JP2606151B2 - 磁気ヘッド位置決め装置 - Google Patents
磁気ヘッド位置決め装置Info
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- JP2606151B2 JP2606151B2 JP6227622A JP22762294A JP2606151B2 JP 2606151 B2 JP2606151 B2 JP 2606151B2 JP 6227622 A JP6227622 A JP 6227622A JP 22762294 A JP22762294 A JP 22762294A JP 2606151 B2 JP2606151 B2 JP 2606151B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理システム等で使
用される磁気ディスク装置に関し、特にヘッドスペーサ
を用いてロードスプリングをアームの先端部に固定する
構造を有する磁気ヘッド位置決め装置に関する。
用される磁気ディスク装置に関し、特にヘッドスペーサ
を用いてロードスプリングをアームの先端部に固定する
構造を有する磁気ヘッド位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置の大容量化とと
もに小型化が進み、装置筐体の限られた厚さの中に多数
の磁気記録媒体を搭載する必要がでできた。それに伴っ
て磁気記録媒体相互間の間隔も狭くなり、その結果磁気
記録媒体に対してデータの読み出し/書き込みを行う磁
気ヘッドを搭載したロードスプリングを取り付けたアー
ム部材の厚さも一層薄くなってきている。
もに小型化が進み、装置筐体の限られた厚さの中に多数
の磁気記録媒体を搭載する必要がでできた。それに伴っ
て磁気記録媒体相互間の間隔も狭くなり、その結果磁気
記録媒体に対してデータの読み出し/書き込みを行う磁
気ヘッドを搭載したロードスプリングを取り付けたアー
ム部材の厚さも一層薄くなってきている。
【0003】図7を参照すると、従来の磁気ヘッド位置
決め装置は、一端にデータの読み出し/書き込みを行う
磁気ヘッドを搭載し、磁気記録媒体上に極めて狭い隙間
で磁気ヘッドを浮上させるためこの磁気ヘッドに荷重を
加えるロードスプリング71と、ボイスコイルモータ等
で発生する駆動力により駆動されるとともにこの駆動力
をロードスプリング71を介して磁気ヘッドに伝えるア
ーム72と、ロードスプリング71の他端に設けられ、
アーム72にロードスプリング71を取り付けるための
取付部73と、アーム72の先端部に取付部73を介し
てロードスプリング71を締め付け固定する取付ネジ7
4とを有している。
決め装置は、一端にデータの読み出し/書き込みを行う
磁気ヘッドを搭載し、磁気記録媒体上に極めて狭い隙間
で磁気ヘッドを浮上させるためこの磁気ヘッドに荷重を
加えるロードスプリング71と、ボイスコイルモータ等
で発生する駆動力により駆動されるとともにこの駆動力
をロードスプリング71を介して磁気ヘッドに伝えるア
ーム72と、ロードスプリング71の他端に設けられ、
アーム72にロードスプリング71を取り付けるための
取付部73と、アーム72の先端部に取付部73を介し
てロードスプリング71を締め付け固定する取付ネジ7
4とを有している。
【0004】通常、従来の磁気ヘッド位置決め装置は複
数のアームを有しており、この場合中間に位置する中間
部アーム72には先端部の上下面にそれぞれ磁気ヘッド
を搭載した複数のロードスプリング71が取付部73を
介して取付ネジ74を用いて締め付け固定されている。
また、最上部に位置する最上部アーム72には先端部の
下面に1つの磁気ヘッドを搭載した1つのロードスプリ
ング71が取付部73を介して取付ネジ74を用いて締
め付け固定され、最下部に位置する最下部アーム72に
は先端部の上面に1つの磁気ヘッドを搭載した1つのロ
ードスプリング71が取付部73を介して取付ネジ74
を用いて締め付け固定されている。
数のアームを有しており、この場合中間に位置する中間
部アーム72には先端部の上下面にそれぞれ磁気ヘッド
を搭載した複数のロードスプリング71が取付部73を
介して取付ネジ74を用いて締め付け固定されている。
また、最上部に位置する最上部アーム72には先端部の
下面に1つの磁気ヘッドを搭載した1つのロードスプリ
ング71が取付部73を介して取付ネジ74を用いて締
め付け固定され、最下部に位置する最下部アーム72に
は先端部の上面に1つの磁気ヘッドを搭載した1つのロ
ードスプリング71が取付部73を介して取付ネジ74
を用いて締め付け固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気ヘッド位置決め装置は以下のような問題点
を有している。
た従来の磁気ヘッド位置決め装置は以下のような問題点
を有している。
【0006】第1に、ロードスプリングをアームの先端
部に取付ネジを用いて締め付け固定しているため、この
取付ネジの締め付けにより発生する塵埃が磁気記録媒体
あるいは磁気ヘッドに付着してヘッドクラッシュを引き
起こす恐れがあり、その結果磁気ディスク装置の信頼性
が低下する。
部に取付ネジを用いて締め付け固定しているため、この
取付ネジの締め付けにより発生する塵埃が磁気記録媒体
あるいは磁気ヘッドに付着してヘッドクラッシュを引き
起こす恐れがあり、その結果磁気ディスク装置の信頼性
が低下する。
【0007】第2に、取付ネジを用いてロードスプリン
グをアームの先端部に取り付けているため、温度変化に
よるアームの変形(反り)がロードスプリングを伝わっ
て磁気ヘッドの浮上姿勢に悪影響を及ぼすことにより磁
気ヘッドの浮上量低下を招き、その結果磁気ディスク装
置の信頼性が低下する。
グをアームの先端部に取り付けているため、温度変化に
よるアームの変形(反り)がロードスプリングを伝わっ
て磁気ヘッドの浮上姿勢に悪影響を及ぼすことにより磁
気ヘッドの浮上量低下を招き、その結果磁気ディスク装
置の信頼性が低下する。
【0008】本発明の主な目的は、上記問題点を解決
し、塵埃によるヘッドクラッシュを防ぐことが可能な磁
気ヘッド位置決め装置を提供することにある。
し、塵埃によるヘッドクラッシュを防ぐことが可能な磁
気ヘッド位置決め装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、上記問題点を解決
し、温度変化によるアームの変形(反り)を抑制するこ
とが可能な磁気ヘッド位置決め装置を提供することにあ
る。
し、温度変化によるアームの変形(反り)を抑制するこ
とが可能な磁気ヘッド位置決め装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明のまた他の目的は、ロードスプリン
グに搭載された磁気ヘッドの浮上姿勢を安定化すること
が可能な磁気ヘッド位置決め装置を提供することにあ
る。
グに搭載された磁気ヘッドの浮上姿勢を安定化すること
が可能な磁気ヘッド位置決め装置を提供することにあ
る。
【0011】本発明のさらに他の目的は、磁気ディスク
装置の信頼性をさらに向上させることが可能な磁気ヘッ
ド位置決め装置を提供することにある。
装置の信頼性をさらに向上させることが可能な磁気ヘッ
ド位置決め装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド位置
決め装置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なく
とも1つのアームと、磁気ヘッドを搭載した少なくとも
1つのロードスプリングと、上記ロードスプリングとス
ポット溶接により一体化可能で、上記位置決め用貫通穴
に挿入可能なボス部を有する少なくとも1つのヘッドス
ペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め用貫通穴
