JPH1052055A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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Publication number
JPH1052055A
JPH1052055A JP8202336A JP20233696A JPH1052055A JP H1052055 A JPH1052055 A JP H1052055A JP 8202336 A JP8202336 A JP 8202336A JP 20233696 A JP20233696 A JP 20233696A JP H1052055 A JPH1052055 A JP H1052055A
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JP
Japan
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current
current command
power supply
inverter
harmonic
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Application number
JP8202336A
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English (en)
Inventor
Fuminori Nakamura
文則 中村
Shinzo Tamai
伸三 玉井
Touma Yamamoto
融真 山本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高調波除去のためにコンデンサを設けた電力
変換装置において、系統交流電源が高調波電圧歪みを有
する場合、この高調波電圧歪みが交流電源に接続された
他の負荷等へ供給される電力の品質を悪化させる課題が
あった。 【解決手段】 交流電源1からコンデンサ5に流入する
高調波電流成分を抑制するコンデンサ流入高調波抑制電
流指令値を電流指令値に与えるコンデンサ流入高調波電
流抑制手段20を設け、交流電源1の高調波電圧歪みに
起因して交流電源1からコンデンサ5に流入する高調波
電流成分をインバータ2の出力電流が補償するように構
成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電源に接続
され、交流電源との間で有効電力または無効電力または
高調波の融通を行う電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特公平5−76256号
公報に示された無停電電源装置に適用された従来の電力
変換装置から抜粋した、この発明に関係した部分を示す
構成図である。
【0003】図6において、1は商用電源,ディーゼル
発電機等の交流電源、2はバッテリ等の直流電圧源3か
ら与えられる直流電圧より任意の振幅と周波数を有する
交流電圧を発生し、交流電源1との間で有効電力または
無効電力または高調波の融通を行うインバータ、4はイ
ンバータ2と交流電源1の間に直列に接続されたリアク
トル、5はリアクトル4と交流電源1の間に並列に接続
され、インバータ2の出力に含まれる高調波等の歪み成
分を除去するコンデンサ、6aはリアクトル4に流れる
電流を検出する電流検出器である。
【0004】7はインバータ2の出力電流指令値Ire
fを作成する電流指令値作成回路、8はインバータ2の
出力電流Ifbが出力電流指令値Irefに一致するよ
うにインバータ2を制御する電流制御回路、9は電流制
御回路8の出力に応じてインバータ2のスイッチング信
号を出力するPWM回路、10はPWM回路9の出力に
応じてインバータ2のスイッチング素子を点孤、消孤す
る駆動信号を出力するドライブ回路、11は上記の電流
指令値作成回路7と電流制御回路8をまとめて一つのブ
ロックにしたインバータ2の制御回路である。
【0005】次に動作について説明する。電流指令値作
成回路7は運転状態に応じてインバータ2の出力電流指
令値Irefを作成する。電流制御回路8は、電流検出
器6aで検出したインバータ2の出力電流Ifbが電流
指令値作成回路7の出力電流指令値Irefに一致する
ように制御するために、PWM回路9に電圧指令値Vr
efを出力する。PWM回路9は電流制御回路8の出力
する電圧指令値Vrefに対応した電圧をインバータ2
が出力するように、インバータ2を構成するスイッチン
グ素子のスイッチング信号を作成する。ドライブ回路1
0はPWM回路9の出力するスイッチング信号に従いイ
ンバータ2のスイッチング素子をオン,オフするための
ゲート駆動信号を出力する。
