JPH10243022A - パケット変換装置および媒体 - Google Patents

パケット変換装置および媒体

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JPH10243022A
JPH10243022A JP4042097A JP4042097A JPH10243022A JP H10243022 A JPH10243022 A JP H10243022A JP 4042097 A JP4042097 A JP 4042097A JP 4042097 A JP4042097 A JP 4042097A JP H10243022 A JPH10243022 A JP H10243022A
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JP
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packet
communication medium
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identifier
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JP4042097A
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English (en)
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Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Masazumi Yamada
山田  正純
Akira Iketani
章 池谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の通信媒体に接続された機器が、識別子
の変化する第2の通信媒体に接続された機器にパケット
の送受信を行う際の処理を軽減する。 【解決手段】 制御装置1403は、宛先変換表120
2に含まれる宛先番号によって第2の通信媒体に接続さ
れた被制御装置108を指定し、パケット変換装置14
01は、宛先番号をもとに第2の通信媒体での識別子を
付加する。制御装置1403は、被制御装置108の第
2の通信媒体での識別子を知る必要が無く、これによっ
てパケット生成に伴う処理が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の通信媒体
と、識別子の変化する可能性のある第2の通信媒体との
間でパケットの変換を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、伝送媒体としてIEEE1394
を使用したAV機器用のディジタル・インタフェースの
開発、および実用化が進められている。このIEEE1
394は次世代のマルチメディア用の高速シリアル・イ
ンタフェースとしてIEEE(アイ・トリプルイー)で
規格化されたインタフェースである(参考文献 High Pe
rformance Serial Bus 1394-1995:ハイ・パフォーマン
ス・シリアル・バス 1394-1995)。このIEEE139
4は、バス形式によってすべての機器が接続されてい
る。このバスに新たな機器が追加されたり、逆に機器が
切り離された場合には、バスの初期化(以下バスリセッ
トと称する)によって各機器(ノード)の識別子(以下
ノードIDと称する)が自動的に割り振られる。これに
よって使用者が各機器に識別子を設定する必要が無い代
わりに、新しい機器を追加したり、接続されていた機器
を切り離すことでバスリセットが発生し、ノードIDが
変化することが特徴となっている。
【0003】一方このIEEE1394には、AVデー
タ等のリアルタイム・データの伝送を行うための送信方
法であるアイソクロナス通信と、リアルタイム性の必要
の無い制御情報等の伝送を行うためのアシンクロナス通
信の2つの通信方法がある。これらの2つの転送方法
は、混在することが可能であり、例えば、AVデータの
転送を行っている間に制御情報の送受信などを行うこと
ができる。上記の2つの通信のうちアイソクロナス通信
は、特定の機器間での送信ではなくチャネル番号によっ
て識別を行う放送型の通信が行われる。一方アシンクロ
ナス通信は、宛先の情報としてノードIDを用いて通信
を行う。IEEE1394をAV機器用のインタフェー
スとして使用する場合には、このアシンクロナス通信を
使用して、機器の制御コマンドや機器の状態問い合わせ
等を行う。
【0004】このような制御対象機器として、民生用の
ディジタル・ビデオであるDVを使用することができ
る。このDVは、映像および音声信号をディジタルのま
ま記録するVTRであり、IEEE1394によってデ
ィジタル入力を直接記録することもでき、またディジタ
ル信号を直接出力することもできる。一方、アシンクロ
ナス通信を用いた機器制御により、再生や録画などの動
作をIEEE1394を通して制御することが可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394のよ
うに使用中に機器の識別子が変化してしまう可能性があ
る通信媒体を使用する場合には、同じ通信媒体に接続さ
れ、識別子の変化を検出できる機器以外が通信を行うこ
とはできなかった。すなわち、パケットを変換すること
などによって他の通信媒体との間で通信を行うことがで
きなかった。
【0006】例えばIEEE1394の場合、バスリセ
ットによってノードIDが変化してしまう可能性があ
る。このため、ノードIDを宛先として使用するアシン
クロナス通信を行うことのできる機器は、ノードIDの
変化を検出することのできる、同じバスに接続された機
器のみであった。このため、同一のバスに直接接続され
ていない機器との間で制御情報を含むアシンクロナス通
信用のパケットの送受信を行うことはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の発明のパケット変換装置は、第1の通信媒体
と、識別子の変化する可能性のある第2の通信媒体との
間でパケットの変換を行うパケット変換装置であって、
前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
する第1の受信手段と、前記第1のパケットを前記第2
の通信媒体に送出する第2の送信手段と、前記第2の通
信媒体から第2のパケットを受信して出力する第2の受
信手段と、前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情
報を出力する構成情報通知手段と、前記第2のパケット
および前記構成情報を前記第1の通信媒体に送出する第
1の送信手段を備えたことを特徴とする。
【0008】第2の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケット、およ
び前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知
要求を受信して各々を出力する第1の受信手段と、前記
第1のパケットを前記第2の通信媒体に送信する第2の
送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケットを
受信して出力する第2の受信手段と、前記通知要求が入
力された場合に前記構成情報を出力する構成情報通知手
段と、前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第
1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを
特徴とするパケット変換装置。
【0009】第3の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケット、およ
び前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知
要求を受信して各々を出力する第1の受信手段と、前記
第1のパケットを前記第2の通信媒体に送信する第2の
送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケットを
受信して出力する第2の受信手段と、前記通知要求が入
力された場合、および前記第2の通信媒体の前記識別子
が変化したことを検出した場合に前記構成情報を出力す
る構成情報通知手段と、前記第2のパケットおよび前記
構成情報を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手
段を備えたことを特徴とする。
【0010】第4の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信
して出力する第1の受信手段と、前記第1のパケットの
発信装置識別子として、前記第2の通信媒体での前記パ
ケット変換装置の識別子を付加して出力する送信識別子
付加手段と、前記パケット変換装置の識別子の付加され
た前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する
第2の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケ
ットを受信して出力する第2の受信手段と、前記第2の
通信媒体の接続構成を示す構成情報を出力する構成情報
通知手段と、前記第2のパケットおよび前記構成情報を
前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えた
ことを特徴とする。
【0011】第5の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケット、およ
び前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知
要求を受信して各々を出力する第1の受信手段と、前記
第1のパケットの発信装置識別子として、前記第2の通
信媒体での前記パケット変換装置の識別子を付加して出
力する送信識別子付加手段と、前記パケット変換装置の
識別子の付加された前記第1のパケットを前記第2の通
信媒体に送出する第2の送信手段と、前記第2の通信媒
体から第2のパケットを受信して出力する第2の受信手
段と、前記通知要求が入力された場合に前記構成情報を
出力する構成情報通知手段と、前記第2のパケットおよ
び前記構成情報を前記第1の通信媒体に送出する第1の
送信手段を備えたことを特徴とする。
【0012】第6の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケット、およ
び前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知
要求を受信して各々を出力する第1の受信手段と、前記
第1のパケットの発信装置識別子として、前記第2の通
信媒体での前記パケット変換装置の識別子を付加して出
力する送信識別子付加手段と、前記パケット変換装置の
識別子の付加された前記第1のパケットを前記第2の通
信媒体に送出する第2の送信手段と、前記第2の通信媒
体から第2のパケットを受信して出力する第2の受信手
段と、前記通知要求が入力された場合および前記第2の
通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に
前記構成情報を出力する構成情報通知手段と、前記第2
のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通信媒体に
送出する第1の送信手段を備えたことを特徴とする。
【0013】第7の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信
して出力する第1の受信手段と、前記第1のパケットの
宛先として含まれる宛先番号と、前記第2の通信媒体で
の前記識別子との対応を含む宛先変換表と、前記宛先変
換表に従って前記第1のパケットの宛先として含まれる
前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別子に変換し
て付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識別子と
して前記パケット変換装置の識別子を付加して出力する
識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力した前記
第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する第2の
送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケットを
受信して出力する第2の受信手段と、前記第2のパケッ
トを前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段と、
前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
段を備えたことを特徴とする。
【0014】第8の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信
して出力する第1の受信手段と、前記第1のパケットの
宛先として含まれる宛先番号と、前記第2の通信媒体で
の前記識別子との対応を含む宛先変換表と、前記宛先変
換表に従って前記第1のパケットの宛先として含まれる
前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別子に変換し
て付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識別子と
して前記パケット変換装置の識別子を付加して出力する
識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力した前記
第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する第2の
送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケットを
受信して出力する第2の受信手段と、前記第2の通信媒
体の前記識別子が変化したことを検出した場合に前記宛
先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前記宛先変
換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変換
表通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記宛先番
号の一覧を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】第9の発明のパケット変換装置は、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に
送信される第1のパケットの宛先として含まれる宛先番
号と、前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含
む宛先変換表と、前記第1の通信媒体から前記第1のパ
ケットおよび前記宛先変換表の送信要求を受信して各々
を出力する第1の受信手段と、前記宛先変換表に従って
前記第1のパケットの前記宛先番号を対応する識別子に
変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識
別子として前記パケット変換装置の識別子を付加して出
力する識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力し
た前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する
第2の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケ
ットを受信して出力する第2の受信手段と、前記第2の
通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に
前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前記
宛先変換表の送信要求を受け取った場合に前記宛先変換
表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変換表
通知手段と、前記第2のパケットおよび前記宛先番号の
一覧を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段を
備えたことを特徴とする。
【0016】第10の発明のパケット変換装置、第1の
通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通信
媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置で
