JPH10506856A - 印刷可能なカード状のデータ記憶媒体の読み取り及び像付加装置 - Google Patents

印刷可能なカード状のデータ記憶媒体の読み取り及び像付加装置

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JPH10506856A JP8512204A JP51220496A JPH10506856A JP H10506856 A JPH10506856 A JP H10506856A JP 8512204 A JP8512204 A JP 8512204A JP 51220496 A JP51220496 A JP 51220496A JP H10506856 A JPH10506856 A JP H10506856A
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Abstract

(57)【要約】 カード状のデータ記憶媒体は、コード化装置及び/又は読み取り装置との無接触式の連絡のための内側のエレクトロニクスモジュールと、エレクトロニクスモジュール内に記憶されたデータの熱負荷によって視覚的に読み取り可能な表示のための外側の感熱層(32)とを備えたカード体を有している。感熱層(32)は、可逆的に、第1の温度範囲で文字を書き込むためにも、第2の温度範囲で存在する文字を消去するためにも形成されており、かつカード体(1)の少なくとも部分領域(8)においてこのカード体上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷可能なカード状のデータ記憶媒体の 読み取り及び像付加装置 本発明は、少なくとも片側に熱負荷によってデータの視覚的に読み取り可能な 表示のための熱感層を備えている、印刷可能なカード状のデータ記憶媒体、特に 乗車券、スキーパス、あるいは類似のものの読み取り及び像付加のための装置で あって、搬送路を規定する扁平な通路内でデータ記憶媒体を移動させるための送 り機構と、熱式印刷ヘッドを有していてデータ記憶媒体の視覚的に読み取り可能 な像付加のための装置と、前記熱式印刷ヘッドとは反対側に位置する圧着ローラ とを備えている形式のものに関する。さらに、本発明はこのような装置に使用す るためのデータ記憶媒体にも関する。 エレクトロニクスモジュールを有している長時間使用可能なデータ記憶媒体は 、例えば国際公開第92/21105号明細書から引用されることができ、この 場合、エレクトロニクスモジュールに入れられたデータの利用者にとって重要な 部分がカード体の感熱被覆において表示可能であり、かつもはや取り除かれるこ とはできない。一方、熱可逆被覆及びこの被覆を含むカード状のデータ記憶媒体 は、例えばヨーロッパ特許公開第174902号明細書あるいはヨーロッパ特許 公開第344789号明細書から公知である。この場合、消去温度範囲は、一般 的に50℃と100℃との間に位置しており、かつ文字書き込みは110℃以上 の温度で行われる。要するに、感熱被覆への文字書き込みは、消去されることが でき、次いで新たな文字がもたらされる。 冒頭で述べた形式の装置は、例えばヨーロッパ特許第199234号明細書に より公知である。熱式印刷ヘッドは、搬送路に剛性的に配置されていて、かつ反 対側に位置する圧着ローラはばね弾性的に運動可能に懸架されている。感熱被覆 を可逆式に処理するために、既に述べられたヨーロッパ特許公開第174902 号明細書あるいはヨーロッパ特許公開第344789号明細書は、個々の熱式印 刷ヘッドをそれぞれ必要な書き込み温度又は消去温度に加熱する装置をそれぞれ 概略的に示している。この場合、熱式印刷ヘッドは種々異なる2つの機能を満た している:つまり、処理される全平面ができるだけ均一に消去温度にもたらされ ると、書かれた文字を消去するために有利である。これに対して、文字書き込み では、感熱被覆の加熱が部分的にのみ制限されて、つまり再生される文字の輪郭 内で行われることによってのみ可能である。 それ故、感熱被覆を有するデータ記憶媒体の可逆的処理のために、本発明では 、熱式印刷ヘッドが、感熱層に書き込むための、第1の温度範囲で作用する書き 込みヘッドと、存在する文字を消去するための、第2の温度範囲で作用する消去 ヘッドとを有している。 両方のヘッドは、有利には並列に1つの共通の支持体に配置され、データ記憶 媒体がまず消去ヘッドを通過し、次に書き込みヘッドを通過するようになってい る。これによって、1つの処理動作で古い文字を消去することができ、次いで新 たに書き込まれることができ、この場合、消去時の予熱によって文字書き込み時 間が短縮されている。 