JPH10512731A

JPH10512731A - 娯楽システムにおけるリモートコントロール装置

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Publication number: JPH10512731A
Application number: JP9506696A
Authority: JP
Inventors: シンドラー，ジェフリー; モーレ，ロバート; ディー．オートリー，シドニー; エス．チャン，リックス; エー．ベンネット，ブライアン
Original assignee: ゲートウェイ２０００インコーポレイティド
Priority date: 1995-07-17
Filing date: 1996-07-02
Publication date: 1998-12-02
Also published as: DE69608110T2; DE69608110D1; EP0840920A1; ATE192596T1; WO1997004431A1; CA2226081A1; EP0840920B1; US5900867A; HK1010933A1

Abstract

(57)【要約】エンタテイメントシステムは、システムの心臓部に、選択されたディスプレイとしてＶＧＡ品質の大型スクリーンモニタを備えるパーソナルコンピュータを有している。このシステムはデジタル衛星放送の受信、解凍およびディスプレイ能力を、自己同定信号を送信しパワー調整能力を有する複数の無線周波数リモートコントロール装置と共に、有している。これらの能力は、ウインドウズ環境で実行される選択されたアプリケーションのみに影響を与えるように定義された、コンテンツにセンシティブなキイグループを提供するために使用される。さらにこのリモートコントロール装置はテレビジョンおよびＶＣＲコントロールを標準のキイボードコントロールに結合する。キイボードリモートはまた、食品による汚染に対して抵抗がありかつユーザー照合のために使用することができるタッチパッドを集積化している。システム中には、ビデオ信号中の言語による通信を認識しかつ、リアルタイムで所望のプログラムを同定することを助けるための検索が可能な、テキストのデータベースを保持する能力が含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】娯楽システムにおけるリモートコントロール装置技術分野本発明は、電子機器の遠隔制御（リモートコントロール）に関し、特に複数のリモートコントロール装置を備えた家庭用娯楽システム（ホームエンタテイメントシステム）に関する。背景技術消費者を対象とした電子産業は、例えばテレビジョン受信、ビデオ記録および再生、広帯域ビーム受信、レコード音楽および音楽放送の演奏のような特殊機能のためのスタンド−アロン装置を作りだして来ている。幾つかの装置では、例えばＴＶ／ＶＣＲやオーディオカセット／ＡＭ／ＦＭ受信器の組み合わせのように、複数の機能を結合している。消費者が目指す方向は、ファミリールームまたはリビングルームに置く、高品質のステレオ機能を備えたより大型のテレビジョンに向かっている。それぞれが別個の機能を備える、複数のコンポーネントが要求される。１９インチから４０インチの受像管、または４６インチから６０インチの投影システムを基にした、大型スクリーンテレビジョンが使用され２〜５メートルの距離から鑑賞される。このテレビジョンは、ナショナルテレビジョンシステム委員会（ＮＴＳＣ）の信号を受信しデコードするためのチューナと、リモートコントロールのための赤外受信器回路と、さらに多くの場合その中に組み込まれたステレオおよびサラウンド音響を含んでおり、その結果このテレビジョンを非常に高価な装置としている。さらに、消費者は、ビデオ記録／再生装置と恐らくケーブルまたは衛星送信を受信するためのケーブルボックス／セットトップボックスを持っており、これらはまた、ビデオチューナおよびその他の変調され、圧縮されかつ暗号化されたビデオ信号を扱うための電子機器を含んでいる。その上、消費者はまた、ＣＤプレーヤ、チューナおよびその外のオーディオ付属部品、例えばスピーカ、を含む独立のステレオシステムを持っている場合が多い。その結果、テレビジョンシステムの多くの機能が二重となり、ホームエンタテイメントセンタのコストを増大する。殆どの消費者用電子機器では、リモートコントロール装置を備え、この装置は上述のテレビジョンの場合と同様に、遠隔地からの信号を受信し処理するためのセンシング回路を必要としている。この制御は、通常ＩＲ信号を基本としており、その前を歩く人間によって妨害される場合があり、さらに受信器とは別の部屋で使用する事は出来ない。殆どの装置はオンスクリーンプログラム機能を備えていない上、ホームエンタテイメントセンタにおいて見いだされる複数の消費者用電子装置を制御するようにプログラムされた特殊なリモートコントロール装置が存在する一方で、これらのコントローラ間には殆ど一致がない。その上、スクリーン上の種々のウインドウ中に表示された情報を生成する異なるプログラムを、異なるリモートコントロールユニットを使用して制御する、効果的な方法が存在しない。この結果、消費者は混乱し、さらに彼らの電子装置を適正に制御するために必要な全てのプロトコルをマスターしようとして挫折した結果、“１２：００”を点滅する典型的な結果に陥る。プログラム予約のためにＶＣＲをプログラムしようとすることは更に非常に難しい。全ての装置におけるこれらの機能を実現するための付加回路の費用は、消費者によって負担される。今日のマルチメディヤベースのパーソナルコンピュータは、このコンピュータに取り付けられたモニタ上に画像を表示するためのグラフィックドライバと同様に、ＣＤＲＯＭおよびスピーカを備えて構成されている。ＣＤＲＯＭドライバは、コンピュータプログラムのようなデータを読み取り、さらに付属のスピーカから出力される音楽のようなオーディオ情報を読み取る事が可能である。ＰＣ上で実行されるマルチメディアタイトルは通常、ＣＤＲＯＭ上で配付され、さらにＰＣディスプレイ上に表示することが可能なビデオクリップに組み込むことができるゲームと同様、アニメ化された百科辞典やその他の本のような物を含んでいる。このようなＣＤ上のビデオ情報は、ＭＰＥＧ標準（ＭｏｔｉｏｎＰｉｃｔｕｒｅＥｘｐｅｒｔｓＧｒｏｕｐｓｔａｎｄａｒｄｓ）によってさらに圧縮され、かつそれを解凍し表示用に処理するためには市販のソフトウエアまたは回路が必要となる。表示信号は通常ＶＧＡ品質である。ＰＣのためのあるアドオン製品は、モニタスクリーン上のウインドウ中でプレイするために複数のソースからビデオフィードに接続を提供する。通常、コンピュータは、モニタ上にディスプレイされるべき全ての情報を処理するためのビデオグラフィックアダプタ（ＶＧＡまたはＳＶＧＡ）カードを有し、そのモニタ自身は、基本的に、殆ど処理されないで送信されるもののみを表示する受像管である。しかしながら、殆どのＰＣディスプレイは小型で複数の人間が同時に観察するには適していない。家族が例えばゲーム、アニメブックまたは教育用ゲームのような新しいプログラムを手に入れた場合、皆がそれが最初に使用されるのを見ようとして小さなディスプレイの回りに群がり、位置を争う事態が頻繁に起こりうる。さらに複数のユーザーが一個のコンピュータと対話する良い方法はない。ケーブルまたは衛星からのビデオフィードを鑑賞するために、大型スクリーンを有する消費者用テレビジョンセットがホームエンタテイメントセンタにおいて最も一般的に使用されている。以上のように、消費者用電子装置とパーソナルコンピュータ間には機能の面で大きな重複があり、この両装置ともファミリールームあるいは家庭における大きな部屋において、頻繁に見いだされる。このような機能の重複は、ホームエンタテイメントセンタを完全に提供しさらに付加的な機能を設けるために、さらに大きな費用が費やされる結果となる。一個のコンポーネントが欠けると、それが重複した機能を有するが故に、リプレースは高価となる。上述の問題を解決しようとする一個のシステムが、Ｇｒａｃｚｙｋ等に与えられた米国特許第５、１９２、９９９号に示されている。このシステムはパーソナルコンピュータ内に、テレビジョン回路とオーディオ回路を有し、これらは共にリモートコントロール装置によって制御される。テレビジョン回路は、ＮＴＳＣフォーマットの共通ケーブルあるいはビデオ放送信号を受信するために使用されているが、これらはデジタルブロードキャスト衛星によって現在放送されるビデオ信号よりも本質的に低い品質を有している。ＮＴＳＣフォーマット信号はインターレースされており、これは受像管の各走査の期間内に一本置きのラインがリフレッシュされることを意味している。例えば、奇数ラインは第１の走査期間においてリフレッシュされ、偶数ラインは第２の走査期間においてリフレッシュされる。１秒間に６０回の走査があるため、奇数ラインは１秒間に３０回リフレッシュされ、また偶数ラインも１秒間に３０回リフレッシュされる。ＶＧＡモニタは１秒間に少なくとも１回リフレッシュされ、その結果よりコヒーレントな空間的かつ時間的イメージを提供する。ＮＴＳＣ信号はデジタルＭＰＥＧよりも狭いバンド幅の信号であり、このデジタルＭＰＥＧはより広いバンド幅を有しかつより解像度の高いモニタとしての使用を可能とする。Ｇｒａｃｚｙｋ等は、ディスプレイのためにＮＴＳＣ信号をＶＧＡフォーマットに変換するのにデータ品質のアナログモニタによって行っていたので、その低いバンド幅伝送のために信号品質が限定されている。ＮＴＳＣ信号はディスプレイされるべきテキストのタイプに大きな影響を有する。インターレースのディスプレイでは、通常のフォントでディスプレイされたテキストは、交互のラインがリフレッシュされているので、ジャンプしたように見える。このジャンプ効果を最小とするようにフォントを設計する試みが幾つか成されているが、どれも成功してはいない。各ラインを受像管の各走査においてリフレッシュするＶＧＡディスプレイはこのような問題を有しておらず、テキストに対してよりシャープで信頼性の高いイメージを提供する。Ｇｒａｃｚｙｋによって記載されたモニタは、標準ＰＣアナログＶＧＡモニタとして示され、一般に単一のユーザーに対して言及されている。このようなモニタはかなり小さく、ＰＣマーケットのハイエンドにおいて最大１７．５インチ（４４．５cm）の可視面積を有している。これらは、ホームエンタテイメント環境において見るには全く適していない。これらは、近寄って見るように設計され、互いに非常に近接したピクセルを有している。現在のホームエンタテイメントシステムは、前述したようにそれが有する他の全ての回路のために、非常に大きくかつ高価である。衛星放送システムの一つに、ＧＭ・Ｈｕｇｈｅｓ・Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ社のユニットである、ダイレクト（Ｄｉｒｅｃｔ）ＴＶがある。ダイレクト放送衛星“ＤＢＳ”は、１５０チャネル以上の高品質ＭＰＥＧベースのビデオ、サウンドおよびデータを１８インチ（４５．７cm）の受信アンテナに供給する。加入者ターミナルを構成する権利はダイレクトＴＶと、さらに技術に貢献している他の数社によってライセンスされている。Ｎｅｗｓ・Ｄａｔａｃｏｍ社は、ＤＢＳシステムに対して暗号とセキュリティを提供し、各加入者ターミナルに暗号解読キイとソフトウエアおよびアクセスカードを提供する。Ｔｈｏｍｓｏｎ・Ｃｏｎｓｕｍｅｒ・Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ社は、消費者に、集積化された受信器／デコーダ“ＩＲＤｓ”と呼ばれるセットトップボックスの形の加入者ターミナルを提供する。このセットトップボックスは標準のテレビジョン上の表示のために、高品質テレビジョン信号をＮＴＳＣに変換する。各ＩＲＤは、加入者のテレビジョン上にディスプレイされるべきビデオおよびデータをデコードし、暗号解読し、出力する。ビデオデータから他のデータを分離するためのエラー訂正、解凍およびデマルチプレクッス機能もまたＩＲＤにおいて提供される。Ｓビデオ出力が提供される一方で、モニタ／ＶＧＡ品質の出力能力は供給されない。