JPH11261564A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH11261564A
JPH11261564A JP10055614A JP5561498A JPH11261564A JP H11261564 A JPH11261564 A JP H11261564A JP 10055614 A JP10055614 A JP 10055614A JP 5561498 A JP5561498 A JP 5561498A JP H11261564 A JPH11261564 A JP H11261564A
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JP
Japan
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packet
bus
bridge
subnet
network system
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JP10055614A
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Hisaki Hiraiwa
久樹 平岩
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • HELECTRICITY
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
    • H04L12/40091Bus bridging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/90Buffering arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステムにおいて、バスの数が
多くなるとバスの追加や削除の頻度が大きくなり、その
都度ネットワークシステム全体のコンフィギュレーショ
ン処理の実行が必要となり、データ送信の中断の頻度が
大きくなる。 【解決手段】 IEEE1394バスに流れるパケットはパケッ
ト受信部421で受信され、パケットバッファ422に
格納される。パケットバッファ422からのsource_I
D、destination_IDは、比較演算回路428に入力され
る。また、SUBNET_ROUTINGレジスタ425と、BUS_ROUT
INGレジスタ426と、NODE_IDSレジスタ427からの
各値も比較演算回路428に入力される。比較演算回路
428では、これらの信号から、上記パケットを転送す
べきかどうかを判断して、転送すべきならば、出力信号
をアクティブにして、ゲート423をオープンにし、パ
ケットをインナファブリック401へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードを、
制御信号と情報信号とを混在させて伝送することのでき
る通信制御信号線で接続して形成したバスを複数有して
なるネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやその周辺機器、或いはA
V機器等を多数接続し、ネットワークシステムを形成す
るのが一般化してきた。上記接続の対象となる各機器は
ノード(node)と呼ばれ、機器を接続するためのインタ
ーフェースを内蔵している。
【0003】従来のネットワークシステムの構成を図2
2に示す。このネットワークシステム300は、複数の
ノード303を通信制御信号線で接続して形成した複数
のバス301をブリッジ302で接続してなる。
【0004】上記通信制御信号線としては、シリアルイ
ンターフェースの規格のIEEE1394に準拠した、信号線を
用いることができる。IEEE1394での規定により例えばバ
ス301では最大で63台のノードを接続できるが、それ
以上のノードを接続する場合には複数のバスを用意しバ
ス同士をブリッジ302で接続する必要がある。IEEE13
94では最大1023のバスで大規模なネットワークを構築で
きるとして規定している。また、バス同士の結合状況、
バス用識別番号(ID)の割り当てをIEEE1394では自動
で行うことになっている。このバス用IDの割り付け手
続きをコンフィギュレーション処理と呼ぶが、この処理
はバスが追加されたり削除されたときに起動され、ネッ
トワークシステム全体で実行される。
【0005】また、図23には合計9個のバスをブリッ
ジで結合したネットワークシステムの簡易モデルを示
す。各バスには上記バス用IDを#0〜#8まで割り付
ける。各ブリッジの両端には、異なるバスに含まれるポ
ータル(Portal)が設けられている。各ポータルは、送
信先用のバス用IDを見分けるためのレジスタを備えて
いる。例えば、ID#0のバスとID#1のバスとを結
ぶブリッジを例にすると、一方のポータルはレジスタに
よりlower_bound"1"、upper_bound"5"でrteが2、すなわ
ち1≦D≦5の条件を規定し、他方のポータルはlower_b
ound"1"、upper_bound"5"でrteが3、すなわちD<1,5
<Dの条件を規定している。これにより、このブリッジ
はID#0側からの送られようとしているパケットに付
加されている送信先を示す識別番号(destination_bus_
ID)が1以上5以下であるときにパケットをID#1の
バス側に通す。また、ID#1側からのパケットに付加
されている送信先を示す識別番号が1より小さいか、あ
るいは5より大きいときにはそのパケットをID#0の
バス側に通す。
【0006】ここで、rteとしては2,3の他に0,1
も定められている。まとめると、rte=0はディセーブ
ル(disable)を表し、全くパケットを転送しない場合
を規定している。また、rte=1はreserveを表してい
る。また、rte=2は上述したようにlower≦D≦upperを
規定し、rte=3はD<lower,upper<Dを表している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記バスの
数が多くなるとバスの追加や削除の頻度が大きくなり、
その都度ネットワークシステム全体のコンフィギュレー
ション処理の実行が必要となり、データ送信の中断の頻
度が大きくなる。また機器の誤動作やデータの消失につ
