JPH1054548A - 気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置 - Google Patents
気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置Info
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- JPH1054548A JPH1054548A JP8231388A JP23138896A JPH1054548A JP H1054548 A JPH1054548 A JP H1054548A JP 8231388 A JP8231388 A JP 8231388A JP 23138896 A JP23138896 A JP 23138896A JP H1054548 A JPH1054548 A JP H1054548A
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- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃焼調節幅が広く且つ気化がスム−ズで常に良
好な燃焼が行える気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置。 【構成】要求熱量に応じ大燃焼量側では燃焼量を増減制
御する比例燃焼を、又小燃焼量側ではＯＮ／ＯＦＦ燃焼
を行わせ、このＯＮ／ＯＦＦ燃焼時には気化器５の設定
温度を比例燃焼時より高温側にシフトさせたので、広い
燃焼調節幅が得られると共に、ＯＮ／ＯＦＦ燃焼でも気
化器５が高温に維持されスム−ズな気化が行われ常に良
好な燃焼が得られるものである。
好な燃焼が行える気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置。 【構成】要求熱量に応じ大燃焼量側では燃焼量を増減制
御する比例燃焼を、又小燃焼量側ではＯＮ／ＯＦＦ燃焼
を行わせ、このＯＮ／ＯＦＦ燃焼時には気化器５の設定
温度を比例燃焼時より高温側にシフトさせたので、広い
燃焼調節幅が得られると共に、ＯＮ／ＯＦＦ燃焼でも気
化器５が高温に維持されスム−ズな気化が行われ常に良
好な燃焼が得られるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は給湯機等の燃焼部を構
成する気化ヒ−タを備えた気化式石油燃焼器のバ−ナ制
御装置に関するものである。
成する気化ヒ−タを備えた気化式石油燃焼器のバ−ナ制
御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特開平８−２１６０６号公報に開示されている如く、
バ−ナ部の燃焼量を燃料と燃焼空気量とを可変すること
で増減制御するもので、燃焼空気量の調節に燃焼ファン
の回転数制御とダンパ−とを併用することで、燃焼調節
幅を大幅に広げることが出来るようにしたものであっ
た。
ば特開平８−２１６０６号公報に開示されている如く、
バ−ナ部の燃焼量を燃料と燃焼空気量とを可変すること
で増減制御するもので、燃焼空気量の調節に燃焼ファン
の回転数制御とダンパ−とを併用することで、燃焼調節
幅を大幅に広げることが出来るようにしたものであっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、屋外に設置されたり排気を屋外に排出する為、
逆風や強風で排気が出来ず、逆流して逆火や失火の原因
となる耐風性能の関係から極端に燃焼空気量を下げるこ
とが出来ないので、ダンパ−を利用したとしてもやはり
小火力側には限界があるものであった。
のでは、屋外に設置されたり排気を屋外に排出する為、
逆風や強風で排気が出来ず、逆流して逆火や失火の原因
となる耐風性能の関係から極端に燃焼空気量を下げるこ
とが出来ないので、ダンパ−を利用したとしてもやはり
小火力側には限界があるものであった。
【０００４】又これを解決する為に給湯機等では、燃焼
量を固定しておき燃焼と燃焼停止を繰り返すＯＮ／ＯＦ
