JP2522230B2 - 電源制御回路 - Google Patents

電源制御回路

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JP2522230B2
JP2522230B2 JP3010095A JP1009591A JP2522230B2 JP 2522230 B2 JP2522230 B2 JP 2522230B2 JP 3010095 A JP3010095 A JP 3010095A JP 1009591 A JP1009591 A JP 1009591A JP 2522230 B2 JP2522230 B2 JP 2522230B2
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守康 扇山
秀行 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズなどの影響によ
って突然切換え回路の切換え動作が停止しても、自動的
に切換え動作が復帰するように制御する電源制御回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、低消費電流化を指向した
電子時計の回路構成としては、図4に示すように、発振
回路20と、分周回路21と、レベルシフタ22と、起
動パルス発生回路23と、2つのコンデンサC1,C2
と、この2つのコンデンサC1,C2を直列接続と並列
接続とに交互に切り換えるための、トランジスタT1,
T2,T3,T4とからなる切換え回路24とを具備し
ている。これは最初電源を投入した時に起動パルス発生
回路23の端子Gに起動パルスを確実に発生させ、端子
Aに“L”信号を出力させて起動させるのである。すな
わち、端子Aの“L”信号によって切換え回路24が初
期化され、コンデンサC1,C2が直列接続されて、こ
れらが充電され、以降は分周回路21からの一定周期の
パルスによって、コンデンサC1,C2が並列接続、直
列接続を交互に繰り返すことによって、電源電圧が1/
2に降圧される。この降圧された電圧が発振回路2およ
び分周回路3の電源となり、低電圧駆動が行なわれる。
なお、図示しない、表示部等は比較的高電圧を必要とす
るため、電源電圧がそのまま印加されて駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の回路
構成では、コンデンサC1,C2が並列接続(放電状
態)のときに、ノイズなどの影響によって発振あるいは
分周動作が停止した場合に、コンデンサC1,C2を直
列接続(充電状態)に切り換えることができない問題が
ある。この場合は、電源を投入し直さなければ、時計は
止まったままとなってしまう。
【0004】そこで本発明の目的は、突然の切換え動作
停止時においても、確実に2つのコンデンサを直列接続
(充電状態)に切り換え、上記切換え動作を復帰させる
ことを可能にし、かつ降圧された電圧を電源電圧として
クロック信号を発生して消費電力の低減化を達成するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源制御回路は、電源電圧を1/2に降圧
するための2つのコンデンサと、この各コンデンサによ
り降圧された電圧を電源電圧としてクロック信号を発生
する信号発生回路と、上記信号発生回路からのクロック
信号に基づいて、上記各コンデンサの接続状態を直列と
並列に交互に切り換える切換え回路と、上記各コンデン
サが並列接続状態において上記切換え回路の切換え動作
が停止したときに出力を発生し、上記各コンデンサを直
列接続せしめる制御回路とを具備している。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を示す図1において、発
振回路2と、クロック信号を発生する信号発生回路であ
る分周回路3と、レベルシフタ4と、コンデンサC1,
C2と、コンデンサC1とC2を直列状態と並列状態に
交互に切り換える切換え回路5を構成するトランジスタ
T1,T2,T3,T4との構成は図4の場合と同様で
あるが、従来の起動パルス発生回路23を接続しない
で、3つのトランジスタP1,N1,N2を具備する制
御回路1を端子Dに接続している。
【0007】つぎに、図2のタイミングチャートを参照
しつつ、図1の回路動作について説明する。
