JPH09326638A - 水晶発振回路 - Google Patents

水晶発振回路

Info

Publication number
JPH09326638A
JPH09326638A JP8144716A JP14471696A JPH09326638A JP H09326638 A JPH09326638 A JP H09326638A JP 8144716 A JP8144716 A JP 8144716A JP 14471696 A JP14471696 A JP 14471696A JP H09326638 A JPH09326638 A JP H09326638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
oscillation
output
unit
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8144716A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Oishi
重男 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP8144716A priority Critical patent/JPH09326638A/ja
Publication of JPH09326638A publication Critical patent/JPH09326638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術では、水晶発振回路に電源が投入さ
れてから安定したクロック出力が得られるまでの間(以
降、発振起動時間と記す)において、デューティ、電圧
レベルを満足しないクロックが出力されるため、次段の
回路構成によっては誤動作を発生するという問題点があ
った。また、Enabele信号をゲート部を通して使
用した場合についても最初のクロックにおいて、グリッ
ジが発生するため、前記と同じに次段の回路構成によっ
ては誤動作を発生するという問題点があった。すなわ
ち、従来技術では水晶発振回路の発振起動時間に出力さ
れるクロックは、次段の回路構成によっては誤動作を発
生させるという問題点があった。 【解決手段】 水晶発振回路の発振起動時間に出力され
る不安定なクロックを取り除くことにより、電源が投入
された後、最初に発生するクロック出力波形からデュー
ティ、出力電圧とも満足するクロックを得る事ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
クロック信号を供給する水晶発振回路に関するものであ
り、特に、発振回路に電源が投入された後、最初に発生
するクロック出力波形からデューティ、出力電圧とも満
足する水晶発振回路を提供する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来の水晶発振回路のブロッ
ク図を示す。図中、101は発振回路であり、発振回路
101は水晶を使用した発振部102と、発振部102
の出力クロックを発振回路101の出力105となるよ
うに通過または非通過させるゲート部103で構成され
る。そして、104はゲート部の入力となり、発振部1
02のクロックの通過または非通過をゲート部に指示す
る信号である。
【0003】図11に従来の水晶発振回路の動作中にお
ける出力波形図を示す。図11を参照しながら簡単に動
作を説明する。発振回路101に電源が投入され、発振
部102の出力はゲート部103に入力される。しか
し、ゲート部103に入力されるもう一つのEnabl
e信号104がLであり、ゲート部103は発振部10
2の出力を通さない。その後、Enable信号104
がHとなり、ゲート部103は発振部102の出力を通
し、発振回路101の出力105となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来技術では、水晶発振回路に電源が投入されて
から安定したクロック出力が得られるまでの間(以降、
発振起動時間と記す)において、デューティ、電圧レベ
ルを満足しないクロックが出力されるため、次段の回路
構成によっては誤動作を発生するという問題点があっ
た。
【0005】また、Enable信号をゲート部を通し
て使用した場合についても最初のクロックにおいて、グ
リッジが発生するため、前記と同じに次段の回路構成に
よっては誤動作を発生するという問題点があった。
【0006】従来の水晶発振回路に電源が投入された
後、出力される出力波形図を図8と図9に示す。図8は
Enable信号を使用しない場合の電源投入時の水晶
発振回路の出力波形図であり、水晶発振回路101の電
源電圧は、電源が投入されると供給電圧Vccになるま
で上昇していき、また、水晶発振回路101の出力10
5は、電源投入から発振起動時間tの間は、矢印Aで示
す不安定なクロックが出力される。
【0007】図9はEnable信号を使用した場合の
電源投入時の水晶発振回路の出力波形図であり、発振回
路101の電源電圧は、電源が投入されると供給電圧V
ccになるまで上昇していき、また、発振部102の出
力は、電源投入から発振起動時間tの間は、矢印Aで示
す不安定なクロックが出力される。そして、矢印Aで示
す不安定クロックを取り除くため、Enable信号を
電源投入から発振起動時間tより大きな時間を待った
後、Hにするが、このタイミングにより発振回路101
の出力105は、矢印Bで示すグリッジが発生する場合
がある。
【0008】すなわち、従来技術では水晶発振回路の発
