JP2016074181A - インクリボン及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】具体的な残りの印刷可能枚数の検出が可能で、且つ検出誤差の少ないインクリボン及び印刷装置を提供する。【解決手段】本発明のインクリボン1は、印刷対象物2に転写されるインク層11aが設けられている第1領域11と、前記印刷対象物2の前記インク層11aから転写されたインク部分を含む領域に転写される、保護材料層12aが設けられている第2領域12と、が長手方向に交互に配置され、前記第1領域11または前記第2領域12における、前記印刷対象物2に転写される部分以外の箇所に、残印刷可能枚数が判定可能な枚数情報を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、インクリボン及び印刷装置に関する。
インクリボンを用いて印字等を行う印刷装置において、インクリボンの残量を正確に把握することは、物品管理の面から重要である。特にインクリボンの残量が無くなった際に、交換用のインクリボンの在庫が無い場合は、新しいインクリボンを手配するまで作業が停止してしまい、再開できない。その対策として、インクリボンに残量情報を記録したバーコードを記載し、読取手段によってバーコードに記載された残量情報を読み取ることで、インクリボンの残量を管理する装置がある(たとえば特許文献1参照)。
特開平10−297069号公報
上記従来技術では「インクリボンの上下マージン部にバーコードを記載」と書かれている。一般的なインクリボンは、インクリボンの長手方向に沿ってインクが連続して塗布されている。このため、この従来技術においても、長手方向に連続してインク層が設けられていると思われる。そして上下マージン部とは、長手方向に延びるインク層の上下の、インクが塗布されていない空白の部分であり、その部分にバーコードが記載されていると思われる。
この場合、空白部分を広くすることは不経済であるため、マージン部の上下方向の幅は狭いと考えられる。従って、マージン部に記載されているバーコードのインク側の端部は、インクが塗布されている領域と近接することとなる。
このため、バーコード情報を読み取る際にバーコード読取部は、インク部分まで読み取ってしまい、検出誤差が生じる可能性がある。
また、インク層は長手方向に連続して延びているため、従来技術の残量情報は、具体的な残りの印刷可能枚数ではなく、インクの全体長さに対する割合(離散的な枚数ではなく連続的な量)であると考えられ、交換時期が把握しにくいという問題がある。
本発明の課題は、具体的な残りの印刷可能枚数の検出が可能で、且つ検出誤差の少ないインクリボン及び印刷装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
第1の発明は、印刷対象物に転写されるインク層が設けられている第1領域と、前記印刷対象物の前記インク層から転写されたインク部分を含む領域に転写される、保護材料層が設けられている第2領域と、が長手方向に交互に配置され、前記第1領域または前記第2領域における、前記印刷対象物に転写される部分以外の箇所に、残印刷可能枚数が判定可能な枚数情報を含むインクリボンである。
第2の発明は、第1の発明のインクリボンにおいて、前記枚数情報は、前記第2領域において、前記保護材料層が積層されていること、を特徴とするインクリボンである。
第3の発明は、第1の発明のインクリボンにおいて、前記枚数情報は、前記第1領域において、前記インク層から前記枚数情報に対応した形のインクを除去することで形成されていること、を特徴とするインクリボンである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか1つの発明のインクリボンを含むインクカートリッジが着脱可能なカートリッジ装着部と、前記インクリボンに含まれる前記枚数情報を読み取るバーコード読取部と、を備える印刷装置である。
第5の発明は、第4の発明の印刷装置において、前記読み取られた枚数情報が、設定された枚数以下になった場合に、警告する警告部を備えること、を特徴とする印刷装置である。