Ｆ燃焼を行わせ、要求熱量を得るようにすることが考え
られるが、気化式ではバ−ナ部ＯＦＦ時に気化器のヒ−
トバックが取れないことと、着火時に気化器の熱が多量
に奪われることで、気化器の設定温度を通常のままとし
たのでは、ＯＮ／ＯＦＦ燃焼では良好な燃焼が得られな
いと言う不具合を有するものであった。
量を固定しておき燃焼と燃焼停止を繰り返すＯＮ／ＯＦ
Ｆ燃焼を行わせ、要求熱量を得るようにすることが考え
られるが、気化式ではバ−ナ部ＯＦＦ時に気化器のヒ−
トバックが取れないことと、着火時に気化器の熱が多量
に奪われることで、気化器の設定温度を通常のままとし
たのでは、ＯＮ／ＯＦＦ燃焼では良好な燃焼が得られな
いと言う不具合を有するものであった。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、気化ヒ−
タ及び気化温度センサを備え設定温度まで加熱されて燃
油を気化する気化器と、該気化器に連通し気化ガスと燃
焼空気とを予混合して燃焼させるバ−ナ部とを備え、要
求熱量に応じて燃油量と燃焼空気量とを増減して燃焼量
を制御する比例燃焼と、燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ
燃焼とを行わせると共に、前記ＯＮ／ＯＦＦ燃焼での気
化器の設定温度を、比例燃焼時より高温側にシフトさせ
る燃焼判定手段を備えたものである。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、気化ヒ−
タ及び気化温度センサを備え設定温度まで加熱されて燃
油を気化する気化器と、該気化器に連通し気化ガスと燃
焼空気とを予混合して燃焼させるバ−ナ部とを備え、要
求熱量に応じて燃油量と燃焼空気量とを増減して燃焼量
を制御する比例燃焼と、燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ
燃焼とを行わせると共に、前記ＯＮ／ＯＦＦ燃焼での気
化器の設定温度を、比例燃焼時より高温側にシフトさせ
る燃焼判定手段を備えたものである。
【０００６】
【作用】給湯栓４の開栓による熱要求を受けて、燃焼判
定手段２０では、出湯温度と設定温度から瞬時に必要熱
量を演算し、この熱量と予め定められた基準熱量とを比
較して、要求熱量がこの基準熱量以上の場合には、バ−
ナ部３の制御を燃焼量を増減する比例燃焼とし、一方基
準熱量未満では燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ燃焼で、
必要熱量を供給するものである。
定手段２０では、出湯温度と設定温度から瞬時に必要熱
量を演算し、この熱量と予め定められた基準熱量とを比
較して、要求熱量がこの基準熱量以上の場合には、バ−
ナ部３の制御を燃焼量を増減する比例燃焼とし、一方基
準熱量未満では燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ燃焼で、
必要熱量を供給するものである。
【０００７】そしてこの時、ヒ−タ制御回路１７は燃焼
判定手段２０からの燃焼判定信号を受けて、比例燃焼で
は気化器５を通常の設定温度に保持し、ＯＮ／ＯＦＦ燃
焼では通常より数十度高温側にシフトした温度で気化器
５を保持するものである。
判定手段２０からの燃焼判定信号を受けて、比例燃焼で
は気化器５を通常の設定温度に保持し、ＯＮ／ＯＦＦ燃
焼では通常より数十度高温側にシフトした温度で気化器
５を保持するものである。
【０００８】従って、ＯＮ／ＯＦＦ燃焼で気化器５のヒ
−トバックが十分に取れない状況では、気化器５自身の
制御温度を上昇させるので、比例燃焼時と同様にスム−
ズな気化で良好な燃焼が得られるものであり、又小火力
側をＯＮ／ＯＦＦ燃焼としたことで、広い燃焼調節幅を
得ることが出来るものである。
−トバックが十分に取れない状況では、気化器５自身の
制御温度を上昇させるので、比例燃焼時と同様にスム−
ズな気化で良好な燃焼が得られるものであり、又小火力
側をＯＮ／ＯＦＦ燃焼としたことで、広い燃焼調節幅を
得ることが出来るものである。
【０００９】
