JPH1053916A - 通風装置を具備するヘルメット - Google Patents
通風装置を具備するヘルメットInfo
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- JPH1053916A JPH1053916A JP14676897A JP14676897A JPH1053916A JP H1053916 A JPH1053916 A JP H1053916A JP 14676897 A JP14676897 A JP 14676897A JP 14676897 A JP14676897 A JP 14676897A JP H1053916 A JPH1053916 A JP H1053916A
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- air
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/28—Ventilating arrangements
- A42B3/285—Ventilating arrangements with additional heating or cooling means
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】オートバイ運転者に、好適な通風装置付ヘルメ
ットを提供する。 【解決手段】ヘルメット外殻部（１）と、ヘルメット視
見部（２）と、ヘルメット内張り（４）と、ファン（１
１）および管路系（６）とよりなる通風装置とを備え、
前記管路系を通ってファン（１１）からヘルメット視見
部（２）へ空気が導かれているオートバイ運転者のため
のヘルメットにおいて、ファン（１１）がヘルメット外
殻部（１）の外側に取付けられており、それによりファ
ンより送られる空気を加熱装置により温めることが可能
である。
ットを提供する。 【解決手段】ヘルメット外殻部（１）と、ヘルメット視
見部（２）と、ヘルメット内張り（４）と、ファン（１
１）および管路系（６）とよりなる通風装置とを備え、
前記管路系を通ってファン（１１）からヘルメット視見
部（２）へ空気が導かれているオートバイ運転者のため
のヘルメットにおいて、ファン（１１）がヘルメット外
殻部（１）の外側に取付けられており、それによりファ
ンより送られる空気を加熱装置により温めることが可能
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通風装置を具備する特
にオートバイ運転者のためのヘルメットに関する。さら
に詳しく言えば、ヘルメット外殻部と、ヘルメット視見
部と、ヘルメット内張りと、少なくとも１つのファンお
よび管路系よりなる通風装置とを備え、前記管路系を通
ってファンからヘルメット視見部へ空気が導かれ、そし
て管路系が少なくとも部分的にヘルメット内張り内を延
びているヘルメットに関する。
にオートバイ運転者のためのヘルメットに関する。さら
に詳しく言えば、ヘルメット外殻部と、ヘルメット視見
部と、ヘルメット内張りと、少なくとも１つのファンお
よび管路系よりなる通風装置とを備え、前記管路系を通
ってファンからヘルメット視見部へ空気が導かれ、そし
て管路系が少なくとも部分的にヘルメット内張り内を延
びているヘルメットに関する。
【０００２】
【従来の技術】ヨーロッパ特許公開第０，４９２，９８
４号公報には通風装置付ヘルメットについて記載されて
いるが、これは勿論オートバイ運転者のためには好適で
ない。オートバイ用ヘルメットの場合は、頑丈なヘルメ
ット外殻部が、オートバイ運転者の頭部の支持ならびに
外部から頭部の方向への衝突物体の作用に対する保護を
なす。オートバイ運転者の頭部とヘルメット外殻部との
間には、正確な着用の場合着用の快適さに寄与するヘル
メット内張りが設けられている。このヘルメット内張り
は、ヘルメット外殻部の内側に直接支えられかつここに
広い面積で接合する。多くの場合、このヘルメット内張