あって、前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に
送信される第1のパケットの宛先として含まれる宛先番
号と、前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含
む宛先変換表と、前記第1の通信媒体から前記第1のパ
ケットおよび前記宛先変換表の送信要求を受信して各々
を出力する第1の受信手段と、前記宛先変換表に従って
前記第1のパケットの前記宛先番号を対応する識別子に
変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識
別子として前記パケット変換装置の識別子を付加して出
力する識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力し
た前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する
第2の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケ
ットを受信して出力する第2の受信手段と、前記第2の
通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に
前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前記
宛先変換表の送信要求を受け取った場合、および前記宛
先変換表が更新されたことを検出した場合に前記宛先変
換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変換
表通知手段と、前記第2のパケットおよび前記宛先番号
の一覧を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段
を備えたことを特徴とする。
【0017】第11の発明のパケット変換装置は、第1
の通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置
であって、前記第1の通信媒体から第1のパケットを受
信して出力する第1の受信手段と、前記第1のパケット
の宛先として含まれる宛先番号と、前記第2の通信媒体
での前記識別子との対応を含む宛先変換表と、前記宛先
変換表に従って前記第1のパケットの宛先として含まれ
る前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別子に変換
して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識別子
として前記パケット変換装置の識別子を付加して出力す
る識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力した前
記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する第2
の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケット
を受信して出力する第2の受信手段と、前記第2のパケ
ットの発信装置識別子を前記宛先変換表に従って対応す
る前記宛先番号に置き換えて出力する識別子置換手段
と、前記識別子置換手段が出力した前記第2のパケット
を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段と、前
記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出し
た場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段
を備えたことを特徴とする。
【0018】第12の発明のパケット変換装置は、第1
の通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置
であって、前記第1の通信媒体から第1のパケットを受
信して出力する第1の受信手段と、前記第1のパケット
の宛先として含まれる宛先番号と、前記第2の通信媒体
での前記識別子との対応を含む宛先変換表と、前記宛先
変換表に従って前記第1のパケットの宛先として含まれ
る前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別子に変換
して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置識別子
として前記パケット変換装置の識別子を付加して出力す
る識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力した前
記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する第2
の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパケット
を受信して出力する第2の受信手段と、前記第2の通信
媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に前記
宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前記宛先
変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変
換表通知手段と、前記第2のパケットの送信装置識別子
を前記宛先変換表に従って対応する前記宛先番号に置き
換えて出力する識別子置換手段と、前記識別子置換手段
が出力した前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一
覧を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備
えたことを特徴とする。
【0019】第13の発明のパケット変換装置は、第1
の通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置
であって、前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体
に送信される第1のパケットの宛先として含まれる宛先
番号と、前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を
含む宛先変換表と、前記第1の通信媒体から前記第1の
パケットおよび前記宛先変換表の送信要求を受信して各
々を出力する第1の受信手段と、前記宛先変換表に従っ
て前記第1のパケットの前記宛先番号を対応する識別子
に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装置
識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加して
出力する識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力
した前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出す
る第2の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパ
ケットを受信して出力する第2の受信手段と、前記第2
の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合
に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前
記宛先変換表の送信要求を受け取った場合に前記宛先変
換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変換
表通知手段と、前記第2のパケットの送信装置識別子を
前記宛先変換表に従って対応する前記宛先番号に置き換
えて出力する識別子置換手段と、前記識別子置換手段が
出力した前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一覧
を前記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備え
たことを特徴とする。
【0020】第14の発明のパケット変換装置は、第1
の通信媒体と、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体との間でパケットの変換を行うパケット変換装置
であって、前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体
に送信される第1のパケットの宛先として含まれる宛先
番号と、前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を
含む宛先変換表と、前記第1の通信媒体から前記第1の
パケットおよび前記宛先変換表の送信要求を受信して各
々を出力する第1の受信手段と、前記宛先変換表に従っ
て前記第1のパケットの前記宛先番号を対応する識別子
に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの送信装置
識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加して
出力する識別子付加手段と、前記識別子付加手段が出力
した前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出す
る第2の送信手段と、前記第2の通信媒体から第2のパ
ケットを受信して出力する第2の受信手段と、前記第2
の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合
に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手段と、前
記宛先変換表の送信要求を受け取った場合、および前記
宛先変換表が更新されたことを検出した場合に前記宛先
変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変
換表通知手段と、前記第2のパケットの送信装置識別子
を前記宛先変換表に従って前記宛先番号に置き換えて出
力する識別子置換手段と、前記識別子置換手段が出力し
た前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一覧を前記
第1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えたこと
を特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。
【0022】(第1の実施例)図1は第1の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置101は、第1の受信手段102、第2の送
信手段103、構成情報通知手段104、第1の送信手
段105、第2の受信手段106より構成される。第1
の通信媒体109に接続された制御装置107が、識別
子の変化する可能性のある第2の通信媒体110に接続
された被制御装置108との間で、制御情報の通信を行
う。
【0023】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0024】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置107
は、図15に示すアシンクロナス・パケットをデータ部
分に含む第1のパケットをパケット変換装置101に向
けて送信する。図15に示すアシンクロナス・パケット
1513は、パケット・ヘッダ部1511とデータ部1
512から構成され、パケットヘッダ部1511は、宛
先ID1501、パケットに付けられたラベルtl15
02、パケットの種別を表すtcode1504、送信
の優先度を表すpri1505、送り主ID1506、
パケットの種別に依存した情報1507、およびヘッダ
用のCRC1508を含む。一方データ部1512はデ
ータ1509とデータ用CRC1510から構成され
る。この中で宛先IDには、パケットの送信先である被
制御装置110のノードIDが含まれ、送り主IDに
は、第2の伝送媒体108でパケットを発信するパケッ
ト変換装置101のノードIDが含まれる。被制御装置
108に対する制御情報は、このアシンクロナス・パケ
ットのデータ1509に含まれて送信される。
【0025】一方、制御装置107が第1の通信媒体で
送信する第1のパケットの例を図16に示す。第1のパ
ケット1601はヘッダ部1602とデータ部1603
から構成され、IEEE1394で使用されるアシンク
ロナス・パケットはこの第1のパケット1601のデー
タ部1602に含まれて送信される。ヘッダ部1602
は第1の通信媒体での通信のために使用されるものであ
り、第1のパケットの送り主である制御装置107や宛
先であるパケット変換装置101を示す情報などが含ま
れる。
【0026】パケット変換装置101の第1の受信手段
102は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。第2の送信手段103はバスの調停などを行っ
た上で、第1の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。第
2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接続
された被制御装置108は、このアシンクロナス・パケ
ットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取り、
この制御情報によって指示された動作などを実現する。
【0027】また、被制御装置108は制御装置107
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置101のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0028】パケット変換装置101の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段106が受信して出力したアシ
ンクロナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分
に含め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行っ
た上で制御装置107に送信する。これにより制御装置
107は、被制御装置108より必要な情報を受け取る
ことが可能となる。
【0029】一方構成情報通知手段104は、第2の通
信媒体であるIEEE1394バスに接続された機器の
数やノードIDを調べた結果として構成情報を第1の送
信手段に出力する。また、これに加えて構成情報通知手
段は各機器が持つ情報を収集して出力することが可能で
ある。IEEE1394バスに接続された各機器が持つ
情報の一つとして、コンフィグレーション・ロム (Conf
iguration ROM) がある。このコンフィグレーション・
ロムは、機器が対応している制御方法を表す情報等を含
んでいるもので、IEEE1394バスに接続された他
の機器から取得が可能なものである。従って、構成情報
通知手段はノードIDとともに、コンフィグレーション
・ロムの情報を構成情報として出力することができる。
【0030】第1の送信手段105は、第2のパケット
の送信を行うとともに、構成情報通知手段104が出力
する構成情報を第1の通信媒体109に送出する。制御
装置107は、この構成情報を受信することで、第1の
通信媒体に接続された機器のノードIDや、対応してい
る制御方法を知ることが可能となるため、制御を行うた
めのアシンクロナス・パケットを生成し、送信すること
ができる。
【0031】なお構成情報通知手段104は、第2の通
信媒体110として使用するIEEE1394バスの初
期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化した
場合に構成情報を送信することが可能である。これによ
って、不要な構成情報の送信を行う必要がななく、第1
の通信媒体109を有効に使うことが可能となる。
【0032】さらには、このようなノードIDの変化を
検出した場合に、変化した情報だけを送信することで、
構成情報の通知を効率的に行うことが可能である。
【0033】(第2の実施例)図2は第2の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置201は、第1の受信手段202、第2の送
信手段103、構成情報通知手段203、第1の送信手
段105、第2の受信手段106より構成される。な
お、第1の実施例と同一の部分は、同一の符号を付して
いる。第1の通信媒体109に接続された制御装置20
4が、識別子の変化する可能性のある第2の通信媒体1
10に接続された被制御装置108との間で、制御情報
