JPH1053843A - 曲げ加工性および耐食性の優れた土木建築構造用ステンレス鋼板 - Google Patents

曲げ加工性および耐食性の優れた土木建築構造用ステンレス鋼板

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JPH1053843A
JPH1053843A JP21287196A JP21287196A JPH1053843A JP H1053843 A JPH1053843 A JP H1053843A JP 21287196 A JP21287196 A JP 21287196A JP 21287196 A JP21287196 A JP 21287196A JP H1053843 A JPH1053843 A JP H1053843A
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JP
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corrosion resistance
less
stainless steel
civil engineering
bending workability
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JP21287196A
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Nobuhiro Fujita
展弘 藤田
Izumi Muto
泉 武藤
Akio Yamamoto
章夫 山本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、土木建築物の構造用として、曲げ
加工性および耐食性に優れたステンレス鋼を提供するも
のである。 【解決手段】重量%で、C:0.03%以下、N:0.
02〜0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:
1.0%以下、Cr:10〜13%、Ni:0.10〜
1.0%を基本組成とし、Nb、Ti、MoおよびWを
選択元素として、必要に応じてA系および1 系の介在物
密度を10個/cm2 以下に制限することで、加工性お
よび耐食性に優た板厚3.0mm以下の土木建築用ステン
レス鋼板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建築物の構造
用に適用される曲げ加工性および耐食性に優れた土木建
築構造用ステンレス鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】土木建築物の構造材には、強度や耐食性
が求められることから、高張力鋼やAlメッキ普通鋼等
が使用されてきた。しかし、近年、建築用材料を取りま
く環境は、高層化、酸性雨、さらには火災時の耐火性の
問題とますます厳しくなっている。これに対応すべく、
近年、SUS304N鋼などのオーステナイト系ステン
レス形鋼が構造用として認可された。一方、一般住宅用
の土木建築物として適用される構造材を成形加工する技
術に関しては、構造材を薄鋼板のロールフォームにより
作製する工法が開発されている。これは約1.0mm厚さ
の板を密着曲げ成形して構造用部材を作製するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般住宅用などの用途
に適用される土木建築物用構造材としては、安価で強度
・靭性および耐食性に優れていることが求められる。し
かし、前述したオーステナイト系ステンレス鋼は強度、
耐食性、耐火性に優れるものの普通鋼に比べ熱膨張率が
大きいことやCrやNiを多量に含むため高価であるこ
とから、一般住宅用などの用途にはなかなか適用しにく
いのが現状である。
【0004】一方では、安価なステンレスとしてフェラ
イト系ステンレス鋼が知られているが、母材自体の靭性
が低いうえ、溶接部の靭性は著しく低いため、耐震性に
大きな問題がある。
【0005】これに対して、強度・靭性および耐食性に
優れるステンレス鋼として高強度マルテンサイト系ステ
ンレス鋼が挙げられる。しかし、既存の高強度マルテン
サイト系ステンレス鋼は、例えば、オートバイのディス
クブレーキ用(特公昭57−28738号公報、特公平
2−7388号公報および特公平2−7390号公報参
照)や水車ランナー用(特開平1−162750号公
報、特開平2−140465号公報参照)に開発された
厚板用途であり、何れも厚さ4mm以上である。しがっ
て、密着曲げ加工のような厳しい加工に関して考慮して
いない。また、密着曲げ部分の耐食性、すなわち結露に
よる隙間腐食現象に対する考慮もされていない。
【0006】本発明の目的は、特に一般住宅用等に適用
できる安価で曲げ加工性および耐食性に優れたれた板厚
3mmt以下の土木建築物構造用ステンレス鋼板を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量%で、
C:0.03%以下、N:0.02〜0.03%、S
i:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:10〜
13%、Ni:0.10〜1.0%を含み、A系および
1 系の介在物密度が10個/cm2 以下であることを
特徴とするげ加工性および耐食性に優れた板厚3.0mm
以下の土木建築用ステンレス鋼板である。上記ステンレ
ス鋼板において、より一層、強度・靭性および溶接部の
耐食性を向上させるためには、さらに、0.4%以下の
Nb、0.4%以下のTiを1種以上含ませることが望
ましい。また、より一層の耐食性の向上を図るには、さ
らに、3.0%以下のMo,3.0%以下のWのうち1
種以上含ませることが望ましい。もちろん、0.4%以
下のNb、0.4%以下のTiのうち1種以上と、3.