【0008】まず電源を投入したときに、コンデンサC
1,C2が直列接続状態であれば、端子Dに電源電圧V
の1/2の電圧が発生し、信号発生回路である分周回路
3で分周が開始されて内部回路(図示せず。)へクロッ
ク信号を供給する。
【0009】一方、電源投入時にコンデンサC1,C2
が並列接続状態である場合には、すぐには分周回路3に
電圧は印加されない。このとき端子Dが“H”になるた
め、制御回路1のトランジスタP1がオフとなり、端子
Eがフローティング状態となってトランジスタN1がオ
フとなり、端子Fもフローティング状態となる。トラン
ジスタN2は端子Fがフローティング状態および“H”
のときにオンするように形成してあり、いま端子Fがフ
ローティング状態なのでトランジスタN2がオンし、端
子Eが“L”となり、端子Bが“H”となり、これがレ
ベルシフタ4で反転され、端子Aに“L”信号の出力が
発生する。端子Aに“L”信号の出力が発生すると、ト
ランジスタT2およびT4がオン状態となり、コンデン
サC1,C2が直列接続状態となる。このとき端子Dに
V/2の電圧が発生し、分周回路3で分周が開始されて
クロック信号が発生する。このように電源投入時にコン
デンサC1とC2が並列接続状態であっても、制御回路
1によってコンデンサC1とC2を直列接続に切り換え
る。
【0010】つぎに、分周回路3からレベルシフタ4へ
供給されるパルス信号は、そのまま図2のように端子A
に出力される。端子Aに“L”信号が発生すると、トラ
ンジスタT2およびT4がオン状態となってコンデンサ
C1,C2は直列接続となる。また、端子Aに“H”信
号が発生すると、トランジスタT1およびT3がオン状
態となってコンデンサC1,C2は並列接続となる。こ
のように、分周回路3からのパルス信号によってコンデ
ンサC1,C2が直列接続と並列接続に交互に切り換え
られ、充電と放電を繰り返す。コンデンサC1およびC
2の放電が終了する前に直列接続に切り換わるように、
分周回路3からは十分に高周波数のパルス信号が出力さ
れる。したがって端子Dの信号レベルは“H”と“L”
のほぼ中間レベルに維持される。
【0011】制御回路1のトランジスタP1は端子Dの
信号レベルが上記ほぼ中間レベルから“L”側のときに
オン状態となるものとする。トランジスタP1がオン状
態になると、端子Eが“H”となり、端子Bは“L”と
なる。なお、このときトランジスタN1はオン状態で端
子Fが“L”となり、トランジスタN2はオフ状態とな
っている。
【0012】以上が電源投入からの正常動作であり、こ
の正常動作により、分周回路3は降圧された電圧を電源
電圧として、時計の駆動回路等の内部回路へクロック信
号を供給し続ける。図2において、aは電源投入時、b
は切換え動作開始時、cは切換え動作開始直後の動作不
安定期間、dは動作安定期間、eは切換え動作停止時を
示している。
【0013】つぎに、上記正常動作中に分周回路3の分
周が停止した場合の動作について説明する。分周が停止
したときにコンデンサC1とC2が直列接続状態になっ
ていれば充電が行なわるので、端子DにV/2の電圧が
発生して分周回路3の分周動作は復帰する。
【0014】一方、分周が停止したときにコンデンサC
1とC2が並列接続状態であると、完全に放電し切って
しまい端子Dが“H”となり、分周回路3へ電圧が印加
されず、分周動作は停止したままとなる。
【0015】ところで、端子Dが“H”となると制御回
路1のトランジスタP1がオフ状態となり、端子Eがフ
ローティング状態となり、トランジスタN1がオフ状態
となる。これにより端子Fもフローティング状態となり
トランジスタN2がオン状態となり、端子Eが“L”と
なるので、端子Bが“H”となる。ここでトランジスタ
N2は端子Fの信号レベルが“L”から少し“H”側で
あればオン状態となるものとしてある。これによって、
端子Aが“L”となり、コンデンサC1とC2は再び直
列接続状態となり、分周回路3へV/2の電圧が印加さ
れ分周動作が再開される。
【0016】以上の動作によって、コンデンサC1とC
2が並列接続状態において切換え回路5の切換え動作が
停止しても、制御回路1によってコンデンサC1とC2
を直列接続せしめ、確実に切換え動作を復帰させること
ができる。
【0017】図3は他の実施例を示すもので、2個のト
ランジスタP2,N3と抵抗Rとを具備する制御回路1
