JPH10513435A - 複素環で置換された新規イミダゾロキノキサリノン、その製造および使用 - Google Patents

複素環で置換された新規イミダゾロキノキサリノン、その製造および使用

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JPH10513435A JP8511334A JP51133496A JPH10513435A JP H10513435 A JPH10513435 A JP H10513435A JP 8511334 A JP8511334 A JP 8511334A JP 51133496 A JP51133496 A JP 51133496A JP H10513435 A JPH10513435 A JP H10513435A
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Abstract

(57)【要約】 式I: [式中、R1は水素原子、分枝鎖状または直鎖のC1〜C5−アルキル基を表すか、または非置換または1または2個の塩素原子、1個のトリフルオロメチル基、1個のニトロジオキシ基もしくはメチレンジオキシ基により置換されたフェニル基、ピリジル基またはチエニル基を表し、R2は水素原子、C1〜C5−アルキル基またはC3〜C8−ジアルキルアミノアルキル基を表し、R3は塩素原子もしくは臭素原子、トリフルオロメチル基、シアノ基またはニトロ基を表し、Aは非置換またはR4およびR5により置換された、1〜4個の窒素原子を有するかまたは1〜2個の窒素原子および1個の酸素原子もしくは硫黄原子を有する5員の複素環を表し、それぞれの基R4およびR5は同じかまたは異なり、水素原子、C1〜C5−アルキル基、C1〜C5−ヒドロキシエチル基、フェニル基を表すか、または塩素原子、トリフルオロメチル基またはニトロ基により置換されたフェニル基を表すか、または−CHO、−COOH、−COO−C1〜C5−アルキル基、−CH2−NR67基(R6は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表し、R7は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表す)、−CH2−NH−CO−R8基(R8はC1〜C5−アルキル基、フェニル基を表すか、または塩素原子、ニトロ基またはトリフルオロメチル基により置換されたフェニル基またはヘテロアリール基を表す)または−CH2NHCONHR8基を表し、Bは1個の結合またはC1〜C5−アルキレン鎖を表す]で示されるイミダゾロキノキサリノンおよびその互変異性体および異性体の形およびその生理学的に認容される塩が記載されている。新規物質はグルタメート拮抗作用を有し、神経変性疾病の治療に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 複素環で置換された新規イミダゾロキノキサリノン 、その製造および使用 本発明は、複素環で置換された新規イミダゾロキノキサリノン、その製造およ び疾病を治療するためのその使用に関する。 いわゆる興奮性アミノ酸、特にグルタミン酸は中枢神経に広く分布している。 この興奮性アミノ酸はグルタメート受容体の伝達物質として作用し、このうち種 々のサブタイプが知られている。1つのサブタイプは、たとえば特異的アゴニス トN−メチル−D−アスパルテートにちなんでNMDA受容体とよばれる。この NMDA受容体はアゴニストまたはアンタゴニストに対する種々の結合位置を有 する。アミノ酸グリシンは同様にNMDA受容体に結合し、本来のアゴニストグ ルタミン酸の作用を調節する。このグリシン結合位置のアンタゴニストはこれに よりNMDA受容体でアンタゴニスト作用を示し、この受容体の過度の興奮を阻 止できる。 グルタメート受容体のほかの2つのサブタイプはAMPA受容体およびカイネ ート受容体であり、これらはそれぞれ特異的アゴニスト2−アミノ−3−ヒドロ キシ−5−メチル−4−イソキサゾールプロピオン酸 (AMPA)およびカイニン酸にちなんで命名された。すでに記載されたNMD A受容体と同様にこれらの受容体のアンタゴニストも同様に過度の興奮を阻止で きる。 多くの神経変性疾病または精神障害において高められたグルタメート水準が生 じ、中枢神経に過度の興奮の状態または毒性作用を生じることがある。 従ってグルタメート受容体サブタイプのアンタゴニストはこれらの疾病の治療 に使用することができる。これにはグルタメートアンタゴニスト、特にNMDA アンタゴニストまたはそのモデュレーター(たとえばグリシンアンタゴニスト) およびAMPAアンタゴニストが含まれ、従って発作後に生じる神経変性疾病( ハンチントン舞踏病およびパーキンソン病)の治療に、低酸素症、酸素欠乏症ま たは虚血による神経毒性障害の治療に、または抗てんかん薬、抗欝薬および抗不 安薬として使用するために適している(Arzneim.Forschung 40(1990)511-514,TI PS 11(1990)334-338 および Drugs of the Future14(1989)1059-1071参照)。 式II: の多くのイミダゾロキノキサリノンはすでに知られて いる。 たとえばドイツ特許出願公開第3004750号明細書およびドイツ特許出願 公開第3004751号明細書には抗アレルギー作用を有する物質が記載されて いる。更にホスホジエステラーゼ阻害剤としてイミダゾロキノキサリノンは米国 特許第5166344号明細書(=欧州特許第400583号明細書)に心臓血 管剤として記載されている。 中枢神経の分野において、米国特許第5182386号明細書には、GABA 受容体のアンタゴニストまたは逆アゴニストであり、不安状態、睡眠障害、けい れん状態を制御し、記憶を向上するために使用することができるイミダゾロキノ キサリノンが記載されている。 