具体的な残りの印刷可能枚数の検出が可能で、且つ検出誤差の少ないインクリボン及び印刷装置を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるインクリボンを用いて印刷を行う印刷装置を示す図である。 (a)及び(b)は本実施形態のインクリボン及びカードの斜視図であり、(c)はインクリボンの断面図である。 バーコード読取部で読み取られたバーコードの読み取り結果を示した図である。 第2実施形態のインクリボンの平面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(印刷装置)
図1は、本発明の実施形態にかかるインクリボン1を用いて印刷を行う印刷装置10を示す図である。印刷装置10は、インクリボン1のインクを加熱することで、インクリボン1のインクを印刷対象物であるカード2(印刷対象物)に転写して文字、記号および図形等の画像を印刷する熱転写方式の印刷装置である。
この印刷装置10は、たとえば、銀行等において用いられるカード発行機に搭載されるものであり、カード2は、例えば塩化ビニール製の略長方形状を有する。
印刷装置10は、カード2を搬送する搬送部20と、搬送部20により印刷位置Pに搬送されたカード2に対して、カード所有者の名前や口座番号等の各種情報を印刷する印刷部30と、後述するインクリボン1に記載されたバーコード13を読み取るバーコード読取部40と、所定情報を表示する表示部50と、印刷装置10に対する各種設定を行う入力部60と、それら全体を制御する制御部70とを備える。
(搬送部)
搬送部20は、これに限定されるわけではないが、例えば搬送経路に沿って配置された搬送コンベア21と、搬送コンベア21を駆動する駆動ローラ22と、駆動ローラ22を駆動する搬送駆動部23とを備える。
印刷装置10に挿入されたカード2は、搬送コンベア21上に配置される。搬送コンベア21は、制御部70により制御された搬送駆動部23により駆動され、配置されたカード2を印刷位置Pへ、図中矢印で示す装置搬送方向Aに沿って移動させる。
搬送コンベア21は、カード2が印刷位置Pにくると、一旦搬送を停止し、印刷部30におけるカード2への印刷が終了した後、再度、移動されて図示しない取出口へとカード2を搬送する。
(印刷部)
印刷部30は、本実施形態のインクリボン1を含むカートリッジ31が着脱可能なカートリッジ装着部32と、カートリッジ31内の巻取リール33を駆動するリール駆動部34と、カートリッジ31内のインクリボン1のインクをカード2に熱転写するサーマルヘッド35と、サーマルヘッド35の押圧力を受けるプラテン37と、を備える。
(サーマルヘッド)
サーマルヘッド35は発熱ヘッドであり、微小な発熱体を並べた構造で、データに応じた発熱体を加熱する。
また、サーマルヘッド35の下方には、プラテン37が配置されている。
サーマルヘッド35は、プラテン37に近づく方向および、プラテン37から離れる方向への移動が可能である。
そしてサーマルヘッド35は、カード2が搬送方向Aに沿って移動してプラテン37上の印刷位置Pに到達すると、インクリボン1の上からカード2の上面に所定の当接力で当接して、カード2の上面にインクを転写させる。
(表示部)
表示部50は、たとえば「カードを入力してください」「印字する名前を入力してください」等の操作手順を表示する。さらに本実施形態の表示部50は、バーコード13から読み取られた情報より、残りの印刷可能枚数が所定枚数以下になった場合に、たとえば「印刷可能枚数あと50枚です。交換カートリッジを用意してください」、といった内容の警告を表示する警告部としても機能する。
(入力部)
入力部60は、カード2に印字する情報、たとえばカード2所有者の名前や口座番号等を入力可能な部分である。さらに、本実施形態では、上述の表示部50において警告を表示する枚数を使用者が入力部60より設定可能である。
(バーコード読取部)
バーコード読取部40は、光を照射する投光部(図示せず)と反射光を受ける受光部(図示せず)とを備える。
投光部は、例えば赤色LEDや可視光半導体レーザーである。受光部は、投光部によって投光された光の反射光を検知する。例えばCCDセンサ、CMOSセンサ、フォトダイオード等である。
インクリボン1がバーコード読取部40の下を通過すると、投光部からの光がバーコード13部に照射される。バーコードのバーの部分と他の部分とで反射光量が異なり、受光部に到達する光量が変化する。受光部は、この光量を検出して電気信号に変換する。制御部70は、後述の図3に示すように、電気信号の波形をもとに、波形の高さが所定の閾値を超えたときに、0とカウントする。それより小さいところは1とカウントする。
