JP3755455B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リードワイヤなどの導電部材を挿通させた絶縁部材をヨークとエンドフレームとの間に挟持する回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転電機として、例えば図10に示すように車両用エンジンを始動させるスタータモータ50がある。
このスタータモータ50は、ハウジング51を形成する筒状のヨーク52およびエンドフレーム53内に回転子を構成するアーマチャ54を回転自在に設けている。ヨーク52とエンドフレーム53とは、互いの開口端部52a、53aを嵌合することにより連結されている。エンドフレーム53内にブラシ57がブラシホルダ56を介してアーマチャ54のコンミテータ55に弾接している。
【0003】
このハウジング51には、リードワイヤ(導電部材)58を取り付ける絶縁部材59が気密・液密状態に嵌め込まれている。このリードワイヤ58は、バッテリーなどからの電源をアーマチャ54に供給してスタータモータ50を駆動する。
この絶縁部材59を取り付けるにあたって、図11に示すようにヨーク52の開口端部52aに径小なインロー部52bを形成し、このインロー部52bに位置決め用の凹陥部60を形成している。また、エンドフレーム53の開口端部53aには、凹陥部60に対応する切欠部61を形成している。切欠部61の開放隅部61A、61Aには、外方に拡開する案内用のテーパ部61a、61aを面取り状に形成している。
【0004】
ゴムなどの弾性材からなる絶縁部材59は、ヨーク52とエンドフレーム53との間に気密・液密に挟持されている。この絶縁部材59は、位置決め片62と中間片63と支持片64を一体に重ね合わせて形成されている。絶縁部材59は、電源をアーマチャ54に供給するリードワイヤ58を通すための挿通孔59aを形成している。
【0005】
位置決め片62は、一端部62aをエンドフレーム53の内周縁部53cに弾接させて抜け止めし、他端部62bをヨーク52の凹陥部60に絶縁片65を介して嵌合している。中間片63は、一端部63aを案内用のテーパ部61a、61aを介して切欠部61に嵌合し、他端部63bをヨーク52の開口端部52aに弾接させている。幅広な支持片64は、中間片63に一体的に形成され、外周縁部64aをヨーク52およびエンドフレーム53の外表面部に被せている。
【0006】
また、ヨーク52に対するエンドフレーム53の嵌合により、エンドフレーム53の開口下端部53bおよび中間片63の裏面部63cがインロー部52bに設けられたO−リング66の外周部に気密状態に弾接する(図12参照)。
リードワイヤ58は、絶縁部材59の挿通孔59aに密着状態に挿通し、ブラシ57およびコンミテータ55を介してアーマチャ54に接続する給電回路を形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の絶縁部材59では、中間片63をエンドフレーム53の切欠部61に嵌合し易くするため、切欠部61の開放隅部61A、61Aに案内用のテーパ部61a、61aを形成している。
このため、図12および図13に示すように、中間片63の他端部63bがヨーク52の開口端部52aに弾接する際、テーパ部61a、61aとヨーク52の開口端部52aとの間に三角柱状の隙間G1、G2が生じる。
これら隙間G1、G2により、O−リング66に対するエンドフレーム53の開口端部53aの弾接長さがテーパ部61a、61aを面取り寸法だけ減少し、O−リング66に対する密着力が低下する。
【0008】
この結果、長期の使用に伴ってスタータモータ50のハウジング51に水や塵埃などの異物が溜まったり、大量の異物が一時にふりかかったりすると、これらの異物が支持片64とヨーク52の間を介して隙間G1、G2からO−リング66、凹陥部60を介してハウジング51内に浸入する虞がある。
【0009】
また、ヨーク52の開口端部52aに対するエンドフレーム53の開口端部53aの弾接面積が隙間G1、G2が生じた分だけ減少するので、開口端部52aに対する開口端部53aの弾接力が低下する。
このため、何らかの理由により支持片64に上方の外力が加わると、図10に矢印で二点鎖線で示すように、支持片64がめくれ上がってヨーク52の開口端部52aと中間片63との間に隙間G3が生じ、開口端部52aと中間片63との密着力が低下する。このため、長期使用に伴い、隙間G3から異物がハウジング51内に浸入する虞がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は切欠部の開放隅部に、中間片を案内するためのテーパ部を形成しながらも、ハウジング内への水や塵埃などの異物の浸入を防ぐことができる回転電機を提供することにある。