多くの刊行物(たとえば欧州特許第374534号明細書および欧州特許第2 60467号明細書)に記載されたグルタメートアンタゴニストは大部分がキノ キサリン−2,3−ジオンの誘導体である。 たとえば国際特許WO92/07847号明細書はベンゼノイド環に複素環の 置換基を有する化合物に関する。米国特許5153196号明細書および米国特 許第5196421号明細書および国際特許WO93/20077号明細書はイ ミダゾロキノキサリノン系を含めた縮合環化した複素環の化合物に関する。最後 に挙げた明細書においては環式系のベンゼノイド部分 に2〜4個の窒素原子を有する複素環による置換も記載されている。 しかしながらグルタメートアンタゴニストとして記載された化合物は縮合環化 したイミダゾール環にアルキル置換基、トリフルオロメチル置換基またはフェニ ル置換基のみを有する。今やベンゼノイド部分に複素環を有するイミダゾロキノ キサリノンをおよび縮合環化したイミダゾール環にカルボン酸またはそのエステ ルを置換することにより新規の優れたグルタメートアンタゴニストを生じること が判明した。従って前記アンタゴニストはこれにより影響される神経障害の治療 に特に適している。 本発明は、式I: [式中、 R1は水素原子、分枝鎖状のまたは直鎖のC1〜C5−アルキル基を表すか、ま たは非置換または1または2個の塩素原子、1つのトリフルオロメチル基、1つ のニトロジオキシ基またはメチレンジオキシ基により置換されたフェニル基、ピ リジル基またはチエニル基を表し、 R2は水素原子、C1〜C5−アルキル基またはC3〜C8−ジアルキルアミノア ルキル基を表し、 R3は塩素原子もしくは臭素原子、トリフルオロメチル基、シアノ基またはニ トロ基を表し、 Aは非置換またはR4およびR5により置換された、1〜4個の窒素原子を有す るかまたは1〜2個の窒素原子および1つの酸素原子もしくは硫黄原子を有する 5員の複素環を表し、この場合にそれぞれの基R4およびR5は同じかまたは異な り、水素原子、C1〜C5−アルキル基、C1〜C5−ヒドロキシエチル基、フェニ ル基を表すか、または塩素原子、トリフルオロメチル基またはニトロ基により置 換されたフェニル基、または−CHO、−COOH、−COO−C1〜C5−アル キル基、−CH2−NR67基(R6は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表 し、R7は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表す)、−CH2−NH−CO −R8基(R8はC1〜C5−アルキル基、フェニル基を表すかまたは、塩素原子、 ニトロ基またはトリフルオロメチル基により置換されたフェニル基またはヘテロ アリール基を表す)または−CH2NHCONHR8基を表し、 Bは1個の結合またはC1〜C5−アルキレン鎖を表す]で示される新規イミダ ゾロキノキサリノンおよびその互変異性体および異性体の形およびその生理学的 に認容される塩に関する。 式Iの有利な化合物は、R1がメチル基、エチル基またはフェニル基を表す化 合物である。R2は有利にはメチル基またはエチル基または水素原子を表す。R2 が水素原子を表す場合は、この化合物はアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土 類金属水酸化物または有機窒素塩基と塩を形成可能な酸である。この酸は必要に より、たとえば水酸化ナトリウムまたはトリス(ヒドロキシメチル)メチルアミ ンと塩を形成することにより、水溶性の形に変換することができる。 R3の有利な置換基は7位の電子求引基、たとえばニトロ基またはトリフルオ ロメチル基である。 Aに関する有利な5員環の複素環はピロールおよびその誘導体である。有利な ピロール誘導体は3−ホルミルピロール、ベンゾイルのような3−アミノメチル ピロールのアシル誘導体またはピリジンカルボニル誘導体またはアリール尿素基 を有する誘導体であり、ニトロ基またはCF3基によるベンゾイル基の置換が特 に強調されるべきである。2個の窒素原子を有する5員環のうちイミダゾール系 およびその誘導体およびベンゾイミダゾールおよびピラゾールが有利であり、3 および4個の窒素原子を有する5員環の複素環の例は1,2,3−トリアゾール 、1,2,4−トリアゾールおよびその誘導体およびテトラゾール系である。 Bは有利には1個の結合を表す。 驚くべきことに、本発明の複素環で置換されたイミ ダゾロキノキサリノンはすでに記載されたイミダゾロキノキサリノンと比べて特 に高い活性を示す。 本発明の化合物は種々の方法で製造することができる。 式III: (式中のR1、R3およびBは前記のものを表し、R2はアルキル基を表す)で示 される8−アミノイミダゾロキノキサリノンを、1,4−ジカルボニル化合物ま たはスクシンアルデヒド誘導体またはこれから誘導される環状または非環状アセ タール、たとえば式IV: と反応させ、ピロールを形成する。 式IVの化合物は入手可能であるかまたは周知の操作により製造することがで きる。 ピロリル化合物への変換は、たとえばC.Ferri,”Reaktionen der organischen Synthese”,Thieme Verlag1978,708頁以下に詳細に記載されている通常の 方法により、有利には氷酢酸中で60〜120℃で実施 する。本発明によるピロリル化合物Vは、適当に置換されたジケトンまたは式I Vのアセタールを用いて製造することができる。 この方法で製造したピロリル化合物中の置換基R4またはR5は適当な方法で変 換することができる。たとえばアルデヒド基を還元によりヒドロキシアルキル基 にまたは還元アミノ化によりアミノアルキル基に変換することができる。 還元アミノ化は一般に5〜80℃、有利には10〜30℃で、シアノ水素化硼 素ナトリウムまたは水素のような還元剤の存在下で、Pb/炭素またはラネーニ ッケルのような水素化触媒の存在下で、有利にはアルコールまたはジメチルホル ムアミドのような極性有機溶剤中で実施する。 