(カートリッジ)
カートリッジ31は、印刷装置10のカートリッジ装着部32に対して着脱可能で、搬送コンベア21の上部に配置される。
カートリッジ31は、インクリボン1と、インクリボン1を供給するための供給リール36と、インクリボン1を巻き取るための巻取リール33と、を備える。
巻取リール33は、例えばステッピングモータであるリール駆動部34によって間欠的に回転される。巻取リール33は、これにより供給リール36から供給されたインクリボン1(使用済みのインクリボン1)を間欠的に巻き取る。供給リール36は、インクリボン1の移動に合わせて回転してインクリボン1を送り出す。
(インクリボン)
図2は、本実施形態のインクリボン1及びカード2を示した図であり、(a)及び(b)は斜視図、(c)は(a)のX−X方向断面図である。図2(b)は図2(a)の状態から、インクリボン1が矢印Bの方向に移動した状態である。
インクリボン1は、例えば400枚のカード2に印刷可能である。インクリボン1は、例えば合成樹脂からなる帯状フィルムであり、カード2に転写される黒色インク層11aが設けられている第1領域11と、カード2に転写された黒色インクの表面を覆って保護するオーバーコート(保護材料)層12aが設けられている第2領域12とを備える。
第1領域11と第2領域12とのインクリボン1の長手方向の長さは略等しく、交互に配列されている。そして、1つの第1領域11と、その第1領域11に対してインクリボン1の搬送方向Bの後方にある1つの第2領域12とが、1枚のカード2に対して利用される転写領域14となる。
黒色インク層11aは、例えば、昇華性染料の黒色インクの層であり、熱したサーマルヘッド35によってカード2の表面に転写される。なお、本実施形態のインクリボン1は、単色(黒色一色)の印刷のみが可能なものであるが、これに限定されず、第1領域11が異なる色で複数形成され、カラー印刷が可能なものであってもよい。
オーバーコート層12aは、サーマルヘッド35によってカード2上の黒色インクが転写された印字の上からカード2に転写され、印字がはがれることを防止する透明のインク層である。
オーバーコート層12aは、フィルム上の文字が印字される範囲のプラス1mm程度の矩形領域を覆う形で、カード2に転写される。
本実施形態のインクリボン1には、バーコード13が記載されている。バーコード13は、第2領域12に印刷されている。図2(c)に示すように、バーコード13は、オーバーコート層12aと帯状フィルム1aとの間に設けられている。バーコード13の印刷材料としては、熱転写しないインクが用いられる。
図3はバーコード読取部40で読み取られたバーコード13の読み取り結果を示した図である。バーコード読取部40の受光部は、受光した光量を検出して電気信号に変換する。制御部70は、電気信号の波形をもとに、波形の高さが閾値以下のとき、1とカウントする。それより大きいところは0とカウントする。
バーコード13には、インクリボン1の搬送方向の先端から、カウントスタート検出用パターン15、次いで枚数情報パターン16、最後にカウントエンド検出用パターン17が設けられている。カウントスタート検出用パターン15、カウントエンド検出用パターン17はそれぞれ任意のパターンを用いることができる。
たとえば、図3の場合、最初の10101がカウントスタート検出用パターン15であり、最後の010101がカウントエンド検出用パターン17であり、その間の0100101101が枚数情報パターン16である。この枚数情報パターン16を二進法から10進法に変換すると301となり、この場合、印刷開始から301枚目の印刷が行われたことを示す。
本実施形態のインクリボン1は、400枚の印刷が可能であるので、あと99枚の印刷が可能である。
なお、本実施形態では、既に印刷が行われた枚数(既印刷枚数)情報がバーコード13に記されているが、これに限らず、あと何枚印刷が可能かという(残印刷可能枚数)情報をバーコード13に記してもよい。
なお、本実施形態においてバーコード13は第2領域12の全てに印刷されている。しかし、これに限定されず、たとえば、印刷開始から50枚目、100枚目と所定枚数のごとにバーコード13を印刷してもよい。また、インクリボン1の終了付近のみにバーコード13を設けてもよい。すなわち、400枚印刷可能なインクリボン1の場合、300枚目(残り100枚)、350枚目(残り50枚)380枚目(残り枚数20)といった終了付近にバーコード13を設ける。
