JP2770718B2 - 耐hic性に優れた高強度熱延鋼帯とその製造方法 - Google Patents

耐hic性に優れた高強度熱延鋼帯とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐水素誘起割れ性
(以下耐HIC性という)に優れたラインパイプ用鋼
材、特に硫化水素と水分を含む環境下において発生する
水素誘起割れに対して優れた抵抗性を有する電縫鋼管お
よびスパイラル溶接鋼管の素材に適した高強度熱延鋼帯
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原油の油井、天然ガスのガス井は
ますます深くなる傾向にあり、特に深海域での石油、天
然ガスの開発が進むにつれて、ますます高深度化してい
る。さらに、石油、天然ガス中の硫化水素の増大に伴
い、石油、天然ガスを輸送するラインパイプや石油精製
装置などにおいては、いわゆるHICに起因する事故が
少なくなく、耐HIC性に優れた鋼板が切望されてい
る。この鋼のHICは、鋼の腐食により発生した水素が
原子状態で鋼中に侵入、拡散し、非金属介在物と地鉄と
の界面で集積、分子化することにより生じる水素ガスの
圧力によって発生し、これが鋼中の偏析部に生じるバン
ド状の硬化組織等に沿って伝播するといわれている。非
金属介在物のうちでもMnS等のA系硫化物系介在物
は、その先端の形状効果、つまり、切欠き効果により応
力集中が生じ易いために、MnS等の介在物がHICに
対して最も有害であるといわれている。
【0003】従来、鋼板のHIC対策としては、鋼中へ
の水素の侵入、拡散を抑制する方法、介在物、特に先端
の切欠き効果の大きいMnS等のA系介在物の低減と形
態を制御する方法、偏析の低減と硬化組織の生成を抑制
する方法等が採用されている。鋼中への水素の侵入、拡
散を抑制する方法としては、例えば、NiまたはNiと
Cuを添加して防食皮膜を形成させる方法(特開昭51
−87113号公報)が提案されている。また、介在
物、特に先端の切欠き効果の大きいMnS等のA系介在
物の低減と形態を制御する方法としては、鋼中の硫化物
の形状、数を規制する方法(特開昭51−114318
号公報)、Ca、希土類元素によりA系介在物を形態制
御する方法(特開昭54−31020号公報、特開昭5
5−128536号公報)、Caを大量添加する方法
(特開昭53−106318号公報)が提案されてい
る。さらに、偏析の低減と硬化組織の生成を抑制する方
法としては、P含有量を0.006%以下と極端に下げ
る方法(特開昭52−111815号公報)、硬化組織
部の硬さHv≦350とする方法(特開昭57−731
62号公報)、TiおよびNbによる微細な炭窒化物を
利用する方法(特開昭63−64492号公報)、ほぼ
均一なアシキュラーフェライト組織とした方法(特開昭
63−134647号公報)等の提案が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭51−87
113号公報に開示の方法は、pH=3のような苛酷な
環境下においてはその効果がなく、HICの発生を防止
することができない。また、特開昭51−114318
号公報、特開昭54−31020号公報、特開昭55−
128536号公報に開示の方法は、鋼板の強度水準が
高くなり、環境が厳しくなるとHICの発生を完全に防
止することは困難である。さらに、特開昭53−106
318号公報に開示の方法は、鋼板の清浄度が悪化する
ため、HICを防止することはかえって困難になる。さ
らにまた、特開昭52−111815号公報に開示の方
法は、Pの低減のためのコストの面で問題がある。特開
昭57−73162号公報に開示の方法は、pHの低い
厳しい環境下で高強度高靭性の鋼のHICの発生を皆無
とすることは困難である。特開昭63−64492号公
