JP2000122144A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000122144A
JP2000122144A JP10295374A JP29537498A JP2000122144A JP 2000122144 A JP2000122144 A JP 2000122144A JP 10295374 A JP10295374 A JP 10295374A JP 29537498 A JP29537498 A JP 29537498A JP 2000122144 A JP2000122144 A JP 2000122144A
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JP
Japan
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cover member
cover
elastic member
rubber
waterproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP10295374A
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English (en)
Inventor
Kosaku Nishio
公作 西尾
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カバー上で曲率の小さい部分でも、ゴムの復元
力によってゴム自体が凹溝から外れてしまうことによる
製造時のゴムの組み付け作業を容易にすること。 【解決手段】カメラの後カバー3と前カバーとをその周
縁全体に渡って設けたゴム5を介して接合して、上記周
縁内を防水する防水カメラに於いて、上記ゴム5を装着
するために、上記後カバー3のほぼ周縁全体に渡って凹
溝4が設けられている。そして、周縁全体に設けられた
上記凹溝4のうち、所定箇所に、装着時に上記ゴム5を
圧入させるための突部4aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は防水カメラに関
し、より詳細にはカメラ本体の前カバーと後カバーとを
組み付ける際に用いられる防水用ゴムの組み付けを改善
した防水カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンパクトカメラ等の構造は、
撮影レンズ等を含めたカメラ本体に対して、前カバーと
後カバーをカメラ本体の前後方向より組み付けて固定す
ることにより構成されている。そして、防水カメラの場
合は、前カバーと後カバーの間に、外部から水滴等が入
り込まないように、防水用のゴムが装填されている。
【0003】すなわち、前カバー、後カバーの何れか一
方のカバーの縁部のほぼ全周に渡ってゴムを挿入するた
めの凹溝が形成され、他方のカバーの縁部のほぼ全周に
渡って該凹溝に嵌入するためのリブが形成されている。
そして、凹溝内に装填されたゴムがリブで押圧されるこ
とによって該凹溝内でゴムが押しつぶされ、これによっ
て防水機能を得ることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした構
成の防水カメラにあっては、防水用の弾性部材としての
ゴムは、一方、例えば後カバーの縁部に形成された凹溝
内に組み付けられている。ここで、上記凹溝の幅はゴム
の径と同じ寸法であるため、カバー上で曲率の小さい部
分、例えば四隅では、ゴムの復元力によって、ゴム自体
が凹溝から外れてしまう。そのため、ゴムが凹溝から外
れないように注意して組み付けを行う必要があるが、製
造時に於けるゴムの組み付け作業に時間がかかってしま
うという課題を有している。
【0005】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
であり、カバー上で曲率の小さい部分でも、ゴムの復元
力によってゴム自体が凹溝から外れて、製造時に於ける
ゴムの組み付け作業に時間を要することのない防水カメ
ラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、第
1のカバー部材と第2のカバー部材とをその周縁全体に
渡って設けた弾性部材を介して接合して、上記周縁内を
防水する防水カメラに於いて、上記弾性部材を装着する
ために上記第1のカバー部材のほぼ周縁全体に渡って設
けた凹溝部と、周縁全体に設けられた上記凹溝部のうち
所定箇所に設けられ、装着時に上記弾性部材を圧入させ
るための突形状部と、を具備することを特徴とする。
【0007】またこの発明は、弾性部材と、上記弾性部
材が装着される所定幅寸法の連続的に形成された凹溝部
を有する第1のカバー部材と、この第1のカバー部材と
接合状態にある時に上記第1のカバー部材に装着された
上記弾性部材に当接可能に対向するように凸部を有する
第2のカバー部材とを有し、上記第1のカバー部材と上
記第2のカバー部材とを上記弾性部材を介して防水状態
に接合する構造の防水カメラに於いて、上記凹溝部のう
ち曲率の小さい領域に於ける少なくとも一部箇所の上記