(動作)
まず、使用者は、入力部60より、印字する情報とともに、残印刷可能枚数が何枚になったときに警告を出すかを設定入力する。
カートリッジ31が装着された状態の印刷装置10にカード2が挿入されると、カード2は搬送コンベア21上に配置される。
制御部70は、搬送駆動部23を介して駆動ローラ22を回転させて、搬送コンベア21を駆動させ、カード2を印刷位置Pへ移動させる。
制御部70は、カード2が印刷位置Pに到達した場合に、一旦搬送を停止させる。
制御部70は、サーマルヘッド35とプラテン37との間にインクリボン1とカード2とを挟みこみ、加熱された発熱体部分に接しているインクをカード2に転写させる。
制御部70は、カード2への印字が完了すると、サーマルヘッド35とプラテン37の挟持を解除する。そして制御部70は、カード2を印刷位置Pに配置したまま、リール駆動部34を回転させ、インクリボン1を移動させ、オーバーコート層12aがカード2の上にくるようにする。
そして制御部70は、再度、サーマルヘッド35とプラテン37との間にインクリボン1とカード2とを挟みこみ、カード2におけるインクが転写された部分に、オーバーコート層12aを転写させる。
制御部70は、カード2へのオーバーコート層12aの転写が終了すると、再度、搬送駆動部23を介して搬送コンベア21を駆動し、カード2を図示しない取出口へと搬送する。
そして制御部70は、リール駆動部34により供給リール33を回転させてインクリボン1を移動させ、次のカード2への印刷のための新たな第1領域11が印刷位置Pにくるようにインクリボン1を移動させる。
このとき、制御部70は、バーコード読取部40を動作させ、投光部より搬送コンベア21方向へ光を照射する。
インクリボン1の移動に伴い、インクリボン1のバーコード13が形成されている部分が、バーコード読取部40の下方の光の照射領域40a(図2(b)に示す)を通ると、受光部に到達する光量がバーコード13の情報に応じて変化する。
受光部は、この光量を検出して電気信号に変換する。制御部70は、図3に示すように電気信号の波形をもとに、波形の高さが閾値を超えたときに、0とカウントする。それより小さいところは1とカウントする。
図3に示すように、例えば「10101」というがカウントスタート検出用パターン15が検出されたら、次の、「0100101101」等の情報が枚数情報パターン16であるので、制御部70は、この枚数情報パターンを二進法から10進法に変換し、例えば「301」という数字を読み取り、表示部50に、印刷開始から301枚目で印刷が行われたことを表示する。
または、本実施形態のインクリボン1は、400枚の印刷が可能であるので、あと99枚の印刷が可能であることを表示してもよい。
なお、残りが所定枚数以下になった場合のみ表示部50に警告を表示するようにしてもよい。
そして、次に「010101」であるカウントエンド検出用パターン17が検出されたらバーコード読取部40は読取を終了する。
(効果)
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によると、バーコード13は、図2に示すようにインクリボン1における、透明なオーバーコート層12aが設けられた第2領域12に形成されている。
第2領域12はオーバーコート層12aが設けられているか否かにかかわらず、透明である。したがって、本実施形態のインクリボン1によると、バーコード13を大きく設けることができ、バーコード読取部40が読み取りを誤る可能性が低い。
(2)さらに、本実施形態では、既に印刷が行われた枚数(既印刷枚数)情報がバーコード13に記されている。そして印刷可能な全体の枚数は判明しているので、あと何枚印刷が可能かという(残印刷可能枚数)情報を正確に把握することができる。
(3)また、手動でインクリボン1が巻き戻されたり、先に送られたとしても、バーコード13を読取ることにより既印刷枚数情報や残印刷可能枚数情報を正確に把握することができるので、残量管理には影響がない。
(第2実施形態)
図4は第2実施形態のインクリボン1Bの平面図である。
図示するように、第2実施形態のインクリボン1Bは、枚数情報に対応するバーコード13が第1領域11の黒色インク層11aにおける印字が行われる印字領域11bの外側に形成されている。
