JPH1051640A - デジタル画像処理装置 - Google Patents
デジタル画像処理装置Info
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- JPH1051640A JPH1051640A JP8219369A JP21936996A JPH1051640A JP H1051640 A JPH1051640 A JP H1051640A JP 8219369 A JP8219369 A JP 8219369A JP 21936996 A JP21936996 A JP 21936996A JP H1051640 A JPH1051640 A JP H1051640A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 先端部が白く抜けたジアゾ記録紙に記録され
た画像を原稿とする場合や、濃い地肌部の原稿を読み取
る場合であっても、原稿の先端部が黒く読み取られるこ
とを防止することができるデジタル画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 ラインごとに読み取られた原稿の画像情
報を電気信号に変換する光電変換手段1と、前記光電変
換手段1の出力を多値デジタル信号に変換するデジタル
変換手段2と、変換処理された多値デジタル信号と比較
信号レベルとを比較し、この比較結果に基づいて黒また
は白のデジタル値として出力する比較出力手段3を有
し、原稿走査開始位置から所定位置までにおける前記比
較出力手段3の比較信号レベルを、前記所定位置以降の
比較信号レベルよりも黒側近くに設定するようにデジタ
ル画像処理装置を構成する。
た画像を原稿とする場合や、濃い地肌部の原稿を読み取
る場合であっても、原稿の先端部が黒く読み取られるこ
とを防止することができるデジタル画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 ラインごとに読み取られた原稿の画像情
報を電気信号に変換する光電変換手段1と、前記光電変
換手段1の出力を多値デジタル信号に変換するデジタル
変換手段2と、変換処理された多値デジタル信号と比較
信号レベルとを比較し、この比較結果に基づいて黒また
は白のデジタル値として出力する比較出力手段3を有
し、原稿走査開始位置から所定位置までにおける前記比
較出力手段3の比較信号レベルを、前記所定位置以降の
比較信号レベルよりも黒側近くに設定するようにデジタ
ル画像処理装置を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
スキャーナ、ファクシミリ等の画像をデジタル的に処理
する機能を持ったデジタル画像処理装置に関し、詳細に
は原稿の地肌を除去して画像を読み取る機能を備えたデ
ジタル画像処理装置に関するものである。
スキャーナ、ファクシミリ等の画像をデジタル的に処理
する機能を持ったデジタル画像処理装置に関し、詳細に
は原稿の地肌を除去して画像を読み取る機能を備えたデ
ジタル画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば、ジアゾ記録紙を用いてコピ
ーを行う場合、原稿とジアゾ記録紙との寸法の相違、原
稿とジアゾ記録紙との重ね具合の差異、及び搬送上のズ
レ等の原因で、形成処理されたジアゾ記録紙の先端部の
一部、一般的には1〜2mm程度が原稿を通さないで露
光されることが多く、その場合その部分が地肌部となっ
て白く抜ける現象が発生する。図1はその一例を示した
図であり、(A)図中に示すようにジアゾ記録紙tと、
透明または半透明状の原稿gが原稿先端部がずれた状態
でコピーが行われると、(B)図に示すように、ジアゾ
記録紙tにはコピー後、白く抜ける部分(ア)と地肌部
(イ)とが形成されることになる。一方、近年の画像形
成装置では原稿の地肌部の細かな汚れや、記録紙の地肌
の凹凸読み取りに伴う読み取り画像の品質劣化を防止す
るために、地肌検出機能を備え、原稿の地肌部分と画像
とを区分して認識する処理を行うのが一般的である。こ
のような地肌検出機能を備えたデジタル画像処理装置に
よって、上記図5に示したように原稿先端部に白帯部分
を有するようなジアゾ記録紙上の画像、即ち先端部1〜
2mm程度が白く抜けた原稿をコピーする際、原稿先端
部検出時点から地肌検出機能が動作することになり、そ
の結果原稿先端部の白帯部分を先ずは地肌と判断し、地
肌検出機能の動作が暫くの間正常に働かず、後濃い地肌
を読み取った時点でようやく地肌検出機能が正常に動作
する。そのため、図6に示すように、例えば先端部4m
mから3mm程度に一面黒の帯を発生するような不具合
を生ずる。
ーを行う場合、原稿とジアゾ記録紙との寸法の相違、原
稿とジアゾ記録紙との重ね具合の差異、及び搬送上のズ
レ等の原因で、形成処理されたジアゾ記録紙の先端部の
一部、一般的には1〜2mm程度が原稿を通さないで露
光されることが多く、その場合その部分が地肌部となっ
て白く抜ける現象が発生する。図1はその一例を示した
図であり、(A)図中に示すようにジアゾ記録紙tと、
透明または半透明状の原稿gが原稿先端部がずれた状態
でコピーが行われると、(B)図に示すように、ジアゾ
記録紙tにはコピー後、白く抜ける部分(ア)と地肌部
(イ)とが形成されることになる。一方、近年の画像形
成装置では原稿の地肌部の細かな汚れや、記録紙の地肌
の凹凸読み取りに伴う読み取り画像の品質劣化を防止す
るために、地肌検出機能を備え、原稿の地肌部分と画像
とを区分して認識する処理を行うのが一般的である。こ
のような地肌検出機能を備えたデジタル画像処理装置に
よって、上記図5に示したように原稿先端部に白帯部分
を有するようなジアゾ記録紙上の画像、即ち先端部1〜
2mm程度が白く抜けた原稿をコピーする際、原稿先端
部検出時点から地肌検出機能が動作することになり、そ
の結果原稿先端部の白帯部分を先ずは地肌と判断し、地
肌検出機能の動作が暫くの間正常に働かず、後濃い地肌
を読み取った時点でようやく地肌検出機能が正常に動作
する。そのため、図6に示すように、例えば先端部4m
mから3mm程度に一面黒の帯を発生するような不具合
を生ずる。
【0003】このような不具合を除去する対策として、
地肌検出機能の反応速度を速くすることによって、迅速
に地肌部に追従させるように構成することが考えられる
が、地肌検出機能の反応を速くすれば、原稿の汚れなど
のノイズ等に対する反応も敏感になるため、地肌検出機
能の本来の目的達成に悪影響をもたらすことになり、こ
れを防止するために適度な追従性をもたせるように設定
するのが一般的である。このため、ある程度の幅の黒帯
が発生することが避けられなかった。そこで、上記のよ
うな不具合を防止するため従来のデジタル画像処理装置
においては、原稿先端から3mm程は地肌検出機能を機
能させずマニュアルにて濃度設定を行い、原稿先端3m
m以降から地肌検出機能を動作させると共に、画像形成
時に地肌検出機能を機能させなかった原稿先端部を画像
イレース等の処理を行って、白い部分の画像として用紙
上に形成するようにしていた。
地肌検出機能の反応速度を速くすることによって、迅速
