JP2006311288A - オーディオ中継装置及びオーディオ中継方法 - Google Patents

オーディオ中継装置及びオーディオ中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力に制約されることなく中継して伝送できるようにする。
【解決手段】
本発明のAVアンプ4は、下流側の音声出力機器であるTV3における音声の受信許容能力に合わせて上流側の音声出力機器であるDVDプレーヤ2から受信したDVDオーディオデータDA1をフォーマット変換することにより、その結果得られる変換オーディオデータTD1をTV3へ伝送することができるので、当該TV3における音声の受信許容能力とは無関係に、DVDプレーヤ2からTV3へ向けてオーディオ信号を伝送することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オーディオ中継装置及びオーディオ中継方法に関し、例えばDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤから供給されるDVDオーディオデータをHDMI(High-Definition Multimedia Interface)非対応のテレビジョンへ中継可能とするAV(Audio Visual)システムに適用して好適なものである。
近年、ディジタルの映像及び音声をケーブル1本で伝送するためのHDMI規格が策定されており、当該HDMIを搭載した電子機器として、複数の接続機器から当該HDMIを介して入力される複数の信号を効果的に選択することが可能な信号選択装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-357029公報
また近年、AVシステムにおいては、HDMI規格に準拠したHDMIケーブルを用いることにより、家庭でDVDプレーヤから出力される映画コンテンツ等の高音質な音声をホームシアター機器等を介して提供することが行われている。
具体的にAVシステムでは、DVDプレーヤからの映画コンテンツに含まれるDVDビデオデータ及びDVDオーディオデータをHDMIケーブルによりホームシアター機器のAVアンプへ伝送する。このAVアンプには、例えば5.1Chサラウンドを構成する正面スピーカ、右前方スピーカ、左前方スピーカ、右後方スピーカ、左後方スピーカ及び低音出力用サブウーファスピーカが接続され、DVDプレーヤから供給されたDVDオーディオデータに基づく高音質な音声をこれら複数のスピーカから出力する。
またAVアンプには、DVDビデオデータを表示するためのテレビジョンがHDMIケーブルを介して接続されるが、現時点でのテレビジョンとしてはHDMI対応のものが増えてきているが、DVDオーディオデータの受信許容能力がHDMI対応のAVアンプよりも低いのが殆どである。
かかる構成のAVシステムにおいては、映画コンテンツに含まれる映像及び音声のうち当該音声に着目した場合、HDMI対応のDVDプレーヤが再生したコンテンツに含まれるDVDオーディオデータの伝送先であるHDMI対応のAVアンプにおける受信許容能力が例えばDolby AC3(Audio Code number3)-5.1Ch、PCM(Pulse Code Modulation)−6chに対応していた場合、DVDプレーヤはその受信許容能力をHDMIケーブル接続時にAVアンプから読み取るようになされており、その受信許容能力の範囲内で例えばDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータをAVアンプへ伝送する。
すなわち、DVDプレーヤの音声許容能力とAVアンプの受信許容能力とが等しければ、DVDプレーヤは自身が有する最高音質のDVDオーディオデータをAVアンプへ伝送することができるのに対し、DVDプレーヤの音声許容能力よりもAVアンプの受信許容能力が低ければ、当該AVアンプの受信許容能力に合わせた音質のDVDオーディオデータを伝送せざるを得ない。
またAVアンプは、DVDプレーヤから受け取ったDVDオーディオデータを中継してテレビジョンへ伝送するに際し、DVDプレーヤと同様に、DVDオーディオデータの伝送先であるテレビジョンの受信許容能力を読み取り、その受信許容能力の範囲内でDVDオーディオデータをテレビジョンへ伝送する。
しかしながら実際上、HDMI対応のAVアンプにおける受信許容能力と、HDMI対応のテレビジョンにおける受信許容能力とを比較した場合、テレビジョンよりもAVアンプの受信許容能力が一般的には高い。
このためAVアンプは、DVDプレーヤから受け取ったDVDオーディオデータをテレビジョンの受信許容能力に合わせた状態に変換して伝送しなければならないか、或いはDVDオーディオデータをテレビジョンへ伝送し得ないといった事態が発生する。
従って、AVシステムにおいては、DVDプレーヤとテレビジョンとの間にAVアンプが接続され、AVアンプを介してDVDプレーヤからのDVDオーディオデータをテレビジョンへ伝送し得ない場合、ユーザはテレビジョンのスピーカから音声が出力されないためにAVアンプに接続された複数のスピーカからの音声出力を選択せざるを得ず、スピーカ出力の選択先に制約が生じて使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力に制約されることなく中継して伝送し得るオーディオ中継装置及びオーディオ中継方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力する場合、上流側の音声出力機器からオーディオ信号を受信し、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器における下流側記憶部から読み取って認識し、当該許容能力に合わせてオーディオ信号をフォーマット変換し、その結果得られる変換オーディオ信号を下流側の音声出力機器へ伝送するようにする。
これにより、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を読み取って認識し、その許容能力に合わせて上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号をフォーマット変換し、その変換オーディオ信号を下流側の音声出力機器へ伝送することができるので、当該下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力とは無関係に、上流側の音声出力機器から下流側の音声出力機器へ向けてオーディオ信号を伝送することができる。
また本発明においては、上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力する場合、上流側の音声出力機器から上記オーディオ信号を受信し、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器の下流側記憶部から読み取って認識し、当該オーディオ中継装置の中継側記憶部に記憶された当該オーディオ中継装置自身におけるオーディオ信号の許容能力と下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力との共通部分である共通許容能力に中継側記憶部の内容を書き換え、当該共通許容能力に対応して上流側の音声出力機器から受信したオーディオ信号をそのまま下流側の音声出力機器へ伝送するようにする。
これにより、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を読み取って認識し、その許容能力に合わせてオーディオ中継装置の中継側記憶部の内容を共通許容能力に書き換えることになるため、上流側の音声出力機器から送られてくる当該共通許容能力に対応したオーディオ信号をそのままの状態で下流側の音声出力機器へ伝送することができる。
