JPH10504507A - 貨物移載方法および装置 - Google Patents

貨物移載方法および装置

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JPH10504507A JP8507802A JP50780296A JPH10504507A JP H10504507 A JPH10504507 A JP H10504507A JP 8507802 A JP8507802 A JP 8507802A JP 50780296 A JP50780296 A JP 50780296A JP H10504507 A JPH10504507 A JP H10504507A
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ファラー,アレクサンダー,ユーニオル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に、鉄道から鉄道、鉄道から道路、鉄道から船へ貨物を移載する方法および装置に関し、移載は、鉄道車両の移動方向に対して横方向の摺動によって鉄道車両と積み降ろしステーションとの間において行われる。提案される方法と装置とは、前記移載ユニットとして、横方向に摺動可能な状態で鉄道車両(1)に搭載された乗り換え可能な床(3)が使用され、このユニットが、前記鉄道車両(1)と積み込み又は積み降ろしステーション(31)との間の移載工程中において横方向に摺動することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】 貨物移載方法および装置 本発明は、貨物の積み替えのための方法と装置に関する。 積み替えとは、鉄道/鉄道または鉄道/道路または鉄道/船における積み込み と積み降ろしを意味するものとする。 国際的な政治的および経済的複雑性によって、環境保護の理由から、鉄道交通 へのシフト、あるいは、道路/鉄道の組合せ交通へのシフトを必要とする輸送に 対しての必要性がますます高まっている。ルートの利用可能性と、特に、積み替 え設備に関する問題が存在するため、鉄道交通に対して要求される諸要件が、実 際の可能性をはるかに越えている。従って、至急に必要とされているにも関わら ず、その計画を支配する長引く法律上の手続きによって、近年において、大きな 積み替えステーションを新規に建設することが出来なかった。 クルップ社(Krupp)が、積み込み/積み降ろしトラック(路)に沿って 設置される、いわゆる、クラップ式高速積み替えシステムを開発したのはこの理 由によるものであった。この構成において、前記高速積み替えシステムを通過す る際に、積み替え設備によって貨物列 車からの積み込みと積み降ろしとが自動的に行われ、前記積み替え装置は、積み 降ろし中において、貨物列車の貨物アイテムを1つづつ持ち上げ、それらをレー ル(トラック)に対して平行に移動する長手方向コンベアに移載する。次に、こ れらの貨物アイテムは、前記長手方向コンベアによって横方向コンベアにまで移 送され、この横方向コンベアは、レールの反対側から貨物アイテムを高層保管− 取り出し倉庫へと輸送する。そして、この倉庫において、貨物アイテムは、載置 、仕分けされ、更に、列車への積み込み又は積み降ろし、あるいは、トラックに 対する積み降ろし積み込み用に前記積み替え設備によって再度利用可能とされる 。 前記クルップ式高速積み替えシステムの要点は、積み込みと積み降ろしとが、 列車の前記積み替えシステムに沿った低速移動中において、文字通り”移動中” に行われることにあり、連廊(Vorhalle Lage)において、機関車 と貨物のユニットの数とが、センサによって電気的にチェックされ、輸送車両が 積み替えのために準備される。メイン港湾においては、前記移動に関与する積み 替え装置が、コンテナや、スワップ容器(Wechselbehaelter) 、およびセミトレーラ等の積み降されるべきユニットを把持し、これら を輸送車両から持ち上げ、長手方向コンベアと横方向コンベアとを有する前記積 み替えシステム上に載置する。 このシステムの利点は、積み替えが迅速に行われることと、混合スケジュール の直接的な貨物列車運転が可能であることと、そのシステム全体がコンテナ、ス ワップ容器およびセミトレーラ等の従来の積み替え設備と併用可能であることで ある。更に、仕分けシステムが、次々とやって来る貨物列車と輸送車両(トラッ ク)との間でのフレキシブルな積み替えを許容する比較的小さな基本領域におい て構成される。 