他のＭＰＥＧベースのビデオソースとしては、オプティカルファイバベースのケーブルシステム、古くかつ企画されたＨＤＣＤ（ｈｉｇｈ−ｄｅｆｉｎｉｔｉｏｎ・ｃｏｍｐａｃｔ・ｄｉｓｋ）フォーマットのコンパクトディスクとインターネット・ネットワーク上で提供されるビデオクリップ、およびその他の既存の企画された衛星、デジタルケーブルおよび非同期伝送モード（“ＡＴＭ”）ベースのシステムが、無線デジタル放送と同様に含まれる。発明の開示多目的コンピュータシステムは、ホームエンタテイメント環境において、グループ対話およびテキスト、グラフィックスおよびビデオのための、大型モニタまたはテレビジョンのような消費者用電子機器を制御するための回路を備えている。この回路は、受信した高品質ビデオ信号を、低品質のＮＴＳＣフォーマットに中間で変換することなくモニタ上にディスプレイするための、オーディオおよびビデオチューニング能力を提供する。この回路は、受信したビデオ信号をデコードしそれらを、ＮＴＳＣよりは高品質のイメージを提供するＶＧＡフォーマットに変換する。モニタは、ＶＧＡ信号を直接ディスプレイすることが可能で、テレビジョンチューナ回路、リモートコントロールあるいはオーディオ回路を必要としない。このことは、モニタのコストを大幅に削減し、さらに複雑なチューニング回路を含む通常の大型スクリーンテレビジョンとは反対にディスプレイの品質を向上する。一実施例では、高品質ビデオ信号は、衛星放送のデジタルビデオ信号、デジタルケーブル信号およびその他の無線デジタル放送から受信される。一例として、ＮＴＳＣ放送によって供給されるものよりも高品質のビデオ信号を有する、ダイレクト放送衛星“ＤＢＳ”信号がある。このＤＢＳ信号はＭＰＥＧ圧縮されたビデオ、オーディオおよびデータである。ＤＢＳ信号は、標準のパーソナルコンピュータ周辺コンポーネントインターコネクト（ＰＣＩ）バスと互換性があり、かつパーソナルコンピュータのシャーシ内にフィットする、ビデオ受信回路ボードによって受信される。ビデオ受信カードは、ＤＢＳ信号を直接受信するアンテナからの同軸ケーブルを受信するパネルコネクタを有している。このカードは、衛星チューナ、デジタル復調器、フォーワードエラー訂正、条件付きアクセス、および暗号解読／デマルチプレクッス機能を含む、機能ブロックを有している。デマルチプレクサは、放送されたテレビジョンプログラム上の情報から、コンピュータメモリへダウンロードするためのコンピュータプログラムまでの範囲のデータパケットを受信する能力を提供する。ビデオ受信カードは、周辺コンポーネントインターコネクト（ＰＣＩ）バス上にデジタルビデオ、オーディオおよびデータストリームを出力し、それによってコンピュータのメインプロセッサにアクセスされ、処理され記憶される。パーソナルコンピュータ内に記憶された場合、このプログラム情報は市販のデータベースフォーマットに組織される。これによって、このデータに適用されるデータベース機能の使用が可能となる。放送局によって提供された状態でプログラム情報を見ることに固執するよりもむしろ、データは即時にデータベースコマンドによって処理可能な状態となり、プログラム情報に関する質問を可能とする。ある俳優または主題を有するプログラムを表示するために、さらに質問に一致したプログラムを自動的に記録するために、検索機能が使用される。一使用方法としては、記録されたプログラムへのアクセスを簡単にすると同様に、ユーザーが記録すべきシリーズを指定し、重複した記録をさけるためにデータベースによって何が記録されまたは既に鑑賞されたかを追跡する。通常、パーソナルコンピュータが処理するとが可能な形のビデオおよびオーディオと共にデータを獲得することによって、コンピュータ応用の可能性は無限となる。映画、教室、例えばゴルフのようなゲームの他のプレーヤおよびその他の可能性におけるホストとの対話が、明瞭になる。このシステムのさらに別の実施例は、セットトップボックスバージョンを含み、これによって全ての回路を、ＶＧＡ入力を有するテレビジョンセット上の指定されたボックス内の一個または二個のカードに集約することができる。別のバージョンでは、全ての回路は、テレビジョンシャーシ内に含まれる。この発明の一実施例では、ビデオ信号内に含まれる非公開の見出し情報が獲得され、検索のためにデータベース内に記憶される。これによって、ユーザーが興味を持ったイベントを討論する最新プログラムを即座に発見する能力が提供される。さらなる実施例では、類似の検索機能のために、会話認識回路が会話をテキストまたはコマンドに変換するために使用される。最新の会話認識能力では、全ての言葉を理解することはできない。理解しうるのは、データベースに記憶されているかあるいはコマンドとして使用されているもののみである。この様にして捕獲された情報の多くは、時間の大きさには関係がなく、従って、データ保存機構を使用して、一旦データベースが割り当てられたリソースレベルを越えた場合、古いデータを同定しそれをデータベースから消去する。記載されたプログラムが放映された終了の時間をベースにした標準ＦＩＦＯアルゴリズムが使用される。更なるアルゴリズムでは、ユーザーの選択に基づく該当ランクデータをユーザーが選択可能である。ＰＣＩバスに同様に結合されたビデオグラフィックアダプタ（ＶＧＡ）カードは、デジタルデータストリームをＶＧＡおよびビデオ信号に変換し、モニタ上にディスプレイする。ホームエンタテイメントシステムであることに加えて、フル機能のコンピュータシステムはエンタテイメントシステムの中心を形成する。今日の消費者の一部が実行しているように、例えば大型スクリーンテレビジョン、広帯域ビデオを受信するためのセットトップボックス、オーディオアンプ／受信器、ＣＤプレーヤ、共通のリモートコントロール、ビデオゲーム器、回答機械およびファックス、およびパーソナルコンピュータなどの個々の消費者用電子機器パーツを全て買うことに代えて、消費者は本発明のホームエンタテイメントシステムを買うことのみが必要である。そのコストは、個々の伝統的な消費者用電子機器パーツに対するコストと殆ど同じであるが、パーソナルコンピュータは本質的にただとなる。通常パーソナルコンピュータに関係する標準ＰＣ・ＶＧＡグラフィックディスプレイ機能と同様に、パーソナルコンピュータとモニタ機能の両者のリモートコントロールのためのサポートが、同様にパーソナルコンピュータ中に設けられる。装置の集積化およびデータ、ビデオおよびオーディオのデジタル化に基づいて、付加的な機能が同様に可能となる。この方法では、ディスプレイ中にオーディオ、リモートコントロールまたはチャネルチューニングエレクトロニクスが必要ではないので、その結果ホームエンタテイメントに適した大型モニタのコストが低下する。標準のテレビジョンと一実施例ではビデオカセットレコーダのコントロールを有する携帯リモートコントロールと、類似のテレビジョンとビデオカセットのコントロールを有するフル機能のキーボードの両者が設けられる。この両者とも、押圧されたキイを同定するキイ信号を、キイ信号のソースを同定する信号と同様に、送信する。キイ信号は好ましくは、メガヘルツレンジのＲＦ信号であるが、しかしＩＲまたはその他の適当な放射線であってもよい。ＲＦ信号は、“ＩＲ”信号に対して次のような利点を有している。すなわち、ＲＦ信号は、リモートコントロールと受信器との間を人間が歩くことによって妨害されることはない。光源妨害およびその他のＩＲ受信器によるジャミングは、ＲＦ信号を使用することによって、最小化される。これはまた、受信器とは別の部屋であっても使用が可能である。パーソナルコンピュータは適切な受信回路を含んでおり、この回路は押圧されたキイの表示を、その信号を送信するリモートコントロール装置の同定とともに、提供する。一実施例では、産業標準構成（ＩＳＡ）のボードまたはモジュールがキイボードとマウスポートの両者にプラグインされる。例えば、直列のＲＳ２３２またはマイクロチャネルバスのようなその他のバスもまた使用可能である。ボードはＲＦ受信回路を含み、この回路はＲＦ信号を受信し、デコードしさらに処理のために適切なポートにルートする。受信モジュールは、リモートコントロール送信された信号のソースを区別し、キイストロークをキイポートに方向づけかつマウスの移動をマウスポートに方向付けるように、プログラムされている。この２個のポートにおける信号は次に、リモートキイ信号によってどのプログラムが影響を受けかを制御する。もし携帯用リモートが活性化されていると、キイ信号は通常どのチャネルがディスプレイされるべきかを制御し、または記録されたプログラムを高速前進させ、演奏しあるいは逆転させる。しかしながら、次のイメージに移動するかあるいはデジタルカメラで取った写真をディスプレイするように指定されたプログラムを制御するかを、選択することも可能である。キイボードキイは、ワードプロセッサ、スプレッドシートまたは電子メールプログラムのようなコンピュータプログラムアプリケーションを制御することが多い。一実施例では、テレビジョンに似たコントロールを、チャネル選択において携帯テレビジョンのリモートコントロールを拒絶するために使用する。携帯リモートは簡単に電子メールを通したページングを制御する。その上携帯リモートは、通常ポインティング装置によって移動するディスプレイ上のカーソルによって同定される機能を選択するための合体キイを備えた、コントロールボールまたは小型の操縦桿（ジョイスティック）のようなポインティング装置を有している。キイボードは、類似の機能さらに付加的には署名（サイン）を送信する機能を実行するように集積化されたタッチパッドを含み、これによって認可されたユーザーが取り引きを要求することを保証する能力を形成する。与えられたエンタテイメントのルーム環境において、タッチパッドは、その他のポインティング装置の場合は失敗するようなポップコーンとチキンとの脂で濡れた指に耐えることが可能であると言う、利点を有している。さらに別の実施例において、各リモートコントロール装置は、この装置に関係する独自のカーソルを有している。この方法では、特定の装置のユーザーにとって、リモートコントロールを使用した場合どのプログラムが影響されているかを知ることが容易となる。このリモートコントロールはまた一個以上のディスプレイに供給されるデータを制御するために使用される。一実施例では、ディスプレイは私室に設置され、そこでチェックブックバランスプログラムのような、金融アプリケーションをディスプレイする。パーソナルコンピュータは複数のモニタを駆動するようにセットアップされ、リモートコントロールキイボードは、私室にあるモニタに割り当てられ、金融アプリケーションの駆動およびアプリケーションからの情報のディスプレイを制御する。リモートコントロール装置は、モニタ上にディスプレイされた一個またはそれ以上のカーソルを、ホームエンタテイメントシステムへのグラフィックなユーザーインターフェースの一部として制御するために使用される。記述的テキストを含むボックスとしてディスプレイされたセルは、ビデオプログラムと関係し、さらにビデオプログラムと共にかつコンピュータプログラムと共に、そのプログラムを鑑賞し／実行するために選択されることができる。写真、ビデオクリップあるいは記録のような機能を表示するリストボックスのような数個のアイコンが、このアイコン上にセルをドラッグしかつドロップすることによって機能を提供するために、使用される。その他のアイコンとして、“リマインド（ｒｅｍｉｎｄ）”、“バイ（ｂｕｙ）”、“ピクチャーインピクチャー（ｐｉｃｔｕｒｅｉｎｐｉｃｔｕｒｅ）”、“ビューフルスクリーン（ｖｉｅｗｆｕｌｌｓｃｒｅｅｎ）”等が含まれる。一実施例では、各リモートコントロールはそれ自身のカーソルを制御することによって、複数のユーザーがそのシステムの異なるポインタを制御することを可能とする。さらに好ましい実施例では、リモートコントロール装置は、コンピュータからの距離に応じて無線送信周波数のパワーを減少させるためのユーザー機構を有している。受信信号のパワーレベルを検出し、それをコンピュータスクリーン上に表示し、または受信した信号のパワーレベルを表示するためにパワーレベル信号をリモートコントロール装置に送り返すための回路が設けられている。リモートコントロール装置は、ユーザーがパワー増幅器の抵抗を変化させることによって、あるいはコンピュータから送信されたパワーレベル信号に基づいてパワー増幅器をデジタル調整することによって、パワーを調整する手段を有している。信号のパワーレベルを制御する能力は、リモートコントロール装置を駆動するバッテリーの取り替えの間隔を長くするのに役立つ。