消去ヘッドは、文字が消去されることなしに、感熱被覆の単なる予熱のためだ けに使用されることもできる。 熱作用によって印刷する際に、データ記憶媒体は少なくとも印刷範囲でわずか に隆起されており、これによって熱式印刷ヘッドは印刷範囲にわずかに接線方向 で当接する。誤動作処理を減少するために、熱式印刷ヘッドは、それが実際に使 用される場合にのみデータ記憶媒体と接触する。熱作用によって印刷される区域 だけでなく、付加的に磁性ストリップ及び/又はエレクトロニクスモジュールも 含んでいるデータ記憶媒体が、場合によっては大きな厚さ及び高い曲げ強さを有 しているので、装置の別の有利な構成では、データ記憶媒体の隆起は、圧着ロー ラが熱式印刷ヘッドの方へ運動可能に配置されており、この場合、熱式印刷ヘッ ドが、通路の隆起部内において、単に通過するデータ記憶媒体が熱式印刷ヘッド に接触しないだけ搬送路の外側に設けられていることによって達成される。 要するに一般的に、処理されるデータ記憶媒体は平らな搬送路に沿って運動さ れる。データ記憶媒体が熱式印刷ヘッドによって処理される場合に、データ記憶 媒体を押し通す圧着ローラが操作され、その結果、データ記憶媒体は通路の隆起 部に相応する隆起を維持する。データ記憶媒体が(正に)印刷されていない場合 に、データ記憶媒体の、与えられた変位によって起こらない接触は、両方のヘッ ドの不必要な汚染及び消耗を回避し、この両方のヘッドは、いずれにせよ圧着ロ ーラが運動されるので有利には隆起部に固定された支持体に配置されている。 別の有利な構成では、読み取り−像付加装置が、バーコード読み取り装置、磁 性ストリップ読み取り装置及び/又はIC−読み取り機を有しており、この場合 、熱式印刷ヘッド及び通路隆起部はバーコード読み取り装置と磁性ストリップ読 み取り装置との間に配置されており、その結果、データ記憶媒体は、例えば記憶 装置内容又はその内容の変化が視覚的に読み取られ又はバーコードが付けられて いる場合に、バーコード、磁性ストリップ及び/又はエレクトロニクスモジュー ル(IC)によって機械的に読み取られ、かつ必要とあれば熱的に処理されるこ とができる。検査されるだけのデータ記憶媒体は、平らな搬送路内を自由に通過 する。 冒頭で述べた国際公開第92/21105号明細書により、その内にコード化 装置及び/又は読み取り装置との特に無接触式の連絡のためのエレクトロニクス モジュールを配置している特に多層のカード体と感熱層とを有していて、さらに そのデータがエレクトロニクスモジュールの再書き込み可能な不揮発性記憶装置 内に設けられているようなカード状のデータ記憶媒体においては、本発明による 装置に使用するために、感熱層が第1の温度範囲で文字を書き込むためと、第2 の温度範囲で存在する文字を消去するために形成されており、更に、カード体の 少なくとも1つの部分領域においてこのカード体上に配置されている。 データの一部分が感熱層には重ね書きできず、例えば所有者の個人的なデータ の場合に、むしろ変化させずに存続させようとする場合、このようなデータのた めに、第2の別の部分領域に感熱層が設けられており、この感熱層は再書き込み 不能である。第2の部分領域には、例えば所有者の名前が熱負荷によって記入さ れることができ、この場合、それぞれ別の熱負荷が層を破壊する。 有利な構成では、再書き込み不能の感熱層が熱転送シート上に設けられている 。もはや必要でないデータ記憶媒体を、不可逆の、とりわけ所有者に関するデー タを書き込まれる層にも拘らず再使用することができ、かつ新しい所有者に発行 することができるために、別の構成では、第2の部分領域が、カード体と取り外 し可能に結合された透明の接着シート上に設けられており、この接着シートは例 えば自己接着シートである。接着シートは、有利には、カード体における縁条片 に沿ってのみ接着されており、この場合、接着材被覆の残された範囲は取り除き 可能な保護紙によって覆われている。 再書き込み不能の感熱層は、例えば接着シートの部分領域にのみ設けられるこ とができ、かつ別の第3の部分領域は印刷インキによって印刷されている。再書 き込み不能の感熱層は、特に、取り除き可能な保護紙によって覆われた範囲に設 けられており、その結果、カード体に懸架され後に折りたたまれた接着シートが 保護紙を含めて熱式プリンター内に入れられることができる。このような文字書 き込みのために熱転送シートが使用されると、特に、熱転送シートは、接着シー トの内側に設けられている。熱転送シートの取り除かれる支持体が同時に、透明 な接着シートの接着材被覆のための保護紙を形成する場合に特に有利である。 別の第4の部分領域は所有者像のために設けられることができる。ここでは、 透明な接着シートとカード体との間に写真を嵌め込むことができる。