JPH1052073A - 超音波モータの駆動回路 - Google Patents
超音波モータの駆動回路Info
- Publication number
- JPH1052073A JPH1052073A JP8202430A JP20243096A JPH1052073A JP H1052073 A JPH1052073 A JP H1052073A JP 8202430 A JP8202430 A JP 8202430A JP 20243096 A JP20243096 A JP 20243096A JP H1052073 A JPH1052073 A JP H1052073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- oscillation
- clock signal
- ultrasonic motor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波モータの起動性が良く細かな駆動制御
が行え、しかも駆動効率の良い超音波モータの駆動回路
を提供する。 【解決手段】 超音波モータを駆動する圧電素子1およ
び帰還抵抗をインバータ回路2の入力端子、出力端子間
に接続し、これら端子のそれぞれに第1、第2の容量素
子3、4を接続して発振回路6を構成する。制御回路1
0は、発振動作開始時に所定時間の間、発振回路6の共
振周波数の近傍の周波数のクロック信号をクロック信号
発生回路7からインバータ2の入力端子に出力せしめ圧
電素子1を強制発振させる。これにより、圧電素子1は
速やかに発振し、起動性が向上する。この後、制御回路
10はインバータ回路2への出力をフローティング状態
として発振回路6をそれ自体のみにより発振させる。こ
れにより、発振回路6はそれ自体の共振周波数にて発振
動作を行うため駆動効率が良い。
が行え、しかも駆動効率の良い超音波モータの駆動回路
を提供する。 【解決手段】 超音波モータを駆動する圧電素子1およ
び帰還抵抗をインバータ回路2の入力端子、出力端子間
に接続し、これら端子のそれぞれに第1、第2の容量素
子3、4を接続して発振回路6を構成する。制御回路1
0は、発振動作開始時に所定時間の間、発振回路6の共
振周波数の近傍の周波数のクロック信号をクロック信号
発生回路7からインバータ2の入力端子に出力せしめ圧
電素子1を強制発振させる。これにより、圧電素子1は
速やかに発振し、起動性が向上する。この後、制御回路
10はインバータ回路2への出力をフローティング状態
として発振回路6をそれ自体のみにより発振させる。こ
れにより、発振回路6はそれ自体の共振周波数にて発振
動作を行うため駆動効率が良い。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は超音波モータの駆動回路に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、超音波モータの駆動回路では、圧
電素子を別途に設けられた発振回路からの適当な周波数
の信号によって駆動する他励振型のものと、圧電素子自
体を振動子として発振回路を構成し、圧電素子を駆動す
る自励振型のものがある。自励振型の駆動回路としては
例えば、図2に示すようなものがある。これは、圧電素
子21をCMOSインバータ回路22の入力端子I3、
出力端子O3間に接続し、この入力端子I3、出力端子
O3のそれぞれに負荷容量としての容量素子23、24
を接続し、入力端子I3、出力端子O3間に帰還抵抗2
5を接続して発振回路26を構成したものである。ま
た、上記図2に示した駆動回路では、CMOSインバー
タ回路22をクロックドCMOSインバータとし、クロ
ック信号によりCMOSインバータ回路22をオン、オ
フして発振動作の開始、停止を制御することにより、超
音波モータを低速駆動、間欠駆動するようにしている。
電素子を別途に設けられた発振回路からの適当な周波数
の信号によって駆動する他励振型のものと、圧電素子自
体を振動子として発振回路を構成し、圧電素子を駆動す
る自励振型のものがある。自励振型の駆動回路としては
例えば、図2に示すようなものがある。これは、圧電素
子21をCMOSインバータ回路22の入力端子I3、
出力端子O3間に接続し、この入力端子I3、出力端子
O3のそれぞれに負荷容量としての容量素子23、24
を接続し、入力端子I3、出力端子O3間に帰還抵抗2
5を接続して発振回路26を構成したものである。ま
た、上記図2に示した駆動回路では、CMOSインバー
タ回路22をクロックドCMOSインバータとし、クロ
ック信号によりCMOSインバータ回路22をオン、オ
フして発振動作の開始、停止を制御することにより、超
音波モータを低速駆動、間欠駆動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
2に示した駆動回路では、CMOSインバータ回路22
をオンとして発振動作を開始させてから安定した発振が
得られるまでにある程度時間を要し、またその時間も不
安定であるという発振開始時の不確定要素を含んでい
