JPH0759724A - 手持内視鏡 - Google Patents

手持内視鏡

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JPH0759724A
JPH0759724A JP6122792A JP12279294A JPH0759724A JP H0759724 A JPH0759724 A JP H0759724A JP 6122792 A JP6122792 A JP 6122792A JP 12279294 A JP12279294 A JP 12279294A JP H0759724 A JPH0759724 A JP H0759724A
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JP6122792A
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George H Middle
エィチ.ミドル ジョージ
Edward Evans
エバンズ エドワード
Craig Purdy
パーディ クレイグ
Allen Freiman
フライマン アレン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外科手術中での部位の検査手段を提供すると
共に、後退可能な工具で種々の外科手術を実施可能な内
視鏡を提供すること。 【構成】 内視鏡10は光ファイバスコープ組立体とプ
ローブ12とを備え、照明用光ファイバがイメージガイ
ドに沿って前記プローブを貫通する。このプローブは、
選択的にプローブの外端部から延ばしまたはプローブ内
に後退させることができる外科用工具34も収容してい
る。プローブは洗浄液を治療部位に供給しまたは治療部
位から除去するための通路も収容可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療診断および治療装
置に係わり、特に、患者の内部部位を検査しかつ治療す
るために使用される手持内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】歴
史的に、患者の体内組織または関節の診断および治療に
は、患者に対し非常に荒々しい外科手術を施す必要があ
る場合が多かった。ごく最近になって、かなり非損傷的
な手法である内視鏡的治療法を使用することにより、こ
れらの部位の内部検査を可能とする技術および装置が開
発された。内視鏡はイメージング(映像)装置を収容す
る細長いプローブを含んでいる。イメージング装置はプ
ローブを介して接眼レンズまたはビデオ・ディスプレイ
・スクリーンに接続されている。内視鏡的治療法は、検
査される関節またはその他の部位内にプローブを挿入
し、その後、接眼レンズを介してまたはビデオ・ディス
プレイ・スクリーン上で上記部位を検査する手順を含
む。
【0003】現在、別に切開を施して治療される部位に
細い切断具を挿入することにより、比較的非損傷的な外
科手術を施し、その後、その切断具で必要な外科手術を
施すことも可能である。外科手術の経過は検査用の上記
内視鏡を介して医師により観察される。この観察は接眼
レンズを介してまたはビデオ・ディスプレイ・スクリー
ン上で行うことが可能である。
【0004】この手法は被治療部位に対する2つの入口
点を必要とし、一方の入口点は内視鏡用であり、他方は
切断具用である。これらの挿入用切開部は比較的小さい
が、部位に痛みを残す結果となり、器具または手術後の
汚染による感染の危険性を生じる。更に、関節またはそ
の他の部位に複数の器具を挿入し、その後それらの器具
を操作することの結果として避けることができない患者
体内への創傷を生じる。
【0005】更に、複数の器具の挿入および操作は医師
には扱いにくい場合があり、内視鏡を操作して切断具に
より実施される手術を有効に観察することは困難な場合
がある。この扱い難さは、使用される外科用工具(ツー
ル)が、常に露出し周囲の組織を不注意による裂傷の危
険にさらす切断形状を有する場合に、特に不都合であ
る。最後に、使い捨て型として設計されていない内視鏡
および切断具は使用前に殺菌消毒されなければならず、
複数の器具を使用することは殺菌消毒の負担を増大させ
ることを意味する。
【0006】従って、本発明の目的は、外科手術中での
部位の検査手段を提供すると共に、後退可能な工具(ツ
ール)で種々の外科手術を実施可能な内視鏡を提供する
ことである。本発明の他の目的は、治療部位を照明する
手段とその部位を観察する手段と外科治療を実施するた
めの手段を全て1の器具に備える内視鏡を提供すること
