JP3214281B2 - 低温用建築鋼材 - Google Patents
低温用建築鋼材Info
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Description
れる建築分野において、低温倉庫などの使用環境温度が
室温以下の建築物に用いられる低温用建築鋼材に関す
る。
震設計法は、それまでの構造体各部に生ずる応力度を鋼
材の降伏点以内に留めるという弾性設計に変えて、鋼材
が降伏後、最大強さに達するまでの塑性域での変形能力
を活用して、地震入力エネルギーを吸収させ、建物の耐
震安全性を確保しようとするものである。このことか
ら、新耐震設計法が適用される建築物の鋼材は、降伏後
の変形性能を表すパラメーターである降伏比(YR値)
が低いこと、すなわち低降伏比が求められるようになっ
た。
再結晶域で仕上げ、組織の粗粒化を図り低降伏比を確保
している。また、TS600MPa級あるいはそれ以上
の高強度鋼では、フェライト−オーステナイトの2相域
から焼入することで、フェライトとベイナイトあるいは
マルテンサイトの2相組織にすることで低降伏比を確保
している。
は常温で使用されるため、上述の新耐震設計も常温を前
提になされている。従って、従来の低降伏比鋼も常温
(0〜30℃)でのYR値が80%以下あるいは75%
以下になるように製造されている。
温度が低温(−20℃〜−60℃)であるような建築物
がある。例えば、まぐろ用の冷凍倉庫は−55℃で使用
される。そのような低温用建築物も新耐設計法を適用し
耐震安全性を確保するためには、低温で低降伏比を示す
鋼材が必要となる。しかし、従来の低降伏比鋼は常温で
の使用を前提としているため常温の降伏比は示されてい
るものの、低温の降伏比は明らかでない。
従来の低降伏比鋼の低温での引張特性並びに靱性につい
て検討した。多くの低降伏比鋼は上述したように低降伏
比を得るために粗粒であり、そのため低温靱性が低く、
たとえば−55℃使用の低温用倉庫には使用できないこ
とがわかった。低温靱性に優れた低降伏比鋼に関する従
来技術として、特開平2−197522号公報や特開平
5−21440号公報が報告されている。両公報に記載
された発明とも靱性に関して−55℃使用の低温用倉庫
には適用可能なデータが示されているが、低温でのYR
値は示されていない。そこで、両公報に記載された発明
に沿って試作した鋼の低温引張特性について調べると、
たとえば−55℃ではYR値が80%以上になってしま
うことが判明した。また、靱性に関しても、必ずしも良
い値ばかりではなく大きくばらつく結果となった。
る課題は、安定した低温靱性を有し、かつ低温(−20
℃〜−60℃)で低YR値(≦80%)を示す新耐震設
計を可能にする低温低降伏比建築鋼材を提供するもので
ある。
て、本発明は以下の構成を採用する。 1.酸素含有量が30ppm以下の鉄基合金で、AST
M粒度No.11以下の粗粒フェライトとベイナイトの
2相組織を有し、低温靭性に優れかつ低温で低降伏比を
満足する低温用建築鋼材。 2.重量%で、C:0.04〜0.18%、Si:0.
05〜0.40%、Mn:0.6〜1.7%、Al:
0.001〜0.06%、N:≦30ppm,O:≦3
0ppm,残部がFeおよび不可避的不純物の組成で、
ASTM粒度No.11以下の粗粒フェライトとベイナ
イトの2相組織を有することを特徴とする低温靭性に優
れかつ低温で低降伏比の低温用建築鋼材。 3.重量%で、C:0.04〜0.18%、Si:0.