さらに別の実施例では、リモートイヤホーンが設けられている。パーソナルコンピュータはモニタ上にディスプレイされた各ウインドウに異なるサウンドトラックを生成する能力を有している。それは、それぞれに一個またはそれ以上のイヤホーンを割り当て、ローカルＦＭ信号またはＩＲまたはＲＦ放送を送信し、これは正しいチャネルにセットされたイヤホーンによって受信され演奏される。イヤホーンは、所望のチャネルにセットできるようにチューニング回路を有し、あるいはこれらは異なる周波数に固定されていてもよく、さらにソフトウエアを使用して周波数、またはウインドウに関連したオーディオが放送される複数の周波数にセットするためにソフトウエアが使用される。図面の簡単な説明図１は、本発明によって高品質ビデオを処理しディスプレイするためのホームエンタテイメントシステムのブロック図である。図２は、本発明によってモニタに接続するためのシェルコネクタの終端を示す上面図である。図３は、図１のホームエンタテイメントシステムにおけるパーソナルコンピュータの主なコンポーネントを示すブロック図である。図４は、図３のパーソナルコンピュータにおけるチューニング回路のブロック図である。図５は、図３のパーソナルコンピュータにおけるビデオグラフィックアダプタのブロック図である。図６は、図３のパーソナルコンピュータにおけるオーディオカードのブロック図である。図７は、図３のパーソナルコンピュータに設けられている入力および出力コネクタを示すブロック図である。図８は、図１のシステム上にディスプレイされるべき情報を示す機能ブロック図である。図９ａは、本発明の一実施例における携帯リモートコントロール装置の上面図である。図９ｂは、本発明の一実施例における携帯リモートコントロール装置の一部切り欠き側面図である。図９ｃは、本発明の一実施例における別の携帯リモートコントロール装置の一部切り欠き側面図である。図１０は、本発明の一実施例におけるキイボードリモートコントロール装置の上面図である。図１１ａは、図９ａ〜９ｃおよび１０のリモートコントロールからのコマンドがどの様に処理されるかを示す、高レベルのフローチャートである。図１１ｂは、リモートコントロール装置のアプリケーションへの連係を示す高レベルのブロック図である。図１２は、図９ａ〜９ｃおよび１０のリモートコントロール装置のためのパワー調整コントロールを示すブロック図である。図１３は、本発明のスクリーン上にディスプレイされたユーザーインターフェースのブロック図表現である。図１４ａ〜１４ｆは、本発明のホームエンタテイメントシステムと対話するためのユーザーインターフェースのブロック図表現である。図１５は、本発明のホームエンタテイメントシステムを基にしたビデオ会議システムのブロック図表現である。図１６は、本発明のホームエンタテイメントシステムを基にした他のビデオ会議システムのブロック図表現である。発明を実施するための最良の形態以下の好ましい実施例の詳細な記載においては、添付図面を参照する。この添付図面は、実施例の一部分を構成しかつ本発明を実施するに当たっての特別の好ましい実施例を例示するために示されている。これらの実施例は、当業者が本発明を実施するために十分に詳細に記載されており、かつその他の実施例が使用され得ることおよび本発明の精神および範囲を越えることなく構造的、論理的かつ電気的変更が成され得ることを理解すべきである。従って以下の詳細な記載は、限定的に捉えるべきでなく、本発明の範囲は添付の請求の範囲のみによって定義されるものである。同じ部品が複数の図面に現れる場合を除いて、図面中の符号には、図面番号に対応して１００番台から１０００番台の数字が付与されている。信号および接続は同じ番号あるいは符号によって参照されることもあり、また実際の意味は使用中の文脈から明らかである。図１において、ホームエンタテイメントシステム全体を１１０で示す。ホームエンタテイメントシステムの外部において、好ましい一実施例ではＨｕｇｈｅｓによって運用され西経１０１度の静止軌道にあるＨＳ６０１モデルの衛星１１２は、１５０チャネルの変調デジタルビデオ、オーディオおよびデータ信号を約１２ＧＨｚの周波数で送信する。衛星信号は、低ノイズブロック変換増幅器を含むアンテナ１１４を介してホームエンタテイメントシステム１１０によって受信される。このアンテナは、好ましくは直径が１８インチ（４５．７２cm）で、１２．２から１２．７ＧＨｚの間の左旋および右旋円偏波を受信する。このアンテナは、９５０から１４５０ＧＨｚ間の“下方向変換スペクトル（ｄｏｗｎｃｏｎｖｅｒｔｅｄ−ｓｐｅｃｔｒｕｍ）”信号を、同軸ケーブルあるいは他の適切な通信媒体１１６を介して、例えばパーソナルコンピュータまたはデータ処理が可能な他のシステムあるいは回路のような、システム装置１１８に供給する。適切なアンテナがＲＣＡ社によって既に製造され、直接販売かまたはＲａｄｉｏ・Ｓｈａｃｋのような小売りチェーンを通して販売されている。システム１１８は、アンテナからの信号をさらに処理するための回路およびソフトウエアを含み、通常に信号を復調し解読してＶＧＡ信号を形成する。ＶＧＡ信号は、標準ＶＧＡ互換モニタケーブル１２０を介して、ファミリールームあるいは娯楽室のような環境で鑑賞するのに適した大型スクリーンのデータ品質モニタ１２２を駆動するように提供される。システム１１８は、リモートコントロール１２４および１２６によってユーザー入力を提供する。リモートコントロール１２４は、標準のテレビジョンコントロールと数値キイパッドと、一実施例ではＶＣＲコントロールとポインティング装置を備える、携帯サイズの装置を含んでいる。これは、システム１１８によって受信されるＲＦ（ラジオ周波数）またはＩＲ（赤外）制御信号を提供する。リモートコントロール１２６はフル機能のパーソナルコンピュータ用キイパッドであり、付属的に標準テレビジョンおよびＶＣＲコントロール、好ましくはタッチパッドの形状で同様にＲＦコントロール信号をシステム１１８に提供するポインティング装置を備えている。ＲＦコントロール信号は一実施例ではホームエンタテイメント環境に基づいてＩＲまたはハード配線に変わって選択される。これによってシステムをモニタ１２２とは異なる部屋に置くことが可能となり、あるいは同じ部屋であってもはっきりと見通せる必要なない。その他の実施例では、低コストで多くの標準回路が入手可能であるとの理由で、ＩＲ制御信号が選択される。リモートコントロール装置のさらに詳細を以下に示す。モニタケーブル１２０は、ＶＧＡディスプレイ装置で通常使用されている標準タイプのケーブルであり、図２において２１０で示すＤシリーズシェルコネクタ中でモニタ１２２をインターフェースする１５個までの電気導体を含んでいる。そのうちの幾つかはブランクである１５個のリードは、コネクタ中のピンにおいて終わり、このコネクタはモールドされかつシールドされ、３列の、１５個の位置を有する超小型のＤ直線メールプラグである。各リードは、シェルコネクタ２１０の隣の、２１２で総称する表においてラベル付けされかつ同定されている。モニタはメールシェルコネクタ２１０を受け入れる適切なフィーメールコネクタを有している。図１のモニタ１２２は、好ましくは少なくともＶＧＡ品質のデータおよびビデオをディスプレイすることができる。少なくとも６４０×４８０ピクセルの解像度がモニタ上にディスプレイ可能である。その他の実施例では、例えばより多くのピクセルを提供するＳＶＧＡのような高品質の別のモニタを使用することができる。多くの共通グラフィックスカードがこのようなフォーマットを複数サポートし、それによって大きな柔軟性を与える。チューブサイズは３３インチ（８３．８２cm）であり、対角線上の視界サイズは３１インチ（７８．７４cm）である。チューブサイズが２９インチ（７３．６６cm）で視界サイズが２７インチ（６８．５８cm）の代わりのチューブサイズでは、低コストでありかつエンタテイメントシステムの入門機種としてより適当である。モニタ１２２は好ましくは、アスペクト比が４×３のアナログチューブを含み、このチューブはＶＧＡ入力を支持し、３３インチ（８３．８２cm）チューブに対して約０．８から０．９５mm、２９インチ（７３．６６cm ）チューブに対して０．６５から０．８mmのドットピッチを有し、不収束度１．５mm、バンド幅１５Ｍｈｚ、輝度３３ＦＬを有している。使用が可能なＣＲＴとして、Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉによって製造された型式番号Ｍ７９ＫＫＺ１１Ｘがある。上記仕様は大型のチューブサイズに対して容易に変更されるが、しかしデータと高品質ビデオの組み合わせに対して２〜４ｍ以下の距離からの最適視覚性能を提供するようにも設計される。もしより短い視距離を望む場合、チューブサイズおよびドットピッチを縮小させる必要がある。チューブサイズが縮小されない場合は、データを適切に見るためにはより多くのピクセルがディスプレイされる必要がある。より多くのラインを提供するＳＶＧＡモニタはより適切である。標準デジタルモニタコントロールは、輝度、コントラスト、垂直および水平サイズおよび位置を制御し、ユーザーアクセス可能なマニュアルコントロールパネルとモニタケーブル１２０を介してパーソナルコンピュータ１８からコントロール情報を受信するための回路の両者と共に、オン／オフ（リセット／再開）が同様に提供される。モニタ２２の更に別の実施例は、３５インチ（８８．９cm）および４０インチ（１０１．６cm）の大型ディスプレイおよびＬＣＤ投射型スクリーンタイプのディスプレイを含んでいる。アスペクト比４：３および１６：９の、ワイドスクリーンとして共通に言及されるものが支持される。システム１１８の機能ブロックの更なる詳細を図３に示す。プロセッサ３１０が、工業標準ＰＣＩバス３１２を含むシステムボード上に存在する。ランダムアクセスメモリ３１４は、ダイレクトアクセスのためにプロセッサ３１０に、同様にＰＣＩバス３１２に接続された他のコンポーネントへのダイレクトアクセスのためにＰＣＩバス３１２の両者に接続されている。その他のコンポーネントとして、受信器３１６、ビデオグラフィックアダプタ、ＶＧＡ変換カード３１８、サウンドカード３２０、およびモデム３２２が含まれる。ＲＦ受信器３２４は標準のキイボードとマウスポートに接続され、これらは次に、標準のキイボード／マウスアダプタを介してプロセッサ３１０へのＩＳＡバス３２６に接続される。キイボード１２６と携帯リモート１２４は押圧されたキイを同定するＲＦ信号を、キイ信号のソースを同定する信号と同様に、送信する。ＲＦ信号は通常メガヘルツの範囲であり、しかし同様にＩＲまたは他の適当な放射線であってもよい。ＲＦ信号は赤外ＩＲ信号に対して次の点で有利である。即ちＲＦ信号はリモートと受信器間を誰かが通過することによって妨害されることはない。この事は、ドラッグおよびドロップタイプの活動期間中では、特に重要である。例えばもし信号が妨害された場合、必要なドキュメントがごみ箱アイコン中に入り込み、そのドキュメントを意図せず削除する結果を招く。光源妨害およびＩＲ受信器のジャミングは、ＲＦ信号を用いることによって最小化される。これは同様に受信器とは別の部屋において使用することが可能である。ＲＦ受信器３２４はＲＦ信号を受信し、信号を送出するリモートコントロール装置の同定と共に押圧されたキイを表示する。ＲＦ受信器３２４はＩＳＡボードまたはモジュールを含み、これらは標準のキイボードおよびマウスポートにプラグインされている。ボードはＲＦ受信器回路を含み、この回路はＲＦ信号を受信し、解読しさらに処理のために適切なポートにルートする。プロセッサ３１０上を走るシステム制御プログラムは、ソース間を区別するようにプログラムされたソフトウエアドライバを監視し、さらにリモートコントキイ信号がどのプログラムに影響を与えるかを制御する。もし携帯リモートが活性化されると、キイ信号は通常どのチャネルがディスプレイされるかを制御し、あるいは記録されたプログラムを高速前進、プレイまたは逆転させる。しかしながら、デジタルカメラで取った写真をディスプレイするように指定されたプログラム中で次のイメージに移動することを選択することもできる。キイボードキイは、ワードプロセッサ、スプレッドシートまたは電子メールプログラムのようなコンピュータプログラムアプリケーションを制御する場合が多い。