JPH1055166A - 多角形塗りつぶしアクセラレータ - Google Patents

多角形塗りつぶしアクセラレータ

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JPH1055166A
JPH1055166A JP8211515A JP21151596A JPH1055166A JP H1055166 A JPH1055166 A JP H1055166A JP 8211515 A JP8211515 A JP 8211515A JP 21151596 A JP21151596 A JP 21151596A JP H1055166 A JPH1055166 A JP H1055166A
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JP8211515A
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Inventor
Naoki Ueda
直樹 植田
Tadayuki Noguchi
忠幸 野口
Hideji Sakai
秀次 坂井
Yoshiaki Kikko
義明 橘高
Kuniaki Tanaka
邦明 田中
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/40Filling a planar surface by adding surface attributes, e.g. colour or texture

Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形内部を塗りつぶした図形を描画する場合
には、塗りつぶすデータの作成に時間を要するという課
題があった。 【解決手段】 2値で図形処理するとともに、ラスタス
キャン方向にビット反転を行い図形内部を描画すること
で、図形内部を塗りつぶした図形の描画を高速に行える
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、図形の描画に関
する発明であり、描画する図形の内部判定および多角形
領域の塗りつぶし等の図形描画処理を従来ソフトウェア
処理で行っていたものをより高速な処理方法およびハー
ドウェア処理で描画を行う表示制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のソフトウェアによる図形描画にお
いては、図形の内部判定処理および多角形領域の塗りつ
ぶし処理に負荷が多く必要であった。すなわち、従来の
ソフトウェアによる方法では、(1)先ず図形の輪郭を
描画し、(2)次いでこの図形の輪郭内部にある点を1
点1点全て判定(計算)し、(3)さらに、各点(画
素)について描画を行う/行わないを判定する。とする
ものであった。なお、各点(画素)の描画を行う場合
は、色情報を含めたデータが処理の対象である。この様
子を示すのが図4であり、従来のソフトウェアによる描
画処理方法を示すものである。図4(a)では、多角形
図形の各頂点である座標1から6まで、図形の輪郭を描
画する。
【0003】次いで図4(b)では、図形の輪郭内部の
内部点444を計算し、塗りつぶしを行う。このとき、
内部点444の塗りつぶしは、各線分に対して内部であ
るか外部であるかを判定しながら行う。すなわち、ある
一つの内部点444は座標1から2までの直線の内部で
あるか外部であるか、さらに座標2から3までの直線の
内部であるか外部であるか、さらに座標3から4までの
直線の内部であるか外部であるか、さらに座標4から5
までの直線の内部であるか外部であるか、さらに座標5
から6までの直線の内部であるか外部であるか、そして
座標6から1までの直線の内部であるか外部であるか、
の順に内部であるか外部であるかを検索し、検索した内
部点444を基に塗りつぶし処理を行うのである。
【0004】内部であるか外部であるかの判定の一方法
としては、例えば各輪郭を表すデータ(座標等)から、
点Aおよび点Bの2点を選択し、ある一点のデータが前
記選択したデータと比較して一方に対しては大きく、一
方に対しては小さいという関係を持てば、前記のある一
点は内部点であるとすることができるのである。(点A
(又は点B)の座標)<(ある一点の座標)<(点B(又は点
A)の座標)その結果、図4(c)に示される通りの内部
が塗りつぶされた図形を得ることができる。
【0005】このようにしてCPUの計算により得られ
た描画データは、図4(d)に示すように表示コントロ
ーラ114からの書き込み信号に同期して2次元配列さ
れた図形データを記憶蓄積するための記憶装置111
(以後フレームメモリと称す)に書き込まれる。フレー
ムメモリ111に書き込まれた図形データは、表示コン
トローラ114内部でRGB信号に変換処理がされる。
変換されたRGB信号はディスプレイモニタ113に映
像信号として送信され、モニタ113上には図形として
表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の図形描画方法では、輪郭の描画をし、輪郭内部の
点の塗りつぶしする/しないの判定をし、さらに画素単
位でデータをフレームメモリに書き込むという処理を行
っていたため、こうした複数処理ステップを必要とする
