JP2008241275A - 車両用計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】車速表示範囲の最高速度を意味がある速度表示にすることによって、ユーザに情報を提示する車両用計器を提供する。
【解決手段】車両用計器は、表示部、車両情報取得部、表示制御部、およびアナログメータ動作制御部を備える。表示部は、アナログメータを表示する。車両情報取得部は、車両が停車しているか否かを示す情報を含む車両情報を取得する。表示制御部は、車両情報が停車していないことを示すときに第1の最高速度までをアナログメータの車速表示範囲とした画像を表示部に表示し、車両情報が停車していることを示すときに当該第1の最高速度とは異なる第2の最高速度までをアナログメータの車速表示範囲とした画像を表示部に表示する。アナログメータ動作制御部は、車速に応じて、アナログメータの指針を回転させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用計器に関し、より特定的には、車両に搭載されて当該車両の車速を表示する車両用計器に関する。
従来、車両の運転者から視認可能なインジケータパネル内に設けられた車両用計器によって、当該車両の車速が運転者に報知される。この車両用計器には、現在速度を示す目盛を指針が指し示すことによって車速を報知するアナログメータと、現在車速を数値で報知するデジタルメータとがある。
上記アナログメータの指針で指し示される目盛が表示する車速範囲(以下、車速表示範囲と記載する)は、一般的に車両が使用される環境を考慮して走行使用される車速範囲に設定される。例えば、日本国内を走行する車両においては、国内法規等の使用環境を考慮して、上記車速表示範囲の最高速度の値が時速180キロメートル(以下、km/hと記載する)に固定的に設定されて表示される。
一方、車両の現在車速に応じて、アナログメータで表示される車速表示範囲が切り替えられて変化する速度表示装置も開示されている(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1で開示された速度表示装置は、現在の車速に応じた速度域を表示部に表示している。例えば、上記速度表示装置は、0〜60km/hの速度域を車速表示範囲として表示する低速表示モードと、60〜180km/hの速度域を車速表示範囲として表示する高速表示モードとを有している。そして、車速が設定速度(実施例では60km/h)未満の場合に低速表示モードで車速表示範囲を表示し、当該設定速度以上の場合に高速表示モードで車速表示範囲を表示している。
特開2005−308477号公報
ここで、車両に搭載されるアナログメータの最高速度表示は、車両の性能を表現する側面を持っており、車両の性能面から走行可能な最高速度は使用環境を考慮して走行使用される最高速度とは異なるものである。しかしながら、上述した従来の車速表示範囲の最高速度の値が固定的に設定されて表示されるアナログメータは、実際の車両能力によって走行可能な最高速度を表示するものではない。また、上記特許文献1で開示された速度表示装置においても、実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲として表示するものではない。
したがって、ユーザは、何れの計器が搭載された車両に乗車して運転したとしても、当該計器を見て当該車両の走行能力を実感することができない。また、走行能力の優れた車両のユーザであっても、当該車両で実際に走行可能な最高速度を他の乗員にアピールすることができない。さらに、ユーザは、従来の計器に表示されている車速表示範囲の最高速度を注目することがないため、ユーザにとって特に意味のない最高速度表示となっている。
それ故に、本発明の目的は、車速表示範囲の最高速度を意味がある速度表示にすることによって、ユーザに情報を提示する車両用計器を提供することである。
上記のような目的を達成するために、本発明は、以下に示すような特徴を有している。
第1の発明は、車両の車速を示すアナログメータを表示する車両用計器である。車両用計器は、表示部、車両情報取得部、表示制御部、およびアナログメータ動作制御部を備える。表示部は、アナログメータを表示する。車両情報取得部は、車両が停車しているか否かを示す情報を含む車両情報を取得する。表示制御部は、車両情報が停車していないことを示すときに第1の最高速度までをアナログメータの車速表示範囲とした画像を表示部に表示し、車両情報が停車していることを示すときに当該第1の最高速度とは異なる第2の最高速度までをアナログメータの車速表示範囲とした画像を表示部に表示する。アナログメータ動作制御部は、車速に応じて、アナログメータの指針を回転させる。
第2の発明は、上記第1の発明において、第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定される。第2の最高速度は、車両の走行能力に基づいて走行可能な最高車速に設定される。
第3の発明は、上記第1の発明において、第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定される。第2の最高速度は、入力装置への操作に応じてユーザ設定される。
