JPH10504472A - 内視鏡形処置用器具 - Google Patents

内視鏡形処置用器具

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JPH10504472A
JPH10504472A JP7530437A JP53043795A JPH10504472A JP H10504472 A JPH10504472 A JP H10504472A JP 7530437 A JP7530437 A JP 7530437A JP 53043795 A JP53043795 A JP 53043795A JP H10504472 A JPH10504472 A JP H10504472A
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ロヒット,シー.エル. サッチドバ
エー. ベッセリンク,ペトルス
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ロヒット,シー.エル. サッチドバ
エー. ベッセリンク,ペトルス
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    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0058Flexible endoscopes using shape-memory elements

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、超弾性特性を呈する材料製の壁部(13)を有する管状部(12)と、この管状部(12)が貫通する内孔(15)を有する送出チューブ(14)とを含む器具(10)である。この器具(10)は、医療/歯科および非医療処置での使用に適している。壁部材料の超弾性特性は、送出チューブ(14)との組合わせで使用され、壁部(13)の形状を交互に制約しかつその拘束されていない形状に変更可能とする。したがって、壁部(13)は、十分に変形可能であり、管状部(12)が送出チューブ(14)に出入りしかつ挿通することを可能とし、同時に、この管状部(12)が、送出チューブ(14)の外側に延びたときに、所望の処置、たとえば、患者の体内での医療/歯科処置を行うのに適するように十分に屈曲または湾曲した形状を有することを可能とする。このように、送出チューブ(14)は、医療/歯科処置応用例の場合に、挿入路に沿う周囲組織にそれほど外傷を形成せずに、管状部(12)がより狭い挿入路を挿通して処置部位に達することを可能とする。管状部(12)は、複数の狭い通路を挿通可能であるので、より離れかつ達するのがより困難な位置に送出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 内視鏡形処置用器具発明の分野 本発明は、内視鏡形処置で有用な器具、特に、関節鏡、気管内および腹腔鏡処 置のような内視鏡利用の診断および外科処置で有用な医療/歯科用器具に関する 。発明の背景 外科およびその他の医療手術は患者の体内の深部で行われる場合が多い。過去 においては、この医療処置を行う唯一の方法は、患者の体内に十分大きな切開部 を形成して手術部位を十分に露出し、外科医が直接アクセス可能とすることであ った。しかし、この手術は、一般的に、長期間の回復期間を必要としかつ患者に 大きな痛みと苦痛とを生じる大きな外傷を患部組織に生じた。医業における技術 的進歩に伴い、これらの医療手術のより多くのものが、より傷害を生じない内視 鏡処置(たとえば、関節鏡および腹腔鏡処置)および同様な処置を利用して行わ れている。一般的に、内視鏡処置は、ツールを挿通可能な内孔を有する送出チュ ーブを備える器具を使用することを含んでいる。医療処置に応じて、送出チュー ブは、種々の形状(たとえば、直線、曲線など)を有することができ、剛性また は可撓性を有することができる。この器具の場合、送出チューブは、通常、比較 的小さな切開部またはボディオリフィスを通しておよび体腔または中空器官を通 して患者の体内の所望の部位まで挿入される。このように、患者の体に対する外 傷は、一般的に、送出チューブの挿入路に沿う周囲の組織に限定される。このよ うな内視鏡器具のうちの或るものは、光ファイバシステムを含んでいる。光ファ イバによる画像伝送が、人体内部を観察する医療用器具および種々の他の応用例 において幅広く用いられている。この器具は、診断目的のためにおよび手術中に おける観察のために使用されていた。また、焼灼、切断および穿孔のための高パ ワーレーザビームを搬送するために光ファイバが開発された。この器具の場合、 光ファイバに取付けられたレンズは、剛性送出チューブを通って患者の体内の所 望の部位まで挿入される。しかし、このレンズは、この部位に達すると、一般的 に、部位全体を観察し、または、この部位で十分にレーザ焼灼、切断および穿孔 するために操縦および操作するのが困難である。これは、特に、手術部位が患者 の体内の深部にあるか、体内への器具の挿入点から離れているか、または、体を 通る湾曲したあるいは蛇行した路の端部にあるときに、当たる。 この光ファイバ器具を操縦および操作するときに直面する困難のために、幾つ かの医療処置はこの器具の助けなしで実施する必要がある。たとえば、多数の歯 周処置は触感のみに依存する外科医により実施される。歯周治療法は、患者の歯 根の回りから分離した蝕まれた歯肉を有する患者の処置を含んでいる。患部の歯 の回りの患者の歯肉の内面から蝕まれた組織を除去しかつ歯根の表面から歯石を 除去することが必要な場合がある。触感のみに依存する必要があったために、処 置が完全に実施されること(すなわち、全ての蝕まれた組織または歯石が除去さ れること)が必ずしも確保されない。外科医が、いずれかの処置の際に、歯根の 回りを観察する必要がある場合、観察領域を開けるために、一般的に、歯肉組織 を切開する必要がある。他の例として、患者の歯の既存の歯根は、義歯または歯 冠のアンカーとして使用される場合が多い。この処置において、根管は、完全に 殺菌しかつ好適な充填剤を充填して、バクテリアのその後の侵入と歯根の腐食と を防止する。しかし、従来の器具の場合、歯管が完全に殺菌されかつ充填される ことを保証することは必ずしも可能でない。 通常の光ファイバ器具が手術(たとえば、関節鏡靭帯治療)を観察するために 使用可能であるときでも、全処置を適切に観察するために送出チューブを種々の 角度に傾斜することが必要な場合が多い。送出チューブのこの操作は、一般的に 、他の外傷を周囲の組織に広げ、その結果、回復期間を長引かせかつ場合によっ ては患者に不快と痛みとを付加する。更に、この処置の際に、手術部位に同時に アクセスするために、他の内視鏡送出チューブは、一般的に、患者の体内の別の 切開部を挿通する。これは複数のツールを一度に使用可能とする。しかし、より 多くの切開部が形成されればされるほど、周囲の組織の外傷は多くなり、患者が 受ける痛みおよび苦痛は多くなり、更に、回復期間が長期化する。たとえば、狭 い体腔または中空器官の端部またはこれに沿ういつかの手術部位の場合、スペー ス上の制約により、一度に使用できるのは1つの送出チューブのみである。この 場 合、いくつかの手術は、実施中に同時に観察することはできない。したがって、 単一の切開部、体腔または中空器官を挿通する1つより多くのツールを同時に使 用可能とする複数の機能を有する器具も必要とされている。 また、同様な内視鏡形器具が、機械部品また機械のボアまたはその他のキャビ ティのような対象物内の深部で目で観察可能な検査を行うために使用されている 。しかし、部位を種々の角度で検査するこの器具の能力は、一般的に、この器具 の操縦性の欠如のために制限される。この制限は、十分な検査を行うために対象 物を分解することを必要とする場合があり、これにより、検査費用を増す。更に 、対象物は、分解できない場合、未検査のままとせざるを得ない場合があり、こ れにより、未検出欠陥の危険性を増す。 いつかの内視鏡処置の際に、組織を縫合することが必要となる場合がある。現 在のところ、内視鏡形の縫合器具が、縫合部位に直接アクセスするために大きな 切開部を形成することを必要とせずに、患者の体内の組織を縫合するために開発 された。