JP2009288202A - 高速道路の表示装置、表示方法並びに表示用プログラム - Google Patents

高速道路の表示装置、表示方法並びに表示用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高速道路中に無料の区間が含まれているか否かをユーザーが容易に認識し、更に、ユーザーが高速道路を通行するか否かの選択を容易にすることができる高速道路の表示装置、その制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】高速道路データ取得部31は、高速道路に含まれるリンクの種別、距離、表示色や、料金所の情報を記憶装置12から取得し、前記メモリに記憶する。有料・無料区間判定部32は、高速道路のリンク毎に、そのリンクが有料区間であるか無料区間であるかを判定する。描画処理部33は、前記有料・無料区間判定部32が判定したリンク毎の種別に基づいて、前記メモリに記憶された表示色を取得し、リンク毎に描画する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速道路の有料区間と無料区間とを容易に判別することのできる高速道路の表示装置、表示方法及び表示用プログラムに関する。
近年、自動車の普及と電子技術の発達に伴い、車両に搭載して道案内を行う車載用ナビゲーション装置が急速に普及している。ナビゲーション装置は、道路や各種施設などの情報に基づき、指定された目的地までの経路を計算し、GPSなどで自車位置を検出しながら、経路に沿った地図や自車位置の画面表示などにより経路誘導を行うものである。
このようなナビゲーション装置においては、記憶装置やVICS(登録商標)などから必要な地図データを入手して、例えば、図7の表示例に示すように現在位置周辺の地図画像が現在位置と共に画面上に表示される。この場合、地図上に表示された道路が道路種別、例えば高速道路や国道毎に線幅や色を変えて表示されるのが一般的である(特許文献1参照)。
特開2003−14471号公報
ところで、最近は、高速道路に無料区間が新設されている。このような無料区間が新設されたことにより、従来に比べて高速道路の有料区間も走行距離が短くなり、高速道路を通行しているにもかかわらずその通行料金が安くなる場合がある。そのため、ユーザーにとっては、単に高速道路の有無を知るだけでなく、高速道路に無料区間が含まれているか、含まれている場合には、どのくらい無料区間が含まれており、どの程度の高速料金が必要となるかという情報を得ることも重要となる。
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明は、図7のように高速道路と一般道等を線幅や色を変えて表示したり、図8のように高速道路に無料区間が含まれていても高速道路として一色で表示することしかできない。
そのため、前記特許文献1記載の発明では、ユーザーは、表示された高速道路中に無料区間が含まれているか否かを判断することができず、自身で事前に高速道路に無料区間が含まれているか否かを調査したり、または実際の旅程において高速道路に無料区間が含まれているか否かの判断を行うことが必要となる。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、高速道路中に無料区間が含まれているか否かをユーザーが容易に認識し、更に、ユーザーが高速道路を通行するか否かの選択を容易にすることができる利便性の高い高速道路の表示装置、表示方法及び表示用プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、情報を表示するための表示部と、前記表示部に地図を表示するための道路地図データを格納する記憶部と、前記データを一時的に記憶するメモリ部と、前記メモリ部に記憶されている道路地図データに基づいて表示部に地図を表示させるための制御部と、を備えた高速道路の表示装置において、
前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データと、前記有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を表示させるための表示色データを有する高速道路データが含まれ、前記制御部は、表示対象となる高速道路に関する高速道路データを、前記記憶部から読み込んで前記メモリ部に一時的に記憶する高速道路データ取得手段と、この高速道路データ取得手段が取得した高速道路データ中の道路種別データに基づいて、表示対象の高速道路について、そのリンク毎に有料区間と無料区間との道路種別を判定する有料・無料区間判定手段と、前記有料・無料区間判定手段によって判定された高速道路の有料・無料区間の種別に対応する表示色を、前記メモリに格納されている表示色データから取得して、前記表示部に高速道路を描画する描画手段と、を備えたことを特徴とする。
また、高速道路を構成するリンクの種別、表示色、距離等を前記記憶部から取得して、前記メモリMに記憶するため、リンク毎に記憶部から表示色を取得する必要がなくなり、描画処理が早くなる。
本発明において、前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される一般道を構成するリンクごとに、前記表示部に一般道を表示させるための表示色データが含まれ、前記制御部は、前記表示色データに、高速道路の無料区間の表示色が含まれているか判定する表示色判定手段を備え、前記高速道路データ取得手段は、前記表示色判定手段が前記高速道路データに無料区間の表示色が含まれていないと判定した場合、前記表示色データの一般道に対応する表示色を取得し、前記描画手段は、前記高速道路データ取得手段が取得した一般道の表示色に基づいて、高速道路の無料区間のリンクを描画することもできる。
