JPH10506589A - 仮綴じ装置 - Google Patents

仮綴じ装置

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JPH10506589A
JPH10506589A JP8534451A JP53445196A JPH10506589A JP H10506589 A JPH10506589 A JP H10506589A JP 8534451 A JP8534451 A JP 8534451A JP 53445196 A JP53445196 A JP 53445196A JP H10506589 A JPH10506589 A JP H10506589A
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アントン ヒレブラント ベルント
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ケーニツヒ ウント バウエル−アルバート アクチエンゲゼルシヤフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42BPERMANENTLY ATTACHING TOGETHER SHEETS, QUIRES OR SIGNATURES OR PERMANENTLY ATTACHING OBJECTS THERETO
    • B42B4/00Permanently attaching together sheets, quires or signatures by discontinuous stitching with filamentary material, e.g. wire
    • B42B4/02Rotary type stitching machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/54Auxiliary folding, cutting, collecting or depositing of sheets or webs
    • B41F13/64Collecting
    • B41F13/66Collecting and stapling

Abstract

(57)【要約】 輪転印刷機に後置された折り機で刷り本部分に横綴じを施すための仮綴じ装置における課題は、仮綴じ動作中に仮綴じステイプルと刷り本部分との間に相対運動を発生させないようにする点にある。これは本発明によれば、目下の仮綴じ動作に関与させられる仮綴じヘッド(22)が、対抗胴(4)に向かって半径方向に方位づけられた運動を行うようにした仮綴じ装置によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 仮綴じ装置 本発明は、請求項1に発明の上位概念として記載した形式の、特に輪転印刷機 に後置された折り機で刷り本部分に横綴じを施すための仮綴じ装置に関する。 背景技術: ドイツ連邦共和国特許第2932757号明細書には輪転印刷機の折り機にお ける仮綴じ装置が記載されている。この場合、複合式の切断兼仮綴じ胴は、仮綴 じステイプル(綴じ金)を成形する雌型と雄型を有している。前記雄型は4点ジ ョイントを介して動かされる。 前記公知の仮綴じ装置の欠点は、仮綴じ動作中に仮綴じステイプルが集合胴及 び刷り本部分に対して周方向で相対運動を行うことである。この周方向の相対運 動は、刷り本に損傷を与えかつ裂けた仮綴じを惹起する結果になる。 本発明の課題は、刷り本部分に横綴じを施すための仮綴じ装置を改良して、仮 綴じ動作中に、仮綴じすべき刷り本部分もしくは対抗胴に対して仮綴じステイプ ルが周方向の相対運動を行わないようにすることである。 前記課題は、本発明によれば請求項1に特徴部分と して記載した構成手段によって解決される。 