第4の発明は、上記第1の発明において、車両情報取得部が取得する車両情報は、少なくとも車両の現在位置を示す情報を含む。第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定される。第2の最高速度は、車両の現在位置上の道路または車両の現在位置を含む地域に設定された制限速度に設定される。
第5の発明は、上記第1の発明において、表示部は、少なくとも車速表示範囲を表示する表示画面領域が無電力状態で表示内容を保持可能な表示媒体で構成される。
第6の発明は、上記第5の発明において、表示制御部は、車両のイグニッションスイッチがオン状態であることを車両情報が示すときに第1の最高速度までを車速表示範囲とした画像を表示媒体で構成される領域に表示し、当該イグニッションスイッチがオンからオフ状態となったことを車両情報が示すときに第2の最高速度までを車速表示範囲とした画像を表示媒体で構成される領域に表示する。
第7の発明は、上記第1の発明において、車両情報取得部が取得する車両情報は、車両の車速を示す車速情報、車両のパーキングブレーキの状態を示すパーキングブレーキ情報、車両の変速装置のシフト位置を示す変速シフト位置情報、および車両のイグニッションスイッチの状態を示すイグニッションスイッチ情報から成る群から選ばれる少なくとも1つを含む。表示制御部は、車両の車速が0であることを車速情報が示すとき、車両のパーキングブレーキが働いていることをパーキングブレーキ情報が示すとき、シフトレンジ位置がパーキングレンジであることを変速シフト位置情報が示すとき、またはイグニッションスイッチがオフされたことをイグニッションスイッチ情報が示すとき、当該車両が停車していると判断する。
上記第1の発明によれば、走行時に表示されるアナログメータの速度域と、車両停車時に表示されるアナログメータの速度域とが異なるアナログメータを表示にすることができる。例えば、車両停車時に表示されるアナログメータの速度域の最高速度を意味がある速度表示にすることによって、ユーザに情報を提示することができる。
上記第2の発明によれば、車両停止時に車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度が車速表示範囲の最高値として表示される。したがって、ユーザや他の乗員に対して
、実際の車両能力をアナログメータ表示によってアピールすることができる。一方、車両が停車していない時には、車両の使用環境に適した速度域をアナログメータに表示するので、車両走行時の安全性を維持しながら法規適合性等の満たすことができる。
上記第3の発明によれば、車両停止時にユーザが任意に設定した最高速度が車速表示範囲の最高値として表示される。例えば、ユーザは、実際には走行不可能な車速まであたかも走行可能であるような車速表示範囲を有するアナログメータを表示することも可能である。これによって、ユーザは、現実にはあり得ない現象を車速表示範囲で提示することにより、他の乗員に対して見栄を張って楽しむような遊び心のある車両用計器を実現することができる。一方、車両が停車していない時には、車両の使用環境に適した速度域をアナログメータに表示するので、車両走行時の安全性を維持しながら法規適合性等の満たすことができる。
上記第4の発明によれば、車両停止時にアナログメータの車速表示範囲によってこれから走行する道路や地域に設定されている制限速度を知ることができ、これからの走行に対する注意喚起が可能となる。一方、車両が停車していない時には、車両の使用環境に適した速度域をアナログメータに表示するので、車両走行時の安全性を維持しながら法規適合性等の満たすことができる。
上記第5の発明によれば、イグニッションスイッチがオフされた車両駐車状態においても、無電力で第2の最高速度までを車速表示範囲としたアナログメータを表示することができる。
上記第6の発明によれば、車速表示範囲を示す画像を書き換える回数が少ないため、電子ペーパのような書換寿命に制限のある表示媒体を用いることができる。
上記第7の発明によれば、車速情報、パーキングブレーキ情報、変速シフト位置情報、およびイグニッションスイッチ情報から少なくとも1つの情報を用いることによって、車両の停車を適切に判断することができる。
(第1の実施形態)
以下、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る車両用計器について説明する。典型的には、当該車両用計器は、車両等の室内に設置され、説明を具体的にするために、自動車の車室内に設けられた車両用計器を用いる。なお、図1は、当該車両用計器が自動車の車室内に設けられた一例を示す図である。図2は、当該車両用計器の構成を示すブロック図である。
図1において、車両用計器は、車両の車室内に設置され当該車両の運転者から視認可能な位置に表示画面を備えている。車両用計器は、一例として、上記車両の運転者から視認可能なインジケータパネル内に設けられた表示画面として、運転席用表示部1を備えている。
運転席用表示部1は、車両の運転席に着席して当該車両を運転する運転者から視認可能な位置に設けられる表示装置である。例えば、運転席用表示部1は、運転席前面の計器盤(インスツルメントパネル)に設けられたメータで構成される。例えば、運転席用表示部1は、主要ないくつかの計器、表示灯、および警告灯等を1つのパネル内に組み合わせて配置したコンビネーションメータを模した画像が表示される。なお、当該実施形態においては、運転席用表示部1には現在車速を示すアナログメータが表示されるが、それらの表示制御は、表示制御部2(図2参照)によって行われる。また、アナログメータは、後述
