JP7184062B2 - 突条付きh形鋼およびその製造方法 - Google Patents
突条付きh形鋼およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7184062B2 JP7184062B2 JP2020042794A JP2020042794A JP7184062B2 JP 7184062 B2 JP7184062 B2 JP 7184062B2 JP 2020042794 A JP2020042794 A JP 2020042794A JP 2020042794 A JP2020042794 A JP 2020042794A JP 7184062 B2 JP7184062 B2 JP 7184062B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- mass
- steel
- ridges
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
突条付きH形鋼の継手(接合)には、フランジやウェブ部に穴開け加工を施した後、高力ボルト摩擦接合継手が採用される場合が多い。そのため、上述した引張強度や伸び、靭性といった基本特性に加え、生産性向上の観点から、ドリル穴開け加工時の優れた被削性が要求されている。上述した特許文献1や2に記載の突条付きH形鋼は、炭窒化物を形成するNbやVを添加して高い引張強度と靭性の両立を図っているが、特にウェブ部のミクロ組織制御が十分ではなく、ドリル穴開け時の工具寿命が低下してしまうという問題があった。
がより好ましい解決手段になり得るものと考えられる。
Cは、母材強度を確保するために必要な元素であり、少なくとも0.05%の含有を必要とする。しかし、C含有量が0.20%を超えると、母材靭性を低下させるばかりか、硬質なマルテンサイト組織(MA)を含む上部ベイナイトの生成を促進し、被削性も低下する。そのため、本発明ではC含有量を0.05~0.20%の範囲とする。なお、C含有量は0.10~0.15%の範囲とすることが好ましい。
Siは、母材強度の確保および脱酸剤として0.05%以上の含有を必要とする。一方、Si含有量が0.80%を超えると靭性の低下に加え、Siの有する高い酸素との結合力のため、SiO2を生成する。このSiO2は鋼中で硬質粒子として働き、切削における工具のアブレシブ摩耗を促進し、その結果、工具寿命を低下させる。そのため、本発明ではSi含有量を0.05~0.80%の範囲とする。なお、Si含有量は0.20~0.40%の範囲とすることが好ましい。
MnはSと結合し硫化物を形成することで、被削性を向上させるために必要な元素であり、かつ、Siと同様、鋼の強度を高める効果も有する比較的安価な元素である。しかし、Mn含有量が1.00%未満では、その添加効果は小さく、一方、1.80%を超えると、上部ベイナイト変態を促進させ、靭性および被削性を低下させるので好ましくない。そのため、本発明ではMn含有量を1.00~1.80%の範囲とする。なお、Mn含有量は1.30~1.60%の範囲とすることが好ましい。
Pは、固溶強化能の高い元素であり、フェライトの硬化を通して工具寿命を低下させるため、少ない方が良い。そのため、本発明では鋼中のP含有量を0.035%以下とする。好ましくは0.020%以下である。一方、Pは少ないほど好ましいため、P含有量の下限は特に限定されず、0%であってよい。しかし、通常、Pは不純物として鋼中に不可避的に含有される元素であり、過度の低P化は精錬時間の増加やコストの上昇を招くため、P含有量は0.005%以上とすることが好ましい。
Sは、鋼中に含有されると主に硫化物系介在物として存在し、被削性の向上に有効な元素であるが、0.050%を超えて含有させると靭性を損なうため、0.050%以下に制限する。好ましくは0.040%以下である。なお、Sによる被削性向上効果を発現させるためには、S含有量を0.002%以上とすることが好ましい。
以下、上記元素の含有量を特定した理由を説明する。
Cr:1.0%以下
Crは、固溶強化により鋼の更なる高強度化を図ることができる元素である。ただし、その含有量が1.0%を超えると上部ベイナイト変態を促進させ、被削性および靭性を低下させるので好ましくない。したがって、鋼の成分組成がCrを含有する場合は、Cr含有量は1.0%以下とする。より好ましくは0.005~0.5%の範囲である。
Cuは、固溶強化により鋼の更なる高強度化を図ることができる元素である。ただし、その含有量が1.0%を超えると上部ベイナイト変態を促進させ、被削性および靭性を低下させるので好ましくない。したがって、鋼の成分組成がCuを含有する場合は、Cu含有量は1.0%以下とする。より好ましくは0.005~0.5%の範囲である。
Niは、延性を劣化することなく鋼の高強度化を図ることができる元素である。また、Cuと複合添加することによりCu割れを抑制することができるため、鋼組成がCuを含有する場合にはNiも含有することが望ましい。ただし、Ni含有量が1.0%を超えると、鋼の焼入れ性がより上昇し、被削性および靭性が低下する傾向がある。したがって、鋼組成がNiを含有する場合は、Ni含有量は1.0%以下とする。より好ましくは0.005~0.5%の範囲である。