このような構成では、前記記憶部に無料区間のリンクの表示色が記憶されていない場合であっても、記憶部に記憶されている一般道の表示色を取得して、無料区間の表示色とすることにより、無料区間のリンクの表示色を新たに作成しないで済み、描画処理が早くなる。
本発明において、前記制御部は、同一のノードを含む2本のリンクについて、その有料区間・無料区間の種別を比較する比較手段を備え、前記描画手段は、この比較結果に基づいて、同一種別のリンクについては、前記表示色データから先に読み込んだリンクの表示色を使用して、次のリンクを描画することもできる。
このような構成では、同一のノードを含むリンクの種別を比較し、種別が同じ場合には、既に描画処理を施した際の表示色を用いて描画処理を行うことができ、種別が異なる場合には、前記メモリMに記憶した表示色に基づいて描画処理を行うことができることによって、描画処理が早くなる。
本発明において、前記制御部は、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれているか判定する位置判定手段を備え、前記描画手段は、前記位置判定手段の判定の結果、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合、無料区間のリンクを有料区間のリンクと同じ表示色に基づいて描画することもできる。
このような構成では、有料区間に挟まれている無料区間のリンクを、有料区間のリンクと同じ表示色で再描画処理を行うことによって、例えば、無料区間のリンクの距離が短い場合に、有料区間のリンクと区別して描画されてしまうことによる画面上の煩雑さを解消することができる。
本発明において、前記制御部は、無料区間のリンクの距離を測定する距離判定手段を備え、前記描画手段は、前記距離測定手段の測定の結果、無料区間のリンクに一定以上の距離がない場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で描画することもできる。
このような構成では、一定以下の距離である無料区間のリンクを、有料区間のリンクと同じ表示色で再描画処理を行うことによって、短い無料区間のリンクが有料区間のリンクと区別して描画されてしまうことによる画面上の煩雑さを解消することができる。また無料区間リンクが一定以上の距離を有するのであれば、再描画処理を施さないことからユーザーにとって有益な無料区間の情報を提供することができる。
また、前記のような表示装置を使用した高速道路の表示方法や、コンピュータ上に前記表示装置や表示方法を実現するプログラムも、本発明の一態様である。
以上のように本発明によれば、高速道路中に無料区間が含まれているか否かをユーザーが容易に認識し、更に、ユーザーが高速道路を通行するか否かの選択を容易にすることができる利便性の高い高速道路の表示装置、方法及び表示用プログラムを提供することができる。
次に、本発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明の構成を示す図1のブロック図において、一点鎖線で囲んだ部分は、本発明の第2実施形態以降の構成を示すものである。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
本実施形態は、高速道路の表示装置(以下「本装置」と呼ぶ)を説明するものである。本装置の構成を図1に示す。なお、本実施形態は、表示方法及び表示プログラムの内容を示すものでもある。
図中1は、VICS情報を取得する為のFM多重受信及び処理部、2は、VICS情報を取得する為のビーコン受信及び処理部である。3は、システム全体の制御を司るメインCPU(中央演算装置)及びその周辺回路であり、本装置各部の制御を含む情報処理を行う制御部である。
なお、この制御部3は、本実施形態の装置をナビゲーション装置として使用するための処理を行うものであるが、目的地の選定、案内、地図表示などについては、従来技術と同様な処理を行うものであるから、そのための構成については図示及び説明を省略し、本実施形態の高速道路表示装置を実現するために必要な部分のみを記載する。
4は、メインプログラムをロードする為のダイナミックRAM(DRAM)であり、5は、メイン電源オフの間も設定などメモリ内容を保持するためのバッテリーバックアップ付スタティックRAM(SRAM)であり、6は、起動時等に制御部3よりアクセスされるROMである。
7は、地図などの情報を描画及び表示する表示部で、液晶表示パネルなどの表示画面を持つ。8は、表示部7用に設けられたビデオRAM(VRAM)である。9は、音声の出力を行うスピーカである。10は、TV(各種のテレビジョン放送)を受信する為のTV受信及び処理部、11は、イルミネーション(計器盤等の照明)・車速パルス・パーキング等の動作や状態を検出する車両情報取得部である。
12は、HDD、DVD−ROM、CD−ROMなどのドライブを用いて、道路地図データや、高速道路に含まれる有料区間と無料区間のデータなどを記録する記憶装置である。ここで、前記記憶装置12に格納されている道路地図データとして、本実施形態では、地図上に表示される高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データと(一例として図9の(A)を参照)、前記有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を表示させるための表示色データ(一例として図9の(B)参照)を有する高速道路データが含まれている。また、前記道路地図データには、その他、ナビゲーションに必要な各種の地図表示用データが含まれている。例えば、地図表示用データとしては、施設情報、一方通行情報、国道や県道等の表示色についての情報がある。また、高速道路データとしては、各リンクの距離についての情報や、料金所の有無についてのデータを含んでいても良い。