りは合成泡化物質よりなり、運転者の頭部の方を向いた
クッション部分を備えている。
４号公報には通風装置付ヘルメットについて記載されて
いるが、これは勿論オートバイ運転者のためには好適で
ない。オートバイ用ヘルメットの場合は、頑丈なヘルメ
ット外殻部が、オートバイ運転者の頭部の支持ならびに
外部から頭部の方向への衝突物体の作用に対する保護を
なす。オートバイ運転者の頭部とヘルメット外殻部との
間には、正確な着用の場合着用の快適さに寄与するヘル
メット内張りが設けられている。このヘルメット内張り
は、ヘルメット外殻部の内側に直接支えられかつここに
広い面積で接合する。多くの場合、このヘルメット内張
りは合成泡化物質よりなり、運転者の頭部の方を向いた
クッション部分を備えている。
【０００３】ヨーロッパ特許公開第０，４９２，９８４
号公報に記載の通風式ヘルメットでは、ヘルメット視見
部の通風のため、大きな面積の空気供給部と大きな面積
の空気管路を備えたファンがヘルメット外殻部下方に設
けられている。ヘルメット着用者の頭部は、オートバイ
用ヘルメットの場合のように、通常の内張りを介してヘ
ルメット外殻部に支持されることはできない。外力がヘ
ルメット外殻部に作用したとき、場合によっては通風装
置がヘルメット着用者の頭部を傷つけることがあり得
る。このヘルメットは、ヘルメット外殻部とヘルメット
着用者の頭部との間の中間空間が負荷の場合に保持され
たままとするために、ヘルメット外殻部に関係なくヘル
メット着用者の頭部に別の支持装置を必要とする。オー
トバイ用ヘルメットに生ずるような力状態の場合、この
ような通風装置は不適である。
号公報に記載の通風式ヘルメットでは、ヘルメット視見
部の通風のため、大きな面積の空気供給部と大きな面積
の空気管路を備えたファンがヘルメット外殻部下方に設
けられている。ヘルメット着用者の頭部は、オートバイ
用ヘルメットの場合のように、通常の内張りを介してヘ
ルメット外殻部に支持されることはできない。外力がヘ
ルメット外殻部に作用したとき、場合によっては通風装
置がヘルメット着用者の頭部を傷つけることがあり得
る。このヘルメットは、ヘルメット外殻部とヘルメット
着用者の頭部との間の中間空間が負荷の場合に保持され
たままとするために、ヘルメット外殻部に関係なくヘル
メット着用者の頭部に別の支持装置を必要とする。オー
トバイ用ヘルメットに生ずるような力状態の場合、この
ような通風装置は不適である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、オー
トバイ運転者にも好適な通風装置付保護ヘルメットを提
供することである。換言すると、オートバイにて生起す
る力状態を考慮し、できるだけ大きな着用の快適さ、変
化性および信頼できる機能を達成することを課題とする
ものである。
トバイ運転者にも好適な通風装置付保護ヘルメットを提
供することである。換言すると、オートバイにて生起す
る力状態を考慮し、できるだけ大きな着用の快適さ、変
化性および信頼できる機能を達成することを課題とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１の
特徴とする構成、すなわちファンをヘルメット外殻部の
外側に取付ける構成により解決される。その他の解決の
ための構成が、従属請求項に記載されている。
特徴とする構成、すなわちファンをヘルメット外殻部の
外側に取付ける構成により解決される。その他の解決の
ための構成が、従属請求項に記載されている。
【０００６】
【発明の作用と効果】本発明では、ファンがヘルメット
外殻部の外側に取付けられる。これは、ヘルメット外殻
部がヘルメット内張りでもって直接にオートバイ運転者
の頭部に大きな面積でもって支持され、そして頭部とヘ
ルメット外殻部との間にヘルメット外殻部に負荷のかか
るとき場合によっては頭部を傷つける部分がないと言う
長所がある。ヘルメット外殻部をヘルメット内張りでも
ってオートバイ運転者の頭部に直接に大きな面積で支持