【実施例】次にこの発明に係るバ−ナ制御装置を図面に
示された一実施例で説明する。１は給湯路２途中に備え
られた熱交換器で、下方に位置するバ−ナ部３の燃焼で
加熱され、給湯路２先端に備えられた給湯栓４の開栓で
適宜給湯を行うものである。
示された一実施例で説明する。１は給湯路２途中に備え
られた熱交換器で、下方に位置するバ−ナ部３の燃焼で
加熱され、給湯路２先端に備えられた給湯栓４の開栓で
適宜給湯を行うものである。
【００１０】５は気化ヒ−タ６及び気化温度センサ７を
備えた気化器で、燃油の気化可能温度である設定温度ま
で加熱されこの温度を保持し、気化ガスと燃焼空気とを
予混合してこれをバ−ナ部３で燃焼させるものである。
備えた気化器で、燃油の気化可能温度である設定温度ま
で加熱されこの温度を保持し、気化ガスと燃焼空気とを
予混合してこれをバ−ナ部３で燃焼させるものである。
【００１１】８は送風路９を介して気化器５に予混合用
の一次空気を、又バ−ナ部３には燃焼用の二次空気をそ
れぞれ供給する燃焼ファンで、本体枠１０側壁に形成さ
れた燃焼空気の取入口１１から流入した空気を空気入口
１２より吸引して各部に供給するものである。
の一次空気を、又バ−ナ部３には燃焼用の二次空気をそ
れぞれ供給する燃焼ファンで、本体枠１０側壁に形成さ
れた燃焼空気の取入口１１から流入した空気を空気入口
１２より吸引して各部に供給するものである。
【００１２】１３は熱交換後の排気ガスを排出する排気
口で、熱交換器１及びバ−ナ部３を備えた排気経路１４
と連通している。
口で、熱交換器１及びバ−ナ部３を備えた排気経路１４
と連通している。
【００１３】１５は熱交換器１より上流側の給湯路２に
備えられた流水センサで、給湯栓４の開栓による所定量
の流水を検知して、熱要求有りの信号を出力するもので
ある。
備えられた流水センサで、給湯栓４の開栓による所定量
の流水を検知して、熱要求有りの信号を出力するもので
ある。
【００１４】１６は熱交換器１と給湯栓４との間の給湯
路２に備えられた出湯温度センサで、出湯温度を検知す
るものである。
路２に備えられた出湯温度センサで、出湯温度を検知す
るものである。
【００１５】１７は前記気化ヒ−タ６の通電制御を行う
ヒ−タ制御回路で、気化温度センサ７を介して気化器５
の温度を検知し、該気化器５を所定の気化可能温度に保
持するものである。
ヒ−タ制御回路で、気化温度センサ７を介して気化器５
の温度を検知し、該気化器５を所定の気化可能温度に保
持するものである。
【００１６】１８は気化器５を燃焼開始前の一定時間の
間気化可能温度に維持するスタンバイ状態とするスタン
バイ回路で、タイマ機能を有し給湯スイッチ１９のＯＮ
信号を受けて１時間のカウントを開始すると共に、この
カウントアップまでの間ヒ−タ制御回路１７に駆動信号
を出力するものであり、この１時間の間に１回でも熱要
求があった場合には、流水センサ１５の検知信号を受け
てタイマリセットし熱要求後更に１時間の延長を行い、
これを順次継続するものであり、即ち１時間の間まった
く熱要求がなかった時のみスタンバイ状態が解除される
ものである。
間気化可能温度に維持するスタンバイ状態とするスタン
バイ回路で、タイマ機能を有し給湯スイッチ１９のＯＮ
信号を受けて１時間のカウントを開始すると共に、この
カウントアップまでの間ヒ−タ制御回路１７に駆動信号
を出力するものであり、この１時間の間に１回でも熱要
求があった場合には、流水センサ１５の検知信号を受け
てタイマリセットし熱要求後更に１時間の延長を行い、
これを順次継続するものであり、即ち１時間の間まった
く熱要求がなかった時のみスタンバイ状態が解除される
ものである。
【００１７】２０は所望出湯温度を設定する湯温設定手
段２１からの希望温度と、出湯温度センサ１６からの検
知温度とを比較演算して、必要熱量を算出しこの熱量か
ら比例燃焼かＯＮ／ＯＦＦ燃焼かを判定する燃焼判定手
段で、この判定結果をヒ−タ制御回路１７に出力するこ
とによって、気化器５の設定温度をＯＮ／ＯＦＦ燃焼時
には数十度高温側にシフトさせるものであり、又この要
求熱量に応じて燃油供給用の電磁ポンプ２２及び燃焼フ
