JPH10508796A - 廃棄物流中での蟻酸及びホルムアルデヒド破壊 - Google Patents

廃棄物流中での蟻酸及びホルムアルデヒド破壊

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JPH10508796A
JPH10508796A JP9500951A JP50095197A JPH10508796A JP H10508796 A JPH10508796 A JP H10508796A JP 9500951 A JP9500951 A JP 9500951A JP 50095197 A JP50095197 A JP 50095197A JP H10508796 A JPH10508796 A JP H10508796A
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Abstract

(57)【要約】 水性有機酸廃棄物流中の蟻酸及び/またはホルムアルデヒドを破壊する方法であって、前記流れを担持された貴金属触媒と接触させること、及び溶液に空気または分子状酸素ガスを通気して化学的酸化を促進することにより前記破壊を行なう方法を提供する。本発明は、微生物を用いる上記化合物のバイオ系処理の、安全で、実用的で、かつ費用のわりに効果的な代替方法である。本発明の方法はバッチ方式でも連続方式でも実施し得、本発明によれば流れの中に3800ppmのレベルで存在する蟻酸と5800ppmの量で存在するホルムアルデヒドとのいずれもが200ppm以下のレベルに減少し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 廃棄物流中での蟻酸及びホルムアルデヒド破壊 背景発明の分野 本発明は、政府により規制されている蟻酸及び/またはホルムアルデヒドを含 有する水性の流れを有効に処理することに係わる。 本発明は特に、水性廃棄物流中の蟻酸及び/またはホルムアルデヒドを貴金属 触媒酸化によって破壊する方法に係わる。関連技術の説明 本発明は、蟻酸及び/またはホルムアルデヒドを含有する水性の流れに対して 一般的に実施し得ると考えられる。 潜在的に広範な適用が可能である本発明は、N−ホスホノメチルグリシンの製 造に関連して生じる蟻酸及びホルムアルデヒド含有廃棄物流の処理に特に有利に 適用できることが判明した。 農芸化学工業ではグリホサートもしくはグリホサート酸として知られているN −ホスホノメチルグリシンは、発芽種子、発生した実生、成熟し、定着した木本 及び草本植生、 並びに水生植物の成長を制御するのに有用である、きわめて有効でかつ商業的に 重要な除草剤である。 グリホサートとその塩は広範囲型の(即ちきわめて様々な植物に有効な)出芽 後除草剤として、水性製剤中に便利に適用される。 N−ホスホノメチルグリシンとその中間体化合物であるN−ホスホノメチルイ ミノ二酢酸を製造する方法は様々なものが当業者に公知である。 例えば、Gentilcoreの米国特許第4,724,103号に、N−ホ スホノメチルイミノ二酢酸(グリホサート中間体)を製造する方法が開示されて いる。この方法では、イミノ二酢酸のアルカリ金属塩を強無機酸と反応させてイ ミノ二酢酸の強無機酸塩と強無機酸のアルカリ金属塩とを生成させる操作、及び イミノ二酢酸をホルムアルデヒド及び亜リン酸との反応によりホスホノメチル化 してN−ホスホノメチルイミノ二酢酸とアルカリ金属塩との混合物を得る操作を 逐次行なう。 上述の方法は所望の中間体生成物を他の反応生成物から分離するステップも含 み、このステップの後にホルムアルデヒド含有廃液が残るが、重い有機廃棄物流 からホルムア ルデヒド及び蟻酸を頂部蒸発により留出すれば、前記廃液は本発明の方法によっ て容易に処理可能である。 Hershmanの米国特許第3,969,398号には、活性炭を含む触媒 の存在下に酸化剤として分子状酸素含有ガスを用いてN−ホスホノメチルイミノ 二酢酸を酸化することによりN−ホスホノメチルグリシンを製造する方法が開示 されている。 この方法などによるグリホサート製造に特徴的であるのは、通常の蒸留ステッ プがしばしば用いられることであり、蒸留によって所望のN−ホスホノメチルグ リシン生成物から望ましくない蟻酸及びホルムアルデヒドを分離すると、これら を含有する頂部廃棄物流が発生する。 このようにして発生する廃液流は、中毒が懸念され、かつ発癌性と疑われる物 質であるホルムアルデヒド及び蟻酸を大量に含有する溶液である。 即ち、上記流れからホルムアルデヒド及び蟻酸を高率で除去することが望まし い。 