本発明によれば、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を読み取って認識し、その許容能力に合わせて上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号をフォーマット変換し、その結果得られる変換オーディオ信号を下流側の音声出力機器へ伝送することができるので、当該下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力とは無関係に、上流側の音声出力機器から下流側の音声出力機器へ向けてオーディオ信号を伝送することができ、かくして下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力に制約されることなく中継して伝送し得るオーディオ中継装置及びオーディオ中継方法を実現することができる。
また本発明によれば、下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を読み取って認識し、その許容能力に合わせてオーディオ中継装置の中継側記憶部の内容を共通許容能力に書き換えることになるため、上流側の音声出力機器から送られてくる共通許容能力に対応したオーディオ信号をそのままの状態で下流側の音声出力機器へ伝送することができ、かくして下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力に制約されることなく中継して伝送し得るオーディオ中継装置及びオーディオ中継方法を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)AVシステムの概要
図1において、1は全体としてAVシステムの全体構成を示し、DVDプレーヤ2、テレビジョン(以下、これをTVと呼ぶ)3、当該DVDプレーヤ2とTV3との間に中継装置として接続されたAVアンプ4によって構成されている。
AVアンプ4には、5.1Chサラウンドシステムを構成するための複数のスピーカ7〜11が接続され、モニタ部3Aを有するTV3にはステレオ対応のためのスピーカ12及び13が接続されている。
DVDプレーヤ2とAVアンプ4とは、HDMIケーブル5によって接続されると共に、当該AVアンプ4とTV3とがHDMIケーブル6によって接続され、これによりDVDプレーヤ2から出力されるDVDビデオデータ及びDVDオーディオデータをHDMIケーブル5、6によってAVアンプ4、TV3へ順次伝送し得るようになされている。
ここでHDMI(High-Definition Multimedia Interface)とは、AV機器向けのディジタル映像・音声入出力インタフェース規格であり、パーソナルコンピュータとディスプレイとの接続に使われるディジタルインタフェースのDVI(Digital Visual Interface)をベースにさらに発展させたものであり、HDMIとDVIとの互換性が高く設定されている。
DVIはコンピュータ向けの仕様なのでRGB信号に対応しているが、HDMIはRGBには対応せず、映像の伝送にはAV機器でよく使われるYUV信号を利用する。このHDMIの最大の特徴は、DVIでは映像信号の伝送しかできないところ、ケーブル1本でディジタルの「映像」、「音声」及び「コントロール」の各信号をディジタル伝送できるところにある。
またHDMIは、コントロール信号を双方向に伝送させることができるので、機器間を中継させることで1台のリモートコントローラから複数のAV機器を制御できるようになる。さらにHDMIは、SDTV(Standard Definition Television)は勿論のことHDTV(High Definition Television)のディジタル伝送にも対応している。
(2)第1の実施の形態
(2−1)ハードウェアによるTVへの音声伝送手法
図2に示すようにAVシステム1では、DVDプレーヤ2のDVDコントローラ21がHDMIケーブル5を介して接続された下流側に位置するAVアンプ4のEEPROM38に書かれている当該AVアンプ4の受信許容能力(例えば、この場合Dolby AC3-5.1Ch、DTS(Digital Theater System)、PCM(Pulse Code Modulation)−6ch及びPCM−2ch)を読み取ることにより認識する。
DVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、再生対象のDVDに記録されているコンテンツのDVDビデオデータ及びDVDオーディオデータのうち当該DVDオーディオデータがマルチチャンネルのDolby AC3-5.1Chに対応しており、かつAVアンプ4の受信許容能力も「Dolby AC3-5.1Ch」に対応している場合、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータをHDMIケーブル5を介してAVアンプ4へ伝送する。
従ってAVアンプ4は、DVDプレーヤ2から供給されたDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータを受け取り、このDVDオーディオデータに基づく音声を当該AVアンプ4に接続された複数のスピーカ7〜11を介して出力することにより、5.1chサラウンドを実現し得るようになされている。
なおDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、AVアンプ4の受信許容能力が仮にPCM−2chにしか対応していないのであれば、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータをPCM−2chにその音声フォーマットを変換して伝送する必要がある。
またAVアンプ4のアンプコントローラ31は、DVDプレーヤ2からDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータを受け取ると、HDMIケーブル6を介して接続された下流側に位置するTV3のEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)46に書かれている当該TV3の受信許容能力(例えば、この場合PCM−2chのみ)を読み取ることにより認識する。
AVアンプ4のアンプコントローラ31は、DVDプレーヤ2から供給されたのがDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータであり、下流側のTV3の受信許容能力がPCM−2chだけであるため、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータを直接伝送することはできない。
そこでAVアンプ4のアンプコントローラ31は、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータを音声フォーマット変換部36によりTV3の受信許容能力であるPCM−2chに合わせるようにフォーマット変換し、その結果得られるPCM−2chの変換オーディオデータをHDMIケーブル6を介してTV3へ伝送する。
これによりTV3では、AVアンプ4から供給されるPCM−2chの変換オーディオデータに基づく音声をスピーカ12及び13を介して出力し得るようになされている。
(2−2)第1の実施の形態におけるAVシステムの回路構成
次に、第1の実施の形態におけるハードウェアによるTVへの音声伝送手法を実現するための回路構成について、図3を用いて説明する。