たとえば、長く狭い鉗子が、通常の湾曲した外科用針を把持しかつ患者 の体内の深部で組織を縫合可能とするために開発された。この縫合器具は、外科 医が直接アクセス可能とする十分大きな切開部を形成する場合ほど傷害を生じな い。しかし、この縫合器具の使用は、器具のサイズ、特に、その径および保持さ れる針の形状のために、制限される。患者の体内の多数の領域は、通常の鉗子形 縫合器具を受入れるには狭すぎる通路(すなわち、体腔、中空器官など)を挿通 せずに達することはできない。更に、他の切開部または体内への入口部位が処置 を観察するに必要な場合が多い。したがって、さらに傷害を生じない縫合器具と 、従来の通常の内視鏡形縫合器具で従来可能であった位置よりも患者の体内の部 位に達するのが更に困難な位置においても組織の縫合を可能とするものとが必要 とされている。 他の内視鏡器具は癌腫瘍を取り囲み、これにより、癌腫瘍を探知するのを助け るために、送出チューブを出たときに湾曲する中実超弾性ワイヤを用いる。一般 的に、商標 Homer Mammalockで知られているこのようなワイヤ探知具のうちの1 つが、女性の胸部の癌腫瘍を探知するのを助けるために使用される。この腫瘍は 一般的に、周囲の脂肪質組織より密であるので、探知ワイヤは腫瘍を貫通するで はなく腫瘍を取り囲む傾向を有する。腫瘍は、探知ワイヤで囲まれるために、通 常のX線のような外部画像システムを使用して探知するのがより容易である。こ のワイヤ探知具は一定の成功を収めたが、腫瘍を探知するこの器具の能力を改善 する必要は以前として存在する。発明の概要 本発明の目的は、容易に操作して種々の角度に向けることができる内視鏡形光 ファイバシステムを提供することである。 上記発明の関連する目的は、歯根管のような小径体腔または血管のような中空 器官を通ってアクセス可能な部位または歯根の回りのような湾曲したあるいは蛇 行した路の端部の部位を含む患者の体内の種々の部位に達することができる器具 を提供することである。 上記発明の別の関連する目的は、患者の体内の種々の部位を目で観察可能に検 査する器具を提供することである。 上記発明の他の関連する目的は、高パワーレーザビームを使用して患者の体内 の部位で種々の処置を行う器具を提供することである。 本発明の他の目的は、挿入路に沿い位置する組織に対する外傷は制限しつつ患 者の体内の位置で縫合するのに適する医療器具を提供することである。 上記発明の関連する目的は、小径体腔または中空器官を通ってアクセス可能な 位置を含む、患者の体内の達するのが困難な位置で縫合するのに適する医療器具 を提供することである。 本発明の他の目的は、外部画像システムを使用して患者の体内の癌腫瘍または 同様な塊をより良く探知する医療器具を提供することである。 本発明の別の発明は、光ファイバシステムおよび1つないしそれ以上のその他 のツールの同時使用を許容する医療器具を提供することであり、これらのツール のそれぞれは、関節鏡、気管内および腹腔鏡処置のような内視鏡処置の際に、患 者の体内の部位で容易に操作または操縦することができる 広義において、本発明は、超弾性特性を示す材料製の壁部を有する管状部と、 この管状部が挿通する内孔を有する送出チューブとを含む器具である。この器具 は、医療および非医療処置で使用するのに適している。壁部材料の超弾性特性は 、 送出チューブとの組合わせで使用され、壁部の形状を交互に制約しかつこの壁部 を拘束されていない状態に変更可能する。したがって、この壁部は、十分に変形 して管状部が送出チューブを出入しかつ挿通するのを許容し、同時に、この管状 部が、送出チューブの外側に延長されたときに、所望の機能、たとえば、患者の 体内での医療処置を行うのに適するように十分に屈曲または湾曲した形状を有す ることを可能とする。このように、送出チューブは、医療への応用例の場合に、 挿入路に沿う周囲の組織にそれほど外傷を生ぜずに、管状部がより狭い挿入路を 通って処置部位に達することを可能とする。したがって、本発明は、患者の中空 体腔または器官の内部でまたはこれを通って実施される医療診断および外科処置 で特に有効である。管状部は、より狭い通路を挿通可能であるので、より狭い体 腔および中空器官を通って、それほど傷害を生じない態様で体内のより離れかつ 達するのがより困難な位置に送出することができる。また、この管状部は、その 超弾性特性により、永久歪を展開せずに、湾曲したまたはより蛇行した通路を追 随することができる。 本発明の原理による器具は、診断目的のためにまたは手術中に患者の体内また は生命のない対象物の内部を観察することができる。この観察器具の1つの実施 の形態は、先端部を有する管状部を含み、この先端部は管状部の長手方向を通っ て延びる光ファイバ部材に結合された光ファイバレンズを装着する。管状部の先 端部は、拘束されていないときに、管状部の残部に対し所望に屈曲または湾曲し ている。管状部が送出チューブ内に配置されたときに、その形状は送出チューブ の形状に対応するように拘束される。したがって、この先端部は送出チューブを 出たときに、所定の角度で湾曲する。管状部は、送出チューブを出入りしたとき に、その先端部が屈曲する角度が変化するように形成することができる。更に、 管状部、したがって、その先端部は、その壁部が十分な剛性の超弾性材料から形 成されているので、軸方向に回転させて360°の弧内の周囲領域を観察するこ とができる。このように、患者の体内の特定の関連部位は、その位置が患者の体 内の深部の狭い体腔または中空器官の端部または器具が最初に体内に挿入される 位置から離れているときでも、完全に観察することができる。この操縦性は、高 パワーレーザビームでの焼灼、切断および穿孔に適した光ファイバ器具の場合に 同様な利点を有している。 本発明の原理による医療器具の他の実施の形態において、管状部は、患者の体 内で縫合するための外科用針の形状に形成される。管状部の先端部は、縫合を容 易とする外科用針の通常のC字形状またはその他の屈曲または湾曲形状を有する ことができ、その先端は尖端形状に形成されている。この外科用針は、その超弾 性特性のために、永久歪を展開せずに、(すなわち、大きな永久変形を生ずるこ となく、)送出チューブを挿通するときに、直線状を維持することができる。送 出チューブ内でこのほぼ直線状の状態にあるときに、外科用針は、挿入路に沿い 大きな外傷を生ずることなく、従来よりも狭い通路を通って縫合部位に搬送可能 である。外科用針(すなわち、管状部)は、縫合部位にあるときに、送出チュー ブの先端部を出て、縫合のための当初の屈曲または湾曲形状に戻る。管状針部の 形状は変化可能であるので、縫合は送出チューブに対して種々の角度および向き で行うことができる。縫合糸またはワイヤは管状部の内孔内に作動可能に配置さ れ、管状針を除去したときに縫合を形成する位置に保持される。 本発明の他の実施の態様において、管状部は、従来の探知ワイヤと同様な態様 で送出チューブを出たときに、癌腫瘍または同様な塊の回りに巻き付けることが できる。しかし、腫瘍または同様な塊を探知する蓋然性を改善するために、管状 部の内孔は、腫瘍塊の回りの領域に放射線不透性またはその他の好適な染料を注 入し、X線機械のような外部の画像システムを使用してこれを探知するのを容易 とするために使用される。 本発明による複数の器具は、長手方向に沿い併置された状態で2つまたはこれ 以上の送出チューブを固定することにより組合わせることができる。この複数の 送出チューブは、このように一体的に結合することにより、2つまたはこれ以上 の通路ではなく、患者の体内または対象物を通る単一の切開部、空洞部、中空器 官またはその他の通路を挿通することができる。 本発明の上記およびその他の目的、特徴および利点は、詳細な説明および添付 図面を参照したときに明らかとなるであろう。