【0006】インバータ2はドライブ回路10の出力す
るゲート駆動信号に応じてスイッチング素子をオン,オ
フして、直流電圧源3の直流電圧を交流電圧に変換す
る。リアクトル4の両端にはインバータ2の出力電圧と
交流電源1の電圧が印加されるので、リアクトル4には
インバータ2の出力電圧と交流電源1の電圧差とリアク
トル4のインピーダンスに応じた電流が流れ、リアクト
ル4はインダクタンスとして作用する。
【0007】インバータ2の出力電圧はインバータ2を
構成するスイッチング素子のスイッチングのために高調
波成分を持つことにより、リアクトル4を介して交流電
源1との間に流れる電流Ifbも高調波リップル成分を
持つ。このリップル成分が交流電源1から流れる電流I
sに含まれると、交流電源1が他の負荷等に供給する電
力の品質を低下させるので、このリップル成分を電流I
sから除去する必要がある。このために、一般的にはリ
アクトル4と交流電源1の間にコンデンサ5が並列に接
続され、スイッチングに起因するインバータ2の出力電
流のリップル成分が除去される。
【0008】このコンデンサ5には、印加される電圧の
振幅をV、電圧の周波数をf、コンデンサの容量をC、
円周率をπとすると、式1に示された電流Icが流れ
る。 Ic=2×π×f×C×V (式1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置は
以上のように構成されているので、交流電源1が他の高
調波発生負荷等の影響で高調波電圧歪みを有していた場
合には、式1に示した高調波電流Icがコンデンサ5に
流れ込み、コンデンサ5が接続されない場合よりも大き
な高調波電流が交流電源1から流れ、交流電源1から流
れる電流Isの高調波歪みを大きくし、交流電源1に接
続された他の負荷等へ供給される電力の品質を悪化させ
るという課題があった。
【0010】尚、従来例として無停電電源装置を例示し
たが、インバータ2の出力電流を出力電流指令値Ire
fに一致させる電力変換装置、例えば、サイリスタコン
バータ、サイクロコンバータ、高力率コンバータ、アク
ティブフィルタ、SVG、自励式BTB、自励式直流送
電変換器等でも、インバータ2の出力に接続されたリア
クトル4もしくはリアクトル4に相当した動作を行う漏
れインダクタンスを有する変圧器等リアクトル動作する
要素と交流電源1の間に並列にリップル除去用にコンデ
ンサ5を備えた構成であれば同一の課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、交流電源に高調波電圧歪みが含ま
れた場合でも交流電源から流れる電流を正弦波とする電
力変換装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電力変換装置は、交流電源からコンデンサに流入する
高調波電流成分を抑制するコンデンサ流入高調波抑制電
流指令値を電流指令値に与えるコンデンサ流入高調波電
流抑制手段を備え、交流電源の高調波電圧歪みに起因し
て交流電源からコンデンサに流入する高調波電流成分を
抑制するようにしたものである。
【0013】請求項2記載の発明に係る電力変換装置
は、インバータと交流電源の間に直列に接続されたイン
ダクタンスと、並列に接続されたコンデンサの接続点と
交流電源の間に流れる高調波電流成分を検出し、第二の
電流指令を作成する第二の電流指令作成手段を備え、作
成した第二の電流指令を第一の電流指令作成手段で作成
したインバータ電流指令に加算することにより、交流電
源の高調波電圧歪みに起因して交流電源からコンデンサ
に流入する高調波電流成分を抑制するようにしたもので
ある。
【0014】請求項3記載の発明に係る電力変換装置
は、インバータと交流電源の間に直列に接続されたイン
ダクタンスと並列に接続されたコンデンサに流入する高
調波電流成分を検出し、第二の電流指令を作成する第二
の電流指令作成手段を備え、作成した第二の電流指令を
第一の電流指令作成手段で作成したインバータ電流指令
に加算することにより、交流電源の高調波電圧歪みに起
因して交流電源からコンデンサに流入する高調波電流を
抑制するようにしたものである。
【0015】請求項4記載の発明に係る電力変換装置
は、インバータと交流電源の間に直列に接続されたイン
ダクタンスと、並列に接続されたコンデンサの接続点と
交流電源の間に流れる電流からある帯域の周波数成分を
検出し、第二の電流指令を作成する第二の電流指令作成
手段を備え、作成した第二の電流指令を第一の電流指令
作成手段で作成したインバータ電流指令に加算すること
により、交流電源の高調波電圧歪みに起因して交流電源
からコンデンサに流入する高調波電流を抑制するように
したものである。
【0016】請求項5記載の発明に係る電力変換装置
