JPH105332A - 注射器用ホルダー付きトレー - Google Patents

注射器用ホルダー付きトレー

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JPH105332A
JPH105332A JP8164002A JP16400296A JPH105332A JP H105332 A JPH105332 A JP H105332A JP 8164002 A JP8164002 A JP 8164002A JP 16400296 A JP16400296 A JP 16400296A JP H105332 A JPH105332 A JP H105332A
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JP
Japan
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holder
syringe
rear end
tray
plate
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Withdrawn
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JP8164002A
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English (en)
Inventor
Terumi Matsuda
輝巳 松田
Osamu Henda
修 辺田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH105332A publication Critical patent/JPH105332A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/008Racks for supporting syringes or needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/002Packages specially adapted therefor, e.g. for syringes or needles, kits for diabetics

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小容積でありながら多数の注射器を収容で
き、しかも収容された多数の注射器を簡単な操作で一度
に取り出すことができる注射器用ホルダー付きトレーを
提供する。 【解決手段】 互いに平行な一対のホルダー(3・3)を
底板(2)に固設する。各ホルダー(3)に、注射器(S)の
先端側に装着された針部(N)を支承する先端支承部(14)
と、翼状のフィンガーグリップ(F)が付設された後端側
を支承する後端支承部(15)とを交互に形成する。後端支
承部(15)には、フィンガーグリップ(F)が横長となる状
態で注射器(S)の後端側を支承させる。一方のホルダー
(3)の先端支承部(14)と他方のホルダー(3)の後端支承
部(15)とを互いに対向させて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形のシリンダ
内に薬剤を密封して収容した、いわゆる使い捨て注射器
を支承するための注射器用ホルダー付きトレーに関し、
さらに詳しくは、小容積でありながら多数の注射器を収
容でき、しかも収容された多数の注射器を簡単な操作で
取り出すことができるホルダー付きトレーに関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、この種の使い捨て注射器は、例
えば図6に示すように、円筒形のシリンダ(C)内に薬剤
を密封して収容し、このシリンダ(C)の先端に針接続部
(J)を介して針部(N)を装着するとともに後端に翼状の
フィンガーグリップ(F)を付設してあり、別途用意した
プランジャーロッドをシリンダ(C)の後端から挿入し、
上記フィンガーグリップ(F)に指を掛けてこのプランジ
ャーロッドを押圧することにより患者へ薬剤を投与する
ように構成してある。
【0003】
【従来の技術】従来、上記使い捨て注射器を収容する容
器としては、例えば実公平7−28092号公報に記載