AVシステム1のDVDプレーヤ2は、CPU(Central Processing Unit)構成でなるDVDコントローラ21によって全体を統括制御しており、DVD22に記録されているコンテンツのDVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1を光ピックアップ23により読み取り、これをバックエンド部24へ送出する。
バックエンド部24は、DVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1に対して復号処理及び誤り訂正処理等の所定の処理を行った後、当該DVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1を音声フォーマット変換部25へ送出する。
ところでDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、HDMIケーブル5を介してAVアンプ4が接続された時点で、当該AVアンプ4のEEPROM38に書かれた受信許容能力(この場合、Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)をHDMIケーブル5のI2C(Inter-Integrated Circuit)バス経由で読み取るようになされており、これによりAVアンプ4の音声に関する受信許容能力の限界を確認する。
ここで受信許容能力とは、AVアンプ4がDVDプレーヤ2からDVDオーディオデータDA1を受信可能であり、当該AVアンプ4がDVDオーディオデータDA1をTV3へ伝送可能な音声フォーマットを示したものである。
従って音声フォーマット変換部25は、DVDオーディオデータDA1の音声フォーマットが例えばDolby AC3-5.1Chであり、AVアンプ4の受信許容能力がDolby AC3-5.1Chに対応している場合には、DVDオーディオデータDA1に対してフォーマット変換することなくDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA1をDVDオーディオデータDA2としてHDMI送信部26へ送出する
これに対して音声フォーマット変換部25は、DVDオーディオデータDA1の音声フォーマットが例えばDolby AC3-5.1Chであり、AVアンプ4の受信許容能力がDolby AC3-5.1Chに対応しておらず、PCM−2chにのみ対応している場合には、DVDコントローラ21の制御に従ってDVDオーディオデータDA1の音声フォーマットをDolby AC3-5.1ChからPCM−2chにフォーマット変換し、その結果得られるPCM−2chのDVDオーディオデータDA2をHDMI送信部26へ送出する。
なおDVD22には、Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch等の各種音声フォーマットに対応したDVDオーディオデータDA1が記録されている場合があり、そのような場合DVDコントローラ21は、音声フォーマット変換部25による音声フォーマット変換処理を行うことなく、AVアンプ4の受信許容能力に対応した音声フォーマットのDVDオーディオデータDA2をHDMI送信部26へ送出する。
因みに音声フォーマット変換部25は、DVDビデオデータDV1についてもDVDコントローラ21の制御に従い、AVアンプ4の受信許容能力に合わせてフォーマット変換し、これをDVDビデオデータDV2としてHDMI送信部26へ送出する。
HDMI送信部26は、DVDビデオデータDV2及びDVDオーディオデータDA2をHDMIケーブル5によりAVアンプ4へ伝送可能な形式に変換すると共に、所定の暗号化処理等を施した後、HDMI規格に準拠した入出力端子27、HDMIケーブル5及び入出力端子32を介してAVアンプ4へ伝送する。
AVアンプ4は、CPU構成でなるアンプコントローラ31によって全体を統括制御しており、入出力端子32を介して入力したDVDビデオデータDV2及びDVDオーディオデータDA2をHDMI受信部33へ送出する。
HDMI受信部33は、DVDビデオデータDV2及びDVDオーディオデータDA2に対してDSP34等で処理可能な形式に戻し、その結果得られるDVDビデオデータDV3を映像遅延メモリ39へ送出すると共に、DVDオーディオデータDA3をDSP34及び音声フォーマット変換部36へ送出する。
DSP34は、DVDオーディオデータDA3に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施し、その結果得られるDVDオーディオ信号SA4をアンプ35により所定レベルに増幅した後、そのDVDオーディオ信号SA4に基づく音声をスピーカ7〜11を介して出力する。
ところでAVアンプ4のアンプコントローラ31は、HDMIケーブル6を介してTV3が接続された時点で、当該TV3のEEPROM46に書かれた受信許容能力(この場合、PCM−2Chのみ)をHDMIケーブル6のI2Cバス経由で読み取るようになされており、これによりTV3の音声に関する受信許容能力の限界を確認する。
AVアンプ4のアンプコントローラ31は、DVDプレーヤ2から供給されたのがDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA3であるのに対し、当該DVDオーディオデータDA3の伝送先であるTV3の受信許容能力がPCM−2chのみであるため、音声フォーマット変換部36によりDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA3をPCM−2chにフォーマット変換し、その結果得られる変換オーディオデータTD1をHDMI送信部37へ送出する。
映像遅延メモリ39は、音声フォーマット変換部36でDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA3をPCM−2chにフォーマット変換している時間だけDVDビデオデータDV3を保持した後、HDMI送信部37へ当該DVDビデオデータDV3を送出する。これによりAVアンプ4は、DVDビデオデータDV3と変換オーディオデータTD1との間で確実に同期を取り、最終的にTV3の表示部3Aでリップシンクずれが発生することを未然に防止し得るようになされている。
HDMI送信部37は、DVDビデオデータDV3及びPCM−6chの変換オーディオデータTD1をHDMIケーブル6で伝送可能な形式に変換した後、HDMI規格に準拠した入出力端子40、HDMIケーブル6及び入出力端子42を介してTV3へ伝送する。
TV3は、CPU構成でなるTVコントローラ41によって全体を統括制御しており、入出力端子42を介して入力したDVDビデオデータDV3及び変換オーディオデータTD1をHDMI受信部43へ送出する。
HDMI受信部43は、DVDビデオデータDV3及び変換オーディオデータTD1を映像用DSP47及び音声用DSP44等で信号処理可能な形式に戻し、その結果得られるDVDビデオデータDV4を映像用DSP47へ送出すると共に、変換オーディオデータTD2を音声用DSP44へ送出する。
映像用DSP47は、DVDビデオデータDV4に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施した後、その結果得られるDVDビデオ信号SV5をモニタ部3Aに出力することにより、当該DVDビデオ信号SV5に応じた映像をモニタ部3Aに表示させる。
音声用DSP44は、変換オーディオデータTD2に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施した後、その結果得られる変換オーディオ信号TA3をアンプ45により所定レベルに増幅した後、当該変換オーディオ信号TA3に基づく音声をスピーカ12及び13を介して出力する。
