JP3322799B2 - バ−ナ制御装置 - Google Patents

バ−ナ制御装置

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JP3322799B2 JP21514896A JP21514896A JP3322799B2 JP 3322799 B2 JP3322799 B2 JP 3322799B2 JP 21514896 A JP21514896 A JP 21514896A JP 21514896 A JP21514896 A JP 21514896A JP 3322799 B2 JP3322799 B2 JP 3322799B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃油を気化する気化器
を気化可能温度状態に保持するスタンバイ回路を備えた
バ−ナ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特公平7−103993号公報に開示されている如
く、常時気化器を気化可能温度に保持しておくことで、
気化式の石油バ−ナでも給湯栓を開けば即良好な給湯が
行えるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、気化器保温中のスタンバイ時に、逆風等の風圧
変動があると保温中で高温状態の空気が逆流して燃焼フ
ァンの吸込口から器具内に放出され、器具内の特に電気
部品を焼損させてしまう不具合を有するものであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、気化ヒ−
タ及び気化温度センサを備え燃油を気化すると共に、燃
焼ファンからの燃焼空気の供給を受け予混合する気化器
と、一定時間前記気化器を気化可能温度のスタンバイ状
態に保持するスタンバイ回路とを備えたものに於いて、
前記気化器のスタンバイ時に、燃焼空気の送風経路中に
備えた空気温度センサが、所定温度以上を一定時間継続
して検知した時、前記燃焼ファンを一定時間駆動させる
安全手段を備えたものである。
【0005】
【作用】気化器4が気化可能温度のスタンバイ状態の
時、逆風の侵入によって高温となった気化器4内の空気
が送風経路12を逆流した場合、空気温度センサ14が
60℃以上を5秒間継続して検知することで、安全手段
10に信号を送り該安全手段10は燃焼ファン11を2
分間1000rpmで駆動させ、熱気の逆流を阻止し強
制的に通常の排気経路19で排出させるので、器具本体
18内の部品特に電気部品が焼損する危険を防止するも
のであり、器具の故障を確実に阻止することが出来るも
のである。
【0006】
【実施例】次にこの発明に係るバ−ナ制御装置を図面に
示された一実施例で説明する。1は給水が流通する熱交
換器2の下方に位置する燃焼用のバ−ナで、気化ヒ−タ
3を備え燃油の気化可能温度ので加熱されて気化ガスと
一次空気による予混合ガスを形成する気化器4と連通
し、気化燃焼を行うものである。
【0007】5は前記気化ヒ−タ3の通電制御を行うヒ
−タ制御回路で、気化温度センサ6を介して気化器4の
温度を検知し、該気化器4を所定の気化可能温度に保持
するものである。
【0008】7は気化器4を一定時間の間気化可能温度
に保持するスタンバイ状態とするスタンバイ回路で、タ
イマ機能を有し給湯スイッチ8のON信号を受けて1時
間のカウントを開始すると共に、このカウントアップま
での間ヒ−タ制御回路5に駆動信号を出力するものであ
り、この1時間の間に1回でも熱要求があった場合に
は、流水センサ9の検知信号を受けて熱要求後更に1時
間の延長を行い、これを順次継続するものであり、即ち
1時間の間まったく熱要求がなかった時のみスタンバイ
状態が停止するものである。
【0009】10は燃焼空気供給用の燃焼ファン11を
単独に駆動制御可能な安全手段で、気化器4への送風経
路12である空気入口13に備えられた空気温度センサ
14が、上記スタンバイ中に異常温度である60℃以上
を5秒間継続検知することで、燃焼ファン11を2分間
駆動させて安全を確保するものである。
【0010】15はヒ−タ制御回路5及び安全手段10
を含む燃焼制御回路で、燃油供給用の電磁ポンプ(図示
せず)及び燃焼ファン11及び点火器(図示せず)等の
駆動部品を制御し、熱交換器2に連通する給湯管16に
備えられた上記流水センサ9及び湯温センサ17等の各
センサからの信号、或いは湯温設定器(図示せず)から
の設定値等によって、バ−ナ1の燃焼を制御して設定温
度の給湯を得るものである。
【0011】18は給湯機を構成する器具本体で、外周
上部には熱交換器2との熱交換後の排気ガスを排出する
為、バ−ナ1を下方に備えた排気経路19と連通した排
気口20が設けられ、更に一側壁下方には燃焼用空気の
取入口21が備えられ、又この取入口21から空気入口
13までの間には前記燃焼制御回路15を構成するプリ
ント基板が備えられ冷気の流入による冷却効果を受けて
いる。
【0012】22は給湯管16の先端に備えられた給湯
栓で、開栓されることで給湯管16内に水の流れが発生
し、これを流水センサ9が検知することで熱要求有りと
判断して各部が制御されるものである。
【0013】23はランプから成り予熱中を表示する予
熱表示器で、ヒ−タ制御回路5からの信号で点灯して現
在予熱中で燃焼開始出来ないことを表示すると共に、予
熱完了後消灯して予熱が終了しいつでも燃焼開始出来る
ことを表示するものである。
【0014】更に前記スタンバイ回路7及び燃焼制御回
路15は、比較・演算・タイマ等の各種機能を有したマ
イコンでそれぞれ構成され、或いは1つのマイコンで構
成されているものである。
【0015】次にこの発明一実施例の作動を図3のフロ
−チャ−トを基に説明する。今ステップ24で給湯スイ
