JPH10503742A - 荷物積載クレーン - Google Patents

荷物積載クレーン

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JPH10503742A
JPH10503742A JP7530049A JP53004995A JPH10503742A JP H10503742 A JPH10503742 A JP H10503742A JP 7530049 A JP7530049 A JP 7530049A JP 53004995 A JP53004995 A JP 53004995A JP H10503742 A JPH10503742 A JP H10503742A
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バウエル ディーテル
ホスレル クラウス
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タックス インジェニュールゲゼルシャフト エムベーハー
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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    • B66C19/00Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
    • B66C19/002Container cranes

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Abstract

(57)【要約】 荷物積載クレーン(10)は、昇降装置(26b、28b)及び荷物積載手段(26c、28c)をそれぞれ有する2つの昇降装置(26、28)を備えるクレーンブリッジ(16)と、少なくとも1つの荷物ピックアップ領域(32o、32u)を有する搬送装置(32)と、コンベヤ装置(64)と、よりなる。水平搬送トラックを、搬送装置(32)側とコンベヤ装置(64)側とに分散させることにより、荷物搬送機(18)の積み上げ及び積み降しの作業サイクルの時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】 荷物積載クレーン 本発明は、搬送方向に延びたクレーンブリッジと、第1昇降装置と、該第1昇 降装置から搬送方向に離れた第2昇降装置と、第1及び第2昇降装置間に配設さ れた搬送装置と、を有し、第1及び第2昇降装置は対応する荷物ピックアップ手 段を有する少なくとも1つの昇降装置を備え、搬送装置及び昇降装置は互いの間 で荷物を交換自在に設計されてなる、荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレ ーンに関する。 このような荷物積載クレーンは、例えばドイツ特許19 06 212に開示 されている。既知のクレーンは、コンテナ船の積載及び積み降しに使用される。 コンテナ船からの積み降しには、海側台車或いは甲板台車と呼ばれる第1昇降装 置が船舶の荷物容器の中からコンテナを持ち上げ、クレーンブリッジ上を移動す る搬送装置(コンテナの技術用語では「搬送台車」としても知られている)にコ ンテナを搬送する。搬送台車はこのコンテナを、いわゆる陸側台車と呼ばれる第 2昇降装置に陸揚げするために搬送し、その後搬送台車が第1昇降装置まで戻る 間に、陸側台車が陸上にコンテナを降ろす。 例えばコンテナ船のような荷物搬送機を積載及び積み降しするための作業サイ クルの時間は、従来、2つの昇降台車により制限されていた。例えば、コン テナ船を積載する場合、コンテナを下降させ、荷物ピックアップ手段をコンテナ から分離し、荷物ピックアップ手段を別のコンテナに搬送し、荷物ピックアップ 手段をこの別のコンテナに連結し、更にこの追加コンテナを搬送台車に持ち上げ る、といった作業のために甲板台車が必要とする時間は、通常、搬送台車が甲板 台車から陸側台車まで行き、また甲板台車に戻るまでに必要な走行時間(各配送 時間も含む)より長かった。しかし、降ろそうとするコンテナを案内し、荷物ピ ックアップ手段をピックアップしようとするコンテナ上に案内するための昇降台 車及び設備における継続的な技術進歩の結果、各要素間の関連性は搬送台車に不 利なものに変化し、今ではこの搬送台車が作業サイクル時間の制限要因となって いる。 従って、本発明は、一般的な荷物積載クレーンを使用し、例えばコンテナ船の ような荷物搬送機の積載及び積み降しの作業サイクル時間を更に短縮することを 目的とする。 本発明によると、この目的は、第1昇降装置から離れた第2昇降装置側にコン ベヤ装置を搬送方向に設け、該コンベヤ装置及び第2昇降装置を互いの間で荷物 交換自在とし、コンベヤ装置に少なくとも1つの荷物受け渡しステーションを設 けることにより達成される。 第2昇降装置の前後に連結されるコンベヤ装置は、搬送台車によりカバーされ る搬送トラックを短縮し、それに従い甲板台車と陸側台車の間の搬送時間を短縮 し、その結果、荷物積載クレーンの作業サイクル時間も同様に短縮される。 コンベヤ装置の領域内での積載速度及び積み降し速度を加速するために、コン ベヤ装置に、荷物用の受け渡しステーションを備えたコンベヤトラックを少なく とも2つ設けることが提案される。複数の荷物積載クレーンを土台上に横に並べ て配設すべく、少なくとも2つのコンベヤトラックを上下に配設することを提案 する。 例えば、1つのコンベヤトラックに、搬送方向に伸長するレール上で変位可能 なコンベヤプラットホームを設けても良い。簡略化され、且つ製造が安価な実施 例においては、コンベヤプラットホームを固定板より形成し、該固定板をそれに 固定されたローラによりレール上を移動可能としても良い。 コンベヤトラックの少なくとも1つに、それと略平行で、且つ荷物が積載され ていないコンベヤプラットホームを復帰させる復帰トラックを割り当てる場合、 このコンベヤトラックに、復帰トラックを使用して、サイクル的に循環する複数 のコンベヤプラットホームを備えても良い。この方法により、コンベヤトラック は、コンベヤ機能に加え、積載クレーン及び荷物用受け渡しステーションの下流 に連続された搬送手段の平準化のために緩衝域の機能をも同時に得ることができ る。この場合、少なくとも1つのコンベヤプラットホームをコンベヤトラックか ら復帰トラックに、或いはその逆に搬送するために、搬送装置をコンベヤトラッ クと復帰トラックの両端部に設けると有益である。 コンベヤ装置は、荷物積載クレーンを支持する土台の上方に配設されているた め、地上、即ち、積載クレーンを支持する土台上方の空間には遮るものが実 質上ないため、荷物受け渡しステーションの下流に配設された搬送装置に混乱或 いは故障が生じた場合に、この空間を例えば、緊急時のメンテナンスのために使 用することができる。更に、地上に遮るものが実質上ないことにより、緊急貨物 をクレーンからトラックに直接搬送する等の特種な作業を行うことができる。 クレーンを支持する土台とコンベヤ装置との間で荷物の交換するために、例え ば、クレーンに補助昇降装置を設けても良い。この場合、補助昇降装置は搬送方 向に変位可能であるのが望ましい。 第2昇降装置を、搬送方向に変位自在に設計しても良い。これにより、必要な らば、以下に詳述する搬送装置との荷物の交換の場合等に、1つ或いは複数の装 置の幅分、移動させることができる。ここで、第2昇降装置を、クレーンブリッ ジ上に設けられた搬送トラック上で搬送方向に変位可能とすれば、設計が特に簡 単になる。しかし、第2昇降装置は水平駆動を必要としないため、代わりに第2 昇降装置を搬送方向に変位できないように設計しても良く、これによりコストの 削減を計ることができる。積載クレーン上に第2昇降装置を固定することにより 、必要ならば、第1昇降装置に第2昇降装置を通過させることができる。これは 、例えば、旧式の設計のコンテナ船に見られるハッチカバーを取り外すために船 舶港で使用されるコンテナ積載クレーンには有益である。 コンベヤ装置に第2昇降装置の積載ピックアップ手段が接近する前にその手段 が風により振動するのを防ぎ、これによりコンベヤ装置上に或いはコンベヤ 装置からの荷物を正確に荷降ろし或いはピックアップできるように、第2昇降装 置の荷物ピックアップ手段用の荷物積載クレーン上に案内表面を設けることが提 案される。代わりに、或いはこれに加えて、最初からこのような振動運動を実質 的に防ぐために、第2昇降装置の荷物ピックアップ手段用案内手段を積載クレー ンに設けても良い。 積載クレーンとの間の荷物の切り換え搬送をできる限り高速にするために、受 け渡しステーションにおける荷物を、実質的に連続的に運搬する搬送装置により 受け取るか、或いはこの搬送装置へ配送することが提案される。 搬送機に対する荷物の積み上げ及び積み降ろしをするための積載クレーンの作 業サイクルの時間を更に短縮するために、荷物ピックアップ面を備える荷物ピッ クアップ領域を搬送装置に設け、該荷物ピックアップ領域に作動装置を設け、こ れにより、荷物ピックアップ面を、昇降装置のうちの前方のものと荷物を交換す るために、搬送位置と前部作動位置の間で前方向に変位自在にすると共に、昇降 装置のうちの後方のものと荷物を交換するために、搬送位置と後部作動位置の間 で後方向に変位自在とすることを提案する。前方昇降装置を備えた本発明による 貨物積載クレーンの搬送装置の集合を操作するために、搬送装置はこの昇降装置 のすぐ横でブレーキをかける。すると、昇降装置が最上一まで上昇した昇降装置 を有していれば、作動装置は外方に移動して荷物を昇降装置に配送するか、昇降 装置から荷物を受け取る。その後、作動装置は搬送装置に再び戻る。搬送装置は 、その後、或いは同時に他の昇降装置への搬送走行を 開始する。 ここでは作動装置のみを出入りさせる必要があるので、本発明による荷物積載 クレーンでは、荷物を配送或いは受取りのために搬送装置の主要部全体を加速す る必要はない。作動装置のはるかに小さい主要部を加速する方が必要時間の方が 短く、こうすることにより、作業サイクル時間が短くなり、また、大きな主要部 分を加速するために通常は使用しなければならないエネルギーが節約される。更 に、搬送装置及び昇降装置の昇降装置の移動の制御は、別個に、即ち、互いに独 立して達成可能であるため、作動装置付きの搬送装置の設備には制御面でも利点 がある。前記のように、従来の荷物積載クレーンの場合には、搬送装置はそれぞ れの昇降装置の前で制動し、荷物ピックアップ手段が完全に上昇するのを待ち、 最後に昇降装置の下に正確に移動しなければならない。即ち、搬送装置の移動は 、昇降装置の昇降装置の移動と調和していなければならない。本発明によれば、 搬送装置は、昇降装置の横の端部位置内に直接移動する。昇降装置がその端部位 置、即ち、最上位置に到達すると、作動装置は対応する信号に応じて外方に移動 する。 前記搬送装置に、荷物ピックアップ面をそれぞれ有した少なくとも2つの荷物 ピックアップ領域を設け、各荷物ピックアップ領域を、前記各昇降装置と協働さ せて、該昇降装置から前記荷物ピックアップ面に荷物を配送させると共に、前記 荷物ピックアップ面からの荷物を前記昇降装置により受け取る(以下簡略化すれ ば、昇降装置との荷物の交換)ように構成及び/或いは設計することに より、作業サイクル時間を更に短縮しても良い。 