写真を入れ るためにも、接着シートが縁条片に沿ってのみカード体に固定されていて、かつ 写真が保護紙を取り除いた後に接着シートによって固着されると有利である。 平らな外面を達成するために、有利にはカード体に凹みが形成されており、こ の凹み内に写真が嵌め込み可能であり、この場合、凹みは有利には、写真を収容 するために、製造時に嵌め込まれたライナを取り除くことによって解放される。 これによって、平らな外面は、写真を嵌め込まない場合にも存在する。ライナは 、例えば普通の写真紙の厚さのシリコン化された紙から成っている。 さらに、所有者像のための部分領域が、やはり不可逆の感熱被覆を有している ことができる。このことは、所有者の像が同時に、別の個人的なデータを印刷さ れることを可能にする。要するに、カード体が取り除き可能なライナを有してい ると、カード体は、ライナの代わりに凹み内に嵌め込まれる写真を備えることが できるか、熱作用によって不可逆の感熱層上に像を備えることができる。 以下に本発明を添付の図面を用いて、それに限定することなしに詳しく説明す る。 但し、図面中: 図1は、本発明によるデータ記憶媒体の平面図を示し、 図2及び図3は、2つの種々異なる実施例のそれぞれ1つの縦断面図を示し、 図4は、本発明による装置の概略的な縦断面図を示し、 図5は、装置の熱式消去範囲及び熱式印刷範囲の拡大図を示す。 カード状のデータ記憶媒体が図1〜図3に示されていて、かつエレクトロニク スモジュールを含むカード体1を有しており、このカード体は、特に、互いにプ レス加工された、場合によっては前以って造られた2つのプラスチック部材から 成っている。特に図2及び図3から分かるように、カード体1は縁隆起部2によ って取り囲まれており、この縁隆起部内にアンテナ30が配置されており、さら にカード体の両側面には表面凹みを備えており、この表面凹み内に外層が配置さ れている。データ記憶媒体は、可視可能な複数の部分領域5,6,7及び8を有 している。部分領域5,6及び7は透明の自己接着フィルム3上に設けられてお り、この自己接着フィルムはカード体1に取り外し可能に配置されている。部分 領域7は不可逆熱式に文字を書き込むことができ、部分領域5は普通の印刷イン キで印刷可能であり、かつデータ記憶媒体の所有者を表示するための部分領域6 は、像を熱式プリンターを介して作成するために感熱的に被覆され(図2)、あ るいはその下に配置された写真33を認識することができるために透明にされて いる(図3)。所有者に発行する際に、自己接着フィルム3の部分領域5,6及 び7は取り外し可能な保護紙36によって被覆されており、かつ上方の縁条片4 のみがカード体1に固着されている。写真33が使用されると、写真は透明な自 己接着フィルム3によってカード体の凹み内に固定される。像が熱式プリンター によって作成されると、カード体1の凹みはライナ34(図2)によって埋めら れており、その結果、カード体1は平らな表面を有している。ライナ34は、有 利には製造時にカード体1内に配置され、写真33が嵌め込まれるときに取り除 かれる。ライナ34は特にシリコン化された紙から成っており、この紙は凹みか ら簡単に取り除かれることができる。 再記述不可能な部分領域7には、データ記憶媒体を渡す際に熱転送シート31 が設けられており、この場合、熱転送シート31の不可逆感熱層の支持体は、有 利には同時に自己接着シート3の保護紙36を形成する。要するに、自己接着シ ート3の接着側は熱負荷によって文字を書き込まれており、従ってこの文字書き 込みは外の作用によって保護されている。 もちろん、この代わりに、再記述不可能な部分領域7には、直接的な不可逆感 熱の被覆も考えられる。両方の場合において、書き込みのために、自己接着シー ト3を後方へ倒すことができ、かつ文字及び/又は像を生ぜしめるために自己接 着シートを保護紙36と一緒に熱式プリンター内に挿入することができる。 部分領域8には、可逆感熱層32が設けられており、この層は、カード体1と 固定的に結合されたシート上に設けられており、あるいは直接このシート上にも たらされている。感熱層32は、第1の高さの温度範囲、例えば110℃と13 0℃との間の温度範囲において普通の形式で熱式プリンターを介する熱負荷によ って書き込み可能である。再度の温熱利用法は、第2の低い温度範囲、例えば8 0℃と100℃との間の温度範囲において文字書き込みを消去し、従って、部分 領域8は新たに文字を書き込むことができる。 カード体1の第2の側面における表面凹みには、有利には同様に外層が取り外 し可能に嵌め込まれている。この側面には、例えば、使用目的のための装飾、広 告などの取り付けが可能であり;さらに、ここに第2の感熱範囲及び磁性ストリ ップを設けることができる。 