JP2001247935A - 耐震性および耐候性に優れた圧延形鋼とその製造方法 - Google Patents

耐震性および耐候性に優れた圧延形鋼とその製造方法

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JP2001247935A JP2000060281A JP2000060281A JP2001247935A JP 2001247935 A JP2001247935 A JP 2001247935A JP 2000060281 A JP2000060281 A JP 2000060281A JP 2000060281 A JP2000060281 A JP 2000060281A JP 2001247935 A JP2001247935 A JP 2001247935A
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Sadahiro Yamamoto
定弘 山本
Hiroyasu Yokoyama
泰康 横山
Minoru Suwa
稔 諏訪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、軸方向に作用する圧縮応力に対
して、局部座屈を起こしにくく、且つ耐候性に優れた圧
延形鋼およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 質量%で、C:0.03〜0.18%、
Si:0.01〜1.5%,Mn:0.3〜2.0%、
Cr:0.2〜1.0%、Cu:0.2〜1.0%、P
≦0.05%、S≦0.01%、Al≦0.08%、N
≦0.008%、必要に応じて、Ni:0.02〜1.
5%,Mo:0.02〜0.7%,Nb:0.005〜
0.1%,V:0.005〜0.3%,Ti:0.00
3〜0.1%の一種または二種以上を含有し、更にCu
+Cr≧0.50%を満足し、残部が実質的にFeおよ
び不可避的不純物からなる組成を有し、形鋼軸方向の引
張試験において降伏強さから公称歪みで5%までの加工
硬化指数が0.20以上である耐震性および耐候性に優
れた圧延形鋼。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層建築物などの
鉄鋼構造物の梁材などに用いられる形鋼で、特に地震時
の耐局部座屈性および耐候性に優れた圧延形鋼およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日の高層建築物には、巨大地震に見舞
われた時、梁部材の塑性変形により地震エネルギーを吸
収させ、大崩壊を回避する人的安全性を重視した限界状
態設計法が適用される。建築物の梁部材には巨大地震の
際、大きな引張、圧縮応力が加わり局部座屈を起こし、
座屈した場所から亀裂が発生し崩壊に至る場合がある。
従って、梁部材には優れた耐座屈性が要求される。
【0003】現在、梁部材としては、圧延形鋼の一つで
あるH形鋼が、大量にかつ安定して製造できるため、そ
の優れた経済性と相俟って広く用いられているが、上述
したように、限界状態設計法で使用される場合は、優れ
た耐座屈性が必要で、さらに外部構造物として用いる場
合も多いことから、耐候性も要求されている。
【0004】建築用の耐候性形鋼については、例えば特
開平8−199233号公報、特開平8−199289
号公報、特開平8−199290号公報などがあるが、
表面性状と耐候性の観点からの提案であり、耐座屈性お
よび耐候性については記載されていない。鋼材、鋼管を
対象に耐座屈性に着目した提案としては特開平10−3
31324号公報、特開平10−121653号公報な
どがあるが、これらの技術はフランジ、ウエブに全く同
じ特性の鋼材が使用できる組立てH形鋼において有効な
技術であり、圧延H形鋼のようにフランジ、ウエブが一
体となっている圧延形鋼に適用することは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧延形鋼の場合、耐座
屈性に関与している部位を明確にし、その部位の材質を
制御することが重要であるが、上述したように、このよ
うな観点からの検討はおこなわれておらず、耐震性に優
れた圧延形鋼が望まれている。
【0006】本発明は、軸方向に作用する圧縮応力によ
る局部座屈を起こしにくく、なおかつ、外部構造用とし
ても十分な耐候性を有する耐震性・耐候性に優れた圧延
形鋼及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、主に耐候
性圧延H形鋼を対象に、フランジ、ウエブの特性と耐座
屈性の関係を詳細に検討し、耐候性形鋼の耐座屈特性は
フランジの特性に支配され、ウエブの寄与は極めて小さ
いことを見出した。すなわち、本発明は上記知見を基
に、更に検討を加えてフランジとウエブを有する圧延形
鋼についてなされたものである。
【0008】1. 質量%で、C:0.03〜0.18
%、Si:0.01〜1.5%,Mn:0.3〜2.0
%、Cr:0.2〜1.0%、Cu:0.2〜1.0
%、P≦0.05%、S≦0.01%、Al≦0.08
%、N≦0.008%を含有し、更にCu+Cr≧0.
