142の寿命を延
ばすことができるようになる。その結果、前述したよう
なバックライト142の交換を回避することができるよ
うになる。
【0080】請求項3に記載の操作手段16に依れば、
請求項1又は2に記載の効果に加えて、バックライト1
42を点灯する必要のある走行モード(則ち、実車モー
ド)とバックライト142を消灯する必要のある走行モ
ード(則ち、空車モード)とを、実車モードタリフボタ
ン164又は空車モードタリフボタン165によって選
択できるようになる。これにより、バックライト142
の長寿命化を図り、タクシーメータ10の耐久年数と同
程度にバックライト142の寿命を延ばすことができる
ようになる。その結果、前述したようなバックライト1
42の交換を回避することができるようになる。
【0081】請求項4に記載のバックライトドライバ1
43に依れば、請求項3に記載の効果と同様に、実車モ
ードの選択に応じてバックライト142を点灯し、また
空車モードの選択に応じてバックライト142を消灯す
ることができるようになる。これにより、バックライト
142の長寿命化を図り、タクシーメータ10の耐久年
数と同程度にバックライト142の寿命を延ばすことが
できるようになる。その結果、前述したようなバックラ
イト142の交換を回避することができるようになる。
【0082】請求項5に記載の発明に依れば、バックラ
イト142の点灯及び消灯の制御に加えて、空車モード
の選択に応じて液晶パネル144における表示動作を中
止できるようになり、これにより、バックライト142
の長寿命化に加えて、液晶パネル144の長寿命化を図
ることができるようになる。
【0083】請求項6に記載のメータ制御手段12に依
れば、表示モードタリフボタン166を用いた空車モー
ドの選択が可能となり、この空車モードの選択に応じて
液晶パネル144における表示動作を中止できるように
なり、これにより、バックライト142の長寿命化に加
えて、液晶パネル144の長寿命化を図ることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるタクシーメータを
示す斜視図である。
【図2】図1のタクシーメータの機能ブロック図であ
る。
【図3】図3(a)は図1のタクシーメータにおけるバ
ックライトの点灯状態を説明した図であり、図3(b)
は図1のタクシーメータにおけるバックライトの消灯状
態を説明した図である。
【図4】図1のタクシーメータにおけるバックライトの
点灯及び消灯の制御動作を説明したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 タクシーメータ 12 メータ制御手段 12a バックライト制御信号 14 液晶表示手段 142 バックライト 143 バックライトドライバ 144 液晶パネル 16 操作手段 16a 実空車信号 164 実車モードタリフボタン 165 空車モードタリフボタン 166 表示モードタリフボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルとこの液晶パネルを照明する
    ためのバックライトとを有する液晶表示手段を備えたタ
    クシーメータであって、 タクシー車両の走行モードを検出して、前記バックライ
    トを点灯又は消灯する制御を実行するメータ制御手段を
    有する、 ことを特徴とするタクシーメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメータ制御手段は、前
    記タクシー車両の走行モードとして、実車モードと空車
    モードとの2つの車両モードを少なくとも検出可能であ
    って、当該実車モードを検出している間は前記バックラ
    イトを点灯する制御を実行すると共に、当該空車モード
    を検出している間は前記バックライトを消灯する制御を
    実行するためのバックライト制御信号を生成するように
    構成されている、 ことを特徴とするタクシーメータ。
  3. 【請求項3】 前記タクシー車両の走行モードを選択す
    るための実車モードタリフボタンと空車モードタリフボ
    タンとが少なくとも設けられた操作手段を有し、 前記操作手段は、前記実車モードタリフボタン又は空車
    モードタリフボタンの何れが選択されたかを識別するた
    めの実空車信号を生成すると共に、当該実空車信号を前
    記メータ制御手段に与えるするように構成されている、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタクシーメー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記バックライトを点灯駆動するための
    バックライトドライバを有し、 前記メータ制御手段は、前記実空車信号に応じた前記バ
    ックライト制御信号を生成し、 前記バックライトドライバは、前記バックライト制御信
    号に応じて、前記バックライトの点灯又は消灯を実行す
    る、 ことを特徴とする請求項3に記載のタクシーメータ。
  5. 【請求項5】 前記メータ制御手段は、前記液晶パネル
    における表示動作を選択可能なように構成されている、 ことを特徴とする請求項5に記載のタクシーメータ。
  6. 【請求項6】 前記操作手段は、前記液晶パネルにおけ
    る表示動作を選択するための表示モードタリフボタンを
    有し、 前記メータ制御手段は、前記バックライトを点灯又は消
    灯する制御を実行する際に、前記表示モードタリフボタ
    ンの押下に応じて、前記液晶パネルにおける表示動作を
    選択するように構成されている、 ことを特徴とする請求項5に記載のタクシーメータ。
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