に地肌部に追従させるように構成することが考えられる
が、地肌検出機能の反応を速くすれば、原稿の汚れなど
のノイズ等に対する反応も敏感になるため、地肌検出機
能の本来の目的達成に悪影響をもたらすことになり、こ
れを防止するために適度な追従性をもたせるように設定
するのが一般的である。このため、ある程度の幅の黒帯
が発生することが避けられなかった。そこで、上記のよ
うな不具合を防止するため従来のデジタル画像処理装置
においては、原稿先端から3mm程は地肌検出機能を機
能させずマニュアルにて濃度設定を行い、原稿先端3m
m以降から地肌検出機能を動作させると共に、画像形成
時に地肌検出機能を機能させなかった原稿先端部を画像
イレース等の処理を行って、白い部分の画像として用紙
上に形成するようにしていた。
【0004】図7は、従来のデジタル画像形成装置にお
ける上記の地肌検出機能動作と、画像形成時に黒帯が発
生する状況を概念的に示したタイミングチャートであ
る。図において、最上図より順に、CCDの出力信号、
原稿の読み取り期間を現わす信号としてのFgate信
号、地肌検出機能(以後、Automatic Exp
rosureの頭文字をとってAE機能と云う)が動作
する期間を示すAE GATE信号、さらに、AE機能
回路の出力波形を現わすAE出力、メモリーに格納され
た読み取り画像、原稿先端4mm程に画像イレースをか
けて画像を形成した場合の読み取り画像である。なお、
下部二つの読み取り画像はメモリーに格納された読み取
り画像を原稿位置と対応付けて描いたもので、どちらも
原稿上の実際の画像は省略してある。また、上記に述べ
た各波形及び図に対して、AE信号をFgate信号か
ら3mm遅らせた場合と、AE信号がFgate信号よ
り先に出た場合を(A)と、(B)の2つに分けて示し
てある。先ず、(A)の場合について説明すると、AE
GATE信号をFgate信号から3mm遅らせた位
置から発生させたもので、Fgate信号から3mm後
に出力されるAE出力は、一般には図示したように原稿
の地肌部上の出力に基づく地肌検出機能の動作に対応し
た形状になる。但し、AE機能を動作させない3mm間
(マニュアル期間)は、黒い領域として読み取られる。
また、この先端部の部分は画像形成部の定着ローラへの
巻き付き防止のために画像イレースを機能させているの
で、画像形成時には黒帯が出力されない。
ける上記の地肌検出機能動作と、画像形成時に黒帯が発
生する状況を概念的に示したタイミングチャートであ
る。図において、最上図より順に、CCDの出力信号、
原稿の読み取り期間を現わす信号としてのFgate信
号、地肌検出機能(以後、Automatic Exp
rosureの頭文字をとってAE機能と云う)が動作
する期間を示すAE GATE信号、さらに、AE機能
回路の出力波形を現わすAE出力、メモリーに格納され
た読み取り画像、原稿先端4mm程に画像イレースをか
けて画像を形成した場合の読み取り画像である。なお、
下部二つの読み取り画像はメモリーに格納された読み取
り画像を原稿位置と対応付けて描いたもので、どちらも
原稿上の実際の画像は省略してある。また、上記に述べ
た各波形及び図に対して、AE信号をFgate信号か
ら3mm遅らせた場合と、AE信号がFgate信号よ
り先に出た場合を(A)と、(B)の2つに分けて示し
てある。先ず、(A)の場合について説明すると、AE
GATE信号をFgate信号から3mm遅らせた位
置から発生させたもので、Fgate信号から3mm後
に出力されるAE出力は、一般には図示したように原稿
の地肌部上の出力に基づく地肌検出機能の動作に対応し
た形状になる。但し、AE機能を動作させない3mm間
(マニュアル期間)は、黒い領域として読み取られる。
また、この先端部の部分は画像形成部の定着ローラへの
巻き付き防止のために画像イレースを機能させているの
で、画像形成時には黒帯が出力されない。
【0005】また、(B)に示した場合は、原稿先端部
検出と同時にAE機能を動作させるように設定したもの
であるが、原稿先端検知用の検知センサーの分解能やセ
ンサ取付け位置のバラツキ、あるいは搬送路内で原稿が
上ガイドか下ガイドのいづれに沿って搬送されるかの違
い等によって原稿先端検出のタイミングに微妙な差違が
生じ、正確な検知が行われないために、図示したように
AE出力がFgate信号より先に発生する。従って、
この場合には、後述する(図4の説明時)ように原稿圧
板や原稿押えローラ等の白部分が初期のAE検出レベル
になり、AE出力の不追従期間wの領域の一部または全
部が原稿の地肌を黒領域として読み取る部分になる。ま
た、画像形成時には、読み取り画像の黒領域から画像イ
レースの部分、先端4mmを白部分にした図が描かれ
る。さらに、上述した図1(B)の先端部1〜2mm程
度が白く抜けた原稿をコピーする場合も、先端部1〜2
mm内の白い領域においてAE機能が動作すると図3
(B)の場合に近い状況になる。
検出と同時にAE機能を動作させるように設定したもの
であるが、原稿先端検知用の検知センサーの分解能やセ
ンサ取付け位置のバラツキ、あるいは搬送路内で原稿が
上ガイドか下ガイドのいづれに沿って搬送されるかの違
い等によって原稿先端検出のタイミングに微妙な差違が
生じ、正確な検知が行われないために、図示したように
AE出力がFgate信号より先に発生する。従って、
この場合には、後述する(図4の説明時)ように原稿圧
板や原稿押えローラ等の白部分が初期のAE検出レベル
になり、AE出力の不追従期間wの領域の一部または全
部が原稿の地肌を黒領域として読み取る部分になる。ま
た、画像形成時には、読み取り画像の黒領域から画像イ
レースの部分、先端4mmを白部分にした図が描かれ
る。さらに、上述した図1(B)の先端部1〜2mm程
度が白く抜けた原稿をコピーする場合も、先端部1〜2
mm内の白い領域においてAE機能が動作すると図3
(B)の場合に近い状況になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来デ
ジタル画像形成装置においては、原稿先端検出から3m
m程は地肌検出機能を動作させることなくマニュアルに
より濃度設定を行うようにし、3mm以降から地肌検出
機能を動作させていたので、原稿の白く抜けた先端部が
3mmより長い場合は白い部分を原稿の地肌として検知
するため、AE出力の不追従領域の一部または全部を黒
領域として読み取ったり、または、ジアゾ機で作成され
た第二原図やジアゾフィルムコピーのような地肌部の濃
い原稿を用いると、地肌検出機能を動作させない先端部
3mmはマニュアルの濃度設定のため黒い領域として読
み取られる。さらに、この先端部の部分は画像形成部の
定着ローラへの巻き付き防止のために画像イレース処理
を行っているので画面上には現われないが、図2に示し
たように全面画像を得るためにイメージメモリー内でシ
フト(この場合には4mm後方)させて印刷すると、地
肌検出機能を動作させない先端部3mmが黒帯となって
出力されると云う不具合を生じていた。本発明は上述し
たような従来のデジタル画像形成装置における問題点を
解決するためになされたものであって、例えば先端部が
白く抜けたジアゾ記録紙に形成された画像を原稿として