アルデヒドを、R.C.Larock Comprehensive Organic Transformations,1989,VC H Publisher,838頁以下に記載される通常の方法により、酸化して本発明の カルボン酸を形成することができ、酸化を有利には過マンガン酸カリウムを用い て、アセトンのような溶剤中で25℃で実施する。 R3が前記のものを表し、ただしニトロ基でない式VIの出発化合物を欧州特 許第400583号明細書に記載されたと同様の方法により製造することができ 、反応式Iに示されるように引き続きニトロ化し、ニトロ基を還元する。 反応式1 オルトハロゲン置換されたニトロベンゼン(VI)を、N1窒素原子が置換さ れていないイミダゾールVIIと、適当な溶剤、たとえばジメチルスルホキシド 、ジメチルホルムアミドまたはアセトニトリル中で、0〜140℃で、塩基、た とえば炭酸カリウムを添加 して反応させることができることは周知である。 更に4−置換されたイミダゾールおよび4,5−ジ置換されたイミダゾールに よるハロゲン原子の転位を、イミダゾールの最小の立体障害窒素原子上の求核攻 撃により実施し、単一の生成物(VIII)を生じることも知られている。 ニトロ化合物からアニリン誘導体IXを生じる還元は通常の方法により、たと えばパラジウムまたはニッケル触媒または塩化錫(II)を用いた接触水素化に より実施することができる。 式VIのo−ハロニトロベンゼンは入手可能であるかまたは周知の方法により 製造することができる。 イミダゾロキノキサリノンXへの閉環は、二倍に活性化したカルボン酸誘導体 、たとえばホスゲン、ジフェニルカーボネートまたは有利にはN,N−カルボニ ルジイミダゾールを用いて、不活性非プロトン性溶剤中で150〜200℃で実 施する。適当な溶剤はデカリン、テトラリン、1,2−ジクロロベンゼンまたは 1,3−ジメチルエチレン尿素または1,3−ジメチルプロピレン尿素である。 ニトロ化合物XIを製造する1つの方法は、化合物X(R3は前記のものを表す が、ただしニトロ基でない)を、硝酸、硫酸/硝酸または硫酸/硝酸カリウムを 用いて、−10℃〜20℃でニトロ化することからなる。 前記のニトロ基の還元により、ピロリル化合物Vを 製造するために適当な出発化合物IIIが得られる。 本発明の化合物を製造するもう1つの方法は、すでに記載されたように、まず 2個の交換可能なハロゲン原子を有するニトロベンゼン誘導体XIIをイミダゾ ール誘導体VIIと反応させ、化合物VIIIbを形成し、窒素複素環XIII と第2反応を実施し、化合物XIVを形成し、ニトロ基を還元した後に生じる化 合物をすでに記載されたように環化することからなる。 1〜R5、AおよびBは前記のものを表す。 特に適当な式XIIIの複素環は、置換されたNH基を有し、窒素複素環、イ ミダゾール、ピラゾール、 1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾールおよびテトラゾールから 誘導される化合物である。しかしながら適当な複素環はほかのヘテロ原子、たと えば酸素原子または硫黄原子を有してもよい。 本発明の方法は、場合により、2個の交換可能なハロゲン原子および最後の環 化のための適当な位置に配置された保護されたアミノ基を有する適当なニトロベ ンゼンXVを、必要な複素環XIIIとまず反応させ、引き続き必要なイミダゾ ール誘導体VIIと反応させ、XVIを形成し、アミノ保護基を除去した後にX VIIを形成し、すでに記載されたように閉環を実施することにより行うことが できる。 反応式3 3がニトロ基を表す本発明の化合物Iを製造する もう1つの方法は、最初に8位で化合物XVIII: をニトロ化し(XIX)、引き続き還元し、XXを形成し、 アミノ基を保護し、7位で再びニトロ化し、たとえばフラン誘導体IVと更に反 応するために適したo−アミノニトロ化合物XXを、保護基を除去することによ り遊離することからなる。 1、R2、R3、R4、R5、AおよびBが前記のものを表す式Iの化合物は、 加水分解により、R1、R3 、R4、R5、AおよびBが前記のものを表し、R2が水素原子を表す式Iの酸に 変換することができる。 加水分解は有利にはアルカリ条件下で、たとえばアルカリ金属水酸化物または 重炭酸ナトリウムの存在下で、溶剤、たとえば水、低級アルコール、テトラヒド ロフランまたはこれらの混合物中で実施する。この方法で得られた有機酸は、適 当な場合は生理学的に認容されるアミン塩または金属塩に変換する。これは、詳 細にはアルカリ金属、たとえばナトリウムまたはカリウムの塩、アルカリ土類金 属、たとえばカルシウムの塩、ほかの金属、たとえばアルミニウムの塩および有 機塩基、たとえばモルホリン、ピペリジン、モノエタノールアミン、ジエタノー ルアミンおよびトリエタノールアミンまたはトリス(ヒドロキシメチル)アミノ メタンの塩である。 本発明の化合物は興奮性アミノ酸グルタメートのアンタゴニスト、特にNMD A受容体、AMPA受容体およびカイネート受容体のグリシン結合位置のアンタ ゴニストである。 本発明の化合物は人間医学の薬剤作用物質として適しており、中枢神経の神経 変性疾患および神経毒性障害を治療する薬剤を製造するためにおよび鎮痙薬、抗 てんかん薬、抗不安薬および抗欝薬を製造するために使用することができる。 化合物Iの薬理学的活性はラット大脳から分離した 膜物質で検査した。このために、膜を本発明の化合物の存在下で、それぞれAM PA受容体、NMDA受容体およびカイネート受容体と特異的に結合する放射線 標識物質、3H−2−アミノ−3−ヒドロキシ−5−メチル−4−イソキサゾー ルプロピオン酸(3H−AMPA)、[3H]−グリシンおよび[3H]−カイネ ートと共に培養した。この培養の後で、シンチレーション計数管により測定した 放射能を前記の放射性受容体配位子が膜受容体に結合する程度を決定するために 使用した。適当な受容体に対する本発明の化合物の親和性は本発明の化合物によ るこの結合の濃度に依存した変位から算定した。