するアナログメータ動作制御部3が指針を回転させ、当該指針が現在速度を示す目盛を指し示すことによって、現在車速を報知する。
なお、運転席用表示部1は、運転者が視認可能な位置に設けられて上記アナログメータを表示する表示装置であれば、運転席と助手席との中間に設けられたディスプレイ等、他の位置に設けられた表示装置で構成してもかまわない。
図2において、上記車両用計器は、上述した指針11を含む運転席用表示部1の他に、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3を備えている。表示制御部2は、車両の車室内に設置された一般的なコンピュータシステム等で構成される。アナログメータ動作制御部3は、指針11を回転させる駆動装置(例えば、モータ)単独、または当該駆動装置と当該駆動装置の駆動を制御する一般的なコンピュータシステム等とによって構成される。
表示制御部2は、車両用計器が搭載される車両の情報(以下、単に車両情報と記載する;本実施形態においては車両のイグニッションスイッチON/OFF情報)に応じて、運転席用表示部1に表示する画像を選択して、運転席用表示部1の表示制御を行う。具体的には、表示制御部2は、車両情報に応じて、アナログメータの指針11で指し示される目盛が表示された車速域(以下、車速表示範囲と記載する)を示すメータ画像を選択し、当該メータ画像を運転席用表示部1に表示する。なお、表示制御部2は、上記メータ画像の他に、車両情報に基づいた各種画像(警告灯等)を運転席用表示部1に表示するが、ここでは詳細な説明を省略する。
アナログメータ動作制御部3は、車両用計器が搭載される車両の車速センサ等から出力される車速情報に応じて、指針11を回転駆動させる。例えば、アナログメータ動作制御部3は、上記車速情報が示す車速に応じて、上記メータ画像で表示された車速表示範囲内の当該車速の位置を指し示すように指針11を回転駆動させる。
次に、図3および図4を参照して、運転席用表示部1に表示するメータ画像MIの一例について説明する。なお、図3は、車両走行用のメータ画像MIrが運転席用表示部1に表示された一例を示す図である。図4は、車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値としたメータ画像MIsが運転席用表示部1に表示された一例を示す図である。
図3において、運転席用表示部1には、車両走行用のメータ画像MIrが表示されている。メータ画像MIrは、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定され、例えば国内法規等を考慮して設定された車速表示範囲が表示される。一例として、図3に示すメータ画像MIrは、日本国内法規を考慮して、0〜180km/hを車速表示範囲とする目盛が放射状に表示されている。そして、運転席用表示部1には、上記放射状の目盛における放射中心付近に、指針11が配設される。指針11は、上記放射中心を回転軸として回転駆動することによって、メータ画像MIrに表示される車速表示範囲内の何れか1点を指し示すことができる。車両の運転者は、指針11が指し示す車速表示範囲内の目盛を読むことによって、現在車速を知ることができる。なお、メータ画像MIrは車両の走行中等に運転席用表示部1に表示されるが、メータ画像MIrが表示される条件等については後述する。
図4において、運転席用表示部1には、メータ画像MIrに代わってメータ画像MIsが表示されている。メータ画像MIsは、ユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が表示される。例えば、図4に示すメータ画像MIsは、車両用計器が搭載される車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度が、車速表示範囲の
最高値に設定されている。具体的には、メータ画像MIsは、実際の車両能力として走行可能な最高速度が300km/hである場合、0〜300km/hを車速表示範囲とする目盛が放射状に表示される。そして、メータ画像MIrと同様に、メータ画像MIsの放射状の目盛における放射中心付近に、指針11が配設される。なお、メータ画像MIrおよびメータ画像MIsは、後述する所定の条件に応じて表示が切り替えられる画像である。
次に、図5Aおよび図5Bを参照して、第1の実施形態に係る車両用計器の運転席用表示部1の装置構成について説明する。運転席用表示部1の少なくとも1部の表示画面は、運転席用表示部1自体に電力が供給されなくても表示内容を保持可能な表示媒体(例えば、電子ペーパ)で構成される。なお、図5Aおよび図5Bは、上記表示媒体の画素内部の様子を示す図である。
ここで、上記表示媒体は、運転席用表示部1の表示画面のうち、メータ画像MIrおよびメータ画像MIsを表示する領域に用いられる。なお、上記表示媒体は、運転席用表示部1の表示画面全面に用いられてもいいし、メータ画像MIrおよびメータ画像MIsを表示する領域のみに用いられてもかまわない。