13は、情報や操作の入力を受け付ける入力部で、タッチキーやタッチパネルなどからの入力を検出するものである。この入力部13の構成や種類は自由で、表示パネルの周囲の操作スイッチ類、リモコンユニットなどを単独又は自由に組み合わせて用いればよい
14は、自車の挙動に関する航法情報を得る測位部である。例えば、GPS、ジャイロ、地磁気センサ、加速度センサ、車速パルスなどの測位技術により、自車の現在位置、方位、速度などを取得するものである。すなわち、この測位部14により、ジャイロや車速パルスを用いた自立航法や、GPS等を用いた電波航法から、自車位置と自車向きを計算することで、車両がどの道路リンクを走行しているか推定するものである。
前記制御部3は、本発明の表示用プログラムにより、コンピュータ上に、高速道路データ取得部31、有料・無料区間判定部32、描画処理部33、表示色判定部34、種別比較部35、位置判定部36、距離測定部37などの本発明の表示装置を構成する各手段を実現すると共に、これらの各手段を使用して処理手段を実現、実行する。なお、これらの手段の手段のうち高速道路データ取得部31、有料・無料区間判定部32、描画処理部33が第1実施形態に特有の構成である。
高速道路データ取得部31は、高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データ、及び有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を表示させるための表示色データを前記記憶装置12から取得し、前記メモリMに一時的に記憶する手段である。
有料・無料区間判定部32は、前記道路種別データに基づいて高速道路のリンク毎に、そのリンクが有料区間であるか無料区間であるかの判定をする手段である。描画処理部33は、前記有料・無料区間判定部32が判定したリンク毎の種別に基づいて、前記メモリMに記憶された表示色データ中から対応する表示色を取得し、リンク毎に描画処理を行う手段である。
[1−2.作用]
以下、本実施形態の処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、高速道路データ取得部31が、記憶装置12に記憶されている道路地図データの中から、表示部7に表示すべき高速道路を構成するすべてのリンクについてその道路種別データと、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データとを読み込んで、メモリM上に一時的に記憶する(ステップ1)。この場合、道路地図データに含まれる各リンクの距離、料金所の情報も同時に取得し、メモリMに一時的に記憶する。
次いで、有料・無料区間判定部32は、読み込んだ各リンクについて、所定の順番(例えば、リンク番号の小さい順やリンク位置の緯度・経度の小さい順など)に、その道路種別データに基づいて、有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定する(ステップ2)。
前記判定対象であるリンクが有料区間である場合には(ステップ2のYES)、有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から有料区間に対応する表示色を取得して(ステップ3)、描画処理部33に送る。一方、前記判定対象であるリンクが無料区間である場合には(ステップ2のNO)、有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から無料区間に対応する表示色を取得して、描画処理部33に送る(ステップ4)。
描画処理部33は、有料・無料区間判定部32から取得した表示色に基づいて、そのリンクについての描画処理、すなわち、そのリンクの位置情報や表示色に基づいて、表示部7を構成するディスプレイの画面上のどの位置に、どの様にして、そのリンクに対応する高速道路を表示するかの情報を、作成し、これをVRAM8を介して表示部7に出力する(ステップ5)。そして、以降は上記ステップ2〜ステップ5までの処理をリンク毎に繰り返す。
なお、図2のフローチャートでは、表示色を取得した各リンク毎に描画処理を行ったが、各リンクの表示色データのデータを描画処理部33に蓄積し、すべてのリンクについての表示用データがそろった時点で描画処理を行ってもよい。以下の実施例2〜5についても同様である。
[1−3.効果]
以上のような本実施形態によれば、高速道路に含まれている有料区間と無料区間とを図10(A)に示すように、それぞれ異なった色で表示することが可能となるので、ユーザーが高速道路を通過するか否かの判断が容易になる。特に、本実施形態では、リンク毎に描画処理を行う前に、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データを前記高速道路データ取得部31が前記記憶装置12から取得して、前記メモリMに記憶するため、リンク毎に前記記憶装置12から表示色データを取得する必要がなくなり、描画処理を早くすることができる。
[2.第2実施形態]
第1の実施形態においては、無料区間の、有料区間の表示色を前記記憶装置12から取得して、前記メモリMに記憶することによって、リンク毎の描画処理を早くしたが、第2実施形態は、無料区間の表示色が前記記憶装置12に記憶されていない場合の技術に関するものである。
この第2実施形態では、図1のブロック図に示すように、制御部3に、表示色判定部34が設けられている。この表示色判定部34は、高速道路の無料区間の表示色が、前記表示色データに記憶されているか否かを判定し、判定の結果、高速道路の無料区間の表示色が前記表示色データに記憶されていない場合には、前記表示色データのうち、一般道等に対応する表示色のうち少なくとも1つの表示色を取得して、前記描画処理部33に出力するものである