しかしながら、テレビジョンの様なコントロールは、チャネル選択において、リモート携帯テレビジョンコントロールを無視するように使用することが可能である。本発明の好ましい実施例のさらに別のエレメントとして、パーソナルコンピュータの技術分野では周知である、データのバックアップおよび映画あるいはその他のプログラムのようなビデオ情報の記憶のためのテープドライブ３３０、プログラムとデータを記憶するための固定ディスクドライブ３３２、ＣＤＲＯＭドライブ３３４およびディスケットドライブ３３６が含まれる。一対のスピーカ３３８および３４０が同様に提供される。電源およびこれに関連する制御回路を３４２で示し、この電源は、リモートコントロール装置からのパワーオンおよびパワーオフコマンドを示す信号を受信するために、ＲＦ受信器３２４に接続されている。電源回路３４２は、システムの残りの部分がシャットダウンされている場合であっても、ＲＦ受信器３２４にパワーを供給して、パワーオン信号の受信と実行が確実に行われるようにする。事故によるシステムのパワーオフを避けるために、システムをパワーダウンする前に、２個の連続するパワーオフ信号を受信する必要がある。好ましい一実施例では、プロセッサ３１０は１００ＭHzのペンティアムプロセッサであり、ＲＡＭ３１４は最小１６メガバイトを有し、ディスクドライブ３３２は１．５ギガバイトＩＤＥハードドライブであり、ＣＤＲＯＭドライブ３３４は４倍速であり、３ディスクチェンジャーを有し、かつファックス／モデムは標準の２８．８ｋビット／秒（即ち“ＫＢＡＵＤ”）モデムである。パーソナルコンピュータの部品は、より速く、小さくかつ安価でより大きな容量を持つように成ってきている事に注意する必要がある。次の２０年後には、より大きなメモリとより速いモデムおよびプロセッサが好まれることは、簡単に想像することができる。別の実施例では、より高速のプロセッサ３１０を使用し、受信器３１６は受信した信号をデジタルフォーマットに変換する回路を単に含んでいる。受信器３１６とＶＧＡカード３１８の残りの機能は、受信し、複数のチャネルを同時に同調し、解凍し、エラーチェクと訂正を実行しデジタル信号をデジタルＶＧＡフォーマットに変換するための、ソフトウエアルーチンによって実行される。この実施例のＶＧＡカード３１８は、単にデジタル−アナログ変換器を含んでいる。受信器３１６の詳細を図４に示す。チューナ４１０は標準の同軸ケーブル１１６を介してアンテナ１１４から直接放送信号を受信する。この放送信号は、１５０チャネルの高品質テレビジョンであり、近い将来可能なＭＰＥＧ−２を有するモーションピクチャーエキスパートグループ、ＭＰＥＧ−１標準に従って圧縮されたデータを含んでいる。情報は、約１２ギガヘルツのキャリアによって搬送され、受信器３１６はキャリアからチャネルを選択し、信号のアナログ−デジタル変換を実行する。復調器４１２は、チューナ４１０に接続されてデジタル信号の復調を行う。前進エラー訂正は、標準のＶｉｔｅｒｂｉおよびＲｅｅｄ−Ｓｏｌｏｍｏｎアルゴリズムによって、ブロック４１４で提供される。ブロック４１４の出力は暗号化されたデジタル信号を含み、一実施例ではデータ暗号化標準“ＤＥＳ”に従って暗号化されている。ビデオ信号を精細に再生することは重要ではないが、コンピュータプログラムおよび金融情報のようなデータを正確に得ることがより重要である。上述のエラー訂正アルゴリズムはデータに対するエラーの割合を、１０¹²エラー／データバイトにまで減少させるように設計されている。ビデオおよびオーディオでは、エラー率１０^-8まで許容される。エラー訂正され暗号化されたデジタル信号は、翻訳およびデマルチプレクサブロック４１６に供給される。ブロック４１６は条件付きアクセスカード４１８に接続され、このカード４１８はデジタル信号を翻訳するためのキイを提供する。多重化されたデジタル翻訳信号を分離することによって、この信号はコネクタ４２０を介してＰＣＩバス３１２に、デジタルＭＰＥＧ一致信号として供給される。動作中に、プロセッサ３１０が、チャネル変更のようなコマンドを実行する場合、プロセッサはこのコマンドをＰＣＩバス３１２を介して受信器３１６に送り、ここでチューナ４１０は異なるチャネルを同調し、ビデオ信号は処理されＶＧＡカード３１８およびサウンドカード３２０に送られる。ＰＣＩバス３１２上で、デジタルＭＰＥＧ信号は一旦数種類の異なるコースを進む。一実施例では、ＲＡＭ３１４からバッファが割り当てられ、ユーザーによって選択された量の圧縮データまたはコンピュータプログラムを含む情報を保持する。同じバッファ概念を、より大きな情報量を保持するために有用なディスクドライブ３３２に適用することができる。テープドライブ３３０は好ましくは８mmのテープ装置であり、プログラム全体のデータまたはＭＰＥＧ圧縮されたビデオ／オーディオ情報を記憶するのに有用である。各記憶装置におけるトレードオフは明白であり、メガバイト当たりの記憶コストは検索される速度と共に上昇する。従って、ＲＡＭは非常に速いアクセスを提供する一方で、限られたリソースであり、数秒間を遙に越えるビデオ関連データに対して使用することは意味がない。さらにこれはパワーが切られた場合持続することができない、一時的メモリである。これは、約１０秒のビデオ情報をバッファするためには最も有用である。データブロックがビデオに変換された場合、如何に長く演奏されるかを予測する事は出来ないが、１０秒は約１５メガバイトのデータである。テープドライブ３３０は、データ記憶装置として最も安価な形であるが、ランダムにアクセスする事はできない。言い換えると、時によっては、所望のデータが演奏のために検索されるまでに、テープを正しい位置に移動させるために時間が必要である。しかしながら、これは、映画およびテレビジョンショウの直線的な再生に対して、最もコスト効果の高い記憶装置を提供する。ディスクドライブ３３２は約１０ミリ秒の平均アクセス時間を有し、ビデオ情報を部分的にバッファしユーザーがバッファされた所望のビデオを選択することを可能とするために、テープとＲＡＭとの間の優れたトレードオフを形成する。これは、テープと同様、持続性である。ＭＰＥＧデータがバッファされた場合、ＦＩＦＯタイプのバッファが使用され、このバッファが満杯の場合新しい情報は最も古い情報上に書き込まれる。携帯リモート１２４およびキイボード上のテレビジョンおよびＶＣＲリモートコントロールの使用を通して、ＶＣＲ−ライクのインスタント再生機能がバッファされたＭＰＥＧデータから供給される。バッファされたデータはプロセッサ３１０の制御下でＰＣＩバス３１２を介してＶＧＡカード３１８にモニタ１２２上にディスプレイするために送り返される。ＶＧＡカード３１８を図５を参照して説明する。図５において、コントローラ５１０はＰＣＩバスに接続されＭＰＥＧエンコードされたビデオとその他の例えばグラフィックスおよびテキストのような通常のパーソナルコンピュータディスプレイ用情報を受信する。コントローラ５１０がＭＰＥＧデータをＰＣＩバス３１２上に検出した場合、それを、関連の２メガバイトのダイナミックランダムアクセスメモリであるＤＲＡＭ５１４と共にデコーダ５１２にルートする。デコーダ５１２はＭＰＥＧデータをＭＰＥＧ標準に基づいてデコードする。ＳＧＳ−Ｔｈｏｍｐｓｏｎマイクロエレクトロニクスで販売されているクリップ、パーツ番号ＳＴｉ３５２０は、解凍を実行するこのような解凍チップの一つである。ＭＰＥＧデータをデコードする場合一度に非常に多くのデータが必要とされるので、ＤＲＡＭ５１４が、デコードを行う場合バッファを補助するために使用される。デコードされたＭＰＥＧデータからのオーディオ情報はヘッダ５１６に供給され、サウンドカード３２０に送信される。ＹＵＶカラーエンコードにおけるデコードされたビデオ信号はコントローラ５１０に送り返され、コントローラは次にビデオ情報をダイナミックランダムアクセスメモリまたはビデオランダムアクセスメモリ、ＶＲＡＭ５１８中に記憶させる。コンバータ５２０はＶＲＡＭからの情報を検索し標準のアナログＶＧＡディスプレイ信号をケーブルアダプタ５２２上に生成する。このアダプタ５２２は図２のシェル２１０にディスプレイのために嵌め込まれる。その他のオーディオビデオ入力は、ビデオチューナ回路５２６に接続された標準ケーブルコネクタ５２４を含むＶＧＡカード３１８上に供給される。チューナ５２６はライン５２８上のオーディオ出力をヘッダ５１６に供給し、オーディオビデオ信号をライン５３２を介してビデオデータ５３０に供給する。ライン５３２はさらにビデオマルチプレクサ５４０に接続され、このマルチプレクサは受信した少なくとも２個のＮＴＳＣ互換オーディオビデオ信号の一個を選択しオーディオビデオ出力パネルコネクタ５４２に送る。ビデオデコーダ５３０は同様にオーディオビデオ入力を別のパネルコネクタから受信する。なおこのコネクタはＲＣＡジャック５４４、Ｓビデオピン５４６および第２のＲＣＡジャック５４８を含んでいる。これらのライン上に供給されたビデオ信号はデコーダ５３０によってライン５５０上のＹＵＶビデオ出力にデコードされる。なおライン５５０はデコーダ５１２からのデコードされたＭＰＥＧ信号をも受信する。これらの信号はディスプレイのために、ＶＧＡディスプレイによってコントローラ５１０を介してＮＴＳＣに変換されることなく入手される。別の例では、ライン５５０上の信号をＹＵＶからＮＴＳＣへのコンバータ５５２にルートし、コンバータ５５２はビデオマルチプレクサ５４０に標準テレビジョンＮＴＳＣ信号をディスプレイのために供給する。しかしながら、ＮＴＳＣへの変換は結果として、ＰＣＩバス３１２上のＭＰＥＧ信号によって示されるようにＳ−ビデオまたはアンテナ１１４から受信されたものから生成される劣った画像を生じる。ＮＴＳＣへ変換しないことによって、送信されたイメージ全体がディスプレイされる。従来のＮＴＳＣ変換は、提示されたイメージがエッジ部分で劣化していないことを確実にするために、イメージのクロッピングを必要とした。本発明は送信されたイメージ全体を、エッジ部分での品質ロスを伴わずに、拡縮する能力を有している。これは本発明がデジタルビデオ信号を供給するためである。ＮＴＳＣアナログ送信に対してディスプレイ境界をスムースにするために必要であった、オーバースキャンは必要ではない。サウンドカード３２０の詳細は、図６の機能ブロック図において示されている。ＦＭ合成および波形テーブル合成の両者がそれぞれ６１０、６１２で提供される。それらの出力は６１４において混合されかつマルチプレクス化され、ミキサおよびコーダ／デコーダ６１６に供給される。このコーダ／デコーダ６１６はもし望ならば、標準のスピーカに接続するためのサウンドブラスタ互換出力を含む、ライン出力６１８を提供する。さらに別の実施例では、サラウンドサウンド互換出力が提供される。ミキサ６１６はまたマイクロホン入力ライン６２０、一実施例ではＣＤオーディオデジタルライン入力６２２、さらにＣＤオーディオアナログライン入力６２４を有している。マルチプレクサ６２６はまた複数の入力ラインを多重化してミキサ６１６に入力する。ライン６３４および６３６を介してヘッダ５１６から受信される信号と同じように、入力ライン６２８および２個のオーディオ／ビデオライン６３０および６３２がマルチプレクサ６２６によって多重化される。ライン６３４はヘッダ５１６を介してチューナ５２６に接続され、チャネルからのオーディオ信号をケーブルコネクタ５２４上に提供する。ヘッダ５１６はまたＭＰＥＧデコーダ５１２に接続され、ＭＰＥＧ・ＰＣＭ（パルスコード変調）オーディオを、デジタル−アナログコンバータ６４０を介してライン６３６に提供する。ライン６３６および６３４はまた、別のマルチプレクサ６４２を介して結合され、ライン６４４上にＶＣＲ互換オーディオのライン出力を提供する。図７はパーソナルコンピュータ１１８の背面パネルと図４、５および６に示すカード上に設けられた複数のポートを示す。背面パネルの接続は、概略的に７１０で示される。オーディオビデオ入力はＲＣＡジャック５４４とＶＣＲまたはゲーム器からのオーディオビデオ入力を受信するためのオーディオ左および右スピーカコネクタ６３０、ＶＣＲからのオーディオビデオ入力を受信するためのＳ− ビデオピン５４６および補助ＲＣＡジャック５４８、キャムコーダ（ｃａｍｃｏｒｄｅｒ）またはレーザディスクおよび左および右オーディオコネクタ７１２を備えている。オーディオビデオ出力コネクタ５４２および６４４は背面パネル７１０に設けられ、記録のためにＶＣＲと結合されている。