1994年7月の”カーゴ・システム”という雑誌の第55頁などにおいて、 高能力で必要空間の小さい積み替えシステムを開発することを意図したフランス 国の鉄道会社SNCFの研究プログラムに関して報告している”コミュータライ ンのための待機(Waiting on the COMMUTER line )”という題名の記事が出版されている。この計画されているシステムは、レー ルに沿って30〜36機のクレーン、即ち、1台の貨物列車の長さに対して1機 のクレーンを有している。これらのクレーン自身は移動せず、その代わりに、ト ロリーがいわゆるブロック列車に対して垂直に移動し、これに対して、長手方向 においては、いわゆるシャトル 列車がこれらブロック列車間の搬送手段として作用する。 個々の貨物アイテムは、高速の貨物積み替えを達成するため、カウンタウェイ トと強力モータとによって持ち上げられる。 上述した計画中のCOMMUTERシステムとクルップ社の高速積み替えシス テムには、膨大な技術的コストが必要であることに加えて、貨物アイテムが貨車 から持ち上げられるため、貨物が電源カテナリを通過するために特別な解決方法 を必要とするという欠点がある。これは、それぞれの電源カテナリ部分を側方に 枢動させることによって達成可能であるが、これはかなりのコストをかけること によってのみ可能である。 1994年7月のドイツの雑誌DVZ Nr.78/3の第5頁の、”War um nicht malhorizontal−der Daimler−B enz−Kombi−Lifter”(水平に変えてみたら−ダイムラーベンツ コンビ−リフタ)と題する記事には、道路から鉄道およびその逆の単純な積み 替えを許容することを意図したダイムラ−ベンツ社による開発が記載されている 。積み替え場所における技術的な必要条件は、非常に簡単に達成することができ る。というのは、輸送車両を接続する路面に1つのレール部分を挿 入するだけでよいからである。輸送車両は、その貨物を、標準式貨物容器、即ち 、ヒンジ止め支持脚を有して前記線路部分上を移動するスワップ・ブリッジ(W echselbruecke)の所定位置に移載し、その構造体をその支持脚を 伸ばした状態で下降させ、前記スワップ・ブリッジを貨物と共に、あたかも支柱 に載せるようにレール上に載置する。その後、道路車両が前記線路部分から走り 去る。 次に、互いに接続された貨車と機関車とが、前記レール部分へと後方移動する 。列車の全体が、載置された前記スワップブリッジの下を通過して所定のドック 位置にまで移動する。その後、貨車の前記支持構造体が、これらの貨車に搭載さ れたリフトシステムによって持ち上げられ、その支持脚が地面から離れて、これ によって機械的に後退することが可能となる。次に、前記ユニットが降下されて 、貨物を搭載した列車は前記レール部分を離れることができる。 このシステムの顕著な利点は以下の通りである。 −他の積み替えシステムと違って、このシステムは、実質的に、既に実績のあ る公知の部材によって達成される。 −複雑な門形クレーンは不要であり、待行列やターミ ナルの混雑が避けられる。 −コンビ−リフタにより、混合貨物交通に、次の貨物ターミナルから離れた、 中央から離れたロケーションをも含ませることが可能である。 集中排除(Dezentralisierung)が可能であるということは 、それによって重要度の低いロケーションであっても、その鉄道輸送交通に参加 することが可能となるため、これは、横方向の取り扱いのためのクレーンを備え た上述した高速積み替えシステムと比較して大きな利点である。しかしながら、 前記コンビ−リフタの欠点は、新規な標準化された取り扱い容器、即ち、ヒンジ 止めされた支持脚を備えたスワップブリッジを新規に導入することが必要である ことにあり、これ無くしては、混合交通への参加は不可能である。更に、鉄道と 鉄道との間の積み替えや、途中での乗り換えは不可能であるか、もしくは、その ためには別の積み替えシステムを使用する必要がある。更に、取り扱い容器を、 運搬車両の持ち上げ旋回装置(Hubschwingen)に対して正確に位置 決めすることに困難が予想される。更に、所定位置に導入するための複数の輸送 車両の配列を制御するため、適当なシステムを見つける必要がある。もしくは、 別の積み替えサービスを、それ専用の輸送車 両とともに提供する必要があり、これによって、輸送車両と輸送車両との間の更 に別の積み替え作業が必要となる。 とりわけ、このシステムにおいては、載置された取り扱い容器の下での機関車 による移動が不可能なため、列車を押さなければならないという必要がある。