図面の簡単な説明 第1図は、光ファイバ管状部が送出チューブ内に完全に後退した状態の本発明 による光ファイバを含む器具の側面断面図であり、 第2図は、管状部が送出チューブ先端部から部分的に出た状態の第1図の器具 の側面断面図であり、 第2A図は、管状部が、送出チューブの先端部から出たときに、コイル形状を 有する第1図の器具の変形例の部分的に破断された斜視図であり、 第2B図は、光ファイバ管状部が中間管状部内に同心状に配置されかつ図示さ れている双方の管状部が伸縮自在の態様で送出チューブの先端部から出た状態の 第1図の器具の変形例の部分的に破断された断面図であり、 第3図は、第1図の送出チューブの基端部の作動機構の側面断面図であり、 第4図は、管状部が送出チューブから展開した状態の本発明による縫合用医療 器具の側面断面図であり、 第5図は、第4図の管状針部の貫通端部の拡大図であり、 第6図は、管状針部が完全に後退した状態の第4図の縫合器具の側面断面図で あり、 第7図は、管状部が送出チューブの先端部から出た状態の本発明による患者の 体内の腫瘍および同様な塊を探知するための医療器具の側面断面図であり、 第8図は、腫瘍の回りに染料を注入する位置の第7図の管状探知具の側面断面 図であり、 第9図は、複数の送出チューブが長手方向に沿い併置された状態で一体的に結 合された状態の本発明による種々の機能を果たす複数部材医療器具の端面断面図 であり、 第10A図は、管状部が送出チューブ内に完全に後退した状態の線10A−1 0Aに沿う、第9図の器具のナイフブレードおよび送出チューブ部材の拡大され た側面断面図であり、 第10B図は、ナイフブレードおよび管状部の一部が送出チューブから出た状 態の線10A−10Aに直交する方向に沿う第9図の器具のナイフブレード部材 の側面図であり、 第11A図は、光ファイバ管状部およびピンセットが完全に送出チューブ内に 後退した状態のピンセット部材を有する本発明による光ファイバを備える器具の 側面断面図であり、 第11B図は、管状部が部分的に延びかつピンセット部材が送出チューブから 延び、開状態の第11A図の器具の側面断面図である。発明の詳細な説明 ここでは本発明を特定の実施例について説明するが、種々の変更、再配置や代 用が、発明の精神から逸脱することなく可能であることが当業者には明らかであ ろう。本発明の範囲は従って、本文に添付の請求の範囲によって限定されるだけ である。下記説明においては、記載を簡略化するために適切である場合、同じ参 照番号を同様な構成部分について用いている。 第1図から第3図を参照すると、本発明の光ファイバを備える医療器具10は 、超弾性特性を呈する材料から形成された壁部13を有する管状部と、この管状 部12が貫通する内孔15を有する送出チューブ14とを含んでいる。管状部1 2は、この管状部12の長手方向を貫通する光ファイバ束18に操作可能に結合 された光ファイバレンズ16を装着する先端部17を有する。光ファイバ束18 は複数の照明用光ファイバ18bで囲まれた中央画像伝送ファイバ18aを含ん でいる。光ファイバレンズおよびファイバ束の構造は当該技術分野で周知であり 、したがって、本明細書中では詳細に記載しない。たとえば、それぞれその全体 が参考用に記載されている米国特許第5073048号および第5190028 号明細書を参照されたい。管状部12の先端部17は、送出チューブ14の先端 部から出たときに(すなわち、拘束されていないときに)、送出チューブ14内 に残っている管状部12の残部の長手方向軸線20に対して屈曲または湾曲して いる。管状部12の先端部17が送出チューブ14内に完全に後退したときに、 その形状は送出チューブ14の形状に対応するように拘束される。送出チューブ 14は管状部12をその拘束された形状に維持するに十分な剛性を有している。 先端部17は送出チューブ14から出たときに所定の角度で屈曲する。管状部1 2は、超弾性構造体を形成するための公知技術により形成可能であり、その先端 部17が屈曲する角度は送出チューブ14を出入りするときに変化する。更に、 その壁部は十分な剛性の超弾性材料から形成されているので、管状部12、特に 、その先端部17は、360°の弧内の周囲領域を観察するために、軸線20の 回 りを軸方向に回転させることが可能であり(矢印Aを参照)、したがって、光フ ァイバにさらに操縦性を付与する。このように、患者の体内の関連する特定の部 位は、その位置が狭い体腔の端部、患者の体内の深部の中空器官の端部または器 具10が体内に最初に入るところから離れているときでも、完全に観察可能であ る。この操縦性は、高パワーレーザビームでの焼灼、バーニング(burning)、切 断または穿孔に適した光ファイバ器具10の場合に同様な利点を有している。器 具10で使用されている光ファイバ画像システム16,18は、それぞれその全 体が本明細書中で参考用に記載されている米国特許第5163935号および第 5242437号明細書で開示されているものと同様に、高パワーレーザビーム を生成するのに適した光ファイバシステム(図示せず)で代えることができる。 この程度の操縦性は、本発明の原理を含む器具でも可能である。 第2A図を参照すると、管状部12はその超弾性特性により、送出チューブ1 4内に後退したときでも、永久歪を展開せずに、歯根(図示せず)の回りのよう な蛇行路の回りに巻き付けたりまたはコイル状に巻き付けたりすることもできる 。更に、超弾性特性が呈する均一な弾性応答により、コイル状に巻き付けられた 管状部12さえも真直化しかつこの管状部12を送出チューブ14を挿通して移 動させるのに必要な力は比較的小さくすることができる。歯の根管の観察および /または殺菌(燃灼)のような、剛性体腔または中空器官に処置を実施するため に使用されるとき、管状部12の超弾性特性により、管状部12は、歯管内に押 し込まれる剛性を有しているが、管状部12の当初の形状が歯管の形状と異なる ときでも、歯管の形状に対応することができる。 第2B図を参照すると、器具10は、超弾性特性を呈する材料製の壁部25で 形成された内孔24を有する他の管状部22を含むように更に変更することがで きる。管状部12はその後、同様に送出チューブ14内に配置された中間管状部 22内に同心状に配置される。この中間管状部22は、送出チューブ14から延 びたときに(すなわち、拘束されていないときに)、管状部22の先端部は送出 チューブ14内に残る管状部22の残部に対し屈曲または湾曲する点で管状部1 2と同様である。同様に、管状部22の先端部が送出チューブ14内に完全に後 退したとき、その形状は送出チューブ14の形状に対応するように拘束される。 管状部22が送出チューブ14の先端部から出たときに、管状部22の壁部25 は、十分な剛性の超弾性材料から形成され、管状部12の送出チューブとして作 用する。これは、管状部12を形成するために使用される材料よりも剛性または 強度を有する超弾性材料から管状部22を形成することにより達成することがで きる。第2B図から分かるように、第1管状部12は一方の方向に巻き付けるこ とができ、中間管状部22は反対方向に巻き付けることができ、これにより、器 具10の操縦性を増す。したがって、管状部22と同様な1つまたはこれ以上の 管状部は、湾曲または蛇行路に挿通させて所望の処置を行う位置で光ファイバシ ステムまたはその他のツールを操縦するために使用することができる。 本発明の原理による管状部は、送出チューブの全長に沿い延在しかつ送出チュ ーブの基端部から延びる毛管の形態とすることができ、または、この管状部は超 弾性材料以外の材料製毛管の先端部に装着された別個の部材とすることができる ことが意図されている。光ファイバ管状部12は管状部22を出入りさせかつ挿 通させて摺動する他のツールで代えることができることも意図されている。更に 、1つないしそれ以上の管状部22が、ツールに操縦性を付加するために使用す ることができる。たとえば、屈曲可能な直線状シャフトの端部に装着されたドリ ルバイト(図示せず)を光ファイバー管状部12の代わりに用いることができる 。このドリルバイトは超弾性材料製シャフトを含む好適な可撓性シャフトに通常 の態様で装着することができる。バイトは、ツール76が管状部80に装着され る以下に記載のものと同様な態様でシャフトに装着することもできる(第10A 図参照)。 第3図を参照すると、好適な作動機構28が、管状部12または本発明のその 他の管状部をその送出チューブ14に出入させかつ挿通させるために使用するこ とができる。たとえば、この作動機構28は送出チューブ14の基端部に固定さ れたフィンガーグリップ30と、管状部12の後端部に固定されたつまみ(thumb )ハンドル32とを含むことができる。圧縮コイルばね34がフィンガーグリッ プ30とつまみハンドル32との間で管状部12の回りに配置される。