これによりTV3では、DVDプレーヤ2によって再生されたDVDビデオデータDV1に基づく映像をモニタ3Aから表示させると共に、DVDプレーヤ2によって再生されたDVDオーディオデータDA1に基づく音声を当該TV3の受信許容能力に合わせたPCM−2chのステレオ音声としてスピーカ12及び13から出力させ得るようになされている。
(2−3)第1の実施の形態における動作及び効果
第1の実施の形態におけるAVシステム1では、DVDプレーヤ2をSource機、AVアンプ4をRepeater機、TV3をSink機として定義した場合、AVアンプ4は当該AVアンプ4の受信許容能力に合わせて上流側のDVDプレーヤ2から供給されたDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA2を受け取ると、それをDSP34及びアンプ35を介して複数のスピーカ7〜11により5.1chサラウンドの高音質な音声として出力することができる(図2)。
これに加えてAVアンプ4は、DVDプレーヤ2から受信したDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA2を下流側のTV3へ伝送する場合、AVアンプ4の受信許容能力とTV3の受信許容能力とが一致していなくても、ハードウェアとして設けられた音声フォーマット変換部36によりDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA3をPCM−2chの変換オーディオデータTD1にフォーマット変換することにより、PCM−2chの変換オーディオデータTD1としてTV3へ伝送することが可能となる。
従ってAVシステム1では、AVアンプ4における複数のスピーカ7〜11を介して5.1chサラウンドの高音質な音声を提供することができると同時に、TV3のスピーカ12及び13を介してPCM−2chのステレオ音声を提供することができる。
もちろんAVシステム1では、AVアンプ4における複数のスピーカ7〜11を介して5.1chサラウンドの高音質な音声を出力しているときには、TV3のスピーカ12及び13によるスピーカ出力を停止したり、或いはTV3のスピーカ12及び13を介してステレオ音声を出力しているときに、AVアンプ4のスピーカ7〜11によるスピーカ出力を停止することも可能である。
以上の構成によれば、第1の実施の形態におけるAVアンプ4は、下流側に位置するTV3の受信許容能力に合わせてDVDプレーヤ2から受信したDVDオーディオデータDA2を音声フォーマット変換部36によりフォーマット変換することができるため、DVDプレーヤ2から供給されたDVDオーディオデータDA2をTV3の受信許容能力に合わせたPCM−2chの変換オーディオデータTD1として当該TV3へ確実に伝送し、当該TV3のスピーカ12及び13から変換オーディオデータTD1に基づくステレオ音声を出力することができる。
(3)第2の実施の形態
(3−1)ソフトウェアによるTVへの音声伝送手法
第2の実施の形態におけるAVシステム1では、AVアンプ4がDVDプレーヤ2とTV3との間で中継動作を行うに当たって、後述するようなインターラプトモードとスルーモードと呼ばれる2つのモードを選択的に切り換え得る構成を有している。
実際上、AVアンプ4はその表面に液晶ディスプレイでなる表示部4A(図1)を有し、当該表示部4Aの画面上に表示されるメニューの中からインターラプトモード或いはスルーモードのいずれかをユーザに選択させ得るようになされている。
(3−2)インターラプトモード
図2との対応部分に同一符号を付した図4に示すように、AVシステム1におけるDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、当該AVアンプ4の表示部4Aを介してインターラプトモードがユーザによって選択された時点で、HDMIケーブル5を介して接続されたAVアンプ4のEEPROM38に書かれている当該AVアンプ4の受信許容能力(この場合Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)を読み取ることにより認識する。
DVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、再生対象のDVDに記録されているコンテンツのDVDビデオデータ及びDVDオーディオデータのうち当該DVDオーディオデータがマルチチャンネルのDolby AC3-5.1Chに対応しており、かつAVアンプ4の受信許容能力も「Dolby AC3-5.1Ch」に対応している場合、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータをHDMIケーブル5を介してAVアンプ4へ伝送する。
従ってAVアンプ4は、DVDプレーヤ2から供給されたDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータを受け取り、これを複数のスピーカ7〜11を介して出力することにより5.1chサラウンドを実現し得るようになされている。
なおDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、TV3の受信許容能力が例えばPCM−2chにしか対応していないのであれば、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータをAVアンプ4を介して下流側に位置するTV3へ伝送することはできない。
すなわち、この場合のAVシステム1では、DVDプレーヤ2から供給されるDVDビデオデータについてはHDMIケーブル5、AVアンプ4及びHDMIケーブル6を介してTV3へ伝送し、モニタ部3AにDVDビデオデータに基づく映像を表示させ得るが、Dolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータについてはAVアンプ4へ伝送することはできるものの、当該AVアンプ4からTV3へ伝送することはできない。従ってAVシステム1では、これをインターラプトモードと呼び、AVアンプ4による5.1chサラウンドのスピーカ出力だけがユーザにとって選択可能となる。
(3−3)スルーモード
一方、図4との対応部分に同一符号を付した図5に示すように、AVアンプ4のアンプコントローラ31は、AVアンプ4の表示部4Aを介してスルーモードがユーザによって選択された時点で、HDMIケーブル6を介してTV3のEEPROM46に書かれている当該TV3の受信許容能力(例えば、この場合PCM−2chのみ)を読み取ることにより認識する。
AVアンプ4のアンプコントローラ31は、自身のEEPROM38に書き込まれている受信許容能力(Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)と、TV3の受信許容能力(PCM−2ch)とを比較することにより、共通する受信許容能力(以下、これを共通受信許容能力と呼ぶ)が「PCM−2ch」だけであることを理解する。
この場合、図6に示すようにAVアンプ4のアンプコントローラ31は、これまでEEPROM38に書き込まれていた自身の受信許容能力である「Dolby AC3-5.1Ch」、「DTS」、「PCM−6ch」及び「PCM−2ch」と、TV3の受信許容能力である「PCM−2ch」との間で双方共に一致した「PCM−2ch」だけを共通受信許容能力として残すべくEEPROM38の内容を書き換えるようになされている。
