JP2002111704A - データ送受信装置及び方法 - Google Patents

データ送受信装置及び方法

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JP2002111704A
JP2002111704A JP2000301414A JP2000301414A JP2002111704A JP 2002111704 A JP2002111704 A JP 2002111704A JP 2000301414 A JP2000301414 A JP 2000301414A JP 2000301414 A JP2000301414 A JP 2000301414A JP 2002111704 A JP2002111704 A JP 2002111704A
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bus
stream
portal
bridge
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Shinya Masunaga
慎哉 桝永
Yoshikatsu Niwa
義勝 丹羽
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Sony Corp
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    • H04L12/44Star or tree networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブリッジを形成するデータ送受信装置と、ブリ
ッジに接続されたバス上に存在し又は当該バスとルーテ
ィングされたバス上に存在する機器との間のデータの送
受信を適切に行うことができなかった。 【解決手段】複数のバス間を接続するブリッジの一部と
して機能し、ブリッジの他部を形成する外部機器と、自
分が接続された対応するバスとの間でデータを送受信す
る場合において、データの送信元又は送信先が自分であ
るか否かを表す第1の情報及び、データを対応するバス
に送信すべきか否かを表す第2の情報を保持と共に、当
該保持した第1及び第2の情報を、外部からの要求に応
じて指定された状態に設定し、当該設定した第1及び第
2の情報の状態に基づいて、データを対応するバス又は
外部機器に送受信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送受信装置
及び方法に関し、例えばIEEE(The Instutite of E
lectrical and Electronics Engineers )1394ハイ
パーフォーマンスシリアルバス規格(以下、これをIE
EE1394規格と呼ぶ)に準拠したネットワークシス
テムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディアデータを高速かつ
リアルタイムに転送するためのバス規格としてIEEE
1394規格が知られており、その扱いやすさからホー
ムネットワークユースにおいて大きな期待が寄せられて
いる。
【0003】かかるIEEE1394規格では、各接続
機器(以下、これらをノードと呼ぶ)は、デイジーチェ
インとノード分岐の2種類の方式を使用して最大16ホッ
プ、63ノードまでの機器を接続することができる。
【0004】またIEEE1394規格では、S100( 9
8.304 〔Mbps〕)、S200( 196.608〔Mbps〕)、S400
( 393.216〔Mbps〕)という3通りの通信速度が規定さ
れており、上位転送速度をもつ1394ポートは、その
下位転送速度との互換性を保持するように規定されてい
る。従って、それぞれのノードは宛先ノードとのパス上
に存在するすべてのノードが共通に扱うことのできる最
大の転送速度を用いてデータ転送を行うことができる。
【0005】さらにIEEE1394規格では、上述の
ような接続形態においてケーブルの抜き差しや電源のオ
ン・オフを他のノードが動作している状態で行うことが
可能で、ノードが追加又は削除された時点で自動的にト
ポロジの再構築を行い、ノードのIDの割り振りを行う
ことができる。
【0006】このようなIEEE1394規格に準拠し
たインターフェイスの構成要素及びプロトコルアーキテ
クチャを図8に示す。この図8からも明らかなように、
IEEE1394規格のインターフェイスはハードウェ
ア1、ファームフェア2及びソフトウェア3の3つの機
能ブロックに分けることができる。
【0007】この場合ハードウェア1は、フィジカルレ
イヤ(PHYレイヤ)1Aとリンクレイヤ1Bから構成
される。フィジカルレイヤ1Aでは、直接IEEE13
94規格の信号をドライブする。またリンクレイヤ1B
は、ホストインターフェイスとフィジカルレイヤ1Aと
のインターフェイスを備える。
【0008】またファームウェア2は、IEEE139
4規格に準拠したインターフェイスに対して、実際のオ
ペレーションを行う管理ドライバからなるトランザクシ
ョンレイヤ2AとSBM(Serial Bus Management )と
呼ばれるIEEE1394規格に準拠した管理用ドライ
バからなるマネージメントレイヤ2Bとから構成され
る。
【0009】さらにソフトウェア3は、主にアプリケー
ションレイヤ3Aからなり、ユーザの使用しているソフ
トウェアと、トランザクションレイヤ2Aやマネージメ
ントレイヤ2Bとをインターフェイスする管理用ソフト
ウェアとからなる。
【0010】IEEE1394規格では、ネットワーク
内で行われる転送動作をサブアクションと呼び、アシン
クロナス(Asynchronous)と呼ばれる非同期転送モード
と、アイソクロナス(Isochronous )と呼ばれる転送帯
域を保証した同期転送モードの2つのサブアクションが
定義されている。さらに各サブアクションは、アービト
レーション(調停)、パケットトランスミッション(デ
ータ転送)、アクノリッジメント(確認)と呼ばれる3
つのパートに分かれている。なお、同期転送モードでは
アクノリッジメントは省略されている。
【0011】非同期転送モードではデータの非同期転送
を行う。この非同期転送モードにおける時間的な遷移状
態を図9に示す。この図9において、各ノードは、バス
のアイドル状態である最初のサブアクションギャップ
(t1 〜t2 )の時間をモニタすることによって、直前
の転送が終わり新たな転送が可能か否かを判断する。
【0012】そして、最後にデータがバスに流れてから
一定時間以上のアイドル状態が続くと、データの転送を
希望するノードはバスを使用できると判断し、バスの使
用権を獲得するためアービトレーション(t2 〜t3
を開始する。実際にバスの使用権をどのノードに渡すか
は、複数ノードの接続例を示す図10において「A」で
表されたルートと呼ばれるノードが決定する。なお図1
0において、「A」〜「E」はそれぞれノードを表す。
【0013】このアービトレーションでバスの使用権を
得たノードは、次にデータの転送であるパケットトラン
スミッション(t3 〜t4 )を実行する。データ転送
後、データを受信したノードはその転送されたデータに
対して、その受信結果に応じた受信確認用返送コードA
ckの返送(t5 〜t6 )により応答するアクノリッジ
メントを実行する。このアクノリッジメントの実行によ
り、送信側及び受信側の各ノードともにデータ転送が正
常に行われたことを受信確認用返送コードAckの内容
によって確認することができる。
【0014】そしてこの後、再びサブアクションギャッ
プ、すなわちバスのアイドル状態に戻り、かかる転送動
作が繰り返される。
【0015】一方、同期転送モードでは、図11に示す
ように、基本的には非同期転送モードと同様な構造の転
送を行うが、非同期転送モードでのデータ転送よりも優
先して実行される。この同期転送モードにおけるデータ
転送(以下、これをアイソクロナス(Isochronous )転
送と呼ぶ)は、約8〔kHz〕ごとにサイクルマスターノ