である。本発明の更に他の目的は、製造費が相対的に安
くかつ使用するのが比較的容易でコスト的に有効な内視
鏡を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の単なる例示であ
る好ましい実施例において、携帯型内視鏡は細長いプロ
ーブが取り付けられた手持スコープ組立体を有してい
る。プローブはほぼ円筒状のハンドル組立体に装着され
ている鋼製管状ニードルを含んでいる。このニードル
は、治療部位の照明、観察および治療を容易にするため
にその先端の複数の開口に至る複数の貫通通路を有す
る。外科用工具は1の通路に組み込まれてスコープニー
ドル先端の1の開口を通って伸長されまたはこの開口内
に後退する。内視鏡は直接切開部を介して患者の治療部
位内に挿入することができまたは切開部内に挿入された
中空管状カニューレ(すなわち、カヌラ)を介して挿入
することができる。
【0008】治療部位を照明するために、複数の照明用
光ファイバがスコープニードルの1の通路内に永久的に
装着され、このニードルを通って先端の開口から器具の
基端のスコープまで延びている。これらのファイバの基
端はクオーツ・ハロゲンランプのようなスコープ内の好
適な光源からの光で照明される。この光源の位置は器具
の外部とすることも可能であり、光は好適な光ケーブル
により照明用ファイバに伝送される。この光源からの光
は照明用ファイバによりスコープニードル先端の開口ま
で伝送され、検査されかつ治療される部位を照明する。
【0009】円筒状の傾斜屈折率(GRIN)ロッドも
照明用ファイバに沿ってスコープニードル先端の開口に
永久的に装着されている。治療部位の体内組織により反
射された光は円筒状のGRINロッドの先端に入射す
る。この反射された光により形成される像は円筒状のG
RINロッドによりこのGRINロッドの基端上で焦点
が合わされる。
【0010】この像をスコープに戻すために、GRIN
ロッドの基端は光ファイバイメージガイドの先端に取り
付けられる。このイメージガイドはスコープニードルの
1の通路内に永久的に装着され、スコープニードルを通
ってGRINロッドからその基端のスコープに延びてい
る。光ファイバイメージガイドの基端はアイピースの集
光用光学系に接続されまたは取り付けられたカメラ組立
体に装着される。これらの集光用光学系は、像の焦点を
合わせてアイピースで直接観察するために、または、取
り付けられたカメラでビデオ表示するために軸方向に移
動可能である。
【0011】更に、スコープニードルを通る1の通路内
に、所望の種々の形状とすることができる外科用工具ま
たは切断具が組み込まれている。この工具の作動形状は
実施する外科手術に応じて直線状、弧状、先端が尖った
形状または先端が丸まった形状とすることができる。内
視鏡がカニューレと共に使用される場合、その内視鏡を
除去して他の形状の工具を有する他の器具と比較的楽に
交換することができる。切断形状を有する外科用工具の
一部は望むならば、選択的にブレード通路先端の開口か
ら延ばしたりまたは開口内に後退させることができる。
【0012】従って、照明光は光源から発光され、照明
用光ファイバの基端により受け取られ、それらの光ファ
イバによりスコープニードルの開放先端に伝送される。
患者の体腔内に挿入された治療部位のスコープニードル
の先端において、照明光はスコープニードルから出射す
る。この光の一部は治療部位の体内組織により反射さ
れ、この反射された光はGRINロッドの先端により受
け取られる。GRINロッドは治療部位の体内組織の像
としてその基端上で反射光を焦点合わせする。
【0013】この像はその後、光ファイバイメージガイ
ドにより集光用光学系に伝送され、この集光用光学系に
おいて上記像は焦点合わせされ接眼レンズを介してまた
はビデオ・デイスプレイ・チューブ上で観察される。治
療部位の体内組織の像を観察しつつ、医師はその部位を
検査し、適当な治療を決定し、スコープニードルの先端
を通って外科用工具を延ばして必要な外科手術を実施す
ることができる。この外科用工具は、望まない創傷を周
囲の組織に生ぜずに器具を更に操作するのを容易にする
ために、望むならば除去することもできる。
【0014】その構造および操作の双方に関する本発明
の新規な特徴および本発明自体は、添付記載を考慮し
て、同一符号が同一部材を示す添付図面から最も良く理
解されるであろう。
【0015】
【実施例】図1に示すように、内視鏡10はスコープニ
ードルプローブ12を含み、このプローブはほぼ円筒状
のハンドル14に取り付けられ、このハンドルにスコー
プ組立体16も取り付けられている。医師は患者の膝1