は、インバータと交流電源の間に直列に接続されたイン
ダクタンスと並列に接続されたコンデンサに流入する電
流からある帯域の周波数成分を検出し、第二の電流指令
を作成する第二の電流指令作成手段を備え、作成した第
二の電流指令をインバータ電流指令に加算することによ
り、交流電源の高調波電圧歪みに起因して交流電源から
コンデンサに流入する高調波電流を抑制するようにした
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1において、1は商用電源,ディーゼ
ル発電機等の交流電源、2はバッテリ等の直流電圧源3
から与えられる直流電圧より任意の振幅と周波数を有す
る交流電圧を発生し、交流電源1との間で有効電力また
は無効電力または高調波の融通を行うインバータ、4は
インバータ2と交流電源1の間に直列に接続されたリア
クトル(インダクタンス)、5はリアクトル4と交流電
源1の間に並列に接続され、インバータ2の出力に含ま
れる高調波等の歪み成分を除去するコンデンサ、6aは
リアクトル4に流れる電流を検出する電流検出器、6b
はリアクトル4とコンデンサ5の接続点と交流電源1の
間に流れる電流Isを検出する電流検出器である。
【0018】7はインバータ2の出力電流指令値Ire
fを作成する第一の電流指令作成手段としての電流指令
値作成回路、8はインバータ2の出力電流Ifbが出力
電流指令値Irefに一致するようにインバータ2を制
御する電流制御回路、9は電流制御回路8の出力に応じ
てインバータ2のスイッチング信号を出力するPWM回
路、10はPWM回路9の出力に応じてインバータ2の
スイッチング素子を点孤、消孤する駆動信号を出力する
ドライブ回路、12は電流検出器6bで検出した電流か
ら高調波成分を取り出し、インバータ2の第二の電流指
令値である高調波電流指令値Ihrefを作成する第二
の電流指令作成手段としての高調波電流指令値作成回路
である。
【0019】次に動作について説明する。電流制御回路
8は、電流検出器6aで検出したインバータ2の出力電
流Ifbの電流帰還値が加算回路13aの出力電流指令
値Irefに一致するようにPWM回路9に電圧指令値
Vrefを出力する。
【0020】インバータ2の出力電流Ifbは電流帰還
値として作用するため、電流制御回路8は一般に広く用
いられる指令値と帰還値を利用した、比例回路、積分回
路、微分回路から構成される線形フィードバック制御器
を用いることができる。その一構成例を示したものが図
2である。
【0021】図2は上記電流制御回路8を示した構成図
であり、図2において、14aは入力信号である電流指
令値Irefと電流帰還値であるインバータ2の出力電
流Ifbの減算を行う減算回路、15aは入力信号を比
例定数倍する比例回路、16aは入力信号を積分する積
分回路、17aは入力信号を微分する微分回路、13b
は入力信号の加算を行う加算回路である。
【0022】減算回路14aは、電流指令値Irefと
電流帰還値であるインバータ2の出力電流Ifbの差分
をとり、この差分出力を比例回路15a、積分回路16
a、微分回路17aに供給する。加算回路13bは比例
回路15a、積分回路16a、微分回路17aからの出
力を加算し、その加算出力を電流制御回路8の出力信号
Vrefとしている。この電流制御回路8の出力Vre
fはインバータ2の電圧指令として作用し、PWM回路
9に与えられる。
【0023】PWM回路9は電流制御回路8の出力する
電圧指令に対応した電圧をインバータ2が出力するよう
に、インバータ2を構成するスイッチング素子のスイッ
チング信号を作成する。また、ドライブ回路10はPW
M回路9の出力に従い、インバータ2のスイッチング素
子をオン,オフするためにゲート駆動信号を出力する。
インバータ2はドライブ回路10の出力するゲート駆動
信号に応じてスイッチング素子をオン,オフして、直流
電圧源3からの直流電圧を交流電圧として出力する。
【0024】リアクトル4の両端にはインバータ2の出
力電圧と交流電源1の電圧が印加されるので、リアクト
ル4にはインバータ2の出力電圧と交流電源1の電圧差
とリアクトル4のインピーダンスに応じて電流が流れ
る。このリアクトル4に流れる電流Ifbは電流制御回
路8にて電流指令値Irefと一致するように制御され
るので、インバータ2は電流指令値Irefに一致した
電流を出力する。
【0025】電流制御回路8に対する電流指令値Ire
fは加算回路13aより与えられているので、電流指令
値作成回路7の出力と高調波電流指令値作成回路12の
出力Ihrefの和となるが、このうち電流指令値作成
回路7の出力は電力変換装置の運転状態に応じて作成さ
れる。
【0026】この電流指令値の作成方法は、電力変換装
置の使用目的によって異なり、例えば高力率コンバータ
であれば直流電圧源3の電圧指令値と電圧帰還信号か