の通信を行う。
【0034】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0035】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置204
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置2
01に向けて送信する。このアシンクロナス・パケット
の宛先IDには、パケットの送信先である被制御装置1
08のノードIDが含まれ、送り主IDには、第2の伝
送媒体110でパケットを発信するパケット変換装置2
01のノードIDが含まれる。被制御装置108に対す
る制御情報は、このアシンクロナス・パケットのデータ
1509に含まれて送信される。
【0036】パケット変換装置201の第1の受信手段
202は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。第2の送信手段103はバスの調停などを行っ
た上で、第1の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。第
2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接続
された被制御装置108は、このアシンクロナス・パケ
ットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取り、
この制御情報によって指示された動作などを実現する。
【0037】また、被制御装置108は制御装置204
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置201のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0038】パケット変換装置201の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段106が受信して出力したアシ
ンクロナス・パケットを、第1のケットのデータ部分に
含め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った
上で制御装置204に送信する。これにより制御装置2
04は、被制御装置108より必要な情報を受け取るこ
とが可能となる。
【0039】一方制御装置204は、パケットの生成お
よび送信に先立って、第2の通信媒体であるIEEE1
394バスに接続された機器の数やノードID、コンフ
ィグレーション・ロムの情報などの構成情報の要求をパ
ケット変換装置201に送信する。
【0040】パケット変換装置201の第1の受信手段
202は、この構成情報の要求を受信した場合、構成情
報通知手段203に出力する。構成情報通知手段203
は、第1の受信手段202から構成情報の要求が入力さ
れた場合、第2の通信媒体110の構成情報を第1の送
信手段105に出力する。第1の送信手段105は、こ
の構成情報を第1の通信媒体109を通して制御装置2
04に送信する。
【0041】制御装置204は、この構成情報を受信す
ることで、第2の通信媒体110に接続された機器のノ
ードIDや、対応している制御方法を知ることが可能と
なるため、制御を行うためのアシンクロナス・パケット
を生成し、送信することができる。
【0042】(第3の実施例)図3は第3の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置301は、第1の受信手段202、第2の送
信手段103、構成情報通知手段302、第1の送信手
段105、第2の受信手段106より構成される。な
お、第1および第2の実施例と同一の部分は、同一の符
号を付している。第1の通信媒体109に接続された制
御装置303が、識別子の変化する可能性のある第2の
通信媒体110に接続された被制御装置108との間
で、制御情報の通信を行う。
【0043】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0044】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置303
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置3
01に向けて送信する。このアシンクロナス・パケット
の宛先IDには、パケットの送信先である被制御装置1
08のノードIDが含まれ、送り主IDには、第2の伝
送媒体110でパケットを発信するパケット変換装置3
01のノードIDが含まれる。被制御装置108に対す
る制御情報は、このアシンクロナス・パケットのデータ
1509に含まれて送信される。
【0045】パケット変換装置301の第1の受信手段
202は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。第2の送信手段103はバスの調停などを行っ
た上で、第1の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。第
2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接続
された被制御装置108は、このアシンクロナス・パケ
ットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取り、
この制御情報によって指示された動作などを実現する。
【0046】また、被制御装置108は制御装置303
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置301のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0047】パケット変換装置301の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段106が受信して出力したアシ
ンクロナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分
に含め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行っ
た上で制御装置303に送信する。これにより制御装置
303は、被制御装置108より必要な情報を受け取る
ことが可能となる。
【0048】一方制御装置303は、パケットの生成お
よび送信に先立って、第2の通信媒体であるIEEE1
394バスに接続された機器の数やノードID、コンフ
ィグレーション・ロムの情報などの構成情報の要求をパ
ケット変換装置301に送信する。
【0049】パケット変換装置301の第1の受信手段
202は、この構成情報の要求を受信した場合、構成情
報通知手段302に出力する。構成情報通知手段302
は、第1の受信手段202から構成情報の要求が入力さ
れた場合、第2の通信媒体110の構成情報を第1の送
信手段105に出力する。さらに構成情報通知手段30
2は、第2の通信媒体110として使用するIEEE1
394バスの初期化(バスリセット)を検出し、ノード
IDが変化した場合に構成情報を出力する。第1の送信
手段105は、構成情報通知手段302から構成情報が
入力された場合、これを第1の通信媒体109を通して
制御装置303に送信する。
【0050】制御装置303は、この構成情報を受信す
ることで、第2の通信媒体110に接続された機器のノ
ードIDや、対応している制御方法を知ることが可能と
なるため、制御を行うためのアシンクロナス・パケット
を生成し、送信することができる。またIEEE139
4バスが、バスリセットによってノードIDが変化した
場合にも、構成情報を受けるとことが可能なため、間違
ったノードIDへパケットの送信を行うことを防ぐこと
が可能となる。
【0051】なお、このようなノードIDの変化を検出
した場合に、変化した情報だけを送信することで、構成
情報の通知を効率的に行うことが可能である。
【0052】(第4の実施例)図4は第4の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置401は、第1の受信手段102、送信識別
子付加手段402、第2の送信手段103、構成情報通
知手段104、第1の送信手段105、第2の受信手段
106より構成される。なお、第1〜3の実施例と同一
の部分は、同一の符号を付している。第1の通信媒体1
09に接続された制御装置403が、識別子の変化する
可能性のある第2の通信媒体110に接続された被制御
装置108との間で、制御情報の通信を行う。
【0053】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0054】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置403
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置4
01に向けて送信する。このアシンクロナス・パケット
の宛先IDには、パケットの送信先である被制御装置1
08のノードIDが含まれ、また送り主IDは任意の値
を用いる。被制御装置108に対する制御情報は、この
アシンクロナス・パケットのデータ1509に含まれて
送信される。
【0055】パケット変換装置401の第1の受信手段
102は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。送信識別子付加手段402は、アシンクロナス
・パケットの送り主ID1506として、パケットの発
信を行うパケット変換装置401のノードIDを付加し
て出力する。第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、第1の受信手段が受信して出力したアシン
クロナス・パケットをIEEE1394バスに送出す
る。第2の通信媒体110であるIEEE1394バス
に接続された被制御装置108は、このアシンクロナス
・パケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け
取り、この制御情報によって指示された動作などを実現
する。
【0056】また、被制御装置108は制御装置403
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置401のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0057】パケット変換装置401の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段106が受信して出力したアシ
ンクロナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分
に含め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行っ
た上で制御装置403に送信する。これにより制御装置
403は、被制御装置108より必要な情報を受け取る
ことが可能となる。
【0058】一方構成情報通知手段104は、第2の通
信媒体であるIEEE1394バスに接続された機器の
ノードIDや、対応している制御方法などを構成情報と
して出力する第1の送信手段105は、第2のパケット
の送信を行うとともに、構成情報通知手段104が出力
する構成情報を第1の通信媒体109に送出する。
【0059】制御装置403は、この構成情報を受信す
ることで、第2の通信媒体110に接続された機器のノ
ードIDや、対応している制御方法を知ることが可能と
なるため、制御を行うためのアシンクロナス・パケット
を生成し、送信することができる。またこの場合、アシ
ンクロナス・パケットの送り主ID1506は、パケッ
ト変換装置401の送信識別子付加手段402が付加す
るため、制御装置403はパケット変換装置401のノ
ードIDを知る必要が無い。そこで制御装置403が生
成するアシンクロナス・パケットは、送り主IDとして
任意の値を付加したものを、第1のパケットのデータ部
分に含めて送信する。
【0060】なお構成情報通知手段104は、第2の通
信媒体110として使用するIEEE1394バスの初
期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化した
場合に構成情報を送信することが可能である。これによ
って、不要な構成情報の送信を行う必要がななく、第1
の通信媒体109を有効に使うことが可能となる。
【0061】さらには、このようなノードIDの変化を
検出した場合に、変化した情報だけを送信することで、
構成情報の通知を効率的に行うことが可能である。
【0062】(第5の実施例)図5は第5の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置501は、第1の受信手段202、送信識別
子付加手段402、第2の送信手段103、構成情報通
知手段203、第1の送信手段105、第2の受信手段
106より構成される。なお、第1〜4の実施例と同一
の部分は、同一の符号を付している。第1の通信媒体1
09に接続された制御装置502が、識別子の変化する
可能性のある第2の通信媒体110に接続された被制御
装置108との間で、制御情報の通信を行う。
【0063】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0064】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置502
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置5
01に向けて送信する。このアシンクロナス・パケット
の宛先IDには、パケットの送信先である被制御装置1
10のノードIDが含まれ、送り主IDは任意の値を用
いる。被制御装置108に対する制御情報は、このアシ
ンクロナス・パケットのデータ1509に含まれて送信
される。
【0065】パケット変換装置501の第1の受信手段
202は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。送信識別子付加手段402は、アシンクロナス
・パケットの送り主ID1506として、パケットの発
信を行うパケット変換装置401のノードIDを付加し
て出力する。第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、第1の受信手段が受信して出力したアシン
クロナス・パケットをIEEE1394バスに送出す
る。第2の通信媒体110であるIEEE1394バス
に接続された被制御装置108は、このアシンクロナス
・パケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け
取り、この制御情報によって指示された動作などを実現
する。
【0066】また、被制御装置108は制御装置502
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置501のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0067】パケット変換装置501の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含
め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った上
で制御装置502に送信する。これにより制御装置50
2は、被制御装置108より必要な情報を受け取ること
が可能となる。
【0068】一方制御装置502は、パケットの生成お
よび送信に先立って、第2の通信媒体であるIEEE1
394バスに接続された機器の数やノードID、コンフ
ィグレーション・ロムの情報などの構成情報の要求をパ
ケット変換装置501に送信する。
【0069】パケット変換装置501の第1の受信手段
202は、この構成情報の要求を受信した場合、構成情
報通知手段203に出力する。構成情報通知手段203
は、第1の受信手段202から構成情報の要求が入力さ
れた場合、第2の通信媒体110の構成情報を第1の送
信手段105に出力する。第1の送信手段105は、こ
の構成情報を第1の通信媒体109を通して制御装置5
02に送信する。
【0070】制御装置502は、この構成情報を受信す
ることで、第2の通信媒体110に接続された機器のノ
ードIDや、対応している制御方法を知ることが可能と
なるため、制御を行うためのアシンクロナス・パケット
を生成し、送信することができる。またこの場合、アシ
ンクロナス・パケットの送り主ID1506は、パケッ
ト変換装置501の送信識別子付加手段402が付加す
るため、制御装置502はパケット変換装置451のノ
ードIDを知る必要が無い。そこで制御装置502が生
成するアシンクロナス・パケットは、送り主IDとして
任意の値を付加したものを、第1のパケットのデータ部
分に含めて送信する。