のように、互いに対向する一対の側板に沿ってホルダー
を設けた包装箱がある。即ち、図5及び図6に示すよう
に、このホルダー付き包装箱(50)には、前後左右の側板
(51・52・53・54)のうち左・右側板(53・54)に沿ってそ
れぞれホルダー(55・56)を設けてあり、この両ホルダー
(55・56)で注射器(S)を両持ち状に支承したのち、上蓋
部(57)を蓋して包装するように構成してある。
【0004】このホルダー付き包装箱(50)は、図6に示
すように、注射器(S)の支承間隔を狭くするためフィン
ガーグリップ(F)を縦長となる状態に収容してあり、こ
のフィンガーグリップ(F)を右側のホルダー(56)に形成
した後端側支承部(59)で支承してある。また、左側のホ
ルダー(55)に形成した先端側支承部(58)は、注射器(S)
先端の針部(N)に外力が加わらないように針接続部(J)
を支承しており、注射器(S)は水平状態に支承されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のホルダー付
き包装箱(50)では、翼状のフィンガーグリップ(F)が縦
長に収容されているため、注射器(S)は包装箱(50)の底
部(60)からかなり高い位置に支承され、注射器(S)の上
下にそれぞれ大きなデッドスペースを生じる。しかも、
両ホルダー(55・56)はいずれも各注射器(S)のシリンダ
(C)部分を支承することから、互いに隣接する注射器
(S・S)の間隔を狭くすることができず、特に先端の細
い針部(N)周囲にもデッドスペースを生じる。この結
果、所定容積の包装箱に収容できる注射器の本数を多く
できないという問題があった。
【0006】また、上記両ホルダー(55・56)で支承して
いる注射器(S)が回転すると、フィンガーグリップ(F)
が横長方向に移動して取り出す際に右側のホルダー(56)
に引っ掛かり、容易に取り出せなくなる問題がある。こ
れを防ぐには、フィンガーグリップ(F)を常に縦長方向
に保持するように両ホルダー(55・56)でシリンダ(C)を
確りと挟持すればよいが、この場合には、例えば包装箱
(50)を上下反転させるだけでは注射器(S)を取り出すこ
とができなくなるので、各注射器(S)を1本ずつ、ホル
ダーへ引っかけないように注意しながら取り出さなけれ
ばならず、取り出し操作が煩雑であるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解消し、小
容積でありながら多数の注射器を収容でき、しかも収容
された多数の注射器を簡単な操作で一度に取り出すこと
ができる注射器用ホルダー付きトレーを提供することを
技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1か
ら図4に基づいて説明すると、注射器用ホルダー付きト
レーを次のように構成したものである。即ち、互いに平
行な一対のホルダー(3・3)を底板(2)に固設し、各ホ
ルダー(3)に、注射器(S)の先端側に装着された針部
(N)を支承する先端支承部(14)と、翼状のフィンガーグ
リップ(F)が付設された後端側を支承する後端支承部(1
5)とを交互に形成し、上記後端支承部(15)を、上記フィ
ンガーグリップ(F)が横長となる状態で注射器(S)の後
端側を支承可能に構成し、一方のホルダー(3)の先端支
承部(14)と他方のホルダー(3)の後端支承部(15)とを互
いに対向させて配置したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明では、各注射器のフィンガーグリップが
横長方向に支持されるため、注射器の支承高さが前記従
来技術のものに比べて低い。また、隣接する注射器は互
いに逆向きに配置されてホルダーに支承されるが、この
とき、針部を支承する先端支承部は注射器のシリンダを
支承する後端支承部よりも幅が狭いので、シリンダのみ
を支承する上記従来技術に比べて互いに隣接する注射器
同士の間隔が狭くなる。
【0010】一方、注射器の支承高さが低いことから、
翼状のフィンガーグリップは両端が底板に制限されて回
転しない。このため、注射器の支承姿勢が変わらないの
で各支承部は注射器の移動を制限できればよく、確りと
挟持する必要がない。
【0011】なお、矩形の底板の互いに平行な一対の端
縁に、それぞれ折り目を介して外板と上板と内板と固定