を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記ロードス
プリングとスポット溶接により一体化された上記ヘッド
スペーサの上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴
に反対側から挿入して嵌合させるとともに上記アームの
先端部を挟み込む状態で上記ロードスプリングを上記接
着剤にて固着している。上記ヘッドスペーサの上記ボス
部を円筒状に形成するとともに上記アームの上記位置決
め用貫通穴を丸穴に形成している。上記ヘッドスペーサ
の上記ボス部を上記アームの先端部と対向する面のほぼ
中央部に設けている。上記ヘッドスペーサは上記ロード
スプリングと同一材質でできている。
決め装置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なく
とも1つのアームと、磁気ヘッドを搭載した少なくとも
1つのロードスプリングと、上記ロードスプリングとス
ポット溶接により一体化可能で、上記位置決め用貫通穴
に挿入可能なボス部を有する少なくとも1つのヘッドス
ペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め用貫通穴
を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記ロードス
プリングとスポット溶接により一体化された上記ヘッド
スペーサの上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴
に反対側から挿入して嵌合させるとともに上記アームの
先端部を挟み込む状態で上記ロードスプリングを上記接
着剤にて固着している。上記ヘッドスペーサの上記ボス
部を円筒状に形成するとともに上記アームの上記位置決
め用貫通穴を丸穴に形成している。上記ヘッドスペーサ
の上記ボス部を上記アームの先端部と対向する面のほぼ
中央部に設けている。上記ヘッドスペーサは上記ロード
スプリングと同一材質でできている。
【0013】本発明の他の磁気ヘッド位置決め装置は、
先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1つのア
ームと、上記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有
する第1のヘッドスペーサと、磁気ヘッドを搭載したロ
ードスプリングとスポット溶接により一体化され、上記
位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第2のヘ
ッドスペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め用
貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記第
1のヘッドスペーサおよび上記第2のヘッドスペーサの
上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴に反対側か
ら挿入して嵌合させるとともに上記アームの先端部を挟
み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記第1のヘ
ッドスペーサを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1つのア
ームと、上記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有
する第1のヘッドスペーサと、磁気ヘッドを搭載したロ
ードスプリングとスポット溶接により一体化され、上記
位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第2のヘ
ッドスペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め用
貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記第
1のヘッドスペーサおよび上記第2のヘッドスペーサの
上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴に反対側か
ら挿入して嵌合させるとともに上記アームの先端部を挟
み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記第1のヘ
ッドスペーサを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
【0014】本発明のまた他の磁気ヘッド位置決め装置
は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1つ
のアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリングと
スポット溶接により一体化され、上記位置決め用貫通穴
に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペーサと、
上記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを有する
ダミースプリングとスポット溶接により一体化され、上
記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第2の
ヘッドスペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め
用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記
第1のヘッドスペーサおよび上記第2のヘッドスペーサ
の上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴に反対側
から挿入して嵌合させるとともに上記アームの先端部を
挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記ダミー
スプリングを上記接着剤にて固着している。上記ヘッド
スペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上記
アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成している。
上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先端部
と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッドス
ペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできてい
る。
は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1つ
のアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリングと
スポット溶接により一体化され、上記位置決め用貫通穴
に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペーサと、
上記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを有する
ダミースプリングとスポット溶接により一体化され、上
記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第2の
ヘッドスペーサと、上記アームの先端部の上記位置決め
用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを備え、上記
第1のヘッドスペーサおよび上記第2のヘッドスペーサ
の上記ボス部をそれぞれ上記位置決め用貫通穴に反対側