8の切開部20内にニードルプローブ12を挿入する。
内視鏡10は、身体の各部位を検査しかつ治療するため
に使用可能であり、応用例に応じて種々の形状の基本部
材を備えることができる。本願において内視鏡は単に例
示として膝の治療用のものが示されている。当該技術分
野において公知なように、切開部20内に直接挿入する
代わりに、切開部20内に直接挿入されるカニューレ
(図示せず)を介して挿入可能であることも当該技術分
野において公知である。
【0016】図2に拡大して示すように、内視鏡10は
細長い中空管状プローブ12を有し、このプローブは先
端22と基端24とを有している。プローブ12の基端
24はハンドル14の先端26に固定されている。スコ
ープインターフェース28がハンドル14に直接取り付
けられ、スコープ組立体16がスコープインターフェー
ス28を介してハンドル14に取り付けられている。当
該技術分野において公知なように、スコープインターフ
ェース28はスコープ組立体16からの照明光をハンド
ル14の部材に送り、治療部位の光学イメージをハンド
ル14からスコープ組立体16に送って表示する。外科
用工具位置決めボタン50が、以下に説明するように、
外科用工具をプローブ12から後退させ、または伸長さ
せるためにハンドル14上に配置されている。使用中、
医師はハンドル14で器具を把持し、プローブ12の先
端22は患者の治療部位内に挿入され、治療部位の像は
スコープ組立体16に接続された接眼レンズまたはビデ
オ・ディスプレイを介して観察することができる。外科
手術が必要な場合、位置決めボタン50を前方に動かし
て外科用工具をプローブ12の先端22から延ばすこと
ができる。
【0017】図3は内視鏡10の一部の更に拡大した図
を示している。プローブ12は管状ニードルのものが示
され、このニードルは複数の長手方向の内部通路44、
45、46、47を有し、その先端22に、対応する開
口を有する。照明用光ファイバ30がプローブ12の長
手方向軸線13にほぼ平行な方向にプローブ12の全長
に亘って延びている。照明用ファイバ30の数、大きさ
および配置は、検査しかつ治療する部位を照明するため
に充分な光をそれらの先端29に伝送する限り、数は1
からいかなる数にも変更可能である。図3に示すよう
に、照明用ファイバ30がプローブ12の通路44の内
径の周りに配置されている。この配置において照明用フ
ァイバ30をプローブ12の内部に永久的に装着する方
法は当該技術分野において公知であり、本発明の一部を
構成しない。同様に、照明用ファイバ30が当該技術分
野において公知なようにプローブ12の基端24を介し
て光源に接続されている。
【0018】図3に、プローブ12の長手方向軸線13
に平行に永久的に組み込まれているGRINロッド32
の先端31も示されている。また、GRINロッド32
またはその他の集光レンズ構造体は、充分な光を集光し
かつ明瞭な像を形成して医師が観察するのに充分なほど
に像を鮮明に焦点合わせする限り、種々の大きさ、形状
および構造とすることができる。当該技術分野において
公知なように、GRINロッド32の基端33が光ファ
イバ37の形態のイメージガイドの先端35に取り付け
られ、光ファイバ37はプローブ12の全長に亘って延
びている。光ファイバ37の基端(図示せず)は、像を
伝送するために通常の方法でスコープ組立体16を介し
て観察装置に接続されている。
【0019】更に図3において、流体通路46、47が
プローブ12の先端22を貫通し、これらの流体通路は
プローブの全長に亘って延びている。通路46は観察部
位から血液または組織を除去するための洗浄流体を治療
部位に導入するために設けることができる。通路47は
治療部位から組織または流体を吸引するために設けるこ
とができる。プローブ12内のこれらの通路は当該技術
分野において周知な手段によりハンドル14に、更にハ
ンドル14を越えて流体を搬送するために好適な流体ダ
クト(図示せず)に接続可能である。
【0020】本発明によれば、図3において、プローブ
12の先端22を越えて延ばすことが可能でありまたは
先端22内に後退可能であるように、通路45に装着さ
れている外科用工具34も示されている。外科用工具3
4はプローブ12の長手方向軸線13にほぼ平行に延び
ている。図3に示されている特定のブレードまたは外科
用工具34はその先端に鋭い尖端40を有する比較的平
坦な刃物(ブレード)である。外科用工具は、その一側
に丸い(鋭くない)縁36を有し、反対側に鋭利な湾曲
切断縁38を有し、双方共、プローブ12の周とほぼ一
致した向きに配向されている。図3に示す外科用工具3