解離定数KI(親和性の尺度と して)は、P.J.Munson and D.Rodbard(Analytical Biochem.107(1980)220,Ligan d:Versatile Computerized Approach for Characterization of Ligand Binding systems)によるリガンドプログラムに類似した統計的分析系(Statistical Ana lysis System)を使用した反復性非線形回帰分析により決定した。 以下の試験管内の検査を実施した。 1.3H−2−アミノ−3−ヒドロキシ−5−メチル−4−イソキサゾールプロ ピオン酸(3H−AMPA)の結合 膜物質を製造するために、新たに取り去ったラット大脳を、α,α,α−トリ ス(ヒドロキシメチル)メチルアミン塩酸塩(トリスHCl)30ミリモルおよ びエチレンジアミン四酢酸(EDTA)0.5ミリモルからなる15倍の量の緩 衝溶液A、pH7.4と共にUltra−Turrax(R)を使用して均質化 した。懸濁液を20分間48000gで遠心分離した。うわずみ液を取り去った 後で沈殿物に含まれるプロテイン含有膜物質を、緩衝溶液A中で懸濁させ、引き 続きそれぞれ20分間48000gで遠心分離することにより3回洗浄した。引 き続き膜物質を15倍の量の緩衝溶液A中で懸濁させ、37℃で30分間培養し た。引き続きプロテイン物質を遠心分離および懸濁により2回洗浄し、使用する まで−70℃で保存した。 結合分析のために、プロテイン物質を37℃に温め、48000gで20分間 遠心分離し、引き続きトリスHCl50ミリモル、チオシアン酸カリウム0.1 モルおよび塩化カルシウム2.5ミリモルからなる緩衝溶液B、pH7.1中で 懸濁することにより2回洗浄した。引き続き膜物質0.25mg、3H−AMP A0.1μCi(60Ci/ミリモル)および化合物Iを緩衝溶液B1mlに溶 かし、氷上で60分間培養した。培養した溶液を、濃度0.5%ポリエチレンイ ミンの水溶液で2時間以上予め処理したCF/Bフィルタ(Whatman社製 )を介して濾過した。引き続き膜残留物を冷たい緩衝溶液B5mlで洗浄し、結 合した3H−AMPAおよび遊離した3H−AMPAを互いに分離した。シンチレ ーション計数管により膜物 質中の結合した3H−AMPAの放射能を測定後、変位プロットの回帰分析によ りKIを決定した。 2.[3H]−グリシンの結合 3H−グリシン結合分析のための膜を製造するために、新たに取り去ったラッ ト海馬を10倍の量の調製緩衝液(トリスHCl50ミリモル、EDTA10ミ リモル)中でPotterホモジナイザーを使用して均質化した。均質物を48 000xgで20分間遠心分離した。うわずみ液を取り除き、ペレットに含まれ る膜を、再懸濁し、48000xgでそれぞれ20分間遠心分離することにより 2回洗浄した。再懸濁した膜を液体窒素中で凍結し、再び37℃に温めた。更に 1回の洗浄工程の後で膜懸濁液を振動した水浴中で37℃で15分間培養した。 更に4回の洗浄工程(それぞれ48000xgで20分間遠心分離し、調製緩衝 液中で再懸濁する)の後で、更に使用するまで膜を−70℃に保存した。 凍結した膜を37℃に温め、48000xgで20分間遠心分離し、引き続き 結合緩衝液(トリスHCl50ミリモル、pH7.4、MgCl210ミリモル )中で再懸濁することにより2回洗浄した。培養混合物はプロテイン0.25m g(膜)、3H−グリシン25ミリモル(16Ci/ミリモル)および全部で0 .5mlの結合緩衝液中の試験される物質を含有した。グリシン1ミリモルを添 加して非特異的結合を決定 した。4℃で60分間培養後、結合した配位子および遊離した配位子の互いの分 離を、GF/Bフィルタを介して濾過し、引き続き氷冷した結合緩衝液約5ml で洗浄することにより実施した。フィルタに残留する放射能を液体シンチレーシ ョン計数により決定した。解離定数は反復性非線形適合プログラムを使用した変 位プロットからまたはCheng and Prusoffの式により算定した。 3.[3H]−カイネートの結合 3H−グリシン結合分析のための膜を製造するために、新たに取り去ったラッ ト大脳を15倍の量の調製緩衝液(トリスHCl30ミリモル、pH7.4、E DTA0.5ミリモル)中でUltra−turrax(R)を使用して均質化 した。均質物を48000xgで20分間遠心分離した。うわずみ液を取り除き 、ペレットに含まれる膜を、調製緩衝液中で再懸濁し、48000xgでそれぞ れ20分間遠心分離することにより全部で3回洗浄した。3回目の洗浄の後で膜 を37℃で培養した。引き続き膜を遠心分離および再懸濁により2回洗浄し、更 に使用するまで−70℃に保存した。 凍結した膜を37℃に温め、結合緩衝液(トリスHCl50ミリモル、pH7 .4)中で再懸濁し、48000xgで20分間遠心分離した。ペレット中に存 在する膜を結合緩衝液中で再懸濁した。培養混合物は プロテイン0.25mg(膜)、3H−カイネート0.058μCi(58Ci /ミリモル)および全部で1mlの結合緩衝液中の試験される物質を含有した。 グリシン0.1ミリモルの存在下で非特異的結合を決定した。氷上で60分間培 養後、結合した配位子および遊離した配位子の分離を、CF/Bフィルタを介し て濾過し、引き続き氷冷した結合緩衝液5mlで洗浄することにより実施した。 CF/Bフィルタはポリエチレンイミン0.5%で2時間以上予め処理した。変 位プロットの分析および解離定数の算定は非線形適合プログラムを使用してまた はCheng and Prusoff の式により実施した。 新規化合物はこれらの分析においてきわめて良好な特性を示した。 本発明の薬剤組成物は常用の薬剤助剤とならんで治療に有効な量の化合物Iを 含有する。前記有効物質は局所的外用として、たとえば散布剤および軟膏に通常 の濃度で含まれていてもよい。有効物質は一般に0.0001〜1重量%、有利 には0.001〜0.1重量%の量で含まれる。 内用として前記組成物は1回の配量で投与する。