本発明は、水性有機物流、特にN−ホスホノメチルイミノ二酢酸(即ちグリホ サート中間体)及びN−ホスホノメチルグリシンもしくはグリホサート酸の製造 に関連して得 られる廃棄物流中の蟻酸及びホルムアルデヒドを実質的に総て除去する、技術的 に単純でかつ直接的な方法を提供する。 ホルムアルデヒドを蟻酸へ、蟻酸を二酸化炭素及び水へと一方的に盛んに酸化 /変換することである上記除去は、本発明の方法を用いることで驚くほど迅速か つ効率的に行える。発明の概要 本発明の実施によれば、反応しなかった蟻酸及び/またはホルムアルデヒドを 含有する水性廃棄物流を、担持された貴金属触媒が触媒する酸化によって処理す る。 或る特定例では、代表的な水性廃棄物流中に約6000ppm及び約4000 ppmの量でそれぞれ存在するホルムアルデヒド及び蟻酸はN−ホスホノメチル グリシンの製造から、N−ホスホノメチルイミノ二酢酸と、水と、酸素との反応 によって生成する。本明細書に開示した本発明によれば、上記ホルムアルデヒド 及び蟻酸はいずれも実質的に除去されて、商業的に無害で許容可能な200pp m以下のレベルにまで減少し、そうなれば流れは再利用に適するようになる。 新規でかつ有用な本発明の方法はバッチ方式でも、あるいはまた連続工程とし ても実施可能である。そのうえ、本発明の実施には様々な担持金属触媒、特に元 素周期表のVIII族の中から選択されたいずれかの金属を含む担持触媒を用い得、 本発明の方法を実施する上で好ましい触媒は、炭素に担持されたPtから成る不 均一系触媒である。 本発明により温度、圧力、及び処理する溶液に溶解した空気または酸素のレベ ルを含めた幾つかの方法パラメーターにこだわることも、本発明の最も有利な実 施のためには重要である。 望ましくないホルムアルデヒド及び/または蟻酸を処理する別の方法であるバ イオ処理と比較すると、本発明の方法には幾つかの重要な利点が有ると考えられ る。特に、望ましくない上記化合物の接触酸化はバイオ処理ほど資本集約的でな いと看做される。また、接触酸化によってバイオスラッジの発生が回避され、か つきわめて重要なことに蒸発器頂部流を本発明により処理した場合は望ましくな い上記化合物を実質的に含有しない水性の流れが生じ得、この流れは基本的(o riginal)プロセスを経ての再利用に適する。発明の詳細な説明 先に述べたように、本発明は、水性有機物流からのホルムアルデヒド及び蟻酸 の除去に関連して一般的に実施し得る。 しかし、望ましくない上記化合物はN−ホスホノメチルグリシンの製造に関連 して生成するので、また本発明は前記製造に関連して生じる廃棄物流の処理に特 に有用であることが判明したので、本発明を、N−ホスホノメチルグリシンの製 造から得られる廃液(effluent)中のホルムアルデヒド及び蟻酸を破壊 する一具体例を参照して説明することにする。即ち、このような次第で、以下の 記述は本発明を十分に開示し、かつ本発明の機能の仕方を詳細に説明するもので ある。 N−ホスホノメチルグリシンの製造などでは、甚だしい量の蟻酸及びホルムア ルデヒドが廃棄物として発生する。廃棄物流中の蟻酸及び/またはホルムアルデ ヒドを破壊して、潜在的に有毒であり、政府により規制されているこれらの物質 の放出を低減することが求められる。 現在、上記化合物は典型的には蒸発またはイオン交換によって処理流から分離 し、その後微生物などによる生物学 的処理を用いるバイオ処理施設において破壊する。 本発明の実施によって環境に許容可能な物質に変換されるホルムアルデヒド及 び蟻酸を望ましくない高レベルで含有する廃棄物流は、米国特許第4,724, 103号及び同第3,969,398号に開示された方法の実施によって発生す る。 上記前者の方法では、イミノ二酢酸二ナトリウム(DSIDA)と三塩化リン (PCl3)とを一緒に水中で高温に加熱して、イミノ二酢酸の塩酸塩、塩化ナ トリウム及び亜リン酸から成るスラリーを得る。その後、CH2O(ホルマリン として)をゆっくり添加する。得られた反応混合物を冷却する。次に、溶液から 沈澱するN−ホスホノメチルイミノ二酢酸の溶解度を最低にするのに十分な量の 水酸化ナトリウム水溶液を添加する。混合物を濾過または遠心して、生じた固体 物質を回収する。N−ホスホノメチルイミノ二酢酸の単離の結果得られる液体は 、潜在的に有毒なホルムアルデヒド及び蟻酸、選択された有機ホスホン酸、塩化 ナトリウム、並びに選択されたリンの無機酸を特に含有する廃棄物流である。 重い上記有機物流から望ましくないホルムアルデヒド及 び蟻酸を蒸留などによって留出し、それによって第二の廃棄物流を製造すれば、 本発明の実施によって第二のホルムアルデヒド及び蟻酸含有流を、環境に優しい 二酸化炭素及び水を主成分とする混合物に変換できる。