Moは、固溶強化によってさらなる鋼の高強度化を図ることができる元素である。ただし、その含有量が1.0%を超えると、鋼中に上部ベイナイトが多量に生成するようになり、被削性および靭性が低下する傾向がある。したがって、成分組成がMoを含有する場合は、Mo含有量は1.0%以下とする。より好ましくは0.005~0.5%の範囲である。
Alは、脱酸剤として添加することができる元素である。しかし、Al含有量が0.10%を超えると、Alの有する高い酸素との結合力のため、鋼中に酸化物系介在物が多量に生成し、その結果、鋼の延性が低下する。したがって、鋼組成がAlを含有する場合は、Al含有量は0.10%以下とすることが好ましい。一方、Al含有量の下限は特に限定されないが、脱酸のためには0.001%以上とすることが好ましい。より好ましくは0.001~0.03%の範囲である。
Nb:0.50%以下
Nbは、鋼中で炭窒化物として析出することで、鋼の引張強度や降伏点を向上させる効果を有する元素である。ただし、その含有量が0.50%を超えると、析出脆化を助長することに加え、上部ベイナイト変態を促進させるため、鋼の被削性および靭性が低下する傾向がある。したがって、鋼組成がNbを含有する場合は、Nb含有量は0.50%以下とする。より好ましくは0.01~0.20%の範囲である。
Vは、圧延中または圧延後の冷却中にVNとしてオーステナイトに析出してフェライト変態核となり、結晶粒を微細化する効果を有する元素である。また、Vは、析出強化により母材強度を高める役割も有しており、引張強度と靭性を確保するために有用な元素である。ただし、その含有量が0.50%を超えると、過度な析出強化により、被削性ならびに母材靭性が低下する傾向がある。したがって、鋼組成がVを含有する場合は、V含有量は0.50%以下とする。より好ましくは0.01~0.20%である。
Tiは、鋼中で炭窒化物として析出することで、鋼の引張強度や降伏点を向上させる効果を有する元素である。ただし、その含有量が0.50%を超えると、析出脆化を助長することに加え、上部ベイナイト変態を促進させるため、鋼の被削性および靭性が低下する傾向がある。したがって、鋼組成がTiを含有する場合は、Ti含有量は0.50%以下とする。より好ましくは0.01~0.20%の範囲である。
Bは、鋼中で粒界に偏析し粒界強度を向上させる効果を有する元素である。また、粒内フェライトの核生成サイトとなるTiNとの複合析出物を形成し、ミクロ組織を微細化することで靭性向上にも有効な元素である。一方、その含有量が0.010%を超えると、粗大な炭窒化物の粒界析出により靭性が低下しがちとなる。したがって、鋼組成がBを含有する場合は、B含有量は0.010%以下とする。より好ましくは0.001~0.003%の範囲である。
Pb:0.50%以下
Pbは、切削時の切屑を微細化する効果を有する元素であり、添加により切屑処理性をさらに向上させることができる。但し、過度に添加しても切屑処理性の向上効果は飽和するだけでなく、清浄度が低下して靭性が低下しがちとなる。したがって、鋼組成がPbを含有する場合は、Pb含有量は0.50%以下とする。より好ましくは0.005~0.2%の範囲である。
Caは、硫化物系介在物中の酸化物および硫化物を、高温における安定性が高いものへ変質させて、硫化物系介在物を粒状化する作用を有する。そして、このCaによる介在物の形態制御効果により、鋼の被削性、靭性および延性の向上を図ることが出できる。但し、Ca含有量が0.010%を超えると、清浄度が低下して靭性が低下しがちとなる。したがって、鋼組成がCaを含有する場合は、Ca含有量は0.010%以下とする。より好ましくは0.0010~0.0050%の範囲である。
Mgは、硫化物系介在物中の酸化物および硫化物を、高温における安定性が高いものへ変質させて、硫化物系介在物を粒状化する作用を有する。そして、このMgによる介在物の形態制御効果により、鋼の被削性、靭性および延性の向上を図ることが出できる。但し、Mg含有量が0.010%を超えると、清浄度が低下して靭性が低下しがちとなる。したがって、鋼組成がMgを含有する場合は、Mg含有量は0.010%以下とする。より好ましくは0.0010~0.0050%の範囲である。
REM(希土類金属)は、硫化物系介在物中の酸化物および硫化物を、高温における安定性が高いものへ変質させて、硫化物系介在物を粒状化する作用を有する。そして、このREMによる介在物の形態制御効果により、鋼の被削性、靭性および延性の向上を図ることが出できる。但し、REM含有量が0.010%を超えると、清浄度が低下して靭性が低下しがちとなる。したがって、鋼組成がREMを含有する場合は、REM含有量は0.010%以下とする。より好ましくは0.0010~0.0050%の範囲である。