することは、着用の快適さを高めることでもある。
外殻部の外側に取付けられる。これは、ヘルメット外殻
部がヘルメット内張りでもって直接にオートバイ運転者
の頭部に大きな面積でもって支持され、そして頭部とヘ
ルメット外殻部との間にヘルメット外殻部に負荷のかか
るとき場合によっては頭部を傷つける部分がないと言う
長所がある。ヘルメット外殻部をヘルメット内張りでも
ってオートバイ運転者の頭部に直接に大きな面積で支持
することは、着用の快適さを高めることでもある。
【０００７】本発明の有利な実施例では、ファンがヘル
メット外殻部から取外し可能な別のユニットに取付けら
れている。ファンユニットのこの構成により、ヘルメッ
トは、その都度の運転者の希望により、通風装置を付け
および通風装置なしで着用することができる。
メット外殻部から取外し可能な別のユニットに取付けら
れている。ファンユニットのこの構成により、ヘルメッ
トは、その都度の運転者の希望により、通風装置を付け
および通風装置なしで着用することができる。
【０００８】ファンをヘルメット外殻部のほぼ後方範囲
に取付けるときは、ヘルメットは対称形となり、空気力
学的に良好となる。この場合、別のユニットをマジック
テープ（商標）のような接着テープによりヘルメット外
殻部に固定するのが有利であることが判った。これによ
り、ヘルメットと別のユニットとの容易かつ簡単な分
離、および信頼性ある機能での通風のための両者の容易
かつ簡単な結合が可能となる。
に取付けるときは、ヘルメットは対称形となり、空気力
学的に良好となる。この場合、別のユニットをマジック
テープ（商標）のような接着テープによりヘルメット外
殻部に固定するのが有利であることが判った。これによ
り、ヘルメットと別のユニットとの容易かつ簡単な分
離、および信頼性ある機能での通風のための両者の容易
かつ簡単な結合が可能となる。
【０００９】本発明の有利な実施例では、ファンが別の
ユニットの上部範囲に取付けられ、そしてここで吸引さ
れた空気をほぼ下方へヘルメット外殻部の下側縁の導入
開口部に移動させている。これは、別のユニットにおけ
るならびにヘルメット外殻部に関する通風装置における
良好な空気導通を与えるものである。この構成は、ヘル
メット外殻部の下側縁がこれに固定された襟当て部分に
より形成され、この襟当て部分が空気導入開口部を有
し、この空気導入開口部により別のユニットのファンよ
り下方へ送られる空気をヘルメット外殻部の内側の管路
系に導くようにするときは、特に有利に機能する。この
実施例は、通風装置付ヘルメットおよび通風装置なしの
ヘルメットを着用するときも、視覚的に非常に好ましい
ものである。
ユニットの上部範囲に取付けられ、そしてここで吸引さ
れた空気をほぼ下方へヘルメット外殻部の下側縁の導入
開口部に移動させている。これは、別のユニットにおけ
るならびにヘルメット外殻部に関する通風装置における
良好な空気導通を与えるものである。この構成は、ヘル
メット外殻部の下側縁がこれに固定された襟当て部分に
より形成され、この襟当て部分が空気導入開口部を有
し、この空気導入開口部により別のユニットのファンよ
り下方へ送られる空気をヘルメット外殻部の内側の管路
系に導くようにするときは、特に有利に機能する。この
実施例は、通風装置付ヘルメットおよび通風装置なしの
ヘルメットを着用するときも、視覚的に非常に好ましい
ものである。
【００１０】通風装置により供給される空気をさらに加
熱できるように、ファンとヘルメット視見部との間に空
気加熱装置が設けられている。これは、ヘルメット視見
部がその運転者の顔の方に向いた内側にて湿気が結露す
るのを簡単に且つ有効に防止することができる長所があ
る。これにより、特に空気湿度が高いとき、ヘルメット
視見部内側の曇りを熱風により防止するので、運転者の
視界の信頼性が改善される。
熱できるように、ファンとヘルメット視見部との間に空
気加熱装置が設けられている。これは、ヘルメット視見
部がその運転者の顔の方に向いた内側にて湿気が結露す
