JPH1051993A - 電動モータにおける給電部構造 - Google Patents
電動モータにおける給電部構造Info
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- JPH1051993A JPH1051993A JP8221721A JP22172196A JPH1051993A JP H1051993 A JPH1051993 A JP H1051993A JP 8221721 A JP8221721 A JP 8221721A JP 22172196 A JP22172196 A JP 22172196A JP H1051993 A JPH1051993 A JP H1051993A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
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- H02K5/225—Terminal boxes or connection arrangements
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- H—ELECTRICITY
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- H02K5/14—Means for supporting or protecting brushes or brush holders
- H02K5/143—Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
- H02K5/145—Fixedly supported brushes or brush holders, e.g. leaf or leaf-mounted brushes
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/0056—Manufacturing winding connections
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラシホルダに給電用カプラを形成するにあ
たり、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端子を埋め込
まなくても良いようにする。 【解決手段】 給電用カプラ１３を、ヨーク側が開口し
た有底筒形状とし、該開口側から給電用端子１４の組込
みと、該組込んだ端子を位置決め支持するためのリテー
ナ１６の組込みとができるものとする一方、リテーナに
は、ブラシホルダ４とヨークとのあいだに挟まれてリテ
ーナの開口側からの抜け止めをする抜け止め部１６ｂを
突出形成した。
たり、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端子を埋め込
まなくても良いようにする。 【解決手段】 給電用カプラ１３を、ヨーク側が開口し
た有底筒形状とし、該開口側から給電用端子１４の組込
みと、該組込んだ端子を位置決め支持するためのリテー
ナ１６の組込みとができるものとする一方、リテーナに
は、ブラシホルダ４とヨークとのあいだに挟まれてリテ
ーナの開口側からの抜け止めをする抜け止め部１６ｂを
突出形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電装品等に
用いられる電動モータの技術分野に属するものである。
用いられる電動モータの技術分野に属するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種電動モータのなかには、
ヨークの開口側端に、ブラシが収納取付けされる筒状の
ブラシホルダを組付けると共に、該ブラシホルダに、ブ
ラシに給電するための給電用端子が組み込まれる給電用
カプラを形成したものがある。この様なものにおいて、
ブラシホルダに給電用カプラを形成するにあたり、従
来、ブラシホルダを樹脂成形するとき、該ブラシホルダ
に形成されるカプラケースに給電用端子を一体的に埋め
込むようにしていた。
ヨークの開口側端に、ブラシが収納取付けされる筒状の
ブラシホルダを組付けると共に、該ブラシホルダに、ブ
ラシに給電するための給電用端子が組み込まれる給電用
カプラを形成したものがある。この様なものにおいて、