更 に、別の積み替え設備なしでは、前記コンビ−リフタによって、列車の中間部分 での貨物アイテムの積み込み/積み降ろしができない。1台の輸送車両には、ス ワップ容器のみしか積むことができないため、前記コンビ−リフタによっては、 1台の輸送車両に同時に積み込みと積み降ろしとを行うことはできない。 混合交通用の更に別の積み替えシステムが、DE 3607 307 A1公 報に開示されており、ここでは、鉄道車両が容器を受け取るため、この鉄道車両 の側方の一端部に枢支され、かつその外方への枢動によって、輸送車両がその後 端部を回転フレームの面側に対して位置決めできるように構成された回転フレー ムと、輸送車両に対して長手方向に移動される輸送容器とが設けられている。こ のタイプの積み替えシステムは、かなりのコストがかかるとともに、重い荷物を 、その枢動延出した状態における前記フレームの上方で移動させるときに、そ の支持に関する問題が生じる。 DE 32 39 622 A1公報には、荷物、具体的にはコンテナを、車 両フレームに延出可能に接続された支持フレームから積み込み装置によって、移 動および載置する手段が記載されている。この積み込み装置は、1つは車両フレ ームに接続され、もう1つはそのプロファイルの長手方向に延出可能な、計2つ の相互に係合したプロファイル部分を有する。前記プロファイル部分の形状は、 前記2つのプロファイル部分間において、上方に対し、前記2つのプロファイル 部分間に空間を有して開放された開放プロファイル空間が残されて、荷物または 容器がこの空間を通過可能なように選択設計される。 更に、この装置は、重い荷物も十分に移動可能であるようにも構成され、これ は、前記レールの支持案内路が長いことによって可能とされている。この装置は 積み替え用ではなく、単に、前記コンテナの載置によって、コンテナが前記支持 脚によって支持されて前記載置位置に留まっているときにおいて、このコンテナ から独立して車両を使用可能にするためのものに過ぎない。貨物の移動と載置の ためのこの手段が問題なく機能するためには、前記車両フレームを支持部材によ って安定的に保持する必要がある。 更に、輸送用容器を、1台の輸送車両から、これに沿って駐車された別の輸送 車両へ横方向に積み込むための積み替えリグが、DE 42 44 156 A 1公報から知られている。これらの積み替えリグ(Ueberladebaeu me)は、両積み込み平面間の空間を互いに橋渡して固定するとともに、その相 互間の高さの違いを補償して、その上面に、それを介して前記輸送用容器が、一 方の車両の積み込み平面から他方の車両の積み込み平面へと押し出し又は引き込 み移動される摺動路を備えている。 DE 39 17 470 A1公報には、更に、コンテナが貨車の側方から 積み降ろされて、転動路と、それぞれのトラック間の地下路とによって、前後に 押動されるようにコンテナターミナルを構成することが提案されている。この構 成におけるコンテナ通路は、路に対する従来の歩行者用地下道に類似した構成で ある。横方向の取り扱いにより、通常のコンテナクレーンによるコンテナの積み 降ろしが不可能な電源カテナリを備えたレール領域においても、積み替えを行う ことが可能である。しかし、その開示全体から、コンテナをどのようにして、鉄 道車両の側方から降ろすのかについての詳細は明らかではない。 DE 33 13 019 A1公報には、鉄道および道路交通において品物 を輸送するための積み替え方法が開示されていて、ここでは、コンテナはコンテ ナの下側に設けられたプロファイル部分を備えたローラガイド上にて横方向に取 り扱われる。前記コンテナの形状が特殊なため、これらコンテナに汎用性はない 。とりわけ、この方法によっては、スワップブリッジやセミトレーラの積み込み は不可能である。 鉄道車両を移動させることなく、鉄道と道路との間、および、道路と鉄道との 間で同時に貨物の積み替えを行うための更に別の方法が、DE 31 36 6 87 A1公報に記載されている。この目的のために、装置の長手軸芯に対して 水平に延出可能で、コンテナをその下方において把持するため、リフト移動可能 な水平積み替え装置が提供されている。この方法とそれに使用される装置は、I SOコンテナにのみ適している。というのは、これら積み替え装置は、これらの コンテナにのみ係合可能であるからである。この方法によっては、従来型のスワ ップ容器やセミトレーラは使用することができない。 DE 43 01 019 A1公報から、体積の大きな貨物を積み込み、積 み降ろしするための積み込み−積み降ろしシステムが知られている。