ード(通常はルートがその役割を担う)から発行される
サイクルスタートパケットCSPに続いて行われる。こ
れにより転送帯域を保証した転送モードとなり、リアル
タイムデータの転送などを実現することができる。
【0016】同時に複数ノードでリアルタイムデータの
アイソクロナス(Isochronous )転送を行う場合は、そ
の転送データにはデータの内容を区別するためのチャネ
ルIDを設定し、当該チャネルIDに基づいて、受信側
のノードが必要なデータだけを受け取るようにする。
【0017】またIEEE1394規格では、IEEE
1212規格において規定されているCSR(Control
and Status Register )アーキテクチャに基づいたデー
タのアドレッシングを行う。CSRアーキテクチャで
は、図12に示すように64ビットのアドレス空間をも
ち、上位16ビットが宛先ノードを表し、下位48ビットが
そのノード内のメモリ空間を表す。
【0018】ここで、宛先ノードを表す16ビットのうち
の上位10ビットはバスIDであり、下位6ビットはノー
ドIDとなっている。従って、IEEE1394規格に
おいては、バスID及びノードIDそれぞれのブロード
キャスト用アドレス(IDを表す全てのビットが1であ
るアドレス)を除くと、最大1023個のバスを表現す
ることが可能であり、そのそれぞれのバスに最大63台
のノードを接続することが可能である。
【0019】他方、IEEE1394規格では、ノード
の増減があった場合やノード自体から初期化要求があっ
た場合にバスリセット信号をバス内に伝播させる。バス
リセット信号を受け取ったノードは、それまでのトポロ
ジ情報を破棄し、バスイニシャライズ、ツリーアイデン
ティファイ及びセルフアイデンティファイの3つのフェ
ーズを順番に行い、新しいトポロジ情報を構築する。
【0020】この場合バスイニシャライズフェーズで
は、各ノードが自分のもつポートが他のノードに接続さ
れているか、又はどこにも接続されていないかといった
自己のポートの状態を認識し、自らがリーフ(他の1つ
のノードに接続されたノード)であるかブランチ(他の
2以上のノードに接続されたノード)であるかを判断す
る。
【0021】またツリーアイデンティファイフェーズで
は、各ポートが互いに接続されているノードに対して識
別信号を送信することによって、各ポートの親子関係を
決定する。
【0022】具体的には、ステータスが未決定であるポ
ートを1つだけもつノードが自らのポートのうち、他の
ノードに接続されているポートから、TX PAREN
NOTIFYステートを送信する。TX PAREN
NOTIFYステートを受信したノードは、そのポ
ートをチャイルドポート(そのポートから見てチャイル
ドノードに接続されているポートの意)とし、相手側の
ノードに対してTX CHILD NOTIFYステート
を送信する。TX CHILD NOTIFYを受け取
ったノードは、そのポートをペアレントポート(そのポ
ートから見てペアレントノードに接続されているポート
の意)とし、ノード間の親子関係を決定する。この操作
を繰り返すことによって、バス内の全てのノードに対し
て親となっているノード、すなわちチャイルドポートの
みをもつノードが1つだけ決定される。そしてIEEE
1394規格では、このノードをルートと呼び、図10
について上述したように、当該ルートが他の全てのノー
ドに対してパケット送信の許可などを行う機能を担うこ
とになる。
【0023】さらにセルフアイデンティファイフェーズ
では、ルートがリーフ優先の規則に従って、ポート番号
の若い順に各ノードに対して送信許可を与えてゆく。そ
して送信許可を受けたノードが、順番に自分のセルフI
Dパケットをバス全体に送信することによって、そのノ
ードのノードIDが決定するとともに、そのバスのトポ
ロジが一義的に決定される。
【0024】これら3つのフェーズを終えると、バスに
おいてパケットの転送が可能な状態となり、パケットを
送信したいノードはルートに対して送信要求を出すこと
ができるようになる。またこの際、同期転送モード時に
おけるデータパケット(以下、これをアイソクロナス
(Isochronous )パケットと呼ぶ)を送信するために必
要となるリソースを管理するIRM(Isochronous Reso
urce Manager)と呼ばれるノードが同時に決定される。
【0025】このIRMは、IRMになることができる
ノードのうちの最もノードIDが大きなノードがなり、
通常はルートと同一である。IRMになるには、CHA
NNELS AVAILABLEレジスタ、BANDW
IDTH AVAILABLEレジスタ、BUS MA
NAGER IDレジスタの3つのレジスタを実装して
いる必要がある。バス内において、アイソクロナス(Is
ochronous )パケットを送信したいノードは、使用した
いチャネルと帯域をIRMに対して要求し、それらの取
得が可能であった場合のみアイソクロナス(Isochronou
s )パケットを送信することができる。
【0026】具体的には、アイソクロナス(Isochronou
s )パケットを送信したいノードは、IRMのCHAN
NELS AVAILABLEレジスタ及びBANDW
IDTH AVAILABLEレジスタに対して、1ク
ワドレッド(4〔Byte〕)単位のデータの読出し要求で
あるリードクワドレットトランザクションを発行し、そ
の中身を得る。ここで、自らが使用したいチャネル及び
帯域が残っているのであれば、それらの差分を取った結
果をもとに、CHANNELS AVAILABLEレ
ジスタ及びBANDWIDTH AVAILABLEレ
ジスタに対して、データの書換え要求であるロックトラ
ンザクションのコンペア&スワップを発行し、CHAN
NELS AVAILABLEレジスタ及びBANDW
IDTH AVAILABLEレジスタの中身を書き換え
る。この操作に成功した場合のみ、ノードはバス上にア
イソクロナス(Isochronous )パケットを送信すること
ができる。
【0027】ところが上述のようなIEEE1394規
格においては、いくつかの問題があることが指摘されて
いる。
【0028】その1つ目は、バスに接続できるノードの
数に制限がある点である。IEEE1394規格では、
ノードのアドレッシングに関して16ビットを割り振って
いるが、同一のバス内の通信を前提としているため、実
際には63台までのノードしか接続することができない。
このため多数の機器(ノード)を接続する必要がある業
務用システムなどにはIEEE1394規格のみで対応
することができない。
【0029】また2つ目は、バスリセットによる初期化
が、バスの転送効率を落とすという問題である。すなわ
ちIEEE1394規格においては、上述のようにノー
ドの増減や初期化要求があった場合には、バスリセット
信号を送信し、その後初期化手続を行うが、バスリセッ
トを認識してから新たにパケット送信のアービトレーシ
ョンを開始するまでには、約 250〔μs 〕時間が必要と
なり、この間バスは一切のパケットの転送を行うことが
できない。
【0030】そしてこの 250〔μs 〕という時間は図9
について上述した同期転送モード時における転送サイク
ルの2サイクル分に相当し、この間のパケットの送信が
行われないことによって、動画の一部が欠けたり、音声
が音飛びを起こしたりするなど、リアルタイムデータ転
送に重大な影響を及ぼすことが考えられる。
【0031】かかるバスリセットの時間を短縮するため
の手段として、IEEE1394規格の修正、補間、追
加機能の定義を目的として規格化されたIEEE139
4a−2000(以下IEEE1394a規格)におい
て、ショートバスリセットという機能が新たに定義され
ている。そしてこの機能を使用することによって、バス
リセットの時間は約80〔μs 〕程度に短縮される。
【0032】しかしながらこの機能を用いても、80〔μ
s 〕の間データの転送は中断される。またバス内に1つ
でもIEEE1394a規格に対応していないノードが
あった場合、この機能を使用することはできないという
問題もある。
【0033】さらに3つ目として、バスリソースの枯渇