ブラシホルダに給電用カプラを形成するにあたり、従
来、ブラシホルダを樹脂成形するとき、該ブラシホルダ
に形成されるカプラケースに給電用端子を一体的に埋め
込むようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
ものにおいては、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端
子をインサートしなければならないから、成形に手間が
かかってコストダウンの妨げとなるうえ、種々の外部カ
プラがある場合に、これら外部カプラに対応した給電用
端子が埋設されたブラシホルダを各別に製造しなければ
ならないことになって、部品の共通化の妨げになるとい
う問題がある。さらにこのものでは、上記給電用端子の
インサートを伴うブラシホルダの樹脂成形工程とは別個
に、ブラシが支持されるリードステーを給電用端子の一
端側に電気的に接続する工程も必要となって、面倒であ
るばかりか、電気的接続部分が多ければそれだけ給電不
良が発生する可能性が高くなるという問題もあり、ここ
に本発明が解決しようとする課題があった。
ものにおいては、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端
子をインサートしなければならないから、成形に手間が
かかってコストダウンの妨げとなるうえ、種々の外部カ
プラがある場合に、これら外部カプラに対応した給電用
端子が埋設されたブラシホルダを各別に製造しなければ
ならないことになって、部品の共通化の妨げになるとい
う問題がある。さらにこのものでは、上記給電用端子の
インサートを伴うブラシホルダの樹脂成形工程とは別個
に、ブラシが支持されるリードステーを給電用端子の一
端側に電気的に接続する工程も必要となって、面倒であ
るばかりか、電気的接続部分が多ければそれだけ給電不
良が発生する可能性が高くなるという問題もあり、ここ
に本発明が解決しようとする課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、ヨークの開口側端に突き当てる
ようにして組付けられるブラシホルダにブラシを収納取
付けしてなる電動モータにおいて、前記ブラシホルダ
に、外部カプラが接続されてブラシに給電するための給
電用端子が組み込まれた給電用カプラを形成するにあた
り、該給電用カプラは、ヨーク突き当て面側が開口した
有底筒形状で、該開口側から給電用端子の組込みと、該
組込んだ端子を位置決め支持するためのリテーナの組込
みとができるものとする一方、リテーナには、ブラシホ
ルダとヨークとのあいだに挟まれてリテーナの給電用カ
プラ開口側からの抜け止めをする抜け止め部が突出形成
されているものである。そして、この様にすることによ
り、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端子をインサー
トする必要がなくなって、ブラシホルダの成形が容易と
なり、コストダウンに寄与できる。さらに、異なった形
状の給電用端子を組込む場合であっても、ブラシホルダ
は共通のものを使うことができ、部品の共通化が計れ
る。このものにおいて、ブラシホルダのヨーク突き当て
面に、給電用カプラから続くようにして凹状溝を形成
し、該凹状溝に抜け止め部を嵌合させてリテーナの給電
用カプラ開口側からの抜け止めをすることができる。ま
た、給電用端子を、ブラシが支持されるリードステーに
一体形成すると共に、該リードステーのブラシが支持さ
れる側の端部をブラシホルダに止着することにより、リ
ードステーは両端側が支持されることになってガタのな
い状態で固定でき、振動、異音を防止できると共に、給
電用端子とリードステーとを別部品としなければならな
い従来のものと比して、部品点数を減らすことができ、
さらに給電用端子とリードステーの接続作業も不要とな
って、作業性が向上する許りか、電気的接続部分も減ら
すことができて信頼性の高いものとすることができる。
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、ヨークの開口側端に突き当てる
ようにして組付けられるブラシホルダにブラシを収納取
付けしてなる電動モータにおいて、前記ブラシホルダ
に、外部カプラが接続されてブラシに給電するための給
電用端子が組み込まれた給電用カプラを形成するにあた
り、該給電用カプラは、ヨーク突き当て面側が開口した