サウンドカード３２０は、取り付けブランケット上にコネクタ６１８、６２０および６２８と、ゲームポート７２０を含んでいる。デジタル受信器カード３１６は同軸ケーブル１１６への同軸ケーブルコネクタと、７２０で示す条件付きアクセスカード４１８のためのスロットとを含んでいる。スロット７２０は標準のＰＣＭ／ＣＩＡスロット（同様にカードバスまたはＰＣカードとして言及される）か或いは他のタイプの所望のコネクタ、例えばセットトップボックスにこのようなデジタル衛星システム（ＤＳＳ）カードを提供しているＮｅｗｓ・Ｄａｔａｃｏｍ社によって特定されるようなコネクタであってもよい。パーソナルコンピュータの背面に前述のコネクタおよびポートを設けることによって、配線に簡単にアクセス可能であるがそれらはホームエンタテイメントセンタにおける視野外である。同軸ケーブル１１６上のＤＳＳ信号はテレビジョンの番組表に関係したデータと非公開の見出し情報とを含んでいる。幾つかのビデオ放送サービスでは、非公開見出し情報はビデオ信号の水平ブランキング期間内に含まれている。この情報は受信器３１６によって獲得され、ビデオおよびオーディオ信号から分離され、ＲＡＭ３２４へのＰＣＩバス上に提供されて、プロセッサ３１０にアクセス可能となる。それをまた、テキストまたはその他のデジタルデータを記憶することが可能な他の記憶装置に記憶することができる。図８に示すように、テキストはＲＡＭ３２４またはディスクドライブ３３２上のデータベース８１２中に直接記憶される。一実施例では、データベース８１２は受信器３１６によって提供された全テキストのフラットファイルを備えている。受信した順序以外の如何なる編成もそれに適用されることはない。プロセッサ３１０上で実行される検索エンジン８１４は、キイワードの形で８１６において示されるユーザー質問をアクセプトする。全ての標準のコマーシャルベースの質問機能、例えば近接検索、例示による質問、ワイルドカードレター等が適用可能である。検索エンジン８１４は次に質問をデータベース８１２に適用し、その結果をＶＧＡカード３１８を介してディスプレイのために取り戻す。データは好ましくはユーザーによって特定されるように、恐らくプログラムの題名、オンする時間およびオンするチャネルに関して、フォーマットされる。プログラムの説明およびディレクタおよび俳優を含む少なくとも部分的なクレジットのような、更に別の情報がユーザーによって特定され提供される。非公開見出し情報は、プログラム情報とは別個に記憶され、さらに別個に質問されてもよい。別個のデータチャネルがビデオ情報を含む全ての非公開見出し情報を含む場合、全てのチャネルに対する非公開情報を記録することは容易である。しかしながら、各ビデオＭＰＥＧチャネルをデコードすることが必要な場合は、一回に一個のチャネルからの非公開見出し情報のみが記憶される。自動サーフ機能は、次に検索されることが可能な非公開見出し情報の一部分を取り出しながら、所望のチャネルに変更する。これは、現時点でのイベントタイプのプログラムを探す場合に非常に有用である。恐らくユーザーは希望するトピックがスタートする特定の場所または特定の作品に興味を持つ。ライブプログラミングの期間に現在および過去に言及された全ての場所または作品を参照する質問は、ユーザーがその質問を満足する放送に素早く変更することを可能とする。非公開見出しがサポートされていない場合は、ビデオからのサウンドトラックが、プロセッサ３１０上で実行されている会話認識プログラム８２０に供給される。このプログラムは少なくとも数個の単語を現在のテレビジョンプログラムから認識し、この認識は時間および言語学的説明の進展とともに向上する。現在、理解される単語のみが独立して検索することが可能なデータベースのさらに他の部分に供給される。図９ａ、９ｂおよび９ｃに携帯型リモートコントロール１２４の種々の図面を示す。１９mmの光学的トラックボール９１０がこのリモート中に組み込まれ、パーソナルコンピュータのその他の全てのポインティング装置と同様に機能し、カーソル制御信号を発生してこれをパーソナルコンピュータ１１８に送信する。さらに別の実施例では、カーソル制御装置は図９Ｃに９１１で示すミニチュアの操縦桿（ジョイスティック）であり、スティックの先端に置かれた指で操作して所望のカーソル移動方向を押圧することによって操作される。選択ボタン、またはマウスクリッカーは９１２において設けられ、ユーザーが押圧することによってカーソルが触れたパーソナルコンピュータ上の機能が選択される。選択ボタンのような他のトリガが９１３に設けられ、リモートを自然の位置に維持しポイントした場合、インデックスフィンガによる使用に対して便利である。これはまた多くのゲームに対する擬似のトリガとしておよび片手でのアイコンのドラッグおよびドロップに対して有用である。一実施例では、図９Ｃに示すように、マイクロフォン１２４４、イヤフォン１２４２、およびＲＦトランシーバがリモートコントロール装置１２４中に含まれ、ＰＣ１１８をベースユニットとし、リモートコントロール１２４をリモートユニットとして、コードレス電話機能を提供する。その他のこの種の実施例では、図１０に示すようにマイクロフォン１２４４、スピーカ１２４２およびＲＦトランシーバがリモートコントロール装置１２６中に含まれ、ＰＣ１１８をベースユニットとし、リモートコントロール１２６をリモートユニットとして、コードレス電話機能を提供する。電話呼出しは、電話上の一個またはそれ以上の制御ボタンを押圧することによって、“電話”機能を活性化することにより、受信されまたは初期化される。これは、例えば一実施例ではＴＶと電話間の機能をトグルしそれによって電話機能を望む場合ＴＶのオーディオの音を自動的に消す、ボタン９２２と９２８を同時に押圧することによって達成される。電源スイッチが９１４において設けられ、モニタに電源のオン／オフ機能を提供しかつパーソナルコンピュータ１１８に対して起動／リセット機能を提供する。チャネル制御ボタン９１６は、日常的なテレビジョン／ＶＣＲのチャネルアップおよびダウン制御機能を提供する。９２０で示されるテレビジョンリモートコントロールにおける標準的なキイパッドの様に、ボリュームコントロール９１８が同様に設けられている。さらに、消音ボタン９２２、チャネル再呼出し９２４、ＦＡＶ（好みのチャネルまたはメニュー）ボタン９２６およびＴＶボタン９２８が設けられており、このＴＶボタンはディスプレイを、テレビジョンプログラムのフルスクリーン表示から、ウインドウ中に押し込み、それを完全に隠してしまうまで、変化させる働きをする。付属的な機能セットコントロールボタン９３０は現時点で通常提供されている機能を越えてオペレーションシステムによって提供される機能を選択するために使用される。“Ｃｔｒｌ”および“Ａｌｔ”キイの多くが異なる機能を選択するために使用され、機能セットボタン９３０は同様に携帯リモート１２４上でオペレーションシステムによって定義される機能を選択するために使用される。ＦＡＶボタン９２６は家庭の各メンバーに対して一個づつあってもよく、ユーザーの好みのテレビジョンプログラム、ゲーム、コンピュータアプリケーションプログラム、インターネット上のホームページ、またはその他の電子ワールドへのインターフェースのリストを備えている。携帯リモート１２４はさらに、全てのキイおよびポインティング装置に接続されたＲＦ発振回路を含んでおり、ＲＦ回路３２４による受信のために押圧されたボタンに対応してＲＦ信号を生成する。ＲＦ信号のパワーは、９３４で示されるサムホイールによって調節可能であり、このサムホイールは図１２に示すさらに別のパワー調整回路に接続されている。電力は、標準の９Ｖ電池９３６または取り外し可能なパネル９４０を介してアクセス可能な複数の二重“Ａ”バッテリによって提供される。図１０に更に詳細に示すリモートキイボード１２６は、数値キイパッドがテレビジョン／ＶＣＲ類似のリモートコントロールボタンおよび１０１０で示すタッチパッドによって置き換えられている点を除いて、ＭＦ・ＩＩキイボードに非常に似ている。さらに、これは、携帯リモート１２４上のボタン９３０と同様の機能を得るために、一対の機能セットキイ１０１２と１０１４を含んでいる。テレビジョン／ＶＣＲボタンは、電源ボタン１０１６、ボリュームコントロール１０１８、チャネルコントロール１０２０、ＴＶ／ＶＣＲボタン１０２２、消音ボタン１０２４、好みのチャネル／機能ボタン１０２６およびチャネルリコールボタン１０２８を含んでいる。さらに、選択キイ１０３０および１０３２は、タッチパッド１０１０によって制御されるように、カーソルによって示される機能を選択するために、提供される。タッチパッド１０１０はリモートキイボードに集積され、対象、例えばペン、スティックまたは指／指の爪等を、所望の方向にパッドを横切って移動させることにより、簡単にカーソルを扱うことを可能とする。これは、取り引きを有効にするための署名を実行し、またはファイルへのアクセスを限定するために有用である。リモートキイボード１２６中に直接タッチパッド１０１０を集積することにより、外部コネクションまたは必要であるけれども煩わしい引き出しが無くなる。なおこれらは、脂、バター、砂糖あるいはその他のホームエンタテイメントセンタで人々が飲み食いした汚れ物によって簡単に汚されやすい。テレビジョン／ＶＣＲリモートコントロールを含むキイボードの一部分は、密閉されていることが好ましく、さらに不浸透性でファミリールームにおいて一般的に見られる飲食物のようなものの影響を受けないことが好ましい。キイボードは頻繁に使用されるため、高次の二重“Ａ”電池が使用される。４〜８個で、適切な操作期間を提供する。これらは再充電可能であってよく、外部電源ジャック１０４２を設けて標準電源にキイボードをプラグインすることができるようにされている。携帯リモート１２４と同様に、キイボードリモート１２６はＲＦ発振回路１０４０を備え、パーソナルコンピュータ１１８のＲＦ回路３２４によって受信されるＲＦ信号を提供す。ＲＦ回路１０４０は、送信する信号に、そのキイボードからの各キイストロークを識別するキイボード識別子を加える。一実施例では、これはリモート装置に独特のビットセットである。これによって、同じようなホームエンタテイメントシステムの他の所有者が、偶然にユーザーシステムを制御することから発生する偶然の妨害を避けることができる。その他の実施例では、周波数が携帯リモートによって発振された周波数から僅かにずれるので、ＲＦ回路３２４はビットまたは周波数シフトを検出し、さらにキイストロークをそのシステムに関係する携帯リモートまたはリモートキイボードからの物であると同定する。さらに他の好ましい実施例では、ゲームの制御のためのジョイスティックを含む複数のリモートが提供され、それぞれは独自の識別周波数またはコードを有している。この方法では、その部屋の各個人がウインドウ中のアプリケーションまたはプログラムを制御することが可能であり、またゲームの異なるパートをプレイすることが可能となる。全てのリモートは同じ機能を示すために同じ信号を送信するので、プロセッサ３１０で処理されるこのようなリモートを駆動する人間は違っている必要はない。彼らは、キイストローク、ボタンストローク、マウス、スティックまたはタッチパッド信号の複数の異なったソースを扱うように指定されていることのみが必要である。異なるリモートコントロール装置から発せられたコマンドがどの様にしてプロセッサ３１０によって翻訳され異なるアプリケーションを制御するかを示す、高レベルのフローチャートを、図１１ａに示す。アプリケーションがウインドウズ３．１１または９５の環境で開始された場合、１１１０においてある特定のリモートと関連するように初期化される。このリモートからのキイまたはボタンは、 “キイボード”か、“ＴＶ”または“ゲーム”タイプのキイの何方のグループであるかが識別される。ゲームタイプキイは、スティック、トラックボールまたはポインティング装置のマウスタイプに関連したキイである。このように、アプリケーションは、ゲームの一人のプレーヤに対して携帯リモートからのゲームキイと関連付けられ、さらに第２のプレーヤに対してキイボードからのゲームキイに対応付けられる。さらに別のリモートまたは一個のリモートからの異なるグループが、さらに別のプレーヤによって使用されることが可能である。