JPH1054966A - 音響光学素子 - Google Patents
音響光学素子Info
- Publication number
- JPH1054966A JPH1054966A JP21096096A JP21096096A JPH1054966A JP H1054966 A JPH1054966 A JP H1054966A JP 21096096 A JP21096096 A JP 21096096A JP 21096096 A JP21096096 A JP 21096096A JP H1054966 A JPH1054966 A JP H1054966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acousto
- case frame
- optic medium
- optic
- fixed component
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザー光線の強度や方向を制御する音響光
学素子において、耐衝撃性の高い音響光学素子を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 固定部品3に弾性体を使用し、音響光学
媒体1をケースフレーム2に載せ、固定部品3をネジ4
でケースフレーム2に固定する。このとき固定部品3の
弾性力が音響光学媒体1を固定する力として作用する。
ここで、ケースフレームに衝撃が加わったときに、固定
部品3が弾性体で構成されているので音響光学媒体1に
伝わる衝撃力が緩和され、音響光学媒体1の破損を防ぐ
という効果を有する。
学素子において、耐衝撃性の高い音響光学素子を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 固定部品3に弾性体を使用し、音響光学
媒体1をケースフレーム2に載せ、固定部品3をネジ4
でケースフレーム2に固定する。このとき固定部品3の
弾性力が音響光学媒体1を固定する力として作用する。
ここで、ケースフレームに衝撃が加わったときに、固定
部品3が弾性体で構成されているので音響光学媒体1に
伝わる衝撃力が緩和され、音響光学媒体1の破損を防ぐ
という効果を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光線の強
度や方向を制御する音響光学素子に関するものである。
度や方向を制御する音響光学素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音響光学素子は特開平3−421
0号公報に開示されているような構造を有する。図4は
従来の音響光学素子の断面図であり1は音響光学媒体、
2はケースフレーム、3は固定部品でありカバーと一体
となっている。音響光学媒体1はケースフレーム2と固
定部品3に挟まれて配置され、音響光学媒体1と固定部
品3は接着剤5で接着されている。
0号公報に開示されているような構造を有する。図4は
従来の音響光学素子の断面図であり1は音響光学媒体、
2はケースフレーム、3は固定部品でありカバーと一体
となっている。音響光学媒体1はケースフレーム2と固
定部品3に挟まれて配置され、音響光学媒体1と固定部
品3は接着剤5で接着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、音響光学素子に衝撃が加わったとき、その衝撃力が
固定部品3と音響光学媒体1の接着部分を介して音響光
学媒体1に加わり音響光学媒体1が破損するという問題
点があった。
は、音響光学素子に衝撃が加わったとき、その衝撃力が
固定部品3と音響光学媒体1の接着部分を介して音響光
学媒体1に加わり音響光学媒体1が破損するという問題
点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、耐衝撃性の高い音響光学素子を提供することを目的
とする。
で、耐衝撃性の高い音響光学素子を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、固定部品を弾性体で構成し、固定部品をケ
ースフレームに取り付け、固定部品の弾性力で音響光学
媒体を保持固定する構成としたものである。これによ
り、外部から衝撃が加わったときに音響光学媒体にかか
る衝撃力が弾性体である固定部品で緩和され、音響光学
媒体の破損を防ぐことができ、耐衝撃性の高い音響光学
素子が得られる。
に本発明は、固定部品を弾性体で構成し、固定部品をケ
ースフレームに取り付け、固定部品の弾性力で音響光学
媒体を保持固定する構成としたものである。これによ
り、外部から衝撃が加わったときに音響光学媒体にかか
る衝撃力が弾性体である固定部品で緩和され、音響光学
媒体の破損を防ぐことができ、耐衝撃性の高い音響光学
素子が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ケースフレームと、このケースフレームに搭載する
音響光学媒体と、この音響光学媒体を前記ケースフレー
ムに固定するための固定部品と、この固定部品を前記ケ
ースフレームに取り付けるためのネジとを備え、前記固
定部品は弾性体で構成されている音響光学素子であり、
耐衝撃性が高いという作用を有する。
は、ケースフレームと、このケースフレームに搭載する
音響光学媒体と、この音響光学媒体を前記ケースフレー
ムに固定するための固定部品と、この固定部品を前記ケ
ースフレームに取り付けるためのネジとを備え、前記固
定部品は弾性体で構成されている音響光学素子であり、
耐衝撃性が高いという作用を有する。
【0007】請求項2に記載の発明は、固定部品を板バ
ネとしたものであり、長期にわたって安定な弾性力を発
生するという作用を有する。
ネとしたものであり、長期にわたって安定な弾性力を発
生するという作用を有する。
【0008】請求項3に記載の発明は、固定部品の端部
に突起を設けたものであり、音響光学媒体の位置ずれを
抑制する作用を有する。
に突起を設けたものであり、音響光学媒体の位置ずれを
抑制する作用を有する。
【0009】請求項4に記載の発明は、固定部品の、音
響光学媒体との接触面に凸部を設けたものであり、音響
光学媒体を保持固定する力が凸部を介して音響光学媒体
に加わり、ケースフレームと音響光学媒体が接触する面
全体にわたって均一に力が加わるという作用を有する。
響光学媒体との接触面に凸部を設けたものであり、音響
光学媒体を保持固定する力が凸部を介して音響光学媒体
に加わり、ケースフレームと音響光学媒体が接触する面
全体にわたって均一に力が加わるという作用を有する。
【0010】以下、本発明の一実施の形態について、図
1から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける音響光学素子の斜視図を示す。図1において音響光