ァン８の駆動を制御するものである。
段２１からの希望温度と、出湯温度センサ１６からの検
知温度とを比較演算して、必要熱量を算出しこの熱量か
ら比例燃焼かＯＮ／ＯＦＦ燃焼かを判定する燃焼判定手
段で、この判定結果をヒ−タ制御回路１７に出力するこ
とによって、気化器５の設定温度をＯＮ／ＯＦＦ燃焼時
には数十度高温側にシフトさせるものであり、又この要
求熱量に応じて燃油供給用の電磁ポンプ２２及び燃焼フ
ァン８の駆動を制御するものである。
【００１８】２３はヒ−タ制御回路１７及び燃焼判定手
段２０を含む燃焼制御回路で、比較・演算・タイマ等の
各機能を有する１つのマイコンかせ構成され、点火器
（図示せず）等のその他の駆動部品を制御すると共に、
ヒ−タ制御回路１７及び燃焼判定手段２０を介して各部
を制御可能としているものである。
段２０を含む燃焼制御回路で、比較・演算・タイマ等の
各機能を有する１つのマイコンかせ構成され、点火器
（図示せず）等のその他の駆動部品を制御すると共に、
ヒ−タ制御回路１７及び燃焼判定手段２０を介して各部
を制御可能としているものである。
【００１９】２４は気化器５の予熱中点灯される予熱表
示器で、スタンバイ回路１８による予熱中を表示するも
のである。
示器で、スタンバイ回路１８による予熱中を表示するも
のである。
【００２０】次にこの一実施例の作動を図３のフロ−チ
ャ−トに従って説明する。今ステップ２５で気化器５を
スタンバイ回路１８によって予熱中のスタンバイモ−ド
とし、いつでも燃焼開始可能な熱要求待機状態とし、次
にステップ２６で熱要求の有無を判断するものであり、
給湯栓４開栓による流水センサ１５のＯＮ信号で、ＹＥ
Ｓ熱要求有りでステップ２７に進む。
ャ−トに従って説明する。今ステップ２５で気化器５を
スタンバイ回路１８によって予熱中のスタンバイモ−ド
とし、いつでも燃焼開始可能な熱要求待機状態とし、次
にステップ２６で熱要求の有無を判断するものであり、
給湯栓４開栓による流水センサ１５のＯＮ信号で、ＹＥ
Ｓ熱要求有りでステップ２７に進む。
【００２１】そしてステップ２７では、予熱中でＯＮ或
いはＯＦＦ状態の気化ヒ−タ６を強制的にＯＮさせた
後、ステップ２８で着火させバ−ナ部３の燃焼を開始さ
せるものであり、気化ヒ−タ６を強制的にＯＮさせるこ
とで、着火時燃油と燃焼空気の供給開始で気化器５が温
度降下するのを防止して良好な着火を行わせるものであ
る。
いはＯＦＦ状態の気化ヒ−タ６を強制的にＯＮさせた
後、ステップ２８で着火させバ−ナ部３の燃焼を開始さ
せるものであり、気化ヒ−タ６を強制的にＯＮさせるこ
とで、着火時燃油と燃焼空気の供給開始で気化器５が温
度降下するのを防止して良好な着火を行わせるものであ
る。
【００２２】次にステップ２９に進み湯温設定手段２１
による目標温度と、出湯温度センサ１６による検知温度
との偏差から燃焼判定手段２０は要求熱量を演算し、そ
してこの要求熱量と基準熱量とを比較して、要求熱量が
基準熱量以上の時には、ＹＥＳでステップ３０に進み連
続燃焼で要求熱量に応じて電磁ポンプ２２及び燃焼ファ
ン８の駆動を制御して比例燃焼を行わせて、例えば風呂
への落し込みや高温給湯等で最大４００００〜６８００
Kcal/hの大熱量が必要な時でも、希望温度の給湯を得る
ことが出来るものである。
による目標温度と、出湯温度センサ１６による検知温度
との偏差から燃焼判定手段２０は要求熱量を演算し、そ
してこの要求熱量と基準熱量とを比較して、要求熱量が
基準熱量以上の時には、ＹＥＳでステップ３０に進み連
続燃焼で要求熱量に応じて電磁ポンプ２２及び燃焼ファ
ン８の駆動を制御して比例燃焼を行わせて、例えば風呂
への落し込みや高温給湯等で最大４００００〜６８００
Kcal/hの大熱量が必要な時でも、希望温度の給湯を得る
ことが出来るものである。
【００２３】又この時の気化器５の設定温度はステップ
３１で、通常の気化可能温度である２２５℃ＯＮ、２３
５℃ＯＦＦにヒ−タ制御回路１７が制御するものであ
る。
３１で、通常の気化可能温度である２２５℃ＯＮ、２３
５℃ＯＦＦにヒ−タ制御回路１７が制御するものであ
る。
【００２４】一方ステップ２９で要求熱量が基準熱量未