ながる可能性がある。コンピュータと周辺機器について
は特に信頼性が要求されるため、頻繁にコンフィギュレ
ーション処理が行われることは機器の動作を不安定にす
ることにつながるため好ましくない。
【0008】また、バスが多く存在するような大規模な
ネットワークシステムの場合、公衆電話網のような回線
接続型の通信路や無線通信のような接続が不安定で不意
に回線の切断、接続が発生するような通信路を、バス同
士の接続に用いることが十分考えられる。このような場
合には再コンフィギュレーションが頻繁にかかる可能性
があり、ネットワークシステムが不安定になる可能性が
高くなる。
【0009】また、ノードや、上記ブリッジなどの機器
の故障あるいは不良によって、ネットワークシステムが
規格に完全に準拠して動作するとは限らない。このこと
もネットワークシステムの動作を不安定にする要因とな
る。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、バストポロジーが変化したときにも、IDの付
け替え処理を少なくできるネットワークシステムの提供
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るネットワー
クシステムは、上記課題を解決するために、少なくとも
一つのノードを共通の通信制御信号線を介して接続した
バスを少なくとも一つ接続して構成した複数のサブネッ
トワークと、上記サブネットワーク内のバス間を接続す
ると共に、上記サブネットワーク内の上記バス数分の第
1のフラグと、上記サブネットワーク数分の第2のフラ
グとを保持する第1のブリッジと、上記サブネットワー
ク間を接続すると共に、サブネットワーク数分のフラグ
を保持する第2のブリッジとを備える。
【0012】ここで、上記第1のブリッジは、上記ノー
ドからのパケットデータを他のバスに転送するか否かを
上記第1のフラグと上記第2のフラグを用いて判断する
ために、上記パケットデータの転送先IDと上記二つの
フラグを比較する比較手段と、この比較手段からの比較
結果に応じて上記パケットデータを出力する転送手段を
備える。
【0013】また、上記第2のブリッジは、上記ノード
からのパケットデータを他のサブネットワークに転送す
るか否かを上記フラグを用いて判断するために、上記パ
ケットデータの転送先IDと上記フラグとを比較する比
較手段と、この比較手段からの比較結果に応じて上記パ
ケットデータを出力する転送手段を備える。
【0014】ここで、上記第1のブリッジは、一方のバ
スと他方のバスに接続する二つの入出力手段を備える。
また、上記第2のブリッジは、一方のサブネットと他方
のサブネットに接続する二つの入出力手段を備える。さ
らに、上記第2のブリッジは、3以上のサブネットを接
続するための3以上の入出力手段を備えてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るネットワーク
システムの実施の形態について図面を参照しながら説明
する。
【0016】この実施の形態は、コンピュータやその周
辺機器、或いはAV機器等を多数接続して形成する、図
1に示すネットワークシステム1である。上記各機器に
は機器を接続するためのインターフェースが内蔵されて
いる。ここではこれらの各機器をノード(node)と表現
する。
【0017】IEEE1394では1つのバス内の最大接続ノー
ド数を63台と規定している。小規模なネットワークシス
テムは単独のバスだけで構成できる。しかし、もっと多
くのノードを接続するためには複数のバスを用意して、
バス同士をブリッジで接続する必要がある。IEEE1394の
規格では一つのネットワークシステムにおけるバスの最
大数は1023としている。
【0018】これに対し、本発明の実施の形態となる図
1のネットワークシステム1では、5つのサブネットワ
ーク10,20,30,40及び50毎に上記バスを備
えている。
【0019】サブネットワーク10は、複数のノードを
例えばIEEE1394に準拠した通信制御信号線で接続して形
成した3つのバス11,12及び13を含んで成る。バ
ス11とバス12は第1のブリッジ14で、またバス1
2とバス13は第1のブリッジ15で接続されている。
サブネットワーク20は、3つのバス21,22及び2
3を含んで成る。バス21とバス23は第1のブリッジ
24で、またバス22とバス23は第1のブリッジ25
で接続されている。
【0020】サブネットワーク30は、2つのバス3
1,32を含んで成る。バス31とバス32は第1のブ
リッジ33で接続されている。サブネットワーク40
は、3つのバス41,42及び43を含んで成る。バス
41とバス42は第1のブリッジ45で、またバス41
とバス43は第1のブリッジ44で接続されている。サ
ブネットワーク50は、2つのバス51,52を含んで
成る。これら2つのバス51,52は第1のブリッジ5
3で接続されている。
【0021】これらの各サブネットワークの内、サブネ
ットワーク10とサブネットワーク20は第2のブリッ
ジ61で、またサブネットワーク20とサブネットワー
ク30は第2のブリッジ62で、またサブネットワーク
20とサブネットワーク40は第2のブリッジ63で、
またサブネットワーク20とサブネットワーク50は第
2のブリッジ64で、それぞれ接続されている。
【0022】ここで、上記各サブネットワークは、ネッ
トワークシステムに固有の識別番号subnet_IDを持つ。
また、サブネット内の各バスは、サブネット内で固有の
識別番号bus_IDを持つ。また、各ノードはバス内で固有
の識別番号physical_IDを持つ。このため、各ノード
は、subnet_ID、bus_ID、physical_IDによって、ネット
ワークシステム内で一意に定まる。また、各ノードは、
subnet_ID、bus_ID、physical_IDを内部レジスタに保持
している。
【0023】次に、上記第1のブリッジ及び第2のブリ
ッジの構成について図2及び図3を参照して説明する。
第1のブリッジ400は図2に示すように通信路である
ファブリック401によって接続されたポータル402
0とポータル4021から成る。ポータル4020とポー
タル4021はそれぞれIEEE1394バスにより各ノードと
接続されている。なお、ポータルもノードの一種であ
る。また、この第1のブリッジの詳細な構成、動作につ
いては後述する。
【0024】第2のブリッジ410は図3に示すように
通信路であるファブリック411によって接続されたポ