学媒体1を底部とこの底部に垂直に設けた壁部を有する
ケースフレーム2の底部に載せ、音響光学媒体1の上面
に固定部品3を接触させ、固定部品3をネジ4でケース
フレーム2の壁部に固定している。このとき固定部品3
の弾性力が音響光学媒体1を固定する力として作用す
る。ここで、ケースフレーム2に衝撃が加わったとき
に、固定部品3が弾性体で構成されているので音響光学
媒体1に伝わる衝撃力が緩和され、音響光学媒体1の破
損を防ぐという効果を有する。
1から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける音響光学素子の斜視図を示す。図1において音響光
学媒体1を底部とこの底部に垂直に設けた壁部を有する
ケースフレーム2の底部に載せ、音響光学媒体1の上面
に固定部品3を接触させ、固定部品3をネジ4でケース
フレーム2の壁部に固定している。このとき固定部品3
の弾性力が音響光学媒体1を固定する力として作用す
る。ここで、ケースフレーム2に衝撃が加わったとき
に、固定部品3が弾性体で構成されているので音響光学
媒体1に伝わる衝撃力が緩和され、音響光学媒体1の破
損を防ぐという効果を有する。
【0011】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態を示す。図2において固定部品3の音響光学媒
体1に接触させる側の両端部に突起31を設けている。
この突起31は音響光学媒体1側に屈曲させて音響光学
媒体1の位置ずれを抑制する作用を有する。また、他の
部分については(実施の形態1)と同様の構成であり、
同様の作用、効果をも有する。
施の形態を示す。図2において固定部品3の音響光学媒
体1に接触させる側の両端部に突起31を設けている。
この突起31は音響光学媒体1側に屈曲させて音響光学
媒体1の位置ずれを抑制する作用を有する。また、他の
部分については(実施の形態1)と同様の構成であり、
同様の作用、効果をも有する。
【0012】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態を示す。図3においては固定部品3の、音響光
学媒体1との接触面側に凸部32を設けている。そして
この凸部32と音響光学媒体1とを接触させると音響光
学媒体1を固定する力が、音響光学媒体1とケースフレ
ーム2の接触面全体に加わるという作用を有する。ま
た、他の部分については(実施の形態1)と同様の構成
であり、同様の作用、効果をも有する。
施の形態を示す。図3においては固定部品3の、音響光
学媒体1との接触面側に凸部32を設けている。そして
この凸部32と音響光学媒体1とを接触させると音響光
学媒体1を固定する力が、音響光学媒体1とケースフレ
ーム2の接触面全体に加わるという作用を有する。ま
た、他の部分については(実施の形態1)と同様の構成
であり、同様の作用、効果をも有する。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、耐衝撃性
の高い音響光学素子を提供することができるという効果
が得られる。
の高い音響光学素子を提供することができるという効果
が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による音響光学素子
の斜視図
の斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態による音響光学素子
の斜視図
の斜視図
【図3】本発明の第3の実施の形態による音響光学素子
の断面図
の断面図
【図4】従来の音響光学素子の断面図
1 音響光学媒体 2 ケースフレーム 3 固定部品 4 ネジ 31 突起 32 凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 ケースフレームと、このケースフレーム
に搭載する音響光学媒体と、この音響光学媒体を前記ケ
ースフレームに固定するための固定部品と、この固定部
品を前記ケースフレームに取り付けるためのネジとを備
え、前記固定部品は弾性体で構成されている音響光学素
子。 - 【請求項2】 固定部品を板バネとした請求項1に記載
の音響光学素子。 - 【請求項3】 固定部品の端部に突起を設けた請求項1
に記載の音響光学素子。 - 【請求項4】 固定部品の、音響光学媒体との接触面に
凸部を設けた請求項1に記載の音響光学素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21096096A JPH1054966A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 音響光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21096096A JPH1054966A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 音響光学素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1054966A true JPH1054966A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16597967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21096096A Pending JPH1054966A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 音響光学素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1054966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017528770A (ja) * | 2014-09-19 | 2017-09-28 | アイピージー フォトニクス コーポレーション | レーザー用途の結晶マウント |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21096096A patent/JPH1054966A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017528770A (ja) * | 2014-09-19 | 2017-09-28 | アイピージー フォトニクス コーポレーション | レーザー用途の結晶マウント |
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