ら、無停電電源、二次電池を用いた負荷平準化インバー
タであれば直流電圧源3に流れる直流電流指令値と直流
電流帰還信号から、SVG等の系統安定化機器であれば
交流電源電圧指令値と交流電源1の電圧帰還値、自励式
BTB、直流送電用サイリスタ変換器等の送電機器であ
れば交流電源1に供給する電力指令値と電力帰還値か
ら、アクティブフィルタ等の電流補償機器であれば交流
電源1に流す電流指令値と電流帰還値から作成する。
【0027】コンデンサ5は、交流電源1が高調波電流
歪みを有しない場合は、リアクトル4に流れる電流If
bのうちインバータ2のスイッチング等により発生する
リップル等の高調波電流成分を吸収し、交流電源1に流
れる電流Isを正弦波にする働きをするが、交流電源1
が高調波電圧歪みを有した場合、コンデンサ5には式1
に示した高調波電流成分Icが流れる。
【0028】この高調波電流成分Icは交流電源1の高
調波電圧歪みに起因して流れることより、交流電源1か
ら流れる電流Isに高調波成分が含まれることとなる。
交流電源1からリアクトル4とコンデンサ5の接続点に
流れる電流Isは電流検出器6bにて検出され高調波電
流指令値作成回路12の入力信号となる。この電流Is
は、電流検出器6bにて直接検出してもよいし、リアク
トル4に流れる電流Ifbとコンデンサ5に流れる電流
Icから求めてもよい。
【0029】図3は上記高調波電流指令値作成回路12
の構成を示す構成図であり、図3において、18は入力
信号から高調波電流成分のみを通過させるハイパスフィ
ルタ、15bは比例回路であり、ハイパスフィルタ18
にて抽出された高調波電流成分を高調波電流指令値Ih
refとして出力する。尚、電流検出器6aおよび電流
検出器6bの検出した電流の向きが図1に示した矢印の
向きの場合、比例回路15bは入力に対して負の符号の
信号を出力する。
【0030】高調波電流指令値作成回路12の出力であ
る高調波電流指令値Ihrefは、加算回路13aにて
電流指令値作成回路7の出力と加算されて電流制御回路
8の電流指令値Irefとなり、電流制御回路8は電流
指令値Irefに一致した電流Ifbをインバータ2が
流すように制御する電圧指令値Vrefを出力する。こ
の結果、インバータ2は交流電源1の高調波電圧歪みに
起因して交流電源1からリアクトル4とコンデンサ5の
接続点に流れる電流Isの高調波電流成分を出力し、こ
の出力とは逆極性である交流電源1から流れる電流Is
の高調波電流成分を相殺し、交流電源1から流れる電流
を正弦波とする。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、電流指令値Irefに一致した電流Ifbをインバ
ータ2が出力するように電流制御回路8で制御し、交流
電源1の高調波電圧歪みに起因して該交流電源1からリ
アクトル4とコンデンサ5の接続点に流れる電流Isか
ら高調波電流指令値Ihrefを作成することにより、
交流電源1の高調波電圧歪みに起因して交流電源1とリ
アクトル4とコンデンサ5の接続点の間に流れる電流I
sの高調波電流成分をインバータ2が補償することがで
き、交流電源1から流れる電流Isを正弦波にすること
ができる。
【0032】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2における高調波電流指令値作成回路12の構成を示
すブロック図であり、ハイパスフィルタ18、ローパス
フィルタ19、比例回路15bで構成されている。この
高調波電流指令値作成回路12の内部構成を除く他は前
記実施の形態1と同様であるから重複説明を省略する。
【0033】次に動作について説明する。高調波電流指
令値作成回路12では、ハイパスフィルタ18にて、交
流電源1からリアクトル4とコンデンサ5の接続点に流
れる電流Isより高調波成分のみを抽出し、さらにロー
パスフィルタ19にて低周波成分のみを抽出する。この
ローパスフィルタ19の出力は比例回路15bを介して
高調波電流指令値Ihrefとして出力する。尚、電流
検出器6aおよび電流検出器6bの検出した電流の向き
が図1に示した矢印の向きの場合、比例回路15bは入
力に対して負の符号の信号を出力する。
【0034】高調波電流指令値作成回路12では、ハイ
パスフィルタ18とローパスフィルタ19は直列に接続
されているので、交流電源1からリアクトル4とコンデ
ンサ5の接続点に流れる電流Isよりある帯域の周波数
成分のみを取り出し、しかる後、比例回路15bで比例
定数倍して高調波電流指令値Ihrefとして出力す
る。ここで、前記実施の形態1に示した高調波電流指令
値作成回路12との相違点は、ローパスフィルタ19を
設けて入力信号の高周波成分を取り除いている点であ
り、この実施の形態2は、各種制御系の干渉により周波