上記表示媒体は、その表示画面に表示する表示内容を書き換えるときにのみ電力を必要とするが、電力が供給されなくても表示内容を保持可能である。したがって、車両のイグニッションスイッチがOFFされて電力供給が停止されても、上記表示媒体に表示された表示内容が保持される。例えば、第1の実施形態においては、車両のイグニッションスイッチがON状態の期間は、上記表示媒体にメータ画像MIrが書き込まれる。そして、イグニッションスイッチがOFFされた時点で、上記表示媒体にメータ画像MIsが書き込まれる。したがって、上記表示媒体は、イグニッションスイッチがOFFになった時点でメータ画像MIsが書き込まれるときに一時的に電力を消費するが、その後は電力を消費することなく、メータ画像MIsを表示し続ける。
一例として、上記表示媒体は、各画素が隔壁で仕切られた透明基板と対向基板との間に、負帯電粒子および正帯電粒子を封入した構造を有する。図5Aは、図示上側面に黒色を表示する上記表示媒体の画素内部の様子を示す図である。また、図5Bは、図示上側面に白色を表示する上記表示媒体の画素内部の様子を示す図である。
図5Aおよび図5Bにおいて、上記表示媒体は、透明基板12、対向基板13、隔壁14、表示電極(透明電極)15、および対向電極16を備えている。上記表示媒体は、各画素の間が隔壁14で仕切られており、透明基板12と対向基板13との間に負帯電粒子17および正帯電粒子18が封入される。
図5Aに示すように、上記表示媒体のある画素において、表示電極15側が低電位となり、対向電極16側が高電位となるように電圧を印加する。これによって、表示電極15と対向電極16との間にクーロン力が作用し、正帯電粒子18は表示電極15側に飛翔移動し、負帯電粒子17は対向電極16側に飛翔移動する。この結果、透明基板12側から表示媒体を見たとき、当該画素が正帯電粒子18の色(ここでは一例として黒色)に見える。
一方、図5Bに示すように、上記表示媒体のある画素において、表示電極15側が高電位となり、対向電極16側が低電位となるように電圧を印加する。これによって、表示電極15と対向電極16との間に逆のクーロン力が作用し、負帯電粒子17は表示電極15側に飛翔移動し、正帯電粒子18は対向電極16側に飛翔移動する。この結果、透明基板12側から表示媒体を見たとき、当該画素が負帯電粒子17の色(ここでは一例として白
色)に見える。
このように、上記表示媒体のそれぞれの画素に印加される電界の方向を反転することによって、各画素において可逆的に色を変化させることができる。このような表示素子(すなわち、負帯電粒子17および正帯電粒子18)は、表示媒体への電圧の印加を停止した後も各粒子が鏡像力により電極に貼り付いた状態となるので、表示内容が長期に保持される。
なお、本発明は、図5Aおよび図5Bに示した表示媒体に限らず、電力が供給されなくても表示内容を保持可能な任意の表示媒体が利用可能である。例えば、運転席用表示部1の表示画面表面に、運転席用表示部1の表示オフ時に視認可能な固定的な画像を貼り付ける。そして、運転席用表示部1の表示オン時は、上記貼り付け画像を透過して別の表示画像が視認可能となる。つまり、運転席用表示部1の表示オン時は、上記貼り付け画像がユーザからは見えない状態となる。このような表示媒体の場合、電力が供給されていない状態で固定的な表示内容が表示可能となる。
次に、図6を参照して、車両用計器の具体的な動作について説明する。なお、図6は、第1の実施形態に係る車両用計器の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、図6に示すフローチャートの各ステップは、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3が所定のプログラムを実行することによって行われる。なお、これらのステップを実行するためのプログラムは、例えば、車両用計器の内部または外部に設けられた記憶領域(例えば、メモリ、ハードディスク、光ディスク等)に予め格納されており、車両用計器の電源がオンになったときに、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3によって実行される。
まず、車両用計器の電源(図示せず)がONされると、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3が上記記憶領域に格納されたプログラムを実行する。そして、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3は、上記プログラムに基づいて、図6に示す各ステップを実行する。
図6において、表示制御部2は、車両用計器が搭載される車両から取得した車両情報に基づいて、イグニッションスイッチがOFFされたか否かを判断する(ステップS51)。そして、表示制御部2は、イグニッションスイッチがONである場合、次のステップS52に処理を進める。一方、表示制御部2は、イグニッションスイッチがONからOFFに変化した場合、次のステップS55に処理を進める。
ステップS52において、表示制御部2は、車両走行用のメータ画像MIrを選択して運転席用表示部1に表示し、処理を次のステップに進める。上述したように、メータ画像MIrは、車両が使用される環境を考慮して設定された車速表示範囲がアナログメータの速度域として表示される画像である(図3参照)。つまり、当該実施形態においては、イグニッションスイッチがON状態で、車両が使用される環境を考慮して設定された車速表示範囲が運転席用表示部1に表示されることになる。