【0071】(第6の実施例)図6は第6の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置601は、第1の受信手段202、送信識別
子付加手段402、第2の送信手段103、構成情報通
知手段302、第1の送信手段105、第2の受信手段
106より構成される。なお、第1〜5の実施例と同一
の部分は、同一の符号を付している。第1の通信媒体1
09に接続された制御装置602が、識別子の変化する
可能性のある第2の通信媒体110に接続された被制御
装置108との間で、制御情報の通信を行う。
【0072】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0073】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置602
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置6
01に向けて送信する。このアシンクロナス・パケット
の宛先IDには、パケットの送信先である被制御装置1
08のノードIDが含まれ、送り主IDは任意の値を用
いる。被制御装置108に対する制御情報は、このアシ
ンクロナス・パケットのデータ1509に含まれて送信
される。
【0074】パケット変換装置601の第1の受信手段
202は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。送信識別子付加手段402は、アシンクロナス
・パケットの送り主ID1506として、パケットの発
信を行うパケット変換装置601のノードIDを付加し
て出力する。第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、第1の受信手段202が受信して出力した
アシンクロナス・パケットをIEEE1394バスに送
出する。第2の通信媒体110であるIEEE1394
バスに接続された被制御装置108は、このアシンクロ
ナス・パケットを受信し、この中に含まれた制御情報を
受け取り、この制御情報によって指示された動作などを
実現する。
【0075】また、被制御装置108は制御装置602
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置601のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0076】パケット変換装置601の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段106が受信して出力したアシ
ンクロナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分
に含め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行っ
た上で制御装置602に送信する。これにより制御装置
602は、被制御装置108より必要な情報を受け取る
ことが可能となる。
【0077】一方制御装置602は、パケットの生成お
よび送信に先立って、第2の通信媒体であるIEEE1
394バスに接続された機器の数やノードID、コンフ
ィグレーション・ロムの情報などの構成情報の要求をパ
ケット変換装置601に送信する。
【0078】パケット変換装置601の第1の受信手段
202は、この構成情報の要求を受信した場合、構成情
報通知手段302に出力する。構成情報通知手段302
は、第1の受信手段202から構成情報の要求が入力さ
れた場合、第2の通信媒体110の構成情報を第1の送
信手段105に出力する。さらに構成情報通知手段30
2は、第2の通信媒体110として使用するIEEE1
394バスの初期化(バスリセット)を検出し、ノード
IDが変化した場合に構成情報を出力する。第1の送信
手段105は、構成情報通知手段302から構成情報が
入力された場合、これを第1の通信媒体109を通して
制御装置602に送信する。
【0079】制御装置602は、この構成情報を受信す
ることで、第2の通信媒体110に接続された機器のノ
ードIDや、対応している制御方法を知ることが可能と
なるため、制御を行うためのアシンクロナス・パケット
を生成し、送信することができる。またIEEE139
4バスが、バスリセットによってノードIDが変化した
場合にも、構成情報を受けるとことが可能なため、間違
ったノードIDへパケットの送信を行うことを防ぐこと
が可能となる。またこの場合、アシンクロナス・パケッ
トの送り主ID1506は、パケット変換装置601の
送信識別子付加手段402が付加するため、制御装置6
02はパケット変換装置601のノードIDを知る必要
が無い。そこで制御装置602が生成するアシンクロナ
ス・パケットは、送り主IDとして任意の値を付加した
ものを、第1のパケットのデータ部分に含めて送信す
る。
【0080】なお、このようなノードIDの変化を検出
した場合に、変化した情報だけを送信することで、構成
情報の通知を効率的に行うことが可能である。
【0081】(第7の実施例)図7は第7の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置701は、第1の受信手段102、識別子変
換手段702、第2の送信手段103、宛先変換表70
3、宛先変換表更新手段704、第1の送信手段10
5、第2の受信手段106より構成される。なお、第1
〜6の実施例と同一の部分は、同一の符号を付してい
る。第1の通信媒体109に接続された制御装置705
が、識別子の変化する可能性のある第2の通信媒体11
0に接続された被制御装置108との間で、制御情報の
通信を行う。
【0082】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0083】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置705
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置7
01に向けて送信する。
【0084】制御装置705が第1のパケットのデータ
部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛先
IDとしては、宛先変換表703に含まれる宛先番号を
使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。被制
御装置108に対する制御情報は、このアシンクロナス
・パケットのデータ1509に含まれて送信される。
【0085】この場合の宛先変換表703の例を表1に
示す。
【0086】
【表1】
【0087】制御装置705は宛先として、表1に示さ
れるような宛先変換表の番号を使用する。この番号は、
機器の種別によって定められた値である。例えば、制御
装置705がVTR2に制御情報を送信する場合、宛先
番号として2を使用し、第1のパケット1601のデー
タ部分に含めてパケット変換装置701に送信する。
【0088】パケット変換装置701の第1の受信手段
102は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・パ
ケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先変
換表703の対応に従ってノードIDに変換し、送り主
ID1506にはパケット変換装置701のノードID
を付加して出力する。この例の場合、宛先番号として2
が含まれているため、表1により、ノードIDとして5
を宛先IDとして使用する。
【0089】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0090】また、被制御装置108は制御装置705
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置701のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0091】パケット変換装置701の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段1
05は、第2の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含
め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った上
で制御装置705に送信する。これにより制御装置70
5は、被制御装置108より必要な情報を受け取ること
が可能となる。
【0092】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表703を更新する。
【0093】以上のように宛先変換表703を使用し、
制御装置705がこの宛先変換表703に含まれる宛先
番号を使用することで、被制御装置108のノードID
を知る必要がない。また識別子変換手段702がパケッ
ト変換装置701のノードIDを付加するため、パケッ
ト変換装置701のノードIDも知る必要がない。
【0094】(第8の実施例)図8は第8の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置801は、第1の受信手段102、識別子変
換手段702、第2の送信手段103、宛先変換表70
3、宛先変換表更新手段704、第1の送信手段80
3、第2の受信手段106、宛先変換表通知手段802
より構成される。なお、第1〜7の実施例と同一の部分
は、同一の符号を付している。第1の通信媒体109に
接続された制御装置804が、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110に接続された被制御装置1
08との間で、制御情報の通信を行う。
【0095】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0096】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置804
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置8
01に向けて送信する。
【0097】制御装置804が第1のパケットのデータ
部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛先
IDとしては、宛先変換表703に含まれる宛先番号を
使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。被制
御装置108に対する制御情報は、このアシンクロナス
・パケットのデータ1509に含まれて送信される。こ
の場合の宛先変換表703の例は表1と同様である。
【0098】制御装置804は宛先として、表1に示さ
れるような宛先変換表703の番号を使用する。この番
号は、機器の種別によって定められた値である。例え
ば、制御装置804がVTR2に制御情報を送信する場
合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット160
1のデータ部分に含めてパケット変換装置801に送信
する。
【0099】パケット変換装置801の第1の受信手段
102は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・パ
ケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先変
換表703の対応に従ってノードIDに変換し、送り主
ID1506にはパケット変換装置801のノードID
を付加して出力する。この例の場合、宛先番号として2
が含まれているため、表1により、ノードIDとして5
を宛先IDとして使用する。
【0100】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0101】また、被制御装置108は制御装置804
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置801のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0102】パケット変換装置801の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段8
03は、第2の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含
め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った上
で制御装置804に送信する。これにより制御装置80
4は、被制御装置108より必要な情報を受け取ること
が可能となる。
【0103】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表703を更新する。
【0104】以上のように宛先変換表703を使用し、
制御装置804がこの宛先変換表703に含まれる宛先
番号を使用することで、被制御装置108のノードID
を知る必要がない。また識別子変換手段702がパケッ
ト変換装置701のノードIDを付加するため、パケッ
ト変換装置801のノードIDも知る必要がない。
【0105】さらに宛先変換表通知手段802は、宛先
変換表703を読み出し、ここに含まれる機器種別の一
覧を作成して出力する。一方、第1の送信手段803
は、前記のような第2の受信手段106が受信したアシ
ンクロナス・パケットの送信に加え、宛先変換表通知手
段802が出力した機器種別の一覧を制御装置804に
送信する。この機器種別の一覧を受信した制御装置80
4は、第2の通信媒体110に接続された機器の種別を
知ることが可能となるため、不要なパケットを生成して
送信することを防ぐことが可能となる。
【0106】なお宛先変換表通知手段802は、第2の
通信媒体110として使用するIEEE1394バスが
初期化(バスリセット)され、宛先変換表703が更新
されたことを検出した場合に、機器種別の一覧を送信す
ることが可能である。これによって、不要な機器種別の
一覧の送信を行う必要がななく、第1の通信媒体109
を有効に使うことが可能となる。さらには、このような
宛先変換表703が更新された場合に、変化した情報だ
けを送信することで、機器種別の一覧の通知を効率的に
行うことが可能である。
【0107】(第9の実施例)図9は第9の実施例のパ
ケット変換装置の主要な構成を示すブロック図である。
本実施例において第1の通信媒体109と第2の通信媒
体110に接続され、パケットの相互変換を行うパケッ
ト変換装置901は、第1の受信手段902、識別子変
換手段702、第2の送信手段103、宛先変換表70
3、宛先変換表更新手段704、第1の送信手段80
3、第2の受信手段106、宛先変換表通知手段903
より構成される。なお、第1〜8の実施例と同一の部分
は、同一の符号を付している。第1の通信媒体109に
接続された制御装置904が、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110に接続された被制御装置1
08との間で、制御情報の通信を行う。
【0108】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0109】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置904
は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケットを
データ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置9
01に向けて送信する。
【0110】制御装置904が第1のパケットのデータ
部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛先
IDとしては、宛先変換表703に含まれる宛先番号を
使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。被制
御装置108に対する制御情報は、このアシンクロナス
・パケットのデータ1509に含まれて送信される。こ
の場合の宛先変換表703の例は表1と同様である。
【0111】制御装置904は宛先として、表1に示さ
れるような宛先変換表703の番号を使用する。この番
号は、機器の種別によって定められた値である。例え
ば、制御装置904がVTR2に制御情報を送信する場
合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット160
1のデータ部分に含めてパケット変換装置901に送信
する。
【0112】パケット変換装置901の第1の受信手段
902は、第1のパケット1601を受信してデータ部
1603に含まれているアシンクロナス・パケットを出