単一台車クレーンに関し、専門の貨物業界ではこれをいわゆる二重サイクル作 業に使用することが既に検討されている。これは、荷物搬送機が同時に積載及び 積み降しされる作業、即ち、昇降搬送装置が積み降し対象の荷物を最初にピック アップし、それを積み降ししてからただちに積載対象の荷物をピックアップし、 それを荷物搬送機まで運搬する作業を意味すると理解される。 本発明による上述の搬送装置の設計のため、各昇降装置は、搬送装置に遭遇す るとすぐに、先ず、第1ピックアップ領域において搬送装置の運搬された荷物を 配送し、次いで、これとは独立して、第2ピックアップ領域から搬送装置により 配送される荷物を受取ることができる。従って、昇降装置及び搬送装置は、積載 された状態で遭遇ポイントに到達し、そこでその荷物を交換し、再び積載された 状態で遭遇ポイントを離れる。 少なくとも2つの荷物ピックアップ領域を有する搬送装置のこの実施例により 、両方の昇降装置間での荷物の交換を更に短時間でできるように、前記荷物ピッ クアップ領域の少なくとも1つに作動装置を設け、これにより、前記荷物ピック アップ面を、前記昇降装置のうちの前方のものと荷物を交換するために、搬送位 置(例えば図3aを参照)と前部作動位置(例えば図3bを参照)の間で前方向 に変位自在とすると共に、前記昇降装置のうちの後方のものと荷物を交換するた めに、前記搬送位置と後部作動位置の間で後方向に変位自在とすることが提案さ れる。ここで、一方の装置の大きな質量を移動しなければならな いような荷物の交換に必要とされる移動が大幅に回避され、どこかに移動させよ うとする特定の荷物の小さな質量だけを移動するという事により、時間が節約さ れる結果となる。 作動装置の実施例では、本発明による全てのコンテナ積載クレーンに対し、前 記作動装置に、前記搬送装置に固定された基部を備えた少なくとも1つの伸張自 在な要素と、前記基部に対して入れ子上に伸縮すると共に、前方及び後方に変位 自在な少なくとも1つの入れ子式部材を設けることが提案される。ここで、荷物 ピックアップ面は、基部から離れた入れ子式部材の面より形成しても良い。 代わる実施例では、前記作動装置は、前記ピックアップ領域から突出するレー ル上で、前方及び後方に外に出るように移動自在なプラットホームを備える。こ の実施例は、連続して取付けられたレールにより、特に高い安定性を特徴とする 。 作動装置の別の実施例では、前記プラットホームを固定板より形成し、該固定 板をそれに固定されたローラにより前記レール上で外方に出るよう移動自在とし 、前記荷物ピックアップ面を水平な前記固定板の上面より形成しても良い。この ようなプラットホームを使用すれば、作動装置は更に丈夫で、コンパクトに設計 できる。しかし、原則的に、前記プラットホームを案内部材の周囲に懸回された 無端ベルトより形成し、該案内部材をローラ要素により前記レール上で外方に出 るよう移動自在とし、前記荷物ピックアップ面を水平な前記無端ベ ルトの上部より形成することも可能である。 二重サイクル作動で操作可能なコンテナ積載クレーンにおいて、荷物の交換に 必要なシフト数をできる限り削減するために、搬送装置の第1の実施例では、前 記2つの荷物ピックアップ領域は上下に配設され、その少なくとも下側の荷物ピ ックアップ領域、好ましくは両方の荷物ピックアップ領域が作動装置を備える。 それに代わる搬送装置の実施例では、前記2つの荷物ピックアップ面は、割り 当てられた荷物ピックアップ領域及び前記搬送装置に対して固定されると共に、 前記搬送装置に対する方向性を維持した状態で、略水平な軸線を中心に共に揺動 自在である。 搬送装置の別の実施例では、前記2つの荷物ピックアップ面は、略垂直なシャ フトを中心に回転自在な略水平なターンテーブルに固定される。 少なくとも2つの荷物ピックアップ領域を備えた搬送装置を有する、別の荷物 積載クレーンとして、同様に二重サイクル作業が可能な積載クレーンにおいて、 前記搬送装置は荷物ピックアップ領域を有し、前記各昇降ユニットが荷物ピック アップ手段を備える少なくとも2つの昇降装置にそれぞれ割り当てられ、その内 の各昇降装置は、同じ昇降ユニットに割り当てられた他の昇降装置が荷物をピッ クアップした否かに関わらず、前記荷物ピックアップ領域と協働して荷物を荷物 ピックアップ面に配送すると共に、荷物ピックアップ面から荷物を受け取る。こ れらの方法により、各昇降装置は、搬送装置に遭遇するとすぐに、 先ず、現在は空の荷物ピックアップ手段で、荷物ピックアップ領域の搬送装置に より配送された荷物を受け取ってから、他の荷物ピックアップ手段により運搬さ れる荷物をピックアップ領域内に配送する。従って、コンテナ船等の荷物搬送機 は、同様にして、上記の荷物積載クレーンにより積み上げ、積みを二重サイクル 作業で同時に行うことができる。 上述前記の荷物積載クレーンの全ての実施例において、搬送装置を、搬送方向 に変位可能となるように設計しても良い。これには、カバーされるトラックが3 つ全ての装置間、即ち、2つの昇降装置及び1つの搬送装置間で分散でき、これ に応じて時間が節約されるという利点がある。ここで、クレーンブリッジの長手 方向両端部の間の搬送トラック上で搬送トラックを搬送方向に変位自在とすれば 、特に簡単な設計が得られる。 しかし、代わりに、搬送装置を搬送方向に変位できないように設計することも 可能である。この実施例では、2つの昇降装置に搬送機能が交互に与えられる。 これは、搬送装置を、例えばその下部クレーンブリッジのクロスアームに固定す るという簡単な方法で行われる。しかし、代わりに、積載クレーンを支持する土 台上に搬送装置を搬送方向に略直交する方向に移動自在とすることも可能である 。両方の場合とも、搬送装置を土台に沿った、即ち、台車の走行方向に直交する 方向への移動に、クレーンを追従させることができる。しかし、積載クレーンを 支持する土台に固定することも可能である。 別の観点によれば、本発明は、水平方向に距離を置いて設けられた2つの荷 物積み下ろし領域の間で荷物を搬送する方法であって、前記両荷物積み下ろし領 域において、荷物は持ち上げられて、それぞれ該荷物積み下ろし領域の第1のも のに属する少なくとも1つの荷物ピックアップ搬送装置により第1部分トラック 沿いに搬送されると共に前記荷物積み下ろし領域の第2のものに属する少なくと も1つの荷物ピックアップ輸送装置により第2部分トラック沿いに搬送されてな り、前記第1荷物ピックアップ輸送装置から前記第2荷物ピックアップ輸送装置 への受け渡しが中間キャリヤ装置を用いて前記2つの部分トラック間で行われる ものにおいて、前記第1、第2部分トラックの少なくとも一方に沿った荷物の搬 送を行うため、前記各荷物ピックアップ輸送装置に加えて補足コンベヤ装置が使 用されてなる荷物搬送方法に関する。本発明による上記方法では、補足的なコン ベヤ装置を使用することにより、2つの荷物ピックアップ搬送装置により荷物の 交換に必要なトラック、ひいてはこの方法による搬送速度を決定する作業サイク ルの時間も短縮される。例えば、上記昇降装置は、荷物ピックアップ搬送装置と して使用し、上記搬送装置を中間搬送装置として使用し、上記コンベヤを補足コ ンベヤ装置として使用しても良い。 以下、添付図面により本発明を実施例い基づき説明する。 図1aは、作動位置にある、船舶港で使用される本発明によるコンテナ積載クレ ーンの側面図である。 図1bは、海側から見た図1aのコンテナ積載クレーンの端部面図である。 図2aは、図1a及び1bのコンテナ積載クレーンのコンベヤトラックの一部 の透視図である。 図2bは、図2aのコンベヤトラックの側面図である。 図2cは、コンベヤトラックのコンテナ受け渡しステーションの概略平面図であ る。 図3aは、搬送装置の第1実施例の透視図である。 図3bは、海側の作動位置に延びた図3aの搬送装置の入れ子式ユニットである 。 図4は、搬送装置の第2実施例の図3aの図に類似した図である。 図5aは、搬送装置の第3実施例の一部の透視図である。 図5b及び5cは、図5aの搬送装置の中心面に沿う断面図であり、作動装置は 図5bでは海側の位置にあり、また図5cでは搬送位置にある。。 図6a〜6cは、搬送装置の第4実施例の図5a〜5cの図に類似した図である 。 図7aは、搬送装置の第5実施例の側面図である。 図7bは、図7aのVII−VII線に沿う搬送装置の部分断面図である。 図8aは、搬送装置の第6実施例の側面図である。 図8bは、VIII−VIII線に沿う図8aの搬送装置の断面図である。 図9a〜9fは、図1aのコンテナ積載クレーンでの二重サイクル作業を説明す るための概略側面図である。 図10a〜10eは、コンテナ積載クレーンの第2実施例の搬送装置の領域に おける二重サイクル作業を説明するための概略側面図である。 図11は、コンテナ積載クレーンの別の実施例の搬送装置の領域における二重サ イクル作業の説明のための概略側面図である。 図12a〜12dは、コンテナ積載クレーンの更に別の実施例の搬送装置領域に おける二重サイクル作業の説明のための概略側面図である。 図13は、船舶港で使用される作業位置ににおけるコンテナ積載クレーンの別の 実施例の図1aの側面図に類似した側面図である。 図14a及び14bは、図13のコンテナ積載クレーンのコンベヤトラックの搬 送装置の2つの作動位置の側面図である。 図15a〜15dは、コンテナ積載クレーンの別の実施例の搬送装置領域におけ る積み降し作業の説明のための概略側面図である。 図1aは、本発明による荷物積載クレーンの一例として全体を符号10で示し たコンテナ積載クレーンを示し、該クレーンはコンテナ積載船の積み上げ、積み 降し作業を二重サイクルで同時に行うものである。 コンテナ積載クレーン10は、レール12a上を土台12に沿って移動自在な 構台14を備え、その上にクレーンブリッジ16が取付けられている。積み上げ られた(20)コンテナ22を収容するコンテナ船18は、土台12に係留され る。コンテナ22の狭い端部面が、図1aに示される。コンテナ20の長手方向 は図1aの投影面に垂直に船18の長手方向に延びている。更に、図1aでは、 コンテナ船18から積み降しされる予定の、或いは既に積み降しさ れたコンテナ22(以下、簡略に、積み降し用コンテナと呼ぶ)右方を指した小 さな矢印で示し、コンテナ船18に積み込まれようとする、或いは既に積み込ま れたコンテナ22(以下、簡略に、積み上げ用コンテナと呼ぶ)を、左方を指し た小さな矢印で示す。 コンテナ積載クレーン10のクレーンブリッジ16には、陸側部分16L及び 海側ジブ16Wを備えている。特に図1bに示すように、クレーンブリッジ16 は、複数の連結横材16cにより互いに略平行に連結された2つのブリッジ梁1 6a及び16bよりなる。これら梁16a及び16bの上側には走行レール24 a及び24bが設けられ、これらレール上に、陸側台車26及び海側台車28が 移動自在に設けられる。 梁16a及び16bの互いに離れた側部にはレール30a及び30bが設けら れ、そこを搬送台車32が自由に移動する。提供される。レール30a及び30 bは、図1aの左側に示されるクレーンブリッジ16の海側端部16Wから、同 図右側に示されるクレーンブリッジ16の陸側端部16Lに向かって、搬送方向 W/Lに延びている。 