る。特に発振動作の開始、停止を繰り返しおこなう間欠
駆動の際は発振開始時の不確定要素の影響が大きく、細
かな駆動制御を難しくしている。
2に示した駆動回路では、CMOSインバータ回路22
をオンとして発振動作を開始させてから安定した発振が
得られるまでにある程度時間を要し、またその時間も不
安定であるという発振開始時の不確定要素を含んでい
る。特に発振動作の開始、停止を繰り返しおこなう間欠
駆動の際は発振開始時の不確定要素の影響が大きく、細
かな駆動制御を難しくしている。
【0004】なお、他励振型の駆動回路では強制的に圧
電素子を駆動するため、圧電素子発振は短時間で安定
し、上述のような不具合は少ない。しかしながら、圧電
素子を強制発振させる信号はその信号源としての発振回
路により定まり、超音波モータの共振周波数とは必ずし
も一致しない。このため、他励振型の駆動回路では全体
としての駆動効率は悪い。
電素子を駆動するため、圧電素子発振は短時間で安定
し、上述のような不具合は少ない。しかしながら、圧電
素子を強制発振させる信号はその信号源としての発振回
路により定まり、超音波モータの共振周波数とは必ずし
も一致しない。このため、他励振型の駆動回路では全体
としての駆動効率は悪い。
【0005】
【課題を解決するための手段】圧電素子を含む発振回路
の動作を開始する際に所定時間の間、クロック信号によ
り発振回路を強制発振させることにより、超音波モータ
の駆動回路の起動性を向上させる。これにより、細かな
駆動制御が行えしかも駆動効率の良い超音波モータの駆
動回路を提供する。
の動作を開始する際に所定時間の間、クロック信号によ
り発振回路を強制発振させることにより、超音波モータ
の駆動回路の起動性を向上させる。これにより、細かな
駆動制御が行えしかも駆動効率の良い超音波モータの駆
動回路を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】圧電素子と、上記圧電素子を入力
端子、出力端子間に接続したインバータ回路と、上記イ
ンバータ回路の入力端子、出力端子のそれぞれに対応し
て接続された負荷容量としての第1、第2の容量素子
と、上記インバータ回路の入力端子、出力端子間に接続
された帰還抵抗とからなる発振回路を具備する超音波モ
ータの駆動回路において、上記発振回路の共振周波数近
傍の周波数のクロック信号を出力するクロック信号発生
回路と、上記発振回路の動作を開始する際に所定時間の
間、上記クロック信号を上記インバータの入力端子に出
力して上記発振回路を強制発振させる制御回路とを設け
る。
端子、出力端子間に接続したインバータ回路と、上記イ
ンバータ回路の入力端子、出力端子のそれぞれに対応し
て接続された負荷容量としての第1、第2の容量素子
と、上記インバータ回路の入力端子、出力端子間に接続
された帰還抵抗とからなる発振回路を具備する超音波モ
ータの駆動回路において、上記発振回路の共振周波数近
傍の周波数のクロック信号を出力するクロック信号発生
回路と、上記発振回路の動作を開始する際に所定時間の
間、上記クロック信号を上記インバータの入力端子に出
力して上記発振回路を強制発振させる制御回路とを設け
る。
【0007】上記制御回路は上記クロック信号または特
定電位レベルを入力とするスイッチング回路であり、こ
のスイッチング回路は発振停止時には上記特定電位レベ
ルによって出力電位レベルを固定し、発振動作開始時に
は上記クロック信号を発生し、定常発振状態においては
オフとなって出力をフローティング状態とするものであ
ることが好ましい。
定電位レベルを入力とするスイッチング回路であり、こ
のスイッチング回路は発振停止時には上記特定電位レベ
ルによって出力電位レベルを固定し、発振動作開始時に
は上記クロック信号を発生し、定常発振状態においては
オフとなって出力をフローティング状態とするものであ
ることが好ましい。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例の超音波モータの駆動
回路について説明する。
回路について説明する。
【0009】まず、本例の構成について図1の説明図を
参照しながら説明する。同図において1は圧電素子であ
り、圧電素子1は図示しない超音波モータの振動部に装
着されている。2はインバータ回路であり、入力端子I
1、出力端子O1間に圧電素子1が接続される。ここ
で、インバータ2はCMOS構成のものとする。3、4
は負荷容量としての第1、第2の容量素子であり、それ
ぞれインバータ回路2の入力端子I1、出力端子O1に
接続されている。また、これら第1、第2の容量素子の
他端は電源端子VSS(0V)に接続されている。5は
帰還抵抗であり、インバータ回路2の入力端子I1、出
力端子O1間に接続されている。これら圧電素子1、イ
ンバータ2、第1、第2の容量素子3、4および帰還抵
抗5より発振回路6が構成される。
参照しながら説明する。同図において1は圧電素子であ
り、圧電素子1は図示しない超音波モータの振動部に装
着されている。2はインバータ回路であり、入力端子I
1、出力端子O1間に圧電素子1が接続される。ここ