感熱区域の他に磁性ストリップ及び/又はエレクトロニクスモジュールを含む データ記憶媒体の処理(コード化、読み取り、チェック、など)は、図4及び図 5に示された装置を介して行われる。 ケーシング23には、側面の2つのU字−レール19によって規定される平ら な通路が延びており、この通路には、モータ11によって駆動される、かつ駆動 されない、剛性的に又は弾性的に支承されるローラ10が、この通路を通ってカ ード状のデータ記憶媒体を送るために配設されている。平らな搬送路を規定する 通路に沿って、カード状のデータ記憶媒体の周知の全ての形式のための読み取り −像付加装置が形成されており、この読み取り−像付加装置は、それぞれの通路 扁平側の中心において、バーコード読み取り装置12と、反対側に位置する圧着 ローラ16を有する熱式印刷ヘッド15と、反対側に位置する圧着ローラ14を 有する外側に配置された磁気読み書きヘッド13と、図示しないIC−読み取り 機とから成っている。通路はバーコード読み取り装置12と磁気読み書きヘッド 13との間において隆起部9を備えており、かつ熱式印刷ヘッド15は搬送路の 外側に配置されている。それ故、通路を通過するデータ記憶媒体は、熱式に処理 しようとするデータ記憶媒体が電磁石18によってレバー17を介して操作され る圧着ローラ16から持ち上げられる場合にのみ熱式印刷ヘッド15と接触する 。データ記憶媒体は、図5において破線で示すように隆起されて最終的に処理さ れる。このため、データ記憶媒体の隆起は、それぞれ必要な時点でのみ、かつ可 能な限り良好な印刷を招くそれぞれの範囲で行われる。隆起部9は処理されるデ ータ記憶媒体の最大厚より幅広いので、圧着ローラ16は周知の装置におけるよ り広範囲で運動される。これによって、圧着ローラ16の当接範囲は、搬送路の 外側の位置からほぼ搬送路を通ってこの搬送路の他方側に向かって運動され、か つ間隙は所望の幅に減少される。 図5において詳細に示すように、熱式印刷ヘッド15は書き込みヘッド20を 有しており、この書き込みヘッドを介して感熱層、要するに可逆感熱層32は文 字もしくはデータを書き込まれる。書き込みヘッド20は普通の形式で起動可能 な電気式の抵抗要素21を有しており、この抵抗要素はガラス保護層22内に埋 め込まれている。データ記憶媒体は、送り方向29において書き込みヘッド20 の手前で消去ヘッド25を通過しており、この消去ヘッドはやはり熱式印刷ヘッ ド15に設けられており、かつ隆起部9内に位置している。消去ヘッドは、存在 する文字書き込みが消去される際に書き込みヘッド20よりほぼ20°だけ低い 温度で加熱される。消去ヘッド25は加熱ワイヤ又は加熱シート26から成って おり、この加熱ワイヤ又は加熱シートは、保護シート27によって覆われていて 、弾性的なクッション28上に配置されていて、かつ書き込みヘッド20に対し てわずかな間隔をおいて熱式印刷ヘッド15に接着されている。消去ヘッド25 によって、可逆感熱層32における取り除かれるデータが消去されるだけでなく 、次の文字書き込みのための感熱層32の予熱も生ぜしめられ、これによってこ の文字書き込みを著しく迅速に行うことができる。例えば2msecの文字書き込み 時間が達成可能であり、その結果、消去ヘッドの使用は、文字が消去されていな い場合に単なる予熱のためにも有利である。さらに、消去ヘッドの接触はデータ 記憶媒体の掃除をも生ぜしめ、その結果、ガラス保護層22に基づいて感じる書 き込みヘッド20が保護される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年9月19日 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも片側に熱負荷によってデータの視覚的に読み取り可能な表示のた めの感熱層を備えている、印刷可能のカード状のデータ記憶媒体、特に乗車券、 スキーパス、あるいは類似のものの読み取り及び像付加のための装置であって、 搬送路を規定する扁平な通路内でデータ記憶媒体を移動させるための送り機構と 、熱式印刷ヘッド(15)を有していてデータ記憶媒体の視覚的に読み取り可能 な像付加のための装置と、前記熱式印刷ヘッド(15)とは反対側に位置する圧 着ローラとを備えている形式のものにおいて、熱式印刷ヘッド(15)が、感熱 層に書き込むための、第1の温度範囲で作用する書き込みヘッド(20)と、存 在する文字を消去するための、第2の温度範囲で作用する消去ヘッド(25)と を有していることを特徴とする、印刷可能のカード状のデータ記憶媒体の読み取 り及び像付加のための装置。 2.