読み取る場合や、先端部が白く抜けてはいないが、ジア
ゾ機で作成された第二原図やジアゾフィルムコピーのよ
うに、濃い地肌部を持つ原稿を読み取る場合であって
も、地肌検出機能が良好に制御され、先端部が黒く読み
取られることがないように構成したデジタル画像処理装
置を提供することを目的としている。
ジタル画像形成装置においては、原稿先端検出から3m
m程は地肌検出機能を動作させることなくマニュアルに
より濃度設定を行うようにし、3mm以降から地肌検出
機能を動作させていたので、原稿の白く抜けた先端部が
3mmより長い場合は白い部分を原稿の地肌として検知
するため、AE出力の不追従領域の一部または全部を黒
領域として読み取ったり、または、ジアゾ機で作成され
た第二原図やジアゾフィルムコピーのような地肌部の濃
い原稿を用いると、地肌検出機能を動作させない先端部
3mmはマニュアルの濃度設定のため黒い領域として読
み取られる。さらに、この先端部の部分は画像形成部の
定着ローラへの巻き付き防止のために画像イレース処理
を行っているので画面上には現われないが、図2に示し
たように全面画像を得るためにイメージメモリー内でシ
フト(この場合には4mm後方)させて印刷すると、地
肌検出機能を動作させない先端部3mmが黒帯となって
出力されると云う不具合を生じていた。本発明は上述し
たような従来のデジタル画像形成装置における問題点を
解決するためになされたものであって、例えば先端部が
白く抜けたジアゾ記録紙に形成された画像を原稿として
読み取る場合や、先端部が白く抜けてはいないが、ジア
ゾ機で作成された第二原図やジアゾフィルムコピーのよ
うに、濃い地肌部を持つ原稿を読み取る場合であって
も、地肌検出機能が良好に制御され、先端部が黒く読み
取られることがないように構成したデジタル画像処理装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、第1の請求項のデジタル画像処理装置に
おいては、原稿の地肌を除去して画像を読み取る機能を
備えたデジタル画像処理装置において、ラインごとに読
み取られた原稿の画像情報を電気信号に変換する光電変
換手段と、前記光電変換手段の出力を多値デジタル信号
に変換するデジタル変換手段と、変換処理された多値デ
ジタル信号と比較信号レベルを比較し、その比較結果に
より黒と白に相当するデジタル値を出力する比較出力手
段を有し、原稿走査開始位置から所定位置までの前記比
較信号レベルを、前記所定位置以降の比較信号レベルよ
りも黒側近くのレベルに設定するように構成する。第2
の請求項記載のデジタル画像形成装置では、上記第1の
請求項記載のデジタル画像処理装置に加えて、原稿走査
開始位置から所定位置までの距離をあらかじめ一つまた
は複数記憶する手段と、原稿の読み取りに際して上記記
憶した距離の一つを選択する距離選択手段を備える。第
3の請求項記載のデジタル画像形成装置においては、上
記第1の請求項記載のデジタル画像処理装置に加えて、
原稿走査開始位置から所定位置までの前記比較出力手段
に与える比較信号レベルをあらかじめ複数記憶する手段
と、原稿の読み取りに際して上記記憶した比較信号の一
つを選択する比較信号選択手段を備える。
成するために、第1の請求項のデジタル画像処理装置に
おいては、原稿の地肌を除去して画像を読み取る機能を
備えたデジタル画像処理装置において、ラインごとに読
み取られた原稿の画像情報を電気信号に変換する光電変
換手段と、前記光電変換手段の出力を多値デジタル信号
に変換するデジタル変換手段と、変換処理された多値デ
ジタル信号と比較信号レベルを比較し、その比較結果に
より黒と白に相当するデジタル値を出力する比較出力手
段を有し、原稿走査開始位置から所定位置までの前記比
較信号レベルを、前記所定位置以降の比較信号レベルよ
りも黒側近くのレベルに設定するように構成する。第2
の請求項記載のデジタル画像形成装置では、上記第1の
請求項記載のデジタル画像処理装置に加えて、原稿走査
開始位置から所定位置までの距離をあらかじめ一つまた
は複数記憶する手段と、原稿の読み取りに際して上記記
憶した距離の一つを選択する距離選択手段を備える。第
3の請求項記載のデジタル画像形成装置においては、上
記第1の請求項記載のデジタル画像処理装置に加えて、
原稿走査開始位置から所定位置までの前記比較出力手段
に与える比較信号レベルをあらかじめ複数記憶する手段
と、原稿の読み取りに際して上記記憶した比較信号の一
つを選択する比較信号選択手段を備える。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、原稿の画像情報を
前記光電変換手段によって電気信号に変換し、さらに前
記デジタル変換手段により多値デジタル信号に変換した
後、多値デジタル信号と比較信号レベルを比較して2値
化処理を行う際、原稿走査開始位置から所定位置までの
比較信号レベルを前記所定位置以降の比較信号レベルよ
りも黒側近くのレベルに設定したので、原稿走査開始位
置から所定位置までは、黒レベルと判定されるレベル範
囲が狭くなり、真に黒画像のみが黒と判定され、中間レ
ベル画像は白と判定される。請求項2の発明では、上記
請求項1のデジタル画像処理装置の発明に加えて、前記
黒側のレベル近くに設定する前記原稿走査開始位置から
所定位置までの距離を一つまたは複数記憶し、原稿の読
み取りに際していづれか一つを任意に距離選択手段によ
り選択出来るので、白く抜けた原稿先端部の長さの違い
によって、距離選択を適宜変更することが出来る。請求
項3の発明では、上記請求項1のデジタル画像処理装置
の発明に加えて、原稿の読み取りに際して前記原稿走査
開始位置から所定位置までの比較信号レベルの一つを、
あらかじめ記憶した複数レベル中から選択出来るので、
白く抜けた原稿先端部の長さの違い、または、ジアゾ機
で作成された第二原図やジアゾフィルムコピーのような
濃い地肌部を持つ原稿に応じて、希望する読み取りを行
うように適した比較信号レベルを選ぶことが出来る。
前記光電変換手段によって電気信号に変換し、さらに前
記デジタル変換手段により多値デジタル信号に変換した
後、多値デジタル信号と比較信号レベルを比較して2値
化処理を行う際、原稿走査開始位置から所定位置までの
比較信号レベルを前記所定位置以降の比較信号レベルよ
りも黒側近くのレベルに設定したので、原稿走査開始位
置から所定位置までは、黒レベルと判定されるレベル範
囲が狭くなり、真に黒画像のみが黒と判定され、中間レ
ベル画像は白と判定される。請求項2の発明では、上記
請求項1のデジタル画像処理装置の発明に加えて、前記
黒側のレベル近くに設定する前記原稿走査開始位置から
所定位置までの距離を一つまたは複数記憶し、原稿の読
み取りに際していづれか一つを任意に距離選択手段によ
り選択出来るので、白く抜けた原稿先端部の長さの違い
によって、距離選択を適宜変更することが出来る。請求
項3の発明では、上記請求項1のデジタル画像処理装置
の発明に加えて、原稿の読み取りに際して前記原稿走査
開始位置から所定位置までの比較信号レベルの一つを、
あらかじめ記憶した複数レベル中から選択出来るので、
白く抜けた原稿先端部の長さの違い、または、ジアゾ機