1回の配量で体重1kg当た り0.1〜100mgを投与する。組成物は疾病の性質および重大さに依存して 毎日1回以上の配量で投与することができる。 本発明の薬剤組成物は薬剤のほかに必要な投与の形 式に適した常用の賦形剤および希釈剤を含有する。局所的外用として使用するこ とができる薬剤助剤は、たとえばエタノール、イソプロパノール、エトキシル化 したヒマシ油、エトキシル化した、水素化したヒマシ油、ポリアクリル酸、ポリ エチレングリコール、ポリエチレングリコールステアレート、エトキシル化した 脂肪アルコール、パラフィン油、ワセリン、羊脂である。内用の適当な例は乳糖 、プロピレングリコール、エタノール、澱粉、タルクおよびポリビニルピロリド ンである。 更に酸化防止剤、たとえばトコフェロールおよびブチル化したヒドロキシアニ ソール、ブチル化したヒドロキシトルエン、香味添加物、安定剤、乳化剤および 滑剤が含まれていてもよい。 薬剤のほかに組成物に存在する物質および薬剤組成物を製造するために使用さ れる物質は毒物学的に認容され、それぞれの場合に薬剤と相溶性である。薬剤組 成物は通常の方法で、たとえば薬剤を常用の賦形剤および希釈剤と混合すること により製造する。 薬剤組成物は種々の方法で、たとえば経口、腸管外、皮下、腹腔内および局所 的に投与することができる。従って可能な形態は錠剤、エマルジョン、浸出溶液 および注入溶液、ペースト、軟膏、ジェル、クリーム、ローション、散布剤およ びスプレーである。 実施例 例1 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(ピロール−1−イル)−7−トリフル オロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン 酸エチルエステル a.1−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−カルボエトキ シ−5−メチルイミダゾール 2−フルオロ−4−トリフルオロメチルニトロベンゼン10.45g(0.0 5モル)、4(5)−カルボエトキシ−5(4)−メチルイミダゾール7.7g (0.05モル)および炭酸カリウム13.8gの混合物をアセトニトリル10 0ml中で4時間撹拌しながら還流加熱して沸騰した。 冷却した反応混合物に水1000mlを添加し、混合物を塩化メチレン250 mlで抽出し、塩化メチレン相を硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥した溶液を 蒸発し、残留物をエーテルで粉砕することにより結晶化した。 収量:11.4g(理論値の66%) 融点:142−144℃。 b.1−(2−アミノ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−カルボエトキ シ−5−メチルイミダゾール 気圧下で、室温で前記の化合物a11.6g(0. 034モル)をエタノール100ml中のパラジウム/炭触媒(Pd10%)2 gで水素化した。水素の吸収が終了後、溶液から触媒を除去し、引き続き減圧下 で蒸発し、残留物を少量のエーテルで結晶化した。 収量:9.8g(理論値の93%) 融点:189−190℃。 c.4,5−ジヒドロ−1−メチル−7−トリフルオロメチル−4−オキソイミ ダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステル 前記の化合物b7.3g(0.0233モル)を、1,2−ジクロロベンゼン 100ml中のN,N′−カルボニルジイミダゾール4.2g(0.0259モ ル)と共に2.5時間撹拌しながら沸騰した。冷却後、固形物を吸引濾過し、ア セトン/エーテルで洗浄した。 収量:5.1g(理論値の64.5%) 融点:270−271℃。 d.4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−ニトロ−7−トリフルオロメチル−4 −オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステ ル 前記の化合物c5.0g(0.015モル)を、濃縮した硫酸50mlおよび 硝酸50mlの混合物(d=1.50)を用いて室温で72時間、引き続き60 ℃で1時間かけてニトロ化した。混合物を冷却し、引 き続き氷に注ぎ、生成物を吸引濾過し、水で洗浄した。 収量:3.9g(理論値の70%) 融点:284−286℃。 e.8−アミノ−4,5−ジヒドロ−1−メチル−7−トリフルオロメチル−4 −オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステ ル 前記の化合物d12g(0.031モル)を氷酢酸200mlに沸騰して溶か し、引き続き鉄粉末15gを少量ずつ15分かけて導入した。30分後、生じた 沈殿物を吸引濾過し、酢酸、水およびメタノールで洗浄した。 収量:10g(理論値の91%) 融点:300℃。 f.前記の化合物e1.5g(0.0042モル)を氷酢酸30mlに溶解し、 2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン1.12g(0.085モル)を添加し 、溶液が得られるまで予熱した油浴中で混合物を急速に加熱して沸騰した。5分 後、混合物を急速に冷却し、沈殿物を吸引濾過し、酢酸およびエーテルで洗浄し た。 収量:0.75g(理論値の44%) 融点:290−295℃。 C1915343 以下の3位で置換された2,5−ジメトキシテロラヒドロフラン誘導体を使用 して工程1fと同様にしてほかの化合物を製造した。 2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン誘導体: これから得られた化合物を以下の表に示す。 