JP2659216B2 - 電気かみそりの駆動子用防麈部材 - Google Patents

電気かみそりの駆動子用防麈部材

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JP2659216B2
JP2659216B2 JP63148889A JP14888988A JP2659216B2 JP 2659216 B2 JP2659216 B2 JP 2659216B2 JP 63148889 A JP63148889 A JP 63148889A JP 14888988 A JP14888988 A JP 14888988A JP 2659216 B2 JP2659216 B2 JP 2659216B2
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浩司 植田
裕一 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は電気かみそりにおける駆動子部分の防塵、更
には防水のための防塵部材に関するものである。
【従来の技術】
往復式電気かみそりでは、モータの回転運動を往復運
動に変換する駆動子を本体の一面より突出させて、この
駆動子の先端に内刃を取り付けており、駆動子が往復動
する関係上、本体における駆動子の挿通部分はかなり大
きなものとしておかなくてはならず、内部への髭くずの
侵入を防ぐために、ここに防塵部材を配設しなくてはな
らない。殊に電気かみそりの防水化にあたっては、防水
機能を備えたものを取り付ける必要がある。 第6図は防水機能も満足する防塵部材60の従来例を示
しており、ゴム系材料からなるこの円錐筒状の防塵部材
60は、駆動子43が挿通されて小径部62内面が駆動子43外
面に接し、大径部61側が電気かみそりの本体に固着され
るものとなっている。
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて、駆動子43が往復動する関係上、モータ
の負荷軽減のためには、防塵部材60における大径部61と
小径部62との間の寸法Lを長くして、本体に取り付けた
時、防塵部材60にたわみが生ずるようにしておけばよい
わけであるが、防塵部材60が円錐筒状であることから、
このたわみがどのように生ずるかが全く不定であり、駆
動子43の往復動に伴なって防塵部材60同士がこすれ合
い、防塵部材60の寿命短くなったり、モータ負荷が増え
たりすることがある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところはモータ負荷の増大を招くことがな
い上に、寿命も長い電気かみそりの駆動子用防塵部材を
提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明に係る駆動子用防塵部材は、電気かみ
そり本体の駆動子挿通部分に配される筒状の防塵部材で
あって、駆動子に装着される小径部に連続する小径円筒
部と、本体に固定される大径部に連続する大径円筒部
と、大径円筒部と小径円筒部とをつなぐ円錐筒部とから
なり、大径円筒部と円錐筒部との境界部及び小径円錐部
と円錐筒部との境界部で夫々繰り返されて大径円筒部の
内周側に小径円筒部が位置するとともに、円錐筒部の軸
長が大径円筒部の軸長より長くて大径円筒部の下端より
小径円筒部の下端が下方に位置していることに特徴を有
している。 [作用] 本発明によれば、本体に防塵部材を取り付けた時、大
径円筒部と円錐筒部及び小径円筒部と円錐筒部との境界
部分で折れ曲がるために、こすれ合いの生じない形態と
なるものであり、しかも大径部から小径部までの長さに
比して全長がかなり長くなるためにきわめてたわみ易く
なっているものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の電気かみそりの本体1は、第3図に示すシャシー10
に、筒状のハウジング11と底部カバー15とを取り付ける
ことによって外殻が形成されたもので、一面中央部には
モータ41が、両側には夫々蓄電池40,40が取り付けられ
るシャシー10がハウジング11内に納められ、そしてハウ
ジング11の底面に底部カバー15が装着されている。 ハウジング11の前面上部には、トリマー刃3が装着さ
れ、ハウジング11の上端には外刃フレーム23を介して外
刃20が装着される。 ハウジング11の上部内には、駆動子43が収納される。