で作成された第二原図やジアゾフィルムコピーのような
濃い地肌部を持つ原稿に応じて、希望する読み取りを行
うように適した比較信号レベルを選ぶことが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を適
用するデジタル画像形成装置の一例を示す電子写真複写
機(以下、複写機と呼ぶ)の主要部構成図である。複写
機の詳細な構成及び機能に関しては公知であるので、詳
細な説明を省略し、本発明に関する部分の概要について
のみを説明する。図1において、矢印(ウ)の方向に搬
送される原稿pは、図示しない挿入ローラによって原稿
テーブル11上を移動し、原稿入り口センサー12によ
り原稿の挿入が検知されると原稿搬送モータ25(図6
参照)を動作させ、このモータに図示を省略したベルト
にて連結された搬送第一コロ13、搬送第二コロ14、
搬送第三コロ15、搬送第二コロ14、及び原稿押えロ
ーラ16を回転させ、原稿を順次搬送する。このとき、
原稿入り口センサー12が原稿の挿入を検知すると、原
稿を照射する光源のFLランプ(蛍光灯)17が点灯す
る。上記の搬送第一コロ13、及び搬送第二コロ14に
よって原稿が搬送され、原稿の先端がコンタクトガラス
19上に位置すると、コンタクトガラス端部上方に配置
した原稿読み取りセンサー18は原稿の先端を検知す
る。原稿押えローラ16の表面は、シェーディング補正
を行うために白色基準となるように着色されており、コ
ンタクトガラス19に接触しつつ回転している。さら
に、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下に到達する
直前に、原稿押えローラ16からの反射光を集光レンズ
20を介して、光電変換素子1であるCCD1上に結像
する。CPUは、CCD1の出力を取り込んで、シェー
ディング補正を行い、シェーディング補正によって、F
Lランプ17の各部における光量のバラツキやCCD1
素子の各部における感度のバラツキ等が補正される。
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を適
用するデジタル画像形成装置の一例を示す電子写真複写
機(以下、複写機と呼ぶ)の主要部構成図である。複写
機の詳細な構成及び機能に関しては公知であるので、詳
細な説明を省略し、本発明に関する部分の概要について
のみを説明する。図1において、矢印(ウ)の方向に搬
送される原稿pは、図示しない挿入ローラによって原稿
テーブル11上を移動し、原稿入り口センサー12によ
り原稿の挿入が検知されると原稿搬送モータ25(図6
参照)を動作させ、このモータに図示を省略したベルト
にて連結された搬送第一コロ13、搬送第二コロ14、
搬送第三コロ15、搬送第二コロ14、及び原稿押えロ
ーラ16を回転させ、原稿を順次搬送する。このとき、
原稿入り口センサー12が原稿の挿入を検知すると、原
稿を照射する光源のFLランプ(蛍光灯)17が点灯す
る。上記の搬送第一コロ13、及び搬送第二コロ14に
よって原稿が搬送され、原稿の先端がコンタクトガラス
19上に位置すると、コンタクトガラス端部上方に配置
した原稿読み取りセンサー18は原稿の先端を検知す
る。原稿押えローラ16の表面は、シェーディング補正
を行うために白色基準となるように着色されており、コ
ンタクトガラス19に接触しつつ回転している。さら
に、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下に到達する
直前に、原稿押えローラ16からの反射光を集光レンズ
20を介して、光電変換素子1であるCCD1上に結像
する。CPUは、CCD1の出力を取り込んで、シェー
ディング補正を行い、シェーディング補正によって、F
Lランプ17の各部における光量のバラツキやCCD1
素子の各部における感度のバラツキ等が補正される。
【0010】原稿の先端が原稿押えローラ16の直下に
到達すると、原稿の読み取りを開始する。図3は原稿画
像の読み取り時の各部の動作を説明するための図であ
り、そのタイミングを図3の(A)を用いて説明する。
先ず、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下に到達す
るタイミングにおいて、原稿読み取りのFgate信号
を発生し、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下を例
えば3mm過ぎた時点から原稿の後端部が原稿押えロー
ラ16の直下を通過するまでの間、AE(地肌検出)機
能を動作させるAE GATE信号を、発生し、同時に
AE GATE信号の期間AE機能を動作させる。原稿
の読み取り出力は、シェーディング補正を施すと共に、
AE機能によって地肌出力が除去され、画像処理され
る。
到達すると、原稿の読み取りを開始する。図3は原稿画
像の読み取り時の各部の動作を説明するための図であ
り、そのタイミングを図3の(A)を用いて説明する。
先ず、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下に到達す
るタイミングにおいて、原稿読み取りのFgate信号
を発生し、原稿の先端が原稿押えローラ16の直下を例
えば3mm過ぎた時点から原稿の後端部が原稿押えロー
ラ16の直下を通過するまでの間、AE(地肌検出)機
能を動作させるAE GATE信号を、発生し、同時に
AE GATE信号の期間AE機能を動作させる。原稿
の読み取り出力は、シェーディング補正を施すと共に、
AE機能によって地肌出力が除去され、画像処理され
る。
【0011】図2は、上記図1を用いて説明した動作を
さらに詳細に説明するためのタイミングチャート図であ
る。原稿入り口センサー12の出力は、上述したとおり
原稿入り口センサー12の直下を原稿pの先端部が通過
する際に発生する信号であり、原稿入り口センサー信号
の立上りによって、次ぎのFLランプ&原稿搬送モータ
を起動する。FLランプ&原稿搬送モータの停止は、読
み取りが完全に終了したことを示す信号(図示しない)
によって制御される。原稿pが、搬送第一コロ13及び
搬送第二コロ14によってコンタクトガラス19近傍ま
で搬送され、原稿読み取りセンサー18によってその先
端が検知されると、原稿読み取りセンサー信号を発生す
る。原稿読み取りセンサー信号発生から実際に原稿の読
み取りを開始する迄の間にシェーディング補正を行うた
め、シェーディング開始信号を発生させ、シェーディン
グ補正は、シェーディング開始信号から原稿の先端が原
稿押えローラ16の直下に到達して読み取り開始を制御
するFgate信号発生までの間に実施される。なお、
Fgate信号により原稿の読み取りを開始するが、上
述したようにFgate信号の発生に呼応して直ちにA
E機能を動作させると、未だ原稿が到達していない状態
や、先端部の一部のみが白く抜けた原稿である場合、実
際の地肌が検知されないので、Fgate信号発生より
原稿の寸法に換算して3mm程度程遅らせてAE GA
TE信号を発生させ、AE GATE信号にてAE機能
を動作させるようにしている。
さらに詳細に説明するためのタイミングチャート図であ
る。原稿入り口センサー12の出力は、上述したとおり