これは、中間片に突起部を形成したことにより、突起部がエンドフレームの開口端部とヨークの開口端部との間に挟まれ、隙間のない密着した弾接状態が得られて十分な気密・液密性が確保されるためである。また、突起部の存在により、ヨーク開口端部に対するエンドフレームの開口端部の弾接面積は減少せず、その弾接力の低下を来たさないので、支持片が外力により不用意にめくれ上がることがないことによる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(請求項1について)
回転電機のヨークは、内部にアーマチャを有し、開口端部に位置決め用の凹陥部を形成している。エンドフレームは、ヨークに嵌合により連結されて凹陥部に対向する切欠部と、切欠部の開放隅部に外方に向かって拡開するように形成された案内用のテーパ部とを有する。
絶縁部材は、位置決め片と中間片と支持片とから構成されてヨークの凹陥部とエンドフレームの切欠部との間に挟持されてアーマチャに給電する。
位置決め片の一端部はエンドフレームの内側面部に弾接し、他端部はヨークの凹陥部に嵌合している。
中間片の一端部はエンドフレームの案内用のテーパ部から切欠部に嵌合し、他端部はテーパ部およびヨークの開口端部に挟まれて弾接する突起部を形成している。
支持片は、その外周縁部をヨークおよびエンドフレームの外表面部にシール状態に被せている。
【0012】
切欠部の開放隅部に案内用のテーパ部を設けながらも、中間片にテーパ部およびヨークの開口端部に挟まれて弾接する突起部を形成したので、テーパ部とヨークの開口端部との間に隙間が生ずることがない。このため、中間片と突起部を介してエンドフレームの開口端部とヨークの開口端部との間に密着した弾接状態が得られて十分な気密・液密性が確保され、ハウジング内への水や塵埃などの異物の浸入を防ぐことができる。
【0013】
また、突起部がヨークの開口端部に弾接するため、ヨークの開口端部に対するエンドフレームの開口端部の弾接面積は減少せず、その弾接力が低下しないので、支持片が外力により不用意にめくれ上がることがなく、上記と同様に水や塵埃などの異物の浸入を防ぐことができる。
このような効果を奏しながらも、新たに別部材を設けることなく、中間片に突起部を形成するだけで済みコスト的に有利である。
【0014】
(請求項2について)
切欠部の案内用のテーパ部は面取り状になっており、中間片の突起部は三角柱状をなしているため、各辺部をヨークの開口端部およびテーパ部の形状に合わせて弾接させることができ、エンドフレームの開口端部とヨークの開口端部との間の気密・液密性が強化される。
【0015】
(請求項3について)
切欠部の案内用のテーパ部は円弧状の丸みを形成し、中間片の突起部は凹面柱状をなしているため、請求項2と同様に突起部の各辺部をヨークの開口端部およびテーパ部の形状に合わせて弾接させることができ、エンドフレームの開口端部とヨークの開口端部との間の気密・液密性が強化される。
【0016】
(請求項4について)
ヨークの開口端部に形成された径小なインロー部とエンドフレームの開口端部との間に、O−リングが挟持され、O−リングの外周部に中間片の突起部が弾接する。このため、O−リングに対する中間片の弾接長さが大きくなり、気密・液密性の向上が図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明をエンジン始動装置のスタータモータに適用した各実施例について図面を参照しながら説明する。
車両用のエンジン始動装置を示す図1および図2(第1実施例)において、スイッチカバー1内に配された電磁プランジャ2は、通電によりバッテリーなどの電源をB端子ボルト3、M端子ボルト4および導電部材としてのリードワイヤ5を介してスタータモータ6に供給するようになっている。
【0018】
スタータモータ6は、筒状のヨーク7とキャップ状のエンドフレーム8から成るハウジング9を備えている。ヨーク7は、図2および図3に示すように開口端部7aを段付状に形成し、径小部のインロー部10に矩形の凹陥部11およびO−リング12を嵌め込む周溝13を形成している。
エンドフレーム8は、例えばアルミダイキャストにより筒状の開口端部8aを有するように形成され、その開口端部8aをヨーク7のインロー部10に嵌合している。エンドフレーム8の開口端部8aは、図3に示すように凹陥部11に対向する略U字状の切欠部14を形成している。切欠部14の開放隅部14Aは、外方に拡開する案内用のテーパ部14aを面取り状に形成している。
【0019】
ゴムなどの弾性材からなる絶縁部材15は、ヨーク7とエンドフレーム8との間に気密・液密に挟持されたもので、位置決め片16と中間片17と幅広な支持片18を一体に重ね合わせて構成されている(図4および図5)。
絶縁部材15は、リードワイヤ5を弾性拡縮可能に通す挿通孔15aを形成し、スタータモータ6のブラシ20およびコンミテータ21を介してアーマチャ22に接続する。
【0020】
位置決め片16は、一端部16aをエンドフレーム8の内側縁部8bに弾接させて抜け止めし、他端部16bを絶縁リング(図示せず)の絶縁片Pを介してヨーク7の凹陥部11に嵌合している。中間片17は、一端部17aを案内用のテーパ部14aを介して切欠部14に嵌合し、他端部17bをヨーク7の開口端部7aに弾接させている。