から挿入して嵌合させるとともに上記アームの先端部を
挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記ダミー
スプリングを上記接着剤にて固着している。上記ヘッド
スペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上記
アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成している。
上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先端部
と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッドス
ペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできてい
る。
【0015】本発明のさらに他の磁気ヘッド位置決め装
置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1
つのアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリング
とスポット溶接により一体化され、上記位置決め用貫通
穴に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペーサ
と、上記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さ
を有するスペーサプレートと、上記アームの先端部の上
記位置決め用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを
備え、上記第1のヘッドスペーサの上記ボス部を上記位
置決め用貫通穴に挿入するとともに上記アームの先端部
を挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記スペ
ーサプレートを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくとも1
つのアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリング
とスポット溶接により一体化され、上記位置決め用貫通
穴に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペーサ
と、上記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さ
を有するスペーサプレートと、上記アームの先端部の上
記位置決め用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを
備え、上記第1のヘッドスペーサの上記ボス部を上記位
置決め用貫通穴に挿入するとともに上記アームの先端部
を挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記スペ
ーサプレートを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
【0016】本発明のまたさらに他の磁気ヘッド位置決
め装置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくと
も1つのアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリ
ングとスポット溶接により一体化され、上記位置決め用
貫通穴に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペー
サと、上記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを
有するダミースプリングとスポット溶接により一体化さ
れ、上記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さ
を有するスペーサプレートと、上記アームの先端部の上
記位置決め用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを
備え、上記第1のヘッドスペーサの上記ボス部を上記位
置決め用貫通穴に挿入するとともに上記アームの先端部
を挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記ダミ
ースプリングを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
め装置は、先端部に位置決め用貫通穴を有する少なくと
も1つのアームと、磁気ヘッドを搭載したロードスプリ
ングとスポット溶接により一体化され、上記位置決め用
貫通穴に挿入可能なボス部を有する第1のヘッドスペー
サと、上記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを
有するダミースプリングとスポット溶接により一体化さ
れ、上記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さ
を有するスペーサプレートと、上記アームの先端部の上
記位置決め用貫通穴を除く面内に塗布された接着剤とを
備え、上記第1のヘッドスペーサの上記ボス部を上記位
置決め用貫通穴に挿入するとともに上記アームの先端部
を挟み込む状態で上記ロードスプリングおよび上記ダミ
ースプリングを上記接着剤にて固着している。上記ヘッ
ドスペーサの上記ボス部を円筒状に形成するとともに上
記アームの上記位置決め用貫通穴を丸穴に形成してい
る。上記ヘッドスペーサの上記ボス部を上記アームの先
端部と対向する面のほぼ中央部に設けている。上記ヘッ
ドスペーサは上記ロードスプリングと同一材質でできて
いる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、中央部に円筒状のボス部1Aを有する第1のヘッド
スペーサ1と、中央部に第1のヘッドスペーサ1のボス
部1Aよりも少し大きい直径の円筒状のボス部2Aを有
し、第1のヘッドスペーサ1と同一材質から成る第2の
ヘッドスペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が
形成され、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力によ
り駆動されるアーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第1のヘッドスペーサ1と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第1のロードスプリング4−1と、
一端にデータの読み出し/書き込みを行う磁気ヘッドを
搭載し、他端がスポット溶接により第2のヘッドスペー
サ2と一体化され、磁気記録媒体上にこの磁気ヘッドを
極めて狭い隙間で浮上させるための荷重を加える第2の
ロードスプリング4−2と、アーム3の先端部と第1の
ロードスプリング4−1および第2のロードスプリング
4−2の他端とをそれぞれ固着する接着剤5とを有して
いる。本実施例では、第1のロードスプリング4−1お
よび第2のロードスプリング4−2はステンレス鋼で、
アーム3はアルミニウムでそれぞれ形成されている。ま
た、第1のヘッドスペーサ1および第2のヘッドスペー
サ2は同じステンレス鋼から形成されている。
は、中央部に円筒状のボス部1Aを有する第1のヘッド
スペーサ1と、中央部に第1のヘッドスペーサ1のボス
部1Aよりも少し大きい直径の円筒状のボス部2Aを有
し、第1のヘッドスペーサ1と同一材質から成る第2の
ヘッドスペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が