で、インバータ2はCMOS構成のものとする。3、4
は負荷容量としての第1、第2の容量素子であり、それ
ぞれインバータ回路2の入力端子I1、出力端子O1に
接続されている。また、これら第1、第2の容量素子の
他端は電源端子VSS(0V)に接続されている。5は
帰還抵抗であり、インバータ回路2の入力端子I1、出
力端子O1間に接続されている。これら圧電素子1、イ
ンバータ2、第1、第2の容量素子3、4および帰還抵
抗5より発振回路6が構成される。
【0010】7はクロック信号発生回路であり、発振回
路6の共振周波数近傍の周波数のクロック信号を出力す
る。また後述する駆動制御回路からの第1の制御信号
“L”を端子Aに受け、出力を“L”に固定する。
路6の共振周波数近傍の周波数のクロック信号を出力す
る。また後述する駆動制御回路からの第1の制御信号
“L”を端子Aに受け、出力を“L”に固定する。
【0011】8はクロックドCMOSインバータ回路を
用いたトライステート回路であり、端子Bに駆動制御回
路からの第2の制御信号を受けてその電位レベルが
“L”であれば、出力端子O2をフローティングとす
る。また、入力端子I2にクロック信号発生回路7から
クロック信号を受けており、第1の制御信号が“H”で
あれば、インバータとしての動作をオンとされ、出力端
子O2からクロック信号発生回路7からのクロック信号
を反転したクロック信号をインバータ回路2の入力端子
I1に出力する。9は駆動制御回路であり、第1、第2
の制御信号を発生して本例の回路の制御を司る。トライ
ステート回路8および駆動制御回路9から制御回路10
が構成される。
用いたトライステート回路であり、端子Bに駆動制御回
路からの第2の制御信号を受けてその電位レベルが
“L”であれば、出力端子O2をフローティングとす
る。また、入力端子I2にクロック信号発生回路7から
クロック信号を受けており、第1の制御信号が“H”で
あれば、インバータとしての動作をオンとされ、出力端
子O2からクロック信号発生回路7からのクロック信号
を反転したクロック信号をインバータ回路2の入力端子
I1に出力する。9は駆動制御回路であり、第1、第2
の制御信号を発生して本例の回路の制御を司る。トライ
ステート回路8および駆動制御回路9から制御回路10
が構成される。
【0012】次に本例の動作について説明する。
【0013】まず、超音波モータの停止時、すなわち、
発振回路6の発振動作の停止時では、駆動制御回路9は
第1の制御信号を“L”にすることによりクロック信号
発生回路7の出力を“L”に固定するとともに、第2の
制御信号を“H”としてトライステート回路8をオンと
する。これにより、トライステート回路8は出力を
“H”に固定される。これにより、制御回路10はイン
バータ回路2の入力端子I1の電位レベルを“H”に固
定し、インバータ回路2の出力は固定され発振動作は行
われない。
発振回路6の発振動作の停止時では、駆動制御回路9は
第1の制御信号を“L”にすることによりクロック信号
発生回路7の出力を“L”に固定するとともに、第2の
制御信号を“H”としてトライステート回路8をオンと
する。これにより、トライステート回路8は出力を
“H”に固定される。これにより、制御回路10はイン
バータ回路2の入力端子I1の電位レベルを“H”に固
定し、インバータ回路2の出力は固定され発振動作は行
われない。
【0014】次に発振回路6の発振動作を開始させる際
の動作は以下のように行われる。駆動制御回路9は第1
の制御信号を“H”としてクロック信号発生回路7に発
振回路6の共振周波数近傍の周波数のクロック信号を出
力せしめる。トライステート回路8は発振回路6からの
クロック信号を反転したクロック信号を出力する。すな
わち、制御回路10は共振周波数近傍の周波数のクロッ
ク信号をインバータ回路2の入力端子I1に出力する。
これにより、圧電素子1が強制発振される。この発振動
作開始時では発振周波数は必ずしも共振周波数ではない
ために発振効率面では良くないが、圧電素子1の起動性
は格段に向上する。
の動作は以下のように行われる。駆動制御回路9は第1
の制御信号を“H”としてクロック信号発生回路7に発
振回路6の共振周波数近傍の周波数のクロック信号を出
力せしめる。トライステート回路8は発振回路6からの
クロック信号を反転したクロック信号を出力する。すな
わち、制御回路10は共振周波数近傍の周波数のクロッ
ク信号をインバータ回路2の入力端子I1に出力する。
これにより、圧電素子1が強制発振される。この発振動
作開始時では発振周波数は必ずしも共振周波数ではない
ために発振効率面では良くないが、圧電素子1の起動性
は格段に向上する。
【0015】クロック信号発生回路7からのクロック信
号による強制発振動作を開始してから所定の時間経過す
ると、超音波モータの動作は安定する。ここで、第2の
制御信号を“L”としてトライステート回路8をオフと
する。これによりトライステート回路8の出力端子O2
はフローティングとされる。そのため、発振回路6強制
発振を解かれ、その共振周波数にて発振し、定常発振状
態となる。この定常発振状態では安定した発振が行われ