仕上げ圧延時のウェブ温度Tfが1000℃以下の未再結晶温度域で仕上げ圧延することで、オーステナイト粒内に変態の核生成サイトなる変形帯が形成され、フェライト+パーライト変態完了後の組織が微細化する。これにより、マクロ的な組織のばらつき小さくなるため、ウェブ厚み方向のビッカース硬度が安定し、硬度の標準偏差σHvを8(Hv)以下とすることを達成することができる。なお、仕上げ圧延時のウェブ温度Tfが750℃未満となった場合、圧延時のロールへの負荷が極めて大きくなってしまう。また、オーステナイト低温域で圧延が行われるため、結晶粒内に顕著な加工歪みが導入される結果、所望の靭性を得ることができない。一方、仕上げ圧延時のウェブ温度Tfが1000℃を超えるとオーステナイト粒径が粗大になるため、冷却時に上部ベイナイトが生成しやすくなり、平均ビッカース硬さAHvを200(Hv)以下に安定させることが難しくなる。また、ウェブ厚み方向のビッカース硬さもばらつくため、硬度の標準偏差σHvを8(Hv)以下とすることが難しくなる。よって、仕上げ圧延時のウェブ温度Tfを750~1000℃の範囲とする。好ましくは、仕上げ圧延時のウェブ温度Tfを800~950℃の範囲とする。
上述したウェブ部3のフェライト+パーライト組織の微細化のためには、当該ウェブ部3を強圧下してひずみを加える必要がある。そこで、仕上げ圧延機において、ウェブ部3の減面率ΔAが8%以上になるような仕上げ圧延が行われる。なお、減面率ΔAとは、仕上げ圧延前の断面積をA1、仕上げ圧延後の断面積をA2としたとき、減面率ΔA(%)=((A1-A2)/A1)×100で表される。減面率ΔAが8%より小さい場合には、ミクロ組織を効果的に微細化する事ができず、被削性改善効果を得ることができない。さらに好ましくは減面率ΔAが12%以上である。
仕上げ圧延後に、750℃以上の冷却開始温度から500℃までのウェブ部平均冷却速度Rcが10℃/sを超えて大きくなると、ベイナイトあるいはマルテンサイトの生成により、ウェブ部3が高硬度化してしまい被削性および靭性の低下が生じる。そのため、冷却開始温度から500℃までのウェブ部平均冷却速度Rcは10℃/s以下とする。一方、冷却速度Rcの下限は特に限定されないが、過度の低冷速化は生産性の低下やコストの上昇を招くため、0.1℃/s以上とすることが好ましい。
図2(a)に示したウェブ部3の圧延幅中央位置6から、ミクロ組織観察用のサンプルを採取した。前記サンプルはウェブ部の表裏面から各1mm深さ位置およびウェブ厚の1/4、1/2、3/4位置の圧延長手方向が観察位置となるように、突条付きH形鋼1つにつき5か所から採取した。採取した試験片は、観察に先立って表面を研磨した後、ナイタールで腐食した。光学顕微鏡を用いて400倍の断面観察により組織の種類を同定し、画像解析によりフェライト、パーライトおよびベイナイト組織の各組織の面積率を求めた。各観察位置における面積率の平均を、ウェブ部における各組織の面積率とした。
図2(b)に示したウェブ部3の断面圧延幅中央位置6における、表面から裏面までの領域におけるビッカース硬さを、1mm幅の平行線上を千鳥に厚み方向に0.5mmピッチの位置に対し荷重98Nで測定した。得られた各ビッカース硬さから平均硬度AHvおよび標準偏差σHvを求めた。
図2に示したウェブ部3の圧延幅中央位置6より全厚を含む100mm角の板材を採取し、ドリル加工による被削性をドリル切削試験により評価した。切削試験はJIS高速度工具鋼SKH51の6mmφのストレートドリルで、送り:0.20mm/rev、回転数:750rpmの条件で貫通穴を開け、ドリルが切削不能になるまでの総穴数nd(個)で評価した。なお、総穴数ndが400個以上であれば工具寿命に優れるといえる。
図2に示したフランジ1/6B部4より、引張方向をH形鋼の長さ方向とするJIS Z2241:2011に規定されたJIS 1A号試験片を採取し、同規定に準じて引張試験を行い、降伏強度(YSまたは0.2%耐力)、引張強さTSを測定した。
図2に示したフランジ1/6B部4の裏面から1/4t部(tはフランジ厚)から、JIS Z2242:2018に規定された2mm深さVノッチシャルピー衝撃試験片を採取し、同規定に準じてシャルピー衝撃試験を行い、0℃における吸収エネルギーvE0を測定した。
2 フランジ
3 ウェブ
4 フランジ1/6B部(試験片採取位置)
5 突条
6 ウェブの圧延中心位置
7 硬度測定打痕位置
Claims (3)
- C:0.05~0.20質量%、Si:0.05~0.80質量%、Mn:1.00~1.80質量%、P:0.035質量%以下、S:0.050質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、ウェブ部におけるフェライトとパーライトの合計面積率が90%以上であり、前記ウェブ部の断面圧延幅中央位置における表面から裏面までの領域において、厚み方向に0.5mmピッチで複数点測定されたビッカース硬さについて、その平均ビッカース硬さAHvが200以下かつ標準偏差σHvが8以下であり、突条がフランジ部の外面の表面に幅方向に延伸して設けられていることを特徴とする突条付きH形鋼。