因みに、AVアンプ4のアンプコントローラ31は、図示しない内部ROM(Read Only Memory)に当該AVアンプ4の受信許容能力(Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)をデフォルト状態として記憶しており、スルーモードが終了したときには内部ROMからこの受信許容能力を読み出してEEPROM38の内容をデフォルト状態に書き戻すようになされている。これによりAVアンプ4のアンプコントローラ31は、スルーモードの後にインターラプトモードに遷移することも可能となる。
この場合、DVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、AVアンプ4のEEPROM38に書き換えられた共通受信許容能力(PCM−2ch)を読み取ったとき、AVアンプ4には「PCM−2ch」の受信許容能力しかないと認識することになる。
従ってDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、再生対象のDVDに記録されているコンテンツのDVDビデオデータ及びDVDオーディオデータのうち当該DVDオーディオデータがマルチチャンネルのDolby AC3-5.1Chであったとしても、これをPCM−2chのDVDオーディオデータにフォーマット変換した後、HDMIケーブル5を介してAVアンプ4へ伝送する。
AVアンプ4は、DVDプレーヤ2から供給されたPCM−2chのDVDオーディオデータを受け取り、当該PCM−2chのDVDオーディオデータをそのままの状態でHDMIケーブル6を介してTV3へ伝送することにより、DVDプレーヤ2から供給されたPCM−2chのDVDオーディオデータをスルーさせた状態でTV3へ伝送し得るようになされている。
従ってTV3では、DVDプレーヤ2からAVアンプ4を経由して受信したPCM−2chのDVDオーディオデータに基づくステレオ音声をスピーカ12及び13を介して出力し得るようになされている。
なお、この場合のAVアンプ4は、DVDプレーヤ2からPCM−2chのDVDオーディオデータを受け取ることになるので、複数のスピーカ7〜11を介して当該DVDオーディオデータに基づく音声を出力したとしても本来の5.1chサラウンドを実現することはできないが、少なくともPCM−2chのDVDオーディオデータに基づくステレオ音声を出力することはできるようになされている。
すなわちAVシステム1においては、スルーモードが選択された場合、AVアンプ4のスピーカ7〜11を介してPCM−2chのステレオ音声を出力することができると同時に、TV3のスピーカ12及び13を介してPCM−2chのステレオ音声を出力することができるようになされている。
(3−4)第2の実施の形態におけるAVシステムの回路構成
次に、第2の実施の形態におけるソフトウェアによるTVへの音声伝送手法を実現するための回路構成について、図3との対応部分に同一符号を付して示す図7を用いて説明する。
第2の実施の形態におけるAVシステム1のDVDプレーヤ2は、CPU構成でなるDVDコントローラ21によって全体を統括制御しており、DVD22に記録されているコンテンツのDVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1を光ピックアップ23により読み取り、これをバックエンド部24へ送出する。
バックエンド部24は、DVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1に対して復号処理及び誤り訂正処理等の所定の処理を行った後、当該DVDビデオデータDV1及びDVDオーディオデータDA1を音声フォーマット変換部25へ送出する。
DVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、HDMIケーブル5を介してAVアンプ4のEEPROM38に書かれた受信許容能力をHDMIケーブル5のI2Cバス経由で読み取るようになされており、これによりAVアンプ4の音声に関する受信許容能力の限界を確認する。
そうするとDVDプレーヤ2のDVDコントローラ21は、AVアンプ4における受信許容能力の範囲内の音声フォーマットにDVDオーディオデータDA1をフォーマット変換し、その結果得られるDVDオーディオデータDA2をHDMI送信部26から入出力インタフェース27、HDMIケーブル5及び入出力インタフェース32を介して当該AVアンプ4へ伝送する。
ここでHDMI送信部26は、DVDオーディオデータDA2及びDVDビデオデータDV2をHDMIケーブル5により伝送可能な形式に変換した後、HDMI規格に準拠した入出力端子27、32及びHDMIケーブル5を介してAVアンプ4へ伝送する。
ここでAVアンプ4は、CPU構成でなるアンプコントローラ31によって全体を統括制御し、またアンプコントローラ31は図示しない内部ROM(Read Only Memory)若しくはハードディスク等に格納された基本プログラム及び音声伝送処理プログラム等のアプリケーションプログラムをRAM(Random Access Memory)に起動することにより後述する音声伝送処理手順(図8)をソフトウェア的に実行し得るようになされている。
実際上、AVアンプ4は、入出力端子32を介して入力したDVDビデオデータDV2及びDVDオーディオデータDA2をHDMI受信部33へ送出する。
HDMI受信部33は、DVDビデオデータDV2及びDVDオーディオデータDA2に対してDSP34等で信号処理可能な形式に戻し、その結果得られるDVDビデオデータDV3をHDMI送信部37へ送出すると共に、DVDオーディオデータDA3をDSP34へ送出する。
DSP34は、DVDオーディオデータDA3に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施し、その結果得られるDVDオーディオ信号SA4をアンプ35により所定レベルに増幅した後、当該DVDオーディオ信号SA4に基づく音声をスピーカ7〜11を介して出力する。
HDMI送信部37は、DVDオーディオデータDA3及びDVDビデオデータDV3をHDMIケーブル6により伝送可能な形式に変換した後、HDMI規格に準拠した入出力端子40、42及びHDMIケーブル6を介してTV3へ伝送する。
なおAVアンプ4のアンプコントローラ31は、スルーモードがユーザによって選択されたときは、その時点で、HDMIケーブル6のI2Cバスを経由してTV3のEEPROM46に書かれている当該TV3の受信許容能力(この場合PCM−2chのみ)を読み取ることにより認識する。
AVアンプ4のアンプコントローラ31は、自身のEEPROM38に書き込まれている受信許容能力(Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)と、TV3の受信許容能力(PCM−2ch)とを比較することにより、共通受信許容能力が「PCM−2ch」だけであることを理解し、EEPROM38の内容を共通受信許容能力(PCM−2ch)だけに書き換える。
TV3は、CPU構成でなるTVコントローラ41によって全体を統括制御しており、入出力端子42を介して入力したDVDビデオデータDV3及びDVDオーディオデータDA3をHDMI受信部43へ送出する。
HDMI受信部43は、DVDビデオデータDV3及びDVDオーディオデータDA3に対して映像用DSP47及び音声用DSP44等で信号処理可能な形式に戻し、その結果得られるDVDビデオデータDV4を映像用DSP47へ送出すると共に、DVDオーディオデータDA4を音声用DSP44へ送出する。