ばね34 は管状部12の先端部17を送出チューブ14の先端部内に後退させる確実なバ イアスを形成する。グリップ30とハンドル32との間に位置する管状部12の 外 面は、管状部12と送出チューブ14との間の長手方向の相対的偏位を測定する ために複数の離隔した線36で目盛りが付されている。この軸方向の関係を測定 できることにより、管状部12の先端部17が送出チューブ14の先端部からど の程度延びているかを器具10の操作者は知ることができる。次に、これは、歯 根管のような体腔の深さまたは腫瘍63(器具60に関する下記記載を参照)の 大体の大きささえも測定可能とする。ファイバ束18はハンドル32の後部から 延び、光ファイバディスプレーシステム(図示せず)に、または、レーザー切断 、焼灼、および穿孔応用例の場合、高エネルギーレーザ光源に接続される。 好ましくは、送出チューブ内孔15の内面、管状部12の外面の一方または他 方またはそれぞれ、第2B図の実施の形態の場合、内孔24と管状部22の外面 とは、耐摩被覆を有し、または、それぞれが他方を越えて自由に摺動可能である 。超弾性または偽弾性材料は、そのオーステナイト仕上げ温度(Af)より高温 のときに、応力で可逆的に誘導されたマルテンサイトを呈する材料である。この 材料は高度の剛性および強度を十分に呈することができるので、本発明と特定の 関連を有する超弾性材料は、ニチノール(Nitinol)およびニッケル−チタン−ニ オビウム(Ni−Ti−Nb)合金を含む、たとえば、種々の周知の銅(Cu) 合金およびニッケル−チタン(Ni−Ti)合金のような金属合金である。これ らの材料の幾つかは、好適な剛性を保持しつつ、約10%までまたはこれ以上の 弾性変形可能である。これらの材料の幾つか、とくに、銅合金は16%までまた はこれ以上の弾性変形限界を呈する。これらの材料の超弾性特性は十分に文書化 されている。たとえば、次の刊行物、すなわち、それぞれ、その全体が参考用に 本明細書中に記載されている、309頁から393頁のT.W.DuerigおよびR.Zadn oによる“An Engineers Perspective of Pseudoelasticity”と題する記事、3 頁から20頁のC.W.WaymanおよびT.W.Duerigによる“An Introduction to Marte nsite and Shape Memory”と題する記事、および115頁から129頁のJ.L.Pr oft およびT.W.Duerigによる“The Mechanical Aspects of Constrained Recove ry”と題する記事を含む、1990年に、Butterworth & Heinemann 発行のT.W. Duerig、K.N.Melton、D.Stockel およびC.W.Waymanによる“Engineering Aspect s of Shape Memory Alloys”と題する本を参照されたい。 第4図から第6図を参照すると、本発明の他の実施の形態は、拘束されていな いときに、患者の体内の生体組織片46,47を一体的に縫合するのに適した外 科用針の形状の先端部44を有する管状部42を含む医療器具40である。管状 部42の先端部44は、外科用針の通常のC字形状または縫合を容易とするその 他の屈曲あるいは湾曲形状を有することが可能であり、その先端48は尖端形状 である。その超弾性特性により、この外科用針44は、送出チューブ50を挿通 するときに、永久歪を展開することなく(すなわち、大きな永久変形なしで)、 直線状を保持することができる。送出チューブ50内にありかつこのほぼ直線状 の状態にあるときに、針44は、従来のものより狭い通路を通って縫合部位に送 出することが可能であり、これにより、挿入路に沿う外傷を制限する。縫合部位 にあるときに、外科用針44は、送出チューブ50の先端部を出て、縫合のため のその当初の屈曲または湾曲形状に戻る。管状針44の形状は変化可能であるの で、縫合は送出チューブ50に対し種々の角度および向きで行うことができる。 この操縦性は、部分22のような中間管状部を使用することにより向上させるこ ともできる。縫合糸またはワイヤ52が、管状部42の内孔内に操作可能に配置 され、一方の端部はスロット54を通って先端48から延びて組織46,47か ら管状針を取外したときに縫合を形成する位置に保持される(第6図参照)。糸 52の端部がスロット54を通って管状部42内にすべり落ちないようにするた めに、糸52の端部に結び目56を形成することが必要な場合がある。以下によ り詳細に記載しているように、ピンセット器具90は、糸52を把持しかつ結ん で縫合を形成するために使用することができる。 第7図および第8図を参照すると、本発明の他の実施の形態は、その送出チュ ーブ66を出た時に、女性の胸部64のような患者の体内の癌腫瘍または同様な 塊63の回りに巻き付けるのに適した管状部62を含む医療器具60である。こ の塊63は、一般的に周囲の脂肪質組織65より密であるので、探知チューブ6 2は、塊63を貫通することなく、取り囲む傾向を有する。探知チューブ62で 囲むと、塊63は通常のX線のような外部画像システムを使用して探知するのが 容易である。しかし、腫瘍または同様な塊63を探知する蓋然性を改善するため に、管状部62の内孔は、X線機械(図示せず)のような外部画像システムを使 用して塊63を探知するのを容易とするために、放射線不透性またはその他の好 適なタイプの染料をその先端部68を通って塊63の回りの領域に注入するため に使用される。この器具60は、手術を行うに際し、器具70のような多目的用 器具の一部として使用することができる。 第9図を参照すると、本発明の多目的器具70は、ポリマージャケット74の ような好適な手段で、長手方向に併置された状態に2またはこれ以上の送出チュ ーブ14,50,72を一体的に固定することにより形成可能である。各送出チ ューブは異なるツールを収容する。このように一体的に結合することにより、複 数の送出チューブ14,50,72は、2またはこれ以上の通路を挿通すること なく、体内または対象物を通る単一の切開部、空洞部、中空器官またはその他の 通路を挿通することができる。送出チューブ14,50のそれぞれは、前述のよ うな光ファイバおよび縫合ツールを収容する。送出チューブ72はカッテイング エッジ77を有するナイフブレード76を収容する。ナイフブレード76は、好 適な方法で管状部80の先端部78に装着されている。たとえば、第10A図を 参照すると、ナイフブレード76は、先端部78の内孔内に固定された突片82 を有し、可変ロックリング84が先端部78の外面に形成された周方向溝85に 着座している。可変ロックリング84は、変態温度範囲(TTR)を有するニチ ノールのような形状記憶材料から形成されている。溝85およびリング84は、 突片82の回りをオーバーラップする態様にある。リング84は、拘束されてい ないときに、そのTTRよりも高温で溝85の径より小さな内径を有するように 、周知の形状記憶技術により調整される。また、リング84は、そのTTRより も低温のときに、溝85の回りから取外すのを許容する十分に大きな内径を有す るように調整される。リング84は、十分に調整され、かつ、そのTTRより高 温のときに、十分に強い圧縮バイアス力を加えて突片82を先端部78の内孔内 にロックするのに好適な機械的特性を有している。複数の周方向に離隔した長手 方向スロット88が、その先端部78の管状部80の壁部に挿通形成され、突片 82の把持を容易とするのが好ましい。リング84および溝85を使用する代わ りに、先端部78の壁部は、形状記憶材料から形成され、突片82を把持するた めに同様な方法で調整することができる。 第10B図を参照すると、本明細書中で記載されている前述の管状部と同様に 、管状部80の先端部78は、送出チューブ72の先端部から出たときに、屈曲 または湾曲する。先端部80に加えて、ナイフブレード76も超弾性材料から形 成される。したがって、ナイフブレード76は、送出チューブ72の外側にある ときに、所望の処置を行うのに適した屈曲または湾曲形状を有し、送出チューブ 72内に後退したときに、永久変形を生ずることなく、ほぼ直線状の形状を有す る。