満の時には、ＮＯでステップ３２に進み燃焼判定手段２
０は、電磁ポンプ２２及び燃焼ファン８及び燃焼制御回
路２３等を制御し、燃焼量を固定して燃焼のＯＮ、ＯＦ
ＦのＯＮ時間を可変することで、要求熱量に対応するＯ
Ｎ／ＯＦＦ燃焼をバ−ナ部３に行わせ、例えばシャワ−
等で３０００〜６８００Kcal/h未満の小熱量が必要な時
でも、希望温度の給湯を得ることが出来るものである。
満の時には、ＮＯでステップ３２に進み燃焼判定手段２
０は、電磁ポンプ２２及び燃焼ファン８及び燃焼制御回
路２３等を制御し、燃焼量を固定して燃焼のＯＮ、ＯＦ
ＦのＯＮ時間を可変することで、要求熱量に対応するＯ
Ｎ／ＯＦＦ燃焼をバ−ナ部３に行わせ、例えばシャワ−
等で３０００〜６８００Kcal/h未満の小熱量が必要な時
でも、希望温度の給湯を得ることが出来るものである。
【００２５】更に燃焼判定手段２０からのＯＮ／ＯＦＦ
燃焼判定信号がヒ−タ制御回路１７に入力することで、
ステップ３３でヒ−タ制御回路１７は気化器５の設定温
度を通常時より高温側にシフトさせ、ここでは２５℃上
昇させて２５０℃ＯＮ、２６０℃ＯＦＦの制御を行う。
燃焼判定信号がヒ−タ制御回路１７に入力することで、
ステップ３３でヒ−タ制御回路１７は気化器５の設定温
度を通常時より高温側にシフトさせ、ここでは２５℃上
昇させて２５０℃ＯＮ、２６０℃ＯＦＦの制御を行う。
【００２６】又ステップ３１及びステップ３３の次はス
テップ３４に進み再び熱要求を判断し、給湯が継続して
いる時には熱要求有り、ＹＥＳでステップ２９に戻り上
記の動作を繰り返すものであり、特にステップ２９での
要求熱量は燃焼が継続することで徐々に熱交換器１が加
熱されるので刻々と変化するものである。
テップ３４に進み再び熱要求を判断し、給湯が継続して
いる時には熱要求有り、ＹＥＳでステップ２９に戻り上
記の動作を繰り返すものであり、特にステップ２９での
要求熱量は燃焼が継続することで徐々に熱交換器１が加
熱されるので刻々と変化するものである。
【００２７】更に給湯が停止された時には熱要求なし
で、ＮＯとなりステップ３５に進んでＯＮ／ＯＦＦ燃焼
で気化器５の設定温度を高温側にシフトさせた時には、
元の通常の設定温度に戻した後、ステップ２６に戻って
スタンバイモ−ドで熱要求を待つものである。
で、ＮＯとなりステップ３５に進んでＯＮ／ＯＦＦ燃焼
で気化器５の設定温度を高温側にシフトさせた時には、
元の通常の設定温度に戻した後、ステップ２６に戻って
スタンバイモ−ドで熱要求を待つものである。
【００２８】従って、要求熱量が小さい時には、ＯＮ／
ＯＦＦ燃焼で対応するので燃焼調節幅を大幅に広げるこ
とが出来、しかもこのＯＮ／ＯＦＦ燃焼時には気化器５
の設定温度を通常時より高温側にシフトさせるので、十
分なヒ−トバック量が得られず気化不十分による異常燃
焼が発生すると言う不具合が確実に防止され、常に良好
な燃焼が得られるものである。
ＯＦＦ燃焼で対応するので燃焼調節幅を大幅に広げるこ
とが出来、しかもこのＯＮ／ＯＦＦ燃焼時には気化器５
の設定温度を通常時より高温側にシフトさせるので、十
分なヒ−トバック量が得られず気化不十分による異常燃
焼が発生すると言う不具合が確実に防止され、常に良好
な燃焼が得られるものである。
【００２９】
【発明の効果】要するにこの発明は、気化ヒ−タ及び気
化温度センサを備え設定温度まで加熱されて燃油を気化
する気化器と、該気化器に連通し気化ガスと燃焼空気と
を予混合して燃焼させるバ−ナ部とを備え、要求熱量に
応じて燃油量と燃焼空気量とを増減して燃焼量を制御す
る比例燃焼と、燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ燃焼とを
行わせると共に、前記ＯＮ／ＯＦＦ燃焼での気化器の設
定温度を、比例燃焼時より高温側にシフトさせる燃焼判
定手段を備えたものであるから、比例燃焼とＯＮ／ＯＦ
Ｆ燃焼とで広い燃焼調節幅を得ながら、ＯＮ／ＯＦＦ燃
焼での気化不良を確実に防止して、常に良好な燃焼が行
えるようにしたものである。
化温度センサを備え設定温度まで加熱されて燃油を気化