即ち、流れは廃棄や、頂 部流を処理する場合は基本的プロセスを経ての再利用により良く適するようにな る。 本発明の方法によれば、水性廃棄物流が含有する望ましくないホルムアルデヒ ド及び/または蟻酸を接触酸化し、それによってこれらの化合物を前記流れから 除去する。 本発明の方法により実施する接触酸化は、ホルムアルデヒド及び/または蟻酸 を含有する水性の流れを、溶解した酸素または酸素を含有する空気の存在下に担 持金属触媒で処理することを含む。 好ましい触媒担体物質は炭素であり、触媒の担持金属はVIII族金属の中から選 択される。更に、本発明の方法が含む塩基性化学反応は次のとおりである。 反応1は、本発明により酸化するとホルムアルデヒドが蟻酸に変化することを 示し、反応2は、蟻酸は環境に優しい二酸化炭素及び水に変換できることを示し ている。 広義には、上記2反応は任意の通常の反応容器内で室温及び大気圧において本 発明により生起させ得る。そのうえ、処理する流れに適当なレベルの酸素または 酸素を含有する空気を溶解させれば、任意のVIII族金属を本発明の実施に用い得 る。 しかし、本発明を最も有利に実施し、かつ商業的に特に有用なものとするため には、本発明による方法を幾つかの点で限定することが必要である。 このような観点から、本発明の実施には任意の通常の反応容器システムを用い ることが可能ではあるが、加圧下での操作に適し、かつ優れた攪拌機能を具えた 反応容器が好ましい。適当な反応容器の上記のような特徴は本発明のより効率的 な実施を可能にし、なぜなら攪拌及び圧力は酸素または酸素を含有する空気の廃 棄物流への溶解を促進するからであり、前記酸素や空気の濃度は先に言及したよ うに触媒活性に影響する。 同様に、特定のVIII族金属の選択、及び炭素担体もしくは 支持体(substrate)に担持させる金属の量も酸化反応の速度に、即ち 本発明の実施において得られる相対的な商業的利点に影響する。本発明者は、VI II族金属の中でもパラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、及び特に白金(Pt )が本発明との関連において最も望ましく機能することを発見した。この理由か ら、触媒にとって好ましい担持金属は白金であり、従って本明細書の開示を構成 するデータにおいては白金を参照する。 触媒の白金含量は約0.1〜約10重量%とし得るが、その際白金量対反応容 器の作業容量の合計比を約0.00015:1から約0.00040:1とする 。 本発明に白金以外のVIII族金属を用いることも可能ではあるが、それらの金属 はより大量に用いないかぎり反応速度を低下させることは、当業者には認識され よう。 触媒において選択した金属を比較的大量に担持させれば反応の程度及び速度を 改善できると考えられ、即ち金属担持量は少ないより多い方が好ましいことは、 当業者には理解されよう。しかし、触媒のコストはしばしば触媒選択の一要因で あり、好ましい担持金属が白金などの高価な貴金属である本発明の場合は本発明 での使用に最適の触媒担持 量を確認することが明らかに有利である。即ち、本明細書の教示に基づき、上記 のような最適触媒量を決定することは当業者には可能である。実際的な反応速度 と触媒コストとの間での妥協は計らなければならない。 先に指摘したように、本発明との関連で用いるのに適した反応容器は優れた攪 拌機能を具えているべきである。攪拌は、本発明実施の成功に決定的である酸素 の溶解を補助するのに有用である。例えば、溶解酸素の濃度が低すぎると不完全 な反応しか起こらないことが判明している。驚くべきことに、前記事実と表裏を 成して、高すぎる溶解酸素濃度も本発明の方法には有害である。より具体的には 、最適の溶解酸素濃度は約1〜7ppmであることが判明した。溶解酸素濃度を 上記範囲外として本発明の方法を実施すると、連続方式の場合は酸化反応が完了 せず、バッチ方式の場合は反応の完了により長い時間が必要となる。即ち、本発 明により上記のような溶解酸素濃度を確実に実現するためには、酸素及び/また は酸素を含有する空気の流量と攪拌との相互作用を考慮しなければならないこと は明白である。 N−ホスホノメチルグリシンの製造から得られるような 典型的廃棄物流を本発明の一具体例により処理する前に分析した結果は次のとお りである。成分 重量% 水 99.1 蟻酸 0.4 ホルムアルデヒド 0.6実施例1〜3 上述の方法を、一般に米国特許第3,969,398号の方法に従ってのN− ホスホノメチルグリシン製造から得られた様々な廃棄物流に対して様々な反応条 件下に実施した。