海側台車28は、キャリッジ28aよりなり、それに昇降ケーブル装置が配設 される。詳細には示さないが、昇降ケーブル装置は、キャリッジ28aのケーブ ルプーリ無いに連結され、モータにより駆動される。協力して、昇降ケーブル装 置及びモータにより海側の昇降装置28bが構成される。昇降装置28bには、 コンテナ(図示せず)を連結器によりその4つのコーナー部において ピックアップできるように設計されるコンテナピックアップフレーム28c(コ ンテナ用語ではスプレッダとも呼ばれる)が取付けられる。レール24a及び2 4b上での海側台車28の作動及び昇降装置28b及びスプレッダ28cの作動 は、図示しない制御線を介して制御キャビン28dからオペレータにより制御で きる。 昇降装置28bがモータにより牽引されたり、解放されると、スプレッダ28 cが昇降する。モータのアイドリング時に、キャリッジ28aがジブ16Wにそ って移動すると、スプレッダの高さは変化しない。ジブ16Wに沿って走行させ るのに必要な電力は、例えば、ケーブル索輪或いはスライド式接触レール(どち らも図示せず)により海側台車28に供給しても良い。 概して、海側台車28は、昇降装置28bにより支持されたスプレッダ28c の水平位置を種々のコンテナの山20に適応させるのに必要なジブ16Wに沿っ た運動量だけ、即ち、通常は一山の幅の分だけ移動を実行する。 陸側台車26の設計は、海側台車28に対応している。即ち、陸側台車26も 、同様に、キャリッジ26a、スプレッダ26cを有してキャリッジ26に設け られた昇降装置26b、及びコントロールキャビン26d(図1aを参照)を備 えている。陸側台車26の作動は、本質的に海側台車28の作動に対応する。 コンテナ船とクレーンブリッジ16の間、及び/成いは土台12とクレーンブ リッジ16の間の昇降装置28b及び28dの昇降トラックをできる限り短 くするために、クレーンブリッジは、構台14に対して高さ調節自在に設計され る。 図1a及び1bに示される実施例では、クレーンブリッジ16に沿ったコンテ ナ22の水平搬送は、一方では搬送台車32により、また他方ではコンベヤ装置 64により行われる。コンベヤ装置64は、横の空間を節約するために上下に配 設された上部コンベヤトラック64o及び下部コンベヤトラック64uを備えて いる。 特に図1a及び1bに示されるように、各コンベヤトラック64o及び64u の、クレーンブリッジ16の陸側端部16Lに向いた端部には、配送装置66が 設けられる。配送装置66はスプレッダ66cを備えている。該スプレッダ66 cは、上昇した二重デッキレールトラック68からコンテナを受取り、各コンベ ヤトラック64o或いは64uの上に降ろしたり、また逆に、コンテナをコンベ ヤトラック64o或いは64uからコンテナを受取り、レールトラック68の上 に降ろすべく、短いストロークの昇降装置66bにより昇降自在な水平な搬送ト ラック66aに沿って変位自在である。 レールトラック68は、上部コンベヤトラック及び下部コンベヤトラック64 uに対応して、上部レールレベル68o及び下部レールレベル68uを備えてい る。これらレベルは、コンテナ積載クレーンの領域で搬送方向W/Lに略直交す る方向に走行する3つのレール線68o1、68o2、68o3及び68u1、 68u2、68u3を有する。レールレベル68o及び68uはフレ ーム構造体68aにより上下2段に配設され、下方のレールレベル68uは、コ ンテナ積載クレーン10を支持する土台12上に設けられる。 土台12の上方の下部レールレベル68u及び下部コンベヤトラック64uの 構造により、これらから地上まで、即ち、土台12までの間には実質上何もない ため、その空間を、例えばレール線68が故障した時等の緊急時のメンテナンス に使用しても良い。更に、地上に何もないことにより、例えばコンテナ積載クレ ーンからトラックに直接搬送しようとするコンテナの積み降しのような特殊な作 業を行うことができる。これについては、図14を参照しながら詳述する。レー ルウェイ68の設計及び機能についても、同様に以下に詳述する。 コンベヤトラック64o及び64uの海側の端部には、案内装置72がそれぞ れ設けられ、これらは陸側台車26のスプレッダ26cが各コンベヤトラック6 4o及び64uに接近する前に風で振動するのを防ぐ。 図2a及び2bを参照し、コンベヤ装置64の設計及び機能について上部コン ベヤトラック64oを例にして以下に詳細に説明する。 上部コンベヤトラック64oは、レール64o3内のローラ64o2により搬 送方向W/Lに搬送されるコンベヤプラットホーム64o1を備えている。ロー ラ64o2は、例えば駆動装置64o4や電気モータ等により駆動される。しか し、原則的には、電磁式の線形搬送技術等の技術を利用した駆動装置を使用すれ ば良い。2つのレール64o3が、断面略U字形の2つの横梁64o5より形成 され、これら両梁はU字形の開口側を互いに対向するように該U字形 の基部アームにより構台14の水平梁14oに固定される。コンベヤプラットホ ーム64o1がレール64o3から外れないように、梁64o5の両端はシール 板64o6により閉鎖される。 構台14の水平梁14uに固定された下部コンベヤトラック64uは、上部コ ンベヤトラック64oに類似して設計される。特に、両梁64o5間の間隔Dは 、コンテナ22を下部コンベヤトラック64uに降ろすべく、陸側台車26のス プレッダ26cが両梁64o5間を通過できる寸法でなければならない。 また、コンテナ22は従来の如く、例えばデッキに固定するための、自動ロッ ク式のツイストロック(いわゆる「半自動ツイストロック」)を備えている。コ ンテナ22をコンベヤ装置64で搬送するのを可能とするために、コンベヤトラ ック69o及び64uのコンベヤプラットホームには凹部が設けられる(例えば 、図2aに示される上部コンベヤトラック64oのコンベヤプラットホーム64 o1の凹部64o7を参照)。コンテナ22のツイストロックは、コンテナ22 が、それによりコンベヤプラットホームと互いに連結されることのないようにし てこれらの凹部内に収容できる。 陸側台車26の搬送方向W/Lへの走行能力に制限があれば、コンベヤトラッ ク64o及び64uのそれぞれに複数のコンベヤプラットホーム(例えば64o 1)を勿論設けても良い。 これまで図示してきたコンベヤ手段64の代わりに、陸側台車26と搬送装置 68との間でコンテナの交換が可能であるのならば、如何なるタイプのコン ベヤ手段でも同等に使用できる。 図2cは上部コンベヤトラック64oのコンテナ受け渡しステーションの概略 平面図である。図2cに示されるピックアップ時には、上部コンベヤトラック6 4oにより配送された積み降し前のコンテナ22が配送装置66のスプレッダ6 6cによりピックアップされる。図2cでは海側の端部しか見えないコンベヤプ ラットホーム64o1は、再び陸側台車26へ向かうところである(図1aを参 照)。コンテナ22は配送装置66により搬送車70上に載せられることになる 。該搬送車70は上部レールレベル68oのレール線68o1上で既に準備がで きている。 また、図2cには、中央レール線68o2上を矢印Cの方向に移動するコンテ ナ22が積載された別の搬送車70’が示されている。隣接するレール線68o 1及び68o2間、また68o2及び68o3間には、あるレール線から別のレ ール線に搬送車70の切り替えを行う切換装置68o4が設けられる。 レール線68o1及び68u1は、例えば、駐車路用に、レール線68o2及 び68u2は加速トラック或いは停滞トラック用に、またレール線68o3及び 68u3は搬送トラック用に設計しても良い。駐車路68o1及び68u1では 、搬送車70は配送装置66の領域内で停止し、コンテナ22の積み上げ或いは 積み降しを待つ。例えば、コンテナ22を積み上げした後に、搬送車70は駐車 路68o1或いは68u1に移動してから、加速トラック68o2或いは68u 2へと切り替えられる。そこで、搬送車は、搬送トラック上を移 動する搬送車70の一様の流れと同じ速度になるまで加速され、その後別のトラ ックの切り替えにより、その搬送車70をこの安定した流れの中に投入し、例え ば途中にあるコンテナの保管場所まで搬送する。コンテナ22の途中の保管場所 から各コンテナ積載クレーンまでの搬送も、対応するトラックへ切り替え、停滞 トラック68o2或いは68u2上の搬送トラック70で制動し、この搬送車を 駐車5トラック68o1或いは68u1で停止させる等の同様な方法で行われる 。 図2cの概略図では、上部レールレベル68oのレール線68o1、68o2 及び68o3を簡単な実線だけで示した。これは、原則的には、コンテナ22を トラックに沿って搬送したり、トラックの間の切り替えを行うのに実際にどのよ うな技術を使用するのかに関わらず、実質上連続した搬送装置68が使用であれ ば如何なるタイプのものでも使用可能であることを示す意図がある。加えて、搬 送装置68のトラックの数は図示したような3つとは限らない。これより多い或 いは少ないトラックを設けても良い。重要な点は、個々のコンテナが実質上安定 した流れでコンテナ積載クレーンに対して到達及び離反できることだけである。 搬送装置68は、例として示されるように少なくとも2つの搬送レベル68o 及び68uから構成され、一方のレベル68oは積み降しコンテナの輸送に使用 され、他方のレベル68uは積み上げ用コンテナの輸送に使用される。これによ り、二重サイクル作業でコンテナ船18において積み上げ及び積み降し を同時の行うことが可能となる。横幅の空間、即ち、土台の壁に沿った空間を節 約するために、2つの搬送レベル68o及び68uを上下に配設するのも有益で ある。2つの搬送レベルを、コンテナ積載クレーンを支持する土台上に更に配置 すれば、地上までの空間を、特殊な作業或いは緊急時のメンテナンスに使用する ことができる。 搬送台車32の実施例の設計について、図3aを参照しながら以下に説明する 。 搬送台車32は、互いに間隔を開けて水平に延びた2つの連結基部32bによ り互いに連結された、垂直に延びた2つの側壁32aを有する。これら2つの側 壁32a及び2つの連結基部32bは、下部コンテナピックアップ領域32uを 包囲している。また、搬送台車32は、上部連結基部32bの上方で、且つ両側 壁32a間に配設された上部コンテナピックアップ領域32oを備えている。コ ンテナピックアップ領域32u及び32o内でコンテナ22をピックアップし、 クレーンブリッジ16に沿って搬送することができる。側壁32aの上端部には キャリッジ32cが設けられ、これにより搬送台車32を、走行レール30a及 び30b上で水平に移動させることができる。 ピックアップ領域32u及び32o内には、複数の入れ子式のフォーク34か ら構成される作動装置36u及び36oが設けられる。ここで、「作動」という 用語は、昇降台車26或いは28からコンテナを受け取り、それをピックアップ 領域32u或いは32oに搬送すること、及び、ピックアップ領域32 u或いは32oからコンテナを受け取り、それを昇降台車26及び28に搬送す ることを意味する。海側台車28とのコンテナの交換のために、作動装置36u 或いは38oは、図3aに示される搬送位置と、図3bに示される海側の作動位 置の間で変位自在である。図3bに示される後者の作動位置では、作動装置は搬 送台車32から矢印wの方向に外方に出る。