ナイフブレード76は、チューブ72の外側でもほぼ直線状を保持するのが 望ましい。この場合、ブレード76は、超弾性材料以外の材料から形成すること ができる。たとえば、硬化可能なステンレススチールが、より長持ちするカッテ イングエッジ77を有するナイフブレード76を形成するために望ましい。ブレ ード76のエッジまたは本発明の原理に従い使用されるツールも、ある形式の通 常の被覆または処理(たとえば、ダイヤモンド、カーバイド、ニトライドなど) で硬化することができる。ブレード76およびエッジ77は切断以外の他の目的 (たとえば、切屑、壊死組織切除、切開、リーミングなど)に適合させることが できる。いくつかの場合においては、管状部80は、前述のように超弾性材料か ら形成するのではなく、簡単な毛管とするのが望ましい場合がある。ある形態の ブレード76に加えて、それぞれ、それ自体の突片状構造体を有する一対のピン セットおよび超音波振動ツールのような種々の他のツールが、同様にまたは管状 部80の先端部78に装着可能である。超音波振動ツールの場合、振動は管状部 80を通してツールに伝達される。 別体の送出チューブ14,50,72を接続した多目的器具70が示されてい るが、器具70は、長手方向に挿通形成された2またはこれ以上の内孔を有する 単一部材から形成することも可能であり、各内孔は1つのツール(すなわち、光 ファイバ、外科用針、探知チューブ、ブレード、はさみ、鉗子、ドリルバイト、 ピンセット、超音波振動ツールなど)を収容する。更に、2つの光ファイバ器具 、すなわち、観察用とレーザービーム誘導用の光ファイバ器具は、そのそれぞれ の管状部を一体的に結合することにより、または、ダブルバーレルの内孔を有す る単一管状部を使用することにより、1つの送出チューブに組合わせることがで きる。この器具の場合、ナイフブレードのような第3ツールが2つの光ファイバ 部 材間の管状部に装着することができる。同様に、2つの光ファイバレンズが、双 眼観察するために、管状部の先端部に装着可能である。管状部は2つの先端部に 分岐する構造を有し、1つのレンズが各端部に装着されかつ各先端部はたとえば 、2つの分岐動脈またはその他の通路を観察するために、反対方向に屈曲または 湾曲する形状を有する。 第11A図および第11B図を参照すると、各ツール毎に1つのチューブを有 する複数の送出チューブを使用する代わりに、本発明の多目的器具90は、単一 の送出チューブ91を通して同時処理するために、2またはこれ以上のツールを 一体的に組合わせることができる。たとえば、第11A図および第11B図を参 照すると、多目的器具90は、対象物を把持するためのピンセットと、処置を観 察するための光ファイバとを組合わせている。この器具は、縫合手術を行うに際 し、器具70のような多目的器具の一部としてまたは何かを捕捉するためにそれ 自体で有用である。器具90は、束18と同様に、管状部92の長手方向を貫通 する光ファイバ束95に操作可能に接続された光ファイバレンズ94を装着する 先端部を有する管状部92を含んでいる。管状部92の先端部はその外面の回り に形成された、溝85と同様な周方向溝を含み、この周方向溝はTTRを有する 形状記憶材料から形成されている点でリング84と同様な可変ロックリング96 を収容する。リング96は、そのTTRよりも低温のときに、管状部92の先端 部から取外し可能とする十分に大きな内径を有するように調整される。同様に、 リング96は、そのTTRよりも高温のときに、管状部92の先端部から取外れ るのを防止する十分に小さな内径を有している。そのTTRよりも低温のときに 、管状部92の先端部にレンズ94を装着しかつこれからこのレンズを取外し可 能とし、そのTTRよりも高温のときに、突片82がリング84により管状部8 0からロック解除されかつこれにロックされるのと同様な態様で管状部92の先 端部の内孔内の所定位置でレンズ94をロックするためにリング96を使用する ことも望ましい。その代わりに、管状部92の先端部は、形状記憶材料から形成 可能であり、レンズ94を所定位置に変化可能にロックするために調整すること ができる。 リング96は好適な手段で一対のピンセットアーム98,99を装着する。1 つの実施の形態において、ピンセットアーム98,99は、送出チューブ91内 に配置されたときに、把持する態様で閉じ(第11A図参照)、送出チューブ9 1から出たときに、広げられた態様で開く(第11B図参照)。アーム98,9 9の一方または双方は、超弾性材料またはその他の好適な材料から形成可能であ り、アーム98,99は通常の形状を有することができる。器具90に、中間管 状部22の内孔24に管状部92を挿通させることにより、第2B図に示す態様 と同様な態様で操縦性を付加することができる。更に、器具90の光ファイバは 、焼灼、切断および穿孔用の高パワーレーザビームを誘導することができる。ま た、他のツールをピンセットアーム98,99の代わりにリング96に装着する ことができる。たとえば、ナイフブレードまたはその他のブレードがリング96 に装着可能である。 第7図に示すものと同様な中空管状部に、吸引した体内物質を挿通するための 十分な大きさの内孔を設けることができる。これは、管状部を真空源(図示せず )に流体移送連通させることにより達成することができる。本明細書中で開示さ れている本発明の原理による管状部の先端を操縦できることにより、吸引作業は 容易化される。この器具は、手術を行うに際し、器具70のような多目的器具の 一部として有用である。 本発明の光ファイバー器具は、患者からの不所望な体内物質の除去を含む種々 の手術において補助するために、診断処置において補助するために、または、何 らかの理由から使用することができる。また、多数の他の処置を行うために、他 のツール、たとえば、組織を切断するための光ファイバレーザまたはナイフブレ ド、歯から歯石を除去するための切屑ツール、または、超音波処置(たとえば、 腎臓結石の粉砕)のための振動ワイヤを、送出チューブに挿通することができる 。 上記本発明の概括的原理の開始および前述の詳細な説明から、当業者は本発明 が可能な種々の変更を容易に理解するであろう。よって、発明の範囲は、添付の 請求の範囲およびその同等物によってのみ限定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年5月28日 【補正内容】 明細書 内視鏡形処置用器具発明の分野 本発明は、内視鏡形処置で有用な器具、特に、関節鏡、気管内および腹腔鏡処 置のような内視鏡利用の診断および外科処置で有用な医療/歯科用器具に関する 。発明の背景 外科およびその他の医療手術は患者の体内の深部で行われる場合が多い。過去 においては、この医療処置を行う唯一の方法は、患者の体内に十分大きな切開部 を形成して手術部位を十分に露出し、外科医が直接アクセス可能とすることであ った。しかし、この手術は、一般的に、長期間の回復期間を必要としかつ患者に 大きな痛みと苦痛とを生じる大きな外傷を患部組織に生じた。医業における技術 的進歩に伴い、これらの医療手術のより多くのものが、より傷害を生じない内視 鏡処置(たとえば、関節鏡および腹腔鏡処置)および同様な処置を利用して行わ れている。一般的に、内視鏡処置は、ツールを挿通可能な内孔を有する送出チュ ーブを備える器具を使用することを含んでいる。医療処置に応じて、送出チュー ブは、種々の形状(たとえば、直線、曲線など)を有することができ、剛性また は可撓性を有することができる。この器具の場合、送出チューブは、通常、比較 的小さな切開部またはボディオリフィスを通しておよび体腔または中空器官を通 して患者の体内の所望の部位まで挿入される。このように、患者の体に対する外 傷は、一般的に、送出チューブの挿入路に沿う周囲の組織に限定される。このよ うな内視鏡器具のうちの或るものは、光ファイバシステムを含んでいる。光ファ イバによる画像伝送が、人体内部を観察する医療用器具および種々の他の応用例 において幅広く用いられている。この器具は、診断目的のためにおよび手術中に おける観察のために使用されていた。また、焼灼、切断および穿孔のための高パ ワーレーザビームを搬送するために光ファイバが開発された。この器具の場合、 光ファイバに取付けられたレンズは、剛性送出チューブを通って患者の体内の所 望の部位まで挿入される。