本発明によって奏せられる格別の利点は、刷り本部分もしくは閉鎖アンビルに 対する仮綴じステイプルの相対運動が仮綴じ運動に対して垂直な方向で充分に回 避されることである。これによって、仮綴じステイプル及び閉鎖アンビルに対し て作用する曲げ応力が低減される。この仮綴じ運動は高品質の仮綴じ結果を生ぜ しめる。それというのは刷り本部分からの仮綴じステイプルの引抜きが避けられ るからである。この最適化された仮綴じ運動によって、背景技術に対比して、よ り分厚い刷り本部分或いはより多層の刷り本部分並びにより高い生産速度を得る ことが可能である。更に又、振動によって仮綴じ装置に対して作用する負荷も低 下される。 第1図は本発明による仮綴じ装置の概略的な側面図である。 第2図は本発明による仮綴じ装置の概略的な断面図である。 第3図は図1相当の仮綴じ装置による仮綴じ動作中の運動プロセスの概略的な 部分拡大図である。 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。 例えば輪転印刷機の折り機のサイド架台1,2内には、切断・仮綴じ胴支持体 3と、対抗胴4として作用する集合胴4が、互いに平行に延びる回転軸線6,7 を中心として同方向に回転可能に軸支されている。本 実施例(第1図〜第3図)では切断・仮綴じ胴支持体3は、2つの回転可能な切 断胴8,9並びに2つの回転可能な仮綴じ胴11,12を備え、前記切断胴の回 転軸線13,14と前記仮綴じ胴の回転軸線16,17とは、1対ずつ180° ずらして切断・仮綴じ胴支持体3の回転軸線6に対して同心的に半径r3(例え ばr3=300mm)をとる同一円上に配置されている。この場合切断胴8,9 と仮綴じ胴11,12とは互いに90°ずらされている。切断胴8,9及び仮綴 じ胴11,12は1つの切断動作中又は1つの仮綴じ動作中、集合胴4に対して 逆方向に回転する。各切断胴8,9内には、夫々の回転軸線13,14に対して 平行に延在する3つのカッターナイフ18が固定されており、この3つのカッタ ーナイフは互いに120°ずつずらされており、かつ前記カッターナイフのナイ フエッジ19は、夫々の切断胴8,9の回転軸線13,14に対して同心的に、 半径r19(例えばr19=150mm)をとる同一円上に配置されている。仮 綴じ胴11と仮綴じ胴12は共に等しく構成されており、従って以下の説明は仮 綴じ胴11だけに限られる。仮綴じ胴11には、夫々120°ずつずらされて仮 綴じ胴の回転軸線16に対して平行に延在する3つのステイプル平面21が設け られており、該ステイプル平面内には夫々複数の(本例では2つの)仮綴じヘッ ド22が軸方向に固定されている。 各仮綴じヘッド22は主として、仮綴じ胴11,12に対して定置のラム23 と、ばね負荷されて半径方向に可動の仮綴じピストン24とから成っている。仮 綴じピストン24はその外向き端部に2つの切断兼案内エレメント26を有して いる。また仮綴じピストン24の内向き端部にはカム軸27が係合している。該 カム軸27は仮綴じ胴11の中心に支承されており、かつ回転数n27で回転し 、該回転数は、切断・仮綴じ胴支持体3の回転数n3又は該回転数n3の整数倍 に等しい。前記カム軸27は、仮綴じピストン24をステイプル線材引取り中に は押出し、かつ仮綴じを終了した後には、つまり切断・仮綴じ胴支持体3と集合 胴4との中心線28内では完全に引っ込ませるように構成されている。切断・仮 綴じ胴支持体3の内部で、しかも仮綴じヘッド22の領域内において、各仮綴じ 胴11,12をめぐって、例えば偏心的な曲げホルン29が配置されている。仮 綴じ胴11の回転軸線16に対して平行に延びる曲げホルン29の内面31と仮 綴じ胴11の回転軸線16との距離は、例えば中空円筒形、円形セグメント状の 曲げホルン29の偏心配置によって、又は該曲げホルン29のスパイラル状に形 成された内面31によって、仮綴じ胴11の回転方向に減少している。