有底筒形状で、該開口側から給電用端子の組込みと、該
組込んだ端子を位置決め支持するためのリテーナの組込
みとができるものとする一方、リテーナには、ブラシホ
ルダとヨークとのあいだに挟まれてリテーナの給電用カ
プラ開口側からの抜け止めをする抜け止め部が突出形成
されているものである。そして、この様にすることによ
り、ブラシホルダの樹脂成形時に給電用端子をインサー
トする必要がなくなって、ブラシホルダの成形が容易と
なり、コストダウンに寄与できる。さらに、異なった形
状の給電用端子を組込む場合であっても、ブラシホルダ
は共通のものを使うことができ、部品の共通化が計れ
る。このものにおいて、ブラシホルダのヨーク突き当て
面に、給電用カプラから続くようにして凹状溝を形成
し、該凹状溝に抜け止め部を嵌合させてリテーナの給電
用カプラ開口側からの抜け止めをすることができる。ま
た、給電用端子を、ブラシが支持されるリードステーに
一体形成すると共に、該リードステーのブラシが支持さ
れる側の端部をブラシホルダに止着することにより、リ
ードステーは両端側が支持されることになってガタのな
い状態で固定でき、振動、異音を防止できると共に、給
電用端子とリードステーとを別部品としなければならな
い従来のものと比して、部品点数を減らすことができ、
さらに給電用端子とリードステーの接続作業も不要とな
って、作業性が向上する許りか、電気的接続部分も減ら
すことができて信頼性の高いものとすることができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、１は車両用電装品
に用いられる減速機構を備えた電動モータ装置であっ
て、該電動モータ装置１のモータ部２は、アーマチュア
軸、該アーマチュア軸に一体的に取付けられるアーマチ
ュアコア及びコンミテータ（何れも図示せず）、これら
アーマチュア部を内装するヨーク３、後述するブラシホ
ルダ４に収納されるブラシ５等の部材装置から構成さ
れ、また減速部６は、前記アーマチュア軸の先端部に形
成されるウォームギア７、該ウォームギア７に噛合する
ウォームホイール８、これらを内装するギアハウジング
９等の部材装置から構成されていること等は従来通りで
ある。
に基づいて説明する。図面において、１は車両用電装品
に用いられる減速機構を備えた電動モータ装置であっ
て、該電動モータ装置１のモータ部２は、アーマチュア
軸、該アーマチュア軸に一体的に取付けられるアーマチ
ュアコア及びコンミテータ（何れも図示せず）、これら
アーマチュア部を内装するヨーク３、後述するブラシホ
ルダ４に収納されるブラシ５等の部材装置から構成さ
れ、また減速部６は、前記アーマチュア軸の先端部に形
成されるウォームギア７、該ウォームギア７に噛合する
ウォームホイール８、これらを内装するギアハウジング
９等の部材装置から構成されていること等は従来通りで
ある。
【０００６】前記ヨーク３は、一方が開口した有底筒形
状をしていて、その開口端側に筒状のブラシホルダ４が
組付けられる構成となっているが、ヨーク３の開口端外
周面部およびブラシホルダ４の外周面部にはそれぞれフ
ランジ部３ａ、４ａが形成されており、そしてこれらフ
ランジ部３ａ、４ａ同志を突き当てた状態でビス止め１
０することにより、ブラシホルダ４をヨーク３に固定で
きるようになっている。
状をしていて、その開口端側に筒状のブラシホルダ４が
組付けられる構成となっているが、ヨーク３の開口端外
周面部およびブラシホルダ４の外周面部にはそれぞれフ
ランジ部３ａ、４ａが形成されており、そしてこれらフ
ランジ部３ａ、４ａ同志を突き当てた状態でビス止め１
０することにより、ブラシホルダ４をヨーク３に固定で
きるようになっている。
【０００７】さらに、前記ブラシ５は、金属製の板バネ
からなるブラシスプリング１１の先端部に取り付けられ
ているが、該ブラシスプリング１１の基端部は、溶着等
により電気的に接続される状態でリードステー１２の一
端部に固着されている。またリードステー１２の他端部
には、後述する給電用カプラ１３に組込まれる給電用端
子１４が一体形成されており、そして、該給電用端子１
４からリードステー１２、ブラシスプリング１１を経由
してブラシ５に給電される構成となっている。
からなるブラシスプリング１１の先端部に取り付けられ
ているが、該ブラシスプリング１１の基端部は、溶着等
により電気的に接続される状態でリードステー１２の一
端部に固着されている。またリードステー１２の他端部
には、後述する給電用カプラ１３に組込まれる給電用端