数の高い帯域で電流制御回路8の動作が不安定になる場
合に有効である。
【0035】上記高調波電流指令値作成回路12の出力
である高調波電流指令値Ihrefは、加算回路13a
にて電流指令値作成回路7の出力と加算されて電流制御
回路8の電流指令値Irefとなり、電流制御回路8は
電流指令値Irefに一致した電流Ifbをインバータ
2が流すように制御する電圧指令値Vrefを出力す
る。この結果、インバータ2は交流電源1の高調波電圧
歪みに起因して、交流電源1からリアクトル4とコンデ
ンサ5の接続点に流れる電流Isの高調波電流成分を出
力し、この出力で交流電源1からコンデンサ5に流れる
電流Isの高調波電流成分を相殺して、交流電源1から
流れる電流を正弦波とする。
【0036】以上のように、実施の形態2によれば、電
流指令値Irefに一致した電流Ifbをインバータ2
が出力するように電流制御回路8で制御し、交流電源1
の高調波電圧歪みに起因して交流電源1からリアクトル
4とコンデンサ5の接続点に流れる電流Isから高調波
電流指令値Ihrefを作成することにより、交流電源
1の高調波電圧歪みに起因して交流電源1とリアクトル
4とコンデンサ5の接続点の間に流れる電流Isの高調
波電流成分をインバータ2が補償することができる。こ
の結果、交流電源1から流れる電流Isを正弦波にする
ことができると共に、特に図4に示した高調波電流指令
値作成回路12にローパスフィルタ19を設けて、電流
制御回路8を不安定にさせる高調波電流成分を除去した
ことにより、各種制御系の干渉により動作が不安定にな
る場合にも安定した運転を行うことができる電力変換装
置を得ることができる。
【0037】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3における電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、6cはコンデンサ5に流れる電流を
検出できる箇所に設けた電流検出器であり、その他、前
記図1に示した実施の形態1と同一部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
【0038】次に動作について説明する。コンデンサ5
は、交流電源1が高調波電流歪みを有しない場合は、リ
アクトル4に流れる電流Ifbのうちインバータ2のス
イッチング等により発生するリップル等の高調波電流成
分を吸収し、交流電源1に流れる電流Isを正弦波にす
る働きをするが、交流電源1が高調波電圧歪みを有した
場合、コンデンサ5には式1に示した高調波電流成分I
cが流れる。この高調波電流成分Icは交流電源1の高
調波電圧歪みに起因して流れることより、交流電源1か
ら流れる電流Isに高調波電流成分が含まれることとな
る。コンデンサ5に流れる電流Icを電流検出器6cに
て検出し高調波電流指令値作成回路12の入力信号とす
る。
【0039】コンデンサ5に流れる電流Icは、電流検
出器6cにて直接検出してもよいし、リアクトル4に流
れる電流Ifbと交流電源1からリアクトル4とコンデ
ンサ5の接続点に流れる電流Isから求めてもよい。
【0040】上記高調波電流指令値作成回路12として
は、前記図3に示す高調波電流指令値作成回路12を利
用するもので、高調波電流成分のみを通過させるハイパ
スフィルタ18にてコンデンサ5に流れる電流Icから
高調波成分のみが抽出され、比例回路15bを介して高
調波電流指令値Ihrefとして出力される。尚、電流
検出器6aおよび電流検出器6cの検出した電流の向き
が図5に示した矢印の向きの場含、比例回路15bは入
力に対して負の符号の信号を出力する。
【0041】高調波電流指令値作成回路12の出力であ
る高調波電流指令値Ihrefは加算回路13aにて電
流指令値作成回路7の出力と加算されて電流制御回路8
の電流指令値Irefとなり、電流制御回路8は電流指
令値Irefに一致した電流Ifbをインバータ2が流
すように制御するので、結果的にインバータ2は交流電
源1の高調波電圧歪みに起因して交流電源1からコンデ
ンサ5に流れる電流Icの高調波電流成分を出力し、交
流電源1からコンデンサ5に流れ込む電流の高調波電流
成分を相殺して交流電源1から流れる電流Isは正弦波
となる。
【0042】尚、実施の形態3に示した電力変換装置に
おいては、実施の形態1に示した電力変換装置と比較し
た場合、電流検出器6cをコンデンサ電流の検出点に設
けたことにより、電流検出器6cの電流定格容量を電流
検出器6bに比べて小さくすることができ、設置容積の
縮小、コスト低減の効果が得られる。
【0043】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、電流指令値Irefに一致した電流Ifbをインバ