形成され、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力によ
り駆動されるアーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第1のヘッドスペーサ1と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第1のロードスプリング4−1と、
一端にデータの読み出し/書き込みを行う磁気ヘッドを
搭載し、他端がスポット溶接により第2のヘッドスペー
サ2と一体化され、磁気記録媒体上にこの磁気ヘッドを
極めて狭い隙間で浮上させるための荷重を加える第2の
ロードスプリング4−2と、アーム3の先端部と第1の
ロードスプリング4−1および第2のロードスプリング
4−2の他端とをそれぞれ固着する接着剤5とを有して
いる。本実施例では、第1のロードスプリング4−1お
よび第2のロードスプリング4−2はステンレス鋼で、
アーム3はアルミニウムでそれぞれ形成されている。ま
た、第1のヘッドスペーサ1および第2のヘッドスペー
サ2は同じステンレス鋼から形成されている。
【0019】ここで、複数のアーム3のうち中間部に位
置する中間部アーム3について説明する。
置する中間部アーム3について説明する。
【0020】まず初めに、第1のヘッドスペーサ1と磁
気ヘッドを搭載した第1のロードスプリング4−1の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
2のヘッドスペーサ2と磁気ヘッドを搭載した第2のロ
ードスプリング4−2の他端とをスポット溶接により一
体化する。
気ヘッドを搭載した第1のロードスプリング4−1の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
2のヘッドスペーサ2と磁気ヘッドを搭載した第2のロ
ードスプリング4−2の他端とをスポット溶接により一
体化する。
【0021】次に、中間部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第1のロードスプリング4−1および
第2のロードスプリング4−2を中間部アーム3の先端
部に仮固定する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第1のロードスプリング4−1および
第2のロードスプリング4−2を中間部アーム3の先端
部に仮固定する。
【0022】さらに、これら中間部アーム3の間隔を一
定に保つための治具スペーサを第1のロードスプリング
4−1および第2のロードスプリング4−2が中間部ア
ーム3の先端部に仮固定された状態で各中間部アーム3
間に挿入し、これら中間部アーム3の先端部に上下方向
から一定の荷重を加え続ける。
定に保つための治具スペーサを第1のロードスプリング
4−1および第2のロードスプリング4−2が中間部ア
ーム3の先端部に仮固定された状態で各中間部アーム3
間に挿入し、これら中間部アーム3の先端部に上下方向
から一定の荷重を加え続ける。
【0023】最後に、この接着剤5が充分硬化して中間
部アーム3の先端部に第1のロードスプリング4−1お
よび第2のロードスプリング4−2が固着されたら、こ
の治具スペーサを取り外す。
部アーム3の先端部に第1のロードスプリング4−1お
よび第2のロードスプリング4−2が固着されたら、こ
の治具スペーサを取り外す。
【0024】次に、複数のアーム3のうち最上部に位置
する最上部アーム3について図2を参照して説明する。
する最上部アーム3について図2を参照して説明する。
【0025】まず初めに、第2のヘッドスペーサ2と磁
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。
【0026】次に、最上部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第2のロードスプリング4−2を最上
部アーム3の先端部に仮固定する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第2のロードスプリング4−2を最上
部アーム3の先端部に仮固定する。
【0027】さらに、最上部アーム3と中間部アーム3
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2が最上部アーム3の先端部に仮固定
された状態で挿入し、最上部アーム3の先端部に上下方
向から一定の荷重を加え続ける。
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2が最上部アーム3の先端部に仮固定
された状態で挿入し、最上部アーム3の先端部に上下方
向から一定の荷重を加え続ける。
【0028】最後に、この接着剤5が充分硬化して最上
部アーム3の先端部に第2のロードスプリング4−2が
固着されたら、この治具スペーサを取り外す。
部アーム3の先端部に第2のロードスプリング4−2が
固着されたら、この治具スペーサを取り外す。
【0029】また、複数のアーム3のうち最下部に位置
する最下部アーム3について図3を参照して説明する。
する最下部アーム3について図3を参照して説明する。
【0030】まず初めに、第1のヘッドスペーサ1と磁
気ヘッドを搭載した第1のロードスプリング4−1の他
端とをスポット溶接により一体化する。
気ヘッドを搭載した第1のロードスプリング4−1の他
端とをスポット溶接により一体化する。
【0031】次に、最下部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第1のロードスプリング4−1を最下
部アーム3の先端部に仮固定する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させて第1のロードスプリング4−1を最下
部アーム3の先端部に仮固定する。
【0032】さらに、最下部アーム3と中間部アーム3
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第1のロー
ドスプリング4−1が最下部アーム3の先端部に仮固定
された状態で挿入し、最下部アーム3の先端部に上下方
向から一定の荷重を加え続ける。
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第1のロー
ドスプリング4−1が最下部アーム3の先端部に仮固定
された状態で挿入し、最下部アーム3の先端部に上下方
向から一定の荷重を加え続ける。
【0033】最後に、この接着剤5が充分硬化して最下
部アーム3の先端部に第1のロードスプリング4−1が
固着されたら、この治具スペーサを取り外す。
部アーム3の先端部に第1のロードスプリング4−1が
固着されたら、この治具スペーサを取り外す。
【0034】よって、第1の実施例では、ロードスプリ
ングをスポット溶接によりヘッドスペーサと一体化さ
せ、同一材質から成るヘッドスペーサのボス部同士をア
ームの位置決め用貫通穴に反対側から挿入して嵌合させ
ると同時に接着剤でロードスプリングをアームに固着し
ているため、従来のような塵埃が発生する恐れが無くな
る。また、アーム先端部にロードスプリングを同一材質
から成るヘッドスペーサで挟み込む状態で固定している
ため、温度変化によるアームの変形(反り)を抑制でき
る。その結果、ロードスプリングに搭載した磁気ヘッド
の浮上姿勢を安定化することができ、磁気ディスク装置
の信頼性をさらに向上させることが可能となる。
ングをスポット溶接によりヘッドスペーサと一体化さ
せ、同一材質から成るヘッドスペーサのボス部同士をア
ームの位置決め用貫通穴に反対側から挿入して嵌合させ
ると同時に接着剤でロードスプリングをアームに固着し
ているため、従来のような塵埃が発生する恐れが無くな
る。また、アーム先端部にロードスプリングを同一材質