曲げホル ン29は、切断・仮綴じ胴支持体3の外周面の外部では各端部で2つの板ばね3 2,33に続いている。この両板ばね32,33は、 互いに向き合った端部では狭いギャップを形成するに過ぎない。 集合胴4は、切断胴8,9及び仮綴じ胴11,12のための対抗胴として役立 てられており、従って胴に固定されたカッターバー34及び同じく胴に固定され た閉鎖アンビル36を有している。夫々120°ずつずらされた3つのカッター バー34及び3つの閉鎖アンビル36は、集合胴4の回転軸線7に対して同心的 に半径r4(例えばr4=300mm)をとる集合胴4の外周面37に合致する ように設けられており、しかもカッターバー34と閉鎖アンビル36は互いに6 0°ずらされている。 切断胴8,9及び仮綴じ胴11,12の駆動は、主駆動歯車列を起点として遊 星歯車伝動装置を介して行われる。このために集合胴4は歯数z38(例えばz 38=132)の歯車38を有し、該歯車は、図示を省いた駆動装置によって駆 動される。切断・仮綴じ胴支持体3を駆動するために集合胴4の歯車38には、 サイド架台1に軸支された歯数z39(例えばz39=64)の中間歯車39が 噛み合っており、該中間歯車自体は、サイド架台1に軸支された歯数z41(例 えばz41=64)の第2の中間歯車41と協働する。該中間歯車41は、切断 ・仮綴じ胴支持体3の歯数z41(例えばz42=88)の歯車42と噛み合っ て転動し、これによって切断・仮綴じ胴支持体3は回 転数n3で回転する。 前記中間歯車41には、歯数z43(例えばz43=39)の歯車43が結合 されており、該歯車は、切断・仮綴じ胴支持体3の回転軸線6に対して同心的に 回転自在に支承された歯数z44(例えばz44=33)の歯車44に噛み合っ ている。該歯車44には、歯数z46(例えばz46=72)の第1の外歯付き 太陽歯車46及び歯数z47(例えばz47=96)の第2の外歯付き太陽歯車 47が結合されている。第1の太陽歯車46には、各仮綴じ胴11,12のカム 軸27に付設した歯数z48(例えばz48=60)の遊星歯車48が噛み合い 、第2の太陽歯車47には、各切断胴8,9に付設した歯数z49(例えばz4 9=36)の遊星歯車49が噛み合っている。 切断胴8,9の反対側で切断胴8には、歯数z51(例えばz51=52)の 斜歯付き遊星歯車51が固着されており、該斜歯付き遊星歯車は、切断・仮綴じ 胴支持体3の回転軸線6に対して同心的に回転自在に支承された、歯数z52( 例えばz52=78)を有する矢張り斜歯付き太陽歯車52に噛み合っている。 該太陽歯車52は、歯数z53(例えばz53=78)の第2の斜歯付き太陽歯 車53と固着結合されており、かつ両太陽歯車52,53は共に調整駆動装置5 4によって軸方向にシフト可能である。第2の太陽歯車53は、各仮綴じ胴11 ,12に付設された歯数z 56(例えばz56=52)の遊星歯車56に噛み合って転動し、これによって 仮綴じ胴11,12は回転数n11で回転する。各切断胴8,9の太陽歯車52 及び遊星歯車51の斜歯歯列の歯筋角は、各仮綴じ胴11,12の太陽歯車53 及び遊星歯車54の斜歯歯列の歯筋角に等しくなく、これによって切断胴8,9 と仮綴じ胴11,12との間で移相を行うことが可能である。仮綴じを上折り目 又は下折り目に適合することが可能である。 集合胴4のカッターバー34は両切断胴8,9のカッターナイフ18と協働し 、また集合胴4の閉鎖アンビル36は両仮綴じ胴11,12の仮綴じヘッド22 と協働する。それ故に切断・仮綴じ胴支持体3の回転数n3は、集合胴4の回転 数n4の1.5倍、つまりn3=1.5×n4でなければならない。切断中又は 仮綴じ中に集合胴4に対するカッターナイフ18又は仮綴じヘッド22のほぼ半 径方向方位づけを維持するために切断胴8,9の回転数n8もしくは仮綴じ胴1 1,12の回転数n11は、切断・仮綴じ胴支持体3の回転数n3の値と集合胴 4の回転数n4の値との和である。