陸側台車26とのコンテナの交換の ために、作動装置36u或いは36oは、図3aに示される搬送位置と、作動装 置が搬送台車32から矢印Lの方向に外方に出る陸側の作動位置の間で変位自在 である。 図3bに示すように、作動装置36u或いは36oの各入れ子式フォーク34 は、搬送台車に固定された下部案内レール34a、中間要素34b及び上部案内 レール34cより構成される。中間要素34bの長手方向の両側には、案内レー ル34a及び34cの案内溝34a1及び34c2に係合し、それらと協働して 入れ子式フォーク34を伸縮させ得る案内ローラ34b1が取付けられている。 これら上部案内レールの上側34c1には、下部コンテナ降ろし面38u及び上 部コンテナ降ろし面38oが形成され、その上にコンテナ22を載せることがで きる。 より明瞭にすべく、図3a及び3bには入れ子式フォーク34の駆動装置は示 していない。この駆動装置は、例えば空気式或いは電動式の駆動装置等の、それ 自体既知の方法で設計して良い。 例えば、下部ピックアップ領域32u内の昇降台車26或いは28の1つに より既に昇降されたコンテナ22を受け取るために、搬送台車32は先ず昇降台 車のすぐ近くに移動する。次いで、下部ピックアップ領域32uの入れ子式フォ ーク34は、海側台車28或いは陸側台車26のどちらがコンテナ22を受け取 るのかに応じて、海側の作動位置或いは陸側の作動位置まで出る。次に、コンテ ナ22を、その下端部22aがコンテナ降ろし面38u或いは38cに当たるま で、昇降台車26或いは28の昇降装置26b或いは28bにより下降される。 最後に、昇降台車のスプレッダ26c或いは28cがコンテナ22を解放して、 上昇した後に、コンテナ22は入れ子式フォーク34の搬送位置への移動により ピックアップ領域32uに運ばれる。 コンテナ22が昇降台車26或いは28まで運ばれると、上記工程が相応じて 逆の順序で実行される。 特に図1bに示すように、上部ピックアップ領域32oのコンテナ降ろし面3 8oは、コンテナ22が昇降台車26或いは28により(図1bでは、海側台車 28により)最大限上昇した時に、コンテナ22の下端部22aよりも垂直方向 に低く構成される。従って、両方のピックアップ領域32u及び32oが、昇降 台車26及び28により同等に機能することができる。 二重サイクル作業でのコンテナ船18の積み上げ及び積み降しについて、図9 a〜9fの概略図を参照して以下に説明する。 ここで、図9aに示す状況から開始する。海側台車28は搬送台車32から積 み上げ用コンテナ22を受け取っており、コンテナ22を図9aに矢印Iで 示すように昇降装置28bにより下降させている。更に、搬送台車32は海側台 車28から積み降しコンテナ22E’を上部ピックアップ領域32oで受取り、 岸側へ走行、即ち、図9aに矢印Lで示すようにコンテナ22E’をもってクレ ーンブリッジ16に沿い、陸側台車26の方向に移動する途中である。 陸側台車26は下部コンベヤトラック64uから積み上げ用コンテナ22B’ をピックアップし、それを図9aに矢印II’で示すように昇降装置26bによ り上昇させている。一方、陸側台車26の前に置かれた積み降しされたコンテナ 22Eは、既に上部コンベヤトラック64oの陸側端部上にあり、配送装置66 のスプレッダ66cによりピックアップされ得る状態にある。 図9bにおいて、陸側台車26は、搬送台車32の下部ピックアップ領域32 uに対応する高さまで積み上げ用コンテナ22B’を上昇させている。また搬送 台車32は、陸側台車26まで直接移動している。ここで、下部作動装置36u は、陸側に出て行き、陸側台車26は積み上げ用コンテナ22B’を、それが下 部コンテナ降ろし面38u上に立つまで下降させる。 海側台車28は積み上げ用コンテナ22Bをコンテナ船18に積み上げし、ス プレッダ28cで次の積み降しコンテナ22E”をピックアップするために、一 山の幅の分だけ(図9bの矢印VW)陸側に移動する途中である。 その間、積み降しコンテナ22Eは、配送装置66のスプレッダ66cにより ピックアップされ、該配送装置と共に、搬送車70が既にそれを待ち受けている 上部レールレベル68oの駐車路68o1へ行く途中である(矢印To)。 また、別の積み上げ用コンテナ22b”を乗せた搬送車70が、下部レールレベ ル68uの駐車路68u1上で停止している。 図9cにおいて、海側台車28のスプレッダ28cが、積み降しコンテナ22 E”に連結される。陸側台車26のスプレッダ26cは、積み上げ用コンテナ2 2B’から解放され、積み上げ用コンテナ22B’は下部作動装置36uにより 搬送台車32の下部ピックアップ領域32uに運ばれる。その上のスプレッダ2 6cは最大限に上昇され、積み降しコンテナ22E’が上部作動装置36oによ り上部ピックアップ領域32oから出され、スプレッダ26cが積み降しコンテ ナ22E’に連結される。これで、上部作動装置36oがピックアップ領域に再 び移動される。 上部配送装置66はコンテナ22Eを、駐車路68o1で待機中の搬送車の上 に降ろし、積み上げ用コンテナ22B”を乗せた下部配送装置66は、下部コン ベヤトラック64u(矢印Tu’)に行く途中である。 図9dにおいて、積み上げ用コンテナ22B’を乗せた搬送台車32が海側に 移動する途中である。即ち、搬送台車32は、図9dの中で矢印Wで示すように 、積み上げ用コンテナ22B’を乗せてクレーンブリッジ16に沿って海側台車 28まで移動するところである。同時に、陸側台車26は、その昇降装置26b により、積み降しコンテナ22E’を下降させる(矢印II)。海側台車28は 、その昇降装置26bにより積み降しコンテナ22E”を持ち上げる(矢印I’ )。 上部配送装置66のスプレッダ66cは、次の積み降しコンテナを待つために 、上部コンベヤトラック64oまで戻っている途中である(矢印To’)。また 、下部配送装置66は、下部コンベヤトラック64u上に積み上げ用コンテナ2 2B”を置いている。 図9eにおいて、海側台車28は積み降しコンテナ22E”を最大限まで高く 、即ち、搬送台車32の上部ピックアップ領域32oに対応する高さまで上昇さ せる。加えて、搬送台車32は、海側台車28まで直接移動している。上部作動 装置36oは、海側に出ており、海側台車28は、積み降しコンテナ22E”を 、それが上部コンテナ降ろし面38oに立つまで下降させる。その後、海側台車 28及び搬送台車32は、図9eの中で矢印VW’で示すように一山の幅分だけ 、海側への交通移動を開始する。この移動を行うために、移動中に2つの台車2 8及び32の相対運動が妨げられないように、搬送台車32を海側台車28に着 脱自在に相互に係止できれば有益である。代わりにこのような相互係止を陸側台 車26と搬送台車32の間で行っても良い。 陸側台車26は、積み降しコンテナ22E’を上部コンベヤ手段64oの上に 置き、そのスプレッダ26cを上部コンベヤ手段64oから解除している。 図9eにおいて、積み上げ用コンテナ22B”は、陸側台車26まで配送する ために下部コンベヤ手段64uにより左方向に(矢印Fu)運搬され、下部配送 装置66のスプレッダ66cが、次の積み上げ用コンテナを待つために、下部レ ールレベル68uの駐車路68u1まで戻る途中である。 図9fにおいて、陸側台車26のスプレッダ26cが積み上げ用コンテナ22 B”に連結される。海側台車28のスプレッダ28cが積み降しコンテナ22E ”から解放され、積み上げ用コンテナ22E”が上部作動装置により搬送台車3 2の上部ピックアップ領域の中に持ち込まれる。そこでの積み上げ用コンテナ2 2B’は、下部作動装置36uにより下部ピックアップ領域32uから移動して 出され、スプレッダ28cが下降されて、積み上げ用コンテナ22B’に連結さ れる。その間に、搬送台車32及び海側台車28は、共に移動を終了し、下部作 動装置36uが再びピックアップ領域に入る。 積み降しコンテナ22E’は、上部コンベヤトラック64oにより上部配送装 置66まで運ばれる(矢印Fo)。 上記二重サイクルの積み上げ作動及び積み降し作動は、コンテナ船18が完全 に積み降しされると共に、積み上げされるまで繰り返される。これに関し、コン テナ船18から積み降し前のコンテナの山20が完全になくなると、海側台車2 8及び搬送台車32は、空になった台車で直ぐにコンテナの運搬を開始できるよ うに共同移動を止める。 図4は搬送台車の第2実施例を示す。同様な部材には図1〜3とお無し参照符 号に100を加えて示す。 搬送台車及び昇降台車は、昇降台車の昇降装置が実質上完全に上昇した時にの み搬送台車が昇降台車を互いに干渉せずに通過できるように設計されているため (特に図1bを参照)、搬送台車132の下部ピックアップ領域132u だけに作動装置136を設ける(この場合には、入れ子式フォーク134という 形態で)ことができる。上部ピックアップ領域132oには作動装置はない。 この実施例では、昇降台車がコンテナを最大限に上昇させた時に搬送台車13 2が先ず各昇降台車の直下に移動するように、上部ピックアップ領域132oへ のコンテナの運搬が行われる。そこでのコンテナは、コンテナの下端部が、上部 連結基部132bの上面により形成される上部コンテナ降ろし面138oに当た るまで昇降台車の昇降装置により下降される。スプレッダの解放及び上昇後、最 終的に搬送台車132は再びコンテナを乗せて離反することができ、搬送台車1 32或いは各昇降台車は1つのコンテナの幅に略相当する分だけ移動することが できる。コンテナを上部ピックアップ領域13ioからピックアップするために は、上述した工程が逆の順序で実行される。 原則的には、搬送台車132の前記作動は、図3aの搬送台車32で代わりに 実行しても良い。 図5aは搬送台車の第3の例を示す。同様な部材には図1〜3の参照符号に2 00を加えて示す。 図5aの実施例は、作動装置236の設計において前記実施例と異なる。作動 装置236は、ローラテーブル板242aを有するローラテーブル242と、そ の下に取付けられた複数のローラ242bよりなる。図5aにはろーらー242 bは1つしか示されていない。ローラ242bは、例えば電動モータ等の駆動装 置(図示せず)により駆動しても良い。作動装置235は更に、断面略 U字形の2つの横梁244を備えている。各梁244は、そのU字形の基部アー ムが対応する側壁232aに当接し、またU字形の2つのサイドアームの一方が 連結基部232bに当接し、更に両横梁244のU字形の開口側が互いに対向す るように、搬送台車232に固定される。ローラテーブル242の寸法は、それ が梁244内に係合し、ローラ242bが連結基部232bに当接したサイドア ームの上に立つように設定される。ローラテーブル242が海側(矢印W)及び 陸側(矢印L)の搬送台車232から出られるように、2つの梁244は、搬送 台車232の側壁232aよりも海側及び陸側の両方向に突出している。ここで 、梁244の長さは、ローラテーブル242がコンテナの交換のために昇降台車 26或いは28により、作動位置、例えば図5bに示される海側の作動位置に移 動できるように設定される。ローラテーブル242が梁244から出ないように 、梁244は、シール板244aにより両端部で閉じられる。図5cは、ローラ テーブル242の搬送位置を示す。 