報に開示の方法は、Cが全て析出物となって出てこない
ため、硬化組織が残留するので、HICを皆無とするこ
とは困難である。特開昭63−134647号公報に開
示の方法は、アシキュラーフェライト組織は割れ感受性
が比較的高く、HICを皆無とすることは不可能であ
る。
【0005】この発明の目的は、pH=3という苛酷な
環境下においても、HICの発生することのない耐HI
C性に優れた高強度熱延鋼帯とその製造方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく従来法を単独に、あるいは組み合せて用い
た鋼板について、種々試験を行った結果、pH=3とい
う厳しい条件下においては、HICの発生を完全に抑え
ることは困難であり、また、可能な場合においては、工
業的に生産性、製造コストの点で十分なものとはいえな
かった。本発明者らは、さらにHICの問題を解決すべ
く鋭意試験研究を重ねた。その結果、Tiを所定量添加
することによって、生成するTiCが鋼中での水素の拡
散を抑制すること、また、TiはMnよりもSとの親和
力が大きいため、MnSを主体とするA系介在物が全く
存在しなくなること、さらに通常よりも低Mnの成分組
成とすることによって、従来鋼よりも中心偏析の度合い
が著しく軽減され、また、TiCが析出するため鋼の組
織がポリゴナルフェライト単相組織となること、さらに
Mn量を規制することによって高靭性をも兼ね備えるこ
とが可能であることを究明し、この発明に到達した。
【0007】すなわち本願の第1の発明は、C:0.0
4〜0.18%、Si:0.02〜1.00%、Mn:
0.50%超1.00%以下、Ti:0.05〜0.3
0%、Al:0.001〜0.100%、N:0.01
00%以下、P:0.030%以下およびS:0.01
5%以下を0.3≦Ti/(C+S+N)≦5で、かつ
C+Mn/6+Si/24+Cr/5≦0.25%で含
有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、最終
ミクロ組織がほぼ均一なポリゴナルフェライトであるこ
とを特徴とする耐HIC性に優れた高強度熱延鋼帯であ
る。
【0008】また、本願の第2の発明は、C:0.04
〜0.18%、Si:0.02〜1.00%、Mn:
0.50%超1.00%以下、Ti:0.05〜0.3
0%、Al:0.001〜0.100%、N:0.01
00%以下、P:0.030%以下およびS:0.01
5%以下を0.3≦Ti/(C+S+N)≦5で、かつ
C+Mn/6+Si/24+Cr/5≦0.25%で含
有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、
加熱温度1100〜1450℃、仕上げ温度800〜9
50℃、巻取り温度500〜700℃で熱間圧延するこ
とを特徴とする耐HIC性に優れた高強度熱延鋼帯の製
造方法である。
【0009】
【作用】この発明における成分組成範囲の限定理由を説
明する。Cは鋼の強度を確保するうえで不可欠の元素
で、高強度を達成するためには0.04%以上は必要で
あるが、0.18%を超えると炭素当量(以下C当量と
いう)が増大して溶接性が著しく悪化するばかりでな
く、ポリゴナルフェライト量が減少し、パーライトやベ
イナイトのような第2相の比率が増大し、耐HIC性が
悪化するので、0.04〜0.18%とした。Siは固
溶硬化作用と脱酸作用を有する有用な元素であるが、脱
酸作用を達成するためには0.02%以上のSiをAl
と共に含有させることにより、安定した脱酸効果が期待
でき鋼の清浄性を高め、0.30%を超えると固溶硬化
による強度増加も期待できるが、1.00%を超えると
溶接性が悪化すると共に、熱間圧延時の脱スケール性が
悪化し、製品にスケール疵が残るようになるので、0.