すなわちn8=|n3|+|n4|もしくは n11=|n3|+|n4|である。前述の半径r3,r4及びr19によって 、切断中にカッターナイフ18とカッターバー34とのほぼ等しい周速度もしく は仮綴じヘッド22と閉鎖アンビル36とのほぼ等し い周速度が得られる。 詳細な図示を省いたステイプル(綴じ金)線材供給装置56は、切断・仮綴じ 胴支持体3の回転方向で見て切断・仮綴じ胴支持体3と集合胴4との中心線28 に対して144°ずらして切断・仮綴じ胴支持体3の円周に沿って配置されてい る。この部位において、次の仮綴じを行う仮綴じヘッド22は切断・仮綴じ胴支 持体3の回転軸線6に対して最大の隔たりを有している。すなわち仮綴じヘッド 22、仮綴じ胴11,12の回転軸線16,17及び切断・仮綴じ胴支持体3の 回転軸線6は共通の直線上に位置している。カム軸27の丈高カム域は、カッタ ーナイフ38の最大限に生じる半径を超えるほど、ばね力に抗して切断兼案内エ レメント26を外向きに押圧する。定置のラム23と進出した切断兼案内エレメ ント26とによって、ステイプル曲げ成形のためのU字形の雌型が形成される。 1本のステイプル線材が切断兼案内エレメント26に供給されると、該ステイ プル線材は次いで切断・仮綴じ胴支持体3の送り回転運動によって断裁される。 切断を行ったのち直ちに、仮綴じ胴11,12の送り回転運動によって、断裁さ れたステイプル線材は、回転方向で見て第1の板ばね32の下にもたらされる。 従ってステイプル線材は切断兼案内エレメント26内に位置決めされる。仮綴じ 胴11,12並びに仮綴じヘッド22の更なる回転運動によってステイプル線材 は曲げホルン29の領域に案内される。仮綴じ胴11,12の回転軸線16に対 する曲げホルン29の内面31の距離の減少によってステイプル線材は、ラム2 3と切断兼案内エレメント26とによって形成されたU字形の雌型内に圧入され 、従って仮綴じ胴11の回転運動中に1つの仮綴じステイプルに成形される。仮 綴じステイプルの形状賦与は、遅くともステイプル線材が曲げホルン29から進 出する前(本例では曲げホルン29内における仮綴じヘッド22の約180°回 動後)に終了している。少なくともこの時点までカム軸27の丈高カム域は仮綴 じピストン24を切断兼案内エレメント26と共に外向きに押圧する。成形され た仮綴じステイプルは次いで、曲げホルン29に回転方向で後続する第2の板ば ね33によって保持される。カム軸27は仮綴じピストン24に関して、丈高カ ム域から丈低カム域へ回転する。それによって仮綴じピストン24は切断兼案内 エレメント26と一緒に半径方向内向きに移動し、かつ仮綴じステイプルの脚片 を部分的に解放する。遅くとも前記ステイプル脚片が刷り本部分57に当接する 直前に、対応する仮綴じヘッド22は、ひいては又仮綴じステイプルも、集合胴 4の回転軸線7に対して半径方向に位置している。全仮綴じ運動は、仮綴じ胴1 1,12の回転運動と切断・仮綴じ胴支持体3の回転運動との重畳によって、集 合胴4の回転軸線7に対して半径方向に行われる。ス テイプルは、切断・仮綴じ胴支持体3の回転運動に基づいて、ステイプル背部に 対して作用する定置のラム23によって刷り本部分57内に圧入される。仮綴じ ステイプルが刷り本部分57によって案内されると即座に、切断兼案内エレメン ト26は完全に後退させられ、かつ仮綴じステイプルは第2の板ばね33から離 脱する。仮綴じステイプルは刷り本部分57を貫通し、かつ、例えば烏麦穀粒状 の窪みを有する閉鎖アンビル36によって閉鎖される。 前記の仮綴じ動作を実施するために仮綴じ胴11,12並びに仮綴じヘッド2 2は各回転軸線16,17を中心として回転する。この回転運動は、目下の仮綴 じ動作にその都度関与する仮綴じヘッド22が少なくとも仮綴じ動作の開始時点 から終了時点に至るまで、つまり刷り本部分57への当接から刷り本部分57か らの離間まで、集合胴4の回転軸線7に向かって方位づけられたほぼ半径方向の 運動を行うように前記駆動装置によって行われる。