るのを簡単に且つ有効に防止することができる長所があ
る。これにより、特に空気湿度が高いとき、ヘルメット
視見部内側の曇りを熱風により防止するので、運転者の
視界の信頼性が改善される。
【００１１】本発明の有利な実施例において、空気加熱
装置は、別のユニットに空気流方向に見てファンの後に
取り付けられる。それによって、ヘルメット外殻部の保
護機能が損なわれないように、空気加熱装置がヘルメッ
ト外殻部の外側に有利に取付けられる。そこで、例え
ば、空気加熱装置を空気流を加熱する少なくとも１つの
電気加熱線よりなるようにすることがてきる。これに
は、通風と加熱が電気的に作動され、従って電流供給が
必要となるに過ぎないと言う長所がある。特に、電気加
熱線が少なくとも１つの白熱電球の照明うずまき線であ
り、そのソケットが別のユニットに取付けられていると
きは、空気加熱装置の構成を信頼性あるものとすること
ができる。この場合、空気流の加熱に白熱電球を用いる
ことは、白熱電球のうずまき線がガラスにより絶縁さ
れ、従ってヘルメットの各部の過熱がこの簡単な手段に
より著しく解消されるので、甚だ有利である。さらに、
白熱電球は機能低下の場合、規格部品として簡単に交換
することができ、また別のユニットの構成は、白熱電球
の使用により高価になったり複雑になったりすることは
ない。
装置は、別のユニットに空気流方向に見てファンの後に
取り付けられる。それによって、ヘルメット外殻部の保
護機能が損なわれないように、空気加熱装置がヘルメッ
ト外殻部の外側に有利に取付けられる。そこで、例え
ば、空気加熱装置を空気流を加熱する少なくとも１つの
電気加熱線よりなるようにすることがてきる。これに
は、通風と加熱が電気的に作動され、従って電流供給が
必要となるに過ぎないと言う長所がある。特に、電気加
熱線が少なくとも１つの白熱電球の照明うずまき線であ
り、そのソケットが別のユニットに取付けられていると
きは、空気加熱装置の構成を信頼性あるものとすること
ができる。この場合、空気流の加熱に白熱電球を用いる
ことは、白熱電球のうずまき線がガラスにより絶縁さ
れ、従ってヘルメットの各部の過熱がこの簡単な手段に
より著しく解消されるので、甚だ有利である。さらに、
白熱電球は機能低下の場合、規格部品として簡単に交換
することができ、また別のユニットの構成は、白熱電球
の使用により高価になったり複雑になったりすることは
ない。
【００１２】本発明の別の有利な実施例では、ファンと
加熱装置とが少なくとも１つの電気開閉器により次のよ
うに操作される。すなわち、ファンが加熱装置付でまた
は加熱装置なしで特に数段階でスイッチを入れられ、ま
たはファンと加熱装置とがスイッチを切られるように操
作される。ファン機能および加熱装置を必要に応じ数段
階で操作する１つの電気開閉器を設けたことにより、操
作装置による最大限の便利性が達成される。その場合、
電気開閉器は別のユニットに有利に取り付けることがで
き、または特にオートバイの電源から別のユニットに通
じこの別のユニットに電流を供給してている電線に取付
けることができる。これは、開閉器がヘルメット着用者
により走行中も容易にかつ速やかに開閉できるように、
つかみ易く取り付けることができる長所がある。
加熱装置とが少なくとも１つの電気開閉器により次のよ
うに操作される。すなわち、ファンが加熱装置付でまた
は加熱装置なしで特に数段階でスイッチを入れられ、ま
たはファンと加熱装置とがスイッチを切られるように操
作される。ファン機能および加熱装置を必要に応じ数段
階で操作する１つの電気開閉器を設けたことにより、操
作装置による最大限の便利性が達成される。その場合、
電気開閉器は別のユニットに有利に取り付けることがで
き、または特にオートバイの電源から別のユニットに通
じこの別のユニットに電流を供給してている電線に取付
けることができる。これは、開閉器がヘルメット着用者
により走行中も容易にかつ速やかに開閉できるように、
つかみ易く取り付けることができる長所がある。