【0021】
この他端部17bの両側は、図3ないし図5に示すように各辺部19a、19bがヨーク7の開口端部7aおよびテーパ部14aにそれぞれ弾接する三角柱状の(2箇所の)突起部19を形成している。この際、図6に示すようにエンドフレーム8の開口下端部8c、中間片17の他端部17bおよび突起部19の下端がO−リング12の外周部に気密状態に弾接する。幅広な支持片18は、中間片17に一体的に形成され、図7に示すように外周縁部18aをヨーク7およびエンドフレーム8の外表面部にシール状態に被せている。
【0022】
図2および図8に基づいてスタータモータ6の組付けを絶縁部材15の取付けに合わせて説明する。
この組付け時には、図2に示すようにインロー部10の周溝13にO−リング12が嵌められ、ヨーク7内にアーマチャ22が挿入されている。さらに、ブラシ20は、ブラシホルダ23を介してコンミテータ21に接触状態に配置されている。これにより、リードワイヤ5、ブラシ20、ブラシホルダ23などの電気接続が完了しており、リードワイヤ5は絶縁部材15の挿通孔15aに通されているものとする。
【0023】
この後、図8に示すようにアーマチャ22のシャフト22aをエンドフレーム8に設けた軸受8Jに支持させた後に、図3および図5に示す位置から位置決め片16の一端部16aをエンドフレーム8の内側縁部8bに弾接させ、図6に示す位置で他端部16bを凹陥部11に嵌合する。ついで、中間片17の一端部17aを切欠部14に嵌合し、他端部17bを突起部19の辺部19bとともに、ヨーク7の開口端部7aに弾接させる。この時、エンドフレーム8の開口下端部8c、中間片17の他端部17bおよび突起部19がO−リング12の外周部に気密状態に弾接する。
凹陥部11に対する位置決め片16の嵌合ならびに切欠部14に対する中間片17の嵌合により、ヨーク7とエンドフレーム8との周方向に位置が決まり両者の位置関係が保持される。これと同時に、支持片18の外周縁部18aをヨーク7およびエンドフレーム8の外表面部に被せてシールする。
【0024】
この後、図2に示すようにブラシホルダ23をボルト25でエンドフレーム8に固定し、通しボルト26によりヨーク7とエンドフレーム8とが嵌合する方向に締め付け、スタータモータ6の組付けを終了する。
【0025】
通しボルト26の締め付けにより、絶縁部材15がヨーク7とエンドフレーム8との間で強固に挟持される。このため、位置決め片16が凹陥部11内の絶縁片Pに弾接により強く密着し、中間片17の一端部17aが切欠部14の奥端部14dに対して強く密着する。また、中間片17の他端部17bが突起部19の辺部19bとともに、ヨーク7の開口端部7aに強く密着する。
さらに、エンドフレーム8の開口下端部8c、中間片17の他端部17bおよび突起部19の下端がO−リング12の外周部に強く密着する。これにより、絶縁部材15をヨーク7とエンドフレーム8との間で気密・液密に挟持している。
【0026】
上記構成では、切欠部14の開放隅部14A、14Aに案内用のテーパ部14a、14aを設けながらも、テーパ部14a、14aおよびヨーク7の開口端部7aとに挟持されて弾接する突起部19を形成したので、テーパ部14a、14aとヨーク7の開口端部7aとの間に隙間が生ずることがない。
これにより、中間片17と突起部19を介してエンドフレーム8の開口端部8aとヨーク7の開口端部7aとの間に密着した弾接状態が得られる。このため、テーパ部14a、14aとヨーク7の開口端部7aとの間に十分な気密・液密性を確保することができ、ハウジング9内への水や塵埃などの異物の浸入を防ぐことができる。
【0027】
また、突起部19の辺部19bがヨーク7の開口端部7aに弾接するため、ヨーク7の開口端部7aに対するエンドフレーム8の開口端部8aの弾接面積は減少せず、その弾接力が低下しないので、支持片18が外力により不用意にめくれ上がることがなく、上記と同様に水や塵埃などの異物の浸入を防ぐことができる。
【0028】
また、切欠部14の案内用のテーパ部14a、14aは面取り状になっており、中間片17の突起部19の各辺部19a、19bは三角柱状をなしている。このため、突起部19をヨーク7の開口端部7aとテーパ部14a、14aに、これらの形状に合わせて弾接させることができ、開口端部7aとテーパ部14a、14aとの間の気密・液密性を強化することができる。
【0029】
さらに、ヨーク7に形成した径小なインロー部10とエンドフレーム8との間に、O−リング12を挟持し、O−リング12の外周部に中間片17の突起部19を弾接させた。このため、O−リング12に対する中間片17の弾接長さが大きくなり、気密・液密性の向上が図られる。
【0030】
図9は本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例が第1実施例と異なるところは、第2実施例では切欠部14の開放隅部14A、14Aに面取りに代わって円弧状の丸みを付けたテーパ部14R、14Rを形成したことである。このため、突起部19は、テーパ部14R、14Rに対応するように凹面柱状をなしている。