力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・パ
ケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先変
換表703の対応に従ってノードIDに変換し、送り主
ID1506にはパケット変換装置901のノードID
を付加して出力する。この例の場合、宛先番号として2
が含まれているため、表1により、ノードIDとして5
を宛先IDとして使用する。
【0113】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0114】また、被制御装置108は制御装置904
から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わせ
を受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置10
8は宛先IDとしてパケット変換装置901のノードI
Dを、送り主IDとして被制御装置108のノードID
を含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0115】パケット変換装置901の第2の受信手段
106は、この被制御装置108が送信したアシンクロ
ナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段8
03は、第2の受信手段が受信して出力したアシンクロ
ナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含
め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った上
で制御装置904に送信する。これにより制御装置90
4は、被制御装置108より必要な情報を受け取ること
が可能となる。
【0116】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表703を更新する。
【0117】以上のように宛先変換表703を使用し、
制御装置904がこの宛先変換表703に含まれる宛先
番号を使用することで、被制御装置108のノードID
を知る必要がない。また識別子変換手段702がパケッ
ト変換装置701のノードIDを付加するため、パケッ
ト変換装置901のノードIDも知る必要がない。
【0118】さらに制御装置904は、パケットの生成
および送信に先立って、宛先変換表703の要求をパケ
ット変換装置901に送信する。この宛先変換表703
の送信要求を受信したパケット変換装置901の第1の
受信手段902は、この要求を宛先変換表通知手段90
3に出力する。
【0119】宛先変換表通知手段903はこの要求を受
け取った場合、宛先変換表703を読み出し、ここに含
まれる機器種別の一覧を作成して出力する。一方、第1
の送信手段803は、前記のような第2の受信手段10
6が受信したアシンクロナス・パケットの送信に加え、
宛先変換表通知手段903が出力した機器種別の一覧を
制御装置904に送信する。
【0120】制御装置904は、パケットの生成に先立
ってこの機器種別の一覧を受信することによって、第2
の通信媒体110に接続された機器の種別を知ることが
可能となるため、制御を行うためのアシンクロナス・パ
ケットを生成し、送信することが可能となる。
【0121】(第10の実施例)図10は第10の実施
例のパケット変換装置の主要な構成を示すブロック図で
ある。本実施例において第1の通信媒体109と第2の
通信媒体110に接続され、パケットの相互変換を行う
パケット変換装置1001は、第1の受信手段902、
識別子変換手段702、第2の送信手段103、宛先変
換表703、宛先変換表更新手段704、第1の送信手
段803、第2の受信手段106、宛先変換表通知手段
1002より構成される。なお、第1〜9の実施例と同
一の部分は、同一の符号を付している。第1の通信媒体
109に接続された制御装置1003が、識別子の変化
する可能性のある第2の通信媒体110に接続された被
制御装置108との間で、制御情報の通信を行う。
【0122】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0123】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置100
3は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケット
をデータ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置
1001に向けて送信する。
【0124】制御装置1003が第1のパケットのデー
タ部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛
先IDとしては、宛先変換表703に含まれる宛先番号
を使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。被
制御装置108に対する制御情報は、このアシンクロナ
ス・パケットのデータ1509に含まれて送信される。
この場合の宛先変換表703の例は表1と同様である。
【0125】制御装置1003は宛先として、表1に示
されるような宛先変換表703の番号を使用する。この
番号は、機器の種別によって定められた値である。例え
ば、制御装置1003がVTR2に制御情報を送信する
場合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット16
01のデータ部分に含めてパケット変換装置1001に
送信する。
【0126】パケット変換装置1001の第1の受信手
段902は、第1のパケット1601を受信してデータ
部1603に含まれているアシンクロナス・パケットを
出力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・
パケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先
変換表703の対応に従ってノードIDに変換し、送り
主ID1506にはパケット変換装置1001のノード
IDを付加して出力する。この例の場合、宛先番後とし
て2が含まれているため、表1により、ノードIDとし
て5を宛先IDとして使用する。
【0127】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0128】また、被制御装置108は制御装置100
3から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わ
せを受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置1
08は宛先IDとしてパケット変換装置1001のノー
ドIDを、送り主IDとして被制御装置108のノード
IDを含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0129】パケット変換装置1001の第2の受信手
段106は、この被制御装置108が送信したアシンク
ロナス・パケットを受信して出力する。第1の送信手段
803は、第2の受信手段が受信して出力したアシンク
ロナス・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含
め、第1の通信媒体109に必要な調停などを行った上
で制御装置1003に送信する。これにより制御装置1
003は、被制御装置108より必要な情報を受け取る
ことが可能となる。
【0130】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表703を更新する。
【0131】以上のように宛先変換表703を使用し、
制御装置1003がこの宛先変換表703に含まれる宛
先番号を使用することで、被制御装置108のノードI
Dを知る必要がない。また識別子変換手段702がパケ
ット変換装置701のノードIDを付加するため、パケ
ット変換装置1001のノードIDも知る必要がない。
【0132】さらに制御装置1003は、パケットの生
成および送信に先立って、宛先変換表703の要求をパ
ケット変換装置1001に送信する。この宛先変換表7
03の送信要求を受信したパケット変換装置1001の
第1の受信手段902は、この要求を宛先変換表通知手
段1002に出力する。
【0133】宛先変換表通知手段1002はこの要求を
受け取った場合、宛先変換表703を読み出し、ここに
含まれる機器種別の一覧を作成して出力する。一方、第
1の送信手段803は、前記のような第2の受信手段1
06が受信したアシンクロナス・パケットの送信に加
え、宛先変換表通知手段1002が出力した機器種別の
一覧を制御装置1003に送信する。
【0134】制御装置1003は、パケットの生成に先
立ってこの機器種別の一覧を受信することによって、第
2の通信媒体110に接続された機器の種別を知ること
が可能となるため、制御を行うためのアシンクロナス・
パケットを生成し、送信することが可能となる。
【0135】さらに宛先変換表通知手段1002は、第
2の通信媒体110として使用するIEEE1394バ
スの初期化(バスリセット)が発生することによって、
宛先変換表703が更新された場合にも、宛先変換表7
03に含まれる機器種別の一覧を作成して出力する。こ
の場合にも第1の送信手段803は、宛先変換表通知手
段1002が出力した機器種別の一覧を制御装置100
3に送信する。
【0136】これによって制御装置1003は、IEE
E1394バスに接続された機器の種別に変化が生じた
ことを知ることが可能であり、また変化後の機器の種別
を知ることが可能であるため、すでに接続されていない
機器へのパケットの送信などを防ぐことが可能となる。
さらには、制御装置1003が宛先変換表703の変化
の通知を受け取るため、定期的に宛先変換表703の要
求を送信して宛先変換表が変化しているかどうかを確認
する必要もなく、第1の通信媒体109を有効に使うこ
とが可能となる。
【0137】なお、このような宛先変換表703に変化
が生じた際に、変化した情報だけを送信することで宛先
変換表703に含まれている機器の一覧の通知を効率的
に行うことが可能である。
【0138】(第11の実施例)図11は第11の実施
例のパケット変換装置の主要な構成を示すブロック図で
ある。本実施例において第1の通信媒体109と第2の
通信媒体110に接続され、パケットの相互変換を行う
パケット変換装置1101は、第1の受信手段102、
識別子変換手段702、第2の送信手段103、宛先変
換表1102、宛先変換表更新手段704、第1の送信
手段105、識別子置換手段1103、第2の受信手段
106より構成される。なお、第1〜10の実施例と同
一の部分は、同一の符号を付している。第1の通信媒体
109に接続された制御装置1104が、識別子の変化
する可能性のある第2の通信媒体110に接続された被
制御装置108との間で、制御情報の通信を行う。
【0139】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0140】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置110
4は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケット
をデータ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置
1101に向けて送信する。
【0141】制御装置1104が第1のパケットのデー
タ部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛
先IDとしては、宛先変換表1102に含まれる宛先番
号を使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。
被制御装置108に対する制御情報は、このアシンクロ
ナス・パケットのデータ1509に含まれて送信され
る。
【0142】制御装置1104は宛先として、表1に示
されるような宛先変換表の番号を使用する。この番号
は、機器の種別によって定められた値である。例えば、
制御装置1104がVTR2に制御情報を送信する場
合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット160
1のデータ部分に含めてパケット変換装置1101に送
信する。
【0143】パケット変換装置1101の第1の受信手
段102は、第1のパケット1601を受信してデータ
部1603に含まれているアシンクロナス・パケットを
出力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・
パケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先
変換表1102の対応に従ってノードIDに変換し、送
り主ID1506にはパケット変換装置1101のノー
ドIDを付加して出力する。この例の場合、宛先番号と
して2が含まれているため、表1により、ノードIDと
して5を宛先IDとして使用する。
【0144】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0145】また、被制御装置108は制御装置110
4から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わ
せを受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置1
08は宛先IDとしてパケット変換装置1101のノー
ドIDを、送り主IDとして被制御装置108のノード
IDを含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0146】パケット変換装置1101の第2の受信手
段106は、この被制御装置108が送信したアシンク
ロナス・パケットを受信して出力する。識別子置換手段
1103は、第2の受信手段106が出力したアシンク
ロナス・パケットの送り主IDとして含まれている被制
御装置108のノードIDを、宛先変換表1102に含
まれている宛先番号で置き換えて出力する。すなわち識
別子変換手段702と逆の操作によって送り主IDを宛
先番号に置き換えて出力する。第1の送信手段105
は、識別子置換手段1103が出力したアシンクロナス
・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含め、第
1の通信媒体109に必要な調停などを行った上で制御
装置1104に送信する。これにより制御装置1104
は、被制御装置108より必要な情報を受け取ることが
可能となる。
【0147】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表1102を更新する。
【0148】以上のように宛先変換表1102を使用
し、制御装置1104がこの宛先変換表1102に含ま
れる宛先番号を使用することで、被制御装置108のノ
ードIDを知る必要がない。一方、制御装置1104が
被制御装置108から受け取るパケットの送り主IDと
しても同じ宛先番号を使用することによって、制御装置
1104は宛先番号によって第2の通信媒体110に接
続された機器を識別することが可能となる。また、制御
装置1104が第2の通信媒体110に接続された複数
の機器の制御を同時に行う場合には、受信したアシンク
ロナス・パケットに含まれる宛先番号によってパケット
の送信機器を特定することが可能となるため、制御動作
が簡略化可能となる。
【0149】(第12実施例)図12は第12の実施例
のパケット変換装置の主要な構成を示すブロック図であ
る。本実施例において第1の通信媒体109と第2の通
信媒体110に接続され、パケットの相互変換を行うパ
ケット変換装置1201は、第1の受信手段102、識
別子変換手段702、第2の送信手段103、宛先変換
表1202、宛先変換表更新手段704、第1の送信手
段803、識別子置換手段1103、第2の受信手段1
06、宛先変換表通知手段802より構成される。な
お、第1〜11の実施例と同一の部分は、同一の符号を
付している。第1の通信媒体109に接続された制御装
置1203が、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体110に接続された被制御装置108との間で、
制御情報の通信を行う。
【0150】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0151】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置120
3は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケット
をデータ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置