第2実施形態における処理の流れを図3のフローチャートを用いて説明する。まず、第1実施形態と同様に高速道路データ取得部31が、記憶装置12に記憶されている道路地図データの中から、表示部7に表示すべき高速道路を構成するすべてのリンクについてその道路種別データと、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データとを読み込んで、メモリM上に一時的に記憶する(ステップ1)。
次いで、有料・無料区間判定部32は、読み込んだ各リンクについて、所定の順番に、その道路種別データに基づいて、有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定する(ステップ2)。
有料・無料区間判定部32が行った判定の結果、前記判定対象であるリンクが有料区間である場合には(ステップ2のYES)、有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から有料区間に対応する表示色を取得して、描画処理部33に送る(ステップ3)。描画処理部33は、有料・無料区間判定部32から取得した有料区間の表示色に基づいて描画処理を行う(ステップ4)
一方、判定の結果、前記判定対象であるリンクが無料区間である場合には(ステップ2のNO)、表示色判定部34は高速道路の無料区間に対応する表示色が前記表示色データ中に存在するか否かを判定する(ステップ5)。判定の結果、表示色データ中に無料区間に対応する表示色がある場合には(ステップ5のYES)、表示色判定判定部34は、そのリンクについて無料区間に対応する表示色を前記表示色データから取得して、描画処理部33に出力する(ステップ6)。
一方、表示色判定部34の判定の結果、表示色データ中に無料区間に対応する表示色がない場合には(ステップ5のNO)、表示色データ中の一般道等に対応する表示色を取得して、これを高速道路に含まれる無料区間の表示色として、描画処理部33に出力する(ステップ7)。
そして、描画処理部33は、以下第1実施形態と同様にして表示色判定部34が取得した表示色に基づいて描画処理を行う(ステップ4)。そして、以降は上記ステップ2〜ステップ7までの処理をリンク毎に繰り返す。
以上のような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、高速道路に含まれている有料区間と無料区間とを、それぞれ異なった色で表示することが可能となるので、ユーザーが高速道路を通過するか否かの判断が容易になる。特に、無料区間の表示色が前記表示色データにない場合に、図10(B)に示すように、表示色データに記憶された一般道等の表示色のうちいずれか1つを用いることによって、無料区間の表示色を新たに作成しないで済み描画処理を早くすることができる。
[3.第3実施形態]
第3実施形態は、高速道路を構成する同一のノードを含む2本のリンクの種別が同一の場合の技術に関するものである。すなわち、前記第1の実施形態及び第2実施形態においては、リンク毎に種別を判定し、種別に対応した表示色を前記メモリMから取得して、リンク毎に描画処理を施していたが、第3実施形態は、同一のノードを含む2本のリンクの種別を比較して、2本のリンクの種別が同じ場合には、表示色の読み込みを省略するものである。
この第3実施形態では、図1に示すように、制御部3は、同一のノードを含む2本のリンクについて、その有料区間・無料区間の種別を比較する種別比較部35を備え、また、前記描画処理部33は、この種別比較部35の比較結果に基づいて、同一種別のリンクについては、前記表示色データから先に読み込んだリンクの表示色を使用して、次のリンクを描画する構成である。
この第3実施形態における処理の流れを図4のフローチャートを用いて説明する。まず、高速道路データ取得部31が、記憶装置12に記憶されている道路地図データの中から、表示部7に表示すべき高速道路を構成するすべてのリンクについてその道路種別データと、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データとを読み込んで、メモリM上に一時的に記憶する(ステップ1)。この場合、道路地図データに含まれる各リンクの距離、料金所の情報も同時に取得し、メモリMに一時的に記憶する。
次いで、まず有料・無料区間判定部32は、読み込んだ各リンクについて、最初のリンクについて、有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定する(ステップ2)。
前記有料・無料区間判定部32が行った判定の結果、その最初のリンクが有料区間である場合には(ステップ2のYES)、有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から有料区間に対応する表示色を取得して、描画処理部33に送る(ステップ3)。描画処理部33は、有料・無料区間判定部32から取得した有料区間の表示色に基づいて描画処理を行う(ステップ4)。一方、前記判定対象である最初のリンクが無料区間であると前記有料・無料区間判定部32によって判定された場合には(ステップ2のNO)、有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から無料区間に対応する表示色を取得して(ステップ5)、描画処理部33に送る。描画処理部33は、有料・無料区間判定部32から取得した無料区間の表示色に基づいて描画処理を行う(ステップ4)。