の問題がある。IEEE1394規格はバスの規格であ
るため、あるノードが送信したパケットはバス全体にブ
ロードキャストされる。そのため少数のノードが多くの
リソースを必要とするようなパケット転送、特にアイソ
クロナス(Isochronous )転送を行った場合、他の関係
のないノード間のパケット転送に支障をきたすことが考
えられる。
【0034】このようなIEEE1394規格における
問題点を解決する手法として、1394バスブリッジを
用いることが提案されている。1394バスブリッジ
は、バスを跨いでデータを伝播させる機能及びそのプロ
トコルを規格化している。各バス(以下、各バスをそれ
ぞれローカルバスと呼ぶ)間には1つ以上の1394ブ
リッジ(以下、これを単にブリッジと呼ぶ)が存在する
必要があり、ブリッジはポータルと呼ばれる特殊な機能
をもつ2つ以上の1394ノードによって構成される。
各ポータルは自らが接続されているローカルバスとブリ
ッジを構成する他のポータルが接続されているローカル
バスのそれぞれについての処理を行う。
【0035】このようなブリッジを用いたネットワーク
システムの構成例を、図13に示す。この図13は、2
つのポータル11A、11Bをもつブリッジ12を用い
て構成されたネットワークシステムの例であり、ローカ
ルバス13A、13B間を接続している円の部分がブリ
ッジで、それぞれ半円の部分がポータルとなっている。
【0036】また図14に示すように、1394ブリッ
ジ121 〜122 を用いたバス間接続を併用することに
よって、規格によって定義されている最大の1023バ
スまでの接続が可能となる。さらにそれぞれのローカル
バス131 〜134 は独立した1394バスとしての機
能をもち、他のローカルバス131 〜134 で発生した
バスリセットや関係のないパケットをポータル11A1
〜11A3 、11B1 〜11B3 においてフィルタリン
グすることによって、バスリセットによりパケット転送
が中断したり、リソースが枯渇したりといった問題を解
決することができる。なお、簡便性のため以後の説明は
全て図13のようにブリッジ12が2つのポータル11
A、11Bによって構成される場合を前提に話を進める
が、これは本発明の対象を2ポータルブリッジに限定す
るものではない。
【0037】1394ブリッジ規格は、現在、P139
4.1WGによって規格化されており、その内容はドラ
フト(Draft )の形で公開されている。P1394.1
のドラフト0.08P17に記載されている一般的なブ
リッジの構成を図13との対応部分に同一符号を付した
図15に示す。
【0038】ブリッジ12は2つのポータル11A、1
1Bから構成され、それぞれが独立なIEEE1394
規格に準拠したノードとして振舞うことができる。各ポ
ータル11A、11Bは、ローカルバス13A、13B
(図13)に接続されているフィジカルレイヤ20A、
20B、リンクレイヤ21A、20B、トランザクショ
ンレイヤ22A、22Bを用いてローカルバス(図1
3)の他のノード14A、14B(図13)とのデータ
のやり取りを行い、必要ならばポータル11A及びポー
タル11Bを接続する内部バス23内の同期転送モード
用のFIFO(First-In First-Out)24A、24B
や、非同期転送モード用のレスポンスFIFO25A、
25B又はリクエストFIFO26A、26Bを通して
他方のローカルバス13B、13Aに対してデータの送
信(フォワード)を行う。なおこれら各ポータル11
A、11Bのフィジカルレイヤ20A、20B、リンク
レイヤ21A、20B、トランザクションレイヤ22
A、22Bは、図8において対応するものと同様構成の
ものである。
【0039】ポータルコントロール27A、27Bは、
IEEE1394規格におけるSBMレイヤ2B(図
8)の機能を担うと共に、IEEE1394規格に準拠
したバスブリッジとしての機能を実現するための特殊な
レジスタやテーブルを実装している。また自らが接続さ
れているローカルバス13A、13Bのトポロジを把握
し、ネットワーク全体の状態からルーティングテーブル
28を作成し保持している。ブリッジ12を跨いでフォ
ワードされるストリームパケットは、このルーティング
テーブル28に従ってブリッジ12を跨ぐか否かが判定
される。
【0040】またブリッジ12は、同期転送モード時用
のFIFO24A、24Bを用いてブリッジ12を跨い
だストリームパケットの送受信を行うことができる。P
1394.1のドラフトには、ブリッジ12を跨いで異
なるローカルバス13A、13B間でストリームパケッ
トを送受信する手法が具体的に示されている。ドラフト
で示されているストリームデータの送受信方法を以下に
説明する。
【0041】ストリームデータをブリッジ12を跨いで
フォワードすることのできるポータル11A、11B
は、そのポータル11A、11Bが同時に扱うことがで
きるストリーム数に応じたストリームルーテイングテー
ブル(stream routing table)を実装している。なお以
下においては、図15に示すように、このストリームル
ーテイングテーブル31A、31Bをポータルコントロ
ール27A、27Bが保持しているものとする。
【0042】このストリームルーテイングテーブル31
A、31Bの各エントリは、STREAM CONTR
AL
〔0〕〜STREAM CONTROL〔n〕に対
応している。またSTREAM CONTROLエント
リは、フォワードするストリームに1対1対応してお
り、n個のSTREAM CONTROLエントリをも
つポータルは一度にn本のストリームを、ブリッジ12
を跨いでフォワードすることができる。
【0043】そしてSTREAM CONTROLエン
トリの総数は、コンフィグレーションROM28(図1
5)内のブリッジ・キャパビリィテ(Bridge Capabili
ties)エントリ内の、ストリームフィールドに格納され
ている。組になっている2つのポータル11A、11B
のエントリはそれぞれ対応している。つまり、あるポー
タル11A、11BのSTREAM CONTROL
〔i〕エントリを用いて受信されたストリームは、もう
片方のポータル11B、11AのSTREAM CONT
ROL〔i〕エントリを用いて送信される。
【0044】図16に、STREAM CONTROL
エントリのフォーマットを示す。この図16において、
「st」フィールドF1はポータル11A、11Bのステ
ータスを示しており、図17に示すように、その値が
「1」のときには受信状態(Listener)、「2」又は
「3」のときには送信状態(Talker)となる。
【0045】また「channel 」フィールドF2は送受信
するストリームのチャネル番号を示す。この「channel
」フィールドF2は「st」フィールドF1の値が
「0」でない時のみ有効であり、ポータル11A、11
Bが受信状態であった場合は、ローカルバス13A、1
3Bから受信するチャネル番号を示している。それ以外
の場合は、ローカルバス13A、13Bへ送信するスト
リームのチャネル番号を示しており、このチャネル番号
はブリッジ12を跨ぐことによって変更されても良い。
【0046】「i」フィールドF3は、そのデータが同
期転送モードのストリームデータ(以下、これをアイソ
クロナス(Isochronoous)ストリームと呼ぶ)であるこ
とを示しており、非同期転送モードのストリームデータ
(以下、これをアシンクロナス(Asynchronous)ストリ
ームと呼ぶ)を示す場合は、「0」が格納される。また
「rsv 」フィールドF6は将来の拡張に備えて用意され
ているフィールドである。
【0047】「spd 」フィールドF4は、「st」フィー
ルドF1の値が「2」又は「3」の場合にストリームの
送信スピードを示しており、図18に示すような対応を
もつ。「overhead」フィールドF5は、アイソクロナス
(Isochronoous)ストリームのパケットのサイズに対し
て割り当てられている帯域とは別に、特別に割り当てら
れてた帯域を示している。同期転送モード時の帯域(Is