例9 4,5−ジヒドロ−8−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−メチ ル−7−トリフルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリ ン−2−カルボン酸エチルエステル 例1eの化合物1.0g(0.0028モル)を酢酸25ml中でアセトニル アセトン2gと一緒に沸騰し、5分後すべてが溶解した。更に10分加熱後、混 合物を冷却し、沈殿物を吸引濾過し、エーテルで洗浄し、減圧下で乾燥した。 収量:0.9g(理論値の75%) 融点:>300℃ C2119343 例10 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(ピロール−1−イル)−7−トリフル オロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]−キノキサリン−2−カルボ ン酸 例1fで製造したエステル0.5gを水50ml中のLiOH1gの溶液と共 に、80℃に短時間加熱することにより溶かした。数時間後、混合物に酢酸を加 えてpH5に酸性にし、沈殿物を吸引濾過し、減圧下で乾燥した。 収量:0.4g(理論値の86%) 融点:>300℃ C2119343 例2〜9のエステルから同様の方法で以下の化合物が得られた。 例20 4,5−ジヒドロ−8−(イミダゾール−1−イル)−1−メチル−7−トリ フルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カル ボン酸 a.1−(5−クロロ−2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4− カルボエトキシ−5−メチルイミダゾール 2,4−ジクロロ−5−ニトロベンゾトリフルオリドおよび4(5)−カルボ エトキシ−5(4)−メチルイミダゾールから例1aと同様にして製造した。 融点:118−119℃ C1413ClF334 b.4−(4−カルボエトキシ−5−メチルイミダゾール−1−イル)−2−( イミダゾール−1−イル)−5−ニトロベンゾトリフルオリド 例1aで製造した生成物5g(0.013モル)をアセトニトリル100ml 中のイミダゾール1.8g(0.026モル)と共に120時間還流加熱して沸 騰した。引き続き溶剤を蒸留により除去し、残留物を酢酸エチルおよび水で処理 し、溶剤相を分離し、水でもう一度洗浄し、乾燥し、蒸発した。THF中のジイ ソプロピルエーテルの99:1混合物で残留物を粉砕後に生成物が結晶化した。 融点:160−162℃ C1714354 c.2−(4−カルボエトキシ−5−メチルイミダゾール−1−イル)−4−( イミダゾール−1−イル)−5−トリフルオロメチルアニリン 例1bで製造した生成物3.5gを酢酸50ml中で加熱して沸騰し、引き続 き鉄粉末5.6gを少量ずつ添加した。20分後、混合物を吸引濾過し、溶液を 減圧下で蒸発し、水を添加し、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。引き続き抽 出物を炭酸ナトリウム溶液で酸がなくなるまで洗浄し、溶液を乾燥し、蒸発し、 残留物をエーテルで温浸した。 収量:1.8g(理論値の55%) 融点:265−266℃。 d.最終生成物の製造 20cで得られた化合物0.7g(0.002モル)を、1,2−ジクロロベ ンゼン50ml中の1,1′−カルボニルジイミダゾール0.5gと共に2時間 還流加熱して沸騰した。冷却後得られた沈殿物を吸引濾過し、熱いメタノール/ ジイソプロパノール混合物で洗浄した。 以下の結果が得られた。 収量:0.2g(理論値の25%) 融点:265−270℃ C1814353 異なる出発化合物を使用して同様の方法で以下の化 合物が得られた。 例21. 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(2−メチルイミダゾール−1−イル) −7−トリフルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン −2−カルボン酸エチルエステル 融点:>300℃ C1915343 例22 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(1,2,4−トリアゾール−1−イル )−7−トリフルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリ ン−2−カルボン酸エチルエステル 融点:291−293℃ C1713363 例19〜21の化合物から、例10に記載されたように水酸化リチウムで鹸化 することにより、以下の化合物が得られた。 例23 4,5−ジヒドロ−8−(イミダゾール−1−イル)−1−メチル−7−トリ フルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カル ボン酸 融点:291−293℃ C1713363 例24 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(2−メチルイミダゾール−1−イル) −7−トリフルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン −2−カルボン酸 融点:>300℃ C1712353 例25 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(1,2,4−トリアゾール−1−イル )−7−トリフルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリ ン−2−カルボン酸 融点:>300℃ C1712353 例26 4,5−ジヒドロ−1−エチル−8−(イミダゾール−1−イル)−7−トリ フルオロメチル−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カル ボン酸 融点:>300℃ C1712353 例27 4,5−ジヒドロ−8−(3−ホルミルピロール−1−イル)−1−メチル− 7−ニトロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン 酸エチルエステル a.