子１４が一体形成されており、そして、該給電用端子１
４からリードステー１２、ブラシスプリング１１を経由
してブラシ５に給電される構成となっている。
【０００８】一方、前記給電用カプラ１３は、ブラシ５
に給電すべく外部電源側の外部カプラ（図示せず）に接
続されるものであって、該給電用カプラ１３の外殻を構
成するカプラケース１５は、ブラシホルダ４にフランジ
部４ａから外周側に向けて突出するようにして一体形成
されるが、該カプラケース１５は、前記外部カプラを接
続するときにヨークフランジ部３ａに邪魔されないよう
ヨークフランジ部３ａに対しても外周側に位置する部位
に設けられていると共に、該ヨークフランジ部３ａに対
向する側が開口した有底筒形状に形成されている。さら
にブラシホルダフランジ部４ａのカプラケース１５に至
る部位には、ヨークフランジ部３ａに対向する側が開口
した凹状溝４ｂが、カプラケース１５の筒内部とブラシ
ホルダ４内周部とを連結するようにして形成されてい
る。
に給電すべく外部電源側の外部カプラ（図示せず）に接
続されるものであって、該給電用カプラ１３の外殻を構
成するカプラケース１５は、ブラシホルダ４にフランジ
部４ａから外周側に向けて突出するようにして一体形成
されるが、該カプラケース１５は、前記外部カプラを接
続するときにヨークフランジ部３ａに邪魔されないよう
ヨークフランジ部３ａに対しても外周側に位置する部位
に設けられていると共に、該ヨークフランジ部３ａに対
向する側が開口した有底筒形状に形成されている。さら
にブラシホルダフランジ部４ａのカプラケース１５に至
る部位には、ヨークフランジ部３ａに対向する側が開口
した凹状溝４ｂが、カプラケース１５の筒内部とブラシ
ホルダ４内周部とを連結するようにして形成されてい
る。
【０００９】そして、前記ブラシ５、ブラシスプリング
１１、リードステー１２、給電用端子１４からなるブラ
シユニットＡを、ブラシホルダ４およびカプラケース１
５に組込むにあたり、給電用端子１４およびこれに連続
するリードステー１２の他端側を、カプラケース１５お
よびフランジ部凹状溝４ｂの開口側から組込み、さらに
該開口側から後述するリテーナ１６を組込むことによ
り、給電用端子１４をカプラケース１５に位置決め支持
できるようになっている。またリードステー１２の一端
側は、ブラシスプリング１１止着部位に穿設される螺子
孔１２ａから挿入せしめた螺子１７を、ブラシホルダ４
の内周面部に形成される螺子取付け座４ｃに螺入緊締す
ることにより、ブラシホルダ４に止着されるようになっ
ている。
１１、リードステー１２、給電用端子１４からなるブラ
シユニットＡを、ブラシホルダ４およびカプラケース１
５に組込むにあたり、給電用端子１４およびこれに連続
するリードステー１２の他端側を、カプラケース１５お
よびフランジ部凹状溝４ｂの開口側から組込み、さらに
該開口側から後述するリテーナ１６を組込むことによ
り、給電用端子１４をカプラケース１５に位置決め支持
できるようになっている。またリードステー１２の一端
側は、ブラシスプリング１１止着部位に穿設される螺子
孔１２ａから挿入せしめた螺子１７を、ブラシホルダ４
の内周面部に形成される螺子取付け座４ｃに螺入緊締す
ることにより、ブラシホルダ４に止着されるようになっ
ている。
【００１０】前記リテーナ１６は、カプラケース１５に
嵌合される端子支持部１６ａと、前記凹状溝４ｂのカプ
ラケース１５側端部に嵌合される抜け止め部１６ｂとを
有しているが、これら端子支持部１６ａおよび抜け止め
部１６ｂの底面部（カプラケース１５の底面部および凹
状溝４ｂの溝底面部に対向する面部）は面一状に形成さ
れていると共に、該底面部には、リードステー１２の他
端側が係合されるステー係合溝１６ｃが形成されてい
る。さらに端子支持部１６ａには、前記給電用端子１４
が貫通支持される端子貫通孔１６ｄが、前記ステー係合
溝１６ｃから連続する状態で穿設されている。
嵌合される端子支持部１６ａと、前記凹状溝４ｂのカプ
ラケース１５側端部に嵌合される抜け止め部１６ｂとを
有しているが、これら端子支持部１６ａおよび抜け止め
部１６ｂの底面部（カプラケース１５の底面部および凹
状溝４ｂの溝底面部に対向する面部）は面一状に形成さ
れていると共に、該底面部には、リードステー１２の他
端側が係合されるステー係合溝１６ｃが形成されてい
る。さらに端子支持部１６ａには、前記給電用端子１４
が貫通支持される端子貫通孔１６ｄが、前記ステー係合