から成るヘッドスペーサで挟み込む状態で固定している
ため、温度変化によるアームの変形(反り)を抑制でき
る。その結果、ロードスプリングに搭載した磁気ヘッド
の浮上姿勢を安定化することができ、磁気ディスク装置
の信頼性をさらに向上させることが可能となる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について図4
を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中間
部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。ここ
では、複数のアーム3のうち最下部アーム3について具
体的に説明する。
を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中間
部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。ここ
では、複数のアーム3のうち最下部アーム3について具
体的に説明する。
【0036】図4を参照すると、本発明の第2の実施例
は、中央部に円筒状のボス部1Aを有する第1のヘッド
スペーサ1と、中央部に第1のヘッドスペーサ1のボス
部1Aよりも少し大きい直径の円筒状のボス部2Aを有
し、第1のヘッドスペーサ1と同一材質から成る第2の
ヘッドスペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が
形成され、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力によ
り駆動される最下部アーム3と、一端にデータの読み出
し/書き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポッ
ト溶接により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁
気記録媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上
させるための荷重を加える第2のロードスプリング4−
2と、第2のロードスプリング4−2と同一材質から成
り、かつ同一の厚さを有するダミースプリング6と、最
下部アーム3の先端部と第2のロードスプリング4−2
およびダミースプリング6とをそれぞれ固着する接着剤
5とを有している。
は、中央部に円筒状のボス部1Aを有する第1のヘッド
スペーサ1と、中央部に第1のヘッドスペーサ1のボス
部1Aよりも少し大きい直径の円筒状のボス部2Aを有
し、第1のヘッドスペーサ1と同一材質から成る第2の
ヘッドスペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が
形成され、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力によ
り駆動される最下部アーム3と、一端にデータの読み出
し/書き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポッ
ト溶接により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁
気記録媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上
させるための荷重を加える第2のロードスプリング4−
2と、第2のロードスプリング4−2と同一材質から成
り、かつ同一の厚さを有するダミースプリング6と、最
下部アーム3の先端部と第2のロードスプリング4−2
およびダミースプリング6とをそれぞれ固着する接着剤
5とを有している。
【0037】まず初めに、第2のヘッドスペーサ2と磁
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
1のヘッドスペーサ1と第2のロードスプリング4−2
と同一材質から成り同一の厚さを有するダミースプリン
グ6とをスポット溶接により一体化する。
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
1のヘッドスペーサ1と第2のロードスプリング4−2
と同一材質から成り同一の厚さを有するダミースプリン
グ6とをスポット溶接により一体化する。
【0038】次に、最下部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させてダミースプリング6および第2のロー
ドスプリング4−2を最下部アーム3の先端部に仮固定
する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第1のヘッドスペーサ1のボス部1Aと第2の
ヘッドスペーサ2のボス部2Aとをそれぞれ反対側から
位置決め用貫通穴31に挿入し、ボス部1Aとボス部2
Aとを嵌合させてダミースプリング6および第2のロー
ドスプリング4−2を最下部アーム3の先端部に仮固定
する。
【0039】さらに、最下部アーム3と中間部アーム3
との間隔を一定に保つための治具スペーサをダミースプ
リング6および第2のロードスプリング4−2が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
との間隔を一定に保つための治具スペーサをダミースプ
リング6および第2のロードスプリング4−2が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
【0040】最後に、この接着剤5が充分硬化して最下
部アーム3の先端部にダミースプリングおよび第2のロ
ードスプリング4−2が固着されたら、この治具スペー
サを取り外す。
部アーム3の先端部にダミースプリングおよび第2のロ
ードスプリング4−2が固着されたら、この治具スペー
サを取り外す。
【0041】なお、最上部アーム3では、ダミースプリ
ング6の代わりに第1のロードスプリング4−1を用
い、第2のロードスプリング4−2の代わりにダミース
プリング6を用いるような構成にすれば良い。
ング6の代わりに第1のロードスプリング4−1を用
い、第2のロードスプリング4−2の代わりにダミース
プリング6を用いるような構成にすれば良い。
【0042】よって、第2の実施例では第1の実施例と
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にロードスプ
リングと同一材質から成り、かつ同一の厚さを有するダ
ミースプリングを接着剤で固定しているため、温度変化
による最上部アームあるいは最下部アームの変形(反
り)をさらに抑制でき、磁気記録媒体に対する磁気ヘッ
ドの浮上姿勢をさらに安定化させることが可能となる。
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にロードスプ
リングと同一材質から成り、かつ同一の厚さを有するダ
ミースプリングを接着剤で固定しているため、温度変化
による最上部アームあるいは最下部アームの変形(反
り)をさらに抑制でき、磁気記録媒体に対する磁気ヘッ
ドの浮上姿勢をさらに安定化させることが可能となる。
【0043】さらに、本発明の第3の実施例について図
5を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中
間部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。こ
こでは、複数のアーム3のうち最下部アーム3について
具体的に説明する。
5を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中
間部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。こ
こでは、複数のアーム3のうち最下部アーム3について
具体的に説明する。