02〜1.00%とした。
【0010】Mnは鋼の強度および靭性上昇およびMn
Sとして熱間脆性を起こす有害なSを固定する作用を有
する元素で、熱間脆性防止および靭性向上のためには
0.50%が必要であるが、1.00%を超えるとC
当量も増大し、鋼管を形成する際の溶接性が劣化すると
共に、熱間圧延時のAr3点が低下するのでγ→α変態が
抑制され、ポリゴナルフェライトを主体とするミクロ組
織が得難くなること、およびHICに悪影響を及ぼす中
心偏析が発達するといった不利を招くので、0.50
〜1.00%以下とした。CrはMnと同様の作用を
有する元素であるが、MnよりもAr3変態の抑制効果が
小さいこと、中心偏析ができ難いこと等の点でMnより
も有効に働くので、0.1%以上のCrをMn+Cr≦
1.0%の条件を満たす範囲でMnと代替して使用すれ
ばミクロ組織を得易くなるが、Cr量もしくはMn+C
rが1.00%を超えると溶接性が悪化するので、Cr
の上限およびMn+Crの上限を1.00%とした。
【0011】Tiはこの発明における強化機能の主体と
なる元素で、このために0.05%以上必要であるが、
0.30%を超えると溶接部にペネトレータが発生し易
くなるので、0.05〜0.30%とした。また、Ti
はMnよりもSとの親和力が強く、TiSとして有害な
Sを固定するので、良好な耐HIC性を示す。Alは鋼
の溶製時の脱酸剤として添加される元素で、少なくとも
0.001%は必要であるが、0.100%を超えて使
用しても効果が飽和するので、0.001〜0.100
%とした。NはTiNとしてTiと結合し、強化に有効
なTi量を減ずる作用ならびにTiNとして鋼の清浄性
を悪化させるので、0.0100%以下とした。Pは
0.030%を超えると耐2次加工脆性を劣化し易くな
るので、0.030%以下とした。Sは0.015%を
超えるとA系非金属介在物が多くなり、耐HIC性が悪
化すると共に、Tiと結合して強化機構の主体となるT
i量を減ずるので、0.015%以下とした。
【0012】また、C当量(C+Mn/6+Si/24
+Cr/5)の上限を0.25%としたのは、特に製管
時のアーク溶接および抵抗溶接時の溶接性改善のために
はC当量を0.25%以下とすることが極めて効果的で
あるからである。Ti/(C+N+S)の範囲を0.3
〜5の範囲としたのは、0.3未満ではこの発明に必要
な引張強さ60kgf/mm2以上の強度が得られず、
5を超えると強化に有効なTi量が過剰となるので、巻
取り後の自己焼鈍効果を受けたときにTiCの析出挙動
がコイル長手方向で大きく変動し易くなるため、材料内
での機械的性質のバラツキが増大するので好ましくない
ためである。この発明においては、上記に規定した成分
範囲の他に、Ca等の硫化物の形態制御効果を有する元
素の添加を妨げるものではなく、50ppm未満のCa
の添加によって特に耐HIC性の改善効果が得られるこ
とを確認している。
【0013】また、この発明は、上記した成分組成を満
たしたうえで、以下の熱延条件を採択することが、目的
とするミクロ組織ならびに機械的性質を得るのに有利で
ある。加熱温度を1100〜1450℃としたのは、1
100℃未満ではTiCの溶解が不十分であるので、T
iの析出強化機能が十分に発揮されずに所望の強度が得
られないためであり、一方、加熱温度が上昇するにした
がってTiCの溶解が進行し、添加量当たりのTiによ
る強度上昇量が増大するが、1450℃を超えると加熱
中および圧延時の酸化量が大きくなり、経済的不利益を
招くからである。熱間圧延の仕上げ温度を800〜95
0℃としたのは、800℃未満では繊維状ミクロ組織を
呈し易く、割れ感受性が増大するためであり、950℃
を超えるとγ粒が粗大化してγ→α変態が遅滞するので
ほぼ均一なポリゴナルフェライト組織が得られなくなる
ためである。巻取り温度を500〜700℃としたの
は、500℃未満ではTiCの析出強化が生じなくなる
ので、所望の強度が得られず、鋼板形状も悪化し、70
0℃を超えると析出するTiCが粗大化して析出強化機
能が減衰し、所望の強度が得難くなるからである。
【0014】
【実施例】表1に示すNo.1〜15の本発明鋼とN
o.16〜25の比較鋼を、表2に示す加熱温度、仕上
温度、巻取温度で熱間圧延して8.0mm厚の熱延鋼帯
とした。これらの各鋼帯のミクロ組織、機械的性質およ
び耐HIC性について調査した。その結果を表2に示
す。なお、表1、表2中の*印は本発明の条件の範囲外
を示す。表1中のCeqは、C+Mn/6+Cr/5+