描画方法では図形の表示速度を高速化することが困難で
あり、改善が必要であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る表示制御装置は、設定アドレス以降は図形情報を反転
するようにしたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る表示制御装置
は、第2の設定アドレスであるエンドアドレスを設定
し、エンドアドレス以降は元の図形情報を選択するよう
にすることで1回のラスタスキャンで図形を描画するよ
うにしたものである。請求項3記載の発明に係る表示制
御装置は、図形情報を2値として図形処理するようにし
たものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。
【0010】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1による構成を示す図である。ソフトウェアの実行等
を行うCPU101と、バス11を経由して前記CPU
に接続されるレジスタ回路102と、前記レジスタ回路
102の出力が接続され、データ保持手段105(以
下、ラッチ回路と称す)および反転器106の出力とを
入力し、この入力のいずれかを選択する又はいずれも選
択しないセレクタ回路107と、前記セレクタ回路10
7の出力をラッチするデータ保持手段108(以下、ラ
ッチ回路と称す)と、2次元配列された図形の内部判定
を行うための第1の記憶手段103(以下、ワークメモ
リと称す)と、前記ワークメモリ103に記憶されるデ
ータに色情報等を付加するビット拡張器110と、前記
ビット拡張器110によりビット拡張された図形データ
を保持する第2の記憶手段111(以下、フレームメモ
リと称す)と、ワークメモリ103へ入出力するデータ
をコントロールする双方向切り換え器109と、CPU
からの制御信号により前記ワークメモリ103およびフ
レームメモリ111を制御するメモリ制御装置104
と、前記フレームメモリ111に記憶されるデータをモ
ニタ113の信号に変換する表示出力装置112とによ
り構成される。表示出力装置112で変換された信号は
モニタ113に接続され、モニタ113では図形の画面
表示が行われる。
【0011】以下、この発明の動作を説明する。図5
は、従来技術の説明と同じ図形をこの発明で描画する場
合の描画過程を示す図である。図5(d)において、5
20、521、・・・、531、・・・は水平方向の座
標を示し、540、541、542、・・・、555、
・・・は垂直方向の座標を示している。描画する図形の
各頂点は、(540,520)、(543,525)、
(542,531)、(553,531)、(551,
525)、(553,520)であり、各頂点を結ぶ各
線分は図5(a)に示すように線分51、線分52、線
分53、線分54、線分55、線分56である。
【0012】はじめに、図形の内部を塗りつぶす方法に
ついて説明する。その手順は次の通りである。
【0013】手順1.線分51の輪郭部以降(ラスタス
キャン方向)をビット反転する。先ず、線分51に対し
てラスタスキャン順に線分51に示される輪郭部以降を
判定等を行わず全てビット反転する。この様子が図5
(d)に示される。ビット反転された点は同図では斜線
で塗られた丸で表示がされている。なおここで、ビット
反転の開始位置、すなわち各ラスタスキャンに対する輪
郭部をスタートアドレスと称している。図2は、ワーク
メモリ103におけるラスタスキャンライン521部分
のデータを示す概念図である。線分51についてのラス
タスキャンライン521のスタートアドレスは、「54
1」であり、図2に示されるようにスタートアドレス以
降はデータを反転していることがわかるであろう。な
お、「データを反転する」としているのは、塗りつぶし
データを設定しているのであって、必ずしも文字どおり
の「反転」を意味するものではないことを述べておく。
他のラスタスキャンライン520、522、・・・につ
いてもワークメモリ103内に同様のデータエリアを有
しており、また、データエリア、ワークメモリ103、
さらにフレームメモリ111は適当なデータ幅、適当な
容量とすることができ、より効率的/最適化された処理
が可能である。
【0014】手順2.手順1.と同様に線分52の輪郭
部以降(ラスタスキャン方向)をビット反転する。この
様子は図5(e)に示される通りである。
【0015】手順3.手順1.と同様に線分53の輪郭
部以降(ラスタスキャン方向)をビット反転する。この
様子は図5(b)に示される通りである。
【0016】手順4.手順1.と同様に線分54の輪郭
部以降(ラスタスキャン方向)をビット反転する。手順
1.で示した処理を線分54に対して行う様子は、図5
(c)に示される通りであり、この処理ステップで図形
の下半分ができあがる。
【0017】手順5.手順1.と同様に線分55の輪郭
部以降(ラスタスキャン方向)をビット反転する。手順
1.で示した処理を線分55に対して行う様子は、図5
(f)に示される通りである。このとき、図3に示され
るようにスタートアドレス(「554」)以降はデータ
をもう一度反転していることがわかるであろう。図3は
この処理後のワークメモリ103におけるラスタスキャ