次に、アナログメータ動作制御部3は、車両用計器が搭載される車両の車速センサ等から車速情報を取得する(ステップS53)。そして、アナログメータ動作制御部3は、車速情報に応じて、指針11を回転駆動させ(ステップS54)、上記ステップS51に戻って処理を繰り返す。例えば、アナログメータ動作制御部3は、上記車速情報が示す車速に応じて、上記メータ画像MIrで表示された車速表示範囲内の当該車速の位置を指し示すように指針11を回転駆動させる。
一方、上記ステップS51において、イグニッションスイッチがONからOFFに変化したと判断された場合、表示制御部2は、車両の実際の車両能力等を示すメータ画像MIsを選択して運転席用表示部1に表示し、当該フローチャートによる処理を終了する。ここで、車両用計器の電源(より具体的には、表示制御部2および運転席用表示部1の上記表示媒体の電源)は、イグニッションスイッチがOFFされた直後、電力が所定時間だけ供給された後に電力遮断される。上述したように、メータ画像MIsは、ユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が表示される画像であり、例えば車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値としている(図4参照)。そして、メータ画像MIsは、イグニッションスイッチがOFFされた直後に上記表示媒体に表示される。つまり、当該実施形態においては、イグニッションスイッチがOFF状態で、ユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が運転席用表示部1に表示されることになる。
このように、第1の実施形態に係る車両用計器によれば、イグニッションスイッチがON状態でメータ画像MIrが表示され、イグニッションスイッチがOFF状態でメータ画像MIsが表示される。したがって、運転席用表示部1には、車両走行時等に車両が使用される環境を考慮して設定された車速表示範囲が表示され、車両が走行することのない状態ではユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が表示される。このように、本実施形態に係る車両用計器は、車速表示範囲の最高速度を意味がある速度表示にすることによって、ユーザに情報を提示することができる。例えば、車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値にして表示する場合、ユーザや他の乗員に対してイグニッションスイッチがOFF状態で実際の車両能力をアピールすることができる。一方、車両走行時には、車両の使用環境に適した速度域をアナログメータに表示するので、車両走行時の安全性を維持しながら法規適合性等の満たすことができる。
また、上述した第1の実施形態に係る車両用計器によれば、メータ画像MIrとメータ画像MIsとの表示切替が、イグニッションスイッチのON/OFF時のみ行われる。つまり、メータ画像を書き換える回数が少ないため、電子ペーパのような書換寿命に制限のある表示媒体も用いることができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態に係る車両用計器では、車両のイグニッションスイッチのON/OFFに応じて、運転席用表示部1におけるメータ画像MIrおよびMIsの表示が切り替わる態様を説明した。第1の実施形態とは異なる態様として、他の車両情報に応じてメータ画像MIrおよびMIsの表示が切り替わる車両用計器を第2の実施形態として説明する。
第2の実施形態に係る車両用計器は、第1の実施形態に対してフローチャートのみ異なり、他の構成要素等は図1〜図5を用いて説明した第1の実施形態と同様の構成で実現可能である。
ここで、第1の実施形態における運転席用表示部1の少なくとも1部の表示画面は、運転席用表示部1自体に電力が供給されなくても表示内容を保持可能な表示媒体で構成される。しかしながら、第2の実施形態においては、イグニッションスイッチOFF状態(つまり、運転席用表示部1が無電力状態)において、運転席用表示部1にメータ画像MIsの表示を保持することを期待しない場合、運転席用表示部1を上記表示媒体で構成されなくてもかまわない。この場合、運転席用表示部1は、メータ画像MIrおよびMIsの表示切り替えが可能な表示領域が形成されていれば、様々な表示手段を用いることができる。例えば、運転席用表示部1は、第1の実施例における構成の他に、液晶パネル、陰極線
管(CRT)、発光素子や冷陰極管から照射して表示する装置等によって構成することができる。そして、これらの表示装置は、運転席用表示部1の表示画面のうち、メータ画像MIrおよびメータ画像MIsを表示する領域に用いられればよく、運転席用表示部1の表示画面全面に用いられてもいいし、メータ画像MIrおよびメータ画像MIsを表示する領域のみに用いられてもかまわない。なお、第2の実施形態に係る車両用計器の説明においては、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付して、詳細な説明を省略する。