ータル4120,ポータル4121 ,ポータル412
N-1から成る。ポータル4120,ポータル4121
ポータル412N-1はそれぞれIEEE1394バスにより各ノ
ードと接続されている。また、この第2のブリッジの詳
細な構成、動作についても後述する。
【0025】ここで、ネットワークシステム内のあるノ
ードから他のノードへのデータ転送に用いるパケットの
論理フォーマットについて図4を用いて説明しておく。
このパケットはパケットヘッダとデータブロックとから
成る。パケットヘッダには発信ノードのIDを示すsour
ce_IDフィールドと送信宛先のIDを示すdestination_I
Dフィールドが含まれる。source_IDとdestination_IDの
語長は共に16ビットである。
【0026】16ビットのdestination_IDは、図5の
(A)に示すように、5ビットのsubnet_IDと、5ビッ
トのbus_IDと、6ビットのphysical_IDの3フィールド
を持つ。また、16ビットのsource_IDも、図5の
(B)に示すように、5ビットのsubnet_IDと、5ビッ
トのbus_IDと、6ビットのphysical_IDの3フィールド
を持つ。
【0027】なお、比較のため、図6の(A)及び図6
の(B)には、従来のdestination_ID及びsource_IDの
フォーマットを示す。従来は、共に、10ビットのbus_
IDと、6ビットのphysical_IDの2フィールドのみしか
持っていなかった。
【0028】パケットの送信先については、大きく分け
て、以下の3通りがある。先ず、第1には「一つのバス
の全ノードに送信するバスブロードキャスト」がある。
第2には「ネットの全てのノードに送信するグローバル
ブロードキャスト」がある。第3には「単一のノード宛
に送信するユニキャスト」がある。パケットのIDによ
るこれらの区別を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】この表1では、パケットの送信先につい
て、さらに細かく分けている。例えば、destination_ID
のsubnet_ID,bus_ID,physical_IDの順番に16進数表
示で0〜1e,0〜1e,0〜3eとし、source_IDを全て未定義
(×)don't careとしたときには特定バスの特定ノード
へのユニキャスト(Unicast)とする。また、destinati
on_IDを0〜1e,0〜1e,3fとし、source_IDを全て未定義
(×)don't careとしたときには特定バスへのブロード
キャスト(Broadcast)とする。また、destination_ID
を1f,1f,0〜3eとし、source_IDを全て未定義don't ca
reとしたときにはローカルバスの特定ノードへのユニキ
ャストとする。また、destination_IDを1f,1f,3fと
し、source_IDをsubnet_ID,bus_ID,physical_IDの順
番に0〜1e,0〜1e,未定義×としたときには全バスへの
グローバルブロードキャストとする。また、destinatio
n_IDを1f,1f,3fとし、source_IDを1f,1f,未定義×
としたときにはローカルバスへのブロードキャストとす
る。
【0031】ノードから発信されたパケットはバス内の
全てのノードに届けられるが、他のバスに転送するか否
かは上記第1のブリッジが判断することになる。このた
め、上記第1のブリッジは判断の為に図7に示すような
3つのレジスタを持つ。すなわち、図7の(A)の32
ビットのBUS_ROUTINGレジスタと、図7の(B)の32
ビットのSUBNET_ROUTINGレジスタと、図7の(C)の1
6ビットのNODE_IDSレジスタを持つ。このNODE_IDSレジ
スタは、5ビットのsubnet_idと、5ビットのbus_id
と、physical_idを保持する6ビットのoffset_idとから
なる。
【0032】また、上記第2ブリッジとして2つのポー
タルからなるものは判断のために図8に示すような2つ
のレジスタを持つ。すなわち、図8の(A)の32ビッ
トのSUBNET_ROUTINGレジスタと、図8の(B)の16ビ
ットのNODE_IDSレジスタを持つ。このNODE_IDSレジスタ
も、5ビットのsubnet_idと、5ビットのbus_idと、phy
sical_idを保持する6ビットのoffset_idとからなる。
【0033】また、上記第2のブリッジとして3つのポ
ータルからなるものは判断のために図9に示すような3
つのレジスタを持つ。すなわち、図9の(A)の32ビ
ットのSUBNET_ROUTING_INPORTレジスタと、図9の
(B)の32ビットのSUBNET_ROUTING_OUTPORTレジスタ
と、図9の(C)の16ビットのNODE_IDSレジスタを持
つ。このNODE_IDSレジスタも、5ビットのsubnet_id
と、5ビットのbus_idと、physical_idを保持する6ビ
ットのoffset_idとからなる。
【0034】次に、上記第1のブリッジのポータルの詳
細な構成を図10に示す。各ポータル、例えばポータル
4020及び4021は、パケット入力部403i及び
404iと、パケット出力部403o及び404oから
なり、それぞれがインナファブリック401に接続され
ている。
【0035】パケット入力部、例えばパケット入力部4
03iは図11に示すように構成される。IEEE1394バス
に流れるパケットはパケット受信部421で受信され、
パケットバッファ422に格納される。パケットバッフ
ァ422からのsource_ID、destination_IDは、比較演
算回路428に入力される。また、上記図7にて説明し
た、SUBNET_ROUTINGレジスタ425と、BUS_ROUTINGレ
ジスタ426と、NODE_IDSレジスタ427からの各値も
比較演算回路428に入力される。比較演算回路428
では、これらの信号から、上記パケットを転送すべきか
どうかを判断して、転送すべきならば、出力信号をアク
ティブにして、ゲート423をオープンにし、パケット
をインナファブリック401へ送信する。
【0036】一方、パケット出力部、例えばパケット出
力部4030は図12に示すように構成される。インナ
ファブリック401に流れてきたパケットをパケットバ
ッファ431に取り込み、パケット送信部432からIE