0%以下のMo,3.0%以下のWのうち1種以上とを
併せて含ませることも、強度・靭性および耐食性を向上
させるのに好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の成分限定理由につ
いて説明する。 C:Crとの炭化物を形成して耐食性を著しく劣化させ
る。また、高強度化に寄与するものの、曲げ加工性を低
下させる。本発明では、耐食性(特に結露による隙間腐
食)および曲げ加工性を同時に改善することを目的とす
るため、強化元素としてはCではなく、耐食性をも向上
させるNを活用している。このためCは低めが望まし
く、0.030%以下とした。
【0009】N:高強度化に有効なうえ、耐食性も向上
させる。また、過剰添加は曲げ加工性を劣化させるため
0.020〜0.030%とした。
【0010】Si:脱酸材として有効である。また、高
強度化に有効であるが、多すぎると靭性や曲げ加工性を
低下させる。本発明では、強化元素として、耐食性をも
向上させるNとしているため、曲げ加工性を確保する観
点から他の強化元素は低めが望ましい。したがって、S
iは1.0%以下とした。
【0011】Mn:Si同様、脱酸材として有効で、強
化元素であるが、多すぎると曲げ加工性および耐食性を
劣化させるため、1.0%以下とした。
【0012】Cr:耐食性向上に有効である。ステンレ
ス鋼の基本特性である耐食性を確保するためには少なく
とも10%以上の添加が必要である。一方、多量添加は
脆化の原因となるため13%以下とした。
【0013】Ni:靭性向上のため0.10%以上とし
た。しかし、多量添加は、曲げ加工性を劣化させるた
め、1.0%以下とした。
【0014】上記の基本的成分組成において、必要に応
じて、さらに強度・靭性を向上させるためにNb,Ti
の1種以上を含有させる。 Nb:炭窒化物形成元素で、細粒化による靭性向上に有
効である。特に溶接構造材として使用される場合、溶接
部の強度靭性および耐食性の向上や祖粒化防止に有効で
あるため、添加することが望ましい。一方で過剰添加は
製造性を著しく劣化させるため0.4%以下とした。
【0015】Ti:炭窒化物形成元素で、細粒化および
強化に有効である。特に溶接構造材として使用される場
合、溶接部の強度および耐食性の向上や祖粒化防止に有
効であるため、添加することが望ましい。一方で過剰添
加は靭性および製造性を劣化させるうえ、固溶窒素を低
下させてしまうため上限を0.4%とした。また、Nb
とTiは、C/12+N/14>Nb/93+Ti/4
8を満たす範囲で含有させることがCやNとの析出物を
形成して粒成長の防止や強度改善のために望ましい。
【0016】一方、必要に応じて、さらに耐食性を向上
させるためにMo、Wの1種以上を含有させる。 Mo:耐食性向上に有効で、特に対隙間腐食性に有効で
ある。海浜地域等の腐食環境の厳しい環境で使用される
場合に添加することが望ましい。しかし、多すぎると靭
性および曲げ加工性を劣化させるため、3.0%以下と
した。 W:耐食性向上に有効で、特に対隙間腐食性に有効であ
る。海浜地域等の腐食環境の厳しい環境で使用される場
合に添加することが望ましい。しかし、多すぎると靭性
および曲げ加工性を劣化させるため、3.0%以下とし
た。
【0017】A系およびB1 系の介在物密度:介在物密
度の低下は、発錆起点を減らすことから耐食性を向上さ
せる。また、発明者等は、特にA系およびB1 系介在物
が曲げ加工性を劣化させることを見い出した。そこで、
密着曲げ加工性の向上を図るために、A系およびB1
介在物密度を10個/cm2 と制限した。なお、ここで
A系およびB1 系の介在物とは、JIS G 0555
において定められている鋼の非金属介在物をいう。
【0018】板厚:板厚が厚いほど曲げ加工が困難にな
る。また、上記成分範囲および清浄度においても、板厚
が3mmを超えると、曲げ加工性が著しく劣化するため、
板厚を3mm以下とした。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明する。 [実施例1]表1に示す各種鋼を真空高周波炉を用いて
各々25kg溶製した。各鋼塊を1200℃加熱し、熱間
圧延によって厚さ4および9mmの熱延板をそれぞれ作成
した。各熱延板を酸洗して、冷間圧延によって厚さ1〜
5mmとし、700℃〜800℃の焼鈍を施した冷延焼鈍
板を作製して、耐食性および曲げ加工性を評価した。板
厚が3mmを越えるものは、密着曲げ加工がうまくできな
かった。そこで、耐食性は密着曲げ加工可能な鋼材に対
してのみ行った。密着曲げ加工後、複合サイクル(人工
海水噴霧:35℃,4時間→乾燥:60℃,2時間→湿
潤:50℃,2時間)による加速試験を行い、10cyc.