ンライン521部分のデータを示すものである。
【0018】手順6.手順1.と同様に線分56の輪郭
部以降(ラスタスキャン方向)をビット反転する。手順
1.で示した処理を線分56に対して行う様子は、図5
(g)に示される通りであり、この処理ステップ終了に
より図形が完成する。
【0019】以上の説明の通り、従来ソフトウェアで行
っていた図形の内部であるか外部であるかとする複雑な
判定処理は、ラスタスキャン方向に輪郭部以降のデータ
を反転するという単純処理により実現することができる
ため、ハードウェアによっても判定処理を実現すること
が可能なのである。また、上記手順の通り、輪郭描画と
図形内部の判定処理/描画処理が同一ステップで実現さ
れており、判定ステップ、描画ステップを大幅に削減で
きていることが理解できよう。
【0020】手順7.ワークメモリ103に記憶された
2次元配列図形データに色情報等を付加するビット拡張
を行う。ワークメモリ103から読み出したデータに色
情報等を付加し、フレームメモリ111に記憶させる。
色情報の付加されたデータはそれ自身の情報量が多く、
これを多量にデータ処理するには比例した処理時間が必
要である。図形の形状のみを処理する際に色情報は参照
されることが少なく、色情報の無い2次元図形データの
まま高速にデータ処理し、手順7で初めて色情報を付加
することは極めて効率的である。
【0021】これまでに説明した描画方法は、以下に述
べる動作により説明される。 動作1.ビット反転動作 ビット反転が開始される各ラスタスキャンのスタートア
ドレス11(輪郭部)はCPUにより算出され、バス1
1を介してレジスタ回路102に送信される。レジスタ
回路102へのスタートアドレス送信と同時にメモリ制
御装置104にも対応の読み出しに必要な制御信号が送
られ、ワークメモリ103から2次元データが読み出さ
れる。ワークメモリ103から読み出された2次元デー
タは、制御信号により転送方向がラッチ回路105側に
切替られた双方向切替器109を経由してラッチ回路1
05にラッチされる。このラッチ回路105のラッチデ
ータはセレクタ回路107の第1の入力となる。セレク
タ回路107の第2の入力は、第1の入力の反転信号を
その入力とする。すなわち、第1の入力が「塗りつぶし
無し」の信号であれば、第2の入力は「塗りつぶし有
り」の信号である。レジスタ回路102の出力はセレク
タ回路107に接続入力されており、レジスタの出力は
セレクタ回路107の出力を制御し、セレクタ回路10
7に第1の入力または第2の入力を選択出力させる。セ
レクタ回路107の選択動作は図形を描画する動作に等
しいのである。
【0022】図2(および図3)に参照できるように、
各ラスタスキャンラインを走査するアドレスがレジスタ
回路102に記憶されたスタートアドレスになるまで
は、セレクタ回路107の選択出力は第1の入力が出力
される。図2(および図3)では白丸で表現されてい
る。一方、各ラスタスキャンラインを走査するアドレス
がレジスタ回路102に記憶されたスタートアドレスに
なると、セレクタ回路107の選択出力は第2の入力が
出力される。図2(および図3)では斜線で塗られた丸
で表現され、塗りつぶしがされていることを表現してい
る。 セレクタ回路107の選択出力は、ラッチ回路1
08および双方向切替器109を経由してメモリ制御装
置104が出力する書き込み制御信号(Write信
号)に同期してワークメモリ103に書き戻される。
【0023】動作2.ビット拡張動作。 ワークメモリ103に展開されている1ビット/ピクセ
ルの図形データは図形描画命令等により指定されている
色情報を付加するため、メモリ制御装置104の読み出
し制御信号(リード信号)に同期してビット拡張器11
0に送られる。ビット拡張器110では8ビット/ピク
セル、16ビット/ピクセル、・・・等にビット拡張が
行われる。このビット拡張されたデータ(色情報が付加
されている画素データ)はメモリ制御装置104の書き
込み信号に同期してスタートアドレスからラスタスキャ
ン順にフレームメモリ111に書き込みが行われる。
【0024】動作3.モニタ画面への表示動作。 フレームメモリ111に記憶されている色情報付図形デ
ータは表示出力装置112でRGB等の信号変換を行な
う。RGB信号はモニタ画面113で図形として表示さ
れる。
【0025】実施の形態2.実施の形態2では、実施の
形態1で説明したスタートアドレスの他に、エンドアド
レスを設定する機構を設けた。これにより、以下に説明
する通り、さらに高速な描画が可能となることが理解で
きよう。実施の形態2では、エンドアドレスを設けたの
で、実施の形態1のレジスタ回路102とは構成が異な
る。図7に示すレジスタ回路102はバス11および/
またはバス12を経由してソフトウェアの実行等を行う
CPUに接続される。エンドアドレス12の設定はバス
11を用いて行うこともできる。他の構成、接続および
基本的動作は実施の形態1と同じである。例えば、他の
ワークメモリ103、ビット拡張器110およびフレー
ムメモリ111間のデータ授受やRGB信号変換等の動
作は実施の形態1と同じであり、同一部分の説明は省略
し、異なる部分について説明する。
【0026】はじめに、ビット反転の手順について説明
する。その手順は次に示す通りである。 手順1.各ラスタスキャンライン毎に対して、アドレス
