JP3579557B2 - トンネル支保工用h形鋼およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトンネル工事における支保に用いられる高強度H形鋼およびその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トンネルの支保のパターンとしては地質の状況に応じて種々のものが実用化されており、詳細はトンネル標準示方書(山岳編)などに述べられている。ロックボルトを地中に打ち込む方法は共通であるが、トンネルの内壁を支保するものとしてはコンクリートを吹き付けるもの、鋼製の支保工をアーチ型に曲げ加工して用いるものが主なものである。従来は鋼製の支保工として曲げ加工性の良い400N/mm2 級の高張力の形鋼が用いられてきた。しかしながら、近年のトンネルの大断面化により、トンネルの断面形状が従来の円形から偏平になり、荷重形態も軸力のみが主たる外力であったものから、軸力と曲げ力が組合わさったものに変化してきた。そのため、従来の400N/mm2 級の鋼製の支保工を用いると、断面積と断面係数の大きなものが必要となり、施工工期が長くなり且つ施工コストは大幅に増加するという問題点があった。
【0003】
しかしながらこれまでにトンネル支保用に400N/mm2 級を越える支保工が用いられた例はない。これは、トンネル支保工には強度のみならず、耐溶接割れ性が良好なこと、水素性欠陥がないこと、靭性が良好なことなど、多くの要求が伴うため、高強度鋼でこれらの要求を満足することは難しかったためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、耐溶接割れ性が良好で水素性欠陥が極めて少なく、さらに靭性も良好な引張強度590N/mm2 級以上のトンネル支保工用H形鋼とその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来のトンネル支保工用H形鋼の欠点を有利に排除しうる、耐溶接割れ性が良好で水素性欠陥が極めて少なく、さらに靭性も良好な引張強度590N/mm2 級以上のトンネル支保工用H形鋼とその製造方法であり、その要旨とする所は次の通りである。
(1)重量%で、
C :0.04%〜0.13%、 Si:0.05%〜0.40%、
Mn:0.3%〜1.5%、 Al:0.005%〜0.10%、
不純物として
S:0.010%以下、 P:0.020%以下、
H:2.5ppm 以下に制限し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなるフランジとウェブの厚みが6mm以上25mm以下であり且つ全面にわたりフェライトとパーライト組織の合計が60%以上88%以下であることをことを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。
【0006】
また、本発明は上記(1)記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分として、以下の(2)乃至(7)の各項に記載した成分を各項記載毎に、あるいは各項を組合わせてさらに含有させることができる。
(2)重量%で、
Ti:0.002%〜0.10%、 Nb:0.005%〜0.10%
の1種または2種以上を含有すること。
(3)重量%で、V:0.005%〜0.1%を含有すること。
(4)重量%で、
Cu:0.05%〜0.5%、 Ni:0.05%〜0.5%、
Cr:0.05%〜0.5%、 Mo:0.05%〜0.5%、
Co:0.05%〜0.5%、 W :0.05%〜0.5%
の1種または2種以上を含有すること。
(5)重量%で、B:0.0002%〜0.0025%を含有すること。
(6)重量%で、
Rem:0.002%〜0.10%、
Ca:0.0003%〜0.0030%
の1種または2種以上を含有すること。
(7)重量%で、Mg:0.0003%〜0.01%を含有すること。
【0007】
(8)さらに本発明は上記(1)乃至(7)の何れか一つに記載の成分を含有する鋼片または鋳片を1200℃以上に加熱した後に900℃以上の温度域でフランジ厚6mm以上25mm以下、ウエブ厚さ6mm以上25mm以下の範囲にあるH形鋼への圧延を終了し、圧延後2℃/s以上30℃/s以下の冷却速度で650℃以下まで冷却し、フェライトとパーライト組織の合計を60%〜88%とすることを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼の製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の根幹をなす技術思想は以下の通りである。
大断面のトンネルに従来の400N/mm2 級の鋼製の支保工を用いると、断面積と断面係数の大きなものが必要となり、施工工期が長くなり且つ施工コストは大幅に増加してしまう。従来のサイズで大断面のトンネルに耐え得る断面係数を有するためには、H形鋼の強度は590N/mm2 以上必要である。
【0009】
一般に、鋼を高強度化する方法としては固溶強化、析出効果、変態強化、加工硬化などの機構が用いられる。H形鋼のように部位によって厚みが異なり、よって熱間圧延後に変態する際の冷却速度も異なる場合は、強化機構が冷却速度に比較的依存しない固溶強化、加工硬化を用いることが好ましい。しかし過度の固溶強化は溶接性を損ない且つ製造コストを著しく上昇させる。またH形鋼を冷間加工で製造することは加工装置に多大なパワーが要求されるため不可能に近く、よって加工硬化による高強度化も期待できない。析出効果、変態強化は変態時の冷却速度依存性が非常に大きいため、これまではH形鋼の高強度化機構としては不適であった。