原稿入り口センサー12の直下を原稿pの先端部が通過
する際に発生する信号であり、原稿入り口センサー信号
の立上りによって、次ぎのFLランプ&原稿搬送モータ
を起動する。FLランプ&原稿搬送モータの停止は、読
み取りが完全に終了したことを示す信号(図示しない)
によって制御される。原稿pが、搬送第一コロ13及び
搬送第二コロ14によってコンタクトガラス19近傍ま
で搬送され、原稿読み取りセンサー18によってその先
端が検知されると、原稿読み取りセンサー信号を発生す
る。原稿読み取りセンサー信号発生から実際に原稿の読
み取りを開始する迄の間にシェーディング補正を行うた
め、シェーディング開始信号を発生させ、シェーディン
グ補正は、シェーディング開始信号から原稿の先端が原
稿押えローラ16の直下に到達して読み取り開始を制御
するFgate信号発生までの間に実施される。なお、
Fgate信号により原稿の読み取りを開始するが、上
述したようにFgate信号の発生に呼応して直ちにA
E機能を動作させると、未だ原稿が到達していない状態
や、先端部の一部のみが白く抜けた原稿である場合、実
際の地肌が検知されないので、Fgate信号発生より
原稿の寸法に換算して3mm程度程遅らせてAE GA
TE信号を発生させ、AE GATE信号にてAE機能
を動作させるようにしている。
【0012】また、Fgate信号発生からAE GA
TE信号発生迄のAE機能を動作させない期間を上述し
たようにマニュアルにより濃度設定を行うと、一般には
黒い領域として読み取られるという不具合を生ずる。そ
こで、この期間黒レベルと白レベルの2値で出力する比
較出力器3(図6参照)の比較信号レベル9を、黒側の
レベル近くに設定することにより、先端部が白く抜けた
原稿を用いる場合や、先端部が白く抜けていないが、濃
い地肌部を持つ原稿を用いる場合であっても、原稿先端
部を黒レベルと判定することを防止している。図中の比
較信号レベル9変更期間(1)は、Fgate信号発生
からAE GATE信号発生迄の間に渡って比較信号レ
ベル9を変更する場合を示したものであり、比較信号レ
ベル変更期間(2)は、図示しない距離選択部4により
複数の設定距離中(x1、x2、x3)から選択したい
づれか一つに、比較信号レベル9を変更する場合を示し
ている。 また、図2の最下部の図は、比較出力器3に
より出力する白レベルと黒レベルの2値(実際はデジタ
ル値あるので、例えば白レベルを0、黒レベルを1とす
る)と、上記AE比較信号レベル9の変更期間において
原稿の地肌部を読み取った波形と、原稿走査開始位置か
ら所定位置までの比較信号レベル9との関係を示したも
のである。仮に、比較信号レベル9を変更することなく
レベル1のままにしておくと、地肌部の読み取り出力が
レベル1を越えた部分が黒レベルとして比較出力器3か
ら出力されるが、図示したように、x2の期間だけ比較
信号レベル9をレベル2に変更すれば、比較出力器3は
黒レベルの1を出力することはない。
TE信号発生迄のAE機能を動作させない期間を上述し
たようにマニュアルにより濃度設定を行うと、一般には
黒い領域として読み取られるという不具合を生ずる。そ
こで、この期間黒レベルと白レベルの2値で出力する比
較出力器3(図6参照)の比較信号レベル9を、黒側の
レベル近くに設定することにより、先端部が白く抜けた
原稿を用いる場合や、先端部が白く抜けていないが、濃
い地肌部を持つ原稿を用いる場合であっても、原稿先端
部を黒レベルと判定することを防止している。図中の比
較信号レベル9変更期間(1)は、Fgate信号発生
からAE GATE信号発生迄の間に渡って比較信号レ
ベル9を変更する場合を示したものであり、比較信号レ
ベル変更期間(2)は、図示しない距離選択部4により
複数の設定距離中(x1、x2、x3)から選択したい
づれか一つに、比較信号レベル9を変更する場合を示し
ている。 また、図2の最下部の図は、比較出力器3に
より出力する白レベルと黒レベルの2値(実際はデジタ
ル値あるので、例えば白レベルを0、黒レベルを1とす
る)と、上記AE比較信号レベル9の変更期間において
原稿の地肌部を読み取った波形と、原稿走査開始位置か
ら所定位置までの比較信号レベル9との関係を示したも
のである。仮に、比較信号レベル9を変更することなく
レベル1のままにしておくと、地肌部の読み取り出力が
レベル1を越えた部分が黒レベルとして比較出力器3か
ら出力されるが、図示したように、x2の期間だけ比較
信号レベル9をレベル2に変更すれば、比較出力器3は
黒レベルの1を出力することはない。
【0013】図3は本発明のデジタル画像形成装置の要
部の詳細な構成例を示すブロック図、図4はその部分的
回路図である。これらの図面に基づいてさらに詳細に説
明する。図3において、原稿Pの画像はCCD1によっ
て1ラインずつ読み取られ、CCD1からの出力はビデ
オ増幅器A1により増幅される。この際、CCD1の出
力には駆動クロックによるノイズが重畳されているの
で、ノイズが重畳しない期間をクロック及びタイミング
発生器7により判断し、サンプリング回路を経てノイズ
が重畳しない期間の信号のみが取り出される。ビデオ増
幅器A2及ゲインコントロール回路(GAIN CONT.)は、
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器2
に入力する信号の白レベルを一定にするための可変増幅
器を構成し、例えば最低8〜最高40まで増幅可変出来
る。原稿読み取りに先立ち原稿押えローラ16の表面を
白色基準として読み取り、CCD1によって画素信号に
変換した後、最大レベルがA/D変換器2の最大値(6
ビットの情報であればヘキサ表示で3F)になるように
増幅度を制御している。即ち、6ビット情報のA/D変
換器2であれば白から黒の信号レベルを64階調のデー
タに変換して出力する。
部の詳細な構成例を示すブロック図、図4はその部分的
回路図である。これらの図面に基づいてさらに詳細に説
明する。図3において、原稿Pの画像はCCD1によっ
て1ラインずつ読み取られ、CCD1からの出力はビデ
オ増幅器A1により増幅される。この際、CCD1の出
力には駆動クロックによるノイズが重畳されているの
で、ノイズが重畳しない期間をクロック及びタイミング
発生器7により判断し、サンプリング回路を経てノイズ
が重畳しない期間の信号のみが取り出される。ビデオ増
幅器A2及ゲインコントロール回路(GAIN CONT.)は、
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器2
に入力する信号の白レベルを一定にするための可変増幅
器を構成し、例えば最低8〜最高40まで増幅可変出来
る。原稿読み取りに先立ち原稿押えローラ16の表面を
白色基準として読み取り、CCD1によって画素信号に
変換した後、最大レベルがA/D変換器2の最大値(6
ビットの情報であればヘキサ表示で3F)になるように
増幅度を制御している。即ち、6ビット情報のA/D変
換器2であれば白から黒の信号レベルを64階調のデー
タに変換して出力する。
【0014】RAM21は、シェーディング補正のデー
タを格納するメモリーであり、原稿押えローラ16の白