図7を参照して、第2の実施形態に係る車両用計器の具体的な動作について説明する。なお、図7は、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3が処理を行う動作の一例を示すフローチャートである。例えば、図7に示すフローチャートの各ステップは、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3が所定のプログラムを実行することによって行われる。なお、これらの処理を実行するためのプログラムも、例えば、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3に設けられた記憶領域に予め格納されており、車両用計器の電源がオンになったときに表示制御部2やアナログメータ動作制御部3によって実行される。
まず、車両用計器の電源(図示せず)がONされると、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3が上記記憶領域に格納されたプログラムを実行する。そして、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3は、上記プログラムに基づいて、図7に示す各ステップを実行する。
図7において、表示制御部2は、車両用計器が搭載される車両から車両情報を取得する(ステップS61)。次に、表示制御部2は、車両が停車状態か否かを判断する(ステップS62)。例えば、表示制御部2は、上記車両情報に含まれる車速情報、パーキングブレーキ情報、変速シフト位置情報、およびイグニッションスイッチ情報等を取得する。そして、表示制御部2は、これらの情報の少なくとも1つを用いて車両が停車状態であるか否かを判断する。具体的には、車両の車速0km/hであることを車速情報が示す場合、車両のパーキングブレーキが働いていることをパーキングブレーキ情報が示す場合、オートマチックトランスミッションのシフトレンジ位置がP(パーキング)レンジであることを変速シフト位置情報が示す場合、イグニッションスイッチがOFFであることをイグニッションスイッチ情報が示す場合等では、表示制御部2は車両が停車状態であると判断する。そして、表示制御部2は、車両が走行中等の停車状態でない場合、次のステップS63に処理を進める。一方、表示制御部2は、車両が停車中である場合、次のステップS66に処理を進める。
ステップS63において、表示制御部2は、車両走行用のメータ画像MIrを選択して運転席用表示部1に表示する。次に、アナログメータ動作制御部3は、車両の車速センサ等から車速情報を取得し(ステップS64)、車速情報に応じて、指針11を回転駆動させ(ステップS65)、次のステップS67に処理を進める。なお、これらステップS63〜ステップS65の処理は、上述したステップS52〜ステップS54の処理を同様であるため、詳細な説明を省略する。
一方、上記ステップS62において、車両が停車中であると判断された場合、表示制御部2は、車両の実際の車両能力等を示すメータ画像MIsを選択して運転席用表示部1に表示し、次のステップS67に処理を進める。上記ステップS62においては、車両のエンジンが作動している状態であっても車両が停車中であれば、ユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が運転席用表示部1に表示されることになる。
ステップS67において、表示制御部2は、運転席用表示部1への表示を終了するか否かを判断する。例えば、表示を終了する条件としては、車両用計器の電源がOFFされたとき等がある。そして、表示制御部2は、運転席用表示部1への表示を継続する場合、上記ステップS61に戻って処理を繰り返す。一方、表示制御部2は、表示を終了する場合、当該フローチャートによる処理を終了する。
このように、第2の実施形態に係る車両用計器によれば、車両が走行している状態でメータ画像MIrが表示され、車両が停車している状態でメータ画像MIsが表示される。したがって、運転席用表示部1には、車両走行時に車両が使用される環境を考慮して設定された車速表示範囲が表示され、車両が停止している状態ではユーザにとって何らかの意味がある車速を最高速度とした車速表示範囲が表示される。このように、本実施形態に係る車両用計器は、車速表示範囲の最高速度を意味がある速度表示にすることによって、ユーザに情報を提示することができる。例えば、車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値にして表示する場合、ユーザや他の乗員に対して停車中に実際の車両能力をアピールすることができる。一方、車両走行時には、車両の使用環境に適した速度域をアナログメータに表示するので、車両走行時の安全性を維持しながら法規適合性等の満たすことができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、メータ画像MIsとして車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値にして表示する一例を用いたが、他の画像でもかまわない。