映像用DSP47は、DVDビデオデータDV4に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施した後、その結果得られるDVDビデオ信号SV5をモニタ部3Aに出力することにより、当該DVDビデオ信号SV5に応じた映像をモニタ部3Aに表示させる。
音声用DSP44は、DVDオーディオデータDA3に対してディジタルアナログ変換処理等のディジタルシグナル処理を施した後、その結果得られるDVDオーディオ信号TA5をアンプ45により所定レベルに増幅した後、当該DVDオーディオ信号TA5に基づく音声をスピーカ12及び13を介して出力する。
これによりTV3では、DVDプレーヤ2によって再生されたDVDビデオデータDV1に応じた映像をモニタ3Aから表示させると共に、DVDプレーヤ2によって再生されたDVDオーディオデータDA1に基づく音声を当該TV3の受信許容能力に合わせた音声フォーマットで出力し得るようになされている。
(3−5)ソフトウェアによるTVへの音声伝送処理手順
続いて、第2の実施の形態におけるAVシステム1のAVアンプ4によってソフトウェア的に行われる音声伝送処理手順について図8のフローチャートを用いて説明する。
AVアンプ4のアンプコントローラ31は、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1へ移り、AVアンプ4とTV3とがHDMIケーブル6を介して接続されたことを確認すると、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてアンプコントローラ31は、表示部4Aに表示されたメニュー画面を介してメインメニュー(図示せず)の中から「HDMIオーディオ機能」項目が選択されたことを確認すると、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてアンプコントローラ31は、「HDMIオーディオ機能」が選択された後に表字部4Aに表示したサブメニュー(図示せず)の中から「AVアンプ+TV」項目が選択されたか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは「AVアンプ+TV」項目が選択されていない、すなわちスルーモードではなくインターラプトモードが選択されたことを表しており、このときアンプコントローラ31は、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてアンプコントローラ31は、当該AVアンプの受信許容能力(Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)に合わせてDVDプレーヤ2から供給されたDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA2を受信し、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5においてアンプコントローラ31は、DVDプレーヤ2から供給されたDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA2に基づく音声を複数のスピーカ7〜11を介して出力することにより5.1chサラウンドを実現し、次のステップSP11へ移って処理を終了する。
これに対してステップSP3で肯定結果が得られると、このことはインターラプトモードではなくスルーモードが選択されたことを表しており、このときアンプコントローラ31は、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてアンプコントローラ31は、TV3のEEPROM46に書かれている当該TV3の受信許容能力(PCM−2chのみ)を読み取ることにより認識し、次のステップSP7へ移る。
ステップSP7においてアンプコントローラ31は、自身のEEPROM38に書き込まれている受信許容能力(Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2ch)と、TV3の受信許容能力(PCM−2ch)とを比較して、共通受信許容能力である「PCM−2ch」だけをEEPROM38に残し、次のステップSP8へ移る。
ステップSP8においてアンプコントローラ31は、共通受信許容能力である「PCM−2ch」だけをEEPROM38の内容として記憶させ、その他を消去することにより当該EEPROM38の内容を書き換え、ステップSP9へ移る。
ステップSP9においてアンプコントローラ31は、AVアンプ4の新たに書き換えられたEEPROM38の受信許容能力(PCM−2ch)に合わせてDVDプレーヤ2から供給されたPCM−2chのDVDオーディオデータDA2を受け取り、次のステップSP10へ移る。
ステップSP10においてアンプコントローラ31は、DVDプレーヤ2からのPCM−2chのDVDオーディオデータDA2をそのままの状態でHDMIケーブル6を介してTV3へ伝送することにより、DVDプレーヤ2から供給されたPCM−2chのDVDオーディオデータDA2をTV3へそのまま中継して伝送し、次のステップSP11へ移って処理を終了する。
(3−6)第2の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、第2の実施の形態におけるAVシステム1では、第1の実施の形態と同様に、DVDプレーヤ2をSource機、AVアンプ4をRepeater機、TV3をSink機として定義することができる。
この第2の実施の形態におけるAVシステム2では、AVアンプ4がインターラプトモード又はスルーモードの何れかをユーザに選択させるようにしたことにより、当該AVアンプ4のスピーカ7〜11によるスピーカ出力(5.1chサラウンド)を選択させるか、或いはテレビジョンTV3のスピーカ12及び13によるスピーカ出力(ステレオ)を選択させるかの自由度をユーザに提供することができる。
従ってAVアンプ4は、インターラプトモードが選択された場合、これはDVDプレーヤ2から供給されるDVDオーディオデータDA1を当該AVアンプ4からTV3へは伝送しないモードであるため、当該AVアンプ4自身が有する受信許容能力の範囲内でDVDプレーヤ2から受信した最高音質(Dolby AC3-5.1Ch)のDVDオーディオデータDA1に基づく音声をAVアンプ4のスピーカ7〜11を介して出力することができる。
一方、AVアンプ4は、スルーモードが選択された場合、これはDVDプレーヤ2から供給されるPCM−2chのDVDオーディオデータDA2をフォーマット変換することなくそのままの状態でスルーさせてTV3へ伝送するモードであるため、最終的な伝送先であるTV3の受信許容能力にAVアンプ4自身の受信許容能力を合わせ、TV3の受信許容能力に応じたPCM−2chのDVDオーディオデータDA2をDVDプレーヤ2から受け取り、そのままの状態でTV3へ伝送することにより対応する。
このときAVアンプ4は、DVDプレーヤ2から供給されるDVDオーディオデータDA2を自身のスピーカ7〜11を介して出力することができるので、結果的にAVアンプ4のスピーカ7〜11及びTV3のスピーカ12、13の双方からDVDオーディオデータDA1に基づくステレオ音声を出力することが可能となる。
従ってAVアンプ4は、スルーモードが選択された場合、DVDプレーヤ2から供給されるDVDオーディオデータDA2をそのままTV3へ伝送することができるので、インターラプトモードのときのようにAVアンプ4のスピーカ出力だけではなく、TV3のスピーカ出力を追加することができる。