EE1394バスや、出力端子433を介してパケット受信部
421に送信する。
【0037】次に、上記第2のブリッジのポータルの詳
細な構成を図13に示す。各ポータル、例えばポータル
4120,4121及び412N-1はパケット入力部41
3i,414i及び415iと、パケット出力部413
o,414o及び415oからなり、それぞれがインナ
ファブリック411に接続されている。
【0038】先ず、2つのポータルからなる第2のブリ
ッジのパケット入力部、例えばパケット入力部413i
について図14を用いて説明する。IEEE1394バスに流れ
るパケットはパケット受信部441で受信され、パケッ
トバッファ442に格納される。パケットバッファ44
2からのsource_ID、destination_IDは、比較演算回路
447に入力される。また、上記図8にて説明した、SU
BNET_ROUTINGレジスタ445と、NODE_IDSレジスタ44
6からの各値も比較演算回路447に入力される。比較
演算回路447では、これらの信号から、パケットを転
送すべきかどうかを判断して、転送すべきならば、出力
信号をアクティブにして、ゲート443をオープンに
し、パケットをインナファブリック411に送信する。
【0039】一方、パケット出力部、例えばパケット出
力部4130は図15に示すように構成される。インナ
ファブリック411に流れてきたパケットをパケットバ
ッファ435に取り込み、パケット送信部452からIE
EE1394バスや、出力端子453を介してパケット受信部
441に送信する。
【0040】また、上記第2のブリッジが3つのポータ
ルからなるとき、例えばパケット入力部413iは、図
14に示したSUBNET_ROUTINGレジスタ445を、SUBNET
_ROUTING_INPORTレジスタ445とする。比較演算回路
447では、これらの信号から、パケットを転送すべき
かどうかを判断して、転送すべきならば、出力信号をア
クティブにして、ゲート443をオープンにし、パケッ
トをインナファブリック411に送信する。
【0041】一方、パケット出力部、例えばパケット出
力部4130では図16に示すように、インナファブリ
ック411に流れてきたパケットをパケットバッファ4
35に取り込む。パケットバッファ435からはsource
_ID、destination_IDが比較演算回路455に入力され
る。また上記図9にて説明した、SUBNET_ROUTING_OUTPU
Tレジスタ454の出力も比較演算回路455に入力さ
れる。比較演算回路455では、これらの信号からパケ
ットを転送すべきかどうかを判断して、転送すべきとき
には、出力信号をアクティブにして、ゲート456をオ
ープンにし、パケットをIEEE1394バス、あるいは出力端
子453からパケット受信部441に送信する。
【0042】以上に説明した各部を構成して成るネット
ワークシステムの具体例について図17〜図21を用い
て説明する。図17には2つのポータルからなる第2の
ブリッジを用いて成るネットワークシステムの具体例を
示す。また、図18には3つのポータルからなる第2の
ブリッジを用いて成るネットワークシステムの具体例を
示す。
【0043】先ず、図17に示したネットワークシステ
ムの具体例は、サブネットID(subnet_id)=0、subne
t_id=1,subnet_id=2の3つのサブネット500,60
0,700を接続してなる。
【0044】サブネット500は、バスID(bus_id)
=0,bus_id=1,bus_id=2,bus_id=3の計4つのバス51
0,520,530,540を内蔵しており、バス51
0とバス520を第1のブリッジ4001で、またバス
510とバス530を第1のブリッジ4002で、また
バス520とバス540を第1のブリッジ4003で、
またバス530とバス540を第1のブリッジ4004
で接続している。
【0045】また、サブネット600は、bus_id=0,bu
s_id=1の計2つのバス610,620を内蔵しており、
これらを第1のブリッジ4005で接続している。ま
た、サブネット700も、bus_id=0,bus_id=1の計2つ
のバス710,720を内蔵しており、これらを第1の
ブリッジ4006で接続している。
【0046】また、サブネット500とサブネット60
0は、第2のポータル4101で接続されている。ま
た、サブネット500とサブネット700は、第2のポ
ータル4102と、4103で接続されている。
【0047】また、サブネット500内の第1のブリッ
ジ4001は、バス510内のポータル550とバス5
20内のポータル551と図示しないファブリックとか
ら成る。同様に第1のブリッジ4002は、バス510
内のポータル552とバス530内のポータル553と
ファブリックからなる。また同様に第1のブリッジ40
3は、バス520内のポータル552とバス530内
のポータル553とファブリックからなる。
【0048】また、サブネット600内の第1のブリッ
ジ4005は、バス610内のポータル655とバス6
20内のポータル656とファブリックからなる。ま
た、サブネット700内の第1のブリッジ4006は、
バス710内のポータル755とバス720内のポータ
ル756とファブリックからなる。
【0049】また、サブネット500とサブネット60
0とを接続する第2のブリッジ4101はサブネット5
00のバス520内のポータル558とサブネット60
0のバス610内のポータル657とファブリックから
なる。また、サブネット500とサブネット600とを
接続する第2のブリッジ4102は、サブネット500
のバス530内のポータル559とポータル757とフ
ァブリックからなる。また、第2のブリッジ410
3は、サブネット500のバス540内のポータル56
0とポータル758とファブリックからなる。
【0050】この図17に示した具体例の、例えば、サ
ブネット500内のバス510を構成しているノード
(X)511から、サブネット600内のバス620を
構成しているノード(Y)621にパケットを送信する
動作を説明する。これは、上記表1に示した特定バスの
特定ノードへのユニキャストに含まれる動作である。こ
のときのパケットの論理フォーマットとしては、宛先I
D(destination_ID)についてsubnet_ID、bus_ID、phy
sical_IDの順番に(1,1,y)となる。
【0051】ここで、第1のブリッジ4001を構成す