ochronous bandwidth)は、IEEE1394規格内で
「バンドワイズアロケーションユニット(bandwidth al
location unit )」として表されている。1「バンドワ
イズアロケーションユニット(bandwidth allocation u
nit )」は1クワドレット(4〔Byte〕)のデータをS1
600 の速度で転送する際にかかる時間を示しており、約
20〔ns〕である。
【0048】「payload 」フィールドF7は、このスト
リームにおいて1パケットに含まれ得る最大のクワドレ
ット数を示している。なお、この「payload 」フィール
ドF7の値には、ヘッダやCRC(Cyclic Redundancy
Check )のサイズは含まれていない。
【0049】ポータルコントロール層は、これら「spd
」フィールドF4、「overhead」フィールドF5及び
「payload 」フィールドF7の各値を元に、IRMに対
して使用する帯域を申請する。
【0050】具体的には、次式
【0051】
【数1】
【0052】で与えられる「バンドワイズアロケーショ
ンユニット(BWU:bandwidth allocation unit )」
及び使用するチャネル番号を、それぞれIRMのBAN
DWIDTH AVAILABLEレジスタとCHAN
NELS AVAILABLEレジスタに対して申請す
る。なおこの(1)式において、「payload 」、「sp
d」及び「overhead」はそれぞれ対応するフィールドF
4、F5、F7き各値を表す。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】上述の手法を用いてス
トリームデータを扱う場合、ブリッジ12(図13)を
跨いで送受信されるストリームや、ローカルバス13
A、13B(図13)からそのローカルバス13A、1
3Bに接続されているポータル11A、11Bに対する
ストリームの送受信に関しては問題なく適用することが
できる。
【0054】一般的なブリッジ12を跨いだストリーム
データの送受信に関して例をあげて説明する。
【0055】図19に示すように、一方のローカルバス
13A上のノード14Aから、他方のローカルバス13
B上のノード14Bに対してストリームデータを送信す
る場合、各ローカルバス13A、13Bにそれぞれ接続
されたポータル11A、11BのSTREAM CON
TROLエントリをそれぞれ状況に応じて書き換える必
要がある。
【0056】そこでかかる場合にストリームの制御を司
るノード(以下、これがノード14Aであるものとす
る)は、まずポータル11A、11Bにアクセスし、そ
れぞれのポータル11A、11B自身が接続されている
ローカルバス13A、13BのIRMにアクセスするこ
とにより上述のようにデータ転送のためのチャネル及び
帯域を確保し、この後一方及び他方の各ポータル11
A、11Bにアクセスしてこれら各ポータル11A、1
1BのSTREAM CONTROL〔i〕エントリを
それぞれ対応する状態に書き換えさせる。
【0057】例えばノード14Aは、ストリームデータ
をチャネル番号「1」で、かつS100 の通信速度で送信
する場合には、この図19に示すように、一方のポータ
ル11A内のSTREAM CONTROL〔i〕エン
トリについて、「st」フィールドF1(図16)を「0
x1(Listener)」、「channel 」フィールドF2(図
16)を「0x1」、それ以外のフィールドF3〜F7
(図16)をストリームのスピードやサイズ及び種別に
合わせて設定するようにポータル11Aに対してメッセ
ージを送る。
【0058】またノード14Aは、他方のポータル11
B内の対応するSTREAM CONTROL〔i〕エ
ントリについて、「st」フィールドF1を「0x2(Ta
lker)」、「channel 」フィールドF2を「0x2」、
それ以外のフィールドF3〜F7をストリームのスピー
ドやサイズ及び種別に合わせて設定するようにメッセー
ジを送る。
【0059】かくしてこの後ノード14Aから一方のロ
ーカルバス13Aに送り出されたストリームデータは、
対応するチャネル番号のSTREAM CONTROL
〔i〕エントリをもつ一方のポータル11Aによって受
信され、この後ブリッジ12内の内部バス23を通って
他方のポータル11Bに渡される。また他方のポータル
11Bでは、対応するSTREAM CONTROL
〔i〕エントリの内容に従ってチャネル番号の変換など
の操作を行い、他方のローカルバス13B上へストリー
ムデータを送信する。そして送信されたストリームデー
タは受信側のノード14Bによって受信される。
【0060】しかし従来のIEEE1394規格では、
例えば図20に示すように、一方のポータル11Aから
他方のポータル11B及び他方のローカルバス13Bを
順次介して当該ローカルバス13B上のノード14Bに
対してストリームデータを送信することに関しては考慮
されていない。
【0061】このためこのようなストリームデータを扱
おうとした場合、従来定義されている手法では適切にS
TREAM CONTROLエントリを設定することが
できないという問題があった。これにより本来の宛先に
ストリームデータが送信されないばかりか、前述のとお
りにSTREAM CONTROLエントリを設定して
しまうと、一方のローカルバス13Aのストリーム送受
信に本来意図しない影響を及ぼす可能性があるという問
題があった。
【0062】また従来のIEEE1394規格では、例
えば図21に示すように、一方のローカルバス13A上
のノード14Aから当該ローカルバス13Aに接続され
た一方のポータル11Aを介して他方のポータル11B
に対してストリームデータを送信することに関して考慮
しておらず、このためこのようなストリームを扱おうと
した場合、従来定義されている手法では適切にSTRE
AM CONTROLエントリを設定することができな
いという問題があった。これにより、本来の宛先にスト
リームが受信されないばかりか、前述のとおりにSTR
EAM CONTROLエントリを設定してしまうと、
本来意図しないストリームデータが他方のローカルバス
13Bに送信され、この結果として当該ローカルバス1
3Bのデータ転送帯域の枯渇を招くおそれがある問題が
あった。
【0063】従って、例えばIEEE1394規格に準
拠したネットワークシステムにおいて、ローカルバス1
3A、13Bのストリーム送受信に本来意図しない影響
を及ぼすことなく、一方のローカルバス13Aに接続さ
れたポータル11Aと、他方のローカルバス13B上の
ノード14Bとの間でデータを送受信したり、一方のロ
ーカルバス13A上のノード14Aと、他方のローカル
バス13Bに接続されたポータル11Bとの間でデータ
を送受信し得るようにすることができれば、かかるネッ
トワークシステム全体としての機能性を向上し得るもの
と考えられる。
【0064】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ネットワークシステム全体としての機能性を向上さ
せ得るデータ送受信装置及び方法を提案しようとするも
のである。
【0065】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のバス間を接続するブリッジ
の一部として機能し、ブリッジの他部を形成する外部機
器と、自分が接続された対応するバスとの間でデータを
送受信するデータ送受信装置において、データの送信元
又は送信先が自分であるか否かを表す第1の情報及び、
データを対応するバスに送信すべきか否かを表す第2の
情報を保持する保持手段と、当該第1及び又は第2の情
報を外部からの要求に応じた所定状態に設定する設定手
段と、設定された第1及び第2の情報に基づいて、デー
タを対応するバス又は外部機器に送受信する送受信手段
とを設けるようにした。
【0066】この結果このデータ送受信装置は、第1及
び第2の情報の設定の仕方によって、当該データ送受信
装置が接続されたバスにおけるデータ送受信に影響を与
えることなく、当該データ送受信装置を送信元又は送信
