JPH0660582A - 浮動型磁気ヘッド装置 - Google Patents
浮動型磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0660582A JPH0660582A JP21001992A JP21001992A JPH0660582A JP H0660582 A JPH0660582 A JP H0660582A JP 21001992 A JP21001992 A JP 21001992A JP 21001992 A JP21001992 A JP 21001992A JP H0660582 A JPH0660582 A JP H0660582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- gimbal spring
- adhesive
- magnetic head
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライダーとジンバル間の接着強度を大きく
する事ができる浮動型磁気ヘッドを提供する事を目的と
する。 【構成】 ジンバルバネ２０のスライダー接着面３ａに
ハーフエッチングによる凹部１２，凸部１３を形成した
ことによりスライダー３と、ジンバルバネ２０との接着
強度を増加させることができる。
する事ができる浮動型磁気ヘッドを提供する事を目的と
する。 【構成】 ジンバルバネ２０のスライダー接着面３ａに
ハーフエッチングによる凹部１２，凸部１３を形成した
ことによりスライダー３と、ジンバルバネ２０との接着
強度を増加させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク装置に
用いられる浮動型磁気ヘッド装置に関するものである。
用いられる浮動型磁気ヘッド装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】浮動型磁気ヘッドに於けるヘッド支持機
構として採用されているサスペンションにつき簡単に説
明する。
構として採用されているサスペンションにつき簡単に説
明する。
【０００３】図４，図５は、それぞれ従来の浮動型磁気
ヘッド装置を示す側面図及び平面図である。
ヘッド装置を示す側面図及び平面図である。
【０００４】図４，５に於いて１は略三角形状に形成さ
れたロードビームであり、このロードビーム１の一端部
１ａは、サスペンション支持ブロックへ固定する為のマ
ウント部となっている。また、ロードビームの他端１ｂ
にはジンバルバネ２が固定され、このジンバルバネ２の
下端には磁気変換素子を備えたスライダー３が取り付け
られるようになっている。次に上記したジンバルバネ２
の構成並びに、このジンバルバネ２とこれに取り付けら
れるスライダー３との関係について説明する。
れたロードビームであり、このロードビーム１の一端部
１ａは、サスペンション支持ブロックへ固定する為のマ
ウント部となっている。また、ロードビームの他端１ｂ
にはジンバルバネ２が固定され、このジンバルバネ２の
下端には磁気変換素子を備えたスライダー３が取り付け
られるようになっている。次に上記したジンバルバネ２
の構成並びに、このジンバルバネ２とこれに取り付けら
れるスライダー３との関係について説明する。
【０００５】図６，図７はそれぞれ、従来のジンバルバ
ネの平面図及び側面図である。図６に於いて４は、ジン
バルバネ外板部であり、一対のサイドアーム５，５ａを
有している。また、このサイドアーム５，５ａにて囲ま
れる開口領域６内には、一端がジンバルバネ外板部４に
連続するジンバルバネ内板部７が配置されている。
ネの平面図及び側面図である。図６に於いて４は、ジン
バルバネ外板部であり、一対のサイドアーム５，５ａを
有している。また、このサイドアーム５，５ａにて囲ま
れる開口領域６内には、一端がジンバルバネ外板部４に
連続するジンバルバネ内板部７が配置されている。
【０００６】また、このジンバルバネ内板部７の下面は
スライダー３を接着する為のスライダー接着面７ａとな
っている。
スライダー３を接着する為のスライダー接着面７ａとな
っている。
【０００７】ところで、このジンバルバネ２は、そもそ
もの形状が小さいものであり、従ってジンバルバネ内板
部７の下面のスライダー接着面７ａの面積は極めて小さ
いものである。
もの形状が小さいものであり、従ってジンバルバネ内板
部７の下面のスライダー接着面７ａの面積は極めて小さ
いものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにスライ
ダー接着面の面積は極めて小さいものである為、スライ
ダー接着面へのスライダーの接着強度は小さくなり、デ
ィスク装置に於けるアクセスタイムの短縮化に伴うディ
スク内外周へのシーク速度の増加にともないスライダー
３に動加速度の負荷が大きく加わり、スライダー３がス
ライダー接着面７ａから外れ、スライダー３と、ディス
クとのクラッシュを生じ、ディスク上のデーターを破損
してしまうという問題があった。
ダー接着面の面積は極めて小さいものである為、スライ
ダー接着面へのスライダーの接着強度は小さくなり、デ
ィスク装置に於けるアクセスタイムの短縮化に伴うディ
スク内外周へのシーク速度の増加にともないスライダー
３に動加速度の負荷が大きく加わり、スライダー３がス
ライダー接着面７ａから外れ、スライダー３と、ディス
クとのクラッシュを生じ、ディスク上のデーターを破損
してしまうという問題があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