- 前記鋼組成が、さらに、A群[Cr:1.0質量%以下、Cu:1.0質量%以下、Ni:1.0質量%以下およびMo:1.0質量%以下から選ばれる少なくとも1種]、B群[Al:0.10質量%以下]、C群[Nb:0.50質量%以下、V:0.50質量%以下、Ti:0.50質量%以下およびB:0.010質量%以下から選ばれる少なくとも1種]、および、D群[Pb:0.50質量%以下、Ca:0.010質量%以下、Mg:0.010質量%以下およびREM:0.010質量%以下から選ばれる少なくとも1種]の中から選ばれる少なくとも1群の元素を含有することを特徴とする請求項1に記載の突条付きH形鋼。
- 請求項1または2に記載の突条付きH形鋼を製造する方法であって、
前記成分組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施してフランジ部の外面の表面に突条を幅方向に延伸して形成するに際し、仕上げ圧延時のウェブ温度Tfを750~1000℃とし、仕上げ圧延時のウェブ部減面率ΔAを8%以上とし、仕上げ圧延後に750℃以上の温度から500℃の温度域までのウェブ部平均冷却速度Rcを10℃/s以下で冷却することを特徴とする突条付きH形鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020042794A JP7184062B2 (ja) | 2020-03-12 | 2020-03-12 | 突条付きh形鋼およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020042794A JP7184062B2 (ja) | 2020-03-12 | 2020-03-12 | 突条付きh形鋼およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021143389A JP2021143389A (ja) | 2021-09-24 |
JP7184062B2 true JP7184062B2 (ja) | 2022-12-06 |
Family
ID=77766036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020042794A Active JP7184062B2 (ja) | 2020-03-12 | 2020-03-12 | 突条付きh形鋼およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7184062B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7347361B2 (ja) * | 2020-07-31 | 2023-09-20 | Jfeスチール株式会社 | 突起付きh形鋼およびその製造方法 |
CN115094308B (zh) * | 2022-06-02 | 2023-06-23 | 包头钢铁(集团)有限责任公司 | 一种无微合金元素低成本小规格q355b热轧h型钢及其生产方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004256834A (ja) | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Jfe Steel Kk | 熱間加工性および靱性に優れる突起付h形鋼およびその製造方法 |
JP2005095965A (ja) | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Jfe Steel Kk | 突起付形鋼の製造方法及び形鋼の圧延設備 |
JP2006249475A (ja) | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Jfe Steel Kk | 低温靭性に優れる圧延h形鋼の製造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322854A (en) * | 1976-08-16 | 1978-03-02 | Kawasaki Steel Co | Manufacturing of projection type steel sections |
JPS602921B2 (ja) * | 1979-03-30 | 1985-01-24 | 住友金属工業株式会社 | 突起付き形鋼の製造方法 |
JPS56117801A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-16 | Kawasaki Steel Corp | Manufacture of h-beam with flange provided with external projected lines |
JP2661845B2 (ja) * | 1992-09-24 | 1997-10-08 | 新日本製鐵株式会社 | 含オキサイド系耐火用形鋼の制御圧延による製造方法 |
JPH06297028A (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-25 | Nippon Steel Corp | H形鋼の冷却方法 |