4の実施例は単なる一例として意図されており、本発明
から離脱することなく種々の形状、大きさおよび方向に
形成可能である。
【0021】図4、図5に最も良く示されているよう
に、外科用工具34を通路45から充分な長さ延ばして
切断縁38を露出させることが可能であり、または外科
用工具34を通路45内に後退させて切断縁38および
ポイント40を完全に収容することができる。通路45
は、プローブ12の周とほぼ一致しているのが示されて
いるが、使用される外科用工具の形式により半径方向に
またはその他の態様に配向することができる。図4に示
す外科用工具34の延ばされた位置は工具を使用するた
めに使用され、図5に示す後退した位置は工具が使用状
態にない全ての場合に使用される。
【0022】図6、図7は外科用工具34を延ばしかつ
後退させることができる方法の例を示している。この機
能を達成するための種々の機構は当該技術分野において
周知であり、ここで示されているものは選択された後退
機構の操作の所望の態様を示している。要約すると、外
科用工具34はその有効形状を完全に露出するために延
ばすことが可能でなければならず、その形状が周りの組
織と接触するのを防止するために完全に後退可能でなけ
ればならず、更に、所望の位置でラッチ可能でなければ
ならない。完全に延びた位置と完全に後退した位置との
間で多数の選択可能なラッチ位置を設けることも望まし
いであろう。
【0023】工具34の延長および後退は位置決めボタ
ン50を操作することにより達成され、このボタンの機
能の詳細は図6に示されている。外科用工具34はこの
工具の基端42をソケット56内に挿入することにより
位置決めボタン50に取り付けられ、このソケットにお
いて外科用工具は当該技術分野において公知な保持手段
により保持可能である。ポート58がボタン50を通っ
て設けられ、位置決めボタン50の操作を干渉せずに、
照明用ファイバ30、イメージガイド光ファイバ37、
および流体ダクトの自由な貫通を許容する。ラチェット
機構62はボタン50の側部54内に形成された一連の
ランプとして示され、以下に説明するような調整可能な
ラッチ機構を形成する。上面52は外科用工具34を延
ばしかつ後退するに際し医師により操作される主要面で
ある。
【0024】図7に示すように、位置決めボタン50が
ハンドル14の長手方向に凹部を形成するスロット61
に組み込まれている。位置決めボタン50の側部54の
ラチェット機構62はボタン50の両側に形成されるの
が好ましく、ハンドル14のスロット61両側の同様な
ラチェット機構63と噛み合い、ラチェット機構62の
上面65がラチェット機構63の下面67と嵌合する。
ボタン50の両側54はスロット61と当接してボタン
50の動きをハンドル14のほぼ長手方向に沿って案内
する。ボタン50の前面60がボタン戻しばね66と接
触し、ボタン50がハンドル14の先端26に向けて前
方に動くと、ばね66がボタン50の前面60とスロッ
ト61の前端部との間で圧縮される。ばね66はスロッ
ト61の前端部から離隔する方向に、即ち、後方にボタ
ン50を連続的に付勢する。ボタンラッチばね64はボ
タン50の底部とスロット61の底部との間で圧縮さ
れ、ボタン50を上方に連続的に付勢してラチェット機
構62をラチェット機構63と噛み合わせる。
【0025】図面から分かるように、ボタン50を下方
に押圧するとボタンラッチばね64を更に圧縮し、ラチ
ェット機構62、63を分離する。その後、ボタン50
を前方に押圧すると、ボタン50はスロット61に沿っ
て前方に所望の位置まで移動し、工具34が通路45に
沿って前方に動く。この結果、外科用工具34が所望の
長さだけプローブ12から延びる。反対に、ボタン50
を下方に押圧し、その後、前方への押圧を緩めると、ラ
チェット機構62、63を分離し、ばね66はスロット
61に沿ってボタン50を後方に所望の位置まで移動さ
せる。この結果、外科用工具34は所望の長さだけプロ
ーブ12内に後退する。
【0026】図8は外科用工具を延ばしかつ後退させる
ことができる方法の他の例を示している。位置決めボタ
ン50′は上記のように、ハンドル14′のスロット内
を長手方向に摺動する。ラチェット機構62′は位置決
めボタン50′から延びかつハンドル14′の内部に形
成された一連の移動止め(detents)であるラチ
ェット機構63′と噛み合うばねアームである。外科用
工具34は上記のように位置決めボタン50′に取り付
けられている。ボタン50′をハンドル14′に沿って
長手方向に動かすと工具34を所望のように延ばしまた
は後退させる。