この目的の ために、 いわゆる積み込みパレットが提供され、積み込まれるべき貨物は、これに積み込 まれた状態で、積み替えシステムによって、レール上で前記積み込みパレットの 長手方向に対して横方向に所定位置へと移動され、ここで位置固定される。各積 み込みパレットは、それぞれの場合、鉄道車両上での輸送中に留まっている。こ れにより、これまで知られているシステムと比較して、はるかに迅速な積み込み と積み降ろしとが行われるように構成されている。 DE 36 16 484 A1公報から、自動車や貨物アイテムを、連続し た複数の載置位置において、鉄道車両に対して積み込み及び積み降ろしを行うた めの類似の装置が知られている。各載置位置には、中央制御ユニットによって別 に制御されるコンベア装置と、鉄道ターミナルのプラットフォーム上の少なくと も1つの保持位置が設けられている。そして、鉄道車両が前記保持位置の上流側 の所定位置に正確に停止されると、コンベア装置は、貨物を搭載していない前記 保持位置に存在する自動車を前記保持位置へと移動するか、もしくは、前記載置 位置に停止している自動車を前記保持位置へと移動する。ここでも、この目的の ために積み込みパケットが設けられてい、これらは、前記移動の開始前に僅かに 持 ち上げられ、その動作の完了後、元の場所に降ろされる。前記鉄道車両の載置場 所には、車両固定手段が設けられていて、これによって、各パレットは、位置決 めされる。 DE−AS 24 40 682公報には、作業ランプを備えたコンテナ及び パレット用の積み替えシステムが記載されていて、これには、道路車両用の積み 込み及び積み降ろし装置とコンテナ列車用の輸送車両とが設けられ、これらは前 記コンテナの移動のための転道路を備えている。この積み替えシステムは、トラ ックと、それに対して平行に隣接配置されてコンテナを緩衝するためのランプ( Rampen)とを備えた鉄道ターミナルを構成している。前記ランプには、コ ンテナとパレットとがその上で前記トラック又はランプに対して横方向に移動可 能なローラユニットが設けられている。更に、これらランプに近接して、搬送さ れるべき貨物が前記トラックに対して平行に移動可能な長手コンベアシステムが 設けられている。前記貨車にも、前記ランプ側に設けられたローラユニットに対 応して設けられコンテナの横方向の搬送のために作用する対応のローラユニット が設けられている。モジュール調節した間隔で配置された前記ローラユニット上 における複数のコンテナの長手方向および横方向の搬送の流れを円滑にするため 、その下側に前 記モジュール調節間隔で配設されたV字状に延出する溝を備えた特殊な容器が提 供され、これによって、特定の許容範囲内での確実な案内が達成される。前記ラ ンプの外側において、トラックの荷物の積み替えは、前記容器をランプから持ち 上げてトラックの載置面に載置するリフト把持ハンガによって達成される。 DE−OS 2 231 442公報には、鉄道貨物交通のための鉄道ターミ ナルシステムが記載されていて、これには、貨物はそれぞれの貨車を延長トラッ クシステムに乗り入れる必要を避けるため、コンテナによって積み込み積み降ろ しが行われる。この目的のために、必要に応じて、前記容器のために、駆動ユニ ットから動力供給される移動ベース支持部材が提供され、これらはターミナルに ある間、容器を連続的に支持する。列車が前記ターミナルにおいて停車した後、 コンテナは前記ベース支持部材上に積み込まれ、これによって、コンテナが持ち 上げられるとともに、前記ベース支持部材が下方の位置へと移動する。前記ベー ス支持部材は、コンテナとともにトラックに対して横方向と長手方向との両方に 移動可能である。 鉄道貨車に対する道路車両からの積み込み及び積み降ろしのための更に別の装 置が、DE 36 44 411 A1公報に記載されている。この構成において、プラットフォームが設けられ、 その下方には、貨車の長手軸芯に対して横方向の通路断面レール上で転動するロ ーラが設けられている。前記プラットフォームはランプに乗り込む。輸送車両が 所定位置にまで移動すると、前記プラットフォームは、貨車の内部に退避される 。これらのプラットフォームは、貨車上の空間をより有効に利用するために、複 数のプラットフォームセグメントに分割形成可能である。ここでの課題は、取り 扱いをスピードアップすることであり、前記輸送車両は、カーブ部分に対応する 必要なく、積み込み及び積み降ろしされるように構成されている。 