1を端子Dに接続しているもので、以下にその回路動作
を説明する。
【0018】まず、電源投入時にコンデンサC1,C2
が直列接続状態であれば、端子Dに電圧が発生し、分周
回路3で分周が開始され、内部回路(図示せず。)へク
ロック信号を供給する。
【0019】一方、電源投入時にコンデンサC1,C2
が並列接続状態の場合は、分周回路3に電圧は印加され
ないが、制御回路11のトランジスタP2がオフにな
り、抵抗Rを介して端子E2の信号レベルが弱く“L”
側にひかれるので、端子B2が“H”となり、トランジ
スタN3がオン状態となり端子E2はさらに“L”側に
ひかれる。端子B2が“H”となると、端子Aが“L”
となり、図1の場合と同様にトランジスタT2およびT
4がオン状態となり、コンデンサC1とC2が直列接続
状態となって端子DにV/2の電圧が発生し、分周回路
3で分周動作が開始されてクロック信号を発生する。
【0020】続いて分周回路3から高周波パルスが端子
A2に出力され、切換え回路5によってコンデンサC1
とC2が直列状態と並列状態に交互に切り換えられる。
これによって、図1の場合と同様にして端子Dの信号レ
ベルが“H”と“L”との中間レベルに維持され、制御
回路11のトランジスタP2はオン状態となる。以上が
正常動作状態である。このとき端子E2は“H”,端子
B2は“L”,トランジスタN3はオフ状態である。
【0021】つぎに、上記正常動作中に分周回路3の分
周が停止した場合の動作について説明する。分周が停止
してもコンデンサC1とC2が直列接続状態になってい
れば充電が行なわれ、端子DにV/2の電圧が発生する
ので、分周回路3の分周動作は復帰する。
【0022】一方、分周が停止したときにコンデンサC
1とC2が並列接続状態であれば、完全に放電し切って
しまい端子Dは“H”となり、分周回路3へ電圧が印加
されず、分周動作は停止したままとなる。
【0023】ところで、端子Dが“H”となると、制御
回路11のトランジスタP2がオフ状態となり、端子E
2が“L”となり、端子B2が“H”となり、トランジ
スタN3がオン状態となって端子E2はさらに“L”側
にひかれる。これによって端子Aに“L”信号を発生
し、コンデンサC1とC2は再び直列接続状態となり、
分周回路3へV/2の電圧が印加され分周動作が再開さ
れる。
【0024】以上の動作により、コンデンサC1とC2
が並列接続状態において切換え回路5の切換え動作が停
止しても、制御回路11によってコンデンサC1とC2
を直列接続せしめ、切換え動作を確実に復帰させること
ができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、2つのコンデンサの接
続切換え動作が突然停止しても、確実にその2つのコン
デンサを直列接続状態にして上記切換え動作を復帰させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図
【図2】図1の回路の各部の信号状態を示すタイミング
チャート
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図
【図4】従来例を示す回路図
【符号の説明】
C1,C2 コンデンサ 1 制御回路 3 分周回路 5 切換え回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を1/2に降圧するための2つ
    のコンデンサと、この各コンデンサにより降圧された電
    圧を電源電圧としてクロック信号を発生する信号発生回
    路と、上記信号発生回路からのクロック信号に基づい
    て、上記各コンデンサの接続状態を直列と並列に交互に
    切り換える切換え回路と、上記各コンデンサが並列接続
    状態において上記切換え回路の切換え動作が停止したと
    きに出力を発生し、上記各コンデンサを直列接続せしめ
    る制御回路とを具備することを特徴とする電源制御回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102684479A (zh) * 2012-05-09 2012-09-19 成都芯源系统有限公司 电荷泵式分压电路及其启动方法
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