為、本発明の浮動型磁気ヘッド装置は、ジンバルバネの
スライダー接着面にハーフエッチングによる凹凸部を形
成し、このスライダー接着面にスライダーを接着する。
為、本発明の浮動型磁気ヘッド装置は、ジンバルバネの
スライダー接着面にハーフエッチングによる凹凸部を形
成し、このスライダー接着面にスライダーを接着する。
【００１０】
【作用】スライダー接着面にハーフエッチングによる凹
凸を形成する事により、接着剤の付着強度が増加する為
スライダー接着面へのスライダーの接着強度が増加し、
ハードディスク装置に於けるアクセスタイムの短縮化に
ともなう、ディスク内外周へのシーク速度の増加と同時
にスライダーに重力加速度の負荷が大きく加っても、ス
ライダーとジンバルが接着面からはずれることがなく、
ディスクとのクラッシュを生じる事がない為、ディスク
上のデーターを破損するという問題がなくなる。
凸を形成する事により、接着剤の付着強度が増加する為
スライダー接着面へのスライダーの接着強度が増加し、
ハードディスク装置に於けるアクセスタイムの短縮化に
ともなう、ディスク内外周へのシーク速度の増加と同時
にスライダーに重力加速度の負荷が大きく加っても、ス
ライダーとジンバルが接着面からはずれることがなく、
ディスクとのクラッシュを生じる事がない為、ディスク
上のデーターを破損するという問題がなくなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の浮動型磁気ヘッド装置の一実
施例について図１，図２及び、図３を参照して説明す
る。
施例について図１，図２及び、図３を参照して説明す
る。
【００１２】図１は、本発明の一実施例の浮動型磁気ヘ
ッド装置の平面図、図２は、同実施例の浮動型磁気ヘッ
ド装置に使用するジンバルバネの側面図である。
ッド装置の平面図、図２は、同実施例の浮動型磁気ヘッ
ド装置に使用するジンバルバネの側面図である。
【００１３】なお、ジンバルバネ以外の部分は従来例
と、同様であるので説明は省略する。図１，図２及び図
３に於いて、２０はジンバルバネで、ジンバルバネ２０
は以下の様に構成されている。８は、ジンバルバネ外板
部であり一対のサイドアーム９，９ａを有している。ま
た、このサイドアーム９，９ａにて囲まれる開口領域１
０内には一端がジンバルバネ外板部８に連続するジンバ
ルバネ内板部１１が配置されている。また、このジンバ
ルバネ内板部１１にはハーフエッチングによる凹１２，
凸１３が形成されている。このハーフエッチングによっ
て凹凸が形成されたジンバルバネ内板部１１の下面、即
ちジンバルバネ接着面１４及び凹部１２，凹部側面１２
ａに接着剤１５を塗布してスライダー３を接着する。
と、同様であるので説明は省略する。図１，図２及び図
３に於いて、２０はジンバルバネで、ジンバルバネ２０
は以下の様に構成されている。８は、ジンバルバネ外板
部であり一対のサイドアーム９，９ａを有している。ま
た、このサイドアーム９，９ａにて囲まれる開口領域１
０内には一端がジンバルバネ外板部８に連続するジンバ
ルバネ内板部１１が配置されている。また、このジンバ
ルバネ内板部１１にはハーフエッチングによる凹１２，
凸１３が形成されている。このハーフエッチングによっ
て凹凸が形成されたジンバルバネ内板部１１の下面、即
ちジンバルバネ接着面１４及び凹部１２，凹部側面１２
ａに接着剤１５を塗布してスライダー３を接着する。
【００１４】その際、接着剤１５は、ジンバルバネ接着
面１４，凹部１２，凹部側面１２ａに付着することとな
り、ジンバルバネ接着面１４とスライダー接着面３ａの
接着樹脂面積が増す為、ジンバルバネ接着面１４とスラ
イダー３との接着強度が増加する事となる。また図３に
示すように、凹１２の内部に接着剤１５が侵入する為、
スライダーの剥離方向（矢印Ａ方向）の強度増大のみな
らず、剪断方向（矢印Ｂ方向）の強度も増大する。
面１４，凹部１２，凹部側面１２ａに付着することとな
り、ジンバルバネ接着面１４とスライダー接着面３ａの
接着樹脂面積が増す為、ジンバルバネ接着面１４とスラ
イダー３との接着強度が増加する事となる。また図３に
示すように、凹１２の内部に接着剤１５が侵入する為、
スライダーの剥離方向（矢印Ａ方向）の強度増大のみな
らず、剪断方向（矢印Ｂ方向）の強度も増大する。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明にて明らかとなったように、
本発明の浮動型磁気ヘッド装置は、ジンバルバネのスラ
イダー接着面にハーフエッチングによる凹凸部を形成し
たことによりスライダーと、ジンバルバネとの接着表面
積が増加する為接着強度を増加させることができるとい
う効果を有する。
本発明の浮動型磁気ヘッド装置は、ジンバルバネのスラ
イダー接着面にハーフエッチングによる凹凸部を形成し
たことによりスライダーと、ジンバルバネとの接着表面
積が増加する為接着強度を増加させることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における浮動型磁気ヘッド装
置の平面図
置の平面図
【図２】本発明の一実施例における浮動型磁気ヘッドに
用いるジンバルバネの平面図
用いるジンバルバネの平面図
【図３】実施例に用いるジンバルバネの要部例面断面図
【図４】従来の浮動型磁気ヘッド装置の側面図及び平面
図
図
【図５】従来の浮動型磁気ヘッド装置の側面図及び平面
図
図
【図６】従来のジンバルバネの平面図及び側面図
【図７】従来のジンバルバネの平面図及び側面図