振起動時間に出力されるクロックは、次段の回路構成に
よっては誤動作を発生させるという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を考慮してなされたもので、水晶発振回路の発振起
動時間に出力される不安定なクロックを取り除き、電源
が投入された後、最初に発生するクロック出力波形から
デューティ、出力電圧とも満足するクロックを得る事が
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】水晶発振回路を発振起動時間を持
つ発振部と、発振部が発振起動時間内に出力する不安定
なクロックをゲート部で除去するように制御するクロッ
ク除去制御部と、発振部のクロックの通過/非通過を制
御するゲート部とで構成することにより、電源が投入さ
れた後、最初に発生するクロック出力波形からデューテ
ィ、出力電圧とも満足するクロックを得る事ができる。
【0011】上記のクロック除去制御部を、発振回路の
電源電圧を発振部が安定したクロックを出力するように
なるまで監視する電源電圧監視部と、発振部のクロック
と同期してゲート部を開くためのクロック同期部とで構
成することにより、発振部の発振起動時間が発振回路の
電源電圧の立ち上がり時間より小さい場合に簡単な回路
構成で、電源が投入された後、最初に発生するクロック
出力波形からデューティ、出力電圧とも満足するクロッ
クを得る事ができる。
【0012】上記のクロック除去制御部を、発振回路の
電源電圧を発振部が安定したクロックを出力するように
なるまで監視する電源電圧監視部と、発振回路に電源が
投入された時より発振起動時間の間、クロック同期部へ
の入力を制御するEnable信号制御部と、発振部の
クロックと同期してゲート部を開くためのクロック同期
部とで構成することにより、発振部の発振起動時間が発
振回路の電源電圧の立ち上がり時間より小さい場合また
は大きい場合でも、電源が投入された後、最初に発生す
るクロック出力波形からデューティ、出力電圧とも満足
するクロックを得る事ができる。
【0013】上記のクロック除去制御部を、発振回路に
電源が投入された時より発振起動時間の間、時間待ちを
する時間監視部と、発振部のクロックと同期してゲート
部を開くためのクロック同期部とで構成することによ
り、発振部の発振起動時間が発振回路の電源電圧の立ち
上がり時間より大きい場合に簡単な回路構成で、電源が
投入された後、最初に発生するクロック出力波形からデ
ューティ、出力電圧とも満足するクロックを得る事がで
きる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の水晶発振回路のブロック図で
あり、1は発振部、2はクロック除去制御部、3はゲー
ト部である。
【0015】図2に本発明の水晶発振回路の請求項2の
一実施例図を示す。図中、1は発振部、22は電源電圧
監視部、23はクロック同期部、3はゲート部である。
【0016】電源電圧監視部22はコンパレータ25で
構成され、クロック同期部23は二つのフリップフロッ
プ26、27で構成され、ゲート部3はANDゲート2
8で構成されている。
【0017】発振部1の出力端はANDゲート28の片
側の入力とフリップフロップ26、27のクロック入力
CLKに接続されている。コンパレータ25の入力の一
端は電源電圧の出力端Vccに、他端はリファレンス電
源電圧Vcmpに接続され、出力はフリップフロップ2
6のデータ入力Dとクリア入力CLRに接続されてい
る。フリップフロップ26のデータ入力Dとクリア入力
CLRはコンパレータ25の出力と接続され、クロック
入力CLKは発振部1の出力と接続され、出力Qはフリ
ップフロップ27にデータ入力Dと接続されている。フ
リップフロップ27のデータ入力Dはフリップフロップ
26の出力Qと接続され、クリア入力CLRはフリップ
フロップ26のクリア入力CLRと接続され、クロック
入力CLKはフリップフロップ26のクロック入力CL
Kと接続され、出力QはANDゲート28の入力に接続
されている。ANDゲート28の入力の一端は発振部1
の出力と接続され、他端はフリップフロップ27の出力
Qと接続され、出力は発振回路の出力端29と接続され
ている。
【0018】図3は本発明の水晶発振回路の請求項2の
一実施例における電源投入時の出力波形図である。図3
を参照しながら電源投入時の動作を説明する。
【0019】水晶発振回路の電源電圧は、電源が投入さ
れると供給電圧Vccになるまで上昇していき、また、
発振部1の出力は、電源投入から発振起動時間tの間は
不安定なクロックが出力される。コンパレータ25の出
力は電源電圧Vccがリファレンス電源電圧Vcmpよ
り小さいとき、Lに設定され、フリップフロップ26、
27のクリア入力CLRはLとなり、フリップフロップ
27の出力QはLとなる。フリップフロップ27の出力
Qに接続されたANDゲート28の入力の一端がLとな
るため、ANDゲート28の出力のLが発振回路の出力
29となる。
【0020】電源電圧Vccがリファレンス電源電圧V
cmpより大きくなった時にHとなり、フリップフロッ
プ26、27のクリア入力CLRがHとなる。そして、
フリップフロップ26のデータ入力DがHとなるが、出
力Qは次のクロック入力CLKに同期してHとなる。ま
た、フリップフロップ27のデータ入力DがHとなり、
出力Qは次のクロック入力CLKに同期してHとなる。
これにより、ANDゲート28の入力の一端がHとな
り、他端に入力されている発振部1の出力がANDゲー
ト28を通して発振回路の出力29となる。
【0021】図4に本発明の水晶発振回路の請求項3の