先としてデータの送受信を行うことができる。
【0067】また本発明においては、複数のバス間を接
続するブリッジの一部として機能する外部機器と、対応
するバスとの間でデータを送受信するデータ送受信方法
において、データの送信元又は送信先が自分であるか否
かを表す第1の情報及び、データを対応するバスに送信
すべきか否かを表す第2の情報を保持すると共に、当該
第1及び又は第2の情報を外部からの要求に応じた所定
状態に設定する第1のステップと、設定された第1及び
第2の情報に基づいて、データを対応するバス又は外部
機器に送受信する第2のステップとを設けるようにし
た。
【0068】この結果このデータ送受信方法によれば、
第1及び第2の情報の設定の仕方によって、対応するバ
スにおけるデータ送受信に影響を与えることなく、自分
を送信元又は送信先としてデータの送受信を行うことが
できる。
【0069】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0070】(1)本実施の形態によるネットワークシ
ステムの構成 図1において、40は全体として本発明を適用したIE
EE1394規格に準拠したネットワークシステムを示
し、第1及び第2のローカルバス41A、41BがIE
EE1394規格に準拠したブリッジ42を介して接続
されることにより構成されている。
【0071】ブリッジ42においては、図15との対応
部分に同一符号を付した図2に示すように、それぞれ第
1又は第2のローカルバス41A、41Bに接続された
第1及び第2のポータル43A、43Bが内部バス23
を介して相互に接続されることにより構成されている。
【0072】また第1及び第2のポータル43A、43
Bは、それぞれフィジカルレイヤ20A、20B及びリ
ンクレイヤ45A、45Bと、トランザクションレイヤ
22A、22B及びポータルコントロール46A、46
Bと、1394ノードとして機能するための図示しない
アプリケーションレイヤとを有している。
【0073】そしてかかる第1及び第2のポータル43
A、43Bは、対応する第1又は第2のローカルバス4
1A、41Bを介して与えられるストリームデータをフ
ィジカルレイヤ20A、20Bを介してリンクレイヤ4
5A、45Bに順次取り込み、当該リンクレイヤ45
A、45Bにおいて、取り込んだストリームデータの中
から自分宛のものを抽出したり、ポータルコントロール
46A、46Bが保持するストリームルーティングテー
ブル31A、31Bに基づいて、リンク先の第2又は第
1のローカルバス41B、41Aにフォワードすべきス
トリームデータを抽出する。
【0074】また各第1及び第2のポータル43A、4
3Bは、かかるリンクレイヤ45A、45Bにおいて抽
出したストリームデータのうち、自分宛のものについて
はリンクレイヤ45A、45B内の図示しないアイソク
ロナス(Isochronous )受信用FIFOに順次格納しな
がらこれを必要に応じて図示しないアプリケーションレ
イヤに送出する一方、リンク先の第2又は第1のローカ
ルバス41B、41Aにフォワードすべきストリームデ
ータについては内部バス23を介して当該相手側の第2
又は第1のポータル43B、43Aに送信する。
【0075】一方、ストリームデータの送信を受けた相
手側の第2又は第1のポータル43B、43Aは、当該
ストリームデータをリンクレイヤ45B、45Aにおい
て受信する。
【0076】そしてかかる第2又は第1のポータル43
B、43Aは、ポータルコントロール46A、46Bに
より保持されたストリームルーティングテーブル31
B、31A内の対応するSTREAM CONTROL
〔i〕エントリに基づいて、必要に応じてチャネル番号
の変換処理等の処理をリンクレイヤ45B、45Aにお
いて行い、この後これをフィジカルレイヤ20B、20
Aを介して当該第2又は第1のポータル43B、43A
が接続された第2又は第1のローカルバス41B、41
Aに送信する。
【0077】このようにしてこのネットワークシステム
40においては、ブリッジ42を跨いだ2つのローカル
バス41A、41B間でのストリームデータの送受信を
行い得るようになされている。
【0078】かかる構成に加えてこのネットワークシス
テム40の場合、第1及び第2のポータル43A、43
Bは、送受信するストリームデータの送信元(発信元)
又は送信先(宛て先)が自分であるか否か、及び当該ス
トリームデータを当該第1又は第2のポータル43A、
43Bが接続されたローカルバス41A、41Bに送信
すべきか否かを判定するためのビットをその内部に有し
ている。
【0079】すなわちこのネットワークシステム40で
は、図3に示すように、図16について上述したSTR
EAM CONTROLエントリにおける「rsv 」フィ
ールドF6(図16)のうちの15ビット目を、送受信す
べきストリームデータの送信元又は送信先が自分である
か否かを判別するためのビット「p」として定義し、ま
た図4に示すように、「rsv 」フィールドF6のうちの
16ビット目を、そのストリームデータを当該ポータル4
3A、43Bが接続されたローカルバス41A、41B
に送信すべきか否かを判別するためのビット「ld」と
して定義している。
【0080】そして各ポータル43A、43Bのポータ
ルコントロール46A、46Bは、図5に示すように、
一方の例えば第1のローカルバス41A上に存在するノ
ード44Aから他方の第2のローカルバス41Bに接続
された第2のポータル43Bにデータを送信したい旨の
リクエストが与えられると、それぞれ自己の対応するS
TREAM CONTROL〔i〕エントリを一般的な
ストリームデータのフォワード時と同様に設定する一
方、他方の第2のポータル43Bのポータルコントロー
ル46Bは、これに加えて自己のSTREAM CON
TROL〔i〕エントリの「p」フィールドに、そのス
トリームデータが自分宛であることを示す「0x1」を
設定し、「ld」フィールドに、そのストリームデータ
を第2のローカルバス41Bに対して送信しないことを
示すビット「0x1」をセットする。
【0081】かくして、この後かかるノード44Aから
第1のローカルバス41Aに送信された第2のポータル
43B宛のストリームデータは、第1のポータル43A
のポータルコントロール46Aが保持するSTREAM
CONTROL〔i〕エントリに従って当該第1のポ
ータル43Aのリンクレイヤ45Aにより内部バス23
を介して第2のポータル43Bに送信される。
【0082】またかかるストリームデータを受け取った
第2のポータル43Bのリンクレイヤ45Bは、当該第
2のポータル43Bのポータルコントロール46Bが保
持する対応するSTREAM CONTROL〔i〕エ
ントリに基づいて、当該STREAM CONTROL
〔i〕エントリの「p」フィールドが「0x1」である
ことから、そのストリームデータが自分宛てであると判
断してこれを自らのストリーム受信用FIFOに格納す
る一方、当該STREAM CONTROL〔i〕エン
トリの「ld」フィールドが「0x1」であることか
ら、このストリームを第2のローカルバス41Bに送信
してはならないと判断して当該ストリームデータのフィ
ジカルレイヤ20Bへの送り出しを行わない。
【0083】これにより第2のポータル43Bが自分宛
てのストリームデータを適切に受信することができ、か
つ第2のポータル43Bから第2のローカルバス41B
に対して、受信するノード44Bのないストリームデー
タが送信されることを防ぐことができる。
【0084】なおかかる機能を利用することにより、第
1のローカルバス41A上のノード44Aから第2のポ
ータル43Bと、第2のローカルバス41B上に存在す
る第2のポータル43B以外のノード44Bや、第2の
ローカルバス41Bを通してルーティングされている他
のノードに対して同じストリームデータを送信すること
もできる。
【0085】この場合第1及び第2のポータル43A、
43Bのポータルコントロール46A、46Bは、ノー
ド44Aからかかるリクエストが与えられると、それぞ
れ自己のSTREAM CONTROL〔i〕エントリ