しかし、このレンズは、この部位に達すると、一般的 はなく腫瘍を取り囲む傾向を有する。腫瘍は、探知ワイヤで囲まれるために、通 常のX線のような外部画像システムを使用して探知するのがより容易である。こ のワイヤ探知具は一定の成功を収めたが、腫瘍を探知するこの器具の能力を改善 する必要は以前として存在する。 ドイツ国特許出願第4136861号明細書は、僅かな傷害しか生じない外科 用器具を記載し、その先端部はツールを取り付け可能である。この先端部は可動 であり、残りの部分から離隔する方向に湾曲している。この先端部は、形状記憶 合金から形成可能であり、直線状の送出チューブを貫通させて挿入することがで きる。 欧州特許出願第0481585号明細書は、拘束されていないときに、ヘリカ ルコイル形状を有する超弾性金属合金から形成された先端部を備える触知するこ とができない胸部障害を限局化する医療装置を記載する。 欧州特許出願第0566280号明細書は、形状記憶合金の管状部材内に挿入 される光ファイバを結合する方法を記載する。この管状部材は、その後、加熱さ れてその断面面積を減少し、ファイバを結合する。発明の概要 本発明の目的は、容易に操作して種々の角度に向けることができる内視鏡形光 ファイバシステムを提供することである。 上記発明の関連する目的は、歯根管のような小径体腔または血管のような中空 器官を通ってアクセス可能な部位または歯根の回りのような湾曲したあるいは蛇 行した路の端部の部位を含む患者の体内の種々の部位に達することができる器具 を提供することである。 上記発明の別の関連する目的は、患者の体内の種々の部位を目で観察可能に検 査する器具を提供することである。 上記発明の他の関連する目的は、高パワーレーザビームを使用して患者の体内 の部位で種々の処置を行う器具を提供することである。 本発明の他の目的は、挿入路に沿い位置する組織に対する外傷は制限しつつ患 者の体内の位置で縫合するのに適する医療器具を提供することである。 上記発明の関連する目的は、小径体腔または中空器官を通ってアクセス可能な 位置を含む、患者の体内の達するのが困難な位置で縫合するのに適する医療器具 を提供することである。 本発明の他の目的は、外部画像システムを使用して患者の体内の癌腫瘍または 同様な塊をより良く探知する医療器具を提供することである。 本発明の別の発明は、光ファイバシステムおよび1つないしそれ以上のその他 のツールの同時使用を許容する医療器具を提供することであり、これらのツール のそれぞれは、関節鏡、気管内および腹腔鏡処置のような内視鏡処置の際に、患 者の体内の部位で容易に操作または操縦することができる 広義において、本発明は、超弾性特性を示す材料製の壁部を有する管状部と、 この管状部が挿通する内孔を有する送出チューブとを含む器具である。この器具 は、医療および非医療処置で使用するのに適している。壁部材料の超弾性特性は 、 同様な利点を有している。 本発明の原理による医療器具の他の実施の形態において、管状部は、患者の体 内で縫合するための外科用針の形状に形成される。管状部の先端部は、縫合を容 易とする外科用針の通常のC字形状またはその他の屈曲または湾曲形状を有する ことができ、その先端は尖端形状に形成されている。この外科用針は、その超弾 性特性のために、永久歪を展開せずに、(すなわち、大きな永久変形を生ずるこ となく、)送出チューブを挿通するときに、直線状を維持することができる。送 出チューブ内でこのほぼ直線状の状態にあるときに、外科用針は、挿入路に沿い 大きな外傷を生ずることなく、従来よりも狭い通路を通って縫合部位に搬送可能 である。外科用針(すなわち、管状部)は、縫合部位にあるときに、送出チュー ブの先端部を出て、縫合のための当初の屈曲または湾曲形状に戻る。管状針部の 形状は変化可能であるので、縫合は送出チューブに対して種々の角度および向き で行うことができる。縫合糸またはワイヤは管状部の内孔内に作動可能に配置さ れ、管状針を除去したときに縫合を形成する位置に保持される。 本発明の他の実施の態様において、管状部は、従来の探知ワイヤと同様な態様 で送出チューブを出たときに、癌腫瘍または同様な塊の回りに巻き付けることが できる。しかし、腫瘍または同様な塊を探知する蓋然性を改善するために、管状 部の内孔は、腫瘍塊の回りの領域に放射線不透性またはその他の好適な染料を注 入し、X線機械のような外部の画像システムを使用してこれを探知するのを容易 とするために使用される。 ある場合において、器具の少なくとも一部は、患者の体内へのより優れかつよ り容易な挿入を可能とするために、湾曲形状に湾曲させることができる超弾性材 料から形成されるのが望ましい。たとえば、器具の少なくとも一部は、体温より 高いオーステナイトへの変態温度を有する形状記憶合金から形成され、したがっ て、使用の際、マルテンサイト構造にある。この部材は、所望の湾曲に形成され た後、たとえば、殺菌のために、したがって、次の処置のための当初の形状を回 復するために加熱されるまで、この変形形状を保持する。マルテンサイト構造の 超弾性材料を使用する1つの利点は、事前の湾曲により永久変形しないことであ る。マルテンサイト部材は、器具の長手方向軸線に沿い配置された別体のシャフ トまたは管状部の少なくとも一部とすることができる。 本発明による複数の器具は、長手方向に沿い併置された状態で2つまたはこれ 以上の送出チューブを固定することにより組合わせることができる。この複数の 送出チューブは、このように一体的に結合することにより、2つまたはこれ以上 の通路ではなく、患者の体内または対象物を通る単一の切開部、空洞部、中空器 官またはその他の通路を挿通することができる。 本発明の上記およびその他の目的、特徴および利点は、詳細な説明および添付 図面を参照したときに明らかとなるであろう。図面の簡単な説明 第1図は、光ファイバ管状部が送出チューブ内に完全に後退した状態の本発明 側面断面図であり、 第11B図は、管状部が部分的に延びかつピンセット部材が送出チューブから 延び、開状態の第11A図の器具の側面断面図である。発明の詳細な説明 下記説明において、記載を単純化するために適切である場合、同じ参照番号を 同様な構成部品に使用している。 第1図から第3図を参照すると、本発明の光ファイバを備える医療器具10は 、超弾性特性を呈する材料から形成された壁部13を有する管状部と、この管状 部12が貫通する内孔15を有する送出チューブ14とを含んでいる。管状部1 2は、この管状部12の長手方向を貫通する光ファイバ束18に操作可能に結合 された光ファイバレンズ16を装着する先端部17を有する。光ファイバ束18 は複数の照明用光ファイバ18bで囲まれた中央画像伝送ファイバ18aを含ん でいる。光ファイバレンズおよびファイバ束の構造は当該技術分野で周知であり 、したがって、本明細書中では詳細に記載しない。たとえば、それぞれその全体 が参考用に記載されている米国特許第5073048号および第5190028 号明細書を参照されたい。管状部12の先端部17は、送出チューブ14の先端 部から出たときに(すなわち、拘束されていないときに)、送出チューブ14内 に残っている管状部12の残部の長手方向軸線20に対して屈曲または湾曲して いる。管状部12の先端部17が送出チューブ14内に完全に後退したときに、 その形状は送出チューブ14の形状に対応するように拘束される。送出チューブ 14は管状部12をその拘束された形状に維持するに十分な剛性を有している。 先端部17は送出チューブ14から出たときに所定の角度で屈曲する。管状部1 2は、超弾性構造体を形成するための公知技術により形成可能であり、その先端 部17が屈曲する角度は送出チューブ14を出入りするときに変化する。更に、 その壁部は十分な剛性の超弾性材料から形成されているので、管状部12、特に 、その先端部17は、360°の弧内の周囲領域を観察するために、軸線20の 回 つの実施の形態において、ピンセットアーム98,99は、送出チューブ91内 に配置されたときに、把持する態様で閉じ(第11A図参照)、送出チューブ9 1から出たときに、広げられた態様で開く(第11B図参照)。アーム98,9 9の一方または双方は、超弾性材料またはその他の好適な材料から形成可能であ り、アーム98,99は通常の形状を有することができる。