廃棄物流はいずれも、約6000ppm(0.6重量%)及び 約4000ppm(0.4重量%)の相対濃度をそれぞれ有するホルムアルデヒ ド及び蟻酸を含有していた。反応容器内に有る間の流れの温度を約50℃から約 90℃まで変化させた。各処理の前及び後の流れのホルムアルデヒド濃度及び蟻 酸濃度を記録した。代表的な試験から得られたデータを下記表にまとめた。 試験は総て、30時間以内の連続方式で行なった。これらの試験に用いた触媒 は1.659gのDegussa F199XKYA/Wであり、この触媒のPt含量は4.49重量%と評価され 、これは32mgのPtに相当する。反応容器容量を120gとし、反応容器圧 力を100psiとした。反応容器温度を90℃に維持し、液体供給速度を6. 0g/分とした。酸素供給速度は100cc/分、攪拌機速度は1000rpm とした。1時間置きにデータを収集して、定常状態条件が試験の間中確実に維持 されるようにした。各試験継続中にホルムアルデヒド及び蟻酸の濃度を測定する のに、インラインFTIRを用いた。このような操作を、その利点や有効性を失 うことなく容易に規模拡大して商業的に利用し得ることは、当業者には理解され 得る。 上記表1中に示した廃液の平均ホルムアルデヒド濃度は、 試験継続の間中蓄積したホルムアルデヒド濃度データ全部の平均値を求めること によって算出した。 実験に基づき、廃液の蟻酸濃度はホルムアルデヒド濃度を下回ることが観察さ れた。そこで、蟻酸濃度の通常のような分析は行なわなかった。 先に述べた試験内容は、本発明を連続的に実施するのに有効な手立てを例示し ている。しかし、本発明の方法はバッチ条件下にも有利に実施可能である。 例えば、120mlの作業容量を有する1個のオートクレーブ型反応容器内で 、炭素上の5重量%白金から成る触媒0.4重量%のスラリーは溶液中の580 0ppmのホルムアルデヒド及び3800ppmの蟻酸を35分以内にトレース レベルにまで酸化した。反応の間、温度は約55〜90℃とし、圧力は100ま たは150psigとした。酸素流量は25または100cc/分とした。驚く べきことに、温度変化または圧力変化に関連してではなく酸素流量変化に関連し て反応速度に最大の相違が観察された。 本発明の実施によって実現する、ホルムアルデヒドを蟻酸へ、また蟻酸を二酸 化炭素及び水へとその場で化学的に変換することは、水性廃棄物流からホルムア ルデヒド及び /または蟻酸をバイオ処理によって除去する方法の、費用のわりにきわめて効果 的な代替方法であることが判明した。 反応の触媒性に起因して、実質的に総てのホルムアルデヒド及び蟻酸を破壊し 、それによって再利用に適した水溶液中に環境に優しい二酸化炭素及び水を生成 させるのに約20分という比較的短い滞留時間しか要しない連続方式での方法実 施が技術的に可能であることが証明された。 即ち、本発明の実施の結果として得られる生成物の環境適合性が証明された。 ここに本発明の具体例を詳述したが、当業者には他の様々な変形が明らかであ り、かつ本発明の思想及び範囲を逸脱することなく容易に実現可能であると理解 される。 従って、添付した請求の範囲の規定する範囲は先に示した実施例及び発明の説 明に限定されず、請求の範囲各項は本発明に存する、本発明が関与する技術分野 の当業者によりその均等物と看做されるであろうあらゆる特徴を含めた特許可能 な新規性を総て包含すると解釈されるものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月25日 【補正内容】請求の範囲 1. 水性液流中に存在するホルムアルデヒド及び蟻酸を、ホルムアルデヒドを 蟻酸に変換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換することによって破壊する方法で あって、 (a)液流を担持されたVIII族金属触媒と、室温から約90℃までの温度及び大 気圧から約200psiまでの圧力において接触させるステップ、及び (b)前記触媒の近傍において液流中に空気または分子状酸素を、約1〜7pp mの溶解酸素濃度を達成及び維持するように導入し、それによって所望量のホル ムアルデヒドを酸化して蟻酸とし、蟻酸を酸化して二酸化炭素及び水とするステ ップ を含む方法。 2. VIII族金属を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択することを特徴 とする請求項1に記載の方法。 3. 触媒を粉末状炭素担体に担持された不均一系白金とすることを特徴とする 請求項1に記載の方法。 4. 酸化を大気圧から約150psiまでの圧力において行ない、酸化の間液 流を約50〜約90℃の温度に加熱することを特徴とする請求項2に記載の方法 。 