図5a〜5cでは、作動装置236は、下部ピックアップ領域232uに割り 当てられるものとして示されているが、コンテナ22がそれに連結されたスプレ ッダ26c或いは28cと共に両梁244間を通過できる程両梁244間の距離 Aが十分に離れていれば、(図5aを参照)、作動装置を上部ピックアップ領域 の作業に使用しても良い。 図6aは搬送台車の第4実施例を示し、同様の部材には図1〜3と同じ参照符 号に300を加えて示す。 図6aの実施例は、ローラテーブル242の代わりにスラットコンベヤー34 6が、図5aの梁244に対応する梁344に移動自在に係合するという点で前 記図5aの実施例とは異なる。図6bによれば、スラットコンベヤ346は、例 えば、電動モータのような図示しない駆動装置により駆動される2つの駆動ロー ラ346bを有した案内部材346aを備えている。これら2つの駆動ローラ3 46bは、互いに離れ、軸線が互いに略平行となるように案内部材346aの両 端部に設けられる。駆動ローラ346bの長手方向の両端部は両梁344に係合 する。無端ベルト346cが、駆動ローラ346b及び案内部材346aの周囲 に伸張される。無端ベルト346cは、複数の個別の板346d(図6b)から 構成され、駆動ローラ346bの軸線方向における板346dの寸法は、それら をこの軸線方向と直交する方向に回動自在に連結した状態での寸法より実質上大 きい。 スラットコンベヤ346の設計により、コンテナ22を図6bの海側の作動位 置から図6cの搬送位置まで出すために、無端ベルト346cが距離X分移動す る時、スラットコンベヤア346の案内部材346aは、この距離x移動される 場合に、この距離Xの1/2だけ移動しなければならない。同じことは陸側作動 位置と搬送位置の間の搬送にも当てはまる。従って、スラットコンベヤ346の 梁344の長手方向における寸法Y’は、この方向におけるピックアップ領域3 32uの寸法Yの約2倍大きくなければならない(図6b参照)。従って、図6 cのその転送位置では、スラットコンベヤ346は陸側及び海側 の各ピックアップ領域から突出している。原則的には、コンテナが陸側の下部ピ ックアップ領域に提供される時、或いは陸側のピックアップ領域から運び去られ る時に、上部ピックアップ領域に割り当てられたスラット作動装置を、例えば海 側の作動位置(図6bに類似)に移動することは可能であるが、上記スラットコ ンベヤ346のこの突出のため、作動装置335は下部ピックアップ領域332 uだけで使用するのが望ましい。 以上、図3a〜6cを参照して説明した作動装置の種々の実施例は、必要に応 じて互いに組み合わせても良い。例えば、ここで、上部ピックアップ領域が図3 a及び3bによる入れ子式フォーク作動装置を備え、下部ピックアップ領域が図 5a〜5cによるローラテーブル作動装置を備えた搬送台車を組合せの例として 挙げておく。 図7a及び7bは搬送台車の第5実施例を示し、同様の部材には図1〜3の参 照符号に400を加えて示す。 搬送台車432は、2つのサイド部432aを有する。該サイド部の下端には 、拡大スイベル梁448が、搬送方向(2方向の矢印W/L)に直交する水平な 回転軸線Rを中心として(図7b参照)、ピボットピン450により、回転自在 に保持されている。ピボットピン450は、スイベル梁448を略等しい長さの 2つのアーム448aとして分割されるように、スイベル梁448を貫通する。 これら各アーム448aは、ピボットピン450から離れた側の端部を別のピボ ットピン452により貫通されている。該ピボットピンはロッカ ー装置454が、上記回転軸線Rと略平行に延びる軸線回りで回転自在に保持さ れている。各ロッカー装置454は、ピボットピン452と連結するための揺動 基部454a及び2つの揺動サイド部454bを有する。ロッカー装置454に は更に、図示しない駆動装置も備え、それにより2つのサイド部434aに割り 当てられるスイベル梁448が回転可能となる(図7aの矢印B)。この回転の 結果、2つのロッカー454は、フェリスホイール(Ferris wheel)の様式で回 転軸線Rの回りを回転する。ロッカー454は、コンテナを持っている状態及び 持っていない状態の両方で、その重心が、割り当てられたピン452により固定 されるピボット軸線の下方に位置するように設計される。これにより、ロッカー 454が搬送台車432に対してその向きを自動的に維持することができる。 上述の搬送台車432を使用する場合、搬送台車432と海側台車428の間 での積み上げ用コンテナ422B及び積み降しコンテナ422Eの交換は、例え ば以下に説明するように行うことができる。 その時点で低い方のロッカー454の上に、図示しない陸側台車から受け取っ た積み上げ用コンテナ422Bが載せられ、搬送台車432は、昇降装置432 b及びスプレッダ428cにより、積み降しコンテナ422Eを最大限持ち上げ た海側台車の直下で移動する。この積み降しコンテナ422Eは、現在空の上部 ロッカー454の上に海側台車428により載せられる。次いで、2つのロッカ ー454がそれぞれの位置を交換するまで、スイベル梁448が図 示しない駆動装置により回転Rの軸線の回りで回転される。海側台車428がそ の時点で上方にあるロッカー454から積み上げ用コンテナ422Bを受け取れ るように、積み上げ用コンテナ422Bを運搬するロッカー454は上部位置に あり、積み降しコンテナ422Eを運搬するロッカー454は下部位置にある。 最後に、積み降しコンテナ432Eを乗せた搬送台車432は、陸側台車の方向 で再び移動し、海側台車428は積み上げ用コンテナ422Bをコンテナ船に下 降させる。陸側台車との荷物の交換は、同様の方法で行われる。 搬送台車の第6の実施例は、図8a及び8bに示され、同様の部材には図1〜 3の参照符号に500を加えて示す。 図7aの搬送台車と異なり、図8aの搬送台車532は、積み上げ用コンテナ 522B及び積み降しコンテナ522Eが、水平な回転Rの軸線の回りで回転さ せるフェリスホイールによってではなく、垂直な回転軸線Sの回りで回転させる 円形コンベヤによって、上述の位置を交換する。これを達成するために、搬送装 置532には、搬送台車532のサイド部532aを連結する連結基部532b の軸線或いはシャフト558により上記軸線Sの回りで回転自在に保持された回 転台566が設けられる。搬送台車を1つしかコンテナを積み上げしていない場 合にも、搬送台車がクレーンブリッジ516上で安定して確実に移動できるよう に、搬送台車のキャリッジ532cは特にクレーンブリッジの長手方向で長くな るように設計されている。 海側台車528からの積み降しコンテナ522Eの受取り及び積み上げ用コ ンテナ522Bの海側台車528への搬送は、図7a及び7bを参照して上述し た手順に従って行われるが、コンテナ522B及び522Eの位置交換のために 、回転台556が垂直な軸線Sの回りで2分の1回転だけ回転するという点が異 なる。 コンテナ積載クレーンの第2の例の設計及び機能について、図10a〜10e を参照して以下に説明する。同様な部材には図1〜3と同じ参照符号に600を 加えて示す。図10a〜10では明瞭にすべく、コンベヤ手段664を概略的に 示し、搬送装置66及び搬送手段68を省略した。これら2つの部材の工程につ いては図9a〜9fの説明を参照されたい。 コンテナ船618の船倉には、隣接するコンテナの山620の安定性を高める ために、通常、隔離壁660が設けられている。特に図9a〜9fを上で説明し た事は、デッキに積み立てられたコンテナの積み上げ及び積み降しにだけ当ては まる。隔離壁660の間に積み立てられたコンテナを積み上げ及び積み降しする ために、積み上げ用コンテナを降ろした後の搬送走行前に、先ず、隔離壁660 の上縁の上方に空のスプレッダを上昇させてから、それを次の積み降しコンテナ まで下降させる。これには時間を要する。クレーン作業時間は、図10a〜10 eに示される実施例を用いることにより更に短縮できる。このコンテナ積載クレ ーン610は、海側台車628が、スプレッダ628c1及び628c2をそれ ぞれ載せた2つの昇降装置628b1及び628b2を備えている点で、図1a のコンテナ積載クレーン10と異なっている。 以下、図10aに示されるような状況から説明を始める。海側台車628は、 搬送台車632から、スプレッダ628c1の付いた積み上げ用コンテナ622 Bを受け取ったところであり、図10aに矢印Iで示すように2つの昇降装置6 28b1及び628b2を下降させる途中にある。更に、搬送台車623は、海 側台車628から、上部ピックアップ領域632o内で積み降しコンテナ622 E’を受け取ったところであり、陸側を移動中である(図10aの矢印L)。陸 側台車626は、下部コンベヤ手段664uから積み上げ用コンテナ622B’ を取り、それを上昇させている(図10aの矢印II’)。その前に陸側台車6 26により置かれた積み降しコンテナは、上部コンベヤ手段664o、上部配送 装置及び上部搬送レベルにより既に搬送されている。 図10b及び10cに示される陸側台車626と搬送台車632の間のコンテ ナ622E’及び622B’の交換は、図9b及び9cを参照してコンテナ積載 クレーン10に関する上述の説明と同じ方法で行われる。 その間、海側台車628はコンテナ船618上に積み上げ用コンテナ622B を積み降しし、スプレッダ628c1を解放し、スプレッダ628c2を次の積 み降しコンテナ622E”に連結する。 図10cにおいては、海側台車628は、スプレッダ628c1及び628c 2、従って積み降しコンテナ622E”(矢印I’)を上昇させている。ここで は積み降しコンテナ622E”を乗せたスプレッダ628c2を最大限に上昇さ せるか、スプレッダ628c1は、図10dに示すように、下部ピック アップ領域632uの高さまでしか上昇させない。更に、図10dでは、積み上 げ用コンテナ622’Bを乗せた搬送台車632が海側に走行中であり(矢印W )、陸側台車626は積み降しコンテナ622E’を下降させている(矢印II )。 図10eにおいては、搬送台車632は、スプレッダ682c2にある積み降 しコンテナ622E’が既に上部受取り領域632o内にあるように、海側台車 628まで上昇されている。従って、コンテナ622E’を降ろし面638o上 にそれを置き、搬送台車632の上部ピックアップ領域632oにあるスプレッ ダ628c2を解放するだけで、即ち、作動装置636oを海側の作動位置へと 移動しなくても、積み降しコンテナ622E’を搬送することができる。積み降 しコンテナ622E”を置くのと同時に、積み上げ用コンテナ622B’が作動 装置636uを海側の作動位置まで搬送され、そこで積み上げ用コンテナはスプ レッダ628c1の連結により海側台車628により受け取られる。このように して、コンテナ積載クレーン610にある海側台車628が通常は移動しなくて も済むように、積み上げ用コンテナ622B’は積み上げ用コンテナ622Bが 最後に置かれたコンテナ山620”の直ぐ上に既に位置している。 陸側台車626は、積み降しコンテナ622E’を上部コンベヤ手段664o の上に降ろしている。下部コンベヤ手段664uは、その間、次の積み上げ用コ ンテナ622B”を運搬可能な状態にある。 