出発物質の製造 2−フルオロニトロベンゼンを4(5)−カルボエトキシ−5(4)−メチル イミダゾールと反応させ、水素化し、引き続きN,N′−カルボニルジイミダゾ ールで閉環することにより、4,5−ジヒドロ−1−メチル−4−オキソイミダ ゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステルを製造した。 b.4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−ニトロ−4−オキソイミダゾロ−[1 ,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステル 前記a)の物質25g(0.09モル)を0〜5℃で撹拌しながら、濃度10 0%硝酸300mlに少量ずつ導入した。15分後、混合物を氷に注ぎ、吸引濾 過し、残留物をアセトンで処理し、生成物の結晶が得られた。 収量:26g(理論値の82%) 融点:>300℃ C141245。 c.4,5−ジヒドロ−8−アセトアミド−1−メチル−4−オキソイミダゾロ −[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステル 前記b)の化合物を沸騰した酢酸中で鉄粉末で還元した。 収量:理論値の66% 融点:>300℃ d.4,5−ジヒドロ−8−アセトアミド−1−メチル−7−ニトロ−4−オキ ソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステル 前記c)の化合物1gを20℃で濃度100%硝酸25mlに少量ずつ導入し 、5分間更に撹拌することによりニトロ化した。 収量:0.8g(理論値の70%) 融点:>300℃ C161556 e.4,5−ジヒドロ−8−アミノ−1−メチル−7−ニトロ−4−オキソイミ ダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチルエステル 前記化合物d)を最初に70℃に加熱し、その後緩慢に室温に冷却することに より選択的に塩酸で加水分解した。 収量:1.4g(理論値の35%) 融点:>300℃ C141355 f.最終生成物の製造 e)で得られた化合物1.0g(0.003モル)を2,5−ジメトキシ−3 −ホルミルテトラヒドロフラン1.0gと沸騰した氷酢酸中で例1fと同様に反 応させた。 収量:0.3g(理論値の24%) C191556 例28 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8-(2−メチル−イミダゾール−1−イル )−7−ニトロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カル ボン酸エチルエステル a.5−アセトアミド−4−フルオロ−2−(2−メチルイミダゾール−1−イ ル)ニトロベンゼン 5−アセトアミド−2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン3g(0.01 38モル)を、アセトニトリル50ml中の2−メチルイミダゾール1.1g( 0.0135モル)および炭酸カリウム5gと、50℃で72時間撹拌すること により反応させた。後処理のために反応混合物を吸引濾過し、減圧下で蒸発し、 カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン+5%メタノール)によ り精製した。 収量:1.0g(理論値の26%) 融点:209−210℃(イソプロパノールから) C1211FN43 b.5−アミノ−2−(2−メチルイミダゾール−1−イル)−4−(4−カル ボエトキシ−5−メチル−イミダゾール−1−イル)ニトロベンゼン 前記のa)の化合物6.0g(0.022モル)を、DMF100ml中の4 (5)−カルボエトキシ−5(4)−メチルイミダゾール3.4g(0.022 モル)および炭酸カリウム6gと、120℃で2時間撹拌することにより反応さ せた。後処理のために混合物を吸引濾過し、減圧下で溶液を蒸発し、水を添加し 、混合物を塩化メチレンで抽出した。乾燥および蒸発後に得られた残留物をイソ プロパノールから再結晶し(収量3.5g=39%)、引き続き塩酸100ml とともに60℃で4時間撹拌した。後処理のために、塩酸を減圧下で蒸留により 大部分除去し、0℃で生成物を希釈したアンモニアで中和し、塩化メチレンで抽 出した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製した。 収量:1g c.前記のb)の化合物1.0gを、1,2−ジクロロベンゼン50ml中のN ,N′−カルボニルジイミダゾール0.6gと、160〜170℃で2時間撹拌 することにより反応させた。50℃に冷却後、沈殿物から溶液をデカントし、残 留物を熱いアセトンで処理し、吸引濾過した。濾液を蒸発し、所望の化合物0. 1gが得られた。 融点:265−270℃ C181665 例29 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(イミダゾール−1−イル)−7−ニト ロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸エチル エステル a.5−アミノ−4−フルオロ−2−(イミダゾール−1−イル)ニトロベンゼ ン 0℃で、5−アミノ−2,4−ジフルオロニトロベンゼン12g(0.068 モル)を、イミダゾール4.7g(0.069モル)および水素化ナトリウム2 .1g(オイル中80%、0.07モル)の溶液に緩慢に添加し、引き続きこの 温度で数時間撹拌した。引き続き混合物を水で希釈し、塩化メチレンで数回抽出 した。乾燥および蒸発後、残留物をイソプロパノールから再結晶した。 