その場合当該仮綴じヘッド2 2も、対応する閉鎖アンビル36も共にほぼウェブ速度で運動する。 切断胴8,9及び仮綴じ胴11,12を回転運動させるために、前記の遊星歯 車伝動装置に代えて別の駆動装置を使用することも可能である。例えば切断胴8 ,9及び仮綴じ胴11,12を、切断・仮綴じ胴支持体3と同期化された電動モ ータ又は油圧モータによっ て直接回転することも考えられれる。 仮綴じ胴11を、切断胴8,9から切り離して、独自に回転する仮綴じ胴支持 体に支承しておくことも勿論可能である。 本発明の装置は、3部構成式集合胴4を有する図示の実施例に限定されるもの ではなく、例えば5部構成式又は7部構成式の集合胴を有する別の切断・仮綴じ 装置にも適合することもできる。 符号の説明 1,2 サイド架台、 3 切断・仮綴じ胴支持体、 4 対抗胴とし て作用する集合胴、 6 切断・仮綴じ胴支持体の回転軸線、 7 集合胴 の回転軸線、 8,9 切断胴、 11,12 仮綴じ胴、 13,14 切断胴の回転軸線、 16,17 仮綴じ胴の回転軸線、 18 カッタ ーナイフ、 19 ナイフエッジ、 21 ステイプル平面、 22 仮 綴じヘッド、 23 ラム、 24 仮綴じピストン、 26 切断兼案 内エレメント、 27 カム軸、 28 中心線、 29 曲げホルン、 31 曲げホルンの内面、 32,33 板ばね、 34 カッターバ ー、 36 閉鎖アンビル、 37 外周面、 38 歯車、 39,4 1 中間歯車、 42,43,44 歯車、 46,47 太陽歯車、 48,49,51 遊星歯車、 52,53 太陽歯車、 54 調整駆 動装置、 56 ステイプル線材供給装置、 57 刷り本部分、 n3, n4,n8,n27 回転数、 r3,r4,r19 半径、 z38,z 39,z41,z42,z43,z44,z46,z47,z48,z49,z 51,z52,z53 歯数
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月3日 【補正内容】 明細書 仮綴じ装置 本発明は、請求項1に発明の上位概念として記載した形式の、特に輪転印刷機 に後置された折り機で刷り本部分に横綴じを施すための仮綴じ装置に関する。 背景技術: ドイツ連邦共和国特許第2932757号明細書には輪転印刷機の折り機にお ける仮綴じ装置が記載されている。この場合、複合式の切断兼仮綴じ胴は、仮綴 じステイプル(綴じ金)を成形する雌型と雄型を有している。前記雄型は4点ジ ョイントを介して動かされる。 前記公知の仮綴じ装置の欠点は、仮綴じ動作中に仮綴じステイプルが集合胴及 び刷り本部分に対して周方向で相対運動を行うことである。この周方向の相対運 動は、刷り本に損傷を与えかつ裂けた仮綴じを惹起する結果になる。 欧州特許出願公開第0606555号明細書には、星形状に配置された複数の 仮綴じヘッドを備えた回転仮綴じ装置が記載されている。 前記仮綴じヘッドは旋回可能であり、かつ集合胴の、胴に固着された受け床と 協働する。 この場合の欠点は、仮綴じヘッドが往復運動を行う ので、大きな加速力が必要であることである。 また往復旋回可能な仮綴じヘッドを、胴に固着された受け床と協働させるよう にした形式の仮綴じ装置が、米国特許第2717383号明細書に基づいて公知 になっている。 欧州特許出願公開第0520967号明細書は、仮綴じヘッドも受け床も夫々 独自の胴上に回転可能に配置した形式の仮綴じ装置を開示している。 この場合の欠点は、受け床が1つの胴上に回転可能に支承されていることであ る。 本発明の課題は、刷り本部分に横綴じを施すための仮綴じ装置を改良して、仮 綴じ動作中に、仮綴じすべき刷り本部分もしくは対抗胴に対して仮綴じステイプ ルが周方向の相対運動を行わないようにすることである。 