一実施例図を示す。図中、1は発振部、42は電源電圧
監視部、43はクロック同期部、3はゲート部、45は
Enable信号制御部である。
【0022】電源電圧監視部42はコンパレータ402
で構成され、クロック同期部43は二つのフリップフロ
ップ403、404で構成され、ゲート部3はANDゲ
ート405で構成され、 Enable信号制御部45
はANDゲート407で構成されている。
【0023】発振部1の出力端はANDゲート405の
片側の入力とフリップフロップ403、404のクロッ
ク入力CLKに接続されている。コンパレータ402の
入力の一端は電源電圧の出力端Vccに、他端はリファ
レンス電源電圧Vcmpに接続され、出力はANDゲー
ト407の入力に接続される。ANDゲート407の入
力の一端はEnable信号出力端と接続され、他端は
コンパレータ402の出力と接続され、出力はフリップ
フロップ403のデータ入力Dに接続されてる。フリッ
プフロップ403のクリア入力CLRはコンパレータ4
02の出力と接続され、データ入力DはANDゲート4
07の出力と接続され、クロック入力CLKは発振部1
の出力と接続され、出力Qはフリップフロップ404の
データ入力Dと接続されている。フリップフロップ40
4のクリア入力CLRはフリップフロップ403のクリ
ア入力CLRと接続され、データ入力Dはフリップフロ
ップ403の出力Qと接続され、クロック入力CLKは
フリップフロップ403のクロック入力CLKと接続さ
れ、出力QはANDゲート405の入力に接続されてい
る。ANDゲート405の入力の一端は発振部1の出力
と接続され、他端はフリップフロップ404の出力Qと
接続され、出力は発振回路の出力端49と接続されてい
る。
【0024】図5は本発明の水晶発振回路の請求項3の
一実施例における電源投入時の出力波形図である。図5
を参照しながら電源投入時の動作を説明する。
【0025】水晶発振回路の電源電圧は、電源が投入さ
れると供給電圧Vccになるまで上昇していき、また、
発振部1の出力は、電源投入から発振起動時間tの間は
不安定なクロックが出力される。コンパレータ402の
出力は電源電圧Vccがリファレンス電源電圧Vcmp
より小さいとき、Lに設定され、フリップフロップ40
3、404のクリア入力CLRはLとなり、フリップフ
ロップ404の出力QはLとなる。フリップフロップ4
04の出力Qに接続されたANDゲート405の入力の
一端がLとなるため、ANDゲート405の出力のLが
発振回路の出力49となる。
【0026】コンパレータ402の出力は、電源電圧V
ccがリファレンス電源電圧Vcmpより大きくなった
時にHとなり、フリップフロップ403、404のクリ
ア入力CLRがHとなる。ANDゲート407の一端の
入力であるコンパレータの出力はHであるが、他端のE
nable信号がLであるため、ANDゲート407の
出力はLとなる。Enable信号はマイコンなどで制
御され発振起動時間tを過ぎた後にHとなると、これを
うけてANDゲート407の出力はHとなる。フリップ
フロップ403の出力Qは次のクロック入力CLKと同
期してHとなる。またフリップフロップ404の出力Q
も次のクロック入力CLKと同期してHとなる。AND
ゲート405の入力の一端がHとなり、他端に入力され
ている発振部1の出力がANDゲート405を通して発
振回路の出力49となる。
【0027】図6に本発明の水晶発振回路の請求項4の
一実施例図を示す。図中、1は発振部、62は時間監視
部、63はクロック同期部、3はゲート部である。
【0028】時間監視部62はオープンコレクタ出力コ
ンパレータ602、抵抗R、コンデンサC、ヒステリシ
スを有するバッファ606で構成され、クロック同期部
63は二つのフリップフロップ603、604で構成さ
れ、ゲート部3はANDゲート605で構成されてい
る。
【0029】発振部1の出力端はANDゲート605の
片側の入力とフリップフロップ603、604のクロッ
ク入力CLKに接続されている。オープンコレクタ出力
コンパレータ602の入力の一端は電源電圧の出力端V
ccに、他端はリファレンス電源電圧Vcmpに接続さ
れ、出力はヒステリシスを有するバッファ606を介し
てフリップフロップ603のデータ入力Dに接続され、
また、出力とVccは抵抗Rで接続され、出力とGND
はコンデンサCで接続されている。フリップフロップ6
03のクリア入力CLRとデータ入力Dはヒステリシス
を有するバッファ606と接続され、クロック入力CL
Kは発振部1の出力と接続され、出力Qはフリップフロ
ップ604のデータ入力Dと接続されている。フリップ
フロップ604のクリア入力CLRはフリップフロップ
603のクリア入力CLRと接続され、データ入力Dは
フリップフロップ603の出力Qと接続され、クロック
入力CLKはフリップフロップ603のクロック入力C
LKと接続され、出力QはANDゲート605の入力に
接続されている。ANDゲート605の入力の一端は発
振部1の出力と接続され、他端はフリップフロップ60
4の出力Qと接続され、出力は発振回路の出力端69と
接続されている。
【0030】図7は本発明の水晶発振回路の請求項4の
一実施例における電源投入時の出力波形図である。図7
を参照しながら電源投入時の動作を説明する。
【0031】水晶発振回路の電源電圧は、電源が投入さ
れると供給電圧Vccになるまで上昇していき、また、
発振部1の出力は、電源投入から発振起動時間tの間は
不安定なクロックが出力される。オープンコレクタ出力
コンパレータ602の出力は電源電圧Vccがリファレ
ンス電源電圧Vcmpより小さいとき、Lに設定され、