器具90に、中間管 状部22の内孔24に管状部92を挿通させることにより、第2B図に示す態様 と同様な態様で操縦性を付加することができる。更に、器具90の光ファイバは 、焼灼、切断および穿孔用の高パワーレーザビームを誘導することができる。ま た、他のツールをピンセットアーム98,99の代わりにリング96に装着する ことができる。たとえば、ナイフブレードまたはその他のブレードがリング96 に装着可能である。 第7図に示すものと同様な中空管状部に、吸引した体内物質を挿通するための 十分な大きさの内孔を設けることができる。これは、管状部を真空源(図示せず )に流体移送連通させることにより達成することができる。本明細書中で開示さ れている本発明の原理による管状部の先端を操縦できることにより、吸引作業は 容易化される。この器具は、手術を行うに際し、器具70のような多目的器具の 一部として有用である。 本発明の光ファイバー器具は、患者からの不所望な体内物質の除去を含む種々 の手術において補助するために、診断処置において補助するために、または、何 らかの理由から使用することができる。また、多数の他の処置を行うために、他 のツール、たとえば、組織を切断するための光ファイバレーザまたはナイフブレ ド、歯から歯石を除去するための切屑ツール、または、超音波処置(たとえば、 腎臓結石の粉砕)のための振動ワイヤを、送出チューブに挿通することができる 。 請求の範囲 1.超弾性特性を示す材料製の壁部で形成された内孔を有する第1管状部と、 この第1管状部を貫通させて受入れる内孔を形成する壁部を有する第1送出チュ ーブと、この第1送出チューブの内孔に出入りさせかつ挿通させて第1管状部を 移動する作動機構とを備え、この第1管状部は、その壁部が第1送出チューブの 内孔内にあるときに、ほぼ直線状であり、かつ、その壁部が第1送出チューブの 外側に配置されたときに、患者の体内で少なくとも1つの処置を行うための手術 に適した屈曲または湾曲形状を有する、患者の体内で少なくとも1つの処置を行 うための医療/歯科用器具であって、 超弾性特性を示す材料製の部分を有する第2管状部を備え、この第2管状部は 、第1管状部内に同心状に配置され、前記部分が第1管状部の内孔内にあるとき に、ほぼ直線状であり、前記部分が第1管状部の外側に配置されたときに、屈曲 または湾曲した形状を有し、前記作動機構は、前記送出チューブの内孔に出入り しかつ挿通する第1管状部の動きとは独立して、第2管状部を第1管状部の内孔 に出入りさせかつ挿通させることが可能である、ことを特徴とする器具。 2.第2管状部は、ツールを装着する屈曲可能なシャフトを備え、第1管状部 の内孔は、ツールを貫通装着したシャフトを摺動可能に受入可能である請求の範 囲第1項に記載の器具。 3.第2管状部は、超弾性特性を示す材料製の壁部で形成される内孔を有する 請求の範囲第1項に記載の器具。 4.管状部は、送出チューブの外側に配置されたときに、患者の体内を縫合す るための、尖端と好適な針状形状の先端部を有する請求の範囲第3項に記載の器 具。 5.縫合糸またはワイヤが、管状部の内孔内に作動可能に配置される請求の範 囲第4項に記載の器具。 6.管状部は、送出チューブを出たときに、腫瘍あるいは同様な塊の回りに巻 き付けるのに適し、第2管状部の内孔は、患者の体内に配置されたときに、外部 画像システムにより検知可能な染料源と、流体移送連通する請求の範囲第3項に 記載の器具。 7.管状部は、ツールを装着する先端部を有する請求の範囲第3項から請求の 範囲第6項のいずれか一項に記載の器具。 8.管状部の先端部は、所定の変態温度範囲を有する形状記憶材料製の可変ロ ック部材を備え、この可変ロック部材は、変態温度範囲よりも低温のときに、先 端部に少なくとも1つのツールを装着しかつこれから取外し可能で、変態温度範 囲よりも高温のときに、先端部の所定位置に装着された少なくとも1つのツール をロックする請求の範囲第1項から請求の範囲第7項のいずれか一項に記載の器 具。 9.可変ロック部材は、管状部の先端部を形成する壁部である請求の範囲第8 項に記載の器具。 10.可変ロック部材は、変態温度範囲よりも低温で拘束されてないときに、管 状部の先端部の外径よりも大きい内径を有し、変態度範囲よりも高温で外径より も小さな内径を有するリングである請求の範囲第8項に記載の器具。 11.超弾性特性を示す材料製の壁部で形成された内孔を有する第1管状部を有 し、この管状部はツールを装着する先縁部を持ち、更に、この第1管状部を貫通 させて受入れる内孔を形成する壁部を有する第1送出チューブと、この第1送出 チューブの内孔に第1管状部を出入りさせかつ挿通させる作動機構とを備え、こ の第1管状部は、その壁部が第1送出チューブの孔内にあるときに、ほぼ直線状 であり、かつ、その壁部が第1送出チューブの外側に配置されたときに、患者の 体内で少なくとも1つの処置を行うための手術に適した屈曲または湾曲形状を有 する、患者の体内で少なくとも1つの処置を行うための医療/歯科用器具であっ て、 管状部の先端部は、所定の変態温度範囲を有する形状記憶材料製の可変ロック 部材を備え、このロック部材は、変態温度範囲よりも低温のときに、先端部にツ ールを装着しかつこれから取外し可能で、変態温度範囲よりも高温のときに、先 端部に装着されたツールを所定位置でロックするように作動可能で、この可変ロ ック部材は、変態温度範囲よりも低温で拘束されてないときに、先端部の外径よ りも大きな内径を有し、変態温度範囲よりも高温で外径よりも小さな内径を有す るリングである、器具。 12.管状部は、内孔に挿通配置された光ファイバを有する請求の範囲第3項か ら請求の範囲第11項のいずれか一項に記載の器具。 13.管状部の内孔は、吸引した体内物質を挿通するのに適したサイズであり、 真空圧源と流体移送連通する請求の範囲第3項から請求の範囲第12項のいずれ か一項に記載の器具。 14.管状部は、直線状のときにほぼ直線状の長手方向軸線を有し、長手方向軸 線から所定角度に屈曲あるいは湾曲したときに屈曲または湾曲形状を有し、この 角度は、管状部の移動範囲を変えることにより変更可能であり、この管状部は、 十分剛性で、管状部の先端部を長手方向軸線の回りに回転可能とする請求の範囲 第1項から請求の範囲第13項のいずれか一項に記載の器具。 15.管状部の湾曲形状は、コイル状形状である請求の範囲第1項から請求の範 囲第13項のいずれか一項に記載の器具。 16.それぞれが少なくとも1つの対応する管状部を持つ複数の送出チューブを 備え、これらの送出チューブは、互いに長手方向に併置された位置に固定され、 それぞれの管状部は、その対応する送出チューブの外側に配置されたときに、屈 曲あるいは湾曲した形状を有する請求の範囲第1項から請求の範囲第15項のい ずれか一項に記載の器具。 17.第1送出チューブに沿う長手方向に併置された位置に固定された第2送出 チューブを備える請求の範囲第1項から請求の範囲第16項のいずれか一項に記 載の器具。 18.ツールは、光学レンズと、ブレードと、ピンセットと、ドリルバイトと、 針と、鉗子と、はさみと、超音波振動ツールとからなるツール群の1つである請 求の範囲第7項から請求の範囲第11項または請求の範囲第17項のいずれか一 項に従属したときの請求の範囲第7項から請求の範囲第11項のいずれか一項ま たは請求の範囲第12項から請求の範囲第16項のいずれか一項に記載の器具。 19.ツールは、壊死組織切除と、切開と、切屑リーミングと、切断とからなる 目的群の少なくとも1つに対応して操作可能な少なくとも1つの自由エッジを有 する請求の範囲第18項に記載の器具。 20.ツールは、超弾性特性を示す材料から形成されたナイフブレードであり、 このナイフブレードは、送出チューブの内孔内に配置されたときにほぼ直線状で あり、このブレードが拘束されてないときに屈曲あるいは湾曲している長手方向 軸線を有する請求の範囲第18項または請求の範囲第19項に記載の器具。 21.器具の先端部に、安定した非直線状形状に屈曲可能な部分を更に備える請 求の範囲第1項から請求の範囲第20項のいずれか一項記載の器具。 22.