メータ画像MIsの第1の変形例は、ユーザの好みの最高速度を車速表示範囲の最高値にして表示する。なお、上記メータ画像MIsの第1の変形例を実現する場合、ユーザの操作に応じて入力情報を受け付ける入力装置が車両用計器に接続される。そして、表示制御部2は、上記入力情報に応じたメータ画像MIsを予め生成しておき、停車時等に運転席用表示部1に表示する。これは、車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を最高値にすることに限定されない。例えば、車両が実際には走行不可能な車速を、ユーザが最高値に設定した車速表示範囲を示すメータ画像MIsが作成される。つまり、ユーザは、実際には走行不可能な車速まであたかも走行可能であるような車速表示範囲を有するアナログメータを、他の乗員に示すことが可能となる。これによって、ユーザは、現実にはあり得ない現象を車速表示範囲で提示することにより、他の乗員に対して見栄を張って楽しむような遊び心のある車両用計器となる。
メータ画像MIsの第2の変形例は、車両の現在位置に応じた最高速度を車速表示範囲の最高値にして表示する。一例として、車両が停車中の現在位置を基準として、当該現在位置上の道路に設定されている制限速度を車速表示範囲の最高値にした車速表示範囲をメータ画像MIsとする。このメータ画像MIsが停車中に表示されることによって、ユーザはこれから走行する道路に設定されている制限速度を知ることができ、これからの走行に対する注意喚起が可能となる。他の例として、車両が停車中の現在位置を基準として、当該現在位置が属する国の法令等に設定されている制限速度(例えば、法定最高速度)を車速表示範囲の最高値にした車速表示範囲をメータ画像MIsとする。例えば、ドイツ等のアウトバーンでは制限速度が無制限であることが知られているが、他の欧州の国では制限速度が設定されている。このような国の制度による制限速度の違いを、ユーザがメータ画像MIsを見ることによって知ることができ、これからの走行に対する注意喚起が可能となる。
なお、上記メータ画像MIsの第2の変形例を実現する場合、車両用計器に車両の現在位置を取得する手段または制限速度情報を直接取得する手段を付加する必要がある。例えば、車両用計器は、経路探索や経路案内等を行うカーナビゲーション装置と連係して、上
記現在位置または制限速度情報を取得する。
例えば、上記カーナビゲーション装置は、一般的に車両の現在位置や方位を測位する手段(例えば、GPS(全地球測位システム)、INS(慣性航法システム)、車速センサ等)を備えている。そして、上記カーナビゲーション装置は、経路案内や探索に必要な地図情報を格納する記憶媒体を有している。本発明の車両用計器と連係するカーナビゲーション装置には、地図情報に記述された道路の各区間に設定されている制限速度や、国別の制限速度等の制限速度情報も上記記憶媒体に格納しておく。なお、上記カーナビゲーション装置は、当該装置が備えている通信手段によって現在位置に応じた制限速度情報を、センター設備から適宜取得してもかまわない。
このようなカーナビゲーション装置と連係する場合、車両用計器が当該カーナビゲーション装置から車両の現在位置に応じた制限速度情報を取得することによって、上記第2の変形例が実現可能となる。また、カーナビゲーション装置から車両の現在位置を示す情報のみ取得する場合、車両用計器が上述した記憶媒体の地図情報および制限速度情報を参照して、当該現在位置に応じた制限速度を抽出することによって、上記第2の変形例が実現可能となる。
次に、図8を参照して、上記第2の変形例における車両用計器の具体的な動作について説明する。なお、図8は、当該車両用計器がカーナビゲーション装置から現在位置情報を取得する場合の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、図8に示すフローチャートの各ステップは、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3が所定のプログラムを実行することによって行われる。なお、これらのステップを実行するためのプログラムも、例えば、車両用計器の内部または外部に設けられた記憶領域に予め格納されており、車両用計器の電源がオンになったときに表示制御部2やアナログメータ動作制御部3によって実行される。
まず、車両用計器の電源(図示せず)がONされると、表示制御部2やアナログメータ動作制御部3が上記記憶領域に格納されたプログラムを実行する。そして、表示制御部2およびアナログメータ動作制御部3は、上記プログラムに基づいて、図8に示す各ステップを実行する。なお、図8に示す各ステップの動作は、ステップS71〜ステップS75およびステップS79が、上述したステップS61〜ステップS65およびステップS67と同様であり、ステップS76〜ステップS78の動作のみ異なる。以下の説明においては、上述した動作と異なるステップS76〜ステップS78の動作について主に説明を行う。
ステップS72において、車両が停車中であると判断された場合、表示制御部2は、上記カーナビゲーション装置から車両の現在位置情報を取得する(ステップS76)。次に、表示制御部2は、取得した現在位置情報を用いて、当該現在位置情報が示す車両の現在位置に応じた制限速度情報を抽出する(ステップS77)。例えば、表示制御部2は、車両用計器がアクセス可能な記憶媒体の地図情報および制限速度情報を参照して、上記現在位置に応じた制限速度を抽出する。そして、表示制御部2は、抽出された制限速度を示すメータ画像MIsを選択して運転席用表示部1に表示し、次のステップS79に処理を進める。例えば、表示制御部2は、上記ステップS77で抽出された制限速度を車速表示範囲の最高値にした車速表示範囲をメータ画像MIsとする。このステップS77においては、車両が停車中において、ユーザはこれから走行する道路に設定されている制限速度や国の法令等で設定されている制限速度を最高速度とした車速表示範囲が運転席用表示部1に表示されることになる。