05〜0.40%、Mn:0.6〜1.7%、Al:
0.001〜0.06%、N:≦30ppm,O:≦3
0ppm,に加えて、Ti:0.005〜0.015
%、Nb:0.005〜0.04%、V:0.005〜
0.1%、Cu:0.05〜0.6%、Ni:0.05
〜0.6%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.0
2〜0.6%の内、1種または2種以上、残部がFeお
よび不可避的不純物からなる組成で、ASTM粒度N
o.11以下の粗粒フェライトとベイナイトの2相組織
を有することを特徴とする低温靭性に優れかつ低温で低
降伏比の低温用建築鋼材。 4.2または3の鋼材において、更にP≦0.015
%、S≦0.002%に規制し、Ca:Ca/Sで0.
5以上2.0以下、REM:0.005〜0.02%の
少なくとも一方が添加された超大入熱溶接のHAZ割れ
感受性の低い低温靭性に優れかつ低温で低降伏比の低温
用建築鋼材。ただし、REMは希土類元素の1種又は2
種以上を示す。 5.1ないし4の何れか1つに記載の鋼材において、−
20℃〜−60℃の低温で降伏比が80%以下である低
温用建築鋼材。
織を、粗粒フェライトとベイナイトの2相組織に限定す
る。この理由は,フェライトとベイナイトの2相組織
は、フェライトとパーライトの2相組織よりも低温での
YR値の上昇程度が少なく、特に粗粒フェライトの方が
細粒フェライトよりもその傾向が著しいためである。こ
こで、粗粒フェライトとはASTM粒度No.11以下
のものをいう。
金の酸素含有量を30ppm以下とする。この理由は、
この範囲に酸素量を限定することにより安定した低温靱
性が得られるためであり、酸素含有量が30ppmを越
えると低温靱性のばらつきが大きい。
(降伏比)の関係を鋭意検討した結果、本発明者らが見
いだしたものである。すなわち、本発明者らは、表2に
示すA1鋼板(粗粒フェライト+ベイナイト),A2鋼
板(細粒フェライト+ベイナイト),A3鋼板鋼板(フ
ェライト+パーライト)を用いて、温度によるYR値を
測定した。図1に示すように引張試験温度が低温になる
ほどYR値が上昇するが、フェライト+パーライト組織
よりもフェライト+ベイナイト組織の方が上昇程度が低
い。また、フェライト+ベイナイト組織の中ではフェラ
イトが粗粒なほど、低温で低YR値が得られることがわ
かった。そして、粗粒フェライトとベイナイトの混合組
織にすることで−100℃でもYR値<80%以下が達
成されている。
み19〜44ppmの範囲で変化させた鋼を用いて、粗
粒フェライト(ASTM粒度No.=9〜11)とベイ
ナイト混合組織の低温靱性を調べた。その結果、図2に
示すように低温靱性にかなりのバラツキを有している。
その下限値は酸素含有量により支配され、酸素含有量を
30ppm以下にすることでvE-55 (minimum)>10
0Jを満たす安定した靱性が得られることがわかった。
これは、酸素含有量を30ppm以下にすることで、マ
イクロクラックの発生起点となる鋼中酸化物の減少、微
細化したためである。
し、かつ低温(−20℃〜−60℃)で低YR値(≦8
0%)を示す新耐震設計を可能にする低温低降伏比建築
鋼材の必要条件は、酸素含有量が30ppm以下で粗粒
フェライトとベイナイトの2相組織の特徴を有するもの
であることがわかった。組織について定量的にいうなら
ば、ASTM粒度No.9〜11のフェライトと面積率
にして40〜70%のベイナイトの2相組織が望まし
い。
Alの添加理由および添加量は、溶接構造用鋼が所用の
特性を得るために、以下のごとく限定した。Cは最も安
価な元素で強度化に有効な元素であるが、0.18%を
超えて添加すると溶接性が著しく低下する。0.04%
未満では、厚物で強度が不足し、多量の合金元素の添加
が必要となり、コスト高を招く。従って、Cは0.04
%以上0.18%以下に限定した。
な元素である。予備脱酸のためには、0.05%以上の
添加が必要である。0.4%を超える過剰の添加は、鋼