収量:7.1g(理論値の45%) 融点:211−212℃。 b.5−アミノ−2−(イミダゾール−1−イル)−4−(4−カルボエトキシ −5−メチル−イミダゾール−1−イル)ニトロベンゼン 4(5)−カルボエトキシ−5(4)−メチルイミダゾール4.2g(0.0 27モル)をDMF30ml中で、水素化ナトリウム0.82g(オイル中80 %、0.027モル)で1時間前処理し、引き続き前記a)の化合物6.1g( 0.027モル)を添加し、混合物を夜通し撹拌した。その後50℃で1時間加 熱し、後処理した。後処理のために、水を添加し、引き続き酢酸3mlを添加し 、混合物を塩化メチレンで抽出し、乾燥し、蒸発した。エーテル/イソプロパノ ール(95+5)で処理後、結晶として化合物が得られた。 収量:4.2g(理論値の42%) 融点:213−215℃ c.最終生成物の製造 前記のb)の化合物1.0gを例28cに記載と同様に反応させ、例による化 合物が収量0.3g(理論値の24%)で得られた。 融点:328−330℃ 例28および29の化合物を例10に記載と同様に水酸化リチウムで加水分解 することにより以下の化合物が得られた。 例30 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(イミダゾール−1−イル)−7−ニト ロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン酸 融点:>300℃ C151065 例31 4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−(2−メチルイミダゾール−1−イル) −7−ニトロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボ ン酸 融点:>300℃ C161265 例32 4,5−ジヒドロ−8−(3−ホルミルピロール−1−イル)−1−メチル− 7−ニトロ−4−オキソイミダゾロ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボン 酸 例27の化合物を例10と同様に水酸化リチウムで加水分解することにより前 記化合物が得られた。 融点:>300℃ C171256
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/495 ABN A61K 31/495 ABN (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BG,BR,BY,C A,CN,CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,MX ,NO,NZ,PL,RU,SG,SI,SK,UA, US (72)発明者 ベルトールト ベール ドイツ連邦共和国 D−67117 リンブル ガーホーフ ヴァインハイマーシュトラー セ 5 (72)発明者 ハンス ペーター ホーフマン ドイツ連邦共和国 D−67117 リンブル ガーホーフ ウンテレ ハルト 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、 R1は水素原子、分枝鎖状または直鎖のC1〜C5−アルキル基を表すか、また は非置換または1または2個の塩素原子、1個のトリフルオロメチル基、1個の ニトロジオキシ基またはメチレンジオキシ基により置換されたフェニル基、ピリ ジル基またはチエニル基を表し、 R2は水素原子、C1〜C5−アルキル基またはC3〜C8−ジアルキルアミノア ルキル基を表し、 R3は塩素原子もしくは臭素原子、トリフルオロメチル基、シアノ基またはニ トロ基を表し、 Aは非置換またはR4およびR5により置換された、1〜4個の窒素原子を有す るかまたは1〜2個の窒素原子および1個の酸素原子もしくは硫黄原子を有する 5員の複素環を表し、それぞれの基R4およびR5は同じかまたは異なり、水素原 子、C1〜C5−アルキル基、C1〜C5−ヒドロキシエチル基、フェニル基を表す か、または塩素原子、トリフルオロメチル基またはニトロ基により置換されたフ ェニル基を表すか、または−CHO、−COOH、−COO−C1〜C5−アルキ ル基、−CH2−NR67基(R6は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表し 、R7は水素原子またはC1〜C5−アルキル基を表す)、−CH2−NH−CO− R8基(R8はC1〜C5−アルキル基、フェニル基を表すか、または塩素原子、ニ トロ基またはトリフルオロメチル基により置換されたフェニル基またはヘテロア リール基を表す)または−CH2NHCONHR8基を表し、 Bは1個の結合またはC1〜C5−アルキレン鎖を表す]で示されるイミダゾロ キノキサリノンおよびその互変異性体および異性体の形およびその生理学的に認 容される塩。 2. 疾病を治療するために使用される請求の範囲1記載の式Iのイミダゾロ キソキサリノン。 3. 特に発作後の、中枢神経の神経変性疾病、神経毒性障害、脳および脊髄 の外傷性病変およびてんかん、不安状態および欝病を治療する薬剤を製造するた めの請求の範囲1記載の式Iのイミダゾロキソキサリノンの使用。 4. 常用の薬剤助剤のほかに少なくとも1種の請求の範囲1記載のイミダゾ ロキノキサリノンIを1回の用量に対して体重1kg当たり0.1〜100mg 含 有する、経口、腸管外および腹腔内使用のための薬剤組成物。 5. 常用の薬剤助剤のほかに少なくとも1種の請求の範囲1記載のイミダゾ ロキノキサリノンIを0.001〜10重量%含有する、静脈内使用のための薬 剤組成物。
JP8511334A 1994-09-30 1995-09-19 複素環で置換された新規イミダゾロキノキサリノン、その製造および使用 Pending JPH10513435A (ja)

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