【００１３】空気流がヘルメット視見部の内側を上方か
ら下方へあふれて流れるように管路系により導かれると
きは、空気加熱装置の構成を簡単にして、ヘルメット着
用者の視野の通風と加熱をすぐれたものとすることがで
きる。
ら下方へあふれて流れるように管路系により導かれると
きは、空気加熱装置の構成を簡単にして、ヘルメット着
用者の視野の通風と加熱をすぐれたものとすることがで
きる。
【００１４】
【実施例】以下に、本発明の有利な実施例を図面により
説明する。図１は、ヘルメット外殻部１、これに枢着固
定されたヘルメット視見部２、および襟当て部分３を具
備する保護ヘルメットが示されている。ヘルメット外殻
部１と襟当て部分３とは、ヘルメット内張り４を備えて
いる。ヘルメット内張り４は、これがヘルメット外殻部
１におよびヘルメット着用者の図示しない頭部にできる
だけ大きな面積で接触するように構成されている。ヘル
メット内張り４は、例えば合成泡化物質よりなり、これ
は運転者の頭部の方向にクッション部分を備えている。
説明する。図１は、ヘルメット外殻部１、これに枢着固
定されたヘルメット視見部２、および襟当て部分３を具
備する保護ヘルメットが示されている。ヘルメット外殻
部１と襟当て部分３とは、ヘルメット内張り４を備えて
いる。ヘルメット内張り４は、これがヘルメット外殻部
１におよびヘルメット着用者の図示しない頭部にできる
だけ大きな面積で接触するように構成されている。ヘル
メット内張り４は、例えば合成泡化物質よりなり、これ
は運転者の頭部の方向にクッション部分を備えている。
【００１５】ヘルメット視見部２が湿気で曇ることを防
ぐため、ヘルメットは通風装置を有している。この通風
装置は、ヘルメットの後方範囲にてヘルメット外殻部１
の外側に取付けられた別のユニット５およびヘルメット
内張り４内の管路系６よりなり、この管路系６はヘルメ
ット外殻部１の後方範囲から前方へ視見部２の上側縁に
通じ、ここに空気排出部７を有している。それぞれ２つ
の空気排出部７を有する管路系の２つの管路が示されて
いる。空気の流動方向は黒矢印で示す。管路系６は、ヘ
ルメットの後方範囲にて襟当て部分３の外側縁に空気導
入部を有する。ここに、空気導入開口部１０が見られ
る。襟当て部分３にある空気導入開口部１０は、別のユ
ニット５にてファン１１により生成された圧縮空気が空
気導入開口部１０に導入されるように、別のユニット５
と連結されている。このため、外気が別のユニット５の
上部範囲にある別の空気導入開口部９を通りファン１１
により吸引され、別のユニット５を通って襟当て部分３
にある空気導入開口部１０まで導かれる。吸引される外
気は、陰影を付した矢印により図式的に示す。ファン１
１の後、圧縮空気は２つの白熱電球１２を経て導かれ、
これらの白熱電球１２は別のユニット５に取付けられ、
そしてファン１１と同じく電線１３により電流を供給さ
れる。白熱電球１２が作用すると、圧縮空気はこれによ
り加熱され、ヘルメット視見部２が湿気で曇ることがさ
らに防止されることになる。
ぐため、ヘルメットは通風装置を有している。この通風
装置は、ヘルメットの後方範囲にてヘルメット外殻部１
の外側に取付けられた別のユニット５およびヘルメット
内張り４内の管路系６よりなり、この管路系６はヘルメ
ット外殻部１の後方範囲から前方へ視見部２の上側縁に
通じ、ここに空気排出部７を有している。それぞれ２つ
の空気排出部７を有する管路系の２つの管路が示されて
いる。空気の流動方向は黒矢印で示す。管路系６は、ヘ
ルメットの後方範囲にて襟当て部分３の外側縁に空気導
入部を有する。ここに、空気導入開口部１０が見られ
る。襟当て部分３にある空気導入開口部１０は、別のユ
ニット５にてファン１１により生成された圧縮空気が空
気導入開口部１０に導入されるように、別のユニット５
と連結されている。このため、外気が別のユニット５の
上部範囲にある別の空気導入開口部９を通りファン１１
により吸引され、別のユニット５を通って襟当て部分３
にある空気導入開口部１０まで導かれる。吸引される外