Si/24で計算したC当量を示す。また、表2におけ
るミクロ組織は、熱延鋼帯の圧延方向と平行な断面より
採取した光学顕微鏡サンプルについて、腐食液で組織を
現出させたのち、500倍の倍率で10視野写真撮影
し、組織中に占めるポリゴナルフェライト相、アシキュ
ラーフェライト相、パーライト相およびベイナイト相の
比率を測定し、それぞれの相の比率の平均値を求めたも
ので、表2中のP.F.はポリゴナルフェライト相、
A.F.はアシキュラーフェライト相、S.P.はパー
ライト相、ベイナイト相等の第2相の比率を示す。溶接
部硬さは、電気抵抗溶接機を用いて溶接した供試材の溶
接部と母材部を含む断面においてヴィッカース硬度計に
より硬度分布を測定し、溶接部での最高硬さ(Hv m
ax)および最高硬さと母材部との硬度差(ΔHv)を
求めた。
【0015】HIC試験は、NACE stander
d TM−02−84に準じて行った。ただし、表2中
の試験結果欄のBP条件は、溶液としてH2Sで飽和し
たpH5.1〜5.4の人工海水(いわゆるBP溶液)
を用い、試験温度25±3℃、浸漬時間96時間であ
る。また、NACE条件は、溶液としてpH3〜4.5
の5%NaCl+0.5%酢酸溶液(いわゆるNACE
溶液)を用い、試験温度24±2.8℃、浸漬時間96
時間である。試験は、各供試鋼帯から採取した試験片を
無負荷状態で上記溶液に96時間浸漬したのち、断面検
鏡によりHICの有無を判定した。試験片は全幅から採
取し、試験片のサイズは、幅250mm、長さ50mm
で、厚さは鋼板の表裏両面を各1mmずつ削除した。各
供試鋼板より各試験溶液当たり3個の試験片を採取し、
何れの試験片においてもHICの発生が認められない場
合のみ、HICの発生なしと判定した。なお、表2中の
HIC試験結果欄のうち、×は割れ発生、Δはブリスタ
ー発生、○は割れ等発生なしを示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表1および表2に示すとおり、この発明の
成分条件とミクロ組織を有するNo.1〜15の鋼帯
は、優れた溶接性と引張強さ60kgf/mm2以上の
強度を有し、しかも、pH=5のBP溶液においては勿
論のこと、pH=3のNACE溶液においてもHICが
発生していないが、この発明の成分条件、ミクロ組織を
有しないNo.16〜25の鋼帯は、いずれもHIC割
れが発生している。
【0019】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
高強度高靭性を有し、しかも、pH=3のような厳しい
環境下においても、HICの全く発生しない耐HIC性
に優れた電縫鋼管およびスパイラル溶接鋼管の素材用の
熱延鋼帯を得ることができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.04〜0.18%、Si:0.
    02〜1.00%、Mn:0.50%超1.00%
    、Ti:0.05〜0.30%、Al:0.001〜
    0.100%、N:0.0100%以下、P:0.03
    0%以下およびS:0.015%以下を0.3≦Ti/
    (C+S+N)≦5で、かつC+Mn/6+Si/24
    +Cr/5≦0.25%で含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物からなり、最終ミクロ組織がほぼ均一なポ
    リゴナルフェライトであることを特徴とする耐HIC性
    に優れた高強度熱延鋼帯。
  2. 【請求項2】 C:0.04〜0.18%、Si:0.
    02〜1.00%、Mn:0.50%超1.00%
    、Ti:0.05〜0.30%、Al:0.001〜
    0.100%、N:0.0100%以下、P:0.03
    0%以下およびS:0.015%以下を0.3≦Ti/
    (C+S+N)≦5で、かつC+Mn/6+Si/24
    +Cr/5≦0.25%で含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物からなる鋼を、熱間圧延時の加熱温度11
    00〜1450℃、仕上げ温度800〜950℃、巻取
    り温度500〜700℃で熱間圧延することを特徴とす
    る耐HIC性に優れた高強度熱延鋼帯の製造方法。
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