【0027】図9〜図13に示すように、本発明の内視
鏡はその例が図示されかつ34′で表示されている種々
の外科用工具を組み込むことができる。
【0028】本発明の内視鏡10は、患者の膝18の切
開部20内に直接または別体のカニューレを介して挿入
される。プローブ12の挿入中、外科用工具34はプロ
ーブ12内に後退しているのが好ましい。プローブ12
の先端22が検査されかつ治療される部位の近部にある
場合、医師は適切な組織を検査しかつ治療を決定するた
めに部位を観察可能である。外科手術が指示されている
場合、医師は位置決めボタン50を前方に押圧して切断
具34をプローブ12から所望量だけ延ばすことができ
る。その後、ハンドル14を操作して視野と外科用工具
34とを同時に操作し、必要に応じ組織を切断し、探査
しまたは動かすことができる。外科用工具34は常に、
照明された視野内にまたはこの視野に近接して位置決め
されるので、医師は最小の取扱にくさでかつ同時に複数
の器具を操作せずに外科手術の経過を観察することがで
きる。
【0029】異なる外科用工具が必要な場合、内視鏡1
0は切開部から除去し、所望の器具を有する内視鏡で代
えることができる。外科手術が完全な場合、または視野
の操作が望まれる場合、外科用工具34はプローブ12
内に後退させることができる。
【0030】本願で図示しかつ詳細に開示されている、
一体的な後退可能な工具を有する特定の内視鏡は上記目
的を達成しかつ上記利点を提供することは充分に可能で
あるが、それは本発明の現在の好ましい実施例の単なる
一例であり、添付特許請求の範囲に記載されている以外
の制限は本願で示した構造または設計の詳細に対し意図
されていないことが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】意図されている環境における本発明の内視鏡の
斜視図である。
【図2】主要部材を示す、本発明の内視鏡の好ましい実
施例の斜視図である。
【図3】図2に示されている内視鏡のプローブ先端の部
分断面図。
【図4】延ばされた外科用工具を有する、図2に示され
ている内視鏡のプローブ先端の断面図。
【図5】後退した外科用工具を有する、図2に示されて
いる内視鏡のプローブ先端の断面図。
【図6】図2に示されている内視鏡の位置決めボタンの
好ましい実施例の斜視図である。
【図7】例示的ラチェット機構を示す、図2に示されて
いる内視鏡の断面図。
【図8】ラチェット機構の他の実施例を示す、図2に示
されている内視鏡の断面図。
【図9】使用可能な種々の形式の外科用工具の例を示
す、図2に示されている内視鏡のプローブ先端の斜視図
である。
【図10】使用可能な種々の形式の外科用工具の例を示
す、図2に示されている内視鏡のプローブ先端の斜視図
である。
【図11】使用可能な種々の形式の外科用工具の例を示
す、図2に示されている内視鏡のプローブ先端の斜視図
である。
【図12】使用可能な種々の形式の外科用工具の例を示
す、図2に示されている内視鏡のプローブ先端の斜視図
である。
【図13】使用可能な種々の形式の外科用工具の例を示
す、図2に示されている内視鏡のプローブ先端の斜視図
である。
【符号の説明】
10 内視鏡 12 プローブ 14 ハンドル 16 スコープ組立体 18 膝 20 切開部 22 先端 24 基端 28 スコープインターフェース 30,37 光ファイバ 32 GRINロッド 34 外科用工具 36,38 縁 40 尖端 50 ボタン 54 側部 56 ソケット 61 スロット 62,63 ラチェット機構 66 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレイグ パーディ アメリカ合衆国ネバダ州スパークス,サン タ ロサ アベニュー 5285 (72)発明者 アレン フライマン アメリカ合衆国ネバダ州レノ,チェサピー ク ドライブ 11547

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端と先端とを有する強直なプローブ
    と;患者の体内組織を照明するために前記プローブ内に
    固定された照明手段と;患者の体内組織を観察するため
    に前記プローブ内に固定された観察手段と;患者の体内
    組織を治療するために摺動可能に前記プローブ内に装着
    され、前記プローブの先端の開口からその一部を選択的
    に伸長させるためにプローブに対して相対的に摺動可能
    である治療手段と;前記プローブを操作するためにプロ
    ーブに取り付けられた操作手段とを備えた、患者の体内