後の孔食深さを測定した。耐食性は、孔食深さで評価し
た。また、孔食深さが、100μm以下を合格とした。
【0020】
【表1】
【0021】表2に各鋼の板厚3mm材の曲げ加工性およ
び耐食性を示す。曲げ加工性は、良好な場合◎で、しわ
・肌荒れが少ない場合を○、しわ・肌荒れが多発した場
合を△、割れが発生下場合を×でそれぞれ示し、○以上
を合格とした。また、耐食性は、孔食深さで評価し、1
00μm以下を合格とした。
【0022】
【表2】
【0023】本発明鋼のP1〜9については、密着曲げ
加工性および耐食性共に良好である。特に、Nbまたは
Tiを添加したP2,P3およびP8は細粒化の効果で
肌荒れが認められない。また、MoやWを添加したP
4,P5,P6,P7およびP9は孔食深さが浅く、耐
食性に優れる。N量の高いC1、Niの高いC3、Si
の高いC4、Mnの高いC5、Moの高いC10、Nb
の高いC11、Tiの高いC12およびWの高いC13
は、曲げ加工時に割れが発生した。また、Crが低く硬
質のマルテンサイトが生じやすいC7では、曲げ加工部
にしわが多く発生するうえ、耐食性も悪い。Crの高い
C8は、十分な耐食性を示すが、加工性に難がある。ま
た、N量の低いC2およびC6は、耐食性が劣る。ま
た、C14〜16は、成分は本発明鋼に合致するがA系
およびB1 系介在物密度が高く、曲げ加工できない。
【0024】図1は表2の評価規準に基づいて、密着曲
げ加工性に及ぼすA系およびB1 系介在物密度と板厚の
影響を示した図である。この図より、介在物密度が10
個/cm2 以下で板厚が3mm以下の領域で良好に曲げ加
工できることが明かである。
【0025】
【発明の効果】本発明鋼は、Nを活用して高強度化と耐
食性を両立させ、さらに介在物と板厚を限定することで
良好な曲げ加工性を得ることができるので、一般住宅な
どの土木建築物の構造材として適応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】密着曲げ加工性に及ぼすA系およびB1 系介在
物密度と板厚の影響を示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C:0.03%以下、 N:0.02〜0.03%、 Si:1.0%以下、 Mn:1.0%以下、 Cr:10〜13%、 Ni:0.10〜1.0% を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、A
    系およびB1 系の介在物密度が10個/cm2 以下であ
    ることを特徴とするげ加工性および耐食性に優れた板厚
    3.0mm以下の土木建築用ステンレス鋼板。
  2. 【請求項2】 さらに重量%で、 Nb:0.4%以下、 Ti:0.4%以下 の1種以上を含むことを特徴とする請求項1記載の曲げ
    加工性および耐食性に優れた板厚3.0mm以下の土木建
    築構造用ステンレス鋼板。
  3. 【請求項3】 さらに重量%で、 Mo:3.0%以下、 W :3.0%以下 の1種以上を含むことを特徴とする請求項1又は2記載
    の曲げ加工性および耐食性に優れた板厚3.0mm以下の
    土木建築構造用ステンレス鋼板。
JP21287196A 1996-08-12 1996-08-12 曲げ加工性および耐食性の優れた土木建築構造用ステンレス鋼板 Pending JPH1053843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11302796A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Nippon Steel Corp 耐食性に優れた建築構造用ステンレス熱延鋼帯とその製造方法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030430