るポータル550のパケット入力部は上記図11に示し
たパケット入力部403iと同様の構成である。上記des
tination_IDのsubnet_ID、bus_ID、physical_IDが
(1,1,y)であるパケットは、パケット受信部42
1で受信され、パケットバッファ422に格納される。
パケットバッファ422からのdestination_IDのsubnet
_IDとbus_ID、ここでは(1,1)は比較演算回路42
8に入力される。比較演算回路428にはSUBNET_ROUTI
NGレジスタ425と、BUS_ROUTINGレジスタ426から
の各値も入力される。このポータル550のパケット入
力部403iの上記二つのレジスタ425と426には
図17に示すようなフラグが保持されている。すなわ
ち、各レジスタのフラグ格納場所を、アドレスIDとし
て“0123...31”の32個用意したとき、これらのアドレ
スIDに、送信を許可する宛先のID(destination_I
D)のbus_ID,subnet_IDに対応するようにフラグ“1”
を入れておく。BUS_ROUTINGレジスタ426内のフラグ
の入っている位置はBRとして示すように“0101...1”で
ある。また、SUBNET_ROUTINGレジスタ425内のフラグ
の入っている位置はSRとして示すように“0110...1”で
ある。このため、これらのフラグの入っている位置に対
応した値を比較演算回路428が受け取ることにより、
この比較演算回路428は上記パケットを転送すべきか
どうかを判断することができる。ここでは比較演算回路
428はパケットを転送すべきと判断し、ゲート423
をオープンして、パケットバッファ422内に格納して
おいたパケットをインナファブリック401に送信す
る。
【0052】なお、バス510とバス530とを接続す
る第1のブリッジ4002を構成するポータル552は
パケット入力部内の上記レジスタBRを“0010...0”と
し、SRを“0000...0”としている。このため、比較演算
回路は上記パケットを送信すべきでないと判断し、ゲー
ト423をオープンしない。よって、第2のブリッジ4
002は上記パケットを送信しない。
【0053】一方、第1のブリッジ4001をポータル
550と共に構成するポータル551はポータル550
からインナファブリックを介して送信された上記パケッ
トを図12に示した上記パケット出力部403oと同様
の構成のパケット出力部に入れる。そして、パケットバ
ッファ431に取り込み、パケット送信部432からIE
EE1394バスを介して他のポータル、バス520内部にお
けるポータル554とポータル558のパケット入力部
のパケット受信部に送信する。
【0054】ポータル554は、パケット入力部内の上
記レジスタBRを“0110...1”とし、SRを“0010...1”と
している。このため、比較演算回路は上記パケットを送
信すべきでないと判断し、ゲートをオープンしない。よ
って、第2のブリッジ4003は上記パケットを送信し
ない。
【0055】これに対して第2のブリッジ4101を構
成するポータル558のパケット入力部は上記図14に
示したパケット入力部413iと同様の構成である。上
記destination_IDのsubnet_ID、bus_ID、physical_IDが
(1,1,y)であるパケットは、パケット受信部44
1で受信され、パケットバッファ442に格納される。
パケットバッファ442からのSUBNET_IDここでは
“1”は比較演算回路447に入力される。比較演算回
路447にはSUBNET_ROUTINGレジスタ445からの値も
入力される。このポータル558のパケット入力部41
3iの上記レジスタ445には図17に示すようなフラ
グが保持されている。すなわち、レジスタSRには“010
0...1”が入っている。このため、比較演算回路447
は、パケットを転送すべきと判断し、ゲート443をオ
ープンして、パケットバッファ442内に格納しておい
たパケットをインナファブリック411に送信する。
【0056】一方、第2のブリッジ4101をポータル
558と共に構成するポータル657はインナファブリ
ック411を介して送信された上記パケットを図15に
示した上記パケット出力部4130と同様の構成のパケ
ット出力部に入れる。そして、パケットバッファ451
に取り込み、パケット送信部452からIEEE1394バスを
介してポータル655に送信する。
【0057】このポータル655はバス610とバス6
20を接続する第1のブリッジ4005を構成してお
り、上記図11と同様の構成のパケット入力部を備えて
おり、上記レジスタBRを“0100...1”とし、SRを“000
0...1”としている。このため、比較演算回路は上記パ
ケットを送信すべきであると判断し、ゲート423をオ
ープンして、上記パケットをインナファブリック401
に送信する。
【0058】第1のブリッジ4005をポータル655
と共に構成するポータル656はポータル655からイ
ンナファブリックを介して送信された上記パケットを図
12に示した上記パケット出力部403oと同様の構成
のパケット出力部に入れる。そして、上記パケットをパ
ケットバッファに取り込み、パケット送信部からIEEE13
94バスを介して、physical_IDが“y”であるノード6
21に送信する。
【0059】次に、図18に示したネットワークシステ
ムの具体例は、サブネットID(subnet_id)=0、subne
t_id=1,subnet_id=2,subnet_id=3の4つのサブネッ
ト500,600,700,800を接続してなる。
【0060】サブネット500は、上記図17に示した
のとほぼ同様の構成となるが、バス520内にあって第
2のブリッジ4104を構成するポータル561を異な
らせる。このポータル561は第2のブリッジ4104
を、他の2個のポータル658及び855と共に構成す
る。
【0061】サブネット600は、bus_id=0のバス61
0を内蔵している。このバス610は上記ポータル65
8を含んでいる。また、サブネット800は、bus_id=0
のバス810を内蔵している。このバス810は上記ポ
ータル855を含んでいる。なお、サブネット700の
構成は、上記図17に示したのと同様である。
【0062】この図18に示した具体例の、例えば、サ
ブネット500内のバス510を構成しているノード