【0010】
しかしながら本発明者らは、所定の成分系の鋼を用いて、所定のサイズのH形鋼に圧延し、さらに圧延後に所定の冷却速度で冷却すれば、全体の金属組織の60%以上88%以下がフェライトとパーライトの混合組織となり、残りがより高強度のベイナイト、マルテンサイトまたはそれらの混合組織となり、これにより590N/mm2 以上780N/mm2 以下の範囲の任意の強度が安定して得られることを見出した。
【0011】
また、トンネル支保工には強度のみならず、耐溶接割れ性が良好なこと、水素性欠陥がないこと、靭性、延性が良好なことなど、多くの要求が伴い、従来の高強度鋼でこれらの要求を満足することは難しかったが、本発明のように比較的少ない合金添加量で均一なフェライトとパーライトの混合組織とすれば、耐溶接割れ性、靭性、延性ともに良好な特性が得られることも見出した。また、水素性欠陥の防止は鋼中の水素量を制限することにより達成可能である。
【0012】
以下に製造方法の限定理由を詳細に説明する。
まず本発明における出発材の成分の限定理由について述べる。
Cは、鋼を強化するのに有効な元素であり、0.04%未満では十分な強度が得られない。一方、その含有量が0.13%を超えると硬化しすぎて割れやすくなる。
【0013】
Siは脱酸元素として、また鋼の強化元素として有効であるが、0.05%未満の含有量ではその効果がない。一方、0.4%を超えると、溶接部の靭性を損なう。
Mnは鋼の強化に有効な元素であり、0.3%未満では十分な効果が得られない。一方、その含有量が1.5%を超えると鋼の加工性を劣化させる。
【0014】
Alは脱酸元素として添加される。0.005%未満の含有量ではその効果がなく、0.1%を超えると、鋼の表面性状を損なう。
SはMnSを生成し、超音波探傷時の不合格の原因となるため、含有量を0.01%以下に制限する。
【0015】
Pは靭性を劣化するため、含有量を0.02%以下に制限する。
Hは水素性欠陥の原因となる。すなわち、水素は圧延前の鋼片または鋳片内にあるポロシティー内に集まり、圧延によりそのポロシティーが圧着するのを阻害するため、含有量を2.5ppm 以下に制限する。
【0016】
さらに本発明では以下の成分を必要に応じて添加する。
NbとTiは何れも微量の添加で結晶粒の微細化と析出硬化の面で有効に機能するが、過度に添加すると析出脆化をおこす。このためその添加量の上限を0.10%とする。添加量が少なすぎると効果がないため、Tiの添加量の下限を0.002%、Nbの添加量の下限を0.005%とする。
【0017】
Vは微量の添加で析出強化をもたらすが、過度に添加すると析出脆化をおこす。このためその添加量の上限を0.10%とする。添加量が少なすぎると効果がないため、添加量の下限を0.005%とする。
【0018】
Cu,Ni,Cr,Mo,Co,Wは何れも鋼の焼入れ性を向上させる元素である。本発明における場合、その添加により鋼の強度を高めることができるが、過度の量の添加は鋼を硬化させ割れやすくするため、Cu≦0.5%、Ni≦0.5%、Cr≦0.5%、Mo≦0.5%、Co≦0.5%、W≦0.5%に限定する。また添加量が少なすぎると効果がないため添加量の下限を何れの元素とも0.05%とする。
【0019】
Bは鋼の焼入れ性を向上させる元素である。本発明における場合、その添加により鋼の強度を高めることができるが、過度の添加はBの析出物を増加させて鋼の靭性を損なうためその含有量の上限を0.0025%とする。また添加量が少なすぎると効果がないため添加量の下限を0.0002%とする。
【0020】
RemとCaはSの無害化に有効であるが、添加量が少ないとSが有害のまま残り、過度の添加は靭性を損なうため、Rem:0.002%〜0.10%、Ca:0.0003%〜0.0030%の範囲で添加する。
【0021】
Mgは微細な酸化物となり鋼の組織を微細化し靭性を向上させる。0.0003%未満ではその効果がなく、0.01%を越えると酸化物を起点とした割れが生じやすくなるため含有量を0.0003%〜0.01%の範囲とする。
【0022】
次に本発明におけるH形鋼のサイズの条件について述べる。フランジ厚さ、ウェブ厚さともに6mm以上25mm以下の範囲に制限し、圧延後に所定の冷却速度で冷却することにより、本発明鋼の成分範囲でフェライトとパーライト組織の分率を60%以上とすることができる。フェライト+パーライト組織分率が60%未満では十分な靭性が得られなくなる。フェライトの形状は粒状、針状何れでも構わない。また、引張強度が590N/mm2 であればこの厚みの範囲で十分な断面係数と支保力を有することができる。
【0023】