5. 大気圧及び約50〜約90℃の温度においてホルムアルデヒドを蟻酸に変 換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換することを特徴とする請求項1に記載の方 法。 6. 酸化の間液流を攪拌して約1〜約7ppmの溶解酸素レベルを達成及び維 持することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. VIII族金属を白金とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 8. 触媒中の白金の量を約0.1〜約10重量%とすることを特徴とする請求 項3に記載の方法。 9. 圧力を大気圧とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 10. 温度を室温とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 11. 温度を室温とすることを特徴とする請求項9に記載の方法。 12. ホルムアルデヒド、蟻酸その他の廃棄物を含む有機廃棄物を含有する酸 性水性廃棄物流を生じるN−ホスホノメチルイミノ二酢酸製造方法であって、 (a)廃棄物流を蒸留して、ホルムアルデヒド及び蟻酸を 含有する第二の流れを製造するステップ、 (b)第二の流れを、触媒担体に担持されたVIII族金属を含む触媒と接触させる ステップ、及び (c)前記触媒の近傍において第二の流れの中に空気または分子状酸素を、約1 〜7ppmの溶解酸素濃度を達成及び維持するように導入し、それによって所望 量のホルムアルデヒドを酸化して蟻酸とし、蟻酸を酸化して二酸化炭素及び水と するステップ を含むことを特徴とする方法。 13. VIII族金属を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択することを特 徴とする請求項12に記載の方法。 14. 触媒中の金属を、粉末状炭素に約0.1〜約10重量%の量で担持され た白金とすることを特徴とする請求項12に記載の方法。 15. 酸化を大気圧から約200psiまでの圧力において行ない、第二の流 れを約50〜約90℃の温度に加熱することを特徴とする請求項12に記載の方 法。 16. 大気圧及び約50〜約90℃の温度においてホルムアルデヒドを蟻酸に 変換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換することを特徴とする請求項12に記載 の方法。 17. 第二の流れを攪拌して約1〜約7ppmの溶解酸素レベルを達成及び維 持することを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 18. 担持された触媒の金属を粉末状炭素に担持された白金とすることを特徴 とする請求項13に記載の方法。 19. N−ホスホノメチルグリシンの製造に関連するホルムアルデヒド及び蟻 酸廃棄物を含有する水性の流れを処理する方法であって、 (a)流れを、触媒担体に担持されたVIII族金属を含む触媒と接触させるステッ プ、及び (b)前記触媒の近傍において流れの中に空気または分子状酸素を、約1〜7p pmの溶解酸素濃度を達成及び維持するように導入し、それによって所望量のホ ルムアルデヒドを酸化して蟻酸とし、蟻酸を酸化して二酸化炭素及び水とするス テップ を含む方法。 20. VIII族金属を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択することを特 徴とする請求項19に記載の方法。 21. 触媒中の金属を、粉末状炭素に約0.1〜約10重量%の量で担持され た白金とすることを特徴とする請求 項19に記載の方法。 22. 酸化を大気圧から約200psiまでの圧力下に行ない、流れを約50 〜約90℃の温度に加熱することを特徴とする請求項19に記載の方法。 23. 大気圧及び約50〜約90℃の温度においてホルムアルデヒドを蟻酸に 変換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換することを特徴とする請求項19に記載 の方法。 24. 酸化を大気圧から約200psiまでの圧力において行なうことを特徴 とする請求項19に記載の方法。 25. 