JP3579557B2 (ja) * | 1996-12-13 | 2004-10-20 | 新日本製鐵株式会社 | トンネル支保工用h形鋼およびその製造方法 |
JPH1147803A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-23 | Kawasaki Steel Corp | 角小突起および開先付h形鋼の製造方法 |
-
2020
- 2020-03-12 JP JP2020042794A patent/JP7184062B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004256834A (ja) | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Jfe Steel Kk | 熱間加工性および靱性に優れる突起付h形鋼およびその製造方法 |
JP2005095965A (ja) | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Jfe Steel Kk | 突起付形鋼の製造方法及び形鋼の圧延設備 |
JP2006249475A (ja) | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Jfe Steel Kk | 低温靭性に優れる圧延h形鋼の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021143389A (ja) | 2021-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102123604B1 (ko) | 오스테나이트계 내마모 강판 | |
EP2617850B1 (en) | High-strength hot rolled steel sheet having excellent toughness and method for producing same | |
KR102451705B1 (ko) | 내마모 강 및 그 제조 방법 | |
KR100712794B1 (ko) | 강도-연성 균형 및 용접성이 우수한 후강판 및 그 제조방법 | |
KR101635008B1 (ko) | 용접 열영향부 ctod 특성이 우수한 후육 고장력강 및 그의 제조 방법 | |
KR20080106337A (ko) | 매우 높은 강도, 연성 및 인성을 갖는 강 시트 제조 방법 및 이 방법으로 제조된 강 시트 | |
JP2007119850A (ja) | 低温靭性に優れた耐摩耗鋼板およびその製造方法 | |
KR20080085739A (ko) | 용접성 및 소성 변형능이 우수한 고장력 강재, 및 냉간 성형 강관 | |
EP2143814A1 (en) | Steel material having excellent high-temperature strength and toughness, and method for production thereof | |
KR20090122370A (ko) | 고온 특성과 인성이 우수한 강재 및 그 제조 방법 | |
KR101185977B1 (ko) | 고온 강도, 인성 및 재열 취화 저항 특성이 우수한 내화 강재 및 그 제조 방법 | |
JP7184062B2 (ja) | 突条付きh形鋼およびその製造方法 | |
JP2023506822A (ja) | 低温衝撃靭性に優れた高硬度耐摩耗鋼及びその製造方法 | |
JP6819830B2 (ja) | 突起付きh形鋼およびその製造方法 | |
JP6819831B2 (ja) | 突起付きh形鋼およびその製造方法 | |
JP2007177326A (ja) | 低降伏比を有する高張力薄肉鋼板およびその製造方法 | |
KR20070054112A (ko) | 용접열 영향부의 인성이 우수한 고항복비의 고장력 강판 | |
KR102200222B1 (ko) | 냉간 벤딩성이 우수한 고강도 구조용 강재 및 그 제조방법 | |
EP2258880A1 (en) | Process for production of thick high-tensile-strength steel plates | |
JP3737300B2 (ja) | 溶接性の優れた非調質型低降伏比高張力鋼板 | |
JP4363321B2 (ja) | 疲労特性に優れた溶接継手 | |
JP7347361B2 (ja) | 突起付きh形鋼およびその製造方法 | |
JP3465676B2 (ja) | 一様伸びの大きい高張力鋼材 | |
JP7534595B2 (ja) | 耐摩耗鋼の製造方法 | |
JP4768117B2 (ja) | 被削性および冷間加工性に優れた鋼、および機械部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7184062 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |