JPH10507006A - ポリエステルレジンをベースとした、光学的均一性及び/又は着色性に優れた高屈折率の眼鏡レンズ - Google Patents

ポリエステルレジンをベースとした、光学的均一性及び/又は着色性に優れた高屈折率の眼鏡レンズ

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JPH10507006A
JPH10507006A JP8511824A JP51182495A JPH10507006A JP H10507006 A JPH10507006 A JP H10507006A JP 8511824 A JP8511824 A JP 8511824A JP 51182495 A JP51182495 A JP 51182495A JP H10507006 A JPH10507006 A JP H10507006A
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トーマス, ジェイ. エンガルディオ,
フィリップ, ディー. ダルシン,
ダエ, キ カン,
ジーン, エス. リー,
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シグネット アーモライト, インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 アリルエステル及び/又はアクリルモノマーから選択される一又はそれ以上の添加剤を発熱抑制剤とともに添加することにより、均一で光学的歪みが低く、及び/又は良好な着色速度という予期せぬ改善を得るために改変された不飽和ポリエステルレジンベースの組成物であり、改変されたポリエステルレジンベースの組成物を眼鏡レンズの成型に商業的に有用とする。添加剤及び発熱抑制剤は、ポリエステルを光学的歪み及び/又は着色速度を十分に高めるように改変するのに有用であり、これにより、どのような不飽和ポリエステルレジンも、透明で成型着色性を低くすることができ、眼鏡レンズに必要とされる特性を有する組成物を提供するのに十分に改良される。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリエステルレジンをベースとした、光学的均一性及び/ 又は着色性に優れた高屈折率の眼鏡レンズ 発明の技術分野 本発明は、ポリエステルレジンベースの組成物、並びに硬化した重合物とそれ からの塗膜の製造及び使用方法を指向している。その組成物及び方法は、眼鏡レ ンズの製造に特に有用である。より詳細には、本発明は、不飽和ポリエステルベ ースの重合物、特に、優れた光学的均一性(又は低い光学的歪み)と長期に亘っ て「無色透明」を維持する優れた着色速度を有する不飽和ポリエステルベースの 眼鏡レンズを指向している。このレンズは比較的高い屈折率(少なくとも約1. 5、好ましくは少なくとも約1.56)と、比較的低い屈折率、特に約1.3グ ラム/ccより低い、即ち、1.24グラム/ccによって特徴付けられている 。 本発明の背景及び従来技術 長年、眼鏡レンズの製造にはプラスチック材料が使用されてきた。プラスチッ クは患者にガラスよりも利点を提供し、その低密度が最も注目され、これにより 、軽くて大きな耐衝撃性が可能となる。逆に、プラスチックレンズは以下の欠点 を有している:これらは傷がより容易につき、高いレベルの色収差(低いABB E数)を有し、高温の製造条件で低いガラス転移(Tg)温度によって歪み、結 果的に「反った」レンズ又は光学的歪みのレベルの高いレンズを生ずることにな る。加えて、プラスチックレンズは、通常、ガラスと比較したときに低屈折率を 有し、このことは、レンズの厚さの大きいレンズを必要とする 傾向となり、美容上のアピールを減少させる。ジエチレングリコールビス(アリ ルカーボネート)標準の「CR−39」タイプのレンズは、1.498の屈折率 を有している。 技術の進歩はプラスチックレンズの性能を向上させてきた。傷に対する優れた 抵抗性を付与する塗装が進歩してきている。プラスチックの幾つかは、色収差へ の影響を小さくするのに十分の比較的高いABBE数を有している。機械的並び に光学レンズの加工装置及びプロセスに於ける改良は、ガラス転移温度の低い材 料の使用を可能にしている。高い屈折率を有するプラスチックと物理的なレンズ のデザインの改良は、プラスチックレンズの美容上のアピールを改善してきた。 一方、これらの改良は、プラスチックレンズが市場に於ける受容を得て、プラ スチックレンズが米国に於けるレンズアイウェアの大部分を構成するまでになり 、良い眼鏡レンズは以下の特性を有すると言われる性能に対する期待を増大させ ている。透明性と色 「曇った」レンズは明らかに患者に受け入れられない。また、色は、時間の経 過に伴う色のメンテナンスすなわちレンズを時間の経過に伴って黄色に着色する 日光の影響に対する抵抗と同様に、レンズを初めて購入したときの美容上の最高 のアピールのための「無色透明」を有するという観点の両方に関連している。光学的歪み 光学的歪みのないことは、色収差が最小化されるような比較的高いABBE数 を有する材料を要求し、そして、更に重要なことには、目に見える「波」が最小 化されるように組成に於いて優れた均一性を有する材料を要求する。迅速な着色性 多くの眼鏡レンズは半完成品の形状で製造され、眼鏡の処方に研磨される光学 研究室に運ばれる。光学研究室のターンアラウンドタイムを短くすること、例え ば1時間のサービスの重要性が増してきており、レンズの材料にファッション性 の着色を素早く施すことができる性質は重要である。半完成品のレンズ製品の場 合、レンズの前面は、ひっかき傷に対する抵抗性の塗膜を有しており、これは着 色を受け付けない。従って、思いつく着色の唯一の方法は、裏面の元のレンズ材 料であろう。この材料は、着色可能であるはずである。高い屈折率と低い密度 屈折率が高いほど、与えられたデザインに対して完成したレンズを薄くするこ とができる。高屈折率が特に比較的低密度のものと結合された場合、薄くて軽い レンズ製品の製造が可能となる。 また、過去数年間、プラスチックの眼鏡レンズは、重合されたアリル化合物、 エポキサイド及びウレタンと同様に、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ ート等を含む種々の材料から製作されている。しかし、最も一般的なプラスチッ クの眼鏡レンズは、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)であり、 これはしばしば「CR−39」(PPGインダストリーによって製造されている 特定の製品)としてしばしば言及される。前述のように、この材料は1.498 の屈折率を有している。これは光学研究室に於いて容易に加工され、低い光学的 歪みを以て製造され得て、種々の商業的に入手可能な着色染料によって容易に着 色される。 眼鏡レンズの製造にポリエステル材料を使用することは、種々の米国特許に既 に開示されている。このような開示の例とし て、米国特許第3,391,224号及び米国特許3,513,224号がある 。米国特許第3,391,224号は、ポリエステルが5から20重量%のメチ ルメタクリレートと5重量%より少ないスチレンと結合して眼鏡レンズに使用し 得る熱硬化性の生成物を生成する組成物を開示している。米国特許3,513, 224号は、フマル酸とトリエチレングリコール及び2,2−ジメチル−1,3 −プロパンジオール(ネオペンチルグリコールとして知られている)との反応か ら生成される70から75重量%の特定の不飽和ポリエステルが、約12から1 8重量%のスチレン及び8から12重量%のエチレングリコールジメチルアクリ レートと結合された組成物を開示している。スチレンは屈折率を約1.52に上 げ、エチレングリコールジメチルアクリレートはポリマーの明るさを減少させる 。 多くの商業的に入手可能な不飽和ポリエステルレジンは改良され、成型された ときに透明であり約1.56の屈折率を有している(高屈折率の特徴は、スチレ ンを架橋希釈モノマーとして30から45重量%で使用していることによってい る)。また、種々のポリエステルの系の密度は極めて低い(1.25グラム/c c)。これらの性質は、「より薄く、より軽い」レンズを作る潜在能力に関して 、CR−39(屈折率1.498、密度1.32)より優れている。ポリエステ ルレジン系の重合は、種々の方法で行うことができる。極めて一般的なのは、コ バルトオクトエート又はコバルトナフテネートのような材料で促進された系の使 用である。メチルエチルケトンパーオキサイドを使用する場合、系は室温近辺で キュアされ得る。他のフリーラジカル重合技術も使用することができ、これには 、パーオキサイド又はジアゾ化合物を使用する熱的キュアリングが含まれ、同様 に、以下の光開始剤の類から選択される化合物を用い た光開始キュアリングも含まれる:ベンゾインエーテル類、ベンゾフェノン類、 チオキサントン類、ケタール類、アセトフェノン類、ホスフィンオキサイド類。 ポリエステルレジンは、広範な物理的性質(堅い、柔らかい、硬直な、及び柔 軟等)を達成するために、異なる組成を使用して製造され得る。典型的な商業的 ポリエステルには、種々のグリコール及び酸から作られたものが含まれる。アル キドポリエステル合成に使用される一般的なグリコールには、エチレングリコー ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、 ネオペンチルグリコール等が含まれる。一般的に使用される酸には、通常スチレ ン又は他の希釈モノマーとともに、架橋のための不飽和基を提供する無水マレイ ン酸及び/又はフマル酸に関連して使用される無水フタル酸、イソフタル酸、ア ジピン酸が含まれる。 無水フタル酸を使用して作られるレジンは、通常、「オルトレジン類」と呼ば れ、イソフタル酸で作られるものは、通常、「イソレジン類」と呼ばれる。眼鏡 レンズに望ましい特性に関しては、良好な掻き傷に対する抵抗性を有する典型的 なイソレジンは着色が遅い。一方、典型的なオルトレジンは、一般的により傷が 付き易いが、着色がより容易である。不飽和ポリエステルレジンの全ては、幾分 不均一に重合する傾向にあり、内部の光学的歪み又は目に見える「波」を生ずる 。 前述のように、スチレンは、一般的に、不飽和ポリエステル組成物に架 橋希釈モノマーとして使用される。スチレンの分量が増すにつれて、屈折率はも 増加する。しかし、スチレンの高濃度の存在はまた、重合組成物内の発熱の程度 が高くなり、レンズ内の光学的歪みの生成に繋がる。高い屈折率と着色性を維持 しつつ、不飽和ポリエステルレジンベースの眼鏡レン ズの組成物に於ける光学的均一性を改善(光学的歪みの低減)し着色スピードを 改善することは、従って非常に困難な仕事である。 発明の要旨 端的に言えば、本発明は、均一性、低光学的歪み及び/又は改良された着色速 度に於ける予期せぬ改善のために改変された、不飽和ポリエステルレジンベース の組成物を指向し、これは、モノマーのアリルエステル及び/又はアクリルモノ マー又はオリゴマー(重量平均分子量約1,000より低い)から選択される一 又はそれ以上の添加剤を、発熱抑制剤とともに添加し、眼鏡レンズの成型を商業 的に行うことができる改変されたポリエステルレジンベースの組成物を作ること により達成される。添加剤及び発熱抑制剤は、光学的歪みの低減及び/又は着色 速度の改善に於ける十分な改良のためにポリエステルを改変するのに有用であり 、比較的透明で無色の成型が可能などのような不飽和ポリエステルレジンも、眼 鏡レンズに必要な性質を有する組成物を提供するのに十分に改良されるであろう 。この添加剤は、時には、最適のレンズ色に到達するために、色を高める染料を 含有することが必要であろう。 従って、本発明の一つの側面は、α−メチルスチレンのような発熱抑制剤と、 アリルエステル、アクリレートモノマー、及びこれらの混合物から選択される添 加剤とを含有する、改善された光学的均一性及び/又は改善された着色速度を有 する不飽和ポリエステルレジンベースの組成物を提供することである。 本発明の他の側面は、成型キャビティー内のポリエステルレジンベースの組成 物を重合し及び硬化させることにより、眼鏡レンズを製造する方法を提供するこ とであり、その組成物は、発熱抑制剤とアリルエステル、アクリレートモノマー 、及びこ れらの混合物から選択される添加剤とを含有し、これによって、本質的に均一な ステップに於ける硬化サイクル温度が、約80°Fと約200°Fとの間まで、 好ましくは約95°Fと約190°Fの間まで、少なくとも約7時間から約20 時間の期間、好ましくは約12時間から約18時間の期間、上昇し、レンズは優 れた光学的均一性を示す。 本発明の他の側面は、湾曲した成型キャビティー内のポリエステルレジンベー スの組成物を重合し及び硬化させることにより、眼鏡レンズを製造する方法を提 供することであり、その組成物は、重合の速度を遅くする発熱抑制剤と、少なく とも2つの熱的重合開始剤とを含有している。開始剤の一つ、例えば、ジ−(4 −tert-ブチルシクロヘキシル)パーオキシカーボネートは、低い重合温度に亘 る範囲、例えば、約95°Fから約150°Fに亘って有効であり、第2の熱的 開始剤、例えば、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートは、例え ば約150°Fから約190°Fに亘る高い重合及び硬化温度の範囲に亘って有 効である。本発明の上記及び他の側面と利点とが、本発明の好ましい実施例の詳 細な以下の記載からより明らかにされるであろう。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明の組成物は、組成物の主要な部分として(50重量%より多く、好まし くは約70重量%より多い、例えば組成物の約70%から約85重量%)不飽和 ポリエステルレジンを含有している。不飽和ポリエステルはよく知られ、一又は それ以上のポリオールを、通常は酸である一又はそれ以上の反応剤によって供給 されるオレフィン性の不飽和基とともに、一又はそれ以上のポリカルボン酸と反 応させることにより製造され得る。結果として得られるポリエステルの不飽和基 は、これらのレジ ンが、オレフィン性二重結合を有するスチレン及び/又はメチルメタクリレート のような化合物との熱硬化性の架橋反応生成物形成することを可能とする。本発 明に従って使用され得る商業的に入手可能な不飽和ポリエステルは、一又はそれ 以上の飽和又は不飽和のジカルボン酸又はそれらのエステル形成誘導体の、飽和 又はビニル基含有のポリ水酸基含有アルコールとの反応生成物を含有している。 適切な不飽和ジカルボン酸には、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタ コン酸、メコン酸、及びこれらの無水物、これらの低級アルキルエステル又はこ れらの酸ハライドが含まれる。 適切な飽和ジカルボン酸には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸 、スベリン酸、アゼライン酸、ピメリン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸 ;オルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、m,p−ジフェニルジカルボ ン酸及びジフェニック酸のような芳香族ジカルボン酸;無水フタル酸、無水マレ イン酸のようなこれらの酸の無水物、これらの酸の低級アルキルエステル又は酸 ハライド、及びこれらの混合物が含まれる。 適切なポリオールの例には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ チレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピ レングリコール、トリエチレングリコール、ポリ(エチレングリコール)類及び これらの混合物が含まれる。 本発明の組成物及び方法に使用されるベースのポリエステルレジンは、約1, 000から役5,000、好ましくは役1,500から役4,000の数平均分 子量を有しているべきであり、曇りがないことが必要である。このような特性を 有する適 切な不飽和ポリエステルは、この技術分野でよく知られている。 適切な不飽和ポリエステルレジンの例として、ベースポリエステルは、プロピ レングリコール、無水フタル酸及び無水マレイン酸の反応によって生成される、 Brightの米国特許第5,319,007号に開示されているような「S− 40」不飽和ポリエステルのようなポリエステルであり得る。Brightの特 許に開示されている組成物はフェノキシアクリレートを含み、これは本発明に従 うアクリレート添加剤として含まれるものではない。他の適切な不飽和ポリエス テルは、これも上記Brightの米国特許第5,319,007号に開示され ているAshland Chemical Co.の「Aropol L−25 06−15」のように、無水マレイン酸、無水オルトフタル酸及びプロピレング リコールの反応によって生成される。 本発明に従って有用な好ましいポリエステルレジンは、以下の実施例に示され ており、フタル酸、イソフタル酸、マレイン酸、無水フタル酸、無水マレイン酸 、及び特にこれらの酸又は酸無水物の2又はそれ以上の混合物から選択される一 又はそれ以上の酸若しくは酸無水物の、エチレングリコール、プロピレングリコ ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びネオペンチルグリコ ール、好ましくは2又はそれ以上のこれらのグリコールから選択されるポリオー ルとの反応生成物であり、約1,500から約4,000の範囲の数平均分子量 を有している。 ポリエステルレジンベースの組成物を適切な眼鏡用レンズの処方に処方する試 みに於いて出くわす最も困難な問題の一つは、十分な光学的透明性を有し又は光 学的歪みなく成型及びキュアされた組成物を提供することである。プラスチック 眼鏡レンズ の成型の一般的な手法に於いては、レジンを生成するのに使用される反応物は、 間隔を置いたガラス又は金属の型の面の間に導入され、型の部分は反応性のない 弾力のあるガスケット又は保持リングによって、内部の周囲で互いにシールされ ている。発熱性材料が採用されているので、重合及び架橋の熱を型から放散させ 、適切な重合及びキュア温度を維持するために、型の外側表面は冷却液、例えば 水に浸漬され、或いは冷却される。重合反応の間、特にゲル化及び架橋に先立っ て、型の空洞内で重合するレジンと型を取り巻く冷却液との間の実質的な温度差 の結果として、レジンが液状の間、レジン内に対流が起こされる。これらの対流 は、重合がゲル化からキュアリングに進行するに伴ってポリマーに固化する傾向 がある。このような目に見える「波」を有するレンズは大きな光学的歪み又は光 学的不均一性により、受け入れることはできない。 本発明の重要な特徴によれば、不飽和ポリエステルレジンベースの組成物への 発熱抑制剤の添加は、反応速度の十分な低減を結果的に生じ(重合は長時間に亘 ってゆっくり進行する)、目に見える「波」又は筋を十分に抑制するまで対流を 低減させる。結果として得られるキュアされた不飽和ポリエステルレジンベース のレンズ材料は、低い光学的歪みを有し、優れた光学的均一性を有している。本 発明の不飽和ポリエステルベースの組成物に適した発熱抑制剤には、例えば、α −メチルスチレン、テルピノレン、γ−テルピネン、ジラウリルチオジプロピオ ネート、4−tert−ブチルピロカテコール、及びこれらの混合物が含まれる。発 熱抑制剤は、組成物中に、使用される抑制剤に応じて、少なくとも組成物の約0 .01重量%から20重量%までの量で含まれているべきである。α−メチルス チレンは、約2%から約10重量%、より好ましくは、組成物の約5.5 %から約7重量%の範囲の量で使用される。 発熱抑制剤に加えて、不飽和ポリエステルは、着色速度の改善と光学的均一性 の改善のために、アリルエステル、アクリレートモノマー、及びこれらの混合物 からなる群から選択される添加剤を含有しているべきであることが見出された。 殆ど無色のアリルエステル及び殆ど無色のアクリレートモノマーが、本発明に従 う添加剤として適している。 適切なアリルエステルには、モノアリルエステル、ジアリルエステル及びトリ アリルエステルが含まれ、ジアリルフタレート、ジエチレングリコールビス(ア リルカーボネート)、トリアリルシアヌレート、及びこれらの混合物からなる群 から選択されるアリルエステルが好ましい。他の適切なアリルエステルには、ア リルアクリレート、アリルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルマ レエート、ジアリルジグリコレート、ジメタリルマレエート、アリルベンゾエー ト、ジアリルアジペート、及びこれらの混合物が含まれる。アリルエステルは、 組成物の添加剤として組み込まれたとき、ポリエステルベースのレンズの全重量 を基準として、約1%から約20%の範囲で、好ましくは約2%から約10重量 %、更に好ましくは約6%から約10重量%、最も好ましくは約7.5%から約 9重量%の範囲で含有されるべきである。 以下の実施例に示されるように、光学的歪み及び/又は着色速度の改善は、ア リルエステル又はアクリレートモノマーにより、発熱抑制剤とともに使用したと きに達成される。最良の結果は、特にアリルエステルは架橋ポリマーネットワー クの衝撃強度を増大させるようにも機能し、アクリレートは摩擦抵抗を増大させ るように付加的に機能しているので、アリルエステルとアクリレートモノマーと の組合せによって達成される。 適切なアクリルモノマーには、モノアクリレート、ジアクリレート、トリアク リレート、テトラアクリレート、ペンタアクリレート及びより高い多官能性アク リレートが含まれる。好ましいアクリレートモノマーは、メチルメタクリレート 、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレ ート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレート、ジペンタ エリスリトールペンタアクリレート、及びこれらの混合物からなる群から選択さ れる。 他の適切なモノ官能性アクリレートには、エチルアクリレート、シクロヘキシ ルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロ ピルアクリレート、及びこれらの混合物のような、アルキル及び置換アルキルア クリレート及びメタクリレートが含まれる。適切なモノ官能性アクリレート及び メタクリレートには、更に、α−ブロモエチルアクリレート、α−クロロエチル アクリレート、クロロメチルメタクリレート、2−ブロモエチルメタクリレート 、及びこれらの混合物が含まれる。 アリールアクリレート及びメタクリレートもまた、組成物添加剤として適切で あり、例えば、2−ナフチルメタクリレート、パラトルイルアクリレート及びこ れらの混合物である。また、パラクロロフェニルメタクリレート、メタ−ブロモ フェニルアクリレート、2,4,6−トリブロモフェニルアクリレート、及びこ れらの混合物等のハロアリールアクリレート及びメタクリレートも適している。 本発明に従って組成物の添加剤として使用し得るベンジルアクリレート及びメタ クリレート類には、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート及びこれら の誘導体が含まれ、例えば、パラ−クロロベンジルメタクリレート、メタ−メト キシベンジルメタクリレート、パラ−エチルベ ンジルアクリレート及びこれらの混合物が含まれる。 他の適切な多官能アクリレート及びメタクリレートには、ポリオールジアクリ レート及びジメタクリレートが含まれ、例えばネオペンチルグリコールジアクリ レート、ポリエチレングリコール(400)ジメタクリレート、チオジエチレン グリコールジメタクリレート、及びこれらの混合物が含まれる。付加的に有用な 多官能アクリレート及びメタクリレートには、例えば、ペンタエリスリトールト リアクリレート、グリセロールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリメタクリ レートのようなポリオールポリアクリレート及びポリメタクリレート、並びに脂 肪族及び芳香族モノ官能性及び多官能性ウレタンアクリレート及びメタクリレー ト、並びにそれらの混合物が含まれる。 アクリレートモノマーは、組成物の添加剤として組み込まれたとき、ポリエス テルベースのレンズ組成物の全重量を基準として約1%から約20%の範囲の量 で、好ましくは、約2%から約10重量%、より好ましくは約6%から約10重 量%の範囲の量で含有されるべきであり、約7.5%から約9重量%で最良の結 果が達成される。 結果的に得られるレンズは、比較的高い屈折率(約1.56)と、比較的低い 密度(約1.24グラム/cc)と、受容し得るABBE数(約34から37) を有している。このレンズは、通常使用されている光学研究室の装置で表面を滑 らかにすることができる程度の十分な硬さを有しているであろう。付加的には、 種々の紫外線吸収材料(例えばCyanamid Cyasorb UV5411;Ciba Geigy Tinuvin 234;等)、及び色補正染料を加えることにより、レンズは「無色透明」にする ことができ、日光への暴 露によって認め得るような黄色に変化することはない。 以下の実施例の表は、種々の添加剤組成物が種々のポリエステルレジンの系に よって作製されたレンズの特性がどのように変化するかを示している。テストの 方法は、半完成のレンズを異なる形状に成型することである。半完成のレンズの 一つのグループは、約8ジオプターの前面カーブ、6ジオプターの背面カーブ、 端部の厚さ9−12mm、直径75mmに成型する。レンズのもう一つのセットは、 約6ジオプターの前面及び背面カーブ、端部の厚さ9−12mm、直径75mmに成 型する。テストされた処方の殆どについて、約4ジオプターの前面カーブ、6ジ オプターの背面カーブ、端部の厚さ9−12mm、直径75mmにレンズを成型した 。量は重量%で示してある。 全ての処方はジ(4−tert−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネー ト(AKZO Perkadox 16S)0.5重量%と、tert−ブチル−パーオキシ−2−エ チルヘキサノエート(AKZOTrigonox 21C50)50重量%溶液を0.71重量%か ら始めた。組成物は非促進で、型を水浴に浸けて以下のサイクルを採用すること により熱的にキュアした。 レジンのみの系では、開始剤が約1重量%スチレンに溶解される。全ての場合 について、開始剤は添加剤組成物に溶解される。 各テストから結果的に得られるレンズは、可視的な光学歪み(「波」)の存在 について評価された。もし、与えられたテストグループのレンズの形状のそれぞ れが、大部分目に見える光学的歪みを有していなければ、評価は「優良」である と考えた。もし、一つの形状が半分又は大部分のレンズが目に見える歪みを有し 、しかし他の形状の大部分が歪みがなかったら、評価は「良好」と考えた。もし 、2つの形状の半分又は大多数のレンズが目に見える光学的歪みを有し、第3の 形状が大多数歪みを有していなければ、評価は「普通」と考えた。もし、全ての 形状で大多数のレンズが目に見える光学的歪みを有していれば、評価は「不良」 と考えた。 レンズは各テストグループから選択され、約1.5〜2.0mmの均一な厚さに 加工された。全てのレンズは、灰色の着色溶液(BPI Gray)に5分間約20 0°Fで同時に着色した。これらのレンズは、着色後の可視光透過率が65%以 上であれば「非常に遅い」と評価され、55%〜64%で「遅い」、45 〜54%で「中程度」、35%〜44%で「速い」、34%以下で「非常に速い 」と評価した。 硬さは、各テストグループのレンズ上で、Barber Colman type 935の機械を使 用して測定した。80又はそれ以上の評価が許容し得ると考えられる。 実施例1から4は、最初のレジンから作製したポリエステルレンズの特性を示 している。レジンA及びBはオルトタイプのレジンであり、C及びDはイソレジ ンである。 実施例5は、レジンCの光学的透明性を「不良」から「良好」に評価されるよ うに改良するために添加剤組成物を使用した場合を示している。添加剤組成物は 、全処方の約22重量%を構成する。この組成物では、添加剤は、トリメチロー ルプロパンポリオキシエチレントリアクリレート(18%)及び発熱抑制剤とし てのα−メチルスチレン(36%)と結合されたトリアリルシアヌレート(46 %)からなっている。 実施例6は、レジンBの光学的透明性を「不良」から「優良」に評価されるよ うに改良するために、異なる添加剤組成物を使用した場合を示している。この実 施例では、アリル化合物はジアリルフタレート(31%)、アクリレートは1, 6−ヘキサンジオールジアクリレート(31%)、及び発熱抑制剤はα−メチル スチレン(38%)である。 実施例7及び8は、2つのイソレジンC及びDを用いた実施例6で使用したも のと同じ添加剤のパッケージを示している。僅かな改良が、両方の光学的透明性 (「不良」が「普通」に改良されている)と着色性について認められる。レジン Cの組成物は「非常に遅い」から「遅い」に、レジンDの組成物は「中程度」か ら「速い」に変化している。 実施例9は、アリル化合物がα−メチルスチレン(50%) 発熱抑制剤とブレンドされたジエチレングリコールビス(アリルカーボネート) (50%)でアクリレートモノマーがない場合の、異なる添加剤の組成物影響を 示している。添加剤は処方の19重量%である。着色速度に於いてドラマティッ クな改良が認められた。評価は「中程度」から「非常に速い」に改良された。 実施例10は、混合物からなるレジンAの着色速度の改良に於ける、α−メチ ルスチレン発熱抑制剤を使用しアリルエステルを使用しない場合のメタクリレー トとアクリレートの影響をしましている。組成物は、エチレングリコールジメタ クリレート(40%)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(23%) 、メチルメタクリレート(27%)及びα−メチルスチレン(10%)である。 着色は「中程度」から「速い」に増加している。 実施例11は、アクリレートモノマーを用いずに処方全体の10%を有するジ アリルフタレート(75%)及びα−メチルスチレン(25%)を用いた場合の レジンAのドラマティックな改良を示している。着色速度は「中程度」から「非 常に速い」に増加している。 実施例13は、エチレングリコールジメタクリレート(25%)及びα−メチ ルスチレン(75%)を使用して、実施例12で使用した混合物により示された ような、レジンAの光学的透明性に於ける同様の改良を生成することを示してい るが、しかし、着色速度は若干低下している。 実施例14から16は、全処方の添加%を変化させた場合の影響を示している 。ここで、添加剤は、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)(36 %)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(14%)、メチルメタクリ レート (23%)及びα−メチルスチレン(27%)の混合物である。添加剤が全組成 物の10%のレベルでは、改善は認められないが、しかし、そのレベルが全量に 対して20%まで上がると、着色速度は「中程度」から「速い」に増加する。そ の組成が50%まで更に増大するに伴って、着色速度は更に「非常に速い」まで 増大するが、光学的透明性及び硬さの減少が認められた。 実施例17から20までは、全処方に対する異なる添加剤組成物のパーセンテ ージを変化させた場合の影響を示している。ここで、添加剤は、ジアリルフタレ ート(36%)、エチレングリコールジメタクリレート(14%)、メチルメタ クリレート(23%)及びα−メチルスチレン(27%)の混合物である。20 %、23%及び30%の添加剤のレベルで、着色速度は「中程度」から「速い」 に増加し、光学的透明性は「優良」まで改善された。50%の添加では、光学的 透明性は引き続き「優良」であったが、着色速度は更に「非常に速い」まで増大 した。しかし、組成物の硬さは受容し得ない程柔らかいレベルに近づいた。 表のノート レジンAは、無水フタル酸、無水マレイン酸、プロピレングリコール、エチレン グリコール及びジエチレングリコールの反応によって生成された透明な不飽和ポ リエステルオルトレジン中間体(Silmar D-910)であり、数平均分子量約2、20 0を有している。レジンAは、希釈モノマーとして約30重量%のスチレンを有 している。 レジンBは、無水フタル酸、無水マレイン酸及びプロピレングリコールの反応に よって生成された透明な不飽和ポリエステルオルトレジン中間体(Silmar SD1050 A)であり、数平均分子量約1、900を有している。レジンBは、希釈モノマー として約30重量%のスチレンを有している。 レジンCは、イソフタル酸、無水マレイン酸及びネオペンチルグリコールの反応 によって生成された透明な不飽和ポリエステルイソレジン中間体(Silmar SD1050 D)であり、数平均分子量約3、100を有している。レジンCは、希釈モノマー として約30重量%のスチレンを有している。 レジンDは、イソフタル酸、無水マレイン酸、プロピレングリコール及びジプロ ピレングリコールの反応によって生成された透明な不飽和ポリエステルイソレジ ン中間体(Silmar SD1050D)であり、数平均分子量約2、400を有している。レ ジンDは、希釈モノマーとして約30重量%のスチレンを有している。 TACは、トリアリルシアヌレートである。 TMPTAは、トリメチロールプロパンポリオキシエチレント リアクリレート(SARTOMER CD499)である。 AMSは、α−メチルスチレンである。 DAPは、ジアリルフタレートである。 HDAは、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(SARTOMER SR238)である。 ADCは、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)−−(PPG CR-39) である。 EGDMAは、エチレングリコールジメチルアクリレート(SARTOMER SR206)であ る。 DPPAは、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(SARTOMER SR399)であ る。 MMAは、メチルメタクリレートである。 他の組成物は実施例21に示されている。 実施例21 実施例21の組成物は、低い材料コストで屈折率1.56のレンズを製造する ことに対する大きな経済的利点を提供するのみならず、結果として得られるレン ズ製品は良好な機械的特性、 光学的性質及び無色透明の色を提供し、これらの全ては眼鏡レンズのマーケット の好ましい特性である。 組成物の粘度は25℃で250センチポイズであり、これは、通常の混合、濾 過及び注入装置で容易に扱うことができる。以下に与えられる熱キュアサイクル を採用すれば、以下の未コートレンズの物理的特性が得られた: 屈折率 1.556 密度 g/cc 1.25 FDAドロップボール インチ 中心部の厚さ1.55mm 120 14mmの厚さのイエローインデックス 1.30 UV遮断(5%)nm 370 実施例21の処方は、0.5重量%のPerkadox 16Sと1.0重量%のTrigonox 21C50によって開始された。この組成物に対する好ましいキュアサイクルは: 他の優れた組成物は実施例22に示されている。 実施例22 実施例22の処方は、0.5重量%のPerkadox 16Sと、0.71重量%のTrigon ox 21C50とにより開始された。この組成物に対する好ましいキュアサイクルは: この組成物から作製されたレンズの物理的性質は: 屈折率 1.562 密度 g/cc 1.24 FDAドロップボール インチ 中心部の厚さ1.55mm 130 14mmの厚さのイエローインデックス 2.4 UV遮断(5%)nm 1.6mmの厚さ 380 この組成物から得られたレンズは、実施例21から得られたものに対して、機械 的性能及び色を維持しつつ、光学的均一性が改良されている。 本発明の開示は、好ましい実施例に従って為されたものであり、以下に請求さ れているような本発明の精神及び展望から逸脱することなく、部分的な構成、組 合せ、及び取り合わせの詳細に於ける改変が採用され得ることを理解すべきであ る。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも1.50の屈折率を有する高分子眼鏡レンズに成型しキュアし 得る架橋可能な成型組成物であって、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制するのに十分な量 の、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物と、 を含有する組成物。 2.請求項1記載の組成物であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している組成物。 3.請求項2記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマーは、モノア リルエステル、ジアリルエステル、トリアリルエステル、及びこれらの混合物か らなる群から選択されるものである組成物。 4.請求項3記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマーは、アリル アクリレート、アリルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート 、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルマレエート、ジエチレングリコールビ ス(アリルカーボネート)、ジアリルジグリコーレート、ジメタリルマレエート 、アリルベンゾエート、ジアリルアジペート及びこれらの混合物からなる群から 選択されるものである組成物。 5.請求項4記載の組成物であって、前記アリルエステルは、ジアリルフタレ ート、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリアリルシアヌレ ート及びこれらの混合物から なる群から選択されるものである組成物。 6.請求項1記載の組成物であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー及 び約1,000より低い重量平均分子量を有するアクリレートオリゴマーからな る群から選択されるアクリレートを含有する組成物。 7.請求項2記載の組成物であって、前記アリルエステルは、全組成物の約1 %から約20重量%を構成している組成物。 8.請求項6記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤は、全組成物の 約1%から約20重量%を構成している組成物。 9.請求項1記載の組成物であって、前記添加剤は、約1%から20重量%の アリルエステルと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマーとを含有し ている組成物。 10.請求項9記載の組成物であって、 前記組成物の重合速度を抑制するための化合物は、組成物の約0.01%から 約20重量%の量で、α−メチルスチレン、テルピノレン、ジラウリルチオジプ ロピオネート、4−tert−ブチルピロカテコール、3−メチルカテコール及びこ れらの混合物からなる群から選択されたものである組成物。 11.請求項10記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマー及び前 記アクリレートモノマーが、前記組成物の全重量基準でそれぞれ約2%から約1 0%で存在し、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物は、前記組成物の 約0.01%から約10%の量で前記組成物中に存在している組成物。 12.請求項1記載の組成物であって、重合開始剤を前記組成物の全重量基準 で約0.01%から約10重量%の量で更に含有している組成物。 13.請求項6記載の組成物であって、前記アクリレート添 加剤は、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、シクロヘキシルメタクリ レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリ レート、α−ブロモエチルアクリレート、α−クロロエチルアクリレート、クロ ロメチルメタクリレート、2−ブロモエチルメタクリレート、2−ナフチルメタ クリレート、パラトルイルアクリレート、パラクロロフェニルメタクリレート、 メタ−ブロモフェニルアクリレート、2,4,6−トリブロモフェニルアクリレ ート、パラ−クロロベンジルメタクリレート、メタ−メトキシベンジルメタクリ レート、パラ−エチルベンジルアクリレート、エチレングリコールジメタクリレ ート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ アクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、チオジエチレングリ コールジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、グリセロー ルトリアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、トリメチロ ールプロパントリアクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ ートトリメタクリレート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアク リレート、ウレタンアクリレート、ウレタンメタクリレート、及びそれらの混合 物からなる群から選択されるものである組成物。 14.請求項13記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤が、モノア クリレート、ジアクリレート、トリアクリレート、ペンタアクリレート及びこれ らの混合物からなる群から選択されるものである組成物。 15.請求項14記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤が、メチル メタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオ ールジアクリレート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレ ート、ジ ペンタエリスリトールペンタアクリレート及びこれらの混合物からなる群から選 択されるモノマーである組成物。 16.請求項15記載の組成物であって、前記組成物が、約70%から約85 重量%の不飽和ポリエステルレジン、6%から約10重量%のジアリルフタレー ト、約1%から約5重量%のエチレングリコールジメタクリレート、及び約3% から約8重量%のメチルメタクリレートによって構成され、前記組成物の重合速 度を抑制するための化合物が、前記組成物の約0.01%から約9重量%で前記 組成物に含有されている組成物。 17.請求項16記載の組成物であって、前記組成物の重合速度を抑制するた めの化合物は、α−メチルスチレンを含有している組成物。 18.請求項17記載の組成物であって、約75%から約80重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジアリルフタレートと、約 2.5%から約4重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約4.5% から約6重量%のメチルメタクリレートと、約5.5%から約7重量%のα−メ チルスチレンとを含有している組成物。 19.請求項15記載の組成物であって、約70%から約85重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約6%から約10重量%のジエチレングリコールビス( アリルカーボネート)と、約1%から約5重量%のジペンタエリスリトールペン タアクリレートと、約3%から約8重量%のメチルメタクリレートとによって構 成され、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物は、前記組成物の約0. 01%から約9%の量で前記組成物中に含有されている組成物。 20.請求項19記載の組成物であって、前記組成物の重合速度を抑制するた めの化合物は、α−メチルスチレンを含有し ている組成物。 21.請求項20記載の組成物であって、約75%から約80重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジエチレングリコールビス (アリルカーボネート)と、約2.5%から約4重量%のジペンタエリスリトー ルペンタアクリレートと、約4.5%から約6重量%のメチルメタクリレートと 、約5.5%から約7重量%のα−メチルスチレンとによって構成されている組 成物。 22.請求項21記載の組成物であって、前記不飽和ポリエステルレジンは、 フタル酸、イソフタル酸、マレイン酸、無水フタル酸、無水マレイン酸及びこれ らの混合物からなる群から選択される酸又は酸無水物の、エチレングリコール、 プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオ ペンチルグリコール及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリオールと の反応によって生成される組成物。 23.請求項22記載の組成物であって、前記不飽和ポリエステルは、約1, 500から約4,000までの数平均分子量を有している組成物。 24.架橋可能な成型組成物を、少なくとも1.50の屈折率を有する湾曲し た眼鏡レンズに成型し、前記成型組成物を隣接する非平面の型側面の間に形成さ れた成型キャビティー内に配することと、前記組成物を重合し架橋させるのに十 分な条件下に置くこととを包含する方法であって、前記組成物が、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制 するのに十分な量の、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物と、 を含有する方法。 25.請求項24記載の方法であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している方法。 26.請求項25記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、ジア リルフタレート、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリアリ ルシアヌレート及びこれらの混合物からなる群から選択されるものである方法。 27.請求項24記載の方法であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー を含有する方法。 28.請求項25記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、全組 成物の約1%から約20重量%を構成している方法。 29.請求項27記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、全組成 物の約1%から約20重量%を構成している方法。 30.請求項24記載の方法であって、前記添加剤は、約1%から約20重量 %のアリルエステルモノマーと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマ ーとを含有している方法。 31.請求項30記載の方法であって、前記組成物の重合速度を抑制するため の化合物は、組成物の約1%から約20重量%の量のα−メチルスチレンを含有 している方法。 32.請求項31記載の方法であって、前記アリルエステルモノマー、前記ア クリレートモノマー及びα−メチルスチレンが、前記組成物の全重量基準でそれ ぞれ約2%から約10%で存在する方法。 33.請求項24記載の方法であって、重合開始剤を前記組 成物の全重量基準で約0.01%から約10重量%の量で含有している方法。 34.請求項27記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、メチル メタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオ ールジアクリレート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレ ート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、及びそれらの混合物からな る群から選択されるものである方法。 35.請求項34記載の方法であって、約70%から約85重量%の不飽和ポ リエステルレジンと、約6%から約10重量%のジアリルフタレートと、約1% から約5重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約3%から約8重量 %のメチルメタクリレートとを含有し、前記組成物の重合速度を抑制するための 化合物は、前記組成物の約0.01%から約9重量%の量で前記組成物に含有さ れている方法。 36.請求項35記載の方法であって、前記組成物の重合速度を抑制するため の化合物は、α−メチルスチレンを含有している方法。 37.請求項36記載の方法であって、約75%から約80重量%の不飽和ポ リエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジアリルフタレートと、約2 .5%から約4重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約4.5%か ら約6重量%のメチルメタクリレートと、約5、5%から約7重量%のα−メチ ルスチレンとを含有している方法。 38.請求項34記載の方法であって、前記組成物は、約70%から約85重 量%の不飽和ポリエステルレジンと、約6%から約10重量%のジエチレングリ コールビス(アリルカーボネート)と、約1%から約5重量%のジペンタエリス リトール ペンタアクリレートと、約3%から約8重量%のメチルメタクリレートとによっ て構成され、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物は、前記組成物の約 0.01%から約9%の量で前記組成物中に含有されている方法。 39.請求項38記載の方法であって、前記組成物の重合速度を抑制するため の化合物は、α−メチルスチレンを含有している方法。 40.請求項39記載の組成物であって、約75%から約80重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジエチレングリコールビス (アリルカーボネート)と、約2.5%から約4重量%のジペンタエリスリトー ルペンタアクリレートと、約4.5%から約6重量%のメチルメタクリレートと 、約5.5%から約7重量%のα−メチルスチレンとによって構成されている方 法。 41.請求項33記載の方法であって、前記重合開始剤は、ジ−(4−tert− ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートとtert−ブチルパーオキシ− 2−エチル−ヘキサノエートの組合せが、それぞれ前記組成物の約0.1%から 約1重量%の範囲の量で含有されている方法。 42.人間の眼による物体の視覚を改善し、前記眼と前記物体との間に少なく とも1.50の屈折率を有するポリマーの眼鏡レンズを配することを包含する方 法であって、組成物からキュアされる前記眼鏡レンズは、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制 するのに十分な量の、前記組成物の重合速度を抑制するための化合物と、 を含有する方法。 43.請求項42記載の方法であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している方法。 44.請求項43記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、ジア リルフタレート、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリアリ ルシアヌレート及びこれらの混合物からなる群から選択されるものである方法。 45.請求項42記載の方法であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー を含有する方法。 46.請求項43記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、全組 成物の約1%から約20重量%を構成している方法。 47.請求項45記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、全組成 物の約1%から約20重量%を構成している方法。 48.請求項42記載の方法であって、前記添加剤は、約1%から約20重量 %のアリルエステルと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマーとを含 有している方法。 49.請求項48記載の方法であって、前記組成物の重合速度を抑制するため の化合物は、組成物の約1%から約20重量%の量のα−メチルスチレンを含有 している方法。 50.請求項49記載の方法であって、前記アリルエステル、前記アクリレー トモノマー及びα−メチルスチレンが、前記組成物の全重量基準でそれぞれ約2 %から約10%で存在する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ダルシン, フィリップ, ディー. アメリカ合衆国 92008 カリフォルニア カールスバッド グロリア レーン 3975 (72)発明者 カン, ダエ, キ アメリカ合衆国 92026 カリフォルニア エスコンディド ウエスト メドウグレ ン ウェイ 29495 (72)発明者 リー, ジーン, エス. アメリカ合衆国 90505 カリフォルニア トランス グランド サミット ロード 2654

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1.50の屈折率を有する高分子眼鏡レンズに成型しキュアし 得る架橋可能な成型組成物であって、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制するのに十分な量 の、前記組成物の重合速度を抑制するための発熱抑制剤と、 を含有する組成物。 2.請求項1記載の組成物であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している組成物。 3.請求項2記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマーは、モノア リルエステル、ジアリルエステル、トリアリルエステル、及びこれらの混合物か らなる群から選択されるものである組成物。 4.請求項3記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマーは、アリル アクリレート、アリルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート 、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルマレエート、ジエチレングリコールビ ス(アリルカーボネート)、ジアリルジグリコーレート、ジメタリルマレエート 、アリルベンゾエート、ジアリルアジペート及びこれらの混合物からなる群から 選択されるものである組成物。 5.請求項4記載の組成物であって、前記アリルエステルは、ジアリルフタレ ート、ジエチレングリコールビス(アリルカー ボネート)、トリアリルシアヌレート及びこれらの混合物からなる群から選択さ れるものである組成物。 6.請求項1記載の組成物であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー及 び約1,000より低い重量平均分子量を有するアクリレートオリゴマーからな る群から選択されるアクリレートを含有する組成物。 7.請求項2記載の組成物であって、前記アリルエステルは、全組成物の約1 %から約20重量%を構成している組成物。 8.請求項6記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤は、全組成物の 約1%から約20重量%を構成している組成物。 9.請求項1記載の組成物であって、前記添加剤は、約1%から20重量%の アリルエステルと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマーとを含有し ている組成物。 10.請求項9記載の組成物であって、 前記発熱抑制剤は、組成物の約0.01%から約20重量%の量で、α−メチ ルスチレン、テルピノレン、ジラウリルチオジプロピオネート、4−tert−ブチ ルピロカテコール、3−メチルカテコール及びこれらの混合物からなる群から選 択されたものである組成物。 11.請求項10記載の組成物であって、前記アリルエステルモノマー及び前 記アクリレートモノマーが、前記組成物の全重量基準でそれぞれ約2%から約1 0%で存在し、前記発熱抑制剤は、前記組成物の約0.01%から約10%の量 で前記組成物中に存在している組成物。 12.請求項1記載の組成物であって、重合開始剤を前記組成物の全重量基準 で約0.01%から約10重量%の量で更に含有している組成物。 13.請求項6記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤は、メチルメ タクリレート、エチルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、2−ヒド ロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、α−ブロ モエチルアクリレート、α−クロロエチルアクリレート、クロロメチルメタクリ レート、2−ブロモエチルメタクリレート、2−ナフチルメタクリレート、パラ トルイルアクリレート、パラクロロフェニルメタクリレート、メタ−ブロモフェ ニルアクリレート、2,4,6−トリブロモフェニルアクリレート、パラ−クロ ロベンジルメタクリレート、メタ−メトキシベンジルメタクリレート、パラ−エ チルベンジルアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘ キサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポ リエチレングリコールジメタクリレート、チオジエチレングリコールジメタクリ レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、グリセロールトリアクリレー ト、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、トリメチロールプロパントリ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリメタクリ レート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレート、ウレタ ンアクリレート、ウレタンメタクリレート、及びそれらの混合物からなる群から 選択されるものである組成物。 14.請求項13記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤が、モノア クリレート、ジアクリレート、トリアクリレート、ペンタアクリレート及びこれ らの混合物からなる群から選択されるものである組成物。 15.請求項14記載の組成物であって、前記アクリレート添加剤が、メチル メタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオ ールジアクリレート、トリ メチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレート、ジペンタエリスリト ールペンタアクリレート及びこれらの混合物からなる群から選択されるモノマー である組成物。 16.請求項15記載の組成物であって、前記組成物が、約70%から約85 重量%の不飽和ポリエステルレジン、6%から約10重量%のジアリルフタレー ト、約1%から約5重量%のエチレングリコールジメタクリレート、及び約3% から約8重量%のメチルメタクリレートによって構成され、前記発熱抑制剤が前 記組成物の約0.01%から約9重量%で前記組成物に含有されている組成物。 17.請求項16記載の組成物であって、前記発熱抑制剤は、α−メチルスチ レンを含有している組成物。 18.請求項17記載の組成物であって、約75%から約80重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジアリルフタレートと、約 2.5%から約4重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約4.5% から約6重量%のメチルメタクリレートと、約5.5%から約7重量%のα−メ チルスチレンとを含有している組成物。 19.請求項15記載の組成物であって、約70%から約85重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約6%から約10重量%のジエチレングリコールビス( アリルカーボネート)と、約1%から約5重量%のジペンタエリスリトールペン タアクリレートと、約3%から約8重量%のメチルメタクリレートとによって構 成され、前記発熱抑制剤は、前記組成物の約0.01%から約9%の量で前記組 成物中に含有されている組成物。 