データ記憶媒体の送り方向で、まず消去ヘッド(25)が、次に書き込みヘ ッド(20)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。 3.圧着ローラ(16)が熱式印刷ヘッド(15)の方へ運動可能に配置されて おり、この場合、熱式印刷ヘッド(15)が、通路(2)の隆起部内において、 通過するデータ記憶媒体のみが熱式印刷ヘッド(15)に接触しないだけ搬送路 の外側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも片側に熱負荷によってデータの視覚的に読み取り可能な表示のた めの感熱層を備えている、印刷可能なカード状のデータ記憶媒体、特に乗車券、 スキーパス、あるいは類似のものの読み取り及び像付加のための装置であって、 搬送路を規定する扁平な通路内でデータ記憶媒体を移動させるための送り機構と 、熱式印刷ヘッド(15)を有していてデータ記憶媒体の視覚的に読み取り可能 な像付加のための装置と、前記熱式印刷ヘッド(15)とは反対側に位置する圧 着ローラとを備えている形式のものにおいて、熱式印刷ヘッド(15)が、感熱 層に書き込むための、第1の温度範囲で作用する書き込みヘッド(20)と、存 在する文字を消去するための、第2の温度範囲で作用する消去ヘッド(25)と を有していることを特徴とする、印刷可能なカード状のデータ記憶媒体の読み取 り及び像付加のための装置。 2.データ記憶媒体の送り方向で、まず消去ヘッド(25)が、次に書き込みヘ ッド(20)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。 3.圧着ローラ(16)が熱式印刷ヘッド(15)の方へ運動可能に配置されて おり、この場合、熱式印刷ヘッド(15)が、通路(2)の隆起部内において、 単に通過するデータ記憶媒体が熱式印刷ヘッド(15)に接触しないだけ搬送路 の外側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。 4.請求項1記載の装置に使用するためのカード状のデータ記憶媒体、特に乗車 券、スキーパス、あるいは類似のものであって、特に多層のカード体(1)を備 えており、このカード体内に、コード化及び/又は読み取り装置との特に無接触 式の連絡のためのエレクトロニクスモジュールが配置されており、この場合、エ レクトロニクスモジュールが再書き込み可能な不揮発性記憶装置を有しており、 さらに、カード体(1)の少なくとも片側に熱負荷によってデータの視覚的に読 み取り可能な表示のための感熱層を備えている形式のものにおいて、感熱層(3 2)が、第1の温度範囲で文字を書き込むためにも、第2の温度範囲で存在する 文字を消去するためにも形成されており、かつカード体(1)の少なくとも1つ の部分領域(8)においてこのカード体上に配置されていることを特徴とする、 カード状のデータ記憶媒体。 5.別の部分領域(5,7)に、再書き込み不能の感熱層及び/又は印刷インキ のための印刷担体が設けられていることを特徴とする請求項4記載のデータ記憶 媒体。 6.再書き込み不能の感熱層が熱転送シート(31)上に設けられていることを 特徴とする請求項5記載のデータ記憶媒体。 7.別の部分領域(6)に所有者像が設けられていることを特徴とする請求項4 から6までのいずれか1記載のデータ記憶媒体。 8.別の部分領域(5,6,7)が、カード体(1)と取り外し可能に結合され た透明な接着シート(3)上に設けられていることを特徴とする請求項4から7 までのいずれか1記載のデータ記憶媒体。 9.接着シート(3)が、縁条片(4)に沿ってカード体(1)に接着されてお り、さらに、接着シート被覆の残された範囲が、取り除き可能な保護紙(36) によって覆われていることを特徴とする請求項8記載のデータ記憶媒体。 10.熱転送シート(31)が接着シート(3)の内側に設けられていることを特 徴とする請求項6または8記載のデータ記憶媒体。 11.熱転送シート(31)が、保護紙(36)の少なくとも一部分を形成してい ることを特徴とする請求8または10記載のデータ記憶媒体。 12.所有者像のための部分領域(6)において、接着シート(3)とカード体( 1)との間に写真(33)が嵌め込み可能であることを特徴とする請求項7また は8記載のデータ記憶媒体。 13.カード体(1)が、写真(33)のための、取り除き可能なライナ(34) で満たされた凹みを有していることを特徴とする請求項12記載のデータ記憶媒 体。 14.所有者像のための部分領域(6)において、やはり再書き込み不能の感熱層 が設けられていることを特徴とする請求項7記載のデータ記憶媒体。
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