ＲＦ回路３２４がリモートからの信号を受信した場合、この回路はステップ１１１２において、コマンドを、例えばどのキイが押圧されたか、およびどのリモート装置からプロセッサ３１０に来たかについて、識別する。プロセッサ３１０は次に適用されるべきウインドウ中のアプリケーションを識別する。もしそれが表示タイプのコマンド、例えばステップ１１１６で決定されるようにウインドウの拡大、ウインドウの開示等である場合、このコマンドはステップ１１１８でウインドウマネージャにルートされ実行される。そうでない場合、そのコマンドは、関連したグループがステップ１１１０において初期化されるアプリケーション上で実行される。さらに別の好ましい実施例では、個々のキイはアプリケーションに関連しているが、しかしながら、少なくとも一個のグループまたはキイは常に基礎的なオペレーションシステムと関連し、ユーザーがその他のアプリケーションからロックアウトされることを防止している。前述のシステムのさらに別の使用方法では、ＴＶ／ＶＣＲコントロールをウインドウに関連したテレビジョンプログラムに割り当てることである。この方法では、チャネル選択を実行するためにテレビジョンプログラムを阻止するカーソルがウインドウ中に存在する必要はない。さらに他の誰かが別のウインドウでプログラムを見ている場合、そのチャネル選択コントロールは他のウインドウに影響を与えない。図１１ｂのブロック図は、リモートコントロール装置とリモートコントロール装置上の入力装置とをプログラムに関連付けるためにプログラムマネージャによって形成される表を示す。ここで使用されているように、プログラムはコンピュータアプリケーションとテレビジョンプログラムを意味し、これらは共にリモートコントロール装置によって制御可能である。第１のプログラム１１２２は、第１のリモートコントローラＲ１と関連付けられ、このコントローラの入力装置Ｄ１、Ｄ２は第１のプログラムを制御する。Ｄ１およびＤ２は、例えばコンピュータキイボードキイセット、そのサブセット、カーソル制御装置、または既に議論したテレビジョン制御パッドのような、文字数字キイに対応する。第２、第３および第４のプログラム１１２４、１１２６および１１２８は同様にリモートコントロール装置と関連付けられ、ある場合には複数のリモートコントロール装置と関連付けられる。別のプログラム１１２８は、リモートＲ１の入力装置セットＤ１およびＤ２、および第２のリモートＲ２の入力装置セットＤ１およびＤ２によって制御される。複数のアプリケーションに対して合体キイセットを用いることは、ユーザーが複数のホームエンタテイメントシステムに対して大きな柔軟性を与える。さらに別の実施例では、ＦＭイヤホーンヘッドセットが提供され、各人が自分のプログラムのウインドウに関係するサウンドのみを聞くことができるようにする。各プログラムに関係するサウンドは、ドライブイン映画劇場と似て、数種類の標準ＦＭ周波数の内の一個および低電力放送の内の何れかに割り当てられ、各ヘッドセットは放送周波数に同調可能である。その他の実施例では、各ヘッドセットは異なる単一の周波数に同調され、ユーザーは彼のサウンドが放送されているウインドウを選択する。このようなウインドウセットの一番上のウインドウは、このようにして放送された自身のオーディオを有している。リモートコントロール装置におけるＲＦ回路のさらに詳細が、図１２に示されている。キイボードまたは携帯リモートを含む入力装置が１２１０で示されている。キイ、タッチパッドコマンド、トラックボール等のコマンドが活性化された場合、このコマンドはデコーダ１２１２に供給され、そこで送信されるべきコマンドを示す信号にデコードされる。さらに送信される信号にヘッダとチェックビットが付け加えられて、リモート独自の識別を示す。一実施例における識別はデジタル信号であり、この信号は一システムの各リモートコントロールに対して固有でありＥＥ−ＰＲＯＭに記憶されている一方で、さらに別の実施例では、コードは８ビット、または６４、０００の異なる組み合わせをもたらす１６ビットコードであり、これによってその近辺の隣人が、ユーザーのシステムを制御するコードを持ったリモートを有する可能性は殆どなくなる。固有の識別子は各リモートコントロール装置に対して異なる周波数を選択することによっても、示すことができる。このシステムは前述した固有の識別子を、あるリモートから発せられたあるコマンドによってどのプログラムが影響を受けるかを決定するために使用される。デコーダ１２１２は、デコードされた信号をＦＭ信号源と変調器１２１４に供給し、この変調器は一実施例では電磁波スペクトルの９００メガヘルツ領域の所望のＲＦ信号を発振する。この信号はパワー（電力）増幅器１２１６に供給され、この増幅器はＲＦ信号を増幅してシステムへの送信のためにアンテナ１２１８に供給する。パワー増幅器１２１６はパワーの殆どをリモートコントロール装置内で消費する。増幅器の利得を減少させて高いパワーレベルでは信号を常に増幅しないようにするため、電位差計１２２２が設けられている。ユーザーはシステムからの距離を変化させるので、常に最高のパワーレベルで送信する必要はない。ユーザーがシステムの近くに居る場合、ユーザーはリモート上のサムホイールをシステムが最早送信を行わなくなるまで適当な方向に同調させることにより、パワーレベルを下方に調整することができる。一実施例では、システムの受信器は受信された信号の強度を検出し、ビジュアルなフィードバックをディスプレイ上に形成し、ユーザーがパワーレベルを、低パワー信号に基づく送信エラーが生じないレベルまで下方修正することを助ける。このような信号パワーレベルの検出器は、この技術分野では良く知られており、その一例が米国特許第５、１９３、２１０号に示されている。更に別の実施例では、ＲＦ受信器３２４は同様にＲＦ送信器を備え、パワーレベルを示すＲＦ信号をリモートに送り返す。なおこのＲＦ信号はアンテナ１２２４によって受信される。アンテナ１２２４は、受信器／復調器／デコーダ１２２６に接続され、このデコーダは信号を解読して送信された信号強度を示すデジタル信号をパワーコントロール回路１２２８に送り返す。パワーコントロール回路１２２８は、電位差計１２２２に接続され、システムからの信号強度フィードバックに基づいてパワー増幅器１２１６の利得を調整する。パワーコントロール回路１２２８は、また入力装置に接続され、コマンドが入ってきた場合これを検出する。更にその他のコンポーネントに接続され、パワーが供給された場合これを制御する。タッチパッドおよびトラックボール操作の期間中、パワーは連続して全ての電子機器に供給される。しかしながら、所定の時間、約１秒、が別のコマンドを検出することなく経過すると、パワーコントロール回路１２２８はその他の殆どの回路へのパワーをカットオフし、入力装置１２１０上に活動が検出された場合、数msec以内でパワーを回復させる。他の回路のパワーがオフとなった場合でも、パワーコントロール回路は受信器１２２６と共にアクティブ状態を維持する。パワーコントロール回路１２２８はその他の回路が、コマンドの押圧に対してレディとなるまで、コマンドをバッファする。パワーは非常に素早く回復するので、ユーザーによって認識されるような遅延はない。さらに別の実施例では、送信された各入力装置コマンドは、システムによってそのコマンドのエコーと共に認識される。何らの認識が無い場合は、パワーコントロール回路１２２８はデコーダに信号を再度送信するように命令し、その一方でシステムがそのコマンドを正しく認識するまでパワーレベルを増加させる。その他の全てのコマンドは、そのコマンドの送信が成功するまで、パワーコントロール回路中にバッファされ、送信の成功の時点で新しく調整されたパワーレベルで送信される。一実施例では、再通信の時間はランダムに選択され、もし受信器１２２６が別のリモートコントロール装置またはシステムからの送信を検出した場合の干渉を防ぐようにされている。これは、もし各リモートが一実施例ではＤＩＰスイッチ１２４０によってセットされるそれ自身の送信周波数を持つ場合は実行されない。さらに別の実施例では、リモートコントロール装置は“スピーカフォーン”、即ち電話システムへのハンドフリー用のコネクションとして使用される。モデム電話機能に関連して、ＲＦ回路３２４はコードレス電話の基本ユニットと同じ方法で送信し受信する。リモートコントロール装置上のスピーカ１２４２は受信器１２２６に接続され、この受信器はＲＦ回路３２４からＲＦ音声を受信し、受信したサウンドを提供する。マイクロフォン１２４４はユーザーによって作られたサウンドを送信するために、デコーダ１２１２に接続される。受信器１２２６とデコーダ１２１２は標準的なコードレス電話のヘッドセットと関連して作動する。さらに別の実施例では、イヤホーンヘッドセットは、プライバシイのために、スピーカに代わって使用される。一実施例では、ヘッドセットジャックはリモートコントロール装置においてブロック表示スピーカ１２４２の一部分として提供され、標準のヘッドセットが使用される。ユーザーが電話呼出しを受信した場合、もし呼出しＩＤが選択された電話サービスによって提供されている場合、呼出しソースの同定と共に、ディスプレイ上にメッセージが現れる。これによって、システム上に記憶された呼出し手に関する更なる情報を取り出すたの既存のデータベースへのインターフェースが容易となる。キイパッドは、標準的なＤＴＭＦ（二重トーン、多重周波数）を提供するモデムと共に数値を入力するために使用される。リモート１２４および１２６はさらにジャック９４２と１０４４をゲーム制御入力のために含んでいる。標準的なパーソナルコンピュータアナログゲームポートが設けられており、あるいはリモートコントロール装置の能力を有するＲＦトランシーバと関連して、ジャック９４２と１０４４から双方向デジタル端子が設けられている。広帯域ビデオと関連して動作するフル機能コンピュータを備える効果の一例として、この結果ビデオストリームとアドバンストユーザー機能を制御するためにパーソナルコンピュータのパワーを開発することができる事が挙げられる。広帯域ビデオへのインターフェースはよりユーザーフレンドリーである。図１３において、１３１０で示す標準テレビジョン様式のスケジュールを備えた一例が示されている。これは、８ＰＭから始まり深夜まで進行する、上部を横切るタイムラインを備えている。４個のチャネルＡ、Ｂ、ＣおよびＤが示されているが、それ以上が可能である。標準的なマウスのクリックによって選択可能なその他のプログラム、例えばゲームおよびワードプロセッサ、が同様に示されている。図示したタイムフレームおよびチャネル数は、ユーザーが標準のウインドウズベースナビゲーション技術を用いてウインドウを拡大することによって、変更することが可能である。複数のセルまたはプログラムが各チャネル上に図示され、ここでの議論のためにチャネル文字にサフィックスが付けられている。実際、プログラムタイトルおよび説明は各セルに挿入されたものとして表されている。マウスの右ボタンによってセル上をクリックする事により、セルの拡大バージョンにおいてさらなる詳細が現れる。７個のアイコンがシステムによって制御される機能に結び付けられている。レコードアイコン１３２０は別個のビデオカセットレコーダ、テープドライブ、またはディスクドライブの何れかに結び付けられ選択されたチャネルを記録する。プログラムセルは、このセルをマウスコントロールによってドラッグし、レコードアイコン上にドロップする事によって記録するように指示される。同様に残りの物もプログラムセルをリマインドアイコン上に落とすことによってセットすることができる。もし見ることによって対価を支払う必要のあるプログラムを希望する場合は、恐らくグリーンでアウトラインされたそのプログラムセルを単にバイアイコン１３２４上にドロップする。バイアイコン（ｂｕｙ）はホームショッピングチャネルまたはカタログを同様な方法で見る場合にも使用される。主なプログラムを見るために、ユーザーはセルをダブルクリックするかあるいはビューアイコン１３２６へセルをドラッグしそこにドロップするか、の何れかを行う。プログラムをピクチャーインピクチャーのフォーマットに置くために、ユーザーはセルをＰＩＰアイコン１３２８上にドラッグする。ピクチャーインピクチャーウインドウは次に、他の全てのウインドウと同様に、サイズが変更され、あるいはディスプレイの他の領域に移される。アイコンの全ては、表示されている主チャネルを取り囲むＬ型形状内に配置され、これらのアイコンが主チャネルからディスプレイされるビデオイメージと干渉しないようにしている。