本実施形態は、まず、黒色インク層11aの印字領域11bの外側の領域のインク部分を用いてダミーの用紙にバーコード13の反転画像を印刷することで、黒色インク層11aにいわゆるヌキの形態でバーコード13を形成するものである。すなわち、黒色インク層11aから枚数情報であるバーコード13に対応した反転形状のインク部を除去することでバーコード13を形成する。
そして、インクリボン1Bの終了端部までの間の第1領域11(黒色インク層11a)からのバーコード13の反転画像を抜き取りが終了したら、インクリボン1Bを巻き戻す。
その後、第1実施形態と同様に、インクリボン1の移動に伴い、インクリボン1のバーコード13が形成されている部分(本実施形態では第1領域11)がバーコード読取部40が配置されている下方の光の照射領域40aを通過すると、受光部に到達する光量がバーコード13の情報に応じて変化する。受光部は、この光量を検出して電気信号に変換することで、制御部はインクリボンの、既印刷枚数または残印刷可能枚数)情報を正確に把握することができる。
ただし、本実施形態の場合、カード2への印刷が行われた後の第1領域11には、図4に示すように印刷より抜き取られて黒い部分と透明な部分が反転した画像(文字)が残っている。
このため、この状態の第1領域11においてバーコード13の情報を読み取ると、バーコード読取機が検出を誤まる可能性がある。
したがって、第2実施形態では、第1領域11からカード2に印字が行われる前の状態、すなわち、カード2が印刷位置Pに到達する前にバーコード13が通過する位置である図4の位置Qが光の照射領域40aとなるようにバーコード読取部を設ける。
これにより、バーコード情報を読み取る際に、バーコード読取機がインク部分まで読み取ってしまい、検出誤差が生じる可能性が低くなる。
本実施形態によると、バーコードの形成は、例えばカートリッジを印刷装置に一旦セットし、一旦、1枚目から400枚目までを示す情報をダミーの用紙に転写せて、バーコードがインク層11aから抜き取られたインクリボンを作成する。そして、インクリボンを巻き戻し、このインクリボンを印字に用いる。本実施形態によると、1つの印刷装置で、バーコード情報の形成と通常の印刷とを行うことができる。
P:印刷位置、1,1A,1B:インクリボン、2:カード、10:印刷装置、11:第1領域、11a:黒色インク層、11b:印字領域、12:第2領域、12a:オーバーコート層、13:バーコード、14:印刷領域、16:枚数情報パターン、20:搬送部、21:搬送コンベア、22:駆動ローラ、23:搬送駆動部、30:印刷部、31:カートリッジ、32:カートリッジ装着部、33:巻取リール、34:リール駆動部、35:サーマルヘッド、36:供給リール、37:プラテン、40:バーコード読取部、40a:照射領域、50:表示部、60:入力部、70:制御部

Claims (5)

  1. 印刷対象物に転写されるインク層が設けられている第1領域と、
    前記印刷対象物の前記インク層から転写されたインク部分を含む領域に転写される、保護材料層が設けられている第2領域と、が長手方向に交互に配置され、
    前記第1領域または前記第2領域における、前記印刷対象物に転写される部分以外の箇所に、残印刷可能枚数が判定可能な枚数情報を含むインクリボン。
  2. 請求項1に記載のインクリボンにおいて、
    前記枚数情報は、前記第2領域において、前記保護材料層が積層されていること、を特徴とするインクリボン。
  3. 請求項1に記載のインクリボンにおいて、
    前記枚数情報は、前記第1領域において、前記インク層から前記枚数情報に対応した形のインクを除去することで形成されていること、
    を特徴とするインクリボン。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のインクリボンを含むインクカートリッジが着脱可能なカートリッジ装着部と、
    前記インクリボンに含まれる前記枚数情報を読み取るバーコード読取部と、
    を備える印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置において、
    前記読み取られた枚数情報が、設定された枚数以下になった場合に、警告する警告部を備えること、
    を特徴とする印刷装置。
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