上述の二重の積み上げ及び積み降し作業サイクルは、コンテナ船が完全に積み 降しされ、同時に積み上げされるまで繰り返される。ここで、コンテナ船の上の 積み降しコンテナの山620が完全に無くなると、海側台車628は、常に一山 の幅の分だで移動しなければならない(図10eでは次の山は620’である) 。 コンテナ積載クレーンの第3の例の設計及び機能について、図11を参照しな がら説明する。同様な部材には図1〜3と同じ参照符号に700を加えて示す。 図1aのコンテナ積載クレーン10とは異なり、図11のコンテナ積載クレー ン710は、クレーンブリッジ16に沿って移動可能な搬送台車32の代わりに 、土台712上に固定された搬送装置732がクレーン710の下に配設されて いるおり、また陸側台車726及び海側台車728は、上昇運動に加え、図では 概略的にしか示していないがコンテナをコンベヤ手段764まで水平に搬送する 機能を備えている。 搬送装置732は下部ピックアップ領域732uを有する。この下部ピックア ップ領域732uは2つの垂直なサイド部732a及び2つの水平な連結基部7 32bにより包囲され、作動装置736を備えている。作動装置736は前記の 任意の設計とすることができる。上部ピックアップ領域732oは、上部連結基 部732bの形態の1つの基部しか有していない。海側台車728及び陸側台車 726は、図1aのコンテナ積載クレーンの海側台車28及び陸側 台車26と同じ設計となる。 コンテナ積載クレーン710による二重サイクル作業でのコンテナの積み上げ 及び積み降しについて以下に説明する。第1工程では、海側台車728が積み降 しコンテナ722Eをピックアップし、それを搬送装置732まで搬送し、そこ でコンテナを上部ピックアップ領域732o内に、即ち、上部連結基部732b の上に置く(一点鎖線(i))。その間、陸側台車726は下部コンベヤトラッ ク764uから積み上げ用コンテナ722Bをピックアップし、それを、既に陸 側作動位置に移動している下部ピックアップ領域732uの作動装置736の上 に降ろす(二点鎖線(i))。 続く第2工程では、積み上げ用コンテナ722Bが作動装置736により陸側 作動位置から海側作動位置に搬送される。海側台車728のスプレッダ728c は上部ピックアップ領域732oから下部ピックアップ領域732uに移動され 、そこで積み上げ用コンテナ722Bをピックアップし(一点鎖線ii))、陸 側台車726のスプレッダ726cは下部ピックアップ領域732uから上部ピ ックアップ領域732oまで移動し、そこで積み降しコンテナ722Eをピック アップする(二点鎖線(ii))。 第3工程では、海側台車728が積み上げ用コンテナ722Bをコンテナ船7 18まで搬送してそこに置く(一点鎖線(iii))。同時に、陸側台車726 は、積み降しコンテナ722Eを上部コンベヤトラック764oまで搬送してそ こに置く(二点鎖線(iii))。 作業サイクルの第4及び最後の工程では、海側台車728が、船718から次 のコンテナをピックアップするために、約一山の幅の分だけ移動し(一点鎖線( iv))、一方、陸側台車726は、上部コンベヤトラック764oから下部コ ンベヤトラック764uまで下降される(二点鎖線(iv))。 図12a〜12dを参照し、二重サイクル作業でのコンテナ船の積み上げ及び 積み降しが同様に可能であるコンテナ積載クレーンの第3の例の設計及び機能に ついて以下に説明する。図12a〜12dにおいて、同様な部材には図1〜3と 同じ参照符号に800を加えて示す。 図1aのコンテナ積載クレーンとは異なり、図12aのコンテナ積載クレーン 810では、陸側台車826及び海側台車828が2つの昇降装置828b1と 828b2及び826b1と826b2を備え、また搬送台車832は1つのピ ックアップ領域832sしか持たない。クレーンブリッジ816からピックアッ プ領域832sのコンテナ降ろし面838までの距離は、コンテナを持った搬送 台車832が、図12bに特に示すように、コンテナを運搬する昇降装置の下を 通過できる大きさに設定される。 図12aでは、明瞭化のため、コンベヤ手段864を概略的に示し、搬送手段 及び輸送手段を示していない。 搬送台車832からの積み上げ用コンテナ822Bの受取り及び搬送コンテナ 832への積み降しコンテナ822Eの配送について、海側台車828の例を挙 げて以下に簡単に説明する。 図12aにおいて、搬送台車832は陸側台車826から積み上げ用コンテナ 822Bを受け取ったところで、海側台車828へ海側に移動中である(矢印W )。そのスプレッダ828c2を持った海側台車828は、コンテナ船818か ら積み降しコンテナ822Eをピックアップし、それを上昇させている(矢印I ’)。 図12bにおいて、積み上げ用コンテナ822Bを持った搬送台車832が昇 降装置828b2の下から昇降装置828b1の下を通り走行できるように、海 側台車828を最大限に上昇させている。スプレッダ828c1は、搬送台車か ら積み上げ用コンテナ822Bを受け取るために下降されている。 以上の動作の後、図12cでその時点で空の搬送台車832は、積み降しコン テナ822Eをピックアップ領域832sに置けるように、昇降装置828b2 の下に移動する。積み降しコンテナ822Eを持った図12dの搬送台車832 は、陸側への移動を続け(矢印L)、海側台車828が積み上げ用コンテナ82 2Bを船まで下降させる(矢印I)。 搬送台車832と陸側台車826の間での積み上げ用コンテナ822B及び積 み降しコンテナ822Eの受け渡し、対応する方法で行うことができるため、詳 細は説明しない。 コンテナ積載クレーンの別の実施例の設計及び機能について、図13を参照し ながら以下に説明する。同様な部材には図1〜3と同じ参照符号に1000を加 えて示す。コンテナ積載クレーン1010については、以下コンテナ積載 クレーン10と異なる点のみを説明する。 このコンテナ積載クレーン1010は、クレーンブリッジ1016に沿って搬 送方向(W/L)に変位自在な陸側台車(図1aの実施例の陸側台車26に対応 する)の代わりに、構台1014に固定された昇降機1026を備えているとい う点で、図1aのコンテナ積載クレーン10とは異なる。この事は、例えば、旧 式の設計のコンテナ船に見られるハッチカバーを構台1014上に設けられたホ ルダー1074上に配置するために、海側台車1028が問題なく昇降機102 6を通過して走行できるという利点がある。 たとえ強い風が吹いても、スプレッダ1026c及びそれに保持されたコンテ ナ1022が振動するのを帽子できるように、コンテナ積載クレーン1010の 昇降機のスプレッダ1026cはクレーンブリッジ1016と下部コンベヤトラ ック1064uの間の昇降路全域で案内装置1072により案内される。案内装 置1072は、二点鎖線により概略的に示される。 コンテナ積載クレーン1010は、特種な設計の2つのコンベヤトラック10 64o及び1064uを有するという点でコンテナ積載クレーン10とは異なる 。これら2つのコンベヤトラック1064o及び1064uは、コンベヤレール 1064o3及び1064u3に加えて、各コンベヤレールと略平行で、コンベ ヤトラックの一端からコンベヤトラックの他端までコンベヤプラットホームを戻 す役割を果たす復帰レール1064o8及び1064u8をそれぞれ有する。コ ンベヤレール1064o3或いは1064u3と対応する復帰レー ル1064o8或いは1064u8の間でコンベヤプラットホームを搬送するた めに、搬送装置1078がコンベヤトラック1064o及び1064uの各端部 に設けられる。 図14a及び14bを参照し、搬送装置1078は、梁セクション1087a 及び作動装置、例えば2つの油圧シリンダー1078bを備えている。図14a に示されるシリンダ1078bの伸張位置において、梁1078aは、コンベヤ レール1064o3の梁1064o5と整合しているが、図14bに示されるシ リンダー1078bの短縮位置において、復帰レール1064o9[sic]の 梁1064o9と整合している。下部コンベヤトラック1064uの搬送装置1 078も、対応して設計される。 上述のコンベヤトラック1064o及び1064uの設計により、複数のコン ベヤプラットホームを1つのコンベヤトラックの中に収容することができる。従 って、対応する複数のコンテナを、コンベヤトラックの中に収容できるので、運 搬機能に加えて、コンテナ積載クレーン1010及び輸送手段1068の運搬速 度を均等化するための緩衝域としての機能も同時に果たすことができる。図13 においては、例えば、積み降しコンテナ(右方向の小さな矢印)の除去が終了し 、その蹴った、4つの積み降しコンテナは上部コンベヤトラック1064oに既 に収集されている。しかし、コンベヤトラック1064oの緩衝域機能のため、 コンテナ積載クレーン1010は、コンテナの山にも関らず、積み上げの速度を 低速化せずにコンテナ船1018の積み上げ及び積み降しを続 行することができる。 最後に、コンテナ積載クレーン1010は、上部コンベヤトラック1064o の領域内に昇降装置1076b及びスプレッダ1076cを備える補足昇降手段 1076を有しており、この補足昇降手段1976は積み上げ用コンテナを土台 1012から直接ピックアップすること、例えば積み上げ用コンテナを下部コン ベヤトラック1064uに降ろすこと、及び/或いは積み上げ用コンテナを上部 コンベヤトラック1064oから土台1012の上に置くことができる。この点 で、コンテナ積載クレーン1010はコンテナ積載クレーン10と異なる。 この補足昇降手段1076により、例えば、急に搬送されてきたコンテナをコ ンテナ積載クレーン1010の下で運転されるトラックから直接取り出して積み 上げサイクルに投入するといった特殊な作業を行うことができる。同じことは、 特殊な積み降し作動にも当てはまる。また、例えば、輸送手段1068の故障に 備え、コンベヤトラックからのコンテナをクレーン1010の下に置かれた輸送 設備上に置いたり、これらの輸送設備からコンベヤトラック上に運ぶ等の緊急用 機能を保持することができる。これらの輸送設備は、いわゆるAGV(自動陸上 車両)と呼ばれる運転者のいない輸送手段、複数のトレーラーが付いたセミトレ ーラー(いわゆる、トレーラートレイン)、及びトラック等である。最後に、積 み降しコンテナの除去を行う輸送レベル1068o或いは1068uが混雑した 場合、拡大された緩衝域として土台1012の地面を使 用することができる。 コンテナ船などの荷物搬送機は、本発明による及びコンテナ積載クレーンの例 により以前に説明された積載クレーンの全ての実施例により時間節約型二重サイ クル作業で積み上げ及び積み降しできる。これに関し、本発明によれば、複数の 台車が備えられたクレーンの作動時間の優位点は同時に活用できるため、一般的 には明らかに加速された積み上げ及び積み降しの速度が求められ、前記の例では 船の停泊時間に反映され、船主のコストが対応して節約される。 コンテナ積載クレーンの別の例の設計及び機能について、図15a〜15dを 参照しながら説明する。図15a〜15dでは、同様な部材に図1〜3と同じ参 照符号に900を加えて示す。 コンテナ積載クレーン910は図15a〜15dに概略的に示すように、搬送 台車932が1つのピックアップ領域932sしか有しておらず、コンベヤ手段 964も1つのコンベヤトラック964しか有していないという点で図1bのコ ンテナ積載クレーン10とは異なっている。