板とを順に連設し、各折り目を90度折り曲げ、固定板
を底板に固定して断面が矩形のホルダーを形成した場合
には、注射器を収容しない状態では両ホルダーが底板と
重なる状態に偏平状に折り畳まれる。
【0012】また、両ホルダー間に中間ホルダーを一体
に形成し、この中間ホルダーに形成した中間支承部で注
射器の針接続部を支承可能に構成した場合には、この中
間支承部により注射器の長さ方向への移動が制限され
る。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1から図3は本発明の実施の形態1を示
し、図1は注射器用ホルダー付きトレーの斜視図、図2
はトレー用台紙の展開図、図3は注射器を収容した状態
のホルダー付きトレーの縦断面図である。
【0014】図1に示すように、このホルダー付きトレ
ー(1)は、矩形の底板(2)の互いに平行な一対の端縁(2
a・2a)に沿って、それぞれホルダー(3・3)を固設して
ある。各ホルダー(3)は、それぞれ上記端縁(2a)に折り
目(4・5・6・7)を介して順に連設された外板(8)と
上板(9)と内板(10)と固定板(11)とから構成されてお
り、各折り目(4・5・6・7)は同一方向へ90度折り
曲げられ固定板(11)が底板(2)に固定されているので各
ホルダー(3)の断面はそれぞれ矩形に形成されている。
【0015】上記各ホルダー(3)には、上板(9)と内板
(10)とに亘って矩形切欠部(12)と凸形切欠部(13)とが交
互に開口してあり、この矩形切欠部(12)により注射器
(S)の先端側に装着された針部(N)を支承する先端支承
部(14)が、凸形切欠部(13)により翼状のフィンガーグリ
ップ(F)が付設された後端側を支承する後端支承部(15)
がそれぞれ形成される。
【0016】上記後端支承部(15)は、上記凸形切欠部(1
3)の広い部分を上板(9)の端縁側に位置させて形成して
あり、注射器(S)は翼状のフィンガーグリップ(F)が横
長となる状態で収容され、凸形切欠部(13)のうち内板(1
0)に形成された部分でシリンダ(C)部分が支承される。
一方、上記先端支承部(14)は、針部(N)の動きを両側か
ら規制できるように、上記後端支承部(15)よりも幅の狭
い矩形切欠部(12)で構成されている。
【0017】上記先端支承部(14)と後端支承部(15)とは
交互に配置され、かつ、一方のホルダー(3)の先端支承
部(14)と他方のホルダー(3)の後端支承部(15)とを互い
に対向させてある。従って、図1に示すように、隣接す
る注射器(S)は互いに逆向きに配置されて両ホルダー
(3・3)に支承される。
【0018】次に、上記注射器用ホルダー付きトレーの
構造を、図2に示すトレー用台紙の展開図を用いて説明
する。
【0019】矩形の底板(2)の左右両側には、それぞれ
折り目(4・5・6・7)を介して外板(8)、上板(9)、
内板(10)及び固定板(11)が順に連設してあり、固定板(1
1)の裏面に接着剤(16)が塗布してある。
【0020】上記左右の上板(9)と内板(10)とには、そ
れぞれ上記矩形切欠部(12)と凸形切欠部(13)とが交互に
切り抜いてある。そして、一方の上板(9)と内板(10)と
に亘って形成した矩形切欠部(12)は、他方の上板(9)と
内板(10)とに亘って形成した凸形切欠部(13)に、凸形切
欠部(13)は矩形切欠部(12)に、それぞれ対応する位置に
形成してある。
【0021】上記トレー用台紙は、折り目(4・6)を谷
折りして底板(2)上に内板(10)と固定板(11)、及び外板
(8)と上板(9)が重ねられ、接着剤(16)を介して固定板
(11)が底板(2)に固定される。これにより、折り畳まれ
た状態の注射器用ホルダー付きトレー(1)の製作が完了
し、この製作されたホルダー付きトレー(1)は、この折
畳状態で運搬され保管されるので場所をとらず、保管管
理等が容易である。
【0022】この折畳まれた状態の注射器用ホルダー付
きトレー(1)は、それぞれ外板(8)と内板(10)とを垂直
にすることにより立体化する。そして図1及び図3に示
すように、注射器(S)は翼状のフィンガーグリップ(F)
を横長方向にして収容され、両ホルダー(3・3)で支承
される。このとき、注射器(S)の針接続部(J)が底板
(2)に受け止められるため、図3に示すように、先端の
針部(N)は浮き上がって底板(2)に接触することがな
く、注射器(S)を下方から支承するための力がこの針部