るとともに、発振効率面も良い。すなわち、超音波モー
タは速やかに起動された後、高効率で駆動されることと
なる。
号による強制発振動作を開始してから所定の時間経過す
ると、超音波モータの動作は安定する。ここで、第2の
制御信号を“L”としてトライステート回路8をオフと
する。これによりトライステート回路8の出力端子O2
はフローティングとされる。そのため、発振回路6強制
発振を解かれ、その共振周波数にて発振し、定常発振状
態となる。この定常発振状態では安定した発振が行われ
るとともに、発振効率面も良い。すなわち、超音波モー
タは速やかに起動された後、高効率で駆動されることと
なる。
【0016】また、超音波モータを停止、すなわち、発
振動作を停止させる際は、上述したように駆動制御回路
9が第1の制御信号“L”、第2の制御信号を“H”と
することにより、インバータ回路2の入力端子I1の電
位レベルを“H”に固定し、インバータ回路2の出力は
“L”に固定する。
振動作を停止させる際は、上述したように駆動制御回路
9が第1の制御信号“L”、第2の制御信号を“H”と
することにより、インバータ回路2の入力端子I1の電
位レベルを“H”に固定し、インバータ回路2の出力は
“L”に固定する。
【0017】以上のように本例では、超音波モータの動
作開始時には、超音波モータを駆動する圧電素子1を上
述の共振周波数の近傍の周波数のクロック信号により強
制的に発振させるため、起動性が向上し、その後は発振
回路6のみによる発振動作で駆動されるため、高効率の
駆動が可能となる。また、駆動を停止させる際は、発振
回路6の発振増幅用のインバータ回路2の入力端子の電
位レベルを固定するため、確実に発振動作を停止させる
ことが可能となる。特に上述の一連の動作を繰り返すこ
とにより行われる超音波モータの間欠駆動(言い換えれ
ば、擬似的低速動作)では、駆動開始、停止時の動作が
安定して駆動制御性が向上するとともに、高効率の駆動
が可能となる。
作開始時には、超音波モータを駆動する圧電素子1を上
述の共振周波数の近傍の周波数のクロック信号により強
制的に発振させるため、起動性が向上し、その後は発振
回路6のみによる発振動作で駆動されるため、高効率の
駆動が可能となる。また、駆動を停止させる際は、発振
回路6の発振増幅用のインバータ回路2の入力端子の電
位レベルを固定するため、確実に発振動作を停止させる
ことが可能となる。特に上述の一連の動作を繰り返すこ
とにより行われる超音波モータの間欠駆動(言い換えれ
ば、擬似的低速動作)では、駆動開始、停止時の動作が
安定して駆動制御性が向上するとともに、高効率の駆動
が可能となる。
【0018】強制発振させる時間は、実験的に確認した
ところ、発振回路6の共振周波数に依存しており、発振
周期にして100周期から1000周期程度が望まし
い。例えば共振周波数が300KHzであれば、0.3
3mS〜3.33mSに定めるのが好ましい。なお、強
制発振させる時間の上限は、間欠駆動の際では一回の駆
動時間にも依存し、定常状態の時間より短いことが望ま
しい。また、この他、インバータ回路2の出力電圧の状
態をフィードバックさせて強制発振させる時間を決定し
ても良い。例えば、インバータ回路2の出力電圧と電源
電圧の90%の値の基準電圧とを比較し、出力電圧が基
準電圧を越えるタイミングで強制発振を解くように構成
しても良い。
ところ、発振回路6の共振周波数に依存しており、発振
周期にして100周期から1000周期程度が望まし
い。例えば共振周波数が300KHzであれば、0.3
3mS〜3.33mSに定めるのが好ましい。なお、強
制発振させる時間の上限は、間欠駆動の際では一回の駆
動時間にも依存し、定常状態の時間より短いことが望ま
しい。また、この他、インバータ回路2の出力電圧の状
態をフィードバックさせて強制発振させる時間を決定し
ても良い。例えば、インバータ回路2の出力電圧と電源
電圧の90%の値の基準電圧とを比較し、出力電圧が基
準電圧を越えるタイミングで強制発振を解くように構成
しても良い。
【0019】なお、上記トライステート回路8はクロッ
クドCMOSインバータによるものであるが、これに限
らず様々なものを用いることができる。
クドCMOSインバータによるものであるが、これに限
らず様々なものを用いることができる。
【0020】また、上記インバータ回路2をクロックド
CMOSインバータにより構成し、超音波モータの動作
停止時にはオフとするようにしても良い。この場合、N
ANDゲート等の回路も用いることができる。
CMOSインバータにより構成し、超音波モータの動作
停止時にはオフとするようにしても良い。この場合、N
ANDゲート等の回路も用いることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、圧電素子を含む発振回
路の動作を開始する際に所定時間の間、クロック信号に
より発振回路を強制発振させるため、超音波モータの駆
動回路の起動性を向上させることとなり、細かな駆動制
御が行えしかも駆動効率の良い超音波モータの駆動回路
を提供することが可能となる。