同様におのクレーン910は1つの 配送装置及び1つの輸送レールレベルしか備えていないが、明確さを期すために 、これらは表記されていない。 ピックアップ領域932sは、作動装置936sしか備えていない。コンテナ 積載クレーン910は、通常、単一のサイクル作動で利用され、即ち、コンテナ 船918は、積み上げされているか、積み降しされているかのどちらかであるが 、作動装置936sを備えたピックアップ領域932sの装置は、その 単一のピックアップ領域に作動装置を備えていない従来のコンテナ積載クレーン と比較して、明らかに時間的な優位点を提供する。これについて、単一のサイク ル作動のコンテナ船918の積み降しを例として、以下に詳説する。 ここで、図15aに示される状況から開始する。海側台車928は、積み降し コンテナ922E’を搬送台車932に搬送し、次の積み降しコンテナ922E ”をピックアップするために、コンテナのないそのスプレッダ928cを下降さ せている(矢印I)。一方、搬送台車932は積み降しコンテナ922E’を乗 せて陸側に移動中である(矢印L)。陸側台車926は、コンベヤトラック96 4s上に先行する積み降しコンテナ922Eを降ろし、コンテナのないそのスプ レッダ926cwo持ち上げる過程にある。一方、積み降しコンテナ922Eは 、コンベヤトラック964sから配送装置(図示しない)に運搬される(矢印T s)。 搬送台車932が陸側台車に到達すると直ぐに、搬送台車は陸側台車と連結す る。最後に、陸側台車926のスプレッダ926cがその最上位置にあると、搬 送台車932は積み降しコンテナ922E’を陸側台車926に配送する。この 目的のため、図15bでは、搬送台車932は作動装置936sを陸側に押し出 す。その結果、スプレッダ926cは下降され、積み降しコンテナ922E’に 連結される。 図15bでは、海側台車928はそのスプレッダ928cを次に続く積み降し コンテナ922E’に連結し、図15cではその昇降装置926bによりそ れを上昇させる(矢印I’)。 作動装置936sが搬送台車932に入るように、陸側台車926は、積み降 しコンテナ922E’を作動装置936sから上昇させる。これで、図15cの 陸側台車926は、その昇降装置926bにより積み降しコンテナ922E’を 降下させる(矢印II)。その間、コンテナを乗せていない搬送台車932が海 側に移動する(矢印W)。コンベヤトラック964sは、積み降しだけではなく 積み上げのためにも利用できる。 従来の作動装置なしの搬送台車では、最後に記述した工程は、次のように行わ れる。即ち、コンベヤ手段964により得られる搬送台車の移動時間の節約のた め、搬送台車は、陸側台車がそのスプレッダを完全に上げる前に陸側台車に到達 する。従って、搬送台車は、スプレッダが完全に上がるまで制動して待ちなけれ ばならない。それから、搬送台車は、陸側台車が積み降しコンテナをピックアッ プできるように陸側台車の下を移動する。しかし、陸側台車がそれから積み降し コンテナを土台に下降させることができるように、搬送台車は、まず、陸側台車 の下の空間を空にしなければならない。 搬送台車を陸側台車の下に移動するには、積み降しコンテナの大部分を含む搬 送台車の主要部分を加速し、再び制動し、同様に、陸側台車の下の空間をクリア するために、搬送台車の主要部分が最初に加速されなければならない。この主要 部の加速には、一方でかなりの時間が必要となるが、他方ではかなりのエネルギ ーも必要となる。 本発明によるコンテナ積載クレーン910では、作動装置936sは積み降し コンテナ922E’の配送のためにだけ移動され、陸側台車926の下の空間を クリアするために再び引き込まれるだけでよい。その結果、搬送台車の全体的な 部分を加速する必要はないが、作動装置のはるかに小さな部分だけを加速する必 要がある。この場合、一方では必要となる時間が少なくなり、他方ではエネルギ ーが節約される。 搬送台車932が図15dの海側台車928に到達すると、搬送台車は後者と 連動する。海側台車928のスプレッダ928cが、積み降しコンテナ922E ”とともにその最上位置にあると、作動装置936sは海側に押し出される。そ の結果、スプレッダ928cは積み降しコンテナ922E”をコンテナ降ろし面 938sに置き、そこから分離される。 陸側台車926はすぐに積み降しコンテナ922E’をコンベヤトラック96 4sの上に置き、そのスプレッダ926cを矢印II’の方向に持ち上げ始める 。 また、海側へのコンテナ配送の場合、本発明によるコンテナ積載クレーンは、 従来のコンテナ積載クレーンに比較して、時間及びエネルギーの両方を節約する 。 更に、搬送台車及び昇降装置の運動は別個に、即ち、互いから独立して制御で きるため、作動装置付きの搬送台車の装置は制御面でも有益である。前記のよう に、従来のコンテナ積載クレーンの場合、搬送台車は、各昇降台車の前で 制動し、スプレッダが完全に上げられるのを待ち、最後に昇降台車の真下に移動 しなければならない。即ち、搬送台車の移動は昇降台車の昇降装置の運動と調整 しなければならない。本発明によれば、搬送台車は、昇降台車の横の端部位置に 直接移動する。昇降装置がその端部位置、即ち、その最上位置に到達すると、作 動装置は対応する信号を受け外方に移動する。 各端部位置に到達したことを、昇降台車上に配設されるスイッチの作動により 、搬送台車及び/或いは昇降装置により示しても良い。作動装置は、それが外方 へ最大限に出た状態で、それが昇降台車の昇降装置の必要な相対位置にあるよう に設計するが望ましい。 コンテナ船918を積み上げするには、前記工程が、逆の順序で行われる。 上述した時間、エネルギー、及び制御上の利点は、別の方法として、2つの荷 物ピックアップ領域を上下に並べて設けた搬送台車手段においても、それら両ピ ックアップ領域に作動装置が装着されていれば、例えば図3aの搬送台車手段3 2と同様に、得ることができよう。 更に、本発明による荷物積載クレーンの使用はコンテナ船の積み上げ及び積み 降しに限定されないという点に留意されたい。むしろ、このクレーンは大量の荷 物を可能な限り短時間で搬送しなければならない全ての状況で有益である。 更に、コンベヤトラック及び輸送レールレベルの数は必要に応じて任意に選択 できる。 上述の実施例では、配送装置66は搬送装置68の駐車用レール線68o1 及び68u1だけを作動したが、原則的には、加速用及び/或いは停止用レール 線、或いは搬送装置の搬送トラックさえも、対応して長く設定した搬送装置によ り直接作動させることもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.搬送方向(W/L)に延びたクレーンブリッジ(16)と、 第1昇降装置(28)と、 該第1昇降装置から搬送方向(W/L)離れた第2昇降装置(26)と、 前記第1及び第2昇降装置(28、26)間に配設された搬送装置(32)と 、を有し、前記第1及び第2昇降装置(28、26)は対応する荷物ピックアッ プ手段(28c及び26c)を有する少なくとも1つの昇降装置(28b及び2 6b)を備え、前記搬送装置(32)及び昇降装置(28、26)は互いの間で 荷物(22)を交換自在に設計されてなる、荷物積載クレーン、特にコンテナ積 載クレーンにおいて、 前記第1昇降装置(28)から離れた第2昇降装置(26)側にコンベヤ装置 (64)が搬送方向(W/L)に設けられ、該コンベヤ装置(64)及び第2昇 降装置(26)は互いの間で荷物(22)交換自在に設計され、前記コンベヤ装 置(64)は少なくとも1つの荷物(22)受け渡しステーション(66)を有 することを特徴とする、荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 2.前記コンベヤ装置(64)は、荷物(22)用の受け渡しステーション(6 6)を少なくともそれぞれ1つ備えたコンベヤトラック(64o、64u)を少 なくとも2つ有することを特徴とする、請求項1に記載の荷物積載クレーン、特 にコンテナ積載クレーン。 3.少なくとも2つのコンベヤトラック(64o、64u)が上下に配設される ことを特徴とする、請求項2に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレ ーン。 4.前記コンベヤトラックの少なくとも1つ(64o)は前記搬送方向(W/L )に延びたレール(64o3)上で変位自在な少なくとも1つのコンベヤプラッ トホーム(64o1/64o2)を備えることを特徴とする、請求項2或いは3 に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 5.前記コンベヤプラットホーム(64o1/64o2)は固定板(64o1) で形成され、該固定板(64o1)は、自身に固定されたローラ(64o2)に より前記レール(64o3)上で移動自在であることを特徴とする、請求項4に 記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 6.コンベヤトラック(1064o、1064u)に略平行で且つ、荷物を持た ないコンベヤプラットホーム(1064o1)を復帰させる復帰トラック(10 64o8、1064u8)がコンベヤセクションの少なくとも1つ(1064o 、1064u)に設けられることを特徴とする、請求項2乃至5に記載の荷物積 載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 7.少なくとも1つのコンベヤプラットホーム(1064o1)を前記コンベヤ トラック(1064o、1064u)から前記復帰トラック(1064o8、1 064u9)に、或いはその逆に搬送するために、これらコンベヤトラック(1 064o/1064u)及び復帰トラック(1064o8、1064u8) の両端部に搬送装置(1078)がそれぞれ設けられることを特徴とする、請求 項6に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 8.前記コンベヤ装置(64)は荷物積載クレーン(10)を支持する土台(1 2)上に配設されることを特徴とする、請求項1乃至7の内のいずれか1つに記 載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 9.前記コンベヤ装置(1064)と、前記荷物積載クレーン(1010)を支 持する前記土台(1012)の間で荷物を交換するために、前記荷物積載クレー ン(1010)は補足昇降装置(1076)を備えることを特徴とする、請求項 1乃至8の内のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレ ーン。 10.前記補足昇降装置(1076)は前記搬送方向(W/L)に変位自在であ ることを特徴とする、請求項9に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載ク レーン。 11.前記第2昇降装置(26)は前記搬送方向(W/L)に変位自在に設計さ れることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1つに記載の荷物積載クレ ーン、特に荷物コンテナ積載クレーン。 