ータ2が出力するように電流制御回路8で制御し、交流
電源1の高調波電圧歪みに起因してコンデンサ5に流れ
る電流Icから高調波電流指令値Ihrefを作成する
ことにより、交流電源1の高調波電圧歪みに起因してコ
ンデンサ5に流れる電流Icの高調波をインバータ2が
補償することができる。この結果、交流電源1からリア
クトル4とコンデンサ5の接続点に流れる電流Isに含
まれる高調波電流成分を除去して正弦波にすることがで
きる。
【0044】実施の形態4.この実施の形態4は図5に
示す実施の形態3における電力変換装置において、前記
図4に示す高調波電流指令値作成回路12を利用するも
のである。また、この高調波電流指令値作成回路12を
除く他の構成要素の動作に関しては実施の形態3と同じ
であるので重複説明を省略する。
【0045】次に動作について説明する。この実施の形
態4においては、ハイパスフィルタ18にてコンデンサ
5に流れる電流Icから高調波成分のみを抽出し、さら
にローパスフィルタ19にて低周波成分のみを抽出す
る。ローパスフィルタ19の出力は比例回路15bを介
して高調波電流指令値Ihrefとして出力する。尚、
電流検出器6aおよび電流検出器6cの検出した電流の
向きが図5に示した矢印の向きの場合、比例回路15b
は入力に対して負の符号の信号を出力する。
【0046】高調波電流指令値作成回路12では、ハイ
パスフィルタ18とローパスフィルタ19は直列に接続
されているので、交流電源1からコンデンサ5に流れる
電流Icからある帯域の周波数成分のみを取り出し、し
かる後、比例回路15bで比例定数倍されて高調波電流
指令値Ihrefとして出力する。ここで、前記実施の
形態3に示した電力変換装置との相違点は、ローパスフ
ィルタ19を設けて入力信号の高周波成分を取り除いて
いる点であるが、この実施の形態4は、各種制御系の干
渉により周波数の高い帯域で電流制御回路8の動作が不
安定になる場合に有効である。
【0047】また、この実施の形態4に示した電力変換
装置においては、実施の形態2に示した電力変換装置と
比較した場合、電流検出器6cをコンデンサ電流の検出
点に設けたことにより、電流検出器6cの電流定格容量
を電流検出器6bに比べて小さくすることができるの
で、設置容積の縮小、コスト低減の効果が得られる。
【0048】上記高調波電流指令値作成回路12の出力
である高調波電流指令値Ihrefは、加算回路13a
にて電流指令値作成回路7の出力と加算されて電流制御
回路8の電流指令値Irefとなり、電流制御回路8は
電流指令値Irefに一致した電流Ifbをインバータ
2が流すように制御する電圧指令値Vrefを出力す
る。この結果、インバータ2は交流電源1の高調波電圧
歪みに起因してコンデンサ5に流れる電流Icの高調波
電流成分を出力し、交流電源1からコンデンサ5に流れ
る電流Isの高調波電流成分は相殺されて交流電源1か
ら流れる電流Isは正弦波となる。
【0049】以上のように、実施の形態3の電力変換装
置は、電流指令値Irefに一致した電流Ifbをイン
バータ2が出力するように電流制御回路8で制御され、
交流電源1の高調波電圧歪みに起因してコンデンサ5に
流れる電流Icから高調波電流指令値Ihrefを作成
するので、交流電源1の高調波電圧歪みに起因してコン
デンサ5に流れる電流Icの高調波電流成分をインバー
タ2が補償することができる。
【0050】この結果、交流電源1から流れる電流Is
を正弦波にすることができ、特に図4に示した高調波電
流指令値作成回路12にローパスフィルタ19を設けて
電流制御回路8を不安定にさせる高周波成分を除去した
ことにより、各種制御系の干渉により動作が不安定にな
る場合にも安定した運転を行うことができる電力変換装
置を得ることができる。
【0051】上記実施の形態1から実施の形態4におい
て、電流検出器6bまたは電流検出器6c及び高調波電
流指令値作成回路12は、交流電源1の高調波電圧歪み
に起因して交流電源1からコンデンサ5に流入する高調
波電流成分を抑制するコンデンサ流入高調波電流抑制電
流指令値を作成して電流制御回路8の電流指令値Ire
fに与えるので、この発明のコンデンサ流入高調波電流
抑制手段20として作用する。
【0052】尚、上記実施の形態1から4ではインバー
タ2に直流電圧を与える直流電圧源として直流電圧源3
を用いて動作を説明したが、直流電圧を与えるものであ
ればコンデンサ、充放電可能な二次電池等でも構わな
い。
【0053】また、上記実施の形態1から実施の形態4
では電流制御回路8にて電圧指令を作成し、PWM変調
によりインバータ2のスイッチング信号を作成している
が、誤差追従式インバータ等により電流指令値と電流帰
還値よりインバータ2を駆動しても構わない。
【0054】また、インバータ2として自励式の電圧型