を一般的なストリームデータのフォワード時と同様に設
定する。また第2のポータル43Bのポータルコントロ
ール46Bは、これに加えて自己のSTREAM CO
NTROL〔i〕エントリの「p」フィールドにそのス
トリームデータが自分宛てであることを示すビット「0
x1」を設定し、かつ「ld」フィールドにそのストリ
ームデータを第2のローカルバス41Bに送信すべきこ
とを示すビット「0x0」を設定する。
【0086】この結果かかるノード44Aから第1のロ
ーカルバス41Aに送信された第2のポータル42B宛
のストリームデータは、第1のポータル41Aのポータ
ルコントロール46Aが保持するSTREAM CON
TROL〔i〕エントリに従って当該第1のポータル4
3Aのリンクレイヤ45Aにより内部バス23を介して
第2のポータル43Bにフォワードされる。
【0087】またかかるストリームデータを受け取った
第2のポータル43Bのリンクレイヤ45Bは、自己の
ポータルコントロール46Bが保持する対応するSTR
EAM CONTROL〔i〕エントリに基づいて、当
該STREAM CONTROL〔i〕エントリの
「p」フィールドが「0x1」であることから、そのス
トリームデータが自分宛てであると判断してこれを自ら
のストリーム受信用FIFOに格納する一方、当該ST
REAM CONTROL〔i〕エントリの「ld」フ
ィールドが「0x0」であることから、このストリーム
データを第2のローカルバス41Bに送信すべきである
と判断して当該ストリームデータをフィジカルレイヤ2
0Bに送り出す。この結果このストリームデータは、こ
のフィジカルレイヤ20Bを介して第2のローカルバス
41Bに送り出され、当該第2のローカルバス41B上
に存在する宛て先のノード44Bや、第2のローカルバ
ス41Bを通してルーティングされている他の宛て先の
ノードに送信される。
【0088】このようにしてこのネットワークシステム
40では、従来実現できなかったブリッジ42を構成す
る自分以外の第1又は第2のポータル43A、43Bに
接続されている第1又は第2のローカルバス41A、4
1Bからのストリームデータを受信でき、さらには図
3、図4に基づいてSTREAM CONTROL
〔i〕エントリの「p」フィールド、「ld」フィール
ドを設定することによって、本発明に対応していない1
394ブリッジや1394ポータルに対しても、それら
の動作の互換性を損なうことなくSTREAM CON
TROLエントリの設定を行い得るようになされてい
る。
【0089】一方、図6に示すように、一方の例えば第
1のポータル43Aが第2のローカルバス41B上のノ
ード44Bに対してストリームデータを送信したい場合
や、第2のローカルバス41Bを通してルーティングさ
れている他のノードにストリームデータを送信したい場
合、第1のポータル43Aのポータルコントローラ46
Aは、自己のSTREAM CONTROL〔i〕エン
トリを一般的なストリームデータのフォワード時と同様
に設定すると共に、第2のポータル43Bのポータルコ
ントロール46Bが保持する対応するSTREAM
ONTROL〔i〕エントリも一般的なストリームデー
タの受け取り時と同様に設定する。
【0090】また第1のポータル43Aのポータルコン
トローラ46Aは、これに加えてかかる自己のSTRE
AM CONTROL〔i〕エントリの「st」フィール
ドを、当該第1ポータル43Aがストリームデータを送
信するという意味から「0x2(Talker)」又は「0x
3(Talker)」に設定し、「p」フィールドを、そのス
トリームデータを内部バスに送信することを示す「0x
1」に設定し、「ld」フィールドを、そのストリーム
を第1のローカルバス41Aに送信しないことを示す
「0x1」に設定する。ただし、ここで、「st」フィー
ルドの変更については、ストリームデータの宛先を判別
するブロックが一義的にそのストリームデータの宛先を
判別できるのであれば、「0x1(Listener)」の設定
のまま動作を行ってもなんら問題ない。
【0091】かくして第1のポータル43Aによって生
成されたストリームデータは、当該第1のポータル43
A自身によって、そのチャネル番号に対応したSTRE
AM CONTROL〔i〕エントリに従って転送される
ことになる。
【0092】実際上、このとき第1のポータル43Aの
リンクレイヤ45Aは、自己のポータルコントロール4
6Aが保持する対応するSTREAM CONTROL
〔i〕エントリの「p」フィールドが「0x1」である
ことからかかるストリームデータを内部バス23を介し
て第2のポータル43Bに送信する一方、「ld」フィ
ールドが「0x1」であることから、このストリームを
第1のローカルバス41Aに送信してはならないと判断
してフィジカルレイヤ20Aに送り出さないようにす
る。
【0093】さらに内部バス23を介してかかるストリ
ームデータを受け取った第2のポータル43Bのリンク
レイヤ45Bは、当該第2のポータル43Bのポータル
コントロール46Bが保持する対応するSTREAM
CONTROL〔i〕エントリに従って、そのストリー
ムデータを第2のローカルバス41Bに送信する。
【0094】これにより、第1のポータル43Aが内部
バス23を通して第2のポータル43Bからストリーム
データを送信することができ、かつ第1のポータル43
Aから第1のローカルバス41Aに受信するノードのな
いストリームデータが送信されることを防ぐことができ
る。
【0095】またかかる機能を利用することにより、第
1のローカルバス41A上に存在する第1のポータル4
3A以外のノード44A、又は第1のローカルバス41
Aを通してルーティングされている他のノードに対し、
第2のポータル43Bが受信するものと同様のストリー
ムデータを送信することができる。
【0096】実際上、この場合に第1のポータル43A
のポータルコントロール46Aは、上述と同様にして第
1及び第2のポータル43A、43B内の各STREA
CONTROL〔i〕エントリをそれぞれ一般的なス
トリームデータのフォワード時と同様に設定する。また
第1のポータル43Aのポータルコントローラ46A
は、これと共に自己のSTREAM CONTROL
〔i〕エントリの「p」フィールドにそのストリームが
内部バス23宛てであることを示すビット「0x1」を
設定し、かつ「ld」フィールドにそのストリームが第
1のローカルバス41Aに送信されることを示すビット
「0x0」を設定する。
【0097】かくして第1のポータル43Aによって生
成されたストリームデータは、上述の場合と同様にして
第1のポータル43Aから内部バス23及び第2のポー
タル43Bを順次介して第2のローカルバス41Bに送
り出される。またこれと共に第1のポータル43Aの対
応するSTREAM CONTROL〔i〕エントリの
「ld」フィールドが「0x0」であることから、この
ストリームデータが第1のローカルバス41Aに送信さ
れる。
【0098】このようにしてこのネットワークシステム
40では、従来実現できなかったブリッジ42を構成す
る自分以外の第1又は第2のポータル43A、43Bに
接続されている第1又は第2のローカルバス41A、4
1Bからのストリームデータの送信を行うことができ、
さらには図3及び図4に基づいてSTREAM CON
TROL〔i〕エントリの「p」フィールドや「ld」
フィールドを設定することによって、自らの第1又は第
2のローカルバス41A、41Bに対しても同じストリ
ームデータを送信する際に、そのストリームデータが内
部バス23又は、第1若しくは第2のローカルバス41
A、41B宛てであることを意識することなく、共通の
STREAM CONTROLエントリを用いてストリ
ームデータの送信を行い得るようになされている。
【0099】さらに図7に示すように、一方の例えば第
1のポータル43Aが、ブリッジ42を構成する自分以
外の第2のポータル43Bに対してストリームデータを
送信したい場合、第1のポータル43Aのポータルコン
トローラ46Aは、自己のSTREAM CONTRO
L〔i〕エントリの「p」フィールドを「0x1」、