切断胴8,9及び仮綴じ胴11,12の駆動は、主駆動歯車列を起点として遊 星歯車伝動装置を介して行われる。このために集合胴4は歯数z38(例えばz 38=132)の歯車38を有し、該歯車は、図示を省いた駆動装置によって駆 動される。切断・仮綴じ胴支持体3を駆動するために集合胴4の歯車38には、 サイド架台1に軸支された歯数z39(例えばz39=64)の中間歯車39が 噛み合っており、該中間歯車自体は中間歯車40を介して、サイド架台1に軸支 された歯数z41(例えばz41=64)の第2の中間歯車41と協働する。該 中間歯車41は、切断・仮綴じ胴支持体3の歯数z41(例えばz42=88) の歯車42と噛み合って転動し、これによって切断・仮綴じ胴支持体3は回転数 n3で回転する。 前記中間歯車41には、歯数z43(例えばz43=39)の歯車43が結合 されており、該歯車は、切断・仮綴じ胴支持体3の回転軸線6に対して同心的に 回転自在に支承された歯数z44(例えばz44=33)の歯車44に噛み合っ ている。該歯車44には、歯数z46(例えばz46=72)の第1の外歯付き 太陽歯車46及び歯数z47(例えばz47=96)の第2の外歯付き太陽歯車 47が結合されている。第1の太陽歯車46には、各仮綴じ胴11,12のカム 軸27に付設した歯数z48(例えばz48=60)の遊星歯車48が噛み合い 、第2の太陽歯車47には 、各切断胴8,9に付設した歯数z49(例えばz49=36)の遊星歯車49 が噛み合っている。 切断胴8,9の反対側で切断胴8には、歯数z51(例えばz51=52)の 斜歯付き遊星歯車51が固着されており、該斜歯付き遊星歯車は、切断・仮綴じ 胴支持体3の回転軸線6に対して同心的に回転自在に支承された、歯数z52( 例えばz52=78)を有する矢張り斜歯付き太陽歯車52に噛み合っている。 該太陽歯車52は、歯数z53(例えばz53=78)の第2の斜歯付き太陽歯 車53と固着結合されており、かつ両太陽歯車52,53は共に調整駆動装置5 4によって軸方向にシフト可能である。第2の太陽歯車53は、各仮綴じ胴11 ,12に付設された歯数z56(例えばz56=52)の遊星歯車56に噛み合 って転動し、これによって仮綴じ胴11,12は回転数n11で回転する。各切 断胴8,9の太陽歯車52及び遊星歯車51の斜歯歯列の歯筋角は、各仮綴じ胴 11,12の太陽歯車53及び遊星歯車54の斜歯歯列の歯筋角に等しくなく、 これによって切断胴8,9と仮綴じ胴11,12との間で移相を行うことが可能 である。仮綴じを上折り目又は下折り目に適合することが可能である。 集合胴4のカッターバー34は両切断胴8,9のカッターナイフ18と協働し 、また集合胴4の閉鎖アンビル36は両仮綴じ胴11,12の仮綴じヘッド22 と協働する。それ故に切断・仮綴じ胴支持体3の回転数n3は、集合胴4の回転 数n4の1.5倍、つまりn3=1.5×n4でなければならない。切断中又は 仮綴じ中に集合胴4に対するカッターナイフ18又は仮綴じヘッド22のほぼ半 径方向方位づけを維持するために切断胴8,9の回転数n8もしくは仮綴じ胴1 1,12の回転数n11は、切断・仮綴じ胴支持体3の回転数n3の値と集合胴 4の回転数n4の値との和である。すなわちn8=|n3|+|n4|もしくは n11=|n3|+|n4|である。前述の半径r3,r4及びr19によって 、切断中にカッターナイフ18とカッターバー34とのほぼ等しい周速度もしく は仮綴じヘッド22と閉鎖アンビル36とのほぼ等しい周速度が得られる。 詳細な図示を省いたステイプル(綴じ金)線材供給装置56は、切断・仮綴じ 胴支持体3の回転方向で見て切断・仮綴じ胴支持体3と集合胴4との中心線28 に対して144°ずらして切断・仮綴じ胴支持体3の円周に沿って配置されてい る。この部位において、次の仮綴じを行う仮綴じヘッド22は切断・仮綴じ胴支 持体3の回転軸線6に対して最大の隔たりを有している。