シャシー10に固着されてハウジング11の上端面より一部
を上方に突出させるとともに、上記モータ41の出力軸に
装着されたバランサー付偏心軸42と係合する駆動子43
は、モータ41の回転運動を往復運動に変換するものであ
り、ハウジング11上面から突出した部分には、内刃25が
取り付けられるとともに、トリマー刃3への動力伝達用
のトリマー用連結子44が取り付けられる。 本体1のハウジング11における駆動子43上端部が挿通
される中央開口は、筒状の防塵部材60によって密閉され
る。ここにおける防塵部材60は、ゴム系材料で形成され
て防水機能も発揮するものであって、第4図に示すよう
に、駆動子43に内面が接する小径部62と、この小径部62
に連続する小径円筒部64、本体1の上記中央開口の開口
縁に固定される大径部61と、この大径部61に連続する大
径円筒部63、そして大径円筒部63と小径円筒部64とをつ
なぐ円錐筒部65とから形成されている。 今、押さえ板68をハウジング11の上面にビス止めし
て、押さえ板68とハウジング11との間で防塵部材60の大
径部61を挾持することにより、ハウジング11に防塵部材
60を取り付け、更に駆動子43の上端部を防塵部材60に挿
通して、防塵部材60の小径部62を駆動子43に取り付けれ
ば、防塵部材60は大径円筒部63と円錐筒部65及び小径円
筒部64と円錐筒部65との境界部分が変曲点となって、こ
の両部分で曲がりやすくなっていることから、防塵部材
60は常に第4図(b)に示すところの防塵部材60同士が
こすれ合うことのない形態となる。また、大径円筒部63
の軸方向長さよりも円錐筒部65の軸方向長さの方を大き
くしているために、小径円筒部64の下端、つまり円錐筒
部65と小径円筒部64との境界部分が大径円筒部63の下端
よりも下方に位置する。 防塵部材60同士がこすれ合うことによるモータ負荷の
増大や防塵部材60の寿命低下がないものであり、更には
第5図に示すように、前記従来例と比較した場合、同じ
高さHでも、小径部62と大径部61との間のたわみ部分の
長さは、この両者の間がすべて円錐筒状である場合より
も長く(L′>L)なっていることから、この点におい
てもモータ負荷が従来の場合よりも小さくなっている。
しかも全長L′に比して、上記境界部分で折り返した状
態での大径部61から小径部62までの高さを小さくするこ
とができるために、駆動子43の小型化や電気かみそり全
体の小型化にも寄与するものである。
【発明の効果】
以上のように本発明における防塵部材は、大径部から
小径部までの高さに比してたわみ部分が長くなってお
り、このためにたわみ易くて駆動子の駆動負荷を小さく
することができるものとなっている上に、防塵部材同士
がこすれ合うこともないために、この点においても駆動
負荷を小さくすることができるものであり、しかもこす
れ合うことがないことから寿命が短くなってしまうこと
もなく、さらには装着状態における大径部から小径部ま
での高さを短くすることができるために、駆動子の小型
化や電気かみそり全体の小型化にも寄与するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の防塵部材を備えた電気かみそ
りの横断面図、第2図は同上の斜視図、第3図は同上の
分解斜視図、第4図(a)(b)は防塵部材の断面図、
第5図は同上の説明図、第6図(a)(b)は従来例の
断面図であって、1は本体、43は駆動子、60は防塵部
材、61は大径部、62は小径部、63は大径円筒部、64は小
径円筒部、65は円錐筒部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気かみそり本体の駆動子挿通部分に配さ
    れる筒状の防塵部材であって、駆動子に装着される小径
    部に連続する小径円筒部と、本体に固定される大径部に
    連続する大径円筒部と、大径円筒部と小径円筒部とをつ
    なぐ円錐筒部とからなり、大径円筒部と円錐筒部との境
    界部及び小径円錐部と円錐筒部との境界部で夫々折り返
    されて大径円筒部の内周側に小径円筒部が位置するとと
    もに、円錐筒部の軸長が大径円筒部の軸長より長くて大
    径円筒部の下端より小径円筒部の下端が下方に位置して
    いることを特徴とする電気かみそりの駆動子用防塵部
    材。
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