インバータにて動作を説明したが、電流指令値に電流帰
還値が一致するように制御される、サイリスタ変換器等
で構成される電流型インバータでも同様に動作する。
【0055】また、インバータ2と交流電源1の間に直
列にリアクトル4が接続された例にて動作を説明した
が、適当なインダクタンス値を有していれば、リアクト
ルの代わりに変圧器等の漏れインダクタンスを用いても
構わない。
【0056】また、交流信号をそのままインバータ2の
コンデンサ流入高調波電流抑制手段20の中で用いた例
について説明したが、交流信号から一旦基本波成分を直
流成分に変換する変換、例えば3相/2相変換等を用い
た制御系であっても同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、交流電源からコンデンサに流入する高調波電流成
分を抑制するコンデンサ流入高調波抑制電流指令値を電
流指令値に与えるコンデンサ流入高調波電流抑制手段を
設け、交流電源の高調波電圧歪みに起因して交流電源か
らコンデンサに流入する高調波電流成分をインバータの
出力電流が補償するように構成したので、交流電源に高
調波電圧歪みがあった場合でも交流電源からコンデンサ
に流れる高調波電流を抑制し、交流電源から流れる電流
を正弦波にすることができる効果がある。
【0058】請求項2記載の発明によれば、インバータ
と交流電源の間に直列に接続されたインダクタンスと並
列に接続されたコンデンサに流入し、そのインダクタン
スとコンデンサの接続点と交流電源の間に流れる高調波
電流成分を検出し、第二の電流指令を作成する第二の電
流指令作成手段を備え、交流電源の高調波電圧歪みに起
因してコンデンサに流入する高調波電流成分をインバー
タの出力電流が補償するように構成したので、交流電源
に高調波電圧歪みがあった場合でも交流電源から流れる
電流を正弦波にすることができる効果がある。
【0059】請求項3記載の発明によれば、インバータ
と交流電源の間に直列に接続されたインダクタンスと並
列に接続されたコンデンサに流入し、そのコンデンサヘ
流入する電流の高調波成分を検出し第二の電流指令を作
成する第二の電流指令作成手段を備え、交流電源の高調
波電圧歪みに起因して交流電源からコンデンサに流入す
る高調波電流成分をインバータの出力電流が補償するよ
うに構成したので、交流電源に高調波電圧歪みがあった
場合でも交流電源からコンデンサに流れる高調波電流成
分を抑制し、交流電源から流れる電流を正弦波にするこ
とができる効果がある。
【0060】請求項4記載の発明によれば、インバータ
と交流電源の間に直列に接続されたインダクタンスと並
列に接続されたコンデンサに流入し、そのインダクタン
スとコンデンサの接続点と交流電源の間に流れる電流か
らある帯域の周波数成分を検出し第二の電流指令を作成
する第二の電流指令作成手段を備え、交流電源の高調波
電圧歪みに起因してコンデンサに流入する高調波電流成
分をインバータの出力電流が補償するように構成したの
で、交流電源に高調波電圧歪みがあった場合でも交流電
源から流れる電流を正弦波にすることができ、特に電流
制御動作を不安定にさせる高周波成分を除去したことに
より、各種制御系の干渉により動作が不安定になる場合
にも安定した運転を行うことができる効果がある。
【0061】請求項5記載の発明によれば、インバータ
と交流電源の間に直列に接続されたインダクタンスと並
列に接続されたコンデンサに流入し、そのコンデンサヘ
流入する電流からある帯域の周波数成分を検出し第二の
電流指令を作成する第二の電流指令作成手段を備え、交
流電源の高調波電圧歪みに起因して交流電源からコンデ
ンサに流入する高調波電流成分をインバータの出力電流
が補償するように構成したので、交流電源に高調波電圧
歪みがあった場合でも交流電源からコンデンサに流れる
高調波電流成分を抑制し、交流電源から流れる電流を正
弦波にすることができ、特に電流制御動作を不安定にさ
せる高周波成分を除去したことにより、各種制御系の干
渉により動作が不安定になる場合にも安定した運転を行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電力変換装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における電流制御回
路を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における高調波電流
指令値作成回路を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における高調波電流
指令値作成回路を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による電力変換装置