「ld」フィールドを「0x1」に設定すると共に、第
2のポータル43Bにアクセスして、当該第2のポータ
ル43Bのポータルコントローラ46Bが保持するST
REAM CONTROL〔i〕エントリの「p」フィ
ールドを「0x1」、「ld」フィールドを「0x1」
に設定するようにメッセージを送る。
【0100】かくして第1のポータル43Aによって生
成されたストリームデータは、この後当該第1のポータ
ル43A自身によって、対応するSTREAM CON
TROL〔i〕エントリに従って転送される。
【0101】実際上、第1のポータル43Aのリンクレ
イヤ45Aは、かかるSTREAM CONTROL
〔i〕エントリに基づいて、当該STREAM CON
TROL〔i〕エントリの「p」フィールドが「0x
1」であることからそのストリームデータが内部バス2
3宛であると判断して当該ストリームを内部バス23を
介して第2のポータル43Bに送信する一方、「ld」
フィールドが「0x1」であることから、このストリー
ムデータを第1のローカルバス41Aに送信してはなら
ないと判断してフィジカルレイヤ20Aに送り出さない
ようにする。
【0102】また内部バス23を介してかかるストリー
ムデータを受け取った第2のポータル43Bのリンクレ
イヤ45Bは、当該第2のポータル43Bのポータルコ
ントロール46Bが保持する対応するSTREAM
ONTROL〔i〕エントリの「p」フィールドが「0
x1」であることからそのストリームデータが自分宛で
あると判断してこれを自らのストリーム受信用FIFO
に格納する一方、当該STREAM CONTROL
〔i〕エントリの「ld」フィールドが「0x1」であ
ることから、このストリームデータは第2のローカルバ
ス41Bに送信してはならないと判断して当該ストリー
ムデータのフィジカルレイヤ20Bへの送り出しを行わ
ない。
【0103】このようにしてこのネットワークシステム
40では、第1及び第2のポータル43A、43B間で
適切にストリームデータの送受信を行うことができ、か
つ第1及び第2のポータル43A、43Bそれぞれに接
続されている第1及び第2のローカルバス41A、41
Bに対して受信するノードのないストリームデータが送
信されることを防ぐことができるようになされている。
【0104】(2)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このネットワークシステム40で
は、ブリッジ42を構成する各第1及び第2のポータル
43A、43B内のSTREAM CONTROLエン
トリにおける「rsv 」フィールドF6(図16)のうち
の15ビット目を、送受信すべきストリームデータの送信
元又は送信先が自分であるか否かを判別するためのビッ
ト「p」として定義すると共に、「rsv 」フィールドF
6のうちの16ビット目を、そのストリームデータを当該
ポータル43A、43Bが接続されたローカルバス41
A、41Bに送信すべきか否かを判別するためのビット
「ld」として定義し、これら「p」フィールド及び
「ld」フィールドを所望すのストリームデータの送受
信形態に応じて設定する。
【0105】従ってこのネットワークシステム40で
は、第1又は第2のローカルバス41A、41B上のノ
ード44A、44Bと第2又は第1のポータル43B、
43Aとの間のストリームデータの送受信や、第1又は
第2のポータル43A、43Bと第2又は第1のローカ
ルバス41B、41A上のノード44B、44Aとの間
のストリームデータの送受信を、第1又は第2のローカ
ルバス41A、41Bにおけるストリームデータの送受
信に影響を及ぼすことなく行うことができる。
【0106】以上の構成によれば、ブリッジ42を構成
する各第1及び第2のポータル43A、43B内のST
REAM CONTROLエントリにおける「rsv 」フ
ィールドF6(図16)のうちの15ビット目を、送受信
すべきストリームデータの送信元又は送信先が自分であ
るか否かを判別するためのビット「p」として利用する
と共に、「rsv 」フィールドF6のうちの16ビット目
を、そのストリームデータを当該ポータル43A、43
Bが接続されたローカルバス41A、41Bに送信すべ
きか否かを判別するためのビット「ld」として利用す
るようにしたことにより、第1又は第2のローカルバス
41A、41B上のノード44A、44Bと第2又は第
1のポータル43B、43Aとの間のストリームデータ
の送受信や、第1又は第2のポータル43A、43Bと
第2又は第1のローカルバス41B、41A上のノード
44B、44Aとの間のストリームデータの送受信を、
第1又は第2のローカルバス41A、41Bにおけるス
トリームデータの送受信に影響を及ぼすことなく行うこ
とができ、かくして機能性を向上させながらストリーム
データの送受信を適切に行う得るネットワークシステム
を実現できる。
【0107】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を第1及び第
2のローカルバス41A、41Bがブリッジ42を介し
て接続されたネットワークシステム40に適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
3以上のローカルバスがブリッジを介して接続されたネ
ットワークシステムにも広く適用することができる。
【0108】また上述の実施の形態においては、ブリッ
ジ42が2ポータルブリッジである場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ブリッジが3以上のポータ
ルよって構成されるネットワークシステムにも広く適用
することができる。
【0109】さらに上述の実施の形態においては、デー
タの送信元又は送信先が自分であるか否かを表す第1の
情報及びデータを対応するバスに送信すべきか否かを表
す第2の情報として、STREAM CONTROLエ
ントリにおける「rsv 」フィールドF6(図16)のう
ちの15ビット目(「p」フィールド)及び16ビット目
(「ld」フィールド)を利用するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばSTRE
AM CONTROLエントリの15ビット目及び16ビッ
ト目に代えてこれらに対応するフラグを別途設けるよう
にしても良く、さらには、これらSTREAM CON
TROLエントリの15ビット目及び16ビット目とかかる
フラグを併用するようにしても良い。また第1及び第2
の情報として、ビット及び又はフラグ以外のものを用い
るようにしても良い。
【0110】さらに上述の実施の形態においては、デー
タの送信元又は送信先が自分であるか否かを表す第1の
情報(本実施の形態においてはSTREAM CONT
ROLエントリの「p」フィールド)及びデータを対応
するバスに送信すべきか否かを表す第2の情報(本実施
の形態においてはSTREAM CONTROLエント
リの「ld」フィールド)を保持する保持手段としてポ
ータルコントロール46A、46Bを適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これ
をポータルコントロール46A、46B以外の例えばコ
ンフィグレーションROM29や、第1及び第2のポー
タル43A、43B内の各リンクレイヤ45A、45B
などに保持させるようにしても良い。
【0111】この場合において、上述の実施の形態にお
いては、かかる第1及び第2の情報を外部からの要求に
応じた所定状態に設定する設定手段としてポータルコン
トロール46A、46Bを適用するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、メモリドライバ
やリンクレイヤ45A、45Bなど、第1及び第2の情
報の保持場所に応じてこの他種々の設定手段を広く適用
することができる。
【0112】さらに上述の実施の形態においては、ST
REAM CONTROLエントリの「p」フィールド
及び「ld」フィールドの値に基づいて、ストリームデ