1201に向けて送信する。
【0152】制御装置1203が第1のパケットのデー
タ部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛
先IDとしては、宛先変換表1202に含まれる宛先番
号を使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。
被制御装置108に対する制御情報は、このアシンクロ
ナス・パケットのデータ1509に含まれて送信され
る。この場合の宛先変換表1202の例は表1と同様で
ある。
【0153】制御装置1203は宛先として、表1に示
されるような宛先変換表1202の番号を使用する。こ
の番号は、機器の種別によって定められた値である。例
えば、制御装置1203がVTR2に制御情報を送信す
る場合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット1
601のデータ部分に含めてパケット変換装置1201
に送信する。
【0154】パケット変換装置1201の第1の受信手
段102は、第1のパケット1601を受信してデータ
部1603に含まれているアシンクロナス・パケットを
出力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・
パケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先
変換表1202の対応に従ってノードIDに変換し、送
り主ID1506にはパケット変換装置1201のノー
ドIDを付加して出力する。この例の場合、宛先番号と
して2が含まれているため、表1により、ノードIDと
して5を宛先IDとして使用する。
【0155】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0156】また、被制御装置108は制御装置120
3から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わ
せを受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置1
08は宛先IDとしてパケット変換装置1201のノー
ドIDを、送り主IDとして被制御装置108のノード
IDを含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0157】パケット変換装置1201の第2の受信手
段106は、この被制御装置108が送信したアシンク
ロナス・パケットを受信して出力する。識別子置換手段
1103は、第2の受信手段106が出力したアシンク
ロナス・パケットの送り主IDとして含まれている被制
御装置108のノードIDを、宛先変換表1202に含
まれている宛先番号で置き換えて出力する。すなわち識
別子変換手段702と逆の操作によって送り主IDを宛
先番号に置き換えて出力する。第1の送信手段803
は、識別子置換手段1103が出力したアシンクロナス
・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含め、第
1の通信媒体109に必要な調停などを行った上で制御
装置1203に送信する。これにより制御装置1203
は、被制御装置108より必要な情報を受け取ることが
可能となる。
【0158】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表1202を更新する。
【0159】以上のように宛先変換表1202を使用
し、制御装置1203がこの宛先変換表1202に含ま
れる宛先番号を使用することで、被制御装置108のノ
ードIDを知る必要がない。一方、制御装置1203が
被制御装置108から受け取るパケットの送り主IDと
しても同じ宛先番号を使用することによって、制御装置
1203は宛先番号によって第2の通信媒体110に接
続された機器を識別することが可能となる。また、制御
装置1203が第2の通信媒体110に接続された複数
の機器の制御を同時に行う場合には、受信したアシンク
ロナス・パケットに含まれる宛先番号によってパケット
の送信機器を特定することが可能となるため、制御動作
が簡略化可能となる。
【0160】さらに宛先変換表通知手段802は、宛先
変換表1202を読み出し、ここに含まれる機器種別の
一覧を作成して出力する。一方、第1の送信手段803
は、前記のような第2の受信手段106が受信したアシ
ンクロナス・パケットの送信に加え、宛先変換表通知手
段802が出力した機器種別の一覧を制御装置1203
に送信する。この機器種別の一覧を受信した制御装置1
203は、第2の通信媒体110に接続された機器の種
別を知ることが可能となるため、不要なパケットを生成
して送信することを防ぐことが可能となる。
【0161】なお宛先変換表通知手段802は、第2の
通信媒体110として使用するIEEE1394バスが
初期化(バスリセット)され、宛先変換表1202が更
新されたことを検出した場合に、機器種別の一覧を送信
することが可能である。これによって、不要な機器種別
の一覧の送信を行う必要がななく、第1の通信媒体10
9を有効に使うことが可能となる。さらには、このよう
な宛先変換表1202が更新された場合に、変化した情
報だけを送信することで、機器種別の一覧の通知を効率
的に行うことが可能である。
【0162】(第13の実施例)図13は第13の実施
例のパケット変換装置の主要な構成を示すブロック図で
ある。本実施例において第1の通信媒体109と第2の
通信媒体110に接続され、パケットの相互変換を行う
パケット変換装置1301は、第1の受信手段902、
識別子変換手段702、第2の送信手段103、宛先変
換表1202、宛先変換表更新手段704、第1の送信
手段803、識別子置換手段1103、第2の受信手段
106、宛先変換表通知手段903より構成される。な
お、第1〜12の実施例と同一の部分は、同一の符号を
付している。第1の通信媒体109に接続された制御装
置1302が、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体110に接続された被制御装置108との間で、
制御情報の通信を行う。
【0163】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0164】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置130
2は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケット
をデータ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置
1301に向けて送信する。
【0165】制御装置1302が第1のパケットのデー
タ部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛
先IDとしては、宛先変換表1202に含まれる宛先番
号を使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。
被制御装置108に対する制御情報は、このアシンクロ
ナス・パケットのデータ1509に含まれて送信され
る。この場合の宛先変換表1202の例は表1と同様で
ある。
【0166】制御装置1302は宛先として、表1に示
されるような宛先変換表1202の番号を使用する。こ
の番号は、機器の種別によって定められた値である。例
えば、制御装置1302がVTR2に制御情報を送信す
る場合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット1
601のデータ部分に含めてパケット変換装置1301
に送信する。
【0167】パケット変換装置1301の第1の受信手
段902は、第1のパケット1601を受信してデータ
部1603に含まれているアシンクロナス・パケットを
出力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・
パケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先
変換表1202の対応に従ってノードIDに変換し、送
り主ID1506にはパケット変換装置1301のノー
ドIDを付加して出力する。この例の場合、宛先番号と
して2が含まれているため、表1により、ノードIDと
して5を宛先IDとして使用する。
【0168】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0169】また、被制御装置108は制御装置130
2から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わ
せを受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置1
08は宛先IDとしてパケット変換装置1301のノー
ドIDを、送り主IDとして被制御装置108のノード
IDを含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0170】パケット変換装置1301の第2の受信手
段106は、この被制御装置108が送信したアシンク
ロナス・パケットを受信して出力する。識別子置換手段
1103は、第2の受信手段106が出力したアシンク
ロナス・パケットの送り主IDとして含まれている被制
御装置108のノードIDを、宛先変換表1202に含
まれている宛先番号で置き換えて出力する。すなわち識
別子変換手段702と逆の操作によって送り主IDを宛
先番号に置き換えて出力する。第1の送信手段803
は、識別子置換手段1103が出力したアシンクロナス
・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含め、第
1の通信媒体109に必要な調停などを行った上で制御
装置1302に送信する。これにより制御装置1302
は、被制御装置108より必要な情報を受け取ることが
可能となる。
【0171】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表1202を更新する。
【0172】以上のように宛先変換表1202を使用
し、制御装置1302がこの宛先変換表1202に含ま
れる宛先番号を使用することで、被制御装置108のノ
ードIDを知る必要がない。一方、制御装置1302が
被制御装置108から受け取るパケットの送り主IDと
しても同じ宛先番号を使用することによって、制御装置
1302は宛先番号によって第2の通信媒体110に接
続された機器を識別することが可能となる。また、制御
装置1302が第2の通信媒体110に接続された複数
の機器の制御を同時に行う場合には、受信したアシンク
ロナス・パケットに含まれる宛先番号によってパケット
の送信機器を特定することが可能となるため、制御動作
が簡略化可能となる。
【0173】さらに制御装置1302は、パケットの生
成および送信に先立って、宛先変換表1202の要求を
パケット変換装置1301に送信する。この宛先変換表
1202の送信要求を受信したパケット変換装置130
1の第1の受信手段902は、この要求を宛先変換表通
知手段903に出力する。
【0174】宛先変換表通知手段903はこの要求を受
け取った場合、宛先変換表1202を読み出し、ここに
含まれる機器種別の一覧を作成して出力する。一方、第
1の送信手段803は、前記のような第2の受信手段1
06が受信したアシンクロナス・パケットの送信に加
え、宛先変換表通知手段903が出力した機器種別の一
覧を制御装置1302に送信する。
【0175】制御装置1302は、パケットの生成に先
立ってこの機器種別の一覧を受信することによって、第
2の通信媒体110に接続された機器の種別を知ること
が可能となるため、制御を行うためのアシンクロナス・
パケットを生成し、送信することが可能となる。
【0176】(第14の実施例)図14は第14の実施
例のパケット変換装置の主要な構成を示すブロック図で
ある。本実施例において第1の通信媒体109と第2の
通信媒体110に接続され、パケットの相互変換を行う
パケット変換装置1401は、第1の受信手段902、
識別子変換手段702、第2の送信手段103、宛先変
換表1202、宛先変換表更新手段704、第1の送信
手段803、識別子置換手段1103、第2の受信手段
106、宛先変換表通知手段1402より構成される。
なお、第1〜13の実施例と同一の部分は、同一の符号
を付している。第1の通信媒体109に接続された制御
装置1403が、識別子の変化する可能性のある第2の
通信媒体110に接続された被制御装置108との間
で、制御情報の通信を行う。
【0177】このような場合、識別子の変化する可能性
のある第2の通信媒体110として、IEEE1394
を使用することができる。一方の通信媒体109として
は、固定の識別子によって通信が可能な通信媒体、例え
ばイーサ・ネットなどが使用でき、また回線交換型の電
話なども使用することができる。
【0178】第2の通信媒体110としてIEEE13
94を使用し、これに接続された被制御機器108とし
て、例えば民生用のディジタル・ビデオを使用した場
合、第1の通信媒体109に接続された制御装置140
3は、第1の実施例と同様にアシンクロナス・パケット
をデータ部分に含む第1のパケットをパケット変換装置
1401に向けて送信する。
【0179】制御装置1403が第1のパケットのデー
タ部分に含めて送信するアシンクロナス・パケットの宛
先IDとしては、宛先変換表1202に含まれる宛先番
号を使用する。一方、送り主IDは任意の値を用いる。
被制御装置108に対する制御情報は、このアシンクロ
ナス・パケットのデータ1509に含まれて送信され
る。この場合の宛先変換表1202の例は表1と同様で
ある。
【0180】制御装置1403は宛先として、表1に示
されるような宛先変換表1202の番号を使用する。こ
の番号は、機器の種別によって定められた値である。例
えば、制御装置1403がVTR2に制御情報を送信す
る場合、宛先番号として2を使用し、第1のパケット1
601のデータ部分に含めてパケット変換装置1401
に送信する。
【0181】パケット変換装置1401の第1の受信手
段902は、第1のパケット1601を受信してデータ
部1603に含まれているアシンクロナス・パケットを
出力する。識別子変換手段702は、アシンクロナス・
パケットの宛先IDとして含まれている宛先番号を宛先
変換表1202の対応に従ってノードIDに変換し、送
り主ID1506にはパケット変換装置1401のノー
ドIDを付加して出力する。この例の場合、宛先番号と
して2が含まれているため、表1により、ノードIDと
して5を宛先IDとして使用する。
【0182】第2の送信手段103はバスの調停などを
行った上で、識別子変換手段702が出力したアシンク
ロナス・パケットをIEEE1394バスに送出する。
第2の通信媒体110であるIEEE1394バスに接
続された被制御装置108は、このアシンクロナス・パ
ケットを受信し、この中に含まれた制御情報を受け取
り、この制御情報によって指示された動作などを実現す
る。
【0183】また、被制御装置108は制御装置140
3から受け取った指示に基づく動作の結果や、問い合わ
せを受けた情報の返送を行う。この場合、被制御装置1
08は宛先IDとしてパケット変換装置1401のノー
ドIDを、送り主IDとして被制御装置108のノード
IDを含むアシンクロナス・パケットを送信する。
【0184】パケット変換装置1401の第2の受信手
段106は、この被制御装置108が送信したアシンク
ロナス・パケットを受信して出力する。識別子置換手段
1103は、第2の受信手段106が出力したアシンク
ロナス・パケットの送り主IDとして含まれている被制
御装置108のノードIDを、宛先変換表1202に含
まれている宛先番号で置き換えて出力する。すなわち識
別子変換手段702と逆の操作によって送り主IDを宛
先番号に置き換えて出力する。第1の送信手段803
は、識別子置換手段1103が出力したアシンクロナス
・パケットを、第1のパケットのデータ部分に含め、第
1の通信媒体109に必要な調停などを行った上で制御
装置1403に送信する。これにより制御装置1403
は、被制御装置108より必要な情報を受け取ることが
可能となる。
【0185】一方、宛先変換表更新手段704は、第2
の通信媒体110として使用するIEEE1394バス
の初期化(バスリセット)を検出し、ノードIDが変化
した場合に宛先変換表1202を更新する。
【0186】以上のように宛先変換表1202を使用
し、制御装置1403がこの宛先変換表1202に含ま
れる宛先番号を使用することで、被制御装置108のノ
ードIDを知る必要がない。一方、制御装置1403が
被制御装置108から受け取るパケットの送り主IDと
しても同じ宛先番号を使用することによって、制御装置
1403は宛先番号によって第2の通信媒体110に接
続された機器を識別することが可能となる。また、制御