を示す構成図である。
【図6】 従来の電力変換装置を示す構成図である。
【符号の説明】
2 インバータ、4 リアクトル(インダクタンス)、
5 コンデンサ、7電流指令値作成回路(第一の電流指
令作成手段)、12 高調波電流指令値作成回路(第二
の電流指令作成手段)、20 コンデンサ流入高調波電
流抑制手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 9/06 504 H02J 9/06 504B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され、電流指令値に出力
    電流を瞬時追従させるインバータと、前記インバータと
    前記交流電源の間に直列に接続されたインダクタンス
    と、前記インダクタンスと前記交流電源の間に並列に接
    続されたコンデンサを備えた電力変換装置において、前
    記交流電源から前記コンデンサヘ流入する高調波電流成
    分を抑制するコンデンサ流入高調波抑制電流指令値を前
    記電流指令値に与えるコンデンサ流入高調波電流抑制手
    段とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 交流電源に接続され、電流指令値に出力
    電流を瞬時追従させるインバータと、前記インバータと
    前記交流電源の間に直列に接続されたインダクタンス
    と、前記インダクタンスと前記交流電源の間に並列に接
    続されたコンデンサを備えた電力変換装置において、第
    一の電流指令を作成する第一の電流指令作成手段と、前
    記インダクタンスと前記コンデンサの接続点と交流電源
    の間に流れる高調波電流成分を検出し第二の電流指令を
    作成する第二の電流指令作成手段とを備え、前記第一の
    電流指令と前記第二の電流指令の和を前記インバータの
    電流指令としたことを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 交流電源に接続され、電流指令値に出力
    電流を瞬時追従させるインバータと、前記インバータと
    前記交流電源の間に直列に接続されたインダクタンス
    と、前記インダクタンスと前記交流電源の間に並列に接
    続されたコンデンサを備えた電力変換装置において、第
    一の電流指令を作成する第一の電流指令作成手段と、前
    記コンデンサヘ流入する高調波電流成分を検出し第二の
    電流指令を作成する第二の電流指令作成手段とを備え、
    前記第一の電流指令と前記第二の電流指令の和を前記イ
    ンバータの電流指令としたことを特徴とする電力変換装
    置。
  4. 【請求項4】 交流電源に接続され、電流指令値に出力
    電流を瞬時追従させるインバータと前記インバータと前
    記交流電源の間に直列に接続されたインダクタンスと、
    前記インダクタンスと前記交流電源の間に並列に接続さ
    れたコンデンサを備えた電力変換装置において、第一の
    電流指令を作成する第一の電流指令作成手段と、前記イ
    ンダクタンスと前記コンデンサの接続点と交流電源の間
    に流れる電流からある帯域の周波数成分を検出し第二の
    電流指令を作成する第二の電流指令作成手段とを備え、
    前記第一の電流指令と前記第二の電流指令の和を前記イ
    ンバータの電流指令としたことを特徴とする電力変換装
    置。
  5. 【請求項5】 交流電源に接続され、電流指令値に出力
    電流を瞬時追従させるインバータと、前記インバータと
    前記交流電源の間に直列に接続されたインダクタンス
    と、前記インダクタンスと前記交流電源の間に並列に接
    続されたコンデンサを備えた電力変換装置において、第
    一の電流指令を作成する第一の電流指令作成手段と、前
    記コンデンサヘ流入する電流からある帯域の周波数成分
    を検出し第二の電流指令を作成する第二の電流指令作成
    手段とを備え、前記第一の電流指令と前記第二の電流指
    令の和を前記インバータの電流指令としたことを特徴と
    する電力変換装置。
JP8202336A 1996-07-31 1996-07-31 電力変換装置 Pending JPH1052055A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104716648A (zh) * 2015-04-01 2015-06-17 华北电力科学研究院有限责任公司 一种交直流型电力机车的建模方法

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