50%を満足し、残部が実質的にFeおよび不可避的不
純物からなる組成を有し、形鋼軸方向の引張試験におい
てフランジの降伏強さから公称歪みで5%までの加工硬
化指数が0.20以上である耐震性および耐候性に優れ
た圧延形鋼。
【0009】2. 鋼組成として、更に、Ni:0.0
2〜1.5%,Mo:0.02〜0.7%,Nb:0.
005〜0.1%,V:0.005〜0.3%,Ti:
0.003〜0.1%の一種または二種以上を含有する
1記載の耐震性および耐候性に優れた圧延形鋼。
【0010】3. 1または2記載の化学組成を有する
鋼をAr3点以上で熱間圧延終了後、オーステナイトと
フェライトの2相域から600℃以下まで、3℃/se
c以上の冷却速度で冷却することを特徴とする形鋼軸方
向の引張試験においてフランジの降伏強さから公称歪み
で5%までの加工硬化指数が0.20以上である耐震性
および耐候性に優れた圧延形鋼の製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明で規定する機械的特
性、成分組成、及び製造条件について詳細に説明する。
【0012】1.機械的特性 加工硬化指数:0.20以上 本発明では、圧延H形鋼において、フランジの降伏強度
から公称歪で5%までの加工硬化指数を0.20以上と
する。
【0013】図1に、0.12C−1.1Mn−0.3
2Cu−0.55Cr系鋼を用い、フランジ、ウエブに
おける降伏強度から公称歪みで5%までの加工硬化指数
(n値)を種々変化させた耐候性圧延H形鋼の耐座屈性
を図2に示す試験機を用いた圧縮試験により評価した結
果を示す。座屈発生限界歪はフランジの加工硬化指数を
0.14から0.22に増加させた場合、1.7倍と大
きくなるが、ウエブの加工硬化指数を増加させても大き
くならず、すなわち、圧延H形鋼の耐座屈性はフランジ
の特性に支配され、ウエブの寄与は極めて小さいことが
確認された。
【0014】図3は、フランジの加工硬化指数と座屈発
生歪の関係を示すもので、フランジの加工硬化指数を
0.20以上とした場合、ウエブの特性に関わらず、座
屈発生歪は0.8%以上と優れた特性が得られる。この
ように、耐候性圧延形鋼において、フランジの降伏強度
から公称歪みで5%までの加工硬化指数を0.20以上
とすることにより、ウエブの特性に関わらず、耐座屈性
が飛躍的に向上する。
【0015】2.成分組成 C:0.03〜0.18% Cは、鋼の強度を確保するために0.03%以上添加す
るが、0.18%を超えて多量に含有した場合、靭性あ
るいは溶接性が劣化するため、0.03%以上、0.1
8%以下(0.03〜0.18%)とする。
【0016】Si:0.01〜1.5% Siは、脱酸のため必然的に含まれるが、強度を確保す
るため本発明では含有量を0.01%以上とする。1.
5%を超えるとHAZ靭性及び溶接性が劣化するので、
0.01〜1.5%とする。
【0017】Mn:0.3〜2.0% Mnは、鋼材の強度・靭性を向上させ、赤熱脆性の原因
となるFeSの生成抑制のため、0.3%以上添加する
が、2.0%を超えると焼入れ性を増加させ、溶接時に
硬化相を生じ、割れ感受性が高くなるため、0.3〜
2.0%とする。
【0018】P:0.05%以下、S:0.01%以下 P,Sは鋼中に混入する不純物として不可避的に存在す
るが、Pの低減は粒界破壊の防止に有効であり、Sの低
減は溶接熱影響部の水素割れ防止に有効であるため、
P,Sの含有範囲をそれぞれ0.05%以下、0.01
%以下とする。
【0019】Cu:0.2〜1.0% Cuは、耐候性を向上させるが、含有量が0.2%未満
では十分な効果が得られず、1.0%を超えて添加され
ると析出硬化が著しく、また鋼材表面に割れが生じやす
くなるため0.2〜1.0%とする。
【0020】Cr:0.2〜1.0% Crは、耐候性向上に有効であるが、0.2%未満では