20.請求項19記載の組成物であって、前記発熱抑制剤は、α−メチルスチ レンを含有している組成物。 21.請求項20記載の組成物であって、約75%から約8 0重量%の不飽和ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジエチレ ングリコールビス(アリルカーボネート)と、約2.5%から約4重量%のジペ ンタエリスリトールペンタアクリレートと、約4.5%から約6重量%のメチル メタクリレートと、約5.5%から約7重量%のα−メチルスチレンとによって 構成されている組成物。 22.請求項21記載の組成物であって、前記不飽和ポリエステルレジンは、 フタル酸、イソフタル酸、マレイン酸、無水フタル酸、無水マレイン酸及びこれ らの混合物からなる群から選択される酸又は酸無水物の、エチレングリコール、 プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオ ペンチルグリコール及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリオールと の反応によって生成される組成物。 23.請求項22記載の組成物であって、前記不飽和ポリエステルは、約1, 500から約4,000までの数平均分子量を有している組成物。 24.架橋可能な成型組成物を、少なくとも1.50の屈折率を有する湾曲し た眼鏡レンズに成型し、前記成型組成物を隣接する非平面の型側面の間に形成さ れた成型キャビティー内に配することと、前記組成物を重合し架橋させるのに十 分な条件下に置くこととを包含する方法であって、前記組成物が、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制するのに十分な量 の、前記組成物の重合速度を抑制するための発熱抑制剤と、 を含有する方法。 25.請求項24記載の方法であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している方法。 26.請求項25記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、ジア リルフタレート、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリアリ ルシアヌレート及びこれらの混合物からなる群から選択されるものである方法。 27.請求項24記載の方法であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー を含有する方法。 28.請求項25記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、全組 成物の約1%から約20重量%を構成している方法。 29.請求項27記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、全組成 物の約1%から約20重量%を構成している方法。 30.請求項24記載の方法であって、前記添加剤は、約1%から約20重量 %のアリルエステルモノマーと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマ ーとを含有している方法。 31.請求項30記載の方法であって、前記発熱抑制剤は、組成物の約1%か ら約20重量%の量のα−メチルスチレンを含有している方法。 32.請求項31記載の方法であって、前記アリルエステルモノマー、前記ア クリレートモノマー及びα−メチルスチレンが、前記組成物の全重量基準でそれ ぞれ約2%から約10%で存在する方法。 33.請求項24記載の方法であって、重合開始剤を前記組成物の全重量基準 で約0.01%から約10重量%の量で含有している方法。 34.請求項27記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、メチル メタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオ ールジアクリレート、トリメチロールプロパンポリオキシエチレントリアクリレ ート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、及びそれらの混合物からな る群から選択されるものである方法。 35.請求項34記載の方法であって、約70%から約85重量%の不飽和ポ リエステルレジンと、約6%から約10重量%のジアリルフタレートと、約1% から約5重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約3%から約8重量 %のメチルメタクリレートとを含有し、前記発熱抑制剤は、前記組成物の約0. 01%から約9重量%の量で前記組成物に含有されている方法。 36.請求項35記載の方法であって、前記発熱抑制剤は、α−メチルスチレ ンを含有している方法。 37.請求項36記載の方法であって、約75%から約80重量%の不飽和ポ リエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジアリルフタレートと、約2 .5%から約4重量%のエチレングリコールジメタクリレートと、約4.5%か ら約6重量%のメチルメタクリレートと、約5、5%から約7重量%のα−メチ ルスチレンとを含有している方法。 38.請求項34記載の方法であって、前記組成物は、約70%から約85重 量%の不飽和ポリエステルレジンと、約6%から約10重量%のジエチレングリ コールビス(アリルカーボネート)と、約1%から約5重量%のジペンタエリス リトールペンタアクリレートと、約3%から約8重量%のメチルメタクリレート とによって構成され、前記発熱抑制剤は、前記組成物の約0.01%から約9% の量で前記組成物中に含有されてい る方法。 39.請求項38記載の方法であって、前記発熱抑制剤は、α−メチルスチレ ンを含有している方法。 40.請求項39記載の組成物であって、約75%から約80重量%の不飽和 ポリエステルレジンと、約7.5%から約9重量%のジエチレングリコールビス (アリルカーボネート)と、約2.5%から約4重量%のジペンタエリスリトー ルペンタアクリレートと、約4.5%から約6重量%のメチルメタクリレートと 、約5.5%から約7重量%のα−メチルスチレンとによって構成されている方 法。 41.請求項33記載の方法であって、前記重合開始剤は、ジ−(4−tert− ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートとtert−ブチルパーオキシ− 2−エチル−ヘキサノエートの組合せが、それぞれ前記組成物の約0.1%から 約1重量%の範囲の量で含有されている方法。 42.人間の眼による物体の視覚を改善し、前記眼と前記物体との間に少なく とも1.50の屈折率を有するポリマーの眼鏡レンズを配することを包含する方 法であって、組成物からキュアされる前記眼鏡レンズは、 主要な量の不飽和ポリエステルレジンと、 アリルエステルモノマー、アクリレートモノマー、約1,000より低い重量 平均分子量を有するアクリレートオリゴマー、及びこれらの混合物からなる群か ら選択される添加剤と、 前記キュアされた組成物に目に見える波が生成するのを抑制するのに十分な量 の、前記組成物の重合速度を抑制するための発熱抑制剤と、 を含有する方法。 43.請求項42記載の方法であって、 前記添加剤は、アリルエステルモノマーを含有している方法。 44.請求項43記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、ジア リルフタレート、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリアリ ルシアヌレート及びこれらの混合物からなる群から選択されるものである方法。 45.請求項42記載の方法であって、前記添加剤は、アクリレートモノマー を含有する方法。 46.請求項43記載の方法であって、前記アリルエステルモノマーは、全組 成物の約1%から約20重量%を構成している方法。 47.請求項45記載の方法であって、前記アクリレートモノマーは、全組成 物の約1%から約20重量%を構成している方法。 48.請求項42記載の方法であって、前記添加剤は、約1%から約20重量 %のアリルエステルと、約1%から約20重量%のアクリレートモノマーとを含 有している方法。 49.請求項48記載の方法であって、前記発熱抑制剤は、組成物の約1%か ら約20重量%の量のα−メチルスチレンを含有している方法。 50.請求項49記載の方法であって、前記アリルエステル、前記アクリレー トモノマー及びα−メチルスチレンが、前記組成物の全重量基準でそれぞれ約2 %から約10%で存在する方法。
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