がスタートアドレスになるまでは「反転しないデータ」
をセレクタ回路107より選択出力する。
【0027】手順2.スタートアドレス以降は「反転し
たデータ」を選択出力する。実施の形態1と同様に、各
ラスタスキャンライン毎にスタートアドレスを境にビッ
ト反転を行う。これまでの手順は実施の形態1と同じ。
【0028】手順3.エンドアドレス以降は「反転しな
いデータ」を選択出力する。
【0029】次に上記手順の動作を説明する。本発明で
は、エンドアドレス設定が新たに設けられている。これ
は、実施の形態1で行っていた全ての線分に対して行な
われる反転操作を各ラスタスキャンライン毎に1度だけ
のスキャンで行うように動作するものである。すなわ
ち、実施の形態1で示したラスタスキャンライン521
を例にして説明すると、線分51(スタートアドレス
「541」)と線分55(スタートアドレス「55
4」)とで2度の反転操作が行われていることに気づく
であろう。
【0030】1度目の反転はスタートアドレス「54
1」から最終アドレス「555」までを反転している。
これは図5(d)に示される。そして時を異にして、さ
らに2度目の反転が行われ、2度目のスタートアドレス
「554」から最終アドレス「555」までを反転して
いる。これは図5(f)に示される。
【0031】ここで注目したいのは、同じラスタスキャ
ンライン521に対して2度に分けられて反転操作が行
われている点である。1度目の反転操作において、図3
に示される2度目の反転スタートアドレス「554」以
降を反転しないように操作すれば、ただ1度の反転操作
で所望の結果を得られることがわかるであろう。
【0032】そこで、図6に示すように所望の結果を得
るべくスタートアドレスとエンドアドレスの設定を設け
た。本発明では、スタートアドレスの設定/大小判定機
構の他に、さらにエンドアドレスの設定/大小判定機構
をレジスタ回路102内に設け、アドレスとスタートア
ドレスとの関係によりセレクタ回路107を制御したの
と同様に、エンドアドレスについてもアドレスとエンド
アドレスとの関係によりセレクタ回路107を制御する
ようにしている。アドレスがエンドアドレス以降の場合
は、セレクタ回路107を「反転しないデータ」を選択
出力させるように動作せしめるのである。このようにし
て得られた図形データはビット拡張等を行いモニタに表
示される。
【0033】図7に示すように、レジスタ回路102
は、スタートアドレス11およびエンドアドレス12を
保持する回路、前記スタートアドレス11およびエンド
アドレス12とアドレスとの大小関係を判定する大小判
定回路を備えている。また、図8に示すように、FIF
Oレジスタとトグル回路により構成し、アドレスと一致
する毎にセレクタ回路107への制御信号を生成するよ
うに構成することもできる。
【0034】以上の説明の通り、従来ソフトウェアで行
っていた図形の内部であるか外部であるかとする複雑な
判定処理は、ラスタスキャン方向に輪郭部以降のデータ
を反転するという単純処理により実現することができ、
かつ複数の輪郭部がある場合でも輪郭部毎に反転を行う
ことで1ラスタスキャンライン毎に処理を完結すること
ができる。
【0035】これまでに説明した描画方法は、以下に述
べる動作により説明される。 動作1.ビット反転動作 ビット反転が開始される各ラスタスキャンのスタートア
ドレス11(輪郭部)およびエンドアドレス12はCP
Uにより算出され、バス11およびバス12を介してレ
ジスタ回路102に送信される。レジスタ回路102へ
のスタートアドレス送信と同時にメモリ制御装置104
にも対応の読み出しに必要な制御信号が送られ、ワーク
メモリ103から2次元データが読み出される。ワーク
メモリ103から読み出された2次元データは、制御信
号により転送方向がラッチ回路105側に切替られた双
方向切替器109を経由してラッチ回路105にラッチ
される。このラッチ回路105のラッチデータはセレク
タ回路107の第1の入力となる。セレクタ回路107
の第2の入力は、第1の入力の反転信号をその入力とす
る。すなわち、第1の入力が「塗りつぶし無し」の信号
であれば、第2の入力は「塗りつぶし有り」の信号であ
る。レジスタ回路102の出力はセレクタ回路107に
接続入力されており、レジスタの出力はセレクタ回路1
07の出力を制御し、セレクタ回路107に第1の入力
または第2の入力を選択出力させる。セレクタ回路10
7の選択動作は図形を描画する動作に等しいのである。
【0036】図6に参照できるように、各ラスタスキャ
ンラインを走査するアドレスがレジスタ回路102に記
憶されたスタートアドレスになるまでは、セレクタ回路
107の選択出力は第1の入力が出力される。図6では
白丸で表現されている。一方、各ラスタスキャンライン
を走査するアドレスがレジスタ回路102に記憶された
スタートアドレスになると、セレクタ回路107の選択
出力は第2の入力が出力される。図6では斜線で塗られ
た丸で表現され、塗りつぶしがされていることを表現し
ている。次に、各ラスタスキャンラインを走査するアド
レスがレジスタ回路102に記憶されたエンドアドレス
になると、セレクタ回路107の選択出力は再び第1の
入力が出力される。図6では白丸で表現されている。セ
レクタ回路107の選択出力は、ラッチ回路108およ