気は、陰影を付した矢印により図式的に示す。ファン１
１の後、圧縮空気は２つの白熱電球１２を経て導かれ、
これらの白熱電球１２は別のユニット５に取付けられ、
そしてファン１１と同じく電線１３により電流を供給さ
れる。白熱電球１２が作用すると、圧縮空気はこれによ
り加熱され、ヘルメット視見部２が湿気で曇ることがさ
らに防止されることになる。
【００１６】すべり開閉器１４が、別のユニット５の外
側に設けられている。すべり開閉器１４により、いくつ
かの段階で、白熱電球１２を接続しまたは外して、ファ
ン１１のスイッチを入れることができる。例えば、白熱
電球１２による加熱およびファン１１による通風を、そ
れぞれ２段階に構成することができる。
側に設けられている。すべり開閉器１４により、いくつ
かの段階で、白熱電球１２を接続しまたは外して、ファ
ン１１のスイッチを入れることができる。例えば、白熱
電球１２による加熱およびファン１１による通風を、そ
れぞれ２段階に構成することができる。
【００１７】図２は、別のユニット５を取外したヘルメ
ット外殻部１の後方範囲を示す。１枚のマジックテープ
１５がヘルメット外殻部１と固定結合されている。他の
１枚のマジックテープ１６は、別のユニット５の対応す
る位置にある。別のユニット５をヘルメット外殻部１に
固定するには、１枚のマジックテープ１５がこれと対応
する他のマジックテープ１６上に接合するように、両部
分をつなぎ合わせるだけでよい。このとき、２枚のマジ
ックテープ１５、１６によりヘルメット外殻部１と別の
ユニット５は結合される。
ット外殻部１の後方範囲を示す。１枚のマジックテープ
１５がヘルメット外殻部１と固定結合されている。他の
１枚のマジックテープ１６は、別のユニット５の対応す
る位置にある。別のユニット５をヘルメット外殻部１に
固定するには、１枚のマジックテープ１５がこれと対応
する他のマジックテープ１６上に接合するように、両部
分をつなぎ合わせるだけでよい。このとき、２枚のマジ
ックテープ１５、１６によりヘルメット外殻部１と別の
ユニット５は結合される。
【００１８】また、ヘルメット外殻部１と別のユニット
５は、なんらかの他の方法でも互いに固定することがで
き、さらにファン１１または白熱電球１２の操作スイッ
チは電線１３に取付けることも可能である。
５は、なんらかの他の方法でも互いに固定することがで
き、さらにファン１１または白熱電球１２の操作スイッ
チは電線１３に取付けることも可能である。
【図１】通風装置を具備するヘルメットの全体斜視図で
あり、１部は断面でそして１部は機能説明のためヘルメ
ット外殻部を透明にして示す。
あり、１部は断面でそして１部は機能説明のためヘルメ
ット外殻部を透明にして示す。
【図２】別のユニットを外して示すヘルメット外殻部の
後方範囲の図である。
後方範囲の図である。
１ ヘルメット外殻部 ２ ヘルメット視見部 ３ 襟当て部分 ４ ヘルメット内張り ５ 別のユニット ６ 管路系 １０ 空気導入開口部 １１ ファン １２ 白熱電球 １３ 電線 １４ すべり開閉器
Claims (14)
- 【請求項１】 ヘルメット外殻部（１）、ヘルメット視
見部（２）、ヘルメット内張り（４）、および少なくと
も１つのファン（１１）と管路系（６）とよりなる通風
装置を備え、前記管路系を通ってファン（１１）からヘ
ルメット視見部（２）へ空気が導かれ、そして管路系
（６）が少なくとも部分的にヘルメット内張り（４）内
を延びている、特にオートバイ運転者のためのヘルメッ
トにおいて、ファン（１１）がヘルメット外殻部（１）
の外側に取付けられていることを特徴とするヘルメッ
ト。 - 【請求項２】 ファン（１１）が、ヘルメット外殻部
（１）から取外し可能な別のユニット（５）に取付けら
れていることを特徴とする、請求項１に記載のヘルメッ
ト。 - 【請求項３】 ファン（１１）が、ヘルメット外殻部
（１）のほぼ後部範囲に取付けられていることを特徴と
する、請求項１または請求項２に記載のヘルメット。 - 【請求項４】 別のユニット（５）が、マジックテープ