色基準表面を読み取った時の1〜5000ピクセルのC
CD1出力を6ビット情報のデータにして記憶し、レン
ズによる周辺光量の低下、CCD1の各素子の感度ム
ラ、FLランプの光量ムラ等を補正するデータに使用し
ている。また、ROM22は、一種の演算器として動作
するようにデータが書き込まれており、原稿を走査して
読み取った時のCCD1の各エレメントの出力が、RA
M21の値により補正され、演算されて、シェーディン
グ補正したデータが取り出される。その後、画像処理ブ
ロック23に入力され、MTF補正、変倍処理、ディザ
処理等が行われる。また、画像処理ブロック23の終段
には、A/D変換器2により多値化され、処理されたデ
ジタル出力と、CPU制御部6より送られたデジタル比
較信号レベル9とが比較され、その大小により2値信号
に変換する比較出力器3が存在する。最終的出力は、デ
ジタルの2値データとして比較出力器3より出力され
る。
タを格納するメモリーであり、原稿押えローラ16の白
色基準表面を読み取った時の1〜5000ピクセルのC
CD1出力を6ビット情報のデータにして記憶し、レン
ズによる周辺光量の低下、CCD1の各素子の感度ム
ラ、FLランプの光量ムラ等を補正するデータに使用し
ている。また、ROM22は、一種の演算器として動作
するようにデータが書き込まれており、原稿を走査して
読み取った時のCCD1の各エレメントの出力が、RA
M21の値により補正され、演算されて、シェーディン
グ補正したデータが取り出される。その後、画像処理ブ
ロック23に入力され、MTF補正、変倍処理、ディザ
処理等が行われる。また、画像処理ブロック23の終段
には、A/D変換器2により多値化され、処理されたデ
ジタル出力と、CPU制御部6より送られたデジタル比
較信号レベル9とが比較され、その大小により2値信号
に変換する比較出力器3が存在する。最終的出力は、デ
ジタルの2値データとして比較出力器3より出力され
る。
【0015】また、CPU制御部6内には、マイクロC
PUを備えており、図示を省略したマイクロCPUのプ
ログラム等を格納するROM、マイクロCPUの演算結
果等を一時的に格納するRAM等が含まれている。クロ
ック及びタイミング発生器7は、マイクロCPUによる
各種センサーの状態検出や遅延時間の算出等の援助を得
て、各部に必要なタイミングを発生し供給する。原稿の
読み取り、原稿の地肌検知、及び比較信号レベル9を供
給するタイミング等については、既に図3において説明
した通りである。また、CPU制御部6内のマイクロC
PUは、原稿入り口センサー12及び原稿読み取りセン
サー18からの検知信号を受けて、原稿搬送モータ25
を動作させ、各種の搬送コロを駆動する。さらに、FL
安定器26に指示を送り、FLランプ17を点灯させ
る。
PUを備えており、図示を省略したマイクロCPUのプ
ログラム等を格納するROM、マイクロCPUの演算結
果等を一時的に格納するRAM等が含まれている。クロ
ック及びタイミング発生器7は、マイクロCPUによる
各種センサーの状態検出や遅延時間の算出等の援助を得
て、各部に必要なタイミングを発生し供給する。原稿の
読み取り、原稿の地肌検知、及び比較信号レベル9を供
給するタイミング等については、既に図3において説明
した通りである。また、CPU制御部6内のマイクロC
PUは、原稿入り口センサー12及び原稿読み取りセン
サー18からの検知信号を受けて、原稿搬送モータ25
を動作させ、各種の搬送コロを駆動する。さらに、FL
安定器26に指示を送り、FLランプ17を点灯させ
る。
【0016】さらに、CPU制御部6内の図示しないR
OMには、前記原稿走査開始位置から所定位置までの距
離をあらかじめ一つまたは複数記憶しており、原稿の読
み取りに際してそのうちの一つを距離選択部4によって
選択する。また同じROM内には、複数の比較信号レベ
ル9を記憶しており、原稿の読み取りに際してそのうち
の一つを比較信号選択部5によって選択する。距離選択
部4及び比較信号選択部5は、CPU制御部6内のCP
U、ROM、RAM等で構成される。距離選択部4及び
比較信号選択部5によっていづれを選択かの指示は、操
作部8等から入力出来るようになっている。
OMには、前記原稿走査開始位置から所定位置までの距
離をあらかじめ一つまたは複数記憶しており、原稿の読
み取りに際してそのうちの一つを距離選択部4によって
選択する。また同じROM内には、複数の比較信号レベ
ル9を記憶しており、原稿の読み取りに際してそのうち
の一つを比較信号選択部5によって選択する。距離選択
部4及び比較信号選択部5は、CPU制御部6内のCP
U、ROM、RAM等で構成される。距離選択部4及び
比較信号選択部5によっていづれを選択かの指示は、操
作部8等から入力出来るようになっている。
【0017】また、図7においてビデオ信号はCN1に
入力され、ビデオ増幅器A2で増幅される。ビデオ増幅
器A2の増幅度は、IC7のNAND−ORセレクタI
CのS入力が当初Hight(H)レベルであり1B〜
4Bが選択されており、セレクタスィッチAsw1は全
てON(閉)状態となり、最低の8倍の倍率に設定され
ている。さらに、ビデオ増幅器A2の出力は、IC1の
A/D変換器2によってデジタル値に変換され、IC2
でラッチされ、上位4ビット(Q3〜Q6)の値が主走
査方向の全てに渡って比較回路IC3、IC5で比較さ
れ、最高値が保持される。1ラインの走査が終了する
と、4ビットの最高値がIC4に保持され、IC7のS
入力をLow(L)レベルにすることによって、IC7
を通してAsw1に伝達され、最高値に応じた増幅度に
切り換えられる。例えば、IC4の出力Q1〜Q4が全
てHレベルの時は8倍に、Q4がHレベルでQ1〜Q3
が全てLレベルの時は13倍になる。A/D変換器2の
入力Vinは、CN1の入力レベルにより異なるが、通
常は3.8〜4.0Vの範囲になるように設定されてい
る。原稿の読み取り走査中(図2においてFgate信
号が発生している期間)ビデオ増幅器A2の増幅度は一
定に保たれるようにIC7のS入力はLレベルのままで
ある。
入力され、ビデオ増幅器A2で増幅される。ビデオ増幅
器A2の増幅度は、IC7のNAND−ORセレクタI
CのS入力が当初Hight(H)レベルであり1B〜
4Bが選択されており、セレクタスィッチAsw1は全
てON(閉)状態となり、最低の8倍の倍率に設定され
ている。さらに、ビデオ増幅器A2の出力は、IC1の
A/D変換器2によってデジタル値に変換され、IC2
でラッチされ、上位4ビット(Q3〜Q6)の値が主走
査方向の全てに渡って比較回路IC3、IC5で比較さ
れ、最高値が保持される。1ラインの走査が終了する
と、4ビットの最高値がIC4に保持され、IC7のS
入力をLow(L)レベルにすることによって、IC7
を通してAsw1に伝達され、最高値に応じた増幅度に
切り換えられる。例えば、IC4の出力Q1〜Q4が全
てHレベルの時は8倍に、Q4がHレベルでQ1〜Q3
が全てLレベルの時は13倍になる。A/D変換器2の
入力Vinは、CN1の入力レベルにより異なるが、通
常は3.8〜4.0Vの範囲になるように設定されてい
る。原稿の読み取り走査中(図2においてFgate信