溝１６ｃから連続する状態で穿設されている。
【００１１】また、前記抜け止め部１６ｂは、リテーナ
１６をカプラケース１５の底面部および凹状溝４ｂの溝
底面部に突き当たるまで嵌合せしめ、さらにブラシホル
ダフランジ部４ａとヨークフランジ部３ａとを突き当て
た状態で、抜け止め部１６ｂの上面部がヨークフランジ
部３ａに突き当たるように設定されており、これによっ
て抜け止め部１６ｂは、ヨークフランジ部３ａと凹状溝
４ｂの溝底面部とのあいだに挟持された状態で抜け止め
固定されるようになっている。
１６をカプラケース１５の底面部および凹状溝４ｂの溝
底面部に突き当たるまで嵌合せしめ、さらにブラシホル
ダフランジ部４ａとヨークフランジ部３ａとを突き当て
た状態で、抜け止め部１６ｂの上面部がヨークフランジ
部３ａに突き当たるように設定されており、これによっ
て抜け止め部１６ｂは、ヨークフランジ部３ａと凹状溝
４ｂの溝底面部とのあいだに挟持された状態で抜け止め
固定されるようになっている。
【００１２】叙述の如く構成されたものにおいて、給電
用端子１４はリードステー１２の他端部に一体形成され
ているが、該給電用端子１４をブラシホルダ４に形成さ
れるカプラケース１５に組込んで給電用カプラ１３を形
成するにあたり、カプラケース１５はヨークフランジ部
３ａに対向する側が開口した有底筒状をしていると共
に、該カプラケース１５に至るブラシホルダフランジ部
４ａには、ヨークフランジ部３ａに対向する側が開口し
た凹状溝４ｂが形成されており、そしてこれら開口側か
ら給電用端子１４およびリードステー１２他端部を組込
み、さらにリテーナ１６を組込んで給電用端子１４およ
びリードステー１２他端部を位置決め支持することによ
り、給電用カプラ１３は形成されることになる。さら
に、前記リテーナ１６の開口側からの抜け止めは、前述
したように、ブラシホルダフランジ部４ａとヨークフラ
ンジ部３ａとを突き当てた状態で、リテーナ抜け止め部
１６ｂがヨークフランジ部３ａと凹状溝４ｂの溝底面部
とのあいだに挟持されることでなされることになる。
用端子１４はリードステー１２の他端部に一体形成され
ているが、該給電用端子１４をブラシホルダ４に形成さ
れるカプラケース１５に組込んで給電用カプラ１３を形
成するにあたり、カプラケース１５はヨークフランジ部
３ａに対向する側が開口した有底筒状をしていると共
に、該カプラケース１５に至るブラシホルダフランジ部
４ａには、ヨークフランジ部３ａに対向する側が開口し
た凹状溝４ｂが形成されており、そしてこれら開口側か
ら給電用端子１４およびリードステー１２他端部を組込
み、さらにリテーナ１６を組込んで給電用端子１４およ
びリードステー１２他端部を位置決め支持することによ
り、給電用カプラ１３は形成されることになる。さら
に、前記リテーナ１６の開口側からの抜け止めは、前述
したように、ブラシホルダフランジ部４ａとヨークフラ
ンジ部３ａとを突き当てた状態で、リテーナ抜け止め部
１６ｂがヨークフランジ部３ａと凹状溝４ｂの溝底面部
とのあいだに挟持されることでなされることになる。
【００１３】この結果、ブラシホルダ４の樹脂成形時に
給電用端子１４をインサートする必要がなくなって、ブ
ラシホルダ４の成形が容易となり、コストダウンに寄与
できる。さらに、種々の外部カプラに対応すべく異なっ
た形状の給電用端子１４を組込む場合であっても、ブラ
シホルダ４は共通のものを使うことができ、部品の共通
化が計れて更なるコストダウンを達成できる。
給電用端子１４をインサートする必要がなくなって、ブ
ラシホルダ４の成形が容易となり、コストダウンに寄与
できる。さらに、種々の外部カプラに対応すべく異なっ
た形状の給電用端子１４を組込む場合であっても、ブラ
シホルダ４は共通のものを使うことができ、部品の共通
化が計れて更なるコストダウンを達成できる。
【００１４】しかもこのものでは、給電用端子１４はリ
ードステー１２に一体形成されているから、給電用端子
をブラシホルダにインサートして樹脂成形するため給電
用端子とリードステーとを別部品としなければならない
従来のものと比して、部品点数を減らすことができ、さ
らに給電用端子１４とリードステー１２の接続作業も不
要となって、作業性が向上する許りか、電気的接続部分
も減らすことができて信頼性の高いものとすることがで
きる。
ードステー１２に一体形成されているから、給電用端子
をブラシホルダにインサートして樹脂成形するため給電
用端子とリードステーとを別部品としなければならない