次いで、有料・無料区間判定部32によって、最初のリンクに隣接するリンクについて有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定がなされ、判定した結果が種別比較部35に出力される。そして、種別比較部34は最初のリンクの種別と、最初のリンクに隣接するリンクの種別が同じであるか比較する(ステップ6)。比較した結果、最初のリンクの種別と、最初のリンクに隣接するリンク種別が異なる場合には(ステップ6のNO)、種別比較部35は前記メモリMに記憶された表示色データから表示色を取得して、描画処理部33に出力し(ステップ7)、描画処理部33は、種別比較部34から取得した表示色に基づいて描画処理を行う(ステップ8)。
一方、種別比較部35が比較した結果、最初のリンクと最初のリンクに隣接するリンクの種別が同じである場合には(ステップ6のYES)、種別比較部35は前のリンクと同じ種別である旨を描画処理部33に出力し、描画処理部33は前記描画処理を施したリンクと同じ表示色で描画処理を行う(ステップ8)。そして、以降は上記ステップ6〜ステップ8までの処理をリンク毎に繰り返す。
以上のような第3実施形態によれば、第1実施形態や第2実施形態と同様に、高速道路に含まれている有料区間と無料区間とを、それぞれ異なった色で表示することが可能となるので、ユーザーが高速道路を通過するか否かの判断が容易になる。また、更に同一のノードを含む2本のリンクの種別を比較して、2本のリンクの種別が同じ場合には表示色の読み込みを省略することができるので、描画処理を早くすることができる。
[4.第4実施形態]
第4実施形態は、高速道路を構成するリンクのうち無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合の技術に関するものである。
すなわち、前記各形態においては、リンク毎に道路種別を判定し、前記高速道路データ取得部31が前記記憶装置12から取得して前記メモリMに記憶した表示色データに含まれる表示色に基づいて、リンク毎に描画処理を施していたが、第4実施形態は、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれていた場合に無料区間のリンクを有料区間の表示色で再描画処理を行うものである。
第4実施形態では、図1に示すように、制御部3は、有料区間のリンクの1つ前にあるリンクが無料区間のリンクであるか否かを判定する無料区間リンク判定部36を備え、また、有料区間リンクが存在する都度、フラグ(そのリンク番号)を設定したり更新するフラグ設定・更新部37と、前記フラグ設定・更新部37によって、フラグが存在するか判定するフラグ判定部38と、このフラグが設定されている場合に、そのリンク番号に基づいて有料区間のリンクに挟まれている無料区間のリンクの番号を取得する無料リンク番号取得部39を備えている。そして、前記描画処理部33は、前記無料区間リンク判定部36、及び前記フラグ判定部38の判定結果に基づいて、有料区間のリンクに挟まれた無料区間のリンクの番号をその取得部39から取得して、取得した番号の無料区間のリンクを表示色データに含まれる有料区間の表示色を使用して、再度描画する構成である。
この第4実施形態における処理の流れを図4のフローチャートを用いて説明する。まず、高速道路データ取得部31が、記憶装置12に記憶されている道路地図データの中から、表示部7に表示すべき高速道路を構成するすべてのリンクについてその道路種別データと、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データとを読み込んで、メモリM上に一時的に記憶する(ステップ1)。
次いで、有料・無料区間判定部32は、読み込んだ各リンクについて、所定の順番に、その道路種別データに基づいて、有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定する(ステップ2)。前記有料・無料区間判定部32が行った判定の結果、前記判定対象であるリンクが無料区間である場合には(ステップ2のNO)、前記有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から無料区間に対応する表示色を取得して、描画処理部33に送り(ステップ3)、前記描画処理部33は前記無料区間を描画処理する(ステップ4)。
一方、前記有料・無料区間判定部32が行った判定の結果、前記判定対象であるリンクが有料区間である場合には(ステップ2のYES)、前記有料・無料区間判定部32はメモリM上に記憶されている表示色データ中から有料区間に対応する表示色を取得して(ステップ5)、描画処理部33に送り、前記描画処理部33は前記無料区間を描画処理する(ステップ6)。これらの処理は、前記各実施形態と同様である。
ところで、ステップ2における判定結果が有料区間のリンクである場合には、その無料区間リンク判定部36は、有料区間のリンクの1つ前にあるリンクが無料区間のリンクであるか否か判定する(ステップ7)。具体的には、前記無料区間リンク判定部36の判定の結果、1つ前のリンクが無料区間でないと判定された場合(ステップ7のNO)、そのリンクの番号をメモリM上に記録し、リンクの次のリンクの種別判定に移る(ステップ8)。
一方、無料区間リンク判定部36の判定の結果、有料区間のリンクの1つ前にあるリンクが無料区間のリンクである場合(ステップ7のYES)フラグ判定部38は、メモリM上にフラグが設定されているか否かを判定する(ステップ9)。フラグ判定部38の判定の結果、フラグが設定されている場合には(ステップ9のYES)、無料リンク番号取得部39は設定されているフラグのリンク番号と現在の有料リンクの番号とから、その間に挟まれている無料リンクの番号を取得し、前記描画処理部33に出力する(ステップ10)。前記描画処理部33は、前記無料リンク番号取得部39から取得した、すべての無料リンクを、前記メモリMに記憶された有料区間の表示色に基づいて再度描画処理を行う(ステップ11)。その後、前記フラグ設定・更新部37は、メモリM上に設定されていた有料区間リンクの番号を削除し、現在の有料区間のリンクの番号を新たな有料区間のリンクのフラグとしてメモリMに書き込む(ステップ8)