また、上述した第1の実施形態および第2の実施形態に係る車両用計器では、アナログ
メータの指針11を回転駆動させることによって速度表示する態様を示したが、指針11を画像表示して当該画像を回転移動させてもかまわない。指針11を示す画像の表示位置および表示角度を車速に応じて設定すれば、上述した実施形態と同様に本発明を実施できることは言うまでもない。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本発明に係る車両用計器は、車速表示範囲の最高速度を意味がある速度表示にすることができ、車両等に搭載する計器等の用途に適用できる。
本発明の車両用計器の一例が自動車の車室内に設けられた一例を示す図 本発明の車両用計器の構成の一例を示すブロック図 車両走行用のメータ画像MIrが運転席用表示部1に表示された一例を示す図 車両の実際の車両能力によって走行可能な最高速度を車速表示範囲の最高値としたメータ画像MIsが運転席用表示部1に表示された一例を示す図 図2の運転席用表示部1を構成する表示媒体において、表示電極15側が低電位となった画素内部の様子を示す図 図2の運転席用表示部1を構成する表示媒体において、表示電極15側が高電位となった画素内部の様子を示す図 本発明の第1の実施形態に係る車両用計器の動作の一例を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る車両用計器の動作の一例を示すフローチャート 本発明の第2の変形例に係る車両用計器の動作の一例を示すフローチャート
符号の説明
1…運転席用表示部
11…指針
12…透明基板
13…対向基板
14…隔壁
15…表示電極
16…対向電極
17…負帯電粒子
18…正帯電粒子
2…表示制御部
3…アナログメータ動作制御部

Claims (7)

  1. 車両の車速を示すアナログメータを表示する車両用計器であって、
    前記アナログメータを表示する表示部と、
    車両が停車しているか否かを示す情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報が停車していないことを示すときに第1の最高速度までを前記アナログメータの車速表示範囲とした画像を前記表示部に表示し、前記車両情報が停車していることを示すときに当該第1の最高速度とは異なる第2の最高速度までを前記アナログメータの車速表示範囲とした画像を前記表示部に表示する表示制御部と、
    車速に応じて、前記アナログメータの指針を回転させるアナログメータ動作制御部とを備える、車両用計器。
  2. 前記第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定され、
    前記第2の最高速度は、車両の走行能力に基づいて走行可能な最高車速に設定される、請求項1に記載の車両用計器。
  3. 前記第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定され、
    前記第2の最高速度は、入力装置への操作に応じてユーザ設定される、請求項1に記載の車両用計器。
  4. 前記車両情報取得部が取得する車両情報は、少なくとも車両の現在位置を示す情報を含み、
    前記第1の最高速度は、車両の使用環境に応じて走行使用される車速範囲に基づいて設定され、
    前記第2の最高速度は、車両の現在位置上の道路または車両の現在位置を含む地域に設定された制限速度に設定される、請求項1に記載の車両用計器。
  5. 前記表示部は、少なくとも前記車速表示範囲を表示する表示画面領域が無電力状態で表示内容を保持可能な表示媒体で構成される、請求項1に記載の車両用計器。
  6. 前記表示制御部は、車両のイグニッションスイッチがオン状態であることを前記車両情報が示すときに前記第1の最高速度までを前記車速表示範囲とした画像を前記表示媒体で構成される領域に表示し、当該イグニッションスイッチがオンからオフ状態となったことを前記車両情報が示すときに前記第2の最高速度までを前記車速表示範囲とした画像を前記表示媒体で構成される領域に表示する、請求項5に記載の車両用計器。
  7. 前記車両情報取得部が取得する車両情報は、車両の車速を示す車速情報、車両のパーキングブレーキの状態を示すパーキングブレーキ情報、車両の変速装置のシフト位置を示す変速シフト位置情報、および車両のイグニッションスイッチの状態を示すイグニッションスイッチ情報から成る群から選ばれる少なくとも1つを含み、
    前記表示制御部は、車両の車速が0であることを前記車速情報が示すとき、車両のパーキングブレーキが働いていることを前記パーキングブレーキ情報が示すとき、シフトレンジ位置がパーキングレンジであることを前記変速シフト位置情報が示すとき、またはイグニッションスイッチがオフされたことを前記イグニッションスイッチ情報が示すとき、当該車両が停車していると判断する、請求項1に記載の車両用計器。
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