効果が小さく、1.0%を超えて添加すると溶接性やH
AZ靭性を劣化させるので、0.2〜1.0%とする。
【0021】Al:0.08%以下 Alは、脱酸のため、添加されるが、多量に含有すると
鋼の清浄度を低下させ、溶接部の靭性を劣化させるため
0.08%以下とする。
【0022】N:0.008%以下 Nは、鋼中に含まれる不可避的な不純物であるが、多量
に含まれるとHAZ靭性が劣化し、連続鋳造スラブの疵
の発生を助長させるため、0.008%以下とする。
【0023】Cu+Cr≧0.50% 本パラメータは、上記成分組成範囲内の形鋼に優れた耐
候性を付与するものであり、Cu+Crが0.50%以
上で、フランジの降伏強度から公称歪みで5%までの加
工硬化指数を0.20以上とする耐候性圧延形鋼におい
て、優れた耐候性が得られる。図4にフランジの降伏強
度から公称歪みで5%までの加工硬化指数が0.20以
上の耐候性圧延形鋼における耐候性に及ぼすCu,Cr
の影響を示す。
【0024】耐候性は湿潤、乾燥条件を繰り返した後の
試験片の重量減少量を一般的な50キロ級Si−Mn鋼
である0.12C−0.25Si−1.5Mn−0.0
15P鋼(基準材)と比較し、その比として求めた。図
4より、Cu≧0.2%、Cr≧0.2%でかつCu+
Cr≧0.50%の領域で基準材との重量減少量の比は
0.8以下であり、優れた耐候性が得られている。
【0025】本発明は以上を基本成分とすることで、十
分な特性が得られるが、更に特性を向上させるため以下
の元素を一種又は二種以上添加することができる。
【0026】Ni:0.02〜1.5% Niは、母材の強度ならびに靭性を向上させるため0.
02%以上添加するが、1.5%を超えて添加すると鋼
材が高価となるため、0.02〜1.5%とする。
【0027】Mo:0.02〜0.7% Moは、焼入れ性を高めるとともに焼戻し軟化抵抗を高
め、強度上昇に有効であり、特に中・高温強度に有効で
あり、0.02%以上添加する。0.7%を超えると溶
接性を劣化させるとともに炭化物を析出し降伏比を上昇
させるため、0.02〜0.7%とする。
【0028】Nb:0.005〜0.1%未満 Nbは、微細炭窒化物の析出効果により強度上昇、靭性
向上に有効であるが、0.005%未満では効果が得ら
れず、0.1%以上添加すると、過度の析出効果により
降伏比低下が妨げられるため、0.005〜0.1%未
満とする。
【0029】V:0.005〜0.3% Vは、少量で常温、高温強度の上昇に有効であるが、
0.005%未満ではその効果が十分得られず、0.3
%を超えて添加すると溶接性を劣化させるため、0.0
05〜0.3%とする。
【0030】Ti:0.003〜0.1% Tiは、少量の添加により強度を上昇させ、また、Ti
NがHAZ部の結晶粒粗大化を抑制し、HAZ靭性を向
上させるが、0.003%未満ではその効果が得られ
ず、0.1%を超えて添加すると溶接の冷却過程でTi
Cが析出し、HAZ靭性が劣化するので、0.003〜
0.1%とする。
【0031】3.製造条件 本発明では熱間圧延条件、冷却条件を以下のように規定
する。これらの規定は少なくともフランジの製造におい
て満足されていれば良く、ウエブについては特にその製
造条件は規定しない。
【0032】熱間圧延 上記、好適成分の鋼スラブ、ブルーム等を加熱後、熱間
圧延を行う。加熱温度は1350℃以上では圧延、冷却
後の組織が著しく粗大化し、靭性が大幅に劣化する。一
方、1050℃以下の場合、Ar3点以上で圧延を終了
させることが難しくなるため、1050℃超え〜135
0℃未満とすることが望ましい。熱間圧延は、仕上げ圧
延温度がAr3点未満ではフェライトの圧延による加工
硬化のため、降伏点が上昇し、0.20以上の加工効果
指数が得られないため、Ar3点以上とする。
【0033】冷却条件 ミクロ組織をフェライトと硬質相の混合組織とし、0.