12.前記第2昇降装置(26)はクレーンブリッジ(16)に設けられて搬送 トラック(24a、24b)上で搬送方向(W/L)に変位自在であることを特 徴とする、請求項11に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 13.前記第2昇降装置(1026)は前記搬送方向(W/L)に変位できない ように設計されることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1つに記載の 荷物積載クレーン、特に荷物コンテナ積載クレーン。 14.前記第2昇降装置(1026)は前記荷物積載クレーン(1010)に固 定されていることを特徴とする、請求項13に記載の荷物積載クレーン、特にコ ンテナ積載クレーン。 15.前記第2昇降装置(26)からコンベヤ装置(64)への荷物(22)の 運搬、或いはコンベヤ装置(64)からの荷物(22)のピックアップを容易に すべく、前記荷物積載クレーン(10)には第2昇降装置(26)の積載受取り 手段(26c)用の案内面(72)が、設けられることを特徴とする、請求項1 乃至14のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン 。 16.前記荷物積載クレーン(1010)には、前記第2昇降装置(1026) の荷物ピックアップ手段(1026c)用案内手段(1072)が設けられるこ とを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、 特にコンテナ積載クレーン。 17.少なくとも1つの受け渡しステーション(66)の荷物(22)が、略連 続した配送装置(68)により受け取られるか、或いは該搬送装置(68)に配 送されることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか1つに記載の荷物積載 クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 18.前記搬送装置(32)は荷物ピックアップ面(38o、38u)を備える 荷物ピックアップ領域(32o、32u)を有し、該荷物ピックアップ領域(3 2o、32u)には作動装置(36o或いは36u)が設けられ、これにより、 前記荷物ピックアップ面(38o、38u)は、前記昇降装置(26、28)の うちの前方のもの(26或いは28)と荷物を交換するために、搬送位置(例え ば図3aを参照)と前部作動位置(例えば図3bを参照)の間で前方向に変位自 在であると共に、前記昇降装置(26、28)のうちの後方のもの(28或いは 26)と荷物を交換するために、前記搬送位置と後部作動位置の間で後方向に変 位自在であることを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか1つに記載の荷物 積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 19.前記搬送装置(32)は、荷物ピックアップ面(38o、38u)をそれ ぞれ有した少なくとも2つの荷物ピックアップ領域(32o、32u)を備え、 各荷物ピックアップ領域が(32o、32u)は、前記各昇降装置(26、28 )と協働し、該昇降装置(26、28)から前記荷物ピックアップ面(38o、 38u)に荷物(22)を配送すると共に、前記荷物ピックアップ面(38o、 38u)からの荷物(22)を前記昇降装置(26、28)により受け取る(以 下簡略化すれば、昇降装置との荷物の交換)ように構成及び/或いは設計される ことを特徴とする、請求項1乃至18のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン 、特にコンテナ積載クレーン。 20.前記荷物ピックアップ領域の少なくとも1つは作動装置(36;136; 236;336)を有し、これにより、前記荷物ピックアップ面(38o、38 u;138u;238u;338u)は、前記昇降装置のうちの前方のものと荷 物を交換するために、搬送位置(例えば図3aを参照)と前部作動位置(例えば 図3bを参照)の間で前方向(W)に変位自在であると共に、前記昇降装置のう ちの後方のものと荷物を交換するために、前記搬送位置と後部作動位置の間で後 方向(L)に変位自在であることを特徴とする、請求項19に記載の荷物積載ク レーン、特にコンテナ積載クレーン。 21.前記作動装置(36、136)は前記搬送装置(32、132)に固定さ れた基部(34a)を備えた少なくとも1つの伸張自在な要素(34、134) と、前記基部(34a)に対して入れ子上に伸縮すると共に、前方(W)及び後 方(L)に変位自在な少なくとも1つの入れ子式部材(34b、34c)を備え ることを特徴とする、請求項19或いは20に記載の荷物積載クレーン、特にコ ンテナ積載クレーン。 22.前記荷物ピックアップ面(38u、38o)は、前記入れ子式部材(34 c)のの、基部(34a)から離れた面(34c1)より形成されることを特徴 とする、請求項21に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 23.前記作動装置(236、336)は、前記ピックアップ領域(232u、 332u)から突出するレール(244、344)上で、前方(W)及び後方( L)に外に出るように移動自在なプラットホーム(242a、346c)を 備えることを特徴とする、請求項19或いは21に記載の荷物積載クレーン、特 にコンテナ積載クレーン。 24.前記プラットホームは固定板(24a)より形成され、該固定板(24a )はそれに固定されたローラ(242b)により前記レール(244)上で外方 に出るよう移動自在であり、前記荷物ピックアップ面(238u)は水平な前記 固定板(242a)の上面より形成されることを特徴とする、請求項23に記載 の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 25.前記プラットホームは案内部材(346b)の周囲に懸回されたむりで引 かれる無端ベルト(346c)より形成され、該案内部材(346b)はローラ 要素(346b)により前記レール上で外方に出るよう移動自在であり、前記荷 物ピックアップ面(338u)は水平な前記無端ベルト(346c)の上部より 形成されることを特徴とする、請求項23に記載の荷物積載クレーン、特にコン テナ積載クレーン。 26.前記2つの荷物ピックアップ領域(38o、38u、138o、138u 、238u、338u)は上下に配設され、その少なくとも下側の荷物ピックア ップ領域(38u、138u、238u、338u)、好ましくは両方の荷物ピ ックアップ領域が作動装置(36、136、236、336)を備えることを特 徴とする、請求項20乃至25の内のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、 特に、コンテナ積載クレーン。 27.前記2つの荷物ピックアップ面は、割り当てられた荷物ピックアップ領 域(454)及び前記搬送装置(432)に対して固定されると共に、前記搬送 装置(432)に対する方向性を維持した状態で、略水平な軸線(R)を中心に 共に揺動自在であることを特徴とする請求項19に記載の荷物積載クレーン、特 にコンテナ積載クレーン。 28.前記2つの荷物ピックアップ面は、略垂直なシャフト(S)を中心に回転 自在な略水平なターンテーブル(556)に固定されることを特徴とする請求項 19に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 29.前記搬送装置(832)は荷物ピックアップ領域(832s)を有し、前 記各昇降ユニット(826、828)が荷物ピックアップ手段(826c1、8 26c2、828c1、828c2)を備える少なくとも2つの昇降装置(82 6b1、826b2、828b1、828b2)にそれぞれ割り当てられ、その 内の各昇降装置(826b1、828b1及び826b2、828b2)は、同 じ昇降ユニット(826、828)に割り当てられた他の昇降装置(826b2 、828b2及び826b1、828b1)が荷物(822)をピックアップし た否かに関わらず、前記荷物ピックアップ領域(832s)と協働して荷物(8 22)を荷物ピックアップ面(838)に配送すると共に、荷物ピックアップ面 (838)から荷物(822)を受け取ることを特徴とする、請求項1乃至17 のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 30.前記搬送装置(32)は搬送方向(W/L)に変位自在であることを特 徴とする、請求項1乃至29のいずれか1つに記載の荷物積載クレーン、特にコ ンテナ積載クレーン。 31.前記搬送装置(32)は、前記クレーンブリッジ(16)の長い端部間に 延設された搬送トラック(30a、30b)上での搬送方向(W、L)に変位自 在であることを特徴とする、請求項30に記載の荷物積載クレーン、特にコンテ ナ積載クレーン。 32.前記搬送装置(732)は搬送方向(W、L)に変位できないように設計 されることを特徴とする、請求項1乃至29のいずれか1つに記載の荷物積載ク レーン、特にコンテナ積載クレーン。 33.前記搬送装置(732)はクレーンブリッジに固定されることを特徴とす る、請求項32に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 34.前記搬送装置(732)は前記荷物積載クレーン(710)を支持する土 台(712)上で、前記搬送方向(W、L)に略直交する方向に移動自在である ことを特徴とする、請求項32に記載の荷物積載クレーン、特にコンテナ積載ク レーン。 35.前記搬送装置(732)は、前記荷物積載クレーン(710)を支持する 土台(712)上に固定されることを特徴とする、請求項32に記載の荷物積載 クレーン、特にコンテナ積載クレーン。 36.水平方向に距離を置いて設けられた2つの荷物積み下ろし領域(18、6 8)の間で荷物(22)を搬送する方法であって、前記両荷物積み下ろし領 域(18、68)において、荷物(22)は持ち上げられて、それぞれ該荷物積 み下ろし領域(18、68)の第1のものに属する少なくとも1つの荷物ピック アップ搬送装置(28)により第1部分トラック沿いに搬送されると共に前記荷 物積み下ろし領域(18、68)の第2のものに属する少なくとも1つの荷物ピ ックアップ搬送装置(26)により第2部分トラック沿いに搬送されてなり、前 記第1荷物ピックアップ搬送装置(28)から前記第2荷物ピックアップ搬送装 置(26)への受け渡しが中間キャリヤ装置(32)を用いて前記2つの部分ト ラック間で行われるものにおいて、 前記第1、第2部分トラックの少なくとも一方に沿った荷物(22)の搬送を 行うため、前記各荷物ピックアップ搬送装置(28及び26)に加えて補足コン ベヤ装置(64、66)が使用されることを特徴とする、荷物搬送方法。
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