凹溝部の幅寸法を、上記所定幅寸法よりも小さくしたこ
とを特徴とする。
【0008】この発明は、第1のカバー部材と第2のカ
バー部材とをその周縁全体に渡って設けた弾性部材を介
して接合して、上記周縁内を防水する防水カメラに於い
て、上記弾性部材を装着するための凹溝部が、上記第1
のカバー部材のほぼ周縁全体に渡って設けられている。
そして、周縁全体に設けられた上記凹溝部のうち所定箇
所に、突形状部が設けられている。これにより、装着時
に上記弾性部材が突形状部によって圧入されて、凹溝部
から外れることがなくなる。
【0009】またこの発明の防水カメラにあっては、第
1のカバー部材に、弾性部材が装着される所定幅寸法の
連続的に形成された凹溝部が形成され、第2のカバー部
材には、上記第1のカバー部材に装着された上記弾性部
材に当接可能に対向するように凸部が形成されている。
この第2のカバー部材の凸部は、該第2のカバー部材が
上記第1のカバー部材と接合状態にある時に、上記弾性
部材に当接可能に形成されている。また、上記凹溝部の
うち、曲率の小さい領域に於ける少なくとも一部箇所
に、上記凹溝部の幅寸法が上記所定幅寸法よりも小さく
形成される。この所定幅寸法より小さい凹溝部によっ
て、上記弾性部材が該凹溝部から外れにくくなる。そし
て、上記第1のカバー部材と上記第2のカバー部材と
が、上記弾性部材を介して防水状態に接合される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図3は、この発明の一実施の形
態に係るカメラの構成を概略的に示した分解斜視図であ
る。
【0011】図3に於いて、カメラの外装である前カバ
ー1は、該カメラの本体2の前面より本体2に取り付け
られるものである。本体2の後方部には、上記前カバー
1と接合するべく後カバー3が取り付けられる。この後
カバー3には、前カバー1と接合する部分、すなわちカ
バーの縁部のほぼ全周に渡って連続的に、所定幅寸法を
有した凹溝4が形成される。
【0012】この凹溝4内には、防水用の弾性部材であ
るゴム5が装填される。ゴム5は、ループ状若しくは紐
状に構成されるもので、図3には示されないが、前カバ
ー1の縁部のほぼ全周に渡って形成されているリブによ
り凹溝4内に押圧される。
【0013】図1は上記カメラの後カバーの要部(図3
中の要部Xの拡大図)を拡大して示した図であり、図2
は図1のA−A線に沿った断面図である。後カバー3の
縁部には、ほぼ全周に渡って凹溝4が形成されており、
上記縁部の曲率の小さい部分の近傍、例えばカメラの四
隅の部分には、凹溝4内に突出して突部4aが形成され
ている。ゴム5は、後カバー3の凹溝4内に装填される
際に、上記突出形成された突部4aによって凹溝4内に
押圧されて固定される、すなわち圧入される。
【0014】このゴム5が突部4aによって凹溝4内に
圧入された状態で、前カバー1の縁部のほぼ全周に渡っ
て形成されたリブ1aが、図2に示されるように、凹溝
4内に嵌入される。これにより、ゴム5は、更に凹溝4
内で押圧される。こうして、押圧されたゴム5により、
カメラ外部から本体2への水滴等の浸入を防止する防水
機能を得ることができる。
【0015】尚、上記実施の形態では、凹溝内に形成さ
れた突部は、後カバー縁部の曲率の小さい部分の近傍と
してカメラの四隅としたが、これに限られるものではな
く、ゴムの復元力によって凹溝から外れる虞れのある箇
所の近傍に設けられるものであれば良い。
【0016】また、上述した実施の形態では、ゴムは防
水機能に関してのみ作用する旨述べたが、これに限られ
ずに、例えば防滴、防塵や遮光用の機能としても適用可
能である。
【0017】更に、上述した実施の形態は、防水カメラ
について説明したが、カメラ本体に限られずに、例えば
電池室やカメラ以外の機器にも適用可能である。そし
て、この発明によれば、弾性部材としてのゴムと、この
ゴムが装着される所定幅寸法の連続的に形成された凹溝
部を有するカバー部材であって、この凹溝部のうち曲率
の小さい領域に於ける少なくとも一部箇所のこの凹溝部
の幅寸法を、その所定幅寸法より小さくしたカバー部材
を用いて、このゴムの脱落を防止し、もって防水または
防塵、或いは遮光を行うことができる。
【0018】また、この発明の実施の形態の詳細な説明
に於いて、図1に於いてカバー部材とゴム部材が平面的
に説明されているが、実用上、ゴム部材が3次元的に配
設されるようにした立体的な凹溝にこの技術が適用され
て良い。
【0019】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。 (1) 少なくとも第1カバー部材と第2カバー部材と
の2体以上を接合してなる外装カバーと、上記外装カバ
ーの接合面を防水するための弾性部材とを有し、上記第
1カバー部材に設けられた凹溝に配置した上記弾性部材
に上記第2カバー部材の凸部を圧接することで防水を行
う構造の防水カメラに於いて、上記凹溝で形成されるラ
インのうち曲率の小さい部分に、上記凹溝の幅が上記弾
性部材の幅より小さくなるように突形状部を設けて、該
突形状部にて上記弾性部材が押さえられるようにしたこ
とを特徴とする防水カメラ。