すなわち仮綴じヘッド 22、仮綴じ胴11,12の回転軸線16,17及び切断・仮綴じ胴支持体3の 回転軸線6は共通の直線上に位置している。カム軸27の丈高カム域は、カッタ ーナイフ18の最大限に生 じる半径を超えるほど、ばね力に抗して切断兼案内エレメント26を外向きに押 圧する。定置のラム23と進出した切断兼案内エレメント26とによって、ステ イプル曲げ成形のためのU字形の雌型が形成される。 符号の説明 1,2 サイド架台、 3 切断・仮綴じ胴支持体、 4 対抗胴とし て作用する集合胴、 6 切断・仮綴じ胴支持体の回転軸線、 7 集合胴 の回転軸線、 8,9 切断胴、 11,12 仮綴じ胴、 13,14 切断胴の回転軸線、 16,17 仮綴じ胴の回転軸線、 18 カッタ ーナイフ、 19 ナイフエッジ、 21 ステイプル平面、 22 仮 綴じヘッド、 23 ラム、 24 仮綴じピストン、 26 切断兼案 内エレメント、 27 カム軸、 28 中心線、 29 曲げホルン、 31 曲げホルンの内面、 32,33 板ばね、 34 カッターバ ー、 36 閉鎖アンビル、 37 外周面、 38 歯車、 39,4 0,41 中間歯車、 42,43,44 歯車、 46,47 太陽歯 車、 48,49,51 遊星歯車、 52,53 太陽歯車、 54 調整駆動装置、 56 ステイプル線材供給装置、 57 刷り本部分、 n3,n4,n8,n11,n27 回転数、 r3,r4,r19 半径 、 z38,z39,z41,z42,z43,z44,z46,z47,z4 8,z49,z51,z52,z53 歯数 請求の範囲 1.仮綴じヘッド(22)を装備した仮綴じ胴(11,12)が、胴に固定され た閉鎖アンビル(36)を装備した対向胴(4)、例えば集合胴と協慟するよう に配置されており、しかも目下の仮綴じ動作に関与させられる仮綴じヘッド(2 2)が仮綴じ動作中、対向胴(4)の回転軸線(7)の方向に向いており、かつ 前記仮綴じヘッドが、回転数(n3)で回転する仮綴じ胴支持体(3)上に配置 されている形式の、特に輪転印刷機に後置された折り機で刷り本部分に横綴じを 施すための仮綴じ装置において、仮綴じ胴(11,12)が回転数(n11)で もって回転可能にかつ全回転を行うように配置されており、仮綴じ胴(11,1 2)の回転数(n11)が、仮綴じ胴支持体(3)の回転数(n3)の値と対抗 胴(4)の回転数(n4)の値との和にほぼ等しく、つまりn11=|n3|+ |n4|であることを特徴とする、仮綴じ装置。 2.仮綴じ胴(11,12)を駆動するために遊星歯車伝動装置が設けられてい る、請求項1記載の仮綴じ装置。 【図1】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転する仮綴じ胴支持体(3)が設けられており、該仮綴じ胴支持体上には 、仮綴じヘッド(22)が可動に支承されており、該仮綴じヘッドが、閉鎖アン ビルを装備した対向胴、例えば集合胴(4)と協慟するように配置されており、 しかも仮綴じ動作中、対向胴(4)の回転軸線(7)の方向にむいているように した形式の、特に輪転印刷機に後置された折り機で刷り本部分に横綴じを施すた めの仮綴じ装置において、仮綴じ胴支持体(3)上には、少なくとも1つの仮綴 じヘッド(22)が回転可能に配置されており、かつ前記の仮綴じ胴支持体(3 )と仮綴じヘッド(22)とが、逆向きの回転方向を有していることを特徴とす る、仮綴じ装置。 2.仮綴じヘッド(22)を支持する仮綴じ胴(11,12)の回転数(n11 )が、仮綴じ胴支持体(3)の回転数(n3)の値と対抗胴(4)の回転数(n 4)の値との和にほぼ等しく、つまりn11=|n3|+|n4|である、請求 項1記載の仮綴じ装置。 3.仮綴じ胴(11)を駆動するために遊星歯車伝動装置が設けられている、請 求項2記載の仮綴じ装置。
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