流れを攪拌して約1〜約7ppmの溶解酸素レベルを達成及び維持する ことを更に含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水性の流れの中の望ましくないホルムアルデヒド及び蟻酸を選択的に破壊 する方法であって、 (a)流れを金属担持触媒と接触させ、その際前記触媒の金属はVIII族金属の中 から選択するステップ、及び (b)前記触媒の近傍において流れに空気または分子状酸素を通気し、それによ って所望量の前記望ましくない化合物の破壊に十分な時間継続できる酸化反応を 惹起するステップ を含む方法。 2. 触媒を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択することを特徴とする 請求項1に記載の方法。 3. 金属担持触媒の金属を、粉末状炭素に約0.1〜約10重量%の量で担持 された白金とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 4. 酸化反応を適当な反応容器内で大気圧から約200psiまでの圧力にお いて生起させ、流れを約50〜約90℃の温度に加熱することを特徴とする請求 項2に記載の方法。 5. ホルムアルデヒドを蟻酸に変換し、蟻酸を二酸化炭 素及び水に変換することを特徴とする請求項1に記載の方法。 6. 酸化反応において約1〜約7ppmの溶解酸素レベルが達成及び維持され るように十分な攪拌及び酸素または空気流量を確実に実現することを特徴とする 請求項1に記載の方法。 7. N−ホスホノメチルイミノ二酢酸の製造に関連するホルムアルデヒド、蟻 酸その他の廃棄物を含めた有機廃棄物を含有する酸性でかつ水性の流れを処理す る方法であって、 (a)前記流れを蒸留して、実質的にホルムアルデヒド及び蟻酸から成る第二の 流れを製造するステップ、 (b)第二の流れを金属担持触媒と接触させ、その際前記触媒の金属はVIII族金 属の中から選択するステップ、及び (c)前記触媒の近傍において流れに空気または分子状酸素を、望ましくない前 記化合物が所望量破壊されるまで通気するステップ を含む方法。 8. 触媒を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択 することを特徴とする請求項7に記載の方法。 9. 金属担持触媒の金属を、粉末状炭素に約0.1〜約10重量%の量で担持 された白金とすることを特徴とする請求項7に記載の方法。 10. 前記化合物を破壊する反応を適当な反応容器内で大気圧から約200p siまでの圧力において生起させ、流れを約50〜約90℃の温度に加熱するこ とを特徴とする請求項7に記載の方法。 11. ホルムアルデヒドを蟻酸に変換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換する ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 12. 前記化合物を破壊する反応において約1〜約7ppmの溶解酸素レベル が達成及び維持されるように十分な攪拌及び酸素または空気流量を確実に実現す ることを特徴とする請求項7に記載の方法。 13. N−ホスホノメチルグリシンの製造に関連するホルムアルデヒド及び蟻 酸廃棄物を含有する水性の流れを処理する方法であって、 (a)第二の流れを金属担持触媒と接触させ、その際前記触媒の金属はVIII族金 属の中から選択するステップ、 及び (c)前記触媒の近傍において流れに空気または分子状酸素を、望ましくない前 記化合物が所望量破壊されるまで通気するステップ を含む方法。 14. 触媒を白金、パラジウム及びロジウムの中から選択することを特徴とす る請求項13に記載の方法。 15. 金属担持触媒の金属を、粉末状炭素に約0.1〜約10重量%の量で担 持された白金とすることを特徴とする請求項13に記載の方法。 16. 前記化合物を破壊する反応を適当な反応容器内で大気圧から約200p siまでの圧力下に生起させ、流れを約50〜約90℃の温度に加熱することを 特徴とする請求項13に記載の方法。 17. ホルムアルデヒドを蟻酸に変換し、蟻酸を二酸化炭素及び水に変換する ことを特徴とする請求項13に記載の方法。 18. 前記化合物を破壊する反応を適当な反応容器内で大気圧から約200p siまでの圧力において生起させることを特徴とする請求項13に記載の方法。 19. 前記化合物を破壊する反応において約1〜約7ppmの溶解酸素レベル が達成及び維持されるように十分な攪拌及び酸素または空気流量を確実に実現す ることを特徴とする請求項13に記載の方法。 20. 前記化合物を破壊する反応の生成物が環境に許容可能な操作で更に処理 することを要しないことを特徴とする請求項15に記載の方法。
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