装置1403が第2の通信媒体110に接続された複数
の機器の制御を同時に行う場合には、受信したアシンク
ロナス・パケットに含まれる宛先番号によってパケット
の送信機器を特定することが可能となるため、制御動作
が簡略化可能となる。
【0187】さらに制御装置1403は、パケットの生
成および送信に先立って、宛先変換表1202の要求を
パケット変換装置1401に送信する。この宛先変換表
1202の送信要求を受信したパケット変換装置140
1の第1の受信手段902は、この要求を宛先変換表通
知手段1402に出力する。
【0188】宛先変換表通知手段1402はこの要求を
受け取った場合、宛先変換表1202を読み出し、ここ
に含まれる機器種別の一覧を作成して出力する。一方、
第1の送信手段803は、前記のような第2の受信手段
106が受信したアシンクロナス・パケットの送信に加
え、宛先変換表通知手段1402が出力した機器種別の
一覧を制御装置1403に送信する。
【0189】制御装置1403は、パケットの生成に先
立ってこの機器種別の一覧を受信することによって、第
2の通信媒体110に接続された機器の種別を知ること
が可能となるため、制御を行うためのアシンクロナス・
パケットを生成し、送信することが可能となる。
【0190】さらに宛先変換表通知手段1402は、第
2の通信媒体110として使用するIEEE1394バ
スの初期化(バスリセット)が発生することによって、
宛先変換表1202が更新された場合にも、宛先変換表
1202に含まれる機器種別の一覧を作成して出力す
る。この場合にも第1の送信手段803は、宛先変換表
通知手段1402が出力した機器種別の一覧を制御装置
1403に送信する。
【0191】これによって制御装置1403は、IEE
E1394バスに接続された機器の種別に変化が生じた
ことを知ることが可能であり、また変化後の機器の種別
を知ることが可能であるため、すでに接続されていない
機器へパケットの送信などを防ぐことが可能となる。さ
らには、制御装置1403が宛先変換表1202の変化
の通知を受け取るため、定期的に宛先変換表1202の
要求を送信して宛先変換表が変化しているかどうかを確
認する必要もなく、第1の通信媒体109を有効に使う
ことが可能となる。
【0192】なお、このような宛先変換表1202に変
化が生じた際に、変化した情報だけを送信することで宛
先変換表1202に含まれている機器の一覧の通知を効
率的に行うことが可能である。
【0193】
【発明の効果】以上のように第1の発明では、パケット
変換装置がパケットの相互変換を行うことに加えて、第
2の通信媒体の接続構成に関する構成情報を第1の通信
媒体に送出する事によって、第1の通信媒体に接続され
た機器が第2の通信媒体に接続された機器の識別子を知
ることが可能となる。このため、第1の通信媒体に接続
された機器が、識別子の変化する可能性のある第2の通
信媒体に接続された機器に送信するためのパケットを生
成することが可能となる。
【0194】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、パケット変換装置は第1の通信媒体に接続された機
器からの構成情報の要求によって構成情報を送信するた
め、不要な構成情報の送信を行う必要が無く、効率的な
構成情報の転送が可能となる。
【0195】第3の発明では、第2の発明の効果に加え
て、パケット変換装置が第2の通信媒体の識別子が変化
したことを検出した場合にパケット変換装置が構成情報
の送信を行うことで、第1の通信媒体に接続された機器
が第2の通信媒体の識別子の変化を監視する必要が無く
なり、第1の通信媒体に接続された機器の処理を軽減す
ることが可能となる。また、第2の通信媒体の識別子が
変化したことにより、間違った機器にパケットを送信し
てしまうことを防ぐことが可能となる。
【0196】第4の発明では、パケット変換装置が第2
の通信媒体におけるパケットの発信機器識別子を付加す
るため、第1の通信媒体に接続されていて、パケットを
生成して送信する機器がパケット変換装置の識別子を知
る必要が無い。このため第1の通信媒体に接続された機
器でのパケット生成の手順が簡略化が可能となる。
【0197】第5の発明では、第1の発明の効果に加え
て、パケット変換装置は第1の通信媒体に接続された機
器からの構成情報の要求によって構成情報を送信するた
め、不要な構成情報の送信を行う必要が無く、効率的な
構成情報の転送が可能となる。さらには、パケット変換
装置が第2の通信媒体におけるパケットの発信機器識別
子を付加するため、第1の通信媒体に接続されていて、
パケットを生成して送信する機器がパケット変換装置の
識別子を知る必要が無い。このため第1の通信媒体に接
続された機器でのパケット生成の手順が簡略化が可能と
なる。
【0198】第6の発明では、第2の発明の効果に加え
て、パケット変換装置が第2の通信媒体の識別子が変化
したことを検出した場合にパケット変換装置が構成情報
の送信を行うことで、第1の通信媒体に接続された機器
が第2の通信媒体の識別子の変化を監視する必要が無く
なり、第1の通信媒体に接続された機器の処理を軽減す
ることが可能となる。また、第2の通信媒体の識別子が
変化したことにより、間違った機器にパケットを送信し
てしまうことを防ぐことが可能となる。さらには、パケ
ット変換装置が第2の通信媒体におけるパケットの発信
機器識別子を付加するため、第1の通信媒体に接続され
ていて、パケットを生成して送信する機器がパケット変
換装置の識別子を知る必要が無い。このため第1の通信
媒体に接続された機器でのパケット生成の手順が簡略化
が可能となる。
【0199】第7の発明では、パケット変換装置が宛先
変換表を持つことによって、第1の通信媒体に接続され
た機器が、第2の通信媒体に接続された機器の識別子を
知ること無く、パケットを生成して送信することが可能
となり、パケット生成の手順を簡略化することが可能と
なる。
【0200】第8の発明では、第7の発明の効果に加え
て、パケット変換装置が宛先変換表に含まれている宛先
番号の一覧を第1の通信媒体に送出することで、第1の
通信媒体に接続された機器は、第2の通信媒体に接続さ
れた機器の一覧に相当する情報を得ることが可能とな
る。特に宛先番号の一覧を、第2の通信媒体に接続され
た機器が持つ機能によって表すことにより、第1の通信
媒体に接続された制御装置は、第2の通信媒体の識別子
に無関係に、機能のみによって必要な制御を行うことが
可能となり、制御装置の簡略化が可能となる。さらに
は、第1の通信媒体に接続された機器は、パケットの送
信前に、パケットの送信先が第2の通信媒体に接続され
ているか否かの確認を行うことができるため、効率的な
パケットの生成および送信が可能となる。
【0201】第9の発明では、第8の発明の効果に加え
て、パケット変換装置は第1の通信媒体に接続された機
器からの要求によって宛先番号の一覧を送信するため、
不要な宛先番号の一覧の送信を行う必要が無く、効率的
な宛先番号の転送が可能となる。
【0202】第10の発明では、第9の発明の効果に加
えて、パケット変換装置が第2の通信媒体の識別子の変
化などにより宛先変換表が更新されたことを通知するた
め、第1の通信媒体に接続された機器が宛先変換表の変
化を監視する必要が無くなり、第1の通信媒体に接続さ
れた機器の処理を軽減することが可能となる。
【0203】第11の発明では、パケット変換装置が第
2の通信媒体におけるパケットの発信機器識別子を付加
するため、第1の通信媒体に接続されていて、パケット
を生成して送信する機器がパケット変換装置の識別子を
知る必要が無い。このため第1の通信媒体に接続された
機器でのパケット生成の手順が簡略化が可能となる。さ
らには、パケット変換装置が宛先変換表を持つことによ
って、第1の通信媒体に接続された機器が、第2の通信
媒体に接続された機器の識別子を知ること無く、パケッ
トを生成して送信することが可能となり、パケット生成
の手順を簡略化することが可能となる。またパケット変
換装置は、第2の通信媒体から受け取ったパケットの発
信機器識別子を宛先変換表に含まれる宛先番号に置き換
えて第1の通信媒体に送出することにより、第1の通信
媒体に接続されている機器は、宛先番号のみによって第
2の通信媒体に接続された機器を一意に識別することが
可能となる。
【0204】第12の発明では、第11の発明の効果に
加えて、パケット変換装置が宛先変換表に含まれている
宛先番号の一覧を第1の通信媒体に送出することで、第
1の通信媒体に接続された機器は、第2の通信媒体に接
続された機器の一覧に相当する情報を得ることが可能と
なる。特に宛先番号の一覧を、第2の通信媒体に接続さ
れた機器が持つ機能によって表すことにより、第1の通
信媒体に接続された制御装置は、第2の通信媒体の識別
子に無関係に、機能のみによって必要な制御を行うこと
が可能となり、制御装置の簡略化が可能となる。さらに
は、第1の通信媒体に接続された機器は、パケットの送
信前に、パケットの送信先が第2の通信媒体に接続され
ているか否かの確認を行うことができるため、効率的な
パケットの生成および送信が可能となる。
【0205】第13の発明では、第12の発明の効果に
加えて、パケット変換装置は第1の通信媒体に接続され
た機器からの要求によって宛先番号の一覧を送信するた
め、不要な宛先番号の一覧の送信を行う必要が無く、効
率的な宛先番号の転送が可能となる。
【0206】第14の発明では、第13の発明の効果に
加えて、パケット変換装置が第2の通信媒体の識別子の
変化などにより宛先変換表が更新されたことを通知する
ため、第1の通信媒体に接続された機器が宛先変換表の
変化を監視する必要が無くなり、第1の通信媒体に接続
された機器の処理を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図9】本発明の第9の実施例において、パケット変換
装置の主要な構成を示すブロック図
【図10】本発明の第10の実施例において、パケット
変換装置の主要な構成を示すブロック図
【図11】本発明の第11の実施例において、パケット
変換装置の主要な構成を示すブロック図
【図12】本発明の第12の実施例において、パケット
変換装置の主要な構成を示すブロック図
【図13】本発明の第13の実施例において、パケット
変換装置の主要な構成を示すブロック図
【図14】本発明の第14の実施例において、パケット
変換装置の主要な構成を示すブロック図
【図15】IEEE1394のアシンクロナス・パケッ
トの構成を示す図
【図16】第1の通信媒体におけるパケットの構成例を
示す図
【符号の説明】
101,201,301,401,501,601,7
01,801,901,1001,1101,120
1,1301,1401 パケット変換装置 102,202,902 第1の受信手段 103 第2の送信手段 104,203,302 構成情報通知手段 105,803 第1の送信手段 106 第2の受信手段 107,204,303,403,502,602,7
05,804,904,1103,1104,120
3,1302,1403 制御装置 108 被制御装置 109 第1の通信媒体 110 第2の通信媒体 402 送信識別子付加手段 702 識別子変換手段 703,1102 宛先変換表 704 宛先変換表更新手段 802,903,1002,1402 宛先変換表通知
手段 1103 識別子置換手段 1501 宛先ID 1502 tl(トランザクション・ラベル) 1503 rt(リトライ・コード) 1504 tcode(トランザクション・コード) 1505 pri(プライオリティ) 1506 送り主ID 1507 パケットの種別に依存した情報 1508 ヘッダ用CRC 1509 データ 1510 データ用CRC 1511 パケット・ヘッダ部 1512 データ部 1513 アシンクロナス・パケット 1601 第1のパケット 1602 ヘッダ部 1603 データ部

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信媒体と、識別子の変化する可
    能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を行
    うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送出する第
    2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報を出力す
    る構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  2. 【請求項2】 前記構成情報通知手段は、前記第2の通
    信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に、
    前記構成情報を出力する事を特徴とする請求項1記載の
    パケット変換装置。
  3. 【請求項3】 前記構成情報通知手段は、前記第2の通
    信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に、
    前記構成情報のうち変化した情報のみを出力することを
    特徴とする請求項1記載のパケット変換装置。
  4. 【請求項4】 第1の通信媒体と、識別子の変化する可
    能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を行
    うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケット、および前記第
    2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知要求を受
    信して各々を出力する第1の受信手段と、 前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送信する第
    2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記通知要求が入力された場合に前記構成情報を出力す
    る構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  5. 【請求項5】 第1の通信媒体と、識別子の変化する可
    能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を行
    うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケット、および前記第
    2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知要求を受
    信して各々を出力する第1の受信手段と、 前記第1のパケットを前記第2の通信媒体に送信する第
    2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記通知要求が入力された場合、および前記第2の通信
    媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に前記
    構成情報を出力する構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  6. 【請求項6】 前記構成情報通知手段は、前記第2の通
    信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に、
    前記構成情報のうち変化した情報のみを出力することを
    特徴とする請求項5記載のパケット変換装置。
  7. 【請求項7】 第1の通信媒体と、識別子の変化する可
    能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を行
    うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの発信装置識別子として、第2の通
    信媒体での前記パケット変換装置の識別子を付加して出
    力する送信識別子付加手段と、 前記パケット変換装置の識別子の付加された前記第1の
    パケットを前記第2の通信媒体に送出する第2の送信手
    段と、 前記第2の通信媒体から前記第2のパケットを受信して
    出力する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の接続構成を示す構成情報を出力す
    る構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  8. 【請求項8】 前記構成情報通知手段は、前記第2の通
    信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に、
    前記構成情報を出力する請求項7記載のパケット変換装
    置。
  9. 【請求項9】 前記構成情報通知手段は、前記第2の通
    信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合に、