【0044】図5を参照すると、本発明の第3の実施例
は、中央部に円筒状のボス部2Aを有する第2のヘッド
スペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が形成さ
れ、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力により駆動
される最下部アーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第2のロードスプリング4−2と、
最下部アーム3と対向する面が平面状に形成され、第2
のヘッドスペーサ2と同一材質から成るスペーサプレー
ト7と、最下部アーム3の先端部と第2のロードスプリ
ング4−2およびスペーサプレート7とをそれぞれ固着
する接着剤5とを有している。
は、中央部に円筒状のボス部2Aを有する第2のヘッド
スペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が形成さ
れ、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力により駆動
される最下部アーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第2のロードスプリング4−2と、
最下部アーム3と対向する面が平面状に形成され、第2
のヘッドスペーサ2と同一材質から成るスペーサプレー
ト7と、最下部アーム3の先端部と第2のロードスプリ
ング4−2およびスペーサプレート7とをそれぞれ固着
する接着剤5とを有している。
【0045】まず初めに、第2のヘッドスペーサ2と磁
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。
【0046】次に、最下部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第2のヘッドスペーサ2のボス部2Aを下方か
ら位置決め用貫通穴31に挿入すると同時にスペーサプ
レート7を上方から押し付けて第2のロードスプリング
4−2を最下部アーム3の先端部に仮固定する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第2のヘッドスペーサ2のボス部2Aを下方か
ら位置決め用貫通穴31に挿入すると同時にスペーサプ
レート7を上方から押し付けて第2のロードスプリング
4−2を最下部アーム3の先端部に仮固定する。
【0047】さらに、最下部アーム3と中間部アーム3
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2およびスペーサプレート7が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2およびスペーサプレート7が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
【0048】最後に、この接着剤5が充分硬化して最下
部アーム3の先端部にスペーサプレート7および第2の
ロードスプリング4−2が固着されたら、この治具スペ
ーサを取り外す。
部アーム3の先端部にスペーサプレート7および第2の
ロードスプリング4−2が固着されたら、この治具スペ
ーサを取り外す。
【0049】なお、最上部アーム3では、スペーサプレ
ート7の代わりに第1のヘッドスペーサ1および第1の
ロードスプリング4−1を用い、第2のロードスプリン
グ4−2および第2のヘッドスペーサ2の代わりにダミ
ースプリング6を用いるような構成にすれば良い。
ート7の代わりに第1のヘッドスペーサ1および第1の
ロードスプリング4−1を用い、第2のロードスプリン
グ4−2および第2のヘッドスペーサ2の代わりにダミ
ースプリング6を用いるような構成にすれば良い。
【0050】よって、第3の実施例では第1の実施例と
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にヘッドスペ
ーサと同一材質から成るスペーサプレートを接着剤で固
定しているため、温度変化による最上部アームあるいは
最下部アームの変形(反り)をさらに抑制でき、磁気記
録媒体に対する磁気ヘッドの浮上姿勢をさらに安定化さ
せることが可能となる。
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にヘッドスペ
ーサと同一材質から成るスペーサプレートを接着剤で固
定しているため、温度変化による最上部アームあるいは
最下部アームの変形(反り)をさらに抑制でき、磁気記
録媒体に対する磁気ヘッドの浮上姿勢をさらに安定化さ
せることが可能となる。
【0051】最後に、本発明の第4の実施例について図
6を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中
間部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。こ
こでは、複数のアーム3のうち最下部アーム3について
具体的に説明する。
6を参照して説明する。なお、複数のアーム3のうち中
間部アーム3に関しては第1の実施例と同様である。こ
こでは、複数のアーム3のうち最下部アーム3について
具体的に説明する。
【0052】図6を参照すると、本発明の第4の実施例
は、中央部に円筒状のボス部2Aを有する第2のヘッド
スペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が形成さ
れ、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力により駆動
される最下部アーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第2のロードスプリング4−2と、
第2のロードスプリング4−2と同一材質から成り、か
つ同一の厚さを有するダミースプリング6と、最下部ア
ーム3と対向する面が平面状で、スポット溶接によりダ
ミースプリング6と一体化され、第2のヘッドスペーサ
2と同一材質から成るスペーサプレート7と、最下部ア
ーム3の先端部と第2のロードスプリング4−2および
ダミースプリング6とをそれぞれ固着する接着剤5とを
有している。
は、中央部に円筒状のボス部2Aを有する第2のヘッド
スペーサ2と、先端部に位置決め用貫通穴31が形成さ
れ、ボイスコイルモータ等で発生する駆動力により駆動
される最下部アーム3と、一端にデータの読み出し/書
き込みを行う磁気ヘッドを搭載し、他端がスポット溶接
により第2のヘッドスペーサ2と一体化され、磁気記録
媒体上にこの磁気ヘッドを極めて狭い隙間で浮上させる
ための荷重を加える第2のロードスプリング4−2と、
第2のロードスプリング4−2と同一材質から成り、か
つ同一の厚さを有するダミースプリング6と、最下部ア
ーム3と対向する面が平面状で、スポット溶接によりダ
ミースプリング6と一体化され、第2のヘッドスペーサ
2と同一材質から成るスペーサプレート7と、最下部ア
ーム3の先端部と第2のロードスプリング4−2および
ダミースプリング6とをそれぞれ固着する接着剤5とを
有している。
【0053】まず初めに、第2のヘッドスペーサ2と磁
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
2のヘッドスペーサ2と同一材質から成るスペーサプレ
ート7と第2のロードスプリング4−2と同一材質から
成り同一の厚さを有するダミースプリング6とをスポッ
ト溶接により一体化する。
気ヘッドを搭載した第2のロードスプリング4−2の他
端とをスポット溶接により一体化する。同様にして、第
2のヘッドスペーサ2と同一材質から成るスペーサプレ
ート7と第2のロードスプリング4−2と同一材質から
成り同一の厚さを有するダミースプリング6とをスポッ
ト溶接により一体化する。