フリップフロップ603、604のクリア入力CLRは
Lとなり、フリップフロップ604の出力QはLとな
る。フリップフロップ604の出力Qに接続されたAN
Dゲート605の入力の一端がLとなるため、ANDゲ
ート605の出力のLが発振回路の出力69となる。
【0032】オープンコレクタ出力コンパレータ602
の出力は、電源電圧Vccがリファレンス電源電圧Vc
mpより大きくなった時にHとなるが、出力に接続され
たコンデンサCと抵抗Rの時定数t2により、徐々に大
きくなって行く。オープンコレクタ出力コンパレータ6
02の出力がVoを超えた時点でヒステリシスを有する
バッファ606が駆動し、出力がHとなる。フリップフ
ロップ603、604のクリア入力CLRがHとなり、
またフリップフロップ603のデータ入力DもHとな
る。フリップフロップ603の出力Qは次のクロック入
力CLKと同期してHとなる。またフリップフロップ6
04の出力Qも次のクロック入力CLKと同期してHと
なる。ANDゲート605の入力の一端がHとなり、他
端に入力されている発振部1の出力がANDゲート60
5を通して発振回路の出力69となる。時定数t2は、
t2≒C×Rで設定され、t2>(t1−t3)となる
設定を行う。そのため、発振起動時間t1<(監視時間
t2+検出時間t3)となり、発振回路の正常動作後
に、次段の回路が動作を開始し、安定出力を行う。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記に説明したような形態で
実施され、以下の効果がある。
【0034】水晶発振回路を発振起動時間を持つ発振部
と、発振部が発振起動時間内に出力する不安定なクロッ
クをゲート部で除去するように制御するクロック除去制
御部と、発振部のクロックの通過/非通過を制御するゲ
ート部とで構成することにより、電源が投入された後、
最初に発生するクロック出力波形からデューティ、出力
電圧とも満足するクロックを得る事ができる。
【0035】上記のクロック除去制御部を発振回路の電
源電圧を発振部が安定したクロックを出力するようにな
るまで監視する電源電圧監視部と、発振部のクロックと
同期してゲート部を開くためのクロック同期部とで構成
することにより、発振部の発振起動時間が発振回路の電
源電圧の立ち上がり時間より小さい場合に簡単な回路構
成で、電源が投入された後、最初に発生するクロック出
力波形からデューティ、出力電圧とも満足するクロック
を得る事ができる。
【0036】上記のクロック除去制御部を発振回路の電
源電圧を発振部が安定したクロックを出力するようにな
るまで監視する電源電圧監視部と、発振回路に電源が投
入された時より発振起動時間の間、時間待ちをする時間
監視部と、発振部のクロックと同期してゲート部を開く
ためのクロック同期部とで構成することにより、発振部
の発振起動時間が発振回路の電源電圧の立ち上がり時間
より小さい場合または大きい場合でも、電源が投入され
た後、最初に発生するクロック出力波形からデューテ
ィ、出力電圧とも満足するクロックを得る事ができる。
【0037】上記のクロック除去制御部を発振回路に電
源が投入された時より発振起動時間の間、時間待ちをす
る時間監視部と、発振部のクロックと同期してゲート部
を開くためのクロック同期部とで構成することにより、
発振部の発振起動時間が発振回路の電源電圧の立ち上が
り時間より大きい場合に簡単な回路構成で、電源が投入
された後、最初に発生するクロック出力波形からデュー
ティ、出力電圧とも満足するクロックを得る事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水晶発振回路のブロック図である。
【図2】本発明の水晶発振回路の請求項2の一実施例図
である。
【図3】本発明の水晶発振回路の請求項2の一実施例に
おける電源投入時の出力波形図である。
【図4】本発明の水晶発振回路の請求項3の一実施例図
である。
【図5】本発明の水晶発振回路の請求項3の一実施例に
おける電源投入時の出力波形図である。
【図6】本発明の水晶発振回路の請求項4の一実施例図
である。
【図7】本発明の水晶発振回路の請求項4の一実施例に
おける電源投入時の出力波形図である。
【図8】 Enable信号を使用しない場合の電源投
入時の水晶発振回路の出力波形図である。
【図9】 Enable信号を使用した場合の電源投入
時の水晶発振回路の出力波形図である。
【図10】従来の水晶発振回路のブロック図である。
【図11】従来の水晶発振回路の動作中における出力波
形図である。
【符号の説明】
1 発振部 2 クロック除去制御部 3 ゲート部 22 電源電圧監視部 23 クロック同期部 42 電源電圧監視部 43 クロック同期部 45 Enable信号制御部 62 時間監視部 63 クロック同期部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振起動時間を持つ発振部(1)と、発
    振部(1)が発振起動時間内に出力する不安定なクロッ
    クをゲート部(3)で除去するように制御するクロック
    除去制御部(2)と、発振部(1)のクロックの通過/
    非通過を制御するゲート部(3)とで構成されることを
    特徴とする水晶発振回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック除去制御部(2)を、発振
    回路の電源電圧を発振部(1)が安定したクロックを出
    力するようになるまで監視する電源電圧監視部(22)
    と、発振部(1)のクロックと同期してゲート部(3)