一方、前記フラグ判定部38の判定の結果、フラグが設定されていない場合には(ステップ9のNO)、1つ前の無料区間のリンクの前には、有料区間のリンクが1つも存在しないこと、すなわち現在のリンクが1つ前の無料区間を挟んでないことを意味するから、前記フラグ設定・更新部37によって現在の有料区間のリンクの番号をメモリMに書き込んで、リンクの次のリンクの種別判定に移る。(ステップ8)。
なお、本実施形態は、この様な様式に限定されるものではなく、次のような態様も可能である。
(1)有料区間のリンクが判定された場合に、単にその有無を示すフラグのみをメモリM上に立てている。
(2)無料区間のリンクが出現した場合に、次の有料リンクが出現するまでの間、無料区間のリンクの番号をすべてメモリMに記憶する。
(3)無料区間のリンクの次に有料区間のリンクが出現して且つフラグが立てている場合、記録してある無料区間のリンク番号をすべて取得する。
(4)取得した番号の無料区間のリンクを、有料区間のリンクの表示色で再描画する
以上のような第4実施形態によれば、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれていた場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で再度描画することによって、例えば、無料区間のリンクの距離が短い場合に、図10の(c)のように、有料区間と異なる表示色で描画処理が施されてしまうことによる画面上の煩雑さを解消することができる。
[5.第5実施形態]
第5実施の形態は、有料区間のリンクに挟まれている無料区間のリンクに一定以上の距離がない場合の技術に関する。前記第4実施形態においては、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれていた場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で再度描画していたが、第5実施形態は、有料区間に挟まれている無料区間のリンクの距離を測定し、無料区間に一定以上の距離がない場合には、有料区間と同じ色で再度描画処理を行うものである。
本第5実施形態は、図1に示したブロック構成のように、制御部3は、無料区間のリンクの距離を測定する距離判定部40を備える。そして、前記描画処理部33は、前記距離測定部40の判定の結果に基づいて、無料区間のリンクを、表示色データに含まれる有料区間の表示色を使用して、描画する構成である。
この第5実施形態における処理の流れを図6のフローチャートを用いて説明する。まず、高速道路データ取得部31が、記憶装置12に記憶されている道路地図データの中から、表示部7に表示すべき高速道路を構成するすべてのリンクについてその道路種別データと、高速道路の有料区間と無料区間等を表示する場合に使用する表示色データとを読み込んで、メモリM上に一時的に記憶する(ステップ1)。
次いで、有料・無料区間判定部32は、読み込んだ各リンクについて、所定の順番に、その道路種別データに基づいて、有料の高速道路か無料の高速道路かの種別を判定する(ステップ2)。前記有料・無料区間判定部32が行った判定の結果、前記判定対象であるリンクが無料区間である場合には(ステップ2のNO)、前記距離判定部40は、、判定された無料区間のリンクが一定以上の距離以下であるか否かを判定する(ステップ3)前記道路地図データに基づいて判定した結果、無料区間の距離が一定以下の距離の場合(ステップ3のYES)、描画処理部33はメモリMに記憶された有料区間の表示色に基づいてそのリンクの描画処理を行う(ステップ4)。
一方、前記距離判定部40が、無料区間の距離が一定以上あると判定した場合(ステップ3のNO)には、描画処理部33はそのリンクを無料区間の表示色により描画する(ステップ5)。
以上のような第5実施形態によれば、無料区間のリンクに一定以上の距離があるか測定し、一定以上の距離がない場合には、図10(D)のように無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で再描画処理を行うことによって、画面上の表示の煩雑さを解消することができる。また、無料区間リンクが一定以上の距離を有するのであれば、再描画処理を施さないことからユーザーにとって有益な無料区間の情報を提供することができる。なお、第5実施形態と前記第4実施形態を組み合わせれば更に利便性が向上する。
[6.その他の実施形態]
本発明は、前記各実施形態に加えて、次のような他の実施形態も包含するものである
(1)各実施形態において、記憶部12に記憶された表示色データに従って描画処理がされるとしているが、ユーザーが入力部を介して表示色データを適宣変更することが可能である。
(2)第4実施形態、第5実施形態では、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合を対象としているが、これに代えて、無料区間のリンクが料金所に挟まれている場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で再描画処理するようにしてもよく、また料金所に挟まれた無料区間のリンクの距離を測定して、無料区間のリンクを再描画処理することも可能である。