材の靱性、溶接HAZ靱性を劣化させる。従って、Si
量は0.05%以上0.4%以下に限定した。
な元素である。0.6%未満では、厚物で強度が不足
し、多量の合金元素の添加が必要となり、コスト高を招
く。また、Mnは中央偏析しやすい元素である。1.7
%を超えて添加すると、板厚中央が著しく脆化する。従
って、Mnの範囲を0.6%以上1.7%以下に限定し
た。
として0.001%未満では、十分な脱酸効果が期待で
きない。また、0.06%を超えて過剰に添加すると、
連続鋳造スラブの表面にキズが発生しやすい。従って、
Al量は0.001%以上0.06%以下に限定した。
して存在する。固溶Nや粗大窒化物系介在物は、鋼の低
温靱性を劣化させる。30ppmを超えてNを含有する
と固溶Nが存在する、また、最終凝固部には粗大な窒化
物(例えば、TiNやNbN)が生成しやすくなり、優
れた低温靱性が得られない。従って、N含有量を0.0
03%以下に限定した。
強度化に有効な元素である。欠く元素の下限を限定した
理由は、Nb<0.005%,V<0.005%,Cu
<0.05%,Ni<0.05%,Cr<0.05%,
Mo<0.02%では、明瞭な強度上昇効果が見られな
いためである。上限を限定したのは以下の理由による。
NbはNb(CN)、VはVCが析出し高強度化に寄与
するが、0.04%を超えたNbの添加、0.1%を超
えたVの添加は、降伏比を著しく上昇させてしまう。従
って、Nbを0.005%以上0.04%以下に、Vを
0.005%以上0.1%以下に限定した。
入性向上効果を通して、高強度化に寄与する。0.6%
を超えるCuの添加は著しくCu割れ発生の危険性を増
大させる。Niは高価な元素でありコストの観点から、
上限を0.6%とした。1%を超えるCr、0.6%を
超えるMoの添加は溶接性を著しく劣化させる。従っ
て、Cuを0.05%以上0.6%以下、Niを0.0
5%以上0.6%以下、Crを0.05%以上1%以
下、Moを0.02%以上0.6%以下に限定した。
化を抑制してHAZ靱性の向上に寄与する元素である。
0.005%未満のTi添加ではHAZ靱性向上効果が
発揮されない。0.015%を超えて添加すると溶接の
冷却過程でTiCが析出し、HAZ靱性の劣化を招く。
従って、Tiを0.005%以上、0.015%以下に
限定した。
する。MnSは圧延より伸長するため、鋼板の板厚中央
部には伸長したMnSが他の部分より多く存在する。本
願の用途は建築向けであり、その多くは大入熱のサブマ
ージアーク溶接(SAW)でボックス柱に組み立てら
れ、建築物に使用される。大入熱サブマージアーク溶接
では、鉄粉入りのボンド型フラックスを大量使用するた
め、他の溶接法に比較すると鋼中に侵入する水素量が高
くなり、しばしばその熱影響部に割れが発生する。割れ
の発生起点は板厚中央の伸長化したMnSである。伸長
MnSと地鉄界面に溶接水素が集積し、水素誘起割れを
起こすのである。0.002%を越えるSが含有されて
いると、板厚中央のMnSが大型化し、ボッスク柱角継
手部にHAZ割れが発生しやすくなる。従って、S含有
量は0.002%以下に規制した。
0.015%を超えて含有していると、板厚中央部を著
しく硬化させる。上述のMnSを起点としたHAZ割れ
は、周囲が硬化しているほど割れが伝播しやすくなる。
すなわち、大入熱サブマージアーク溶接で施工したボッ
クス柱角継手部に水素割れ抑制のため、Pを0.015
%以下に規制した。
AZ割れ抑制のために添加する。上述したように、HA
Z割れの起点は伸長したMnSであり、伸長化を抑制す
れば割れの防止が図られる。CaとREMは、鋼中硫化
物をそれぞれCaS、REM−Sに変化せしめ、それら
は圧延しても伸長化しない。Ca/S:0.5未満、R
EM:0.005%未満では、十分な硫化物の伸長化抑
制が達成されない。また、Ca/S:2超え、REM:
0.02%超えの添加は、クラスター状の介在物(Ca-A
l-O-S ,REM-O-S )を増やし、上記HAZ割れ抑制に逆