    組織を検査および治療するための手持内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記照明手段が:前記プローブ内に固定
    され、プローブを通して延在するとともにプローブの先
    端で終了する第1光ファイバと;前記第1光ファイバを
    照明するために前記内視鏡に取り付けられた光源とを備
    える、請求項1に記載の手持内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記観察手段が:検査される体内組織か
    ら反射された光を集光するために、前記プローブの先端
    内に固定された傾斜屈折率ロッドと;前記ロッドに取り
    付けられかつ前記プローブの基端を通って前記ロッドか
    ら延びる第2光ファイバとを備える、請求項1に記載の
    手持内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記治療手段が外科用ナイフであり;前
    記プローブの先端から伸長可能な前記治療手段の一部が
    前記外科用ナイフのブレードである請求項1に記載の手
    持内視鏡。
  5. 【請求項5】 前記ブレードの所望の一部を前記プロー
    ブの先端を越えて伸長させるために、前記外科用ナイフ
    のブレードをプローブに対し選択された長手方向位置に
    位置決めするための位置決め手段を更に備える請求項4
    に記載の手持内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記ブレードの前記選択された長手方向
    位置は、完全伸長位置と完全後退位置との間の複数の中
    間位置を選択可能である請求項5に記載の手持内視鏡。
  7. 【請求項7】 前記位置決め手段が:前記ブレードをプ
    ローブに対する前記選択された長手方向位置に動かすた
    めに、前記操作手段に可動自在に装着されかつ前記外科
    用ナイフに取り付けられた位置決め用ボタンと;前記ブ
    レードを前記選択された長手方向位置でロックするため
    に、前記操作手段に装着されかつ前記位置決め用ボタン
    に接続されたロック機構とを備える請求項6に記載の手
    持内視鏡。
  8. 【請求項8】 前記位置決め用ボタンが前記操作手段に
    摺動可能に装着され;前記ロック機構が前記位置決め用
    ボタンに取り付けられたラチェット機構である請求項7
    に記載の手持内視鏡。
  9. 【請求項9】 基端と先端とを有する細長い強直なプロ
    ーブと;前記プローブを通って前記基端から先端まで長
    手方向に延在する複数の通路と;前記内視鏡に取り付け
    られた光源と;患者の体内組織を照明するために、前記
    光源から前記プローブの先端へ光を伝送する、第1通路
    内に装着された照明用光ファイバと;患者の体内組織か
    ら反射された光を集光するために、前記第1通路内のプ
    ローブの先端に固定された傾斜屈折率ロッドと;前記ロ
    ッドから前記プローブの基端に光を伝送して観察するた
    めに、前記ロッドに取り付けられかつ第1通路内に装着
    された観察用光ファイバと;基端と先端とを有し、第2
    通路内に摺動可能に装着された外科用ナイフと;前記外
    科用ナイフの先端のブレードと;前記外科用ナイフをプ
    ローブに対し選択された長手方向位置に動かして前記ブ
    レードの所望の一部を前記プローブの先端を越えて伸長
    させるために、前記内視鏡に摺動可能に装着されかつ外
    科用ナイフの基端に取り付けられた位置決め用ボタンと
    を備える、患者の体内組織を検査および治療するための
    手持内視鏡。
  10. 【請求項10】 前記プローブを通る前記第1通路内に
    装着された複数の照明用光ファイバを更に備える請求項
    9に記載の内視鏡。
  11. 【請求項11】 前記患者の体内組織を洗浄するため
    に、前記プローブ内を通る第3通路を流体が流れる請求
    項9に記載の内視鏡。
  12. 【請求項12】 前記流体が前記第3通路を通って患者
    の体内に流れ込み;前記流体が前記プローブを通る第4
    通路を通って患者から流出する請求項11に記載の内視
    鏡。
JP6122792A 1993-08-06 1994-06-03 手持内視鏡 Pending JPH0759724A (ja)

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