(X)511から、サブネット800内のバス820を
構成しているノード(Y)811にパケットを送信する
動作を説明する。これは、上記表1に示した特定バスの
特定ノードへのユニキャストに含まれる動作である。こ
のときのパケットの論理フォーマットとしては、宛先I
D(destination_ID)についてsubnet_ID、bus_ID、phy
sical_IDの順番に(3,0,Y)となる。
【0063】この図18に示した具体例が上記図17に
示した具体例と大きく異ならせる要点は、サブネット間
を接続するための第2のブリッジ4104が3つのサブ
ネット500,600,800を接続するために、3つ
のポータル561,658,855から構成されること
である。
【0064】先ず、第1のブリッジ4001を構成する
ポータル550のパケット入力部は上記図11に示した
パケット入力部403iと同様の構成である。上記desti
nation_IDのsubnet_ID、bus_ID、physical_IDが(3,
0,Y)であるパケットは、パケット受信部421で受
信され、パケットバッファ422に格納される。パケッ
トバッファ422からのdestination_IDのsubnet_IDとb
us_ID、ここでは(3,0)は比較演算回路428に入
力される。比較演算回路428にはSUBNET_ROUTINGレジ
スタ425と、BUS_ROUTINGレジスタ426からの各値
も入力される。このポータル550のパケット入力部4
03iの上記二つのレジスタ425と426には図17
に示すようなフラグが保持されている。すなわち、レジ
スタBRには“0101...1”、レジスタSRには“0111...1”
が保持されている。このため、比較演算回路428は上
記パケットを転送すべきであると判断し、ゲート423
をオープンして、パケットバッファ422内に格納して
おいたパケットをインナファブリック401に送信す
る。ポータル551、ポータル552及びポータル55
4の動作については上述した動作に準拠しているので説
明を省略する。
【0065】バス520内のポータル561はパケット
入力部の構成を上記図14に示したのと同様とする。た
だし、上記SUBNET_ROUTINGレジスタ445をSUBNET_ROU
TING_INPORTレジスタ445としている。そして、ここ
では、レジスタSRIには図18に示すように“0101...
1”を保持している。このため、パケット入力部の比較
演算回路447はゲート443をオープンにし上記パケ
ットをインナファブリック411に送信する。
【0066】なお、ポータル658及びポータル855
のパケット出力部は上記図16に示したパケット出力部
と同様の構成であり、インナファブリック411から送
信されてきた上記パケットをパケットバッファ451に
取り込む。このパケットバッファ451からのdestinat
ion_IDのsubnet_IDは比較演算回路455に入力され
る。比較演算回路455にはSUBNET_ROUTING_OUTPORTレ
ジスタ454からの値も供給されている。この図18に
示す例では、ポータル658のレジスタSROは“0100...
1”を保持し、ポータル855のレジスタSROは“000
1...1”を保持している。
【0067】このため、ポータル658のパケット出力
部の比較演算回路455は、上記パケットを送信すべき
でないと判断し、ゲート456をオープンしない。一
方、ポータル855のパケット出力部の比較演算回路
は、上記パケットを送信すべきであると判断し、ゲート
をオープンしてパケット送信部452からIEEE1394バス
を介して上記パケットをphysical_idがYのノード
(Y)811に送信する。
【0068】ここで、上記第1のブリッジにおける、上
記パケット受信時のポータルでの判断アルゴリズムを図
19に示しておく。
【0069】先ず、ステップS1では受信したパケット
の宛先ID(destination_ID)のsubnet_IDと、bus_ID
が「0×1f」となっているか否かを判断する。ここで、
「0×1f」でないと判断すると、ステップS2に進む。
このステップS2ではdestination_IDのsubnet_IDとNOD
E_IDSのsubnet_IDが等しくないか否かを判断する。ここ
で、等しいと判断すると、ステップS3に進む。このス
テップS3ではdestination_IDのbus_IDとNODE_IDSのbu
s_IDが等しくないか否かを判断する。ここで、等しいと
判断するとステップS4に進み、上記パケットを転送し
ない。
【0070】一方、上記ステップS3でdestination_ID
のbus_IDとNODE_IDSのbus_IDが等しくないと判断する
と、ステップS5に進む。このステップS5ではBUS
_ROUTINGレジスタからbus_routing
の値を読みとり、bus_IDの値と等しいか否かを判断す
る。ここで等しいと判断すればステップS7に進んで、
インナファブリックにパケットを送出し、反対側のポー
タルから送信する。等しくなければステップS4に進ん
で転送しない。
【0071】また、上記ステップS2でdestination_ID
のsubnet_IDとNODE_IDSのsubnet_IDが等しくないと判断
すると、ステップS6に進む。このステップS6ではSU
BNET_ROUTINGレジスタからsubnet_routingの値を読みと
り、subnet_IDの値と等しいか否かを判断する。ここで
等しいと判断すればステップS7に進んで、インナファ
ブリックにパケットを送出し、反対側のポータルから送
信する。等しくなければステップS4に進んで転送しな
い。
【0072】また、ステップS1でdestination_IDのsu
bnet_IDと、bus_IDが「0×1f」となっていると判断する
と、ステップS8に進む。ステップS8では上記パケッ
トのsource_IDのsubnet_IDと、bus_IDが「0×1f」とな
っているか否かを判断する。ここで、「0×1f」でない
と判断すると、ステップS9に進む。このステップS9
ではdestination_IDのphysical_IDが「0×3f」になって
いるか否かを判断する。ここで「0×3f」であると判断
するとステップS10に進む。このステップS10では
BUS_ROUTINGレジスタのbus_routingの値で[0×1f]が
1であるか否かを判断する。ここで[0×1f]が1であ