更に、DE−OS 1 756 373公報から、コンテナ積み替えのための 方法と装置とが知られており、ここでは、コンテナは、貨車からの横方向の移動 によって、トラックに沿って高さ調節可能に配置されたランプに積み降ろされ、 コンテナは1つのランプから貨車への反対方向における対応の横方向移動によっ て積み込まれる。前記コンテナは、摺動レールまたはそれに類似の装置によって 移動可能であり、前記ランプは、レベルコントローラによって貨車の高さにまで 調節可能である。 以上要するに、現在開発されている、もしくは計画中 の積み替えシステムにおいては、貨車から貨物を持ち上げるために膨大な技術上 の複雑性が必要であって、従って、電源カテナリの下方の通過に関して特別な解 決方法を必要とするものである。とりわけ、このような積み替えシステムは、集 中排除された積み替え作業が不可能な大規模な積み替えセンタを構成するもので ある。 水平積み替えを許容するその他の積み替えシステムも知られている。この目的 のために、複数の様々なシステムが提案されているが、これらは、部分的に特殊 な輸送用容器を必要とするか、もしくは、コンテナの鉄道車両の側方からの枢動 を可能にするための技術的に複雑な回転フレームを有する。前記輸送用容器は、 例えば、その下側に、積み替えステーションに設けられた対応の転動路(DE− AS 24 40 682公報)と協動して、水平横方向移動と、積み替えステ ーションにおけるその後の移送とを許容するための特殊な走行用溝を有している 。 更に、DE 43 01 019 A1公報,DE36 16 484 A1 公報またはDE36 44411 A1公報から、一般に自動車またはコンテナ である貨物が、その上、又はそこから貨車への積み込み又は積み降ろしのために 横方向に移動される積み込み用パ レット又はプラットフォームが知られており、その目的は、積み込みと積み降ろ しとをスピードアップすることにある。これらの積み込みパレット又はプラット フォームは、より具体的には、貨車からの積み降ろしの後において、自身の力に よって、積み込みパレット又はプラットフォームから運転移動可能な自動車の移 動用に提供されている。もしも、これらの積み込みパレット又はプラットフォー ムによってコンテナ等を搬送する場合には、その荷物を貨車からの積み降ろし後 においてリフト把持装置によって持ち上げる必要がある。 本発明は、単純な構造を有し、容器と電源カテナリの条件の如何に関わらず作 業でき、極めて迅速な積み替えを可能にする、貨物の鉄道/鉄道、および、鉄道 /道路または鉄道/船、あるいはこれらの逆の積み替えのための方法と装置とを 提供するという課題に基づく。 この課題は、請求項1に記載の方法と請求項6に記載の装置とによって達成さ れる。本発明の好適実施例は従属請求項に記載されている。 本発明の1つの重要な側面は、取り扱いの仲介手段(Ladungsverm ittler)として鉄道車両に横方向に移動可能に搭載されたスワップボトム を使用していることにある。この仲介手段として作用するス ワップボトムは、本発明において、貨物列車に対する積み込み及び積み降ろしの ためだけでなく、積み替えシステムにおける貨物の運搬用にも使用され、このス ワップボトムがトラックに対して平行および横方向の移動を可能にすることによ り、これによって種々のスワップボトムに搭載された積送品が仕分けされる。ス ワップボトムを使用することにより、貨物の鉄道/鉄道間、更に、鉄道/道路間 または鉄道/船間の積み替えを、容器のタイプのいかんに関わらず行うことが可 能となる。というのは、このスワップボトムは、どのようなタイプの輸送容器、 パレット等を受け入れることも出来るからである。 鉄道貨物キャリアをキャリアボトムとスワップボトムとに分割することによっ て、貨物を受け取って載置するためのスワップボトムを積み替えステーションに おいて準備状態に保持しながら、鉄道車両をトラック上で固定状態に停止させて おくことが可能である。単にスワップボトムを移動させるだけで、常に個々の貨 物に対してアクセスすることができ、従って、小規模な積み替えステーションに おける積み降ろし積み込みが可能となる。特に、鉄道交通においては、横方向の 移動による横方向の取り扱いは、電源カテナリに関する問題がないという利点が ある。更に、本発明の方法は、現在計画中の高速積 み替えシステムと比較して、僅かな投資しか必要としない。本発明の積み替えシ ステムは、段階的に導入して徐々に拡張することができるので、必要とされる投 資を、長い期間にわたって分散させることができる。