20以上の加工硬化指数とするため、圧延終了後、オー
ステナイトとフェライトの2相域から、600℃以下ま
で、冷却速度3℃/sec以上で冷却する。
【0034】
【実施例】(実施例1)表1に成分を示す鋼を用い、種
々の製造条件により圧延H形鋼とし、耐座屈性および耐
候性を評価した実施例を表2に示す。鋼1は40キロ級
鋼、鋼2は50キロ級鋼を対象とし、試験体は200×
200×8×12(mm),300×300×10×1
5(mm)で長さ800mmの圧延H形鋼とした。
【0035】耐候性は、いずれの鋼も本発明の化学組成
範囲内であり、鋼1は40キロ級Si−Mn鋼(0.1
1C−0.22Si−0.9Mn−0.02P系)、鋼
2は50キロ級Si−Mn鋼(0.12C−0.25S
i−1.5Mn−0.015P系)と比較し、腐食減量
は0.8倍以下で優れている。
【0036】耐座屈性は、本発明の範囲内となるフラン
ジの加工硬化指数(n値)が0.20以上となる実施例
3,4,7,8で、いずれのサイズの圧延H形鋼におい
ても、圧縮歪0.8%で座屈が発生せず、優れている。
一方、フランジの加工硬化指数(n値)が0.20未満
となる実施例1,2,5,6では座屈が生じた。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】(実施例2)表3に成分を示す鋼を用い、
耐座屈特性および耐候性を評価した結果を表4に示す。
試験体は300×300×10×15mm,長さ800
mmの圧延H形鋼とした。形鋼圧延後、空冷により製造
した実施例9、12,15、及びオーステナイト域(γ
域)から加速冷却した実施例13はいずれも加工硬化指
数が0.20未満であり、圧縮歪0.8%で座屈が発生
した。
【0040】実施例18、19は、本発明の製造条件内
であり、圧縮歪0.8%でも座屈は生じないものの、化
学成分が本発明範囲外であり、腐食減量が50キロ級S
i−Mn鋼の0.9倍以上であり、耐候性におとる。本
発明条件を満足する実施例10,11、14,16,1
7は、優れた耐候性、耐座屈性が得られている。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸方向に作用する圧縮応力に対して、局部座屈を起こし
にくく、耐座屈性に優れ、巨大地震の際、大きな引張、
圧縮応力が加わる建築物の梁材などに用いた場合、大崩
壊を回避し、人的安全性を確保することが可能で、且
つ、外部構造物として必要な耐候性を有している圧延形
鋼が圧延後のオフラインでの熱処理を必要とすることな
く、大量に得られので、産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延H形鋼のフランジ、ウエブの加工硬化指数
と座屈発生限界歪の関係を示す図
【図2】耐座屈特性の評価に用いた試験機を模式的に示
す図。
【図3】フランジの加工硬化指数と座屈発生限界歪の関
係を示す図。
【図4】Cu,Cr量と耐候性の関係を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 38/58 C22C 38/58 (72)発明者 諏訪 稔 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4K032 AA01 AA04 AA05 AA11 AA12 AA14 AA15 AA16 AA17 AA19 AA21 AA22 AA23 AA24 AA27 AA29 AA31 AA32 AA35 AA36 CA02 CA03 CC03 CC04 CD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で、C:0.03〜0.18%、
    Si:0.01〜1.5%,Mn:0.3〜2.0%、
    Cr:0.2〜1.0%、Cu:0.2〜1.0%、P
    ≦0.05%、S≦0.01%、Al≦0.08%、N
    ≦0.008%を含有し、更にCu+Cr≧0.50%
    を満足し、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物か
    らなる組成を有し、形鋼軸方向の引張試験においてフラ
    ンジの降伏強さから公称歪みで5%までの加工硬化指数
    が0.20以上である耐震性および耐候性に優れた圧延
    形鋼。
  2. 【請求項2】 鋼組成として、更に、Ni:0.02〜
    1.5%,Mo:0.02〜0.7%,Nb:0.00
    5〜0.1%,V:0.005〜0.3%,Ti:0.
    003〜0.1%の一種または二種以上を含有する請求
    項1記載の耐震性および耐候性に優れた圧延形鋼。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の化学組成を有す
    る鋼をAr3点以上で熱間圧延終了後、オーステナイト
    とフェライトの2相域から600℃以下まで、3℃/s
    ec以上の冷却速度で冷却することを特徴とする形鋼軸
    方向の引張試験においてフランジの降伏強さから公称歪
    みで5%までの加工硬化指数が0.20以上である耐震
    性および耐候性に優れた圧延形鋼の製造方法。
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