(N)に直接には加わることがない。
【0023】それぞれ10本の注射器(S)を収容した上
記注射器用ホルダー付きトレー(1)は、別途用意した包
装箱に、例えば5個を上下に重ねて収容される。収容さ
れた注射器(S)の周囲には大きなデッドスペースが形成
されないことから、上記包装箱は比較的小容積でありな
がら、例えば50本という多数の注射器(S)を収容する
ことができる。なお、この実施の形態では1個のトレー
に10本の注射器を収容する場合について説明している
が、本発明の注射器用ホルダー付きトレーは、注射器の
直径や長さ、重量などによっては10本以上を収容する
ことができ、これにより一層効果的に多数の注射器を収
容できることはいうまでもない。
【0024】上記注射器を、例えば別途準備されたプラ
ンジャーロッドと組み合わせるために取り出すには、上
記包装箱から取り出したホルダー付きトレーを上下反転
させるだけでよく、これにより各注射器はホルダーに引
っ掛かることなく簡単に外れるので、このホルダー付き
トレーに収容した注射器の全数を一度に取り出すことが
できる。
【0025】図4は本発明の実施の形態2を示し、シー
ト状の合成樹脂材料で一体成型した注射器用ホルダー付
きトレーの斜視図である。
【0026】この実施形態2では、上記実施形態1とは
異なって、底板(2)の周囲に周側壁(17)が形成してあ
り、互いに平行な一対のホルダー(3・3)は底板(2)の
端縁から少し内側に寄った位置に設けてある。また、上
記両ホルダー(3・3)間には、注射器(S)の針接続部
(J)を支承するための中間ホルダー(18)が設けてあり、
この中間ホルダー(18)に針接続部(J)の下半部の外形と
一致した凹部からなる中間支承部(19)が形成してある。
【0027】上記各ホルダー(3)に形成した先端支承部
(14)と後端支承部(15)、及び中間ホルダー(18)に形成し
た中間支承部(19)は、注射器(S)の左右方向や長さ方向
への移動を規制するように形成してあるが、上方への移
動に対してはいずれも引っ掛からないように滑らかに形
成してある。このため、この注射器用ホルダー付きトレ
ー(1)を上下反転させるだけで収容されている注射器
(S)の全数を簡単に取り出すことができる。
【0028】この実施形態2では、上記周側壁(17)の上
端にカバーシートを貼着するためのシール部(20)が形成
してあり、収容した注射器(S)を覆う状態にカバーシー
トを配置してシール部(20)に貼着することにより、輸送
中などに注射器がホルダーから外れたりトレーから飛び
出したりすることが防止される。ただし、本発明の注射
器用ホルダー付きトレーは、カバーシートを省略して包
装や取り出し操作を簡略にしてもよい。
【0029】なお、上記実施形態1及び2では、いずれ
もホルダーを底板に一体に形成した場合に付いて説明し
たが、本発明の注射器用ホルダー付きトレーは、底板と
は別体に形成したホルダーを底板に固定して構成しても
よい。また、本発明の注射器用ホルダー付きトレーは、
例えば紙製のホルダー付きトレーに実施形態2で説明し
た中間ホルダーを設けるなど、形状や構造、材質等を収
容する注射器に適合させて適宜設定すればよく、上記実
施形態のものに限定されないことはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され作用する
ことから、次の効果を奏する。
【0031】(イ) 各注射器のフィンガーグリップが横
長方向に支持され、注射器の支承高さが低いことから、
収容した注射器の上下に大きなデッドスペースを生じる
ことがない。しかも、隣接する注射器同士は互いに逆向
きに配置されて注射器間の間隔が狭いことから、小容積
のトレーでありながら多数の注射器を収容することがで
きる。
【0032】(ロ) 注射器の支承高さが低いことから、
翼状のフィンガーグリップは両端が底板に制限されて回
転しない。このため、注射器の支承姿勢が変わらないの
で各支承部で注射器を確りと挟みつける必要がなく、例
えばトレーを上下反転させる等の簡単な操作で収容され
た多数の注射器を一度に取り出すことができる。
【0033】(ハ) 矩形の底板の互いに平行な一対の端
縁に、それぞれ折り目を介して外板と上板と内板と固定
板とを順に連設し、各折り目を90度折り曲げ、固定板
を底板に固定して断面が矩形のホルダーを形成した場合