効果である。従って、CaをCa/Sで0.5以上2以
下、REMを0.005%以上0.02%以下に限定し
た。
鋼の化学成分を示す。鋼G,H,I,R,SはTS60
キロ級の鋼であり、その他はTS50キロ級の鋼であ
る。すべて、軽圧下プロセスを含む連続鋳造にてスラブ
にされた。
した。表3には得られた鋼板のミクロ組織が併記されて
いる。本発明の特徴である粗粒フェライトとベイナイト
の混合組織は、TS50級の鋼では、[低温加熱]+
[高温仕上圧延]+[低温域ほど強冷却となる制御冷
却]を施すことで得られる。また、TS60キロ級で
は、[高温加熱]+[高温仕上圧延]+[直接焼入]+
[2相域焼入]+[焼戻し]あるいは[高温加熱焼入]
+[2相域焼入]+[焼戻し]により得られる。
角継手耐HAZ割れ性について示している。引張試験片
は1/4tよりC方向に採取されたJIS4号である。
YS値はすべて上降伏点の値であり、YR値はすべて上
降伏点/TSの値である。シャルピー衝撃試験片は1/
4tよりL方向に採取された。また、vE-55 (av
e)、vE-55 (min)は、N数9の平均値と最小値
である。
3に示す寸法・形状の試験体で半ボックス施工試験を行
い、溶接部の超音波探傷を実施し、割れの発生状況を測
定することにより評価した。同図において、1はサブマ
ージドアーク溶接(SAW溶接)による角溶接部、2は
ウェブ鋼板、3はフランジ鋼板、4はダイヤフラム、5
はエレクトロスラグ溶接部、そして6は溶接漏れがない
ようにするための当て金であり、tは板厚を示す。半ボ
ックス施工試験によるSAW角溶接は、2電極の1層溶
接であり、溶接入熱は、鋼板板厚に応じて150kJ
(板厚16mmの時)〜500kJ(板厚60mmの
時)で実施した。その際、溶接フラックスには、鉄粉入
りボンド型フラックスを温度30℃、湿度80%の環境
で3時間放置し、故意に吸湿させたものを用いた。吸湿
フラックスを用いたのは、溶接時に侵入する水素量を上
昇させ、鋼板の溶接水素による割れ感受性を明瞭に評価
するためである。溶接後、3日間放置し、図3中の矢印
でU,S,Tで示した溶接フランジ角部をJIS G
0901に準じて超音波探傷を行い、割れプロフィール
を、図4のように描いた。同図において、斜線部は超音
波探傷により検出されたΔ欠陥およびX欠陥のエコー発
生部分7であり、C1 、C2 、C3 はその長さ、即ち、
割れ発生部分の溶接長方向の長さを示す。溶接長Lに対
する、各割れ長さC1 、C2 、C3 …の和の割合(長さ
%)をHAZ割れ率=(C1 +C2 +C3+…)/Lと
定義した。なお、この試験においては、L=700mm
である。
で粗粒フェライト(ASTM No.9−11)とベイ
ナイトの混合組織(ベイナイト率40−70%)を有し
た本発明鋼板(A1,B1,C1,D1,E1,F1,
G1,H1,I1,J1,K1,L1,M1,N1)
は、−55℃でもYR値が80%で、VE−55(mi
n)が150J以上の靱性を有している。フェライト+
パーライト組織であるA2,B2,F2鋼板は、vTs
が−50℃以下と低靱性である。細粒フェライト(AS
TM No.11超え)+ベイナイトの混合組織である
A3,C2,E2,G2,H2鋼板は、−55℃のYR
値が80%を超えている。ベイナイト単相組織であるE
3も、−55℃のYR値が80%を超えている。また、
組織は粗粒フェライトとベイナイトの混合組織であって
も酸素含有量が30ppmを超えるO1,P1,Q1,
R1,S1,T1鋼板はvE−55(min)が47J
を下回っている。さらに、S≦20ppm,P≦0.0
15%以下でCa/Sで0.5以上2.0以下のCaが
添加されたI1,J1,L1鋼板および0.005以上
0.02%以下のREMが添加されたK1鋼板は、HA
Z割れが発生していない。Caが添加されていてもCa
/Sが0.5未満のNや2.0超えのNならびに過剰の
REMが添加されたT1鋼板では、HAZ割れが発生し
ている。
に係る鋼材は、安定した低温靱性を有し、かつ低温(−