次に本発明におけるH形鋼の製造条件について述べる。本発明鋼で十分な強度を得るためには圧延前の加熱工程で十分にγを粒成長させて、その後の焼入れ性を向上させることが必要であるため加熱温度の下限を1200℃とする。さらに圧延終了温度が低くなりすぎると圧延歪みが残留した状態で変態するため焼き入れ性が低下する。本発明鋼では熱間圧延中にオーステナイトを十分に再結晶させて、圧延歪みをほぼ完全に除去する必要があるため、圧延仕上げ温度を900℃以上とする。この様な条件で加熱・圧延した後の冷却速度が遅いと比較的粒径の大きいオーステナイト粒界から大きなフェライト粒径が変態して靭性を劣化させてしまう。よって、加熱・圧延後に2℃/s以上30℃/s以下の冷却速度で650℃以下に冷却する。これにより、比較的微細なフェライトとパーライトの混合組織の分率が60%以上88%以下で残りがベイナイトまたはマルテンサイトである組織が得られる。このような組織からなるH形鋼は所定の強度を有し、さらに靭性も良好である。冷却速度が2℃/s未満ではα粒径が粗大で靭性が劣化し、30℃/s超ではマルテンサイト組織の分率が高くなりすぎて強度が過大となる。また冷却停止温度が650℃超では、やはりフェライト粒径が粗大になり十分な靭性が得られない。
【0024】
【実施例】
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
まず表1に示す化学成分の鋼を表2に示す製造条件で第2表中に示すサイズのH形鋼とした。このH形鋼の各位置での金属組織、強度、伸び、靭性さらには最高硬さ試験における最高硬度、溶接部のUST欠陥判定結果は表3に示すようになる。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】
表3によると、本発明のH形鋼は何れもフェライト・パーライト主体の組織を有し、引張強度590N/mm2 以上を有し、且つ伸び、衝撃値共に従来鋼に比べて良好である。さらにH形鋼の部位による材質の差も小さく安定していることがわかる。さらに最高硬さ試験における最高硬度はのきなみ280程度と従来鋼のそれに比べて格段に低く、十分な耐溶接割れ性を有することがわかる。さらに溶接部のUST欠陥判定結果から不合格材は皆無であった。このように本発明鋼および発明法を適用することにより、大断面トンネルの支保工として使用するに十分な特性を有する引張強度590N/mm2 以上のH形鋼が得られることが確認できた。
Claims (8)
- 重量%で、
C :0.04%〜0.13%、
Si:0.05%〜0.40%、
Mn:0.3%〜1.5%、
Al:0.005%〜0.10%、
不純物として
S:0.010%以下、
P:0.020%以下、
H:2.5ppm 以下に制限し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなるフランジとウェブの厚みが6mm以上25mm以下であり且つ全面にわたりフェライトとパーライト組織の合計が60%以上88%以下であることをことを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。 - 請求項1に記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、
Ti:0.002%〜0.10%、
Nb:0.005%〜0.10%
の1種または2種以上を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。 - 請求項1あるいは2に記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、V:0.005%〜0.1%を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。
- 請求項1乃至3の何れか一つに記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、
Cu:0.05%〜0.5%、 Ni:0.05%〜0.5%、
Cr:0.05%〜0.5%、 Mo:0.05%〜0.5%、
Co:0.05%〜0.5%、 W :0.05%〜0.5%
の1種または2種以上を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。 - 請求項1乃至4の何れか一つに記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、B:0.0002%〜0.0025%を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。
- 請求項1乃至5の何れか一つに記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、
Rem:0.002%〜0.10%、
Ca:0.0003%〜0.0030%
の1種または2種以上を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。 - 請求項1乃至6の何れか一つに記載のトンネル支保工用H形鋼において、鋼成分としてさらに重量%で、Mg:0.0003%〜0.01%を含有することを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼。
- 請求項1乃至7の何れか一つに記載の成分を有する鋼片または鋳片を1200℃以上に加熱した後に900℃以上の温度域でフランジ厚6mm以上25mm以下、ウエブ厚さ6mm以上25mm以下の範囲にあるH形鋼への圧延を終了し、圧延後2℃/s以上30℃/s以下の冷却速度で650℃以下まで冷却し、フェライトとパーライト組織の合計を60%〜88%とすることを特徴とする引張り強度が590N/mm2 以上780N/mm2 以下のトンネル支保工用H形鋼の製造方法。
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