本発明の第1から第5実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の第1実施形態における処理を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態における処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態における処理を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態における処理を示すフローチャート。 本発明の第5実施形態における処理を示すフローチャート。 従来の発明による地図上での道路の表示例。 従来の発明による高速道路表示例。 道路種別データと表示色データの図 本発明の第1から第5実施形態の表示例。
符号の説明
1…FM多重受信及び処理部
2…ビーコン受信及び処理部
3…制御部(メインCPU及びその周辺回路)
31…高速道路データ取得部
32…有料・無料区間判定部
33…描画処理部
34…表示色判定部
35…種別比較部
36…無料区間リンク判定部
37…フラグ設定・更新部
38…フラグ判定部
39…無料リンク番号取得部
40…距離判定部
4…ダイナミックRAM(DRAM)
5…スタティックRAM(SRAM)
6…ROM
7…表示部
8…ビデオRAM(VRAM)
9…スピーカ
10…TV受信及び処理部
11…車両情報取得部
12…道路地図データ・検索データ及び地図関連データの記憶装置
13…入力部(タッチキー制御装置)
14…測位部
M…メインメモリ

Claims (15)

  1. 情報を表示するための表示部と、前記表示部に地図を表示するための道路地図データを格納する記憶部と、前記データを一時的に記憶するメモリ部と、前記メモリ部に記憶されている道路地図データに基づいて表示部に地図を表示させるための制御部と、を備えた高速道路の表示装置において、
    前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データと、前記有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を表示させるための表示色データを有する高速道路データが含まれ、
    前記制御部は、
    表示対象となる高速道路に関する高速道路データを、前記記憶部から読み込んで前記メモリ部に一時的に記憶する高速道路データ取得手段と、
    この高速道路データ取得手段が取得した高速道路データ中の道路種別データに基づいて、表示対象の高速道路について、そのリンク毎に有料区間と無料区間との道路種別を判定する有料・無料区間判定手段と、
    前記有料・無料区間判定手段によって判定された高速道路の有料・無料区間の種別に対応する表示色を、前記メモリ部に格納されている表示色データから取得して、前記表示部に高速道路を描画する描画手段と、
    を備えたことを特徴とする高速道路の表示装置。
  2. 前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される一般道を構成するリンクごとに、前記表示部に一般道を表示させるための表示色データが含まれ、
    前記制御部は、
    前記表示色データに、高速道路の無料区間の表示色が含まれているか判定する表示色判定手段を備え、
    前記高速道路データ取得手段は、前記表示色判定手段が前記高速道路データに無料区間の表示色が含まれていないと判定した場合、前記表示色データの一般道に対応する表示色を取得し、
    前記描画手段は、前記高速道路データ取得手段が取得した一般道の表示色に基づいて、高速道路の無料区間のリンクを描画することを特徴とする請求項1記載の高速道路の表示装置。
  3. 前記制御部は、
    同一のノードを含む2本のリンクについて、その有料区間・無料区間の種別を比較する比較手段を備え、
    前記描画手段は、この比較結果に基づいて、同一種別のリンクについては、前記表示色データから先に読み込んだリンクの表示色を使用して、次のリンクを描画することを特徴とする請求項1または請求項2記載の高速道路の表示装置。
  4. 前記制御部は、
    無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれているか判定する位置判定手段を備え
    前記描画手段は、前記位置判定手段の判定の結果、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合、無料区間のリンクを有料区間のリンクと同じ表示色に基づいて描画することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高速道路の表示装置。
  5. 前記制御部は、
    無料区間のリンクの距離を測定する距離判定手段を備え、
    前記描画手段は、前記距離測定手段の測定の結果、無料区間のリンクに一定以上の距離がない場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で描画することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の高速道路の表示装置。
  6. 情報を表示するための表示部と、前記表示部に地図を表示するための道路地図データを格納する記憶部と、前記データを一時的に記憶するメモリ部と、前記メモリ部に記憶されている道路地図データに基づいて表示部に地図を表示させるための制御部と、を備えた高速道路の表示装置を使用した高速道路の表示方法において、
    前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データと、前記有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を標示させるための表示色データを有する高速道路データが含まれ、
    表示対象となる高速道路に関する高速道路データを、前記記憶部から読み込んで前記メモリ部に一時的に記憶する処理と、