20℃〜−60℃)で低YR値(≦80%)を示すの
で、低温で使用される建築構造物の新耐震設計を可能に
する。従って、建物の安全性が増す。また、鋼材の大量
生産が可能で、しかも価格も安く、溶接施工が容易で、
建設工期も短縮でき、全体として建設費が低廉で済む。
度)の関係を示した図。
撃吸収エネルギー(vE−55)の関係を示した図。
状、および超音波探傷試験位置の説明図。
義を説明する図。
板、4…ダイヤフラム、5…エレクトロスラグダイヤフ
ラム溶接部、6…当て金、7…超音波探傷によるΔ欠陥
およびX欠陥エコー発生部分。
Claims (5)
- 【請求項1】 酸素含有量が30ppm以下の鉄基合金
で、ASTM粒度No.11以下の粗粒フェライトとベ
イナイトの2相組織を有し、低温靭性に優れかつ低温で
低降伏比を満足する低温用建築鋼材。 - 【請求項2】 重量%で、C:0.04〜0.18%、
Si:0.05〜0.40%、Mn:0.6〜1.7
%、Al:0.001〜0.06%、N:≦30pp
m,O:≦30ppm,残部がFeおよび不可避的不純
物の組成で、ASTM粒度No.11以下の粗粒フェラ
イトとベイナイトの2相組織を有することを特徴とする
低温靭性に優れかつ低温で低降伏比の低温用建築鋼材。 - 【請求項3】 重量%で、C:0.04〜0.18%、
Si:0.05〜0.40%、Mn:0.6〜1.7
%、Al:0.001〜0.06%、N:≦30pp
m,O:≦30ppm,に加えて、Ti:0.005〜
0.015%、Nb:0.005〜0.04%、V:
0.005〜0.1%、Cu:0.05〜0.6%、N
i:0.05〜0.6%、Cr:0.05〜1.0%、
Mo:0.02〜0.6%の内、1種または2種以上、
残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成で、AS
TM粒度No.11以下の粗粒フェライトとベイナイト
の2相組織を有することを特徴とする低温靭性に優れか
つ低温で低降伏比の低温用建築鋼材。 - 【請求項4】 請求項2または3の鋼材において、更に
P≦0.015%、S≦0.002%に規制し、Ca:
Ca/Sで0.5以上2.0以下、REM:0.005
〜0.02%の少なくとも一方が添加された超大入熱溶
接のHAZ割れ感受性の低い低温靭性に優れかつ低温で
低降伏比の低温用建築鋼材。ただし、REMは希土類元
素の1種又は2種以上を示す。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか1つに記載の
鋼材において、−20℃〜−60℃の低温で降伏比が8
0%以下である低温用建築鋼材。
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JPH08246094A JPH08246094A (ja) | 1996-09-24 |
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KR100482208B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2005-04-21 | 주식회사 포스코 | 침질처리에 의한 용접구조용 강재의 제조방법 |
KR100481363B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2005-04-07 | 주식회사 포스코 | 미세한TiO산화물과 TiN의 석출물을 갖는 고강도용접구조용 강의 제조방법 |
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- 1995-03-03 JP JP04453095A patent/JP3214281B2/ja not_active Expired - Fee Related
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