ータを対応する第1又は第2のローカルバス41A、4
1B又は外部機器(本実施の形態においては相手側の第
2又は第1のポータル43B、43A)に送受信する送
受信手段としてリンクレイヤ45A、45Bを適用する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、本発明を適用するデータ送受信装置の構成に応じて
対応する部位にかかる機能を搭載するようにすれば良
い。
【0113】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数のバ
ス間を接続するブリッジの一部として機能し、ブリッジ
の他部を形成する外部機器と、自分が接続された対応す
るバスとの間でデータを送受信するデータ送受信装置に
おいて、データの送信元又は送信先が自分であるか否か
を表す第1の情報及び、データを対応するバスに送信す
べきか否かを表す第2の情報を保持する保持手段と、当
該第1及び又は第2の情報を外部からの要求に応じた所
定状態に設定する設定手段と、設定された第1及び第2
の情報に基づいて、データを対応するバス又は外部機器
に送受信する送受信手段とを設けるようにしたことによ
り、第1及び第2の情報の設定の仕方によって、当該デ
ータ送受信装置が接続されたバスにおけるデータ送受信
に影響を与えることなく、当該データ送受信装置を送信
元又は送信先としてデータの送受信を行うことができ、
かくしてネットワーク全体としての機能性を向上させ得
るデータ送受信装置を実現できる。
【0114】また本発明によれば、複数のバス間を接続
するブリッジの一部として機能する外部機器と、対応す
るバスとの間でデータを送受信するデータ送受信方法に
おいて、データの送信元又は送信先が自分であるか否か
を表す第1の情報及び、データを対応するバスに送信す
べきか否かを表す第2の情報を保持すると共に、当該保
持した第1及び第2の情報を、外部からの要求に応じた
所定状態に設定する第1のステップと、設定された第1
及び第2の情報に基づいて、データを対応するバス又は
外部機器に送受信する第2のステップとを設けるように
したことにより、第1及び第2の情報の設定の仕方によ
って、対応するバスにおけるデータ送受信に影響を与え
ることなく、自分を送信元又は送信先としてデータの送
受信を行うことができ、かくしてネットワーク全体とし
ての機能性を向上させ得るデータ送受信方法を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるIEEE1394ネットワ
ークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態によるブリッジの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明にかかる「p」ビットに関連したポータ
ルの動作を示す図表である。
【図4】本発明にかかる「ld」ビットに関連したポー
タルの動作を示す図表である。
【図5】本発明に関連するストリームデータの流れの説
明に供する概念図である。
【図6】本発明に関連するストリームデータの流れの説
明に供する概念図である。
【図7】本発明に関連するストリームデータの流れの説
明に供する概念図である。
【図8】IEEE1394規格に準拠したインターフェ
イスの構成要素とプロトコルアーキテクチャを示す概念
図である。
【図9】アシンクロナス(Asynchronaus)転送の説明に
供する概念図である。
【図10】アービトレーションによるバス使用権の取得
の説明に供する概念図である。
【図11】アイソクロナス(Isochronous )転送の説明
に供する概念図である。
【図12】CSRアーキテクチャにおけるアドレス指定
の説明に供する概念図である。
【図13】1394ブリッジを用いた1394ネットワ
ークの基本構成を示す概念図である。
【図14】複数の1394ブリッジを用いた1394ネ
ットワークの構成例を表す概念図である。
【図15】2ポータルブリッジの構成図を表すブロック
図である。
【図16】STREAM CONTROLエントリのフ
ォーマットを示す概念図である。
【図17】STREAM CONTROLエントリの
「st」フィールドのステータスを示す図表である。
【図18】STREAM CONTROLエントリの
「spd 」フィールドとデータスピードの対応を示す図表
である。
【図19】ローカルバスを跨いだストリームデータの送
受信を示す概念図である。
【図20】ポータルから内部バスを通して送信されるス
トリームデータの説明に供する概念図である。
【図21】ポータルに受信されるストリームデータの流
れの説明に供する概念図である。
【符号の説明】
23……内部バス、31A、31B……ストリームルー
ティングテーブル、40……ネットワークシステム、4
1A、41B……ローカルバス、42……ブリッジ、4
3A、43B……ポータル、44A、44B……ノー
ド、45A、45B……リンクレイヤ、46A、46B
……ポータルコントロール。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB01 GC06 GD23 GD32 GD33 GE05 5B077 AA13 AA18 BB04 FF01 NN02 5K033 AA05 AA09 CB08 DA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバス間を接続するブリッジの一部と
    して機能し、上記ブリッジの他部を形成する外部機器
    と、自分が接続された対応する上記バスとの間でデータ
    を送受信するデータ送受信装置において、 上記データの送信元又は送信先が自分であるか否かを表
    す第1の情報及び、上記データを上記対応するバスに送
    信すべきか否かを表す第2の情報を保持する保持手段
    と、 上記保持手段に保持された上記第1及び又は第2の情報
    を、外部からの要求に応じた所定状態に設定する設定手
    段と、 上記保持手段に保持された上記第1及び第2の情報に基
    づいて、上記データを上記対応するバス又は上記外部機
    器に送受信する送受信手段とを具えることを特徴とする
    データ送受信装置。
  2. 【請求項2】上記ブリッジは、 IEEE(The Instutite of Electrical and Electron
    ics Engineers )1394ハイパーフォーマンスシリア
    ルバス規格に準拠したブリッジであることを特徴とする
    請求項1に記載のデータ送受信装置。
  3. 【請求項3】上記第1及び第2の情報は、ビット又はフ
    ラグであることを特徴とする請求項1に記載のデータ送
    受信装置。
  4. 【請求項4】複数のバス間を接続するブリッジの一部と
    して機能する外部機器と、対応する上記バスとの間でデ
    ータを送受信するデータ送受信方法において、 上記データの送信元又は送信先が自分であるか否かを表
    す第1の情報及び、上記データを上記対応するバスに送
    信すべきか否かを表す第2の情報を保持すると共に、当
    該保持した第1及び第2の情報を、外部からの要求に応
    じた所定状態に設定する第1のステップと、 設定された上記第1及び第2の情報に基づいて、上記デ
    ータを上記対応するバス又は上記外部機器に送受信する
    第2のステップとを具えることを特徴とするデータ送受
    信方法。
  5. 【請求項5】上記ブリッジは、 IEEE(The Instutite of Electrical and Electron
    ics Engineers )1394ハイパーフォーマンスシリア
    ルバス規格に準拠したブリッジであることを特徴とする
    請求項4に記載のデータ送受信方法。
  6. 【請求項6】上記第1及び第2の情報は、ビット又はフ
    ラグであることを特徴とする請求項4に記載のデータ送
    受信方法。
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