前記スワップボトムは、更 に、例えば、バルク貨物、気体または液体のための特殊容器としても形成するこ とが可能であり、その結果、車両全体を特殊構造にする必要がなくなる。 本発明において前記スワップボトムによって可能となる貨物の仲介取り扱いに よれば、鉄道車両または輸送車両の積み降ろしのため、単純に、スワップボトム を貨物とともに進行方向に対して横方向に移動させるだけでよく、更に、別のス ワップボトムの積み込みのためには、それを他の方向から移動させるだけでよい ので、迅速な積み替えが可能となる。 その迅速な横方向の取り扱いにより、本発明の積み替えシステムは、非常に高 い積み替え能力を有する。なぜならば、複数のスワップボトムを同時に移動させ て、その輸送車両のタイプに関わらず仕分けすることが可能であるからである。 鉄道交通においては、これは、列車の待ち時間が短く、とりわけ、積み込み及び 積み降ろしを、非常にフレキシブルに、即ち、列車のどの貨車に対して も任意に行うことができ、スワップボトムによる仲介によって、予定された貨物 列車を導入することが可能になるということを意味している。迅速な積み替えに より、貨物列車を短距離においても経済的に運転することが可能となり、その結 果、道路交通状態と環境状態とが更に緩和する。 以下、本発明を図面に基づきその具体例によってより詳細に説明するが、ここ で、 図1aは、本発明による、スワップボトムを備えた鉄道車両の斜視図、 図1bは、前記スワップボトムを位置移動させた状態における、図1aに示し た鉄道車両の斜視図、 図2は、取り扱い仲介およびキャリアボトムと、更に、レール走行装置とを分 解して示す、図1aに示した鉄道車両の斜視図、 図3は、それぞれがスワップボトムを備え、互いに連結された複数の鉄道車両 の平面図、 図4は、図3に示した中央の走行装置の領域を上方から見た図、 図5は、複数の鉄道車両が所定位置に設定された積み替えステーションの略斜 視図、 図6は、前記スワップボトムを長手方向に移動させる ための積み替えシステムの略斜視図、 図7は、積み込み部と積み降ろし部とを備えた積み替えシステムの略図であっ て、複数の鉄道車両がそこに乗入れ、トラックブリッジが閉じられた状態を示す 図、 図8は、前記積み込み部と仕分け部との領域における、図7に示した積み替え システムの移動方向に対して横方向の断面図、 図9a〜9oは、鉄道車両の入口と出口とに積み込み部と積み降ろし部とを備 えた積み替えシステムの移動方向に対して横方向からの略断面図、 図10a及び10bは、それぞれ、そのスワップボトムを持ち上げた状態と、 それを降ろした状態とにおける積み替えシステムの斜視図、 図11は、分解図として示す、図10aに示した積み替えシステムの斜視図、 図12は、図10aに示した積み替えシステムの正面図であって、そのスワッ プ容器を受け取る状態、又は、スワップ容器が仕分け部へ近づく状態を示す図、 図13a〜13fは、前記スワップボトムの積み替えシステムへの仕分けの概 略図、 図14a〜14yは、積み替えシステムにおける、スワップボトムの積み降ろ し、仕分け、及び積み込みを略 示する図である。 本発明においては、実質的に、鉄道車両1のための貨物キャリアを、キャリア ボトム2と、その上に横方向移動可能に載置される取扱仲介手段としてのスワッ プボトム3とに分割する(図1a,1b及び2)。 前記スワップボトム3は、2つの長い側縁部4と2つの短い端縁部5とを備え た実質的に長方形状の板状部材である。その上側は、各種容器または貨物アイテ ムの取り扱いに適した平担な取り扱いデッキ6を形成している。前記スワップボ トムの下側7には、複数のローラ8(図8)が、前記側縁部4に対して横方向に 向く複数の列状に配置されていて、これらローラの軸芯は、前記側縁部4に対し て平行、もしくは、前記鉄道車両1の進行方向に対して平行に向けられている。 前記キャリアボトム2は、3つの長手ブレース(Laengsstreben) 11と、複数の横ブレース(Querstreben)12とからなる凹凸を有 するスチール構造体である。前記キャリアボトム2の上側10上の横ブレース1 2には、前記キャリアボトム2の長手方向に対して横方向、又は、前記鉄道車両 1の進行方向に対して横方向に向けられた溝状案内路9が設けられている。前記 スワップボトム3に取り付けられたローラ8は、これらの溝状案内路9に 係合して、これによって、スワップボトム3は、キャリアボトム2上において横 方向に移動可能である。 更に、前記キャリアボトム2の上側10には、2つ以上の横列に複数のピニオ ン13が幾分突出して設けられ、好ましくは、前記キャリアボトム2の各長手ブ レース11は、1つの横列毎に1つのピニオン13を有している。