（１５、１６）によりヘルメット外殻部（１）に固定さ
れていることを特徴とする、請求項２または請求項３に
記載のヘルメット。 - 【請求項５】 ファン（１１）が、別のユニット（５）
の上部範囲に取付けられ、ここから吸引された空気がほ
ぼ下方へヘルメット外殻部（１）の下側縁にある導入開
口部（１０）へ移動することを特徴とする、請求項２か
ら請求項４までの１つに記載のヘルメット。 - 【請求項６】 ヘルメット外殻部（１）の下側縁がこれ
に固定された襟当て部分（３）により形成され、そして
この襟当て部分（３）が、別のユニット（５）のファン
（１１）より下方へ送られる空気をヘルメット外殻部
（１）の内側の管路系（６）に導くため、空気導入開口
部（１０）を有することを特徴とする、請求項２から請
求項５までの１つに記載のヘルメット。 - 【請求項７】 ファン（１１）とヘルメット視見部
（２）との間に空気加熱装置が設けられていることを特
徴とする、請求項１から請求項６までの１つに記載のヘ
ルメット。 - 【請求項８】 空気加熱装置が、別のユニット（５）に
て空気流動方向に見てファン（１１）の後に設けられて
いることを特徴とする、請求項７に記載のヘルメット。 - 【請求項９】 空気加熱装置が、空気流を加熱する少な
くとも１つの電気加熱糸状体よりなることを特徴とす
る、請求項８に記載のヘルメット。 - 【請求項１０】 電気加熱糸状体が、少なくとも１つの
白熱電球（１２）の照明うずまき線であり、そのソケッ
トが別のユニット（５）に取付けられていることを特徴
とする、請求項８または請求項９に記載のヘルメット。 - 【請求項１１】 ファン（１１）と加熱装置が少なくと
も１つの電気開閉器（１４）により次のように操作さ
れ、すなわちファン（１１）が加熱装置付でまたは加熱
装置なしで、特にいくつかの段階でスイッチを入れら
れ、またはファン（１１）と加熱装置がスイッチを切ら
れるように操作されることができることを特徴とする、
請求項２から請求項１０までの１つに記載のヘルメッ
ト。 - 【請求項１２】 電気開閉器（１４）が別のユニット
（５）に取付けられていることを特徴とする、請求項１
１に記載のヘルメット。 - 【請求項１３】 電気開閉器（１４）が、特にオートバ
イの電源から別のユニット（５）に通じ、この別のユニ
ット（５）に電流を供給してている電線（１３）に取付
けられていることを特徴とする、請求項１１に記載のヘ
ルメット。 - 【請求項１４】 空気流が、ヘルメット視見部（２）の
内側で上方から下方へヘルメット視見部（２）にあふれ
て流れることを特徴とする、請求項１から請求項１３ま
での１つに記載のヘルメット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19628087:7 | 1996-07-12 | ||
| DE1996128087 DE19628087A1 (de) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | Schutzhelm mit Belüftungseinrichtung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1053916A true JPH1053916A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=7799615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14676897A Pending JPH1053916A (ja) | 1996-07-12 | 1997-06-04 | 通風装置を具備するヘルメット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0818156A3 (ja) |
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