ると判断すると、ステップS7に進んで、上記パケット
をファブリックに送出し、反対側のポータルから送信す
る。
【0073】一方、ステップS8で「0×1f」である、
また、ステップS9で「0×3f」でないと判断するとス
テップS4に進み、上記パケットを転送しない。
【0074】また、ステップS10で[0×1f]が1で
ないと判断すると、ステップS11に進み、SUBNET_ROU
TINGレジスタのsubnet_routingの値で[0×1f]が1で
あるか否かを判定する。ここで、[0×1f]が1であれ
ば、ステップS7に進み、上記パケットをファブリック
に送出し、反対側のポータルから送信する。また、[0
×1f]が1でなければ、ステップS4に進み、上記パケ
ットを転送しない。
【0075】次に、3つ以上のポ−タルを備えている上
記第2のブリッジにおける、上記パケット受信時の各ポ
ータルの入力側での判断アルゴリズムを図20に示して
おく。
【0076】先ず、ステップS21では受信したパケッ
トの宛先ID(destination_ID)のsubnet_IDと、bus_I
Dが「0×1f」となっているか否かを判断する。ここで、
「0×1f」でないと判断すると、ステップS22に進
む。ステップS22ではSUBNET_ROUTING_INPORTレジス
タのsubnet_routing_inportの値と上記パケットのdesti
nation_IDのsubnet_IDが等しいか否かを判断する。ここ
で等しくないと判断すれば、ステップS23に進み、上
記パケットを転送しない。等しいと判断すれば、ステッ
プS24に進み、ファブリックに上記パケットを送出す
る。
【0077】一方、ステップS21でsubnet_IDと、bus
_IDが「0×1f」であると判断すると、ステップS25に
進む。このステップS25では上記パケットのsource_I
Dのsubnet_IDと、bus_IDが「0×1f」となっているか否
かを判断する。ここで、「0×1f」でないと判断する
と、ステップS26に進む。ステップS26では上記パ
ケットのdestination_IDのphysical_IDが「0×3f」であ
るか否かを判断する。ここで「0×3f」であると判断す
ると、ステップS27に進む。このステップS27では
SUBNET_ROUTING_INPORTレジスタのsubnet_routing_inpo
rtの値の[0×1f]が1となっているか否かを判断す
る。ここで、[0×1f]が1となっていると判断する
と、ステップS24に進んで上記パケットをファブリッ
クに転送する。
【0078】一方、ステップS25で「1f」であると判
断したとき、またステップS26で「0×3f」でないと
判断したとき、あるいはステップS27で1となってい
ないと判断したときには、ステップS23に進み、上記
パケットを転送しない。
【0079】最後に、3つ以上のポ−タルを備えている
上記第2のブリッジにおける、上記パケット受信時の各
ポータルの出力側での判断アルゴリズムを図21に示し
ておく。
【0080】先ず、ステップS31では受信したパケッ
トの宛先ID(destination_ID)のsubnet_IDと、bus_I
Dが「0×1f」となっているか否かを判断する。ここで、
「0×1f」になっていないと判断すると、ステップS3
2に進む。このステップS32ではSUBNET_ROUTING_OUT
PORTレジスタのsubnet_routing_outportの値と上記パケ
ットのdestination_IDのsubnet_IDが等しいか否かを判
断する。ここで等しくないと判断すれば、ステップS3
3に進み、何もしない。
【0081】一方、上記ステップS31でsubnet_ID
と、bus_IDが「0×1f」であると判断すると、ステップ
S34に進む。このステップS34ではSUBNET_ROUTING
_OUTPORTレジスタのsubnet_routing_outportの値の[0
×1f]が1であるか否かを判断する。ここで、[0×1
f]が1でないと判断すると、ステップS33に進み、
何もしない。
【0082】一方、上記ステップS32でsubnet_routi
ng_outportの値と上記パケットのdestination_IDのsubn
et_IDが等しいと判断すると、ステップS35に進ん
で、ポータルからパスへ上記パケットを送信する。ま
た、上記ステップS34で[0×1f]が1であると判断
したときにも、ステップS35に進んで、ポータルから
パスへ上記パケットを送信する。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、IEEE1394に適合したノ
ードで構成されるネットワークをバスとサブネットに階
層分けしたため、ブリッジにおいてルーティングするか
しないかをID毎に判断できるようになった。したがっ
て、従来の様なIDの大小を比較してルーティングする
かしないかを判断するのに較べ、バス番号やサブネット
番号のアサインを自由に行うことができる。これによ
り、バストポロジーが変化したときにも、IDの付け替
え処理を少なくできる。
【0084】また、特に異なるサブネット内でのトポロ
ジーの変化に対しては、全くIDを付け替える必要がな
く、ネットワークシステムの安定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワークシステムの実施の形
態の構成図である。
【図2】上記ネットワークシステムにあってバスとバス
とを接続する第1のブリッジの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記ネットワークシステムにあってサブネット
とサブネットとを接続する第2のブリッジの構成を示す
ブロック図である。
【図4】ネットワークシステム内のあるノードから他の
ノードへのデータ転送に用いるパケットの論理フォーマ
ット図である。
【図5】上記パケットにおける宛先IDと発信IDのフ
ォーマット図である。
【図6】従来のネットワークシステムにて用いるパケッ
トにおける宛先IDと発信IDのフォーマット図であ
る。
【図7】上記第1のブリッジが備える3つのレジスタを
示す図である。
【図8】二つのポータルからなる上記第2のブリッジが
備える2つのレジスタを示す図である。
【図9】三つのポータルからなる上記第2のブリッジが
備える3つのレジスタを示す図である。