ッチ8をONすれば、スタンバイ回路7が作動しヒ−タ
制御回路5を介して気化ヒ−タ3の通電を制御するもの
であり、即ち先ずステップ25で予熱表示器23を点灯
させて予熱中を表示し、次にステップ26に進んで気化
ヒ−タ3に通電して気化器4の予熱を開始させ、そして
気化温度センサ6によって気化器4が燃油の気化可能温
度に達したことを検知するとステップ27で予熱を終了
すると共に、ステップ28で予熱表示器23を消灯して
予熱が終了しいつでも燃焼が可能であることを知らせる
ものである。
【0016】更にステップ29に進んでスタンバイ回路
7は、1時間の間気化器4を気化温度センサ6による検
知温度に応じて、気化可能温度に保持するスタンバイモ
−ドに入り、そしてステップ30で熱要求有無を判断
し、即ち給湯栓22が開栓される給湯要求を待ち、要求
有りのYESでステップ31に進んで燃焼制御回路15
の制御でバ−ナ1を燃焼させて良好な給湯を行うもので
あり、逆に熱要求なしのNOではステップ32に進むも
のである。
【0017】次にこのステップ32では気化器4に連通
した送風経路12内の温度を空気温度センサ14が検知
し安全手段10に入力し、安全手段10ではこの温度が
異常温度の60℃以上か否か、又5秒間継続したかを判
断し、YESでステップ33に進んで安全手段10から
の出力で燃焼ファン11を1000rpmで駆動し、そ
してステップ34でこの駆動が2分間継続したかを判断
し、YESでステップ35に進んで安全手段10からの
停止信号出力で燃焼ファン11の駆動を停止させるもの
であり、一方ステップ34でNOの時にはステップ36
で再び熱要求有無を判断して、YESでステップ37で
燃焼を開始させ、逆にNOの場合にはステップ34に戻
り燃焼ファン11の2分間の継続駆動を待ちながら熱要
求を検知するものである。
【0018】従って、スタンバイ中に逆風等の風圧変動
で気化器4を保温する熱気が、送風経路12側に逆流し
たとしても、燃焼ファン11の駆動でこの逆流を阻止し
て排気側への正常な流れに戻すので、燃焼制御回路15
を含む電気部品等が焼損する不具合を確実に防止出来る
ものである。
【0019】又上記燃焼ファン11の回転数を、最小燃
焼時の回転数1800rpmより少ない1000rpm
で微風回転としたことで、駆動音を小さくして使用者に
給湯を行っていないのに、燃焼ファン11の駆動音がす
ることによる違和感を持たせないようにしたものであ
り、更に異常検知を60℃以上で5秒間継続を条件とし
たことで誤検知を確実に防止することが出来、異常時に
は素早くこれを検知出来るものである。
【0020】一方ステップ32でNO即ち熱気の逆流に
よる異常加熱がない場合及び、ステップ35で燃焼ファ
ン11を停止した後は、ステップ38に進みスタンバイ
モ−ドの1時間が経過したかどうかを判断し、YESで
ステップ39に進んでスタンバイモ−ドの運転を自動停
止するものであり、逆にNOでまだ1時間経過しない時
にはステップ31に戻り順次この動作を繰り返すもので
ある。
【0021】従って、この1時間内に再び逆流が発生し
た時には、燃焼ファン11も再度駆動し、又2分間で逆
流が正常に戻らなかった時も繰り返して燃焼ファン11
は駆動するものであり、しかも途中で熱要求があれば燃
焼によって強力に逆流を阻止出来るものである。
【0022】
【発明の効果】要するにこの発明は、気化ヒ−タ及び気
化温度センサを備え燃油を気化すると共に、燃焼ファン
からの燃焼空気の供給を受け予混合する気化器と、一定
時間前記気化器を気化可能温度のスタンバイ状態に保持
するスタンバイ回路とを備えたものに於いて、前記気化
器のスタンバイ時に、燃焼空気の送風経路中に備えた空
気温度センサが、所定温度以上を一定時間継続して検知
した時、前記燃焼ファンを一定時間駆動させる安全手段
を備えたものであるから、スタンバイ中の気化器の熱気
が送風経路を逆流しても強制的に通常の排気経路で排出
されるので、器具本体内の部品特に電気部品が焼損する
危険を防止し、器具の故障を確実に阻止することが出来
るものであり、更にこの熱気の逆流を阻止する燃焼ファ
ンの駆動は、空気温度センサが所定温度以上を一定時間
継続検知で初めて行われるので、誤検知を確実に防止す
ることが出来、異常時には素早くこれを検知出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例のバ−ナ制御装置を備えた石
油給湯機の概略構成図。
【図2】同電気回路の要部ブロック図。
【図3】同要部のフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
3 気化ヒ−タ 4 気化器 6 気化温度センサ 7 スタンバイ回路 10 安全手段 11 燃焼ファン 12 送風経路 14 空気温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−274306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/02 342 F23N 5/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化ヒ−タ及び気化温度センサを備え燃
    油を気化すると共に、燃焼ファンからの燃焼空気の供給
    を受け予混合する気化器と、一定時間前記気化器を気化
    可能温度のスタンバイ状態に保持するスタンバイ回路と
    を備えたものに於いて、前記気化器のスタンバイ時に、
    燃焼空気の送風経路中に備えた空気温度センサが、所定
    温度以上を一定時間継続して検知した時、前記燃焼ファ
    ンを一定時間駆動させる安全手段を備えた事を特徴とす
    るバ−ナ制御装置。
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