号が発生している期間)ビデオ増幅器A2の増幅度は一
定に保たれるようにIC7のS入力はLレベルのままで
ある。
【0018】また、ビデオ増幅器A2の出力は、R9、
R10により1/2に分圧され、増幅器A3により白レ
ベルに追従した信号として取り出される。増幅器A3は
一般的なオペレショナルアンプにより構成され、コンデ
ンサC2を挿入することにより時定数を長くし、文字等
の微小黒部分があってもそれを後段に伝達しないように
している。増幅器A3の出力は、後段の比較的長い時定
数を持ったピークホールド用の増幅器24に伝達され、
地肌検知を行うように白レベルのピーク値を保持する。
ダイオードD1は、信号レベルが上昇する方向には直ち
に追従するが(短い時定数)、信号レベルが降下する方
向には追従が遅く(長い時定数)なるように素子値が選
択されている。また、トランジスタQ1は、AE機能時
以外、及び主走査方向の中央部以外は白レベルのピーク
を検出しないようにするために挿入されており、クロッ
ク及びタイミング発生器4(図3参照)によって窓抜き
信号及びAE GATE信号(図2参照)の否定信号で
駆動される。また、ツェナーダイオード27と可変抵抗
VR1から作られた電圧(回路上では4.1Vに設定)
は、切り換えスイッチAsw3を経由し、バッファA5
を介して、シェーディング補正を行っているときのA/
D変換器2の比較入力Vrefに与えられる。
R10により1/2に分圧され、増幅器A3により白レ
ベルに追従した信号として取り出される。増幅器A3は
一般的なオペレショナルアンプにより構成され、コンデ
ンサC2を挿入することにより時定数を長くし、文字等
の微小黒部分があってもそれを後段に伝達しないように
している。増幅器A3の出力は、後段の比較的長い時定
数を持ったピークホールド用の増幅器24に伝達され、
地肌検知を行うように白レベルのピーク値を保持する。
ダイオードD1は、信号レベルが上昇する方向には直ち
に追従するが(短い時定数)、信号レベルが降下する方
向には追従が遅く(長い時定数)なるように素子値が選
択されている。また、トランジスタQ1は、AE機能時
以外、及び主走査方向の中央部以外は白レベルのピーク
を検出しないようにするために挿入されており、クロッ
ク及びタイミング発生器4(図3参照)によって窓抜き
信号及びAE GATE信号(図2参照)の否定信号で
駆動される。また、ツェナーダイオード27と可変抵抗
VR1から作られた電圧(回路上では4.1Vに設定)
は、切り換えスイッチAsw3を経由し、バッファA5
を介して、シェーディング補正を行っているときのA/
D変換器2の比較入力Vrefに与えられる。
【0019】さらに、シェーディング補正が終了し、F
gate信号によって(図2参照)原稿の読み取りが開
始されると、既に操作部8(図3参照)より指定されて
いる原稿地肌モード(白地肌、少し濃い地肌、濃い地肌
等に区分されている)に基づいた比較信号レベル9が、
CPU制御部6(図3参照)内のマイクロCPUから画
像処理ブロック23内の比較出力器3に送られる。ここ
で、白レベルを0、黒レベルを1とし、図2の最下位の
波形を参考にして比較信号レベル9の値を変更する状況
を説明する。上述した原稿地肌モードとして少し濃い地
肌を選択すると、レベル1に相当する比較信号レベル9
の値は、例えば42/64(6ビットの64階調で指
示)が与えられる。しかし、上述したように原稿の先端
部においてAE機能が正常に地肌を検知出来ない領域が
生じ、特に白に近い地肌を持った後に濃い地肌をAE機
能で読み取ると、図2の最下位の波形のように読み取り
出力(黒レベルの)が高くなってレベル1の値の42/
64を越え、比較出力器3は黒レベル1を出力する。従
って、AE機能が正常に地肌を検知出来ない領域におい
て、比較信号レベル9の値を黒レベル側の1に近い、例
えば、レベル2の52/64にすれば、地肌を読んだ読
み取り出力がレベル2を越えることがなくなり、原稿の
先端部が黒く読まれることが防止される。また、原稿の
先端部にある実際の画像は、図2の最下位の波形の上に
加わって出力されるので、レベル2を越えることになり
黒い画像として正しく読まれる。また、決められた設定
長(または、時間)以後は、AE機能が正常に地肌を検
知してくるので、レベル1の値に戻す。
gate信号によって(図2参照)原稿の読み取りが開
始されると、既に操作部8(図3参照)より指定されて
いる原稿地肌モード(白地肌、少し濃い地肌、濃い地肌
等に区分されている)に基づいた比較信号レベル9が、
CPU制御部6(図3参照)内のマイクロCPUから画
像処理ブロック23内の比較出力器3に送られる。ここ
で、白レベルを0、黒レベルを1とし、図2の最下位の
波形を参考にして比較信号レベル9の値を変更する状況
を説明する。上述した原稿地肌モードとして少し濃い地
肌を選択すると、レベル1に相当する比較信号レベル9
の値は、例えば42/64(6ビットの64階調で指
示)が与えられる。しかし、上述したように原稿の先端
部においてAE機能が正常に地肌を検知出来ない領域が
生じ、特に白に近い地肌を持った後に濃い地肌をAE機
能で読み取ると、図2の最下位の波形のように読み取り
出力(黒レベルの)が高くなってレベル1の値の42/
64を越え、比較出力器3は黒レベル1を出力する。従
って、AE機能が正常に地肌を検知出来ない領域におい
て、比較信号レベル9の値を黒レベル側の1に近い、例
えば、レベル2の52/64にすれば、地肌を読んだ読
み取り出力がレベル2を越えることがなくなり、原稿の
先端部が黒く読まれることが防止される。また、原稿の
先端部にある実際の画像は、図2の最下位の波形の上に
加わって出力されるので、レベル2を越えることになり
黒い画像として正しく読まれる。また、決められた設定
長(または、時間)以後は、AE機能が正常に地肌を検
知してくるので、レベル1の値に戻す。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、請求項1
の発明によれば、原稿を読み取り比較出力手段により2
値化処理を行う際に、原稿走査開始位置から所定位置ま
での比較信号レベルを、前記所定位置以降の比較信号レ
ベルよりも黒側近くのレベルに設定するので、原稿走査
開始位置から所定位置までの領域において黒レベルと判
定するレンジが縮小され、先端部が白く抜けたジアゾ記
録紙を原稿に用いる場合であっても、先端部が白く抜け
てはいないが、ジアゾ機で作成された第二原図やジアゾ
フィルムコピーのように濃い地肌部を持つ原稿を用いる
場合であっても、先端部を正しく読み取ることが出来
る。従って、使用可能な原稿の範囲を広げ、全画面像を
出力しても先端部が黒帯となる不具合を防止しすること
が可能なデジタル画像処理装置を提供することが出来
る。
の発明によれば、原稿を読み取り比較出力手段により2
値化処理を行う際に、原稿走査開始位置から所定位置ま
での比較信号レベルを、前記所定位置以降の比較信号レ
ベルよりも黒側近くのレベルに設定するので、原稿走査
開始位置から所定位置までの領域において黒レベルと判
定するレンジが縮小され、先端部が白く抜けたジアゾ記
録紙を原稿に用いる場合であっても、先端部が白く抜け