【0054】次に、最下部アーム3の先端部の位置決め
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第2のヘッドスペーサ2のボス部2Aを下方か
ら位置決め用貫通穴31に挿入すると同時にスペーサプ
レート7を上方から押し付けて第2のロードスプリング
4−2およびダミースプリング6を最下部アーム3の先
端部に仮固定する。
用貫通穴31を除いた所定の面内に接着剤5を塗布した
状態で、第2のヘッドスペーサ2のボス部2Aを下方か
ら位置決め用貫通穴31に挿入すると同時にスペーサプ
レート7を上方から押し付けて第2のロードスプリング
4−2およびダミースプリング6を最下部アーム3の先
端部に仮固定する。
【0055】さらに、最下部アーム3と中間部アーム3
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2およびダミースプリング6が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
との間隔を一定に保つための治具スペーサを第2のロー
ドスプリング4−2およびダミースプリング6が最下部
アーム3の先端部に仮固定された状態で挿入し、最下部
アーム3の先端部に上下方向から一定の荷重を加え続け
る。
【0056】最後に、この接着剤5が充分硬化して最下
部アーム3の先端部に第2のロードスプリング4−2お
よびダミースプリング6が固着されたら、この治具スペ
ーサを取り外す。
部アーム3の先端部に第2のロードスプリング4−2お
よびダミースプリング6が固着されたら、この治具スペ
ーサを取り外す。
【0057】なお、最上部アーム3では、ダミースプリ
ング6およびスペーサプレート7の代わりに第1のロー
ドスプリング4−1および第1のヘッドスペーサ1を用
い、第2のロードスプリング4−2および第2のヘッド
スペーサ2の代わりにダミースプリング6およびスペー
サプレート7を用いるような構成にすれば良い。
ング6およびスペーサプレート7の代わりに第1のロー
ドスプリング4−1および第1のヘッドスペーサ1を用
い、第2のロードスプリング4−2および第2のヘッド
スペーサ2の代わりにダミースプリング6およびスペー
サプレート7を用いるような構成にすれば良い。
【0058】よって、第4の実施例では第1の実施例と
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にロードスプ
リングと同一材質から成り同一の厚さを有するダミース
プリングとヘッドスペーサと同一材質から成るスペーサ
プレートとをスポット溶接により一体化して接着剤で固
定しているため、温度変化による最上部アームあるいは
最下部アームの変形(反り)をより一層抑制でき、磁気
記録媒体に対する磁気ヘッドの浮上姿勢をより一層安定
化させることが可能となる。
同様の効果が得られるとともに、最上部アームあるいは
最下部アームのロードスプリング未搭載側にロードスプ
リングと同一材質から成り同一の厚さを有するダミース
プリングとヘッドスペーサと同一材質から成るスペーサ
プレートとをスポット溶接により一体化して接着剤で固
定しているため、温度変化による最上部アームあるいは
最下部アームの変形(反り)をより一層抑制でき、磁気
記録媒体に対する磁気ヘッドの浮上姿勢をより一層安定
化させることが可能となる。
【0059】なお、上記各実施例において、第1のヘッ
ドスペーサ1のボス部1Aおよび第2のヘッドスペーサ
2のボス部2Aはそれぞれ円筒状に形成されているが、
例えば2枚の板状の部材を所定間隔を隔てて立設したも
のを用いても良い。また、第2のヘッドスペーサ2のボ
ス部2Aの直径よりも第1のヘッドスペーサ1のボス部
1Aの直径を少し大きくしても良い。さらに、アーム3
の位置決め用貫通穴31の形状はボス部1Aおよびボス
部2Aの形状に応じて、丸穴にしても良いし、角穴にし
ても良い。
ドスペーサ1のボス部1Aおよび第2のヘッドスペーサ
2のボス部2Aはそれぞれ円筒状に形成されているが、
例えば2枚の板状の部材を所定間隔を隔てて立設したも
のを用いても良い。また、第2のヘッドスペーサ2のボ
ス部2Aの直径よりも第1のヘッドスペーサ1のボス部
1Aの直径を少し大きくしても良い。さらに、アーム3
の位置決め用貫通穴31の形状はボス部1Aおよびボス
部2Aの形状に応じて、丸穴にしても良いし、角穴にし
ても良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではロード
スプリングをスポット溶接によりヘッドスペーサと一体
化させ、同一材質から成るヘッドスペーサのボス部同士
をアームの位置決め用貫通穴に反対側から挿入して嵌合
させると同時に接着剤でロードスプリングをアームの先
端部に挟み込むように固着しているため、塵埃の発生す
る恐れが無くなることによりヘッドクラッシュの発生を
防ぐとともに温度変化によるアームの変形(反り)を抑
制できる。その結果、ロードスプリングに搭載した磁気
ヘッドの浮上姿勢を安定化させることができ、磁気ディ
スク装置の信頼性をさらに向上させることが可能とな
る。
スプリングをスポット溶接によりヘッドスペーサと一体
化させ、同一材質から成るヘッドスペーサのボス部同士
をアームの位置決め用貫通穴に反対側から挿入して嵌合
させると同時に接着剤でロードスプリングをアームの先
端部に挟み込むように固着しているため、塵埃の発生す
る恐れが無くなることによりヘッドクラッシュの発生を
防ぐとともに温度変化によるアームの変形(反り)を抑
制できる。その結果、ロードスプリングに搭載した磁気
ヘッドの浮上姿勢を安定化させることができ、磁気ディ
スク装置の信頼性をさらに向上させることが可能とな
る。
【図1】本発明の第1の実施例を表す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の一部を表す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1の実施例の他の一部を表す断面図
である。
である。
【図4】本発明の第2の実施例を表す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を表す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を表す断面図である。
【図7】従来の磁気ヘッド位置決め装置の一部を表す断
面図である。
面図である。
1 第1のヘッドスペーサ 2 第2のヘッドスペーサ 3 アーム 4−1 第1のロードスプリング 4−2 第2のロードスプリング 5 接着剤 6 ダミースプリング 7 スペーサプレート
Claims (16)
- 【請求項1】先端部に位置決め用貫通穴を有する少なく
とも1つのアームと、 前記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第1
のヘッドスペーサと、 磁気ヘッドを搭載したロードスプリングとスポット溶接
により一体化され、前記位置決め用貫通穴に挿入可能な
ボス部を有する第2のヘッドスペーサと、 前記アームの先端部の前記位置決め用貫通穴を除く面内
に塗布された接着剤とを備え、 前記第1のヘッドスペーサおよび前記第2のヘッドスペ
ーサの前記ボス部をそれぞれ前記位置決め用貫通穴に反
対側から挿入して嵌合させるとともに前記アームの先端
部を挟み込む状態で該ロードスプリングおよび該第1の
ヘッドスペーサを前記接着剤にて固着したことを特徴と
する磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項2】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を円筒状
に形成するとともに前記アームの前記位置決め用貫通穴
を丸穴に形成したことを特徴とする請求項1記載の磁気
