JPH1053024A - 車両用ウインドモールディング - Google Patents
車両用ウインドモールディングInfo
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- JPH1053024A JPH1053024A JP8211308A JP21130896A JPH1053024A JP H1053024 A JPH1053024 A JP H1053024A JP 8211308 A JP8211308 A JP 8211308A JP 21130896 A JP21130896 A JP 21130896A JP H1053024 A JPH1053024 A JP H1053024A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
を押さえて異音発生を軽減する。 【解決手段】 ウインドガラス5の周縁部と窓枠1の周
壁部2との間の隙間6に組み付けられるモールディング
本体11と、そのモールディング本体11の外側から突
設されかつ湾曲状に弾性変形して先端部18が窓枠1の
周壁部2に当接するシールリップ15と、を備えた車両
用ウインドモールディング10であって、シールリップ
15は、その根元部16から中央部に向かうにしたがっ
て厚さ寸法が減小され、その根元部16と中央部との間
に薄肉の弾性変形部17が形成され、その弾性変形部1
7から先端部18に向かうにしたがって厚さ寸法が増大
され先端部18が厚肉に形成されている。
Description
窓枠との間の隙間に装着される車両用ウインドモールデ
ィングに関する。
ィング110において、図6と図7に示すように、ウイ
ンドガラス105の周縁と窓枠101の周壁部102と
の間の隙間106に組み付けられるモールディング本体
111の外側には、湾曲状に弾性変形して先端部118
が窓枠101の周壁部102に当接するシールリップ1
15が突設された構造のものが知られている。また、前
記したように構成される車両用ウインドモールディング
110において、そのモールディング本体111の外側
に突設されたシールリップ115は、根元部116から
先端部118に向かうにしたがって厚さ寸法が減少さ
れ、その先端部118が薄肉状になっているのが一般的
であった。
時において、図6に示すように、ウインドガラス105
からモールディング本体111の頭部112を経て窓枠
101外側のルーフパネル103に向かう風の流れによ
って、シールリップ115の湾曲部外側には負圧部12
0が生じる。一方、シールリップ115によって塞がれ
た前記隙間106には、そのサイドモールディング部1
10cの下端から空気が流入する。そして、アッパモー
ルディング部110aにおいて、前記負圧部120と前
記隙間106との圧力差によってシールリップ115が
吸い出され、前記隙間106に流入した空気が一気に抜
け出る。
ディング110にあっては、そのシールリップ115の
先端部118が薄肉状となっているため、前記空気の抜
け出しによってシールリップ115の先端部118が激
しく振動し異音を発生する。前記異音の発生を押さえる
ために、サイドモールディング部110cの下部におい
て、前記隙間106に詰め物130をし、前記隙間10
6の下部を閉塞しなければならず、コスト高となる問題
点があった。この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、詰め物を用いることなくシールリップの振動を押さ
えて異音発生を軽減することができる車両用ウインドモ
ールディングを提供することである。
に、請求項1の発明に係る車両用ウインドモールディン
グは、ウインドガラスの周縁部と窓枠の周壁部との間の
隙間に組み付けられるモールディング本体と、そのモー
ルディング本体の外側から突設されかつ湾曲状に弾性変
形して先端部が前記窓枠の周壁部に当接するシールリッ
プと、を備えた車両用ウインドモールディングであっ
て、前記シールリップは、その根元部から中央部に向か
うにしたがって厚さ寸法が減小され、その根元部と中央
部との間に薄肉の弾性変形部が形成され、その弾性変形
部から先端部に向かうにしたがって厚さ寸法が増大さ
れ、先端部が厚肉に形成されていること特徴とする。
リップの湾曲部外側に生じる負圧部と、そのシールリッ
プの湾曲部内側の隙間空間との圧力差によって、シール
リップが吸い出され、前記隙間空間の空気が抜け出る
際、シールリップの先端部は、弾性変形部を支点として
緩やかに振動する。
ドモールディングは、請求項1に記載の車両用ウインド
モールディングにおいて、ウインドガラスの周縁部と窓
枠の周壁部との間の隙間にモールディング本体が組み付
けられた状態にあるときに、シールリップの先端部がモ
ールディング本体より低い位置に設定されていることを
特徴とする。したがって、シールリップの先端部は、ウ
インドガラスからモールディング本体を経て窓枠外側の
ルーフパネルに向かう空気の流れの影響を受けにくい構
造となる。
にしたがって説明する。図1と図3において、ウインド
ガラス5と窓枠1の周壁部2との間の隙間に組み付けら
れる車両用ウインドモールディング10は、軟質合成樹
脂、ゴム等の弾性体よりなり、かつ押出成形によって一
体に成形されている。そして、ウインドモールディング
10は、アッパモールディング部10a、コーナモール
ディング部10b及びサイドモールディング部10cを
連続して備えている。さらに、ウインドモールディング
10は、その横断面において、頭部12、脚部13、及
び係止部14を有するモールディング本体11と、その
モールディング本体11の脚部13の外側面から突設さ
れかつ湾曲状に弾性変形して先端部18が前記窓枠1の
周壁部2に当接するシールリップ15と、を備えてい
る。
から中央部に向かうにしたがって厚さ寸法が減小され、
その根元部16と中央部との間には薄肉の弾性変形部1
7が形成されている。この実施の形態では、シールリッ
プ15の中央部寄り部分に弾性変形部17が形成されて
いる。さらに、前記シールリップ15は、その弾性変形
部17から先端部18に向かうにしたがって厚さ寸法が
増大され、先端部18が厚肉に形成されている。
示すように、シールリップ15は、その弾性変形部17
の厚さ寸法W2に比較し、根元部16の厚さ寸法W1が
1.8倍程度、あるいは、それ以上に設定され、先端部
18の厚さ寸法W3が2倍程度、あるいは、それ以上に
設定されている。前記根元部16の厚さ寸法W1が弾性
変形部17の厚さ寸法W2より1.8倍以上に設定され
ることで、コーナモールディング部10bにおいて、モ
ールディング本体11の屈曲に追従してシールリップ1
5が安定よく屈曲する。
縁部と窓枠1の周壁部2との間の隙間6にモールディン
グ本体11が組み付けられた状態において、車両走行時
に、ウインドガラス5からモールディング本体11を経
て窓枠1外側面のルーフパネル3に向かう空気の流れの