特にAVシステム1では、インターラプトモードが選択された場合、AVアンプ4における複数のスピーカ7〜11を介してDolby AC3-5.1Chの音声を提供することができることに加えて、スルーモードが選択された場合、TV3の受信許容能力の範囲内のDVDプレーヤ2からのDVDオーディオデータDA2をAVアンプ4を経由して当該TV3へ直接伝送することができるので、ユーザに対するスピーカ出力の選択先を増やすことができる。
もちろんAVシステム1では、スルーモードにおいて、AVアンプ4における複数のスピーカ7〜11を介してPCM−2chのステレオ音声を出力しているときには、TV3のスピーカ12及び13によるステレオ音声の出力を停止したり、或いはTV3のスピーカ12及び13を介してPCM−2chのステレオ音声を出力しているときに、AVアンプ4の複数のスピーカ7〜11によるPCM−2chのステレオ音声出力を停止することもできる。
以上の構成によれば、第2の実施の形態におけるAVアンプ4では、ソフトウェア的にEEPROM38の内容を書き換えることによりDVDプレーヤ2とTV3との間における音声フォーマットの相違を吸収するようにしたことにより、第1の実施の形態のように音声フォーマット変換部36や映像遅延メモリ39といったハードウェアの追加が不要であり、その構成を簡素化することができる。
また、第2の実施の形態におけるAVシステム1では、インターラプトモードとスルーモードとを有し、インターラプトモードが選択された場合にはDVDプレーヤ2から供給されるDolby AC3-5.1ChのDVDオーディオデータDA2に基づく高音質な音声をAVアンプ4のスピーカ7〜11を介して出力させ、スルーモードが選択された場合にはDVDプレーヤ2から供給されるPCM−2chのDVDオーディオデータDA2に基づくステレオ音声をテレビジョンTV3のスピーカ12及び13を介して出力させることができるので、ユーザに対するスピーカ出力の選択自由度を与え、使い勝手に優れたリスニング環境を提供することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、DVDプレーヤ2とAVアンプ4との間をHDMIケーブル5、当該AVアンプ4とTV3との間をHDMIケーブル6によって有線接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格に準拠したIEEE1394ケーブル、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したUSBケーブル、SDI(Serial Digital Bus)規格に準拠したSDIケーブル等のその他種々の規格でなる有線ケーブルを用いたり、或いはブルートゥース、IEEE802.11g等の規格に準拠した無線通信によってDVDプレーヤ2とAVアンプ4、AVアンプ4とTV3とを接続するようにしても良い。
また上述の第2の実施の形態においては、AVアンプ4が内部ROMに格納された音声伝送処理プログラムをRAM上に起動することにより上述した音声伝送処理手順(図8)を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該音声伝送プログラムが格納されたプログラム格納媒体をAVアンプ4にインストールすることにより上述の音声伝送処理手順を実行するようにしても良い。
このように音声伝送プログラムをAVアンプ4にインストールするためのプログラム格納媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ、リムーバブルハードディスク等のパッケージメディアのみならず、音声伝送プログラムが一時的又は永続的に格納される磁気ディスク等を用いてもよく、これら音声伝送プログラムをプログラム格納媒体に格納するための手段としては、ローカルエリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星放送等の有線又は無線の通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信インタフェースを介して格納するようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、AVシステム1において上流側の音声出力機器としてDVDプレーヤ2を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声を出力する機器であれば、SACD(Super Audio CD)再生機、DVD-Audio再生機、DVDレコーダ、CD(Compact Disc)プレーヤ2、ハードディスクプレーヤ等のディスク状記録媒体を対象とした音声再生装置や、テープ状記録媒体を対象とした音声再生装置、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置、携帯電話機等のその他種々の上流側の音声出力機器を用いるようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、AVシステム1において下流側の音声出力機器としてTV3を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ミニコンポーネントステレオ(以下、これをミニコンポと呼ぶ)や、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置、携帯電話機等のその他種々の下流側の音声出力機器を用いるようにしても良い
例えば、図9に示すようにAVシステム110は、DVDプレーヤ2とAVアンプ4とがHDMIケーブル5を介して接続された状態に加えて、当該AVアンプ4から直列にミニコンポ90、93、96がHDMIケーブル99、100及び101を介してそれぞれ接続されている。
なお、ミニコンポ90にはスピーカ91及び92が接続され、ミニコンポ93にはスピーカ94及び95が接続され、ミニコンポ96にはスピーカ97及び98がそれぞれ接続されている。
この場合、AVアンプ4は下流側に位置するミニコンポ90、93及び96の受信許容能力を順次読み取って認識し、全てのミニコンポ90、93及び96に共通する共通受信許容能力にEEPROM38の内容を書き換えることにより、スルーモード時に、DVDプレーヤ2からミニコンポ90、93及び96の共通受信許容能力に合わせて供給されるDVDオーディオデータDA2をそのままの形式で当該ミニコンポ90、93及び96へ順次伝送することができる。
かくしてAVシステム110は、ミニコンポ90、93及び96がそれぞれ別の部屋に設置されていた場合等であっても、1台のSource機であるDVDプレーヤ2から各部屋のミニコンポ90、93及び96に対してDVDオーディオデータDA1に基づく音声を提供することができる。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、受信許容能力を書き換え可能な記憶媒体としてEEPROM38及び46を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、EPROMを用いたり、AVアンプ4に対して着脱自在な半導体メモリやDVD−RW(ReWritable)、MO(Magneto Optical)ディスク等の外部記憶媒体を用いるようにしても良い
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、AVアンプ4の受信許容能力として、Dolby AC3-5.1Ch、DTS、PCM−6ch及びPCM−2chを有するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、AVアンプ4及びTV3の受信許容能力としては、これ以上多くのその他種々の音声フォーマットに対応するようにしたり、或いはこれ以下の種類の音声フォーマットに対応するようにしても良い