【図10】上記第1のブリッジのポータルの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図11】上記図10に示したポータルのパケット入力
部の構成を示すブロック図である。
【図12】上記図10に示したポータルのパケット出力
部の構成を示すブロック図である。
【図13】上記第2のブリッジのポータルの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図14】上記図13に示したポータルのパケット入力
部の構成を示すブロック図である。
【図15】上記図13に示したポータルのパケット出力
部の構成を示すブロック図である。
【図16】上記図13に示したポータルのパケット出力
部の他の構成を示すブロック図である。
【図17】二つのポータルからなる第2のブリッジを用
いて成るネットワークシステムの具体例を示す図であ
る。
【図18】三つのポータルからなる第2のブリッジを用
いて成るネットワークシステムの具体例を示す図であ
る。
【図19】上記第1のブリッジにおける、上記パケット
受信時のポータルでの判断アルゴリズムを示すフローチ
ャートである。
【図20】上記第2のブリッジにおける、上記パケット
受信時のポータルの入力部での判断アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図21】上記第2のブリッジにおける、上記パケット
受信時のポータルの出力部での判断アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図22】従来のネットワークシステムの構成を示す図
である。
【図23】従来のネットワークシステムのバスIDの割
付を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム、400 第1のブリッジ、
401,411 インナファブリック、403i パケ
ット入力部、403o パケット出力部、410第2の
ブリッジ、421 パケット受信部、422 パケット
バッファ、423 ゲート、425 SUBNET_ROUTINGレ
ジスタ、426 BUS_ROUTING_レジスタ、427 NODE
_IDSレジスタ、428 比較演算回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのノードを共通の通信制
    御信号線を介して接続したバスを少なくとも一つ接続し
    て構成した複数のサブネットワークと、 上記サブネットワーク内のバス間を接続すると共に、上
    記サブネットワーク内の上記バス数分の第1のフラグ
    と、上記サブネットワーク数分の第2のフラグとを保持
    する第1のブリッジと、 上記サブネットワーク間を接続すると共に、上記サブネ
    ットワーク数分のフラグを保持する第2のブリッジとを
    備えることを特徴とするネットワクークシステム。
  2. 【請求項2】 上記第1のブリッジは、上記ノードから
    のパケットデータを他のバスに転送するか否かを上記第
    1のフラグと上記第2のフラグを用いて判断することを
    特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記第1のブリッジは、上記パケットデ
    ータの転送先IDと上記二つのフラグを比較する比較手
    段と、この比較手段からの比較結果に応じて上記パケッ
    トデータを出力する転送手段を備えることを特徴とする
    請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記第2のブリッジは、上記ノードから
    のパケットデータを他のサブネットワークに転送するか
    否かを上記フラグを用いて判断することを特徴とする請
    求項1記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記第2のブリッジは、上記パケットデ
    ータの転送先IDと上記フラグとを比較する比較手段
    と、この比較手段からの比較結果に応じて上記パケット
    データを出力する転送手段を備えることを特徴とする請
    求項4記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記第1のブリッジは、一方のバスと他
    方のバスに接続する二つの入出力手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 上記第2のブリッジは、一方のサブネッ
    トと他方のサブネットに接続する二つの入出力手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載のネットワークシス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記第2のブリッジは、3以上のサブネ
    ットを接続するための3以上の入出力手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 上記第2のブリッジは、入力したパケッ
    トデータを他のサブネットに転送するか否かを判断する
    ため、サブネット数分のフラグを持ち、またブリッジ内
    部に入力されたパケットデータを出力するか否かを判断
    するため、サブネット数分のフラグを持つことを特徴と
    する請求項8記載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記第2のブリッジは、入力されたパ
    ケットデータの転送先IDと上記フラグを比較する比較
    手段と、この比較手段の比較結果に応じて、上記入力パ
    ケットデータをブリッジ内に取り込む取り込み手段とを
    備えることを特徴とする請求項9記載のネットワークシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 上記第2のブリッジは、上記取り込み
    手段によって取り込まれたパケットデータの転送先ID
    と上記フラグとを比較する比較手段と、この比較手段の
    比較結果に応じて上記パケットデータを上記入出力手段
    から転送する転送手段とを備えることを特徴とする請求
    項10記載のネットワークシステム。
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