路の動作を開始する際に所定時間の間、クロック信号に
より発振回路を強制発振させるため、超音波モータの駆
動回路の起動性を向上させることとなり、細かな駆動制
御が行えしかも駆動効率の良い超音波モータの駆動回路
を提供することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の超音波モータの駆動回路の
構成を説明するための説明図。
構成を説明するための説明図。
【図2】従来の超音波モータの駆動回路の構成を説明す
るための説明図。
るための説明図。
【符号の説明】 1 圧電素子 2 インバータ回路 3、4 第1、第2の容量素子 5 帰還抵抗 6 発振回路 7 クロック信号発生回路 10 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電素子と、 上記圧電素子を入力端子、出力端子間に接続したインバ
ータ回路と、 上記インバータ回路の入力端子、出力端子のそれぞれに
対応して接続された負荷容量としての第1、第2の容量
素子と、 上記インバータ回路の入力端子、出力端子間に接続され
た帰還抵抗とからなる発振回路を具備する超音波モータ
の駆動回路において、 上記発振回路の共振周波数近傍の周波数のクロック信号
を出力するクロック信号発生回路と、 上記発振回路の動作を開始する際に所定時間の間、上記
クロック信号を上記インバータの入力端子に出力して上
記発振回路を強制発振させる制御回路とを設けたことを
特徴とする超音波モータの駆動回路。 - 【請求項2】 上記制御回路は上記クロック信号または
特定電位レベルを入力とするスイッチング回路であり、
このスイッチング回路は発振停止時には上記特定電位レ
ベルによって出力電位レベルを固定し、発振動作開始時
には上記クロック信号を発生し、定常発振状態において
はオフとなって出力をフローティング状態とするもので
あることを特徴とする請求項1記載の超音波モータの駆
動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8202430A JPH1052073A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 超音波モータの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8202430A JPH1052073A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 超音波モータの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052073A true JPH1052073A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16457393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8202430A Pending JPH1052073A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 超音波モータの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1052073A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008143151A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Canon Inc | 記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、及び記録装置 |
JP2016531275A (ja) * | 2013-05-29 | 2016-10-06 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | フロップトレイエリアおよび電力最適化のための回路およびレイアウト技法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8202430A patent/JPH1052073A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008143151A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Canon Inc | 記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、及び記録装置 |
JP2016531275A (ja) * | 2013-05-29 | 2016-10-06 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | フロップトレイエリアおよび電力最適化のための回路およびレイアウト技法 |
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