【0020】(2) 第1のカバー部材と第2のカバー
部材とをその周縁全体に渡って設けた弾性部材を介して
接合して、上記周縁内を防水する防水カメラに於いて、
上記弾性部材を装着するために上記第1のカバー部材の
ほぼ周縁全体に渡って設けた凹溝部と、周縁全体に設け
られた上記凹溝部のうち所定箇所に設けられ、装着時に
上記弾性部材を圧入させるための突形状部と、を具備す
ることを特徴とする防水カメラ。
【0021】(3) 上記突形状部は、上記凹溝部が形
成された上記周縁全体のラインのうち曲率の小さい領域
に設けられていることを特徴とする上記(2)に記載の
防水カメラ。
【0022】(4) 上記弾性部材の断面形状寸法は均
一であって、上記凹溝部の幅寸法は、核弾性部材が装着
された状態に於いて、該弾性部材に対して隙間があり、
一方、上記突形状部では装着された上記弾性部材の幅よ
り小さくなるように設定されていることを特徴とする上
記(2)に記載の防水カメラ。
【0023】(5) 弾性部材と、上記弾性部材が装着
される所定幅寸法の凹溝部を有する第1のカバー部材
と、上記第1のカバー部材と接合状態にある時に上記第
1のカバー部材に装着された上記弾性部材に当接可能に
対向するように凸部を有する第2のカバー部材とを有
し、上記第1のカバー部材と上記第2のカバー部材とを
上記弾性部材を介して防水状態に接合する構造の防水カ
メラに於いて、上記第1のカバー部材に設けられた一部
箇所の上記凹溝部の幅寸法を、上記所定幅寸法よりも小
さくしたことを特徴とする防水カメラ。
【0024】(6) 弾性部材と、上記弾性部材が装着
される所定幅寸法の凹溝部を有する第1のカバー部材
と、上記第1のカバー部材と接合状態にある時に上記第
1のカバー部材に装着された上記弾性部材に当接可能に
対向するように凸部を有する第2のカバー部材とを有
し、上記第1のカバー部材と上記第2のカバー部材とを
上記弾性部材を介して防水状態に接合する構造の防水機
器に於いて、上記第1のカバー部材に設けられた一部箇
所の上記凹溝部の幅寸法を、上記所定幅寸法よりも小さ
くしたことを特徴とする防水機器。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、カバー
上で曲率の小さい部分でも、ゴムの復元力によってゴム
自体が凹溝から外れて、製造時に於けるゴムの組み付け
作業に時間を要することのない防水カメラを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るカメラの後カバ
ーの要部を拡大して示した図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】この発明の一実施の形態に係るカメラの構成を
概略的に示した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 前カバー、 1a リブ、 2 本体、 3 後カバー、 4 凹溝、 4a 突部、 5 ゴム(弾性部材)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカバー部材と第2のカバー部材と
    をその周縁全体に渡って設けた弾性部材を介して接合し
    て、上記周縁内を防水する防水カメラに於いて、 上記弾性部材を装着するために上記第1のカバー部材の
    ほぼ周縁全体に渡って設けた凹溝部と、 周縁全体に設けられた上記凹溝部のうち所定箇所に設け
    られ、装着時に上記弾性部材を圧入させるための突形状
    部と、 を具備することを特徴とする防水カメラ。
  2. 【請求項2】 弾性部材と、上記弾性部材が装着される
    所定幅寸法の連続的に形成された凹溝部を有する第1の
    カバー部材と、この第1のカバー部材と接合状態にある
    時に上記第1のカバー部材に装着された上記弾性部材に
    当接可能に対向するように凸部を有する第2のカバー部
    材とを有し、上記第1のカバー部材と上記第2のカバー
    部材とを上記弾性部材を介して防水状態に接合する構造
    の防水カメラに於いて、 上記凹溝部のうち曲率の小さい領域に於ける少なくとも
    一部箇所の上記凹溝部の幅寸法を、上記所定幅寸法より
    も小さくしたことを特徴とする防水カメラ。
  3. 【請求項3】 上記凹溝部の一部箇所は、上記弾性部材
    の幅より小さくなるように突形状部が設けられ、該突形
    状部にて上記弾性部材を変形させて押さえるようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の防水カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016072255A1 (ja) * 2014-11-05 2016-05-12 住友電気工業株式会社 電解液循環型電池
JP2017011466A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 シャープ株式会社 携帯機器

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