一実施例では、各リモートコントロール装置は、図１３においてスクリーン上にＲ１およびＲ２で示すように、異なるカーソルを制御する。カーソルがプログラムを選択するために使用されると、それはそのプログラムに対する主コントローラとなる。リモート上のキイは自動的に選択されたプログラム中にマップされる。しかしながらキイボードは、タスクリストのコントロールを保持し、プログラムを選択することが可能で、かつ携帯リモートコントロール装置の排除のためにそのプログラムに対する主なコントロール装置となる。図１３において、アイコンＥ１およびＥ２はアンテナ６４８を有する多重周波数ＦＭ送信器６４６を含み、さらにモニタ上にディスプレイされている各ウインドウに対する別々のサウンドトラックを生成する。それぞれのトラックは、一個またはそれ以上のイヤホーンセットに割り当てられ、ローカルＦＭ信号またはＩＲまたはＲＦ放送を送信する。これらはイヤホーンセットによって正しいチャネルで受信され演奏される。イヤホーンは、同調回路を有し、これによって正しいチャネルにセットされまたは異なる周波数に固定される。ユーザーは適正なアイコンを所望のサウンドトラックを有するプログラム上にまたはユーザーが制御しかつドロップするリモート上へドラッグする。プログラム上にドロップされた場合、サウンドカードは、その周波数に同調されたイヤホーンに関連する周波数上にそのアプリケーションのためのサウンドを送信する。もしそれがリモートコントロール装置上にドロップされた場合、そのリモートに関連するトップウインドウは、送信されたものに関連するサウンドを有する。モニタ１２２上にユーザーに対して提供された第１のスクリーンディスプレイを、図１４ａにブロック図の形状で示す。このディスプレイはアイコンセットを有し、これはマイクロソフトウインドウズ９５中の基礎的な機能またはダウンレベルバージョンの動作環境に結合されている。このフロントエンドは特にそれをファミリーに対してユーザーフレンドリーとするために、通常のウインドウズの動作環境に対する置き換えシェルとして設計されている。これはアプリケーションマネージャとして動作し、ユーザーが他のアプリケーションまたはユーティリティに取りかかることを可能とする。このフロントエンドは以下の領域に組織され、各領域は更なるメニューを導く。即ち、エンタテイメント、情報サービス、創作、およびログオン／ヘルプ／コンフィグレーションコントロールである。フロントエンドはＷｉｎ３２ｃアプリケーションプログラムインターフェースを使用し、シェルとしておよびスタンドアロンアプリケーションとして動作する。これはドラッグおよびドロップをサポートし、Ｗｉｎ９５ロゴコンプリアントである。第１のスクリーン上のさらに別のアイコンは、ユーザー名およびパスワードを尋ねるためのダイアログボックスを取り出すためのログオンアイコンと、データファイルを有するコンテクストセンシティブなヘルプエンジンを取り出すためのヘルプアイコンとを備えている。なおこのデータファイルはヘルプアイコンが選択されたスクリーンに関連している。ログオンのためのダイアログボックスはデフォルトのためのオプション、またはパスワードを必ずしも必要としないファミリーログオンを含んでいる。フロントエンドは、エンターテイメントシステムにおける集積化されたビデオ処理、オーディオ処理およびデータ処理機能を、図１４ｂのブロック図に示す様に、エンターテイメントアイコン１４１０、情報サービスアイコン１４１２および個人創作（パーソナルプロダクティビティ）アイコン１４１４を含む類似機能の異なる領域に分割する。これらのアイコンのそれぞれは、クリックによってまたはタスクリストから活性化された場合、更なるメニューを呼び出す。モニタ上のウインドウ中のエンターテイメントメニューは図１４ｃに示され、マイクロソフトホームシアタ（ＭＨＴ）、ＣＤオーディオ、デジタルビデオ、ＩＲブラスタおよびゲームを備え、これらは全てこのウインドウから開始される。ゲームアイコンはユーザーが構成可能なゲームメニューを提供し、ユーザー認識能力を有し、ログインにおいてユーザーが彼自身または彼女自身であると識別する。ログオンした人間は、ウインドウの下部に記録される。各ユーザーは次に彼らがログインした場合好みのゲームを上にリストさせる。ホームアイコンまたはコントロールボタンはアクティブであり、ユーザーをメインメニューに戻す。ヘルプコントロールは同様にアクティブであり、ユーザーをコンテキストセンシティブなシステムとヘルプ情報とへ導く。情報サービスアイコン１４１２は、図１４ｄに示すように情報サービスメニューに導く。多くの市販の情報サービスが、例えばボイスメッセージ、ファックス閲覧およびメールリーダのようなモデムに結合された電話関連の機能と同様に、利用可能である。個人創作アイコン１４１４は図１４ｅの個人創作メニューに導き、個人創作ソフトウエアが利用可能である。テキストベースのリストとして示されるように、アプリケーションもまたアイコンによって表示されることが可能である。コンフィグレーションメニューは図１４ｆに示され、第１のスクリーンディスプレイを介して見いだされる。エンターテイメントシステムの外観および動作に悪影響する潜在的可能性のために、このメニュー中のアクティブボタンを操作することによってキャンセルが行われる。ユーザーはフロントエンドを本質的にコンピュータプログラムベースのインターフェースに変更し、システムのクロックを変更し、異なるメニュー上にドラッグされドロップされることが可能な他のアプリケーションに対して第２の記憶装置を操作しさらに異なるメニューからアプリケーションを取り除くことが可能である。一枚の回路カードまたは複数のカード上で実行され公衆交換回線を介してビデオ会議を提供する一実施例が、図１５において１５１０で示されている。破線ブロック１５１１は産業標準、例えば提案されたＩＴＵ−Ｔ（ＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓＵｎｉｏｎ−Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ）標準を実行し、以下に記載するブロック１５１１内に示す各エレメントは、そのエレメントブロック中に同定される標準を実行する。マイクロフォン１５１２およびスピーカ１５１４を備える入力／出力装置は信号コンバータ１５１６に接続されている。コンバータ１５１６はマイクロフォンからの信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号をスピーカ１５１４を駆動するためのアナログ信号に変換する。コンバータ１５１６は、スピーカとマイクロフォン間のフィードバックを減らすためにエコーキャンセル装置１５１８に接続されている。オーディオコーダ／デコーダ１５２０はキャンセル装置１５１８とコンバータ１５１６の両者に接続され、さらに遅延回路１５２２に接続され、この回路１５２２は次にオーディオ信号を処理するためのマルチプレクサ／デマルチプレクサ１５２４に接続されている。マルチプレクサ１５２４は次にモデム１５２６に接続され、このモデムは１５２８で示す公衆交換回線（“ ＰＳＴＮ”）へデータを送信しまたはこの回線からデータを受信する。なおデータは、アナログ（例えばアナログ“ＰＯＴＳ”または単純でかつ古い電話システムに接続されたモデム）またはデジタル（例えばデジタルＩＳＤＮ接続）の何れの形状であってもよい。ビデオカメラ１５３２（スタンドアロンビデオカメラ、市販のキャンコーダ、またはその他のイメージ装置であっても良い）は背面７１０のビデオ入力に適合すように接続されており、カラースペースコンバータ／グラフィックディスプレイモジュール１５３５にビデオフィードを提供すように使用されている。なおこのモジュール１５３５は、マルチプレクサ１５２４に接続されたビデオコーダ／デコーダ１５３６にさらなるビデオ信号を提供する。カメラから受信されたビデオ信号はコーデク（コーダ／デコーダ）１５３６によって圧縮され、さらに次にモデム１５２６によって電話線ネットワーク上に送信される。ネットワークからモデム１５２６によって受信されたビデオ信号は、デマルチプレックスされ、解凍されかつモニタ上にディスプレイするために信号に同調される（一実施例では、ＶＧＡ信号）。他の互換システムと電話線ネットワーク上でビデオ会議を実行する能力を提供することに加えて、数種類のデータ交換プロトコルがデータコンバータ１５４０でサポートされ、このコンバータはマルチプレクサ１５２４とユーザーアプリケーションによって生成されるデータを含むデータ記憶装置１５４２間に接続されている。システムコントロールアイコン１５４４は、例えばホームエンタテイメントシステムを備えるコンピュータの動作システムの能力を表示し、ビデオ会議回路のエレメントを制御する。システムコントロール１５４４は、システムコントロールブロック１５４６に接続され、このブロック１５４６は標準Ｈ．２４６を実行し、次にマルチプレクサ１５２４およびモデム１５２６の両者に接続されオペレータコントロールを提供する。ホームエンタテイメントシステムのビデオ会議アスペクトの更に別の実施例が図１６において、１６１０で示されている。ホームエンタテイメントシステムの共通コンポーネントには、前述の各図と同じ番号が付されている。この実施において、単純な古い電話システム（“ＰＯＴＳ”）のコネクション１６１２（これは、例えばＩＳＤＮのようなＰＳＴＮへのデジタルコネクションが使用されても良い）が同様に、ビデオ、サウンドおよびデータ信号送信のために使用される。ビデオ会議によって接続されるべきその他のユーザーは、１６１４によって示される。キャンコーダ１６１６（スタンドアロンビデオカメラ、市販のキャンコーダまたはイメージ装置であっても良い）は背面入力７１０を介してオーディオ／ビデオフィードを提供するために使用される。なお入力７１０ではビデオおよびオーディオは次にデジタル化のためにサウンド３２０およびコンバータ３１８カードに提供される。デジタル化された信号は次にシステムバスを介して送信のためにモデム３２２に送られる。モデムを介して受信された信号は、ＣＰＵ、サウンドカードおよびビデオカードに送られ、解凍され、および／またはモニタ１２２および／またはステレオ／スピーカの組み合わせ１６２０上で演奏される。破線で示されるエレメントは、容易に実行できる進歩した特徴である。それらは、ビデオ会議が必要で無い場合、異なる音声チャネルを提供するために、サウンドカード３２０に接続された音声能力およびモデム３２２を含む。増幅スピーカのセットが１６２４において示され、これは独立した増幅を必要としないサウンドカード３２０によって直接駆動される。１６２８で示されるマイクロフォンを備えたデジタルカメラが１６３２で示されるミックスおよび解読機能を備えるデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）に直接接続されている。ＤＳＰ１６３０は直接システムバス３１２に接続されている。最後に、ビデオカセットレコーダ１６３２がコンバータカード３１８にレコードのために接続される。パーソナルコンピュータによってこのシステムを説明して来たが、このシステムは、セットトップボックス方式に簡単に変更することができる。この方式では、全ての回路は、ＶＧＡ入力を有するテレビジョン上に設置するように設計されたボックス中の一個または二個のカードに集積される。その他の方式では、全ての回路はテレビジョンシャーシ中に含まれる。一実施例では、完全なマルチメディア信号をソースとし到達点とするオーディオ／ビデオ／デジタル−データ（Ａ／Ｖ／Ｄ）放送が提供される。図１を参照すると、衛星ディッシュ１１４からの信号１１６の一実施例は、ダイレクトＴＶまたはプリメスターのようなソースからデジタルＡ／Ｖ／Ｄ信号を提供する。別のこのような実施例では、信号１１６は、ＮＴＳＣアンテナのようなアナログＡ／Ｖ信号を提供する。さらに別のこのような実施例では、カメラ１５６からの信号１５７はＮＴＳＣオーディオ／ビデオ信号のようなアナログＡ／Ｖ信号を提供する。さらに別の実施例では、ケーブルソースからの信号１７５はアナログおよび／またはオーディオＡ／Ｖ／Ｄを提供する。さらに別のこのような実施例では、ＰＳＴＮ１６２からの信号１６３は、ＩＳＤＮまたはＰＯＴＳのようなデータまたは電話信号を提供する。