【0031】
中間片17の他端部17bは、突起部19の辺部19bとともにヨーク7の開口端部7aに密着し(図3参照)、突起部19の凹辺部19Rはテーパ部14Rに密着する。これにより、突起部19をヨーク7の開口端部7aとテーパ部14R、14Rに、これらの形状に合わせて弾接させることができ、第1実施例と同様に開口端部7aとテーパ部14R、14Rとの間の気密・液密性を強化することができる。
【0032】
なお、上記実施例では、回転電機の一例としてエンジン始動装置のスタータモータ6を挙げたが、スタータモータ6に限らず、発電機などにも適用できる。
また、ヨーク7の凹陥部11は、矩形状に限らず三角状、半楕円状あるいは半円状であってもよい。
さらに、エンドフレーム8の切欠部14は、略U字状に限らず矩形状、三角状、半楕円状あるいは半円状であってもよい。この場合、絶縁部材15の位置決め片16および中間片17は、凹陥部11および切欠部14に応じた形状で形成する。
その他、本発明の具体的な実施にあたっては、絶縁部材を耐熱性のシリコンゴムで形成してもよいなど発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用のエンジン始動装置のスタータモータを示す正面図である(第1実施例)。
【図2】スタータモータの拡大部分縦断面図である。
【図3】ヨーク、絶縁部材およびエンドフレームの分解斜視図である。
【図4】(イ)は絶縁部材の正面図、(ロ)は絶縁部材の底面図である。
【図5】絶縁部材およびエンドフレームの分解斜視図である。
【図6】絶縁部材の取り付け時に、中間片を切欠部に嵌合した状態を示す斜視図である。
【図7】絶縁部材の取り付け時に、中間片を切欠部に嵌合した状態を示す平面図である。
【図8】スタータモータの組付け状態を示す分解斜視図である。
【図9】絶縁部材およびエンドフレームの分解斜視図である(第2実施例)。
【図10】従来のスタータモータの拡大部分縦断面図である。
【図11】従来のヨーク、絶縁部材およびエンドフレームの分解斜視図である。
【図12】絶縁部材の取り付け時に、従来の中間片を切欠部に嵌合した状態を示す斜視図である。
【図13】絶縁部材の取り付け時に、従来の中間片を切欠部に嵌合した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
5 リードワイヤ(導電部材)
6 スタータモータ
7 ヨーク
8 エンドフレーム
9 ハウジング
10 インロー部
11 凹陥部
12 O−リング
13 周溝
14 切欠部
15 絶縁部材
16 位置決め片
17 中間片
18 支持片
19 突起部
20 ブラシ
21 コンミテータ
22 アーマチャ
23 ブラシホルダ
7a、8a 開口端部
8b 内側縁部
14a、14R テーパ部
14A 開放隅部
15a 挿通孔
16a、17a 一端部
16b、17b 他端部
19a、19b 辺部

Claims (4)

  1. 内部にアーマチャを有し、開口端部に位置決め用の凹陥部を形成した筒状のヨークと、
    このヨークに嵌合により連結されて前記凹陥部に対向する切欠部と、この切欠部の開放隅部に外方に向かって拡開するように形成された案内用のテーパ部とを有するエンドフレームと、
    前記ヨークの前記凹陥部と前記エンドフレームの前記切欠部との間に挟持され、前記アーマチャに給電する導電部材を挿通させた弾性材製の絶縁部材とを具備し、
    この絶縁部材は、
    一端部が前記エンドフレームの内側面部に弾接し、他端部が前記ヨークの前記凹陥部に嵌合する位置決め片と、
    一端部が前記エンドフレームの前記テーパ部に案内されて前記切欠部に嵌合し、他端部が前記テーパ部および前記ヨークの前記開口端部に挟まれて弾接する突起部を形成した中間片と、
    前記中間片に設けられ、これの外周縁部を前記ヨークおよび前記エンドフレームの外表面部にシール状態に被せた支持片とを有することを特徴とする回転電機。
  2. 前記切欠部の前記テーパ部は面取り状になっており、前記中間片の前記突起部は三角柱状をなし、各辺部が前記ヨークの前記開口端部および前記テーパ部に挟まれながら弾接することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記切欠部の前記テーパ部は円弧状の丸みを形成し、前記中間片の前記突起部は凹面柱状をなし、各辺部が前記ヨークの前記開口端部および前記テーパ部に挟まれながら弾接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記ヨークの前記開口端部に形成された径小なインロー部と前記エンドフレームの前記開口端部との間にO−リングが挟持され、前記O−リングの外周部に前記中間片の前記突起部が弾接することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の回転電機。
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