には、1枚の板紙等を折り畳むだけで注射器用ホルダー
付きトレーを簡単に製作できる。しかもこの場合、注射
器を収容しない状態では両ホルダーが底板と重なる状態
に偏平状に折り畳まれるので、注射器を収容する前のト
レーの運搬や保管管理等を容易にでき、さらに、注射器
を取り出して空となった場合も簡単に折り畳んで嵩張ら
ない状態にできるので廃棄処理等を容易に行うことがで
きる。また、この注射器用ホルダー付きトレーを板紙で
製作した場合には焼却などの処理で環境を汚染する虞れ
がなく、安全かつ簡単に廃棄することができる。
【0034】(ニ) 両ホルダー間に中間ホルダーを一体
に形成し、この中間ホルダーに形成した中間支承部で注
射器の針接続部を支承可能に構成した場合には、この中
間支承部により注射器の長さ方向への移動が制限される
ので、運搬や保管中に注射器が先端側へ移動して先端の
針部に外力が加わる虞れを無くすことができる。なお、
この中間ホルダーを備えた注射器用ホルダー付きトレー
は合成樹脂材料で一体に成型すると簡単に製作できる
が、この場合、ホルダー形状を滑らかに形成して引っ掛
かりを少なくし、トレーからの注射器の取り出しを一層
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す、注射器用ホルダ
ー付きトレーの斜視図である。
【図2】トレー用台紙の展開図である。
【図3】注射器を収容した状態の縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2を示す、図1相当図であ
る。
【図5】従来技術を示す、注射器用ホルダー付き包装箱
の斜視図である。
【図6】従来技術を示す、図3相当図である。
【符号の説明】
1…注射器用ホルダー付きトレー、 2…底板、 3…ホルダー、 4〜7…折り目、 8…外板、 9…上板、 10…内板、 11…固定板、 14…先端支承部、 15…後端支承部、 18…中間ホルダー、 19…中間支承部、 F…フィンガーグリップ、 J…針接続部、 N…針部、 S…注射器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な一対のホルダー(3・3)を
    底板(2)に固設し、 各ホルダー(3)に、注射器(S)の先端側に装着された針
    部(N)を支承する先端支承部(14)と、翼状のフィンガー
    グリップ(F)が付設された後端側を支承する後端支承部
    (15)とを交互に形成し、 上記後端支承部(15)を、上記フィンガーグリップ(F)が
    横長となる状態で注射器(S)の後端側を支承可能に構成
    し、 一方のホルダー(3)の先端支承部(14)と他方のホルダー
    (3)の後端支承部(15)とを互いに対向させて配置したこ
    とを特徴とする、注射器用ホルダー付きトレー。
  2. 【請求項2】 矩形の底板(2)の互いに平行な一対の端
    縁(2a・2a)に、それぞれ折り目(4・5・6・7)を介し
    て外板(8)と上板(9)と内板(10)と固定板(11)とを順に
    連設し、各折り目(4・5・6・7)を90度折り曲げ、
    固定板(11)を底板(2)に固定して断面が矩形のホルダー
    (3)を形成した、請求項1に記載の注射器用ホルダー付
    きトレー。
  3. 【請求項3】 両ホルダー(3・3)間に中間ホルダー(1
    8)を固設し、この中間ホルダー(18)に形成した中間支承
    部(19)で注射器(S)の針接続部(J)を支承可能に構成し
    た、請求項1に記載の注射器用ホルダー付きトレー。
JP8164002A 1996-06-25 1996-06-25 注射器用ホルダー付きトレー Withdrawn JPH105332A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877387A (en) * 1984-03-06 1989-10-31 Asm Fico Tooling, B.V. Automatic continuously cycleable molding system
US20190038829A1 (en) * 2017-08-01 2019-02-07 Blanca Nasker Syringe organizer

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