このような実施例の一セットでは、コンピュータ１１８は、テレビジョンプログラムのようなアナログ信号を、ケーブル１７３に接続されたＶＣＲ中の記録可能なメディア、例えばビデオテープ上に自動的に記録するようにプログラムされている。その他のこのような実施例では、コンピュータ１１８は、デジタルテレビジョンプログラムまたはＣＤ−ＲＯＭタイプのオーディオのようなデジタル信号を、ケーブル１６９に接続されたＣＤジュークボックス１６８中の、例えば記録可能なコンパクトディスクである記録メディア上に、自動的に記録するようにプログラムされている。ＣＤジュークボックス１６８は同様に他の何処かでの使用に対して、ＣＤＳまたはＣＤＲＯＭＳを演奏する。その他のこのような実施例では、一個またはそれ以上のスピーカ１６０およびＴＶ１５０へのケーブル１５１上にオーディオを出力するために、信号をステレオ− サラウンドサウンドシステム１５８に送る。この様な実施例では、ケーブル１５５上のイヤホーン１５４とケーブル１５３上のゲームパッド１５２は、リモートコントロール１２６を介した付属の入力／出力を提供する。ホームネットワーク１６４は家庭内でデータを送信し制御するために使用される“スマート（ｓｍａｒｔ）配線”であり、コンピュータ１１８へのケーブル１６５に接続されている。ビデオブラスター１７０は、ケーブル／コネクタ１７１上にビデオ信号処理を提供する。ケーブル１７５、１１６、１６３、１５７、１５１、１７３、１７１、１６９、１５５および１５３は、配線接続またはワイアレス（例えば配線がないＲＦまたはＩＲ信号）であっても良い。前述の記載は説明的なものとして意図されるものであって、限定的なもので無いことを理解すべきである。その他の多くの実施例は、前述の記載を参照することにより当業者には明白である。従って本発明の範囲は、添付の請求の範囲をこのような請求の範囲に等価な範囲と共に、参照して決定されるべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年７月２０日【補正内容】請求の範囲１．記号および機能を選択するための複数のキイ（９１２〜９３０および１０１２〜１０３２）と；および選択された前記キイを表示する信号を送信し、かつ該信号を送信した装置を同定するために、前記複数のキイに接続された電磁周波数の生成回路（９３２、１０４０）；とを特徴とする、エンタテイメントシステムのためのリモートコントロール装置（１２４、１２６）。２．前記装置はパーソナルコンピュータのためのキイボード（１２６）である、項１記載のリモートコントロール装置。３．前記複数のキイは、テキストの入力とパーソナルコンピュータアプリケーションの制御に関係する文字数字記号とカーソル制御機能とを具備し、さらに前記エンタテイメントシステムに送信されるべきテレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイを具備する、項２に記載のリモートコントロール装置。４．前記リモートコントロール装置は携帯リモートコントロール（１２４）であり、前記複数のキイは数値キイパッド（９２０）と前記エンタテイメントシステムに送信されるテレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイとを具備する、項１に記載のリモートコントロール装置。５．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイはチャネルアップおよびチャネルダウンキイ（９１６、１０２０）を具備する、項３または４に記載のリモートコントロール装置。６．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイはボリュームアップおよびボリュームダウンキイ（９１８、１０１８）を具備する、項３または４に記載のリモートコントロール装置。７．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは消音ボタン（９２２、１０２２）を具備する、項３または４に記載のリモートコントロール装置。８．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは前記エンタテイメントシステムを複数のビデオディスプレイ状態に変化させるためのテレビジョンキイ（９１４、１０１６）を具備する、項３または４に記載のリモートコントロール装置。９．前記ディスプレイ状態は：フルスクリーンディスプレイ状態と；ウインドウスクリーンディスプレイ状態；および隠されたディスプレイ状態；とを具備する、項８に記載のリモートコントロール装置。１０．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは、エンタテイメントシステムのユーザーのパワーを制御するためのオン／オフキイ（９１４、１０１６）を具備する、項３または４に記載のリモートコントロール装置。１１．押圧されたキイに応答して送信される信号は、８ビットリモートＩＤ、押圧されたキイのための多重ビット表現、エラー検出および訂正ビット、および前記エンタテイメントシステムによって正確に受信されることを確実にするための少なくとも一個のパリティビットを表示するものである、項１記載のリモートコントロール装置。１２．前記電磁周波数生成回路は無線周波数の領域で送信される信号を生成し、それによって受信器が送信器の視界線上にある必要がないようにした、項１に記載のリモートコントロール装置。１３．前記電磁周波数生成回路は、赤外領域で送信される信号を生成する、項１記載のリモートコントロール装置。１４．さらに、キイボード中に集積化されたタッチパッド（１０１０）を特徴とし、かつ前記複数のキイは文字数字記号とカーソル制御機能を具備する、項１記載のリモートコントロール装置。１５．さらに、前記リモートコントロールは携帯型であり、かつ前記エンタテイメントシステム上でディスプレイされるカーソルを制御するためのポインティング装置（９１０、９１１）を具備するすることを特徴とし、さらに前記複数のキイは文字数字記号およびカーソル選択機能を選択すためのキイを具備する、項１に記載のリモートコントロール装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＨ０４Ｎ 5/445 Ｈ０４Ｎ 5/445 Ｚ (72)発明者モーレ，ロバートアメリカ合衆国，アイオワ 51104，シオックスシティー，ビスタコート 215 (72)発明者オートリー，シドニーディー. アメリカ合衆国，ワシントン 99019，リバティーレイク，イーストセトラードライブ 23102 (72)発明者チャン，リックスエス. アメリカ合衆国，サウスダコタ 57049, ダコタデューンズ，レビードライブ 197 (72)発明者ベンネット，ブライアンエー. アメリカ合衆国，アイオワ 51056，スミスランド，スリーハンドレッドアンドトウェンティエイスストリート 3175

Claims

【特許請求の範囲】１．記号および機能を選択するための複数のキイと；および選択された前記キイを表現する信号を送信しかつ該信号を送信した装置を同定するために前記複数のキイに接続された電磁周波数生成回路；とを備えるエンタテイメントシステムのためのリモートコントロール装置。２．前記装置はパーソナルコンピュータのためのキイボードである、項１に記載のリモートコントロール装置。３．前記複数のキイは、テキストの入力とパーソナルコンピュータアプリケーションの制御に関係する文字数字記号とカーソル制御機能を具備し、さらに前記エンタテイメントシステムに送信されたテレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイを具備する、項２に記載のリモートコントロール装置。４．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイはチャネルアップおよびチャネルダウンキイを具備する、項３に記載のリモートコントロール装置。５．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイはボリュームアップおよびボリュームダウンキイを具備する、項３に記載のリモートコントロール装置。６．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは消音ボタンを具備する、項３に記載のリモートコントロール装置。７．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは前記エンタテイメントシステムを複数のビデオディスプレイ状態に変化させるためのテレビジョンキイを具備する、項３に記載のリモートコントロール装置。８．前記ディスプレイ状態は、フルスクリーンディスプレイ状態；ウインドウスクリーンディスプレイ状態；および隠されたディスプレイ状態；を具備する、項７に記載のリモートコントロール装置。９．テレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイは、前記エンタテイメントシステムのユーザーのパワーを制御するためのオン／オフキイを具備する、項３に記載のリモートコントロール装置。１０．押圧されたキイに応答して送信される信号は、８ビットリモートＩＤ、押圧されたキイのための多重ビット表現、エラー検出および訂正ビット、および前記エンタテイメントシステムによって正確に受信されることを確実にするための少なくとも一個のパリティビットを表示するものである、項１記載のリモートコントロール装置。１１．前記リモートコントロール装置は携帯リモートコントロールであり、前記複数のキイは数値キイパッドと、前記エンタテイメントシステムに送信されるテレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイとを具備する、項１記載のリモートコントロール装置。１２．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイはボリュームアップおよびボリュームダウンキイを具備する、項１１記載のリモートコントロール装置。１３．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは消音ボタンを具備する、項１１に記載のリモートコントロール装置。１４．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは、前記エンタテイメントシステムを複数のビデオディスプレイ状態に変化させるためのテレビジョンキイを具備する、項１１に記載のリモートコントロール装置。１５．前記ディスプレイ状態は、フルスクリーンディスプレイ状態；ウインドウスクリーンディスプレイ状態；および隠されたディスプレイ状態；を具備する、項１４に記載のリモートコントロール装置。１６．テレビジョン制御機能を選択するための前記付加的な専用キイは、エンタテイメントシステムのユーザーのパワーを制御するためのオン／オフキイを具備する、項１１に記載のリモートコントロール装置。１７．前記電磁周波数生成回路は無線周波数の領域で送信される信号を生成し、それによって受信器が送信器の視界線上にある必要がないようにした、項１に記載のリモートコントロール装置。１８．前記電磁周波数生成回路は赤外領域で送信される信号を生成する、項１に記載のリモートコントロール装置。１９．文字数字記号とカーソル制御機能を選択するための複数のキイと；キイボード中に集積されたタッチパッドと；および前記複数のキイと前記タッチパッドとに接続され、選択されたキイとタッチパッドを表現する信号を送信するための電磁周波数生成回路；とを具備する、エンタテイメントシステムのためのリモートコントロール装置。２０．文字数字記号とカーソル制御機能を選択するための複数のキイと；エンタテイメントシステム上にディスプレイされたカーソルを制御するためのポインティング装置と；および選択されたキイを表示する信号を送信するための複数のキイに接続された電磁周波数生成回路；とを具備する、エンタテイメントシステムのための携帯リモートコントロール装置。２１．テレビジョン制御機能を選択するための付加的な専用キイはチャネルアップおよびチャネルダウンキイを具備する、項１１記載のリモートコントロール装置。