    を開くためのクロック同期部(23)と、で構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の水晶発振回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック除去制御部(2)を、発振
    回路の電源電圧を発振部(1)が安定したクロックを出
    力するようになるまで監視する電源電圧監視部(42)
    と、発振回路に電源が投入された時より発振起動時間の
    間、クロック同期部への入力を制御するEnable信
    号制御部(45)と、発振部(1)のクロックと同期し
    てゲート部(3)を開くためのクロック同期部(43)
    と、で構成されることを特徴とする請求項1記載の水晶
    発振回路。
  4. 【請求項4】 前記クロック除去制御部(2)を、発振
    回路に電源が投入された時より発振起動時間の間、時間
    待ちをする時間監視部(62)と、発振部(1)のクロ
    ックと同期してゲート部を開くためのクロック同期部
    (63)と、で構成されることを特徴とする請求項1記
    載の水晶発振回路。
JP8144716A 1996-06-06 1996-06-06 水晶発振回路 Pending JPH09326638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144716A JPH09326638A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 水晶発振回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144716A JPH09326638A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 水晶発振回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09326638A true JPH09326638A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15368645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8144716A Pending JPH09326638A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 水晶発振回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09326638A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094242A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 可変遅延型発振器
US7492231B2 (en) 2004-10-01 2009-02-17 Panasonic Corporation Oscillator starting control circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094242A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 可変遅延型発振器
US7492231B2 (en) 2004-10-01 2009-02-17 Panasonic Corporation Oscillator starting control circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04222455A (ja) インタフェース回路
US7030709B2 (en) Oscillator circuit with an inverter amplifier having reduced consumption
JP4038134B2 (ja) 電源制御装置及び情報処理装置
JPH09289416A (ja) 水晶発振回路
JPH09326638A (ja) 水晶発振回路
US6903616B2 (en) Startup circuit and method for starting an oscillator after power-off
JPH08280170A (ja) スイッチング電源回路
JP2008099257A (ja) 発振回路
JPH11284438A (ja) 圧電発振器
JPS6148726B2 (ja)
JPH09270639A (ja) 発振回路
JPH05161262A (ja) 直流給電回路
JPH05303444A (ja) クロック信号供給装置
JP2522230B2 (ja) 電源制御回路
JP2004040487A (ja) クロック発振回路
JP3255581B2 (ja) 発振回路
JP2002135052A (ja) 水晶発振装置とその制御方法
JPH1052073A (ja) 超音波モータの駆動回路
JP2805814B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2002314336A (ja) 発振回路
JPH04351119A (ja) 発振誘導回路
JPH0763146B2 (ja) スタンバイ回路
KR940005282Y1 (ko) 센서리스 모터 구동장치
JPS6055729A (ja) Pll装置
JPH02277317A (ja) 発振回路