び双方向切替器109を経由してメモリ制御装置104
が出力する書き込み制御信号(Write信号)に同期
してワークメモリ103に書き戻される。
【0037】動作2.ビット拡張動作、モニタ画面への
表示動作。実施の形態1に同じ。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ラスタスキャン方向の図形輪郭部毎に図形データ
の反転を行うと図形の内部であるか外部であるかを判定
する処理が不要となるので、図形を高速に描画すること
ができるという効果がある。
【0039】請求項2記載の発明によれば、ラスタスキ
ャン方向の図形輪郭部に対応したスタートアドレスおよ
びエンドアドレスを設定することで、1度のラスタスキ
ャンで図形を描画することができ、図形を高速に描画す
ることができるという効果がある。
【0040】請求項3記載の発明によれば、図形内部の
判定および図形の色情報を付加せず1ビット/ピクセル
でデータ処理を行うので、図形を高速に描画することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による表示制御装置
【図2】 アドレスによるデータ反転を示す図
【図3】 アドレスによるデータ反転を示す図
【図4】 従来の処理方法を示す図
【図5】 多角形の塗りつぶし例を示す図
【図6】 アドレスによるデータ反転を示す図
【図7】 この発明のレジスタ回路の一例を示す図
【図8】 この発明のレジスタ回路の一例を示す図
【符号の説明】
11 バス、12 バス、101 CPU、102 レ
ジスタ回路、103第1の記憶手段、104 メモり制
御装置、105 データ保持手段、106反転器、10
7 セレクタ回路、108 データ保持手段、109
、110ビット拡張器、111 第2の記憶手段、1
12 表示出力装置、113 ディスプレイモニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 忠幸 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機セミコンダクタソフトウェア株式会社内 (72)発明者 坂井 秀次 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機セミコンダクタソフトウェア株式会社内 (72)発明者 橘高 義明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 邦明 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機セミコンダクタソフフトウェア株式会社 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形情報を記憶するワークメモリと、 このワークメモリの出力信号とその出力の反転信号とを
    入力し一方を選択出力する選択手段と、 CPUからの第1のアドレス設定値を記憶するレジスタ
    とを備え、 前記レジスタはラスタスキャン毎にCPUにより設定さ
    れる第1のアドレス設定値とそのラスタスキャン方向の
    アドレスとを比較し、その比較結果を第1状態または第
    2状態として出力し、 前記選択手段は第1の入力、または第2の入力を選択し
    出力するものであって、前記レジスタの第1状態が入力
    されているときは第1の入力を選択出力し、第2状態が
    入力されているときは第2の入力を選択出力し、 前記選択手段の出力は前記ワークメモリに再び記憶され
    ることを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 図形情報を記憶するワークメモリと、 このワークメモリの出力信号とその出力の反転信号とを
    入力し一方を選択出力する選択手段と、 CPUからの第1のアドレス設定値および第2のアドレ
    ス設定値を記憶するレジスタとを備え、 前記レジスタはラスタスキャン毎にCPUにより設定さ
    れる第1のアドレス設定値および第2のアドレス設定値
    とそのラスタスキャン方向のアドレスとを比較し、アド
    レスが第1のアドレス設定値および第2のアドレス設定
    値の範囲であるときは第1状態として出力しそれ以外の
    範囲では第2状態として出力し、 前記選択手段は第1の入力、または第2の入力を選択し
    出力するものであって、前記レジスタの第1状態が入力
    されているときは第1の入力を選択出力し、第2状態が
    入力されているときは第2の入力を選択出力し、 前記選択手段の出力は前記ワークメモリに再び記憶され
    ることを特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークメモリに記憶する図形情報は
    2値情報であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の表示制御装置。
JP8211515A 1996-08-09 1996-08-09 多角形塗りつぶしアクセラレータ Pending JPH1055166A (ja)

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