ヘッド位置決め装置。 - 【請求項3】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を前記ア
ームの先端部と対向する面のほぼ中央部に設けたことを
特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項4】前記ヘッドスペーサは前記ロードスプリン
グと同一材質でできていることを特徴とする請求項4記
載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項5】先端部に位置決め用貫通穴を有する少なく
とも1つのアームと、 磁気ヘッドを搭載したロードスプリングとスポット溶接
により一体化され、前記位置決め用貫通穴に挿入可能な
ボス部を有する第1のヘッドスペーサと、 前記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを有する
ダミースプリングとスポット溶接により一体化され、前
記位置決め用貫通穴に挿入可能なボス部を有する第2の
ヘッドスペーサと、 前記アームの先端部の前記位置決め用貫通穴を除く面内
に塗布された接着剤とを備え、 前記第1のヘッドスペーサおよび前記第2のヘッドスペ
ーサの前記ボス部をそれぞれ前記位置決め用貫通穴に反
対側から挿入して嵌合させるとともに前記アームの先端
部を挟み込む状態で該ロードスプリングおよび該ダミー
スプリングを前記接着剤にて固着したことを特徴とする
磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項6】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を円筒状
に形成するとともに前記アームの前記位置決め用貫通穴
を丸穴に形成したことを特徴とする請求項5記載の磁気
ヘッド位置決め装置。 - 【請求項7】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を前記ア
ームの先端部と対向する面のほぼ中央部に設けたことを
特徴とする請求項5記載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項8】前記ヘッドスペーサは前記ロードスプリン
グと同一材質でできていることを特徴とする請求項5記
載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項9】先端部に位置決め用貫通穴を有する少なく
とも1つのアームと、 磁気ヘッドを搭載したロードスプリングとスポット溶接
により一体化され、前記位置決め用貫通穴に挿入可能な
ボス部を有する第1のヘッドスペーサと、 前記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さを有
するスペーサプレートと、 前記アームの先端部の前記位置決め用貫通穴を除く面内
に塗布された接着剤とを備え、 前記第1のヘッドスペーサの前記ボス部を前記位置決め
用貫通穴に挿入するとともに前記アームの先端部を挟み
込む状態で該ロードスプリングおよび前記スペーサプレ
ートを前記接着剤にて固着したことを特徴とする磁気ヘ
ッド位置決め装置。 - 【請求項10】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を円筒
状に形成するとともに前記アームの前記位置決め用貫通
穴を丸穴に形成したことを特徴とする請求項9記載の磁
気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項11】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を前記
アームの先端部と対向する面のほぼ中央部に設けたこと
を特徴とする請求項9記載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項12】前記ヘッドスペーサは前記ロードスプリ
ングと同一材質でできていることを特徴とする請求項9
記載の磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項13】先端部に位置決め用貫通穴を有する少な
くとも1つのアームと、 磁気ヘッドを搭載したロードスプリングとスポット溶接
により一体化され、前記位置決め用貫通穴に挿入可能な
ボス部を有する第1のヘッドスペーサと、 前記ロードスプリングと同一材質で略同一厚さを有する
ダミースプリングとスポット溶接により一体化され、前
記第1のヘッドスペーサと同一材質で略同一厚さを有す
るスペーサプレートと、 前記アームの先端部の前記位置決め用貫通穴を除く面内
に塗布された接着剤とを備え、 前記第1のヘッドスペーサの前記ボス部を前記位置決め
用貫通穴に挿入するとともに前記アームの先端部を挟み
込む状態で該ロードスプリングおよび該ダミースプリン
グを前記接着剤にて固着したことを特徴とする磁気ヘッ
ド位置決め装置。 - 【請求項14】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を円筒
状に形成するとともに前記アームの前記位置決め用貫通
穴を丸穴に形成したことを特徴とする請求項13記載の
磁気ヘッド位置決め装置。 - 【請求項15】前記ヘッドスペーサの前記ボス部を前記
アームの先端部と対向する面のほぼ中央部に設けたこと
を特徴とする請求項13記載の磁気ヘッド位置決め装
置。 - 【請求項16】前記ヘッドスペーサは前記ロードスプリ
ングと同一材質でできていることを特徴とする請求項1
3記載の磁気ヘッド位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6227622A JP2606151B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6227622A JP2606151B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0896332A JPH0896332A (ja) | 1996-04-12 |
JP2606151B2 true JP2606151B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16863820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6227622A Expired - Lifetime JP2606151B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH103764A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Fujitsu Ltd | サスペンションのアクチュエータアームへの固定方法及びアクチュエータアームアセンブリ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628798A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-04 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置のスプリングアーム取り付け構造 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6227622A patent/JP2606151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0896332A (ja) | 1996-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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