する気化器と、該気化器に連通し気化ガスと燃焼空気と
を予混合して燃焼させるバ−ナ部とを備え、要求熱量に
応じて燃油量と燃焼空気量とを増減して燃焼量を制御す
る比例燃焼と、燃焼量を固定したＯＮ／ＯＦＦ燃焼とを
行わせると共に、前記ＯＮ／ＯＦＦ燃焼での気化器の設
定温度を、比例燃焼時より高温側にシフトさせる燃焼判
定手段を備えたものであるから、比例燃焼とＯＮ／ＯＦ
Ｆ燃焼とで広い燃焼調節幅を得ながら、ＯＮ／ＯＦＦ燃
焼での気化不良を確実に防止して、常に良好な燃焼が行
えるようにしたものである。
【図１】この発明一実施例のバ−ナ制御装置を備えた給
湯機の概略構成図。
湯機の概略構成図。
【図２】同電気回路のブロック図。
【図３】同要部のフロ−チャ−ト。
３ バ−ナ部 ５ 気化器 ６ 気化ヒ−タ ７ 気化温度センサ １７ ヒ−タ制御回路 ２０ 燃焼判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 政一 新潟県三条市東新保７番７号 株式会社コ ロナ内
Claims (1)
- 【請求項１】 気化ヒ−タ及び気化温度センサを備え設
定温度まで加熱されて燃油を気化する気化器と、該気化
器に連通し気化ガスと燃焼空気とを予混合して燃焼させ
るバ−ナ部とを備え、要求熱量に応じて燃油量と燃焼空
気量とを増減して燃焼量を制御する比例燃焼と、燃焼量
を固定したＯＮ／ＯＦＦ燃焼とを行わせると共に、前記
ＯＮ／ＯＦＦ燃焼での気化器の設定温度を、比例燃焼時
より高温側にシフトさせる燃焼判定手段を備えた事を特
徴とする気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23138896A JP3370858B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23138896A JP3370858B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054548A true JPH1054548A (ja) | 1998-02-24 |
| JP3370858B2 JP3370858B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=16922838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23138896A Expired - Lifetime JP3370858B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 気化式石油燃焼器のバ−ナ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370858B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190056444A (ko) * | 2017-01-23 | 2019-05-24 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 내화물 용기 내부의 가열 장치 및 가열 방법 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP23138896A patent/JP3370858B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN110249195A (zh) * | 2017-01-23 | 2019-09-17 | 中外炉工业株式会社 | 耐火物容器内部的加热装置和加热方法 |
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| TWI729207B (zh) * | 2017-01-23 | 2021-06-01 | 日商中外爐工業股份有限公司 | 耐火物容器內部的加熱裝置及加熱方法 |
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