影響をシールリップ15が受けにくいようにするため
に、シールリップ15の先端部18は、モールディング
本体11の頭部12の頂面よりも低い位置に設定されて
いる。さらに、シールリップ15の先端部18の端面
は、窓枠1の周壁部2に向けて高くなる傾斜面に形成さ
れている。これによって、シールリップ15が空気の流
れの影響をより一層受けにくい構造となっている。
れる。したがって、図1に示すように、ウインドガラス
5の周縁部と窓枠1の周壁部2との間の隙間6に車両用
ウインドモールディング10が装着された状態におい
て、シールリップ15は、湾曲状に弾性変形してその先
端部18が窓枠1の周壁部2に当接する。車両走行時に
おいて、ウインドガラス5からモールディング本体11
の頭部12を経て窓枠1外側のルーフパネル3に向かう
空気の流れによって、シールリップ15の湾曲部の外側
には負圧部20が生じる。一方、シールリップ15によ
って塞がれた前記隙間6には、そのサイドモールディン
グ部10cの下端から空気が流入する。
おいて、前記負圧部20と前記隙間6との圧力差によっ
てシールリップ15が吸い出され、前記隙間6に流入し
た空気がアッパモールディング部10aのシールリップ
15から抜け出る。この際、シールリップ15の先端部
18は、弾性変形部17を支点として緩やかに振動す
る。このため、シールリップ15が激しく振動して異音
を発生する、という不具合が防止される。この結果、サ
イドモールディング部10cの下部において、前記隙間
6に詰め物を施して、その隙間6の下部を閉塞する必要
性を解消することができ、コスト低減を図ることができ
る。
モールディング本体11の頭部12の頂面よりも低い位
置に設定され、しかも、シールリップ15の先端部18
の端面は、窓枠1の周壁部2に向けて高くなる傾斜面に
形成されているため、空気の流れの影響を可及的に受け
にくい構造にすることができる。このため、シールリッ
プ15の振動が一層良好に押せられ、異音の発生防止に
効果が大きい。
形態2を図4と図5にしたがって説明すると、この実施
の形態2においては、モールディング本体11の脚部1
3の外側面から突設されかつ湾曲状に弾性変形して窓枠
1の周壁部2に当接するシールリップ15の先端部18
の断面形状が略円弧状に形成されている。前記シールリ
ップ15の根元部16、弾性変形部17及び先端部18
の各厚さ寸法W1,W2,W3の関係においては前記実
施の形態1とほぼ同様に設定され、弾性変形部17の厚
さ寸法W2に比較し、根元部16の厚さ寸法W1が1.
8倍程度、あるいは、それ以上に設定され、先端部18
の厚さ寸法W3が2倍程度、あるいは、それ以上に設定
されている。さらに、シールリップ15の先端部18
は、モールディング本体11の頭部12の頂面よりも低
い位置に設定されている。
構成されるため、同一構成部分に対し、同一符号を付記
してその説明は省略する。したがって、この実施の形態
2においても実施の形態1と略同様の作用・効果を奏す
る。
明によれば、詰め物を用いることなく、シールリップの
振動を押さえて異音発生を軽減することができ、コスト
低減を図ることができる。また、請求項2に記載の発明
によれば、シールリップの先端部が空気の流れの影響を
受けにくい構造となり、異音の発生防止に効果が大き
い。
ディングの装着状態を示す断面図である。
の自由状態を示す断面図である。
ディングの関係を示す説明図である。
ルディングの装着状態を示す断面図である。
の自由状態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
ディングの関係を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ウインドガラスの周縁部と窓枠の周壁部
との間の隙間に組み付けられるモールディング本体と、
そのモールディング本体の外側から突設されかつ湾曲状
に弾性変形して先端部が前記窓枠の周壁部に当接するシ
ールリップと、を備えた車両用ウインドモールディング
であって、 前記シールリップは、その根元部から中央部に向かうに
したがって厚さ寸法が減小され、その根元部と中央部と
の間に薄肉の弾性変形部が形成され、その弾性変形部か
ら先端部に向かうにしたがって厚さ寸法が増大され、先
端部が厚肉に形成されていることを特徴とする車両用ウ
インドモールディング。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ウインドモール
ディングにおいて、ウインドガラスの周縁部と窓枠の周
壁部との間の隙間にモールディング本体が組み付けられ
た状態にあるときに、シールリップの先端部がモールデ
ィング本体より低い位置に設定されていることを特徴と
する車両用ウインドモールディング。
Priority Applications (2)
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JP21130896A JP3265194B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 車両用ウインドモールディング |
US08/906,337 US5927040A (en) | 1996-08-09 | 1997-08-05 | Automobile window molding |
Applications Claiming Priority (1)
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JP21130896A JP3265194B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 車両用ウインドモールディング |
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JPH1053024A true JPH1053024A (ja) | 1998-02-24 |
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ID=16603797
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JP (1) | JP3265194B2 (ja) |
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- 1996-08-09 JP JP21130896A patent/JP3265194B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-08-05 US US08/906,337 patent/US5927040A/en not_active Expired - Lifetime
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