    この高速道路データ中の道路種別データに基づいて、表示対象の高速道路について、そのリンク毎に有料区間と無料区間との道路種別を判定する処理と、
    判定された高速道路の有料・無料区間の種別に対応する表示色を、前記メモリ部に格納されている表示色データから取得して、前記表示部に高速道路を描画する処理と、
    を有することを特徴とする高速道路の表示方法。
  7. 前記道路地図データには、地図上に表示される一般道を構成するリンクごとに、前記表示部に一般道を表示させるための表示色データが含まれ、
    前記表示色データに、高速道路の無料区間の表示色が含まれているか判定する処理と
    前記高速道路データに無料区間の表示色が含まれていないと判定した場合、前記表示色データの一般道に対応する表示色を取得する処理と、
    取得した一般道の表示色に基づいて、高速道路の無料区間のリンクを描画する処理を有することを特徴とする請求項6記載の高速道路の表示方法。
  8. 同一のノードを含む2本のリンクについて、その有料区間・無料区間の種別を比較する処理と、
    この比較結果に基づいて、同一種別のリンクについては、前記表示色データから先に読み込んだリンクの表示色を使用して、次のリンクを描画する処理を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の高速道路の表示方法。
  9. 無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれているか判定する処理と、
    判定の結果、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合、無料区間のリンクを有料区間のリンクと同じ表示色に基づいて描画する処理を有すること特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の高速道路の表示装置。
  10. 無料区間のリンクの距離を測定する処理と、
    前記距離測定の結果、無料区間のリンクに一定以上の距離がない場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で描画する処理を有することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の高速道路の表示方法。
  11. 情報を表示するための表示部と、前記表示部に地図を表示するための道路地図データを格納する記憶部と、前記データを一時的に記憶するメモリ部と、前記メモリ部に記憶されている道路地図データに基づいて表示部に地図を表示させるための制御部と、を備えた高速道路の表示装置に使用する高速道路の表示用プログラムにおいて、
    前記記憶部に格納されている道路地図データには、地図上に表示される高速道路を構成するリンクごとにその有料区間と無料区間を区別する道路種別データと、前記有料区間と無料区間に対応して前記表示部に高速道路を標示させるための表示色データを有する高速道路データが含まれ、
    表示対象となる高速道路に関する高速道路データを、前記記憶部から読み込んで前記メモリ部に一時的に記憶する処理と、
    この高速道路データ中の道路種別データに基づいて、表示対象の高速道路について、そのリンク毎に有料区間と無料区間との道路種別を判定する処理と、
    判定された高速道路の有料・無料区間の種別に対応する表示色を、前記メモリ部に格納されている表示色データから取得して、前記表示部に高速道路を描画する処理と、
    を前記制御部に実行させることを特徴とする高速道路の表示用プログラム。
  12. 前記道路地図データには、地図上に表示される一般道を構成するリンクごとに、前記表示部に一般道を表示させるための表示色データが含まれ、
    前記表示色データに、高速道路の無料区間の表示色が含まれているか判定する処理と
    前記高速道路データに無料区間の表示色が含まれていないと判定した場合、前記表示色データの一般道に対応する表示色を取得する処理と、
    取得した一般道の表示色に基づいて、高速道路の無料区間のリンクを描画する処理を、 前記制御部に実行させることを特徴とする請求項11記載の高速道路の表示用プログラム。
  13. 同一のノードを含む2本のリンクについて、その有料区間・無料区間の種別を比較する処理と、
    この比較結果に基づいて、同一種別のリンクについては、前記表示色データから先に読み込んだリンクの表示色を使用して、次のリンクを描画する処理を、
    前記制御部に実行させることを特徴とする請求項11または請求項12のいずれか1項に記載の高速道路の表示用プログラム。
  14. 無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれているか判定する処理と、
    判定の結果、無料区間のリンクが有料区間のリンクに挟まれている場合、無料区間のリンクを有料区間のリンクと同じ表示色に基づいて描画する処理を、
    前記制御部に実行させること特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の高速道路の表示用プログラム。
  15. 無料区間のリンクの距離を測定する処理と、
    前記距離測定の結果、無料区間のリンクに一定以上の距離がない場合に、無料区間のリンクを有料区間のリンクの表示色で描画する処理を、
    前記制御部に実行させることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の高速道路の表示用プログラム。
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