１ ロードビーム ３ スライダー ３ａ スライダー接着面 ８ ジンバルバネ外板部 ９ サイドアーム １０ 開口領域 １１ ジンバルバネ内板部 １２ 凹部 １２ａ 凹部側面 １３ 凸部 １４ ジンバルバネ接着面 １５ 接着樹脂 ２０ ジンバルバネ
Claims (1)
- 【請求項１】ロードビームと、前記ロードビームに設け
られたジンバルバネと、前記ジンバルバネに接合され、
磁気変換素子を有したスライダーを備え、前記ジンバル
バネのスライダー取り付け面にハーフエッチングによっ
て、凹凸を設けた事を特徴とする浮動型磁気ヘッド装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001992A JPH0660582A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 浮動型磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001992A JPH0660582A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 浮動型磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660582A true JPH0660582A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16582481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21001992A Pending JPH0660582A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 浮動型磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660582A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5880908A (en) * | 1996-04-15 | 1999-03-09 | Tdk Corporation | Gimbal assembly for a magnetic head slider and a suspension for supporting and fixing the magnetic head slider |
| KR100256469B1 (ko) * | 1996-06-14 | 2000-05-15 | 포만 제프리 엘 | 디스크 드라이브의 변환기를 지지하는 서스펜션 조립체, 디스크 드라이브용 액츄에이터 조립체 및 헤드 짐벌 조립체의 부착방법 |
| US6282063B1 (en) * | 1998-06-09 | 2001-08-28 | Magnecomp Corp. | Flexure-slider bonding system |
| WO2011040100A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光ヘッド、光記録装置、及び光ヘッドの固定方法 |
| JP2014056092A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 板バネ、カメラモジュールの駆動機構および電子機器端末 |
| JPWO2020153282A1 (ja) * | 2019-01-22 | 2021-12-02 | 株式会社イノアックコーポレーション | クリップ保持手段、成形型およびシートパッドの製造方法 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21001992A patent/JPH0660582A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5880908A (en) * | 1996-04-15 | 1999-03-09 | Tdk Corporation | Gimbal assembly for a magnetic head slider and a suspension for supporting and fixing the magnetic head slider |
| KR100256469B1 (ko) * | 1996-06-14 | 2000-05-15 | 포만 제프리 엘 | 디스크 드라이브의 변환기를 지지하는 서스펜션 조립체, 디스크 드라이브용 액츄에이터 조립체 및 헤드 짐벌 조립체의 부착방법 |
| US6282063B1 (en) * | 1998-06-09 | 2001-08-28 | Magnecomp Corp. | Flexure-slider bonding system |
| WO2011040100A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光ヘッド、光記録装置、及び光ヘッドの固定方法 |
| JP2014056092A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 板バネ、カメラモジュールの駆動機構および電子機器端末 |
| JPWO2020153282A1 (ja) * | 2019-01-22 | 2021-12-02 | 株式会社イノアックコーポレーション | クリップ保持手段、成形型およびシートパッドの製造方法 |
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