    前記構成情報のうち変化した情報のみを出力することを
    特徴とする請求項7記載のパケット変換装置。
  10. 【請求項10】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケット、および前記第
    2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知要求を受
    信して各々を出力する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの発信装置識別子として、前記第2
    の通信媒体での前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する送信識別子付加手段と、 前記パケット変換装置の識別子の付加された前記第1の
    パケットを前記第2の通信媒体に送出する第2の送信手
    段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記通知要求が入力された場合に前記構成情報を出力す
    る構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  11. 【請求項11】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケット、および前記第
    2の通信媒体の接続構成を示す構成情報の通知要求を受
    信して各々を出力する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの発信装置識別子として、前記第2
    の通信媒体での前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する送信識別子付加手段と、 前記パケット変換装置の識別子の付加された前記第1の
    パケットを前記第2の通信媒体に送出する第2の送信手
    段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記通知要求が入力された場合および前記第2の通信媒
    体の前記識別子が変化したことを検出した場合に前記構
    成情報を出力する構成情報通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記構成情報を前記第1の通
    信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを特徴と
    するパケット変換装置。
  12. 【請求項12】 前記構成情報通知手段は、前記第2の
    通信媒体の前記識別子が変化したことを検出した場合
    に、前記構成情報のうち変化した情報のみを出力するこ
    とを特徴とする請求項11記載のパケット変換装置。
  13. 【請求項13】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、
    前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先
    変換表と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの宛先とし
    て含まれる前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別
    子に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装
    置識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2のパケットを前記第1の通信媒体に送出する第
    1の送信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段を備えたことを特徴とするパケット変換装置。
  14. 【請求項14】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、
    前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先
    変換表と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの宛先とし
    て含まれる前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別
    子に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装
    置識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力す
    る宛先変換表通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一覧を前記第
    1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを
    特徴とするパケット変換装置。
  15. 【請求項15】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先番
    号の一覧を出力することを特徴とする請求項14記載の
    パケット変換装置。
  16. 【請求項16】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先番
    号の一覧のうち変化した情報のみ出力することを特徴と
    する請求項14記載のパケット変換装置。
  17. 【請求項17】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に送信され
    る第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、前
    記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先変
    換表と、 前記第1の通信媒体から前記第1のパケットおよび前記
    宛先変換表の送信要求を受信して各々を出力する第1の
    受信手段と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの前記宛先
    番号を対応する識別子に変換して付加し、かつ前記第1
    のパケットの発信装置識別子として前記パケット変換装
    置の識別子を付加して出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表の送信要求を受け取った場合に前記宛先
    変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変
    換表通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一覧を前記第
    1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを
    特徴とするパケット変換装置。
  18. 【請求項18】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に送信され
    る第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、前
    記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先変
    換表と、 前記第1の通信媒体から前記第1のパケットおよび前記
    宛先変換表の送信要求を受信して各々を出力する第1の
    受信手段と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの前記宛先
    番号を対応する識別子に変換して付加し、かつ前記第1
    のパケットの発信装置識別子として前記パケット変換装
    置の識別子を付加して出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表の送信要求を受け取った場合、および前
    記宛先変換表が更新されたことを検出した場合に前記宛
    先変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先
    変換表通知手段と、 前記第2のパケットおよび前記宛先番号の一覧を前記第
    1の通信媒体に送出する第1の送信手段を備えたことを
    特徴とするパケット変換装置。
  19. 【請求項19】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先変
    換表のうち変化した情報のみを出力することを特徴とす
    る請求項18記載のパケット変換装置。
  20. 【請求項20】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、
    前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先
    変換表と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの宛先とし
    て含まれる前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別
    子に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装
    置識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2のパケットの発信装置識別子を前記宛先変換表
    に従って対応する前記宛先番号に置き換えて出力する識
    別子置換手段と、 前記識別子置換手段が出力した前記第2のパケットを前
    記第1の通信媒体に送出する第1の送信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段を備えたことを特徴とするパケット変換装置。
  21. 【請求項21】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から第1のパケットを受信して出力
    する第1の受信手段と、 前記第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、
    前記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先
    変換表と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの宛先とし
    て含まれる前記宛先番号を前記宛先番号に対応する識別
    子に変換して付加し、かつ前記第1のパケットの発信装
    置識別子として前記パケット変換装置の識別子を付加し
    て出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力す
    る宛先変換表通知手段と、 前記第2のパケットの送信装置識別子を前記宛先変換表
    に従って対応する前記宛先番号に置き換えて出力する識
    別子置換手段と、 前記識別子置換手段が出力した前記第2のパケットおよ
    び前記宛先番号の一覧を前記第1の通信媒体に送出する
    第1の送信手段を備えたことを特徴とするパケット変換
    装置。
  22. 【請求項22】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先番
    号の一覧を出力することを特徴とする請求項21記載の
    パケット変換装置。
  23. 【請求項23】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先番
    号の一覧のうち変化した情報のみ出力することを特徴と
    する請求項21記載のパケット変換装置。
  24. 【請求項24】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に送信され
    る第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、前
    記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先変
    換表と、 前記第1の通信媒体から前記第1のパケットおよび前記
    宛先変換表の送信要求を受信して各々を出力する第1の
    受信手段と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの前記宛先
    番号を対応する識別子に変換して付加し、かつ前記第1
    のパケットの発信装置識別子として前記パケット変換装
    置の識別子を付加して出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表の送信要求を受け取った場合に前記宛先
    変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先変
    換表通知手段と、 前記第2のパケットの送信装置識別子を前記宛先変換表
    に従って対応する前記宛先番号に置き換えて出力する識
    別子置換手段と、 前記識別子置換手段が出力した前記第2のパケットおよ
    び前記宛先番号の一覧を前記第1の通信媒体に送出する
    第1の送信手段を備えたことを特徴とするパケット変換
    装置。
  25. 【請求項25】 第1の通信媒体と、識別子の変化する
    可能性のある第2の通信媒体との間でパケットの変換を
    行うパケット変換装置であって、 前記第1の通信媒体から前記第2の通信媒体に送信され
    る第1のパケットの宛先として含まれる宛先番号と、前
    記第2の通信媒体での前記識別子との対応を含む宛先変
    換表と、 前記第1の通信媒体から前記第1のパケットおよび前記
    宛先変換表の送信要求を受信して各々を出力する第1の
    受信手段と、 前記宛先変換表に従って前記第1のパケットの前記宛先
    番号を対応する識別子に変換して付加し、かつ前記第1
    のパケットの送信装置識別子として前記パケット変換装
    置の識別子を付加して出力する識別子付加手段と、 前記識別子付加手段が出力した前記第1のパケットを前
    記第2の通信媒体に送出する第2の送信手段と、 前記第2の通信媒体から第2のパケットを受信して出力
    する第2の受信手段と、 前記第2の通信媒体の前記識別子が変化したことを検出
    した場合に前記宛先変換表を更新する宛先変換表更新手
    段と、 前記宛先変換表の送信要求を受け取った場合、および前
    記宛先変換表が更新されたことを検出した場合に前記宛
    先変換表に含まれる前記宛先番号の一覧を出力する宛先
    変換表通知手段と、 前記第2のパケットの送信装置識別子を前記宛先変換表
    に従って前記宛先番号に置き換えて出力する識別子置換
    手段と、 前記識別子置換手段が出力した前記第2のパケットおよ
    び前記宛先番号の一覧を前記第1の通信媒体に送出する
    第1の送信手段を備えたことを特徴とするパケット変換
    装置。
  26. 【請求項26】 前記宛先変換表通知手段は、前記宛先
    変換表が更新されたことを検出した場合に、前記宛先変
    換表のうち変化した情報のみを出力することを特徴とす
    る請求項25記載のパケット変換装置。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれか一つの請求
    項に記載の各手段の全部または一部の手段の機能をコン
    ピュータもしくはCPUに実行させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とする媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7886324B1 (en) 1998-12-22 2011-02-08 Sony Corporation Receiving system for digital broadcasting and receiving apparatus for digital broadcasting
JP2015109637A (ja) * 2013-10-22 2015-06-11 ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社 データ通信システム、それに用いられる転送装置および中継装置、並びにプログラム

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