さらに上述の第1の実施の形態においては、オーディオ中継装置としてのAVアンプ4を、受信部としてのHDMI受信部33、許容能力認識部としてのアンプコントローラ31、変換部としての音声フォーマット変換部36、送信部としてのHDMI送信部37によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる受信部、許容能力認識部、変換部及び送信部によって第1の実施の形態に対応したオーディオ中継装置としてのAVアンプ4を構成するようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、オーディオ中継装置としてのAVアンプ4を、受信部としてのHDMI受信部33、許容能力認識部としてのアンプコントローラ31、中継側記憶部としてのEEPROM38、制御部としてのアンプコントローラ31、送信部としてのHDMI送信部37によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる受信部、許容能力認識部、中継側記憶部、制御部及び送信部によって第2の実施の形態に対応したオーディオ中継装置としてのAVアンプ4を構成するようにしても良い。
本発明のオーディオ中継装置及びオーディオ中継方法は、例えば上流側の音声出力機器と、下流側の音声出力機器との間で音声フォーマットが異なる場合に、当該上流側の音声出力機器からのオーディオ信号を下流側の音声出力機器へ中継する種々の用途に利用することができる。
AVシステムの全体構成を示す略線的斜視図である。 第1の実施の形態におけるハードウェアによるTVへの音声伝送手法の説明に供する略線的ブロック図である。 第1の実施の形態におけるAVシステムの回路構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるソフトウェアによるTVへの音声伝送手法(インターラプトモード)の説明に供する略線的ブロック図である。 第2の実施の形態におけるソフトウェアによるTVへの音声伝送手法(スルーモード)の説明に供する略線的ブロック図である。 EEPROMの書き換えの説明に供する略線図である。 第2の実施の形態におけるAVシステムの回路構成を示すブロック図である。 ソフトウェアによるTVへの音声伝送処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態におけるAVシステムの構成を示す略線的斜視図である。
符号の説明
1、110……AVシステム、2……DVDプレーヤ、3……TV、4……AVアンプ、5、6、99、100、101……HDMIケーブル、7〜13、91、92、94、95、97、98……スピーカ、21……DVDコントローラ、31……アンプコントローラ、38、46……EEPROM、41……TVコントローラ。

Claims (6)

  1. 上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力するオーディオ中継装置であって、
    上記上流側の音声出力機器から上記オーディオ信号を受信する受信部と、
    上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器における下流側記憶部から読み取って認識する許容能力認識部と、
    上記許容能力に合わせて上記受信部により受信した上記オーディオ信号をフォーマット変換する変換部と、
    上記変換部を介して得られた変換オーディオ信号を上記下流側の音声出力機器へ伝送する送信部と
    を具えることを特徴とするオーディオ中継装置。
  2. 上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力するオーディオ中継装置によるオーディオ中継方法であって、
    上記上流側の音声出力機器から上記オーディオ信号を受信する受信ステップと、
    上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器における下流側記憶部から読み取って認識する許容能力認識ステップと、
    上記許容能力に合わせて上記受信ステップで受信した上記オーディオ信号をフォーマット変換する変換ステップと、
    上記変換ステップで得られた変換オーディオ信号を上記下流側の音声出力機器へ伝送する送信ステップと
    を具えることを特徴とするオーディオ中継方法。
  3. 上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力するオーディオ中継装置であって、
    上記上流側の音声出力機器から上記オーディオ信号を受信する受信部と、
    上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器の下流側記憶部から読み取って認識する許容能力認識部と、
    当該オーディオ中継装置自身におけるオーディオ信号の許容能力を記憶した中継側記憶部と、
    上記オーディオ中継装置自身におけるオーディオ信号の許容能力と上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力との共通部分である共通許容能力に上記中継側記憶部の内容を書き換える制御部と、
    上記共通許容能力に対応して上記上流側の音声出力機器から上記受信手段を介して受信したオーディオ信号をそのまま上記下流側の音声出力機器へ伝送する送信部と
    を具えることを特徴とするオーディオ中継装置。
  4. 上記制御部は、
    上記受信部を介して上記上流側の音声出力機器から受信したオーディオ信号をそのまま上記下流側の音声出力機器へ伝送するスルーモードと、上記上流側の音声出力機器から受信したオーディオ信号を上記下流側の音声出力機器へ伝送しないインターラプトモードとを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のオーディオ中継装置。
  5. 上記制御部は、上記インターラプトモードが選択された場合、上記中継側記憶部の内容を書き換えることなく、当該中継側記憶部に記憶された上記オーディオ中継装置自身におけるオーディオ信号の許容能力に応じて上記上流側の音声出力機器から受信したオーディオ信号に基づく音声を当該オーディオ中継装置に接続された音声出力手段を介して出力させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のオーディオ中継装置。
  6. 上流側の音声出力機器から受け取ったオーディオ信号を中継して下流側の音声出力機器へ出力するオーディオ中継装置によるオーディオ中継方法であって、
    上記上流側の音声出力機器から上記オーディオ信号を受信する受信ステップと、
    上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力を当該下流側の音声出力機器の下流側記憶部から読み取って認識する許容能力認識ステップと、
    当該オーディオ中継装置の中継側記憶部に記憶された当該オーディオ中継装置自身におけるオーディオ信号の許容能力と上記下流側の音声出力機器におけるオーディオ信号の許容能力との共通部分である共通許容能力に当該中継側記憶部の内容を書き換える書換ステップと、
    上記共通許容能力に対応して上記受信ステップにより上記上流側の音声出力機器から受信したオーディオ信号をそのまま上記下流側の音声出力機器へ伝送する送信ステップと
    を具えることを特徴とするオーディオ中継方法。
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