屈曲可能な部分は、周部の体温よりも高温のオーステナイトへの変態温度 を有する形状記憶合金で形成される請求の範囲第21項に記載の器具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UZ,VN 【要約の続き】 より離れかつ達するのがより困難な位置に送出すること ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者の体内で少なくとも1つの処置を行うための医療/歯科用器具であっ て、 超弾性特性を示す材料製の壁部で形成された内孔を有する第1管状部と、 この第1管状部を貫通させて受入れる内孔を形成する壁部を有する第1送出チ ューブと、 この第1送出チューブの内孔に出入りさせかつ挿通させて第1管状部を移動す る作動機構とを備え、 前記第1管状部は、その壁部が前記第1送出チューブの内孔内にあるときに、 ほぼ直線状であり、その壁部が前記第1送出チューブの外側に配置されたときに 、患者の体内で少なくとも1つの処置を行うための手術に適した屈曲または湾曲 形状を有する、器具。 2.前記管状部は、先端部を有し、光ファイバが前記管状部の内孔を挿通配置 され、前記光ファイバは、患者の体内を観察するために、前記管状部を通って前 記先端部から画像を伝送するために作動可能である請求の範囲第1項に記載の器 具。 3.前記送出チューブは、先端部を有し、前記管状部は、前記送出チューブの 内孔内に配置されたときに、ほぼ直線状の長手方向軸線を有し、前記管状部は、 前記送出チューブの外側に配置されたときに、前記長手方向軸線から所定の角度 で屈曲または湾曲し、この角度は、前記管状部が前記送出チューブの先端部の外 側に配置される範囲を変えることにより変更可能であり、この管状部は、十分剛 性で、管状部の先端部を前記長手方向軸線の回りに回転可能とする請求の範囲第 2項に記載の器具。 4.前記管状部は、前記送出チューブの外側に作動可能に配置されたときに、 コイル状形状を有する請求の範囲第2項に記載の器具。 5.前記管状部の先端部は、光ファイバと光連通する少なくとも1つの光ファ イバレンズを装着し、この先端部は、所定の変態温度範囲を有する形状記憶材料 製の可変ロック部材を備え、このロック部材は、前記変態温度範囲よりも低温の ときに、先端部にツールを装着しかつこれから取外し可能で、前記変態温度範囲 よりも高温のときに、先端部に装着された前記少なくとも1つのツールを所定位 置でロックするように作動可能である、請求の範囲第2項に記載の器具。 6.前記可変ロック部材は、内径を有するリングであり、前記管状部の先端部 は、このリングを受入れるための外径を有し、前記内径は、前記変態温度範囲よ りも低温で拘束されていないときに、前記外径より大きく、前記内径は、前記変 態温度範囲よりも高温のときに、前記外径より小さい、請求の範囲第5項に記載 の器具。 7.前記管状部は、挿通配置された光ファイバと先端部とを有し、この光ファ イバは、前記先端部から高パワーレーザビームを伝送するように作動可能である 、請求の範囲第1項に記載の器具。 8.前記管状部は、前記送出チューブの外側に配置されたときに、患者の体内 を縫合するための、尖端と好適な針状形状の先端部を有する請求の範囲第1項に 記載の器具。 9.縫合糸またはワイヤが、前記管状部の内孔に作動可能に配置される、請求 の範囲第8項に記載の器具。 10.前記管状部は、前記送出チューブを出たときに、腫瘍あるいは同様な塊の 回りに巻き付けるのに適し、この管状部の内孔は、患者の体内に配置されたとき に、外部画像システムにより検知可能な染料源と、流体移送連通する請求の範囲 第1項に記載の器具。 11.前記管状部の内孔は、吸引した体内物質を挿通するのに適したサイズであ り、真空圧源と流体移送連通する請求の範囲第1項に記載の器具。 12.複数の管状部と対応する送出チューブとを含み、これらの送出チューブは 、互いに長手方向に併置された位置に固定され、それぞれの管状部は、その対応 する送出チューブの外側に配置されたときに、屈曲あるいは湾曲した形状を有す る請求の範囲第1項に記載の器具。 13.前記第1送出チューブに沿い長手方向に併置された位置に固定された第2 送出チューブを含み、前記管状部は、挿通配置された光ファイバと先端部とを有 し、この光ファイバは、患者の体内を観察するために、前記管状部を通って前記 先端部から画像を伝送するのに適している請求の範囲第1項に記載の器具。 14.前記第2送出チューブは、ツールを挿通させて摺動可能に受入れるのに適 した内孔を有する請求の範囲第13項に記載の器具。 15.前記ツールは、ブレードと、ピンセットと、ドリルバイトと、針と、鉗子 と、はさみと、超音波振動ツールとからなるツール群の1つである請求の範囲第 14項に記載の器具。 16.前記管状部は、ツールを装着する先端部を有する請求の範囲第1項に記載 の器具。 17.前記ツールは、その送出チューブから延びたときに、壊死組織切除と、切 開と、切屑リーミングと、切断とからなる目的群の少なくとも1つに対応して操 作可能な少なくとも1つの自由エッジを有する請求の範囲第16項に記載の器具 。 18.前記ツールは、超弾性特性を示す材料から形成されたナイフブレードであ り、このナイフブレードは、前記送出チューブの内孔内に配置されたときにほぼ 直線状であり、このブレードが前記送出チューブの外側に配置されたときに屈曲 あるいは湾曲している長手方向軸線を有する請求の範囲第16項に記載の器具。 19.前記ツールは、ブレードと、ピンセットと、ドリルバイトと、針と、鉗子 と、はさみと、超音波振動ツールとからなるツール群の1つである請求の範囲第 16項に記載の器具。 20.前記管状部の先端部は、所定の変態温度範囲を有する形状記憶材料製の可 変ロック部材を備え、このロック部材は、前記変態温度範囲よりも低温のときに 、前記先端部にツールを装着しかつこれから取外し可能で、前記変態温度範囲よ りも高温のときに、前記先端部に装着されたツールを所定位置でロックするよう に作動可能である、請求の範囲第16項に記載の器具。 21.前記可変ロック部材は、前記管状部の先端部を形成する壁である請求の範 囲第20項に記載の器具。 22.前記可変ロック部材は、内径を有するリングであり、前記管状部の先端部 はこのリングを受入れるための外径を有し、前記内径は、前記変態温度範囲より も低温で拘束されてないときに、前記外径よりも大きく、前記内径は、前記変態 温度範囲よりも高温で前記外径よりも小さい請求の範囲第20項に記載の器具。 23.超弾性特性を示す材料製の壁部で形成された内孔を有する第2管状部を備 え、この第2管状部は、前記第1管状部内に同心状に配置され、その壁部が前記 第1管状部の内孔内にあるときに、ほぼ直線状であり、その壁部が前記第1管状 部の外側に配置されたときに、屈曲または湾曲した形状を有し、前記作動機構は 、前記送出チューブの内孔に出入りしかつ挿通する前記第1管状部の動きとは独 立して、前記第2管状部を第1管状部の内孔に出入りさせかつ挿通させることが 可能である、請求の範囲第1項に記載の器具。 24.前記ツールは、ブレードと、ピンセットと、ドリルバイトと、針と、鉗子 と、はさみと、超音波振動ツールとからなるツール群の1つであり、前記管状部 の先端部は、管状部の内孔を貫通配置された光ファイバと光連通する少なくとも 1つの光ファイバレンズも装着する請求の範囲第16項に記載の器具。 25.ツールを装着する屈曲可能なシャフトを備え、前記管状部の内孔は、ツー ルを貫通装着した前記シャフトを摺動可能に受入可能である請求の範囲第1項に 記載の器具。 26.前記ツールは、ドリルバイトである請求の範囲第25項に記載の器具。 27.光ファイバを通って画像を伝送する器具であって、 先端部と、超弾性特性を呈する材料から形成されかつ光ファイバを挿通配置し た内孔を形成する壁部とを有する第1管状部を備え、この光ファイバは、この第 1管状部を通って前記先端部から画像を伝送するために作動可能であり、さらに 、 前記第1管状部を挿通させて受入れるための内孔を形成する壁部を有する第1 送出チューブと、 前記第2送出チューブの内孔に出入りさせかつ挿通させて前記第1管状部を移 動する作動機構とを備え、 前記第1管状部は、その壁部が前記第1送出チューブの内孔内にあるときに、 ほぼ直線状であり、かつ、その壁部が前記第1送出チューブの外側に配置された ときに、屈曲または湾曲形状を有する、器具。
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