従来のものと比して、部品点数を減らすことができ、さ
らに給電用端子１４とリードステー１２の接続作業も不
要となって、作業性が向上する許りか、電気的接続部分
も減らすことができて信頼性の高いものとすることがで
きる。
【００１５】尚、本発明は上記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、図８に示す第二の実施の形態の
如く、リードステー１２のブラシ支持側をブラシホルダ
４に止着するにあたり、リードステー１２に係止爪１２
ｂを突出形成し、該係止爪１２ｂをブラシホルダ４に圧
入固定するようにしても良い。また、図９に示す第三の
実施の形態の如く、リテーナ１６をゴム等のシール材で
形成すると共に、該リテーナ１６に、ヨークフランジ部
３ａとブラシホルダフランジ部４ａとのあいだをシール
するための環状のシール部１６ｅを一体形成することも
できる。この様にした場合には、ヨークとブラシホルダ
のあいだを、専用のシール部材を用いることなく密封で
きることになって、部品点数の削減に寄与できると共
に、リテーナの組込みと同時にシールの組込みも行うこ
とができるという利点がある。
いことは勿論であって、図８に示す第二の実施の形態の
如く、リードステー１２のブラシ支持側をブラシホルダ
４に止着するにあたり、リードステー１２に係止爪１２
ｂを突出形成し、該係止爪１２ｂをブラシホルダ４に圧
入固定するようにしても良い。また、図９に示す第三の
実施の形態の如く、リテーナ１６をゴム等のシール材で
形成すると共に、該リテーナ１６に、ヨークフランジ部
３ａとブラシホルダフランジ部４ａとのあいだをシール
するための環状のシール部１６ｅを一体形成することも
できる。この様にした場合には、ヨークとブラシホルダ
のあいだを、専用のシール部材を用いることなく密封で
きることになって、部品点数の削減に寄与できると共
に、リテーナの組込みと同時にシールの組込みも行うこ
とができるという利点がある。
【図１】電動モータ装置の正面図である。
【図２】図１のＸ矢視図である。
【図３】モータ部組付け前の電動モータ装置の正面図で
ある。
ある。
【図４】図３のＸ矢視図である。
【図５】図３のＹ−Ｙ断面図である。
【図６】給電部の分解斜視図である。
【図７】（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）、（Ｅ）はそ
れぞれリテーナの平面図、正面図、底面図、背面図、一
部切欠き左側面図である。
れぞれリテーナの平面図、正面図、底面図、背面図、一
部切欠き左側面図である。
【図８】第二の実施の形態を示すリードステー止着部の
断面図である。
断面図である。
【図９】第三の実施の形態を示すリテーナの斜視図であ
る。
る。
【図１０】従来例を示す給電部の分解斜視図である。
３ ヨーク ３ａ ヨークフランジ部 ４ ブラシホルダ ４ａ ブラシホルダフランジ部 ４ｂ 凹状溝 ５ ブラシ １２ リードステー １３ 給電用カプラ １４ 給電用端子 １６ リテーナ １６ａ 端子支持部 １６ｂ 抜け止め部
Claims (3)
- 【請求項１】 ヨークの開口側端に突き当てるようにし
て組付けられるブラシホルダにブラシを収納取付けして
なる電動モータにおいて、前記ブラシホルダに、外部カ
プラが接続されてブラシに給電するための給電用端子が
組み込まれた給電用カプラを形成するにあたり、該給電
用カプラは、ヨーク突き当て面側が開口した有底筒形状
で、該開口側から給電用端子の組込みと、該組込んだ端
子を位置決め支持するためのリテーナの組込みとができ
るものとする一方、リテーナには、ブラシホルダとヨー
クとのあいだに挟まれてリテーナの給電用カプラ開口側
からの抜け止めをする抜け止め部が突出形成されている
電動モータにおける給電部構造。 - 【請求項２】 請求項１において、ブラシホルダのヨー
ク突き当て面に、給電用カプラから続くようにして凹状
溝を形成し、該凹状溝に抜け止め部を嵌合させてリテー
ナの給電用カプラ開口側からの抜け止めをするようにし
た電動モータにおける給電部構造。 - 【請求項３】 請求項１または２において、給電用端子
は、ブラシが支持されるリードステーに一体形成される
と共に、該リードステーのブラシが支持される側の端部
をブラシホルダに止着した電動モータにおける給電部構
造。
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