てはいないが、ジアゾ機で作成された第二原図やジアゾ
フィルムコピーのように濃い地肌部を持つ原稿を用いる
場合であっても、先端部を正しく読み取ることが出来
る。従って、使用可能な原稿の範囲を広げ、全画面像を
出力しても先端部が黒帯となる不具合を防止しすること
が可能なデジタル画像処理装置を提供することが出来
る。
【0021】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
デジタル画像処理装置の発明に加えて、前記原稿走査開
始位置から所定位置までの距離として複数の値を記憶し
ておき、そのなかから適宜一つを選択することによっ
て、原稿先端部の白く抜けた長さに応じて、適切な読み
取りを行い得るものを選択出来るので、使用出来る原稿
の範囲を広げ、全画面像を出力しても先端部が黒帯とな
る不具合を確実に防止したデジタル画像処理装置を提供
することが可能となる。
デジタル画像処理装置の発明に加えて、前記原稿走査開
始位置から所定位置までの距離として複数の値を記憶し
ておき、そのなかから適宜一つを選択することによっ
て、原稿先端部の白く抜けた長さに応じて、適切な読み
取りを行い得るものを選択出来るので、使用出来る原稿
の範囲を広げ、全画面像を出力しても先端部が黒帯とな
る不具合を確実に防止したデジタル画像処理装置を提供
することが可能となる。
【0022】請求項3の発明によれば、上記請求項1の
デジタル画像処理装置の発明に加えて、白く抜けた原稿
先端部の長さの違い、または、ジアゾ機で作成された第
二原図やジアゾフィルムコピーのような濃い地肌部を持
つ原稿の個々の違いに応じて、前記原稿走査開始位置か
ら所定位置までの比較信号レベルとして、最適なものを
選択出来るようになったので、使用出来る原稿の範囲を
広げ、全画面像を出力しても先端部が黒帯となる不具合
を確実に防止したデジタル画像処理装置を提供すること
が可能となえる。
デジタル画像処理装置の発明に加えて、白く抜けた原稿
先端部の長さの違い、または、ジアゾ機で作成された第
二原図やジアゾフィルムコピーのような濃い地肌部を持
つ原稿の個々の違いに応じて、前記原稿走査開始位置か
ら所定位置までの比較信号レベルとして、最適なものを
選択出来るようになったので、使用出来る原稿の範囲を
広げ、全画面像を出力しても先端部が黒帯となる不具合
を確実に防止したデジタル画像処理装置を提供すること
が可能となえる。
【図1】本発明を適用するデジタル画像処理装置の原稿
読み取りの要部例を示す側面構成図。
読み取りの要部例を示す側面構成図。
【図2】本発明のデジタル画像処理装置における読み取
り状況のタイミング例を説明する説明図。
り状況のタイミング例を説明する説明図。
【図3】本発明の実施の形態例を示すデジタル画像処理
装置の要部の詳細を示すブロック図。
装置の要部の詳細を示すブロック図。
【図4】本発明の実施の形態例を示すデジタル画像処理
装置の要部の詳細を示す回路図。
装置の要部の詳細を示す回路図。
【図5】(A)及び(B)はジアゾ記録紙を用いてコピ
ーを行った場合の不具合を説明する図。
ーを行った場合の不具合を説明する図。
【図6】イメージメモリー内でシフトさせて全面画像を
印刷した例を説明する説明図。
印刷した例を説明する説明図。
【図7】(A)及び(B)は原稿の地肌検出機能と印刷
上で黒い帯が発生する状況を説明する説明図。
上で黒い帯が発生する状況を説明する説明図。
1 光電変換素子、または、CCD 2 デジタル変換手段、または、A/D変換器 3 比較出力器 4 距離選択部 5 比較信号選択部 6 CPU制御部 7 クロック及びタイミング発生器 8 操作部 9 比較信号レベル 16 原稿押えローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿の地肌を除去して画像を読み取る機
能を備えたデジタル画像処理装置において、ラインごと
に読み取られた原稿の画像情報を電気信号に変換する光
電変換手段と、前記光電変換手段の出力を多値デジタル
信号に変換するデジタル変換手段と、変換処理された多
値デジタル信号と比較信号レベルを比較し、その比較結
果に基づいて黒と白に相当するデジタル値を出力する比
較出力手段を有し、原稿走査開始位置から所定位置まで
における前記比較出力手段の比較信号レベルを、前記所
定位置以降の比較信号レベルよりも黒側近くに設定した
ことを特徴とするデジタル画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のデジタル画像処理装置に
おいて、原稿走査開始位置から上記所定位置までの距離
をあらかじめ一つまたは複数記憶する手段と、原稿の読
み取りに際して上記記憶した距離のいづれか一つを選択
する距離選択手段を備えたことを特徴とするデジタル画
像処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のデジタル画像処理装置に
おいて、原稿走査開始位置から所定位置までの前記比較
出力手段に与える比較信号レベルをあらかじめ複数記憶
しておき、原稿の読み取りに際して上記記憶した比較信
号レベルの一つを選択する比較信号選択手段を備えたこ
とを特徴とするデジタル画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8219369A JPH1051640A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | デジタル画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8219369A JPH1051640A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | デジタル画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051640A true JPH1051640A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16734344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8219369A Pending JPH1051640A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | デジタル画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1051640A (ja) |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP8219369A patent/JPH1051640A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040614 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040813 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050221 |