これらのピニ オン13は、スワップボトム3の下側7に設けられたギアラック14に係合し、 これらギアラックは、スワップボトム3の前記側縁部4に対して横方向、あるい は、前記鉄道車両1の進行方向に対して横方向に配置されている。これらピニオ ン13は、それぞれの軸芯が、鉄道車両1の進行方向に対して平行に配置され、 駆動ユニット(図示せず)によって駆動されてスワップボトム3を横方向に移動 させる。 前記スワップボトム3の端縁部5には、3つの固定ペグ15が、それぞれが突 出してキャリアボトム2に取り付けれた対応の把持位置決め部材16によって固 定保持され、これによって、鉄道車両1の移動中において、スワップボトム3は 、キャリアボトム2に対して固定接続されるとともに、大きな横方向の力、例え ば、カーブでの力に対して耐えることができる。スワップボトム3を横方向に移 動させるためには、前記把持固定部材によっ て固定ペグ15を解除しすると、これによって、スワップボトム3は、ピニオン 13によってのみ横方向に位置することになり、これによって側方に移動させる ことが出来るようになる。 前記キャリアボトム2の端部には、これらキャリアボトム2を前記レール走行 装置18から懸架するためのハンガ17が設けられている。 前記ハンガ又はハンガ手段17は、それぞれ、前記長手ブレース11の直線延 出部として配設された3つの支持アーム19を有している。側部において外側に 位置する支持アーム19aは三角形状をなし、前記キャリアボトムの上側10の 平面内に位置する上縁部20を有している。内側に位置する支持アーム19bは 、前記中央長手ブレース11に固定された短い継ぎ足し部(Ansatzstr ueck)21と、そこから延出して、前記上縁部20とほぼ水平なキャリアプ レート22とを有する。これら支持アーム19は、前記ブレース11,12に対 向するその端部において、支持アーム19の天頂部に位置するとともに、キャリ アボトム2の上側10の平面を越えて突出する横ビーム23に接続されている。 この横ビーム23には、スワップボトム3の前記固定ペグ15を受けるための把 持固定部材16が取り付けられ ている。 前記キャリアプレート22は、キャリアボトム2の横方向中心に孔24を備え ていて、これによって、キャリアボトム2を、前記レール走行装置18の枢支部 25に回転可能に懸架することが可能である。前記三車軸式のレール走行装置1 8は、レールホイール27間に延出するベース本体26を有し、この上に、2つ の枢支部25が、それぞれ進行方向における中心で互いに横方向に離間した状態 で配置されている。側方には、前記線路ホイール27を包囲する側方部材28が 、前記レール走行装置18上に配設され、これらは、前記ベース本体26の上側 29を僅かに越えて延出していて、これによって、横ビーム23を傾斜しないよ うに下方から支持している。前記レール走行装置18の枢支部25のための孔2 4又は受け固定部は、進行中および最終接近中において緩衝装置の作用を受け持 つ油圧式付勢ソリ(Schlitten)内に位置している。鉄道ターミナル又 は積み替えステーションでの停車中において、前記油圧サスペンションが緩和さ れて、温度変動によって生じた長さの差を、前後に係合するラッチによって補償 するように構成されている。 2つのキャリアボトム2が3つのレール走行装置18 と共に2台の”貨車”を構成し、1つのキャリアボトム2を追加するためには1 つのレール走行装置18を追加するだけでよい(図3,4)。この目的のため、 2つのキャリアボトム2は、それぞれ、その孔24によって、前記枢支部25に 懸架され、これによって、横ビーム23がこれら2つのキャリアボトム2に対向 して位置する。キャリアボトム2から外側に向く横ビーム23の側方面領域20 は、上方から見た状態において、側方に傾斜していて、これによって、キャリア ボトム2が、カーブ走行中において互いに干渉し合わないように構成されており (図3,4)、かつ、キャリアボトム2間の間隔をできるだけ小さく維持するこ とが可能である。 鉄道車両に対する積み替えは、以下に詳述するように、積み替えステーション 31において、あるいは、積み替え設備32によって行われる。 前記積み替えステーション31(図5〜9)は、鉄道車両1が乗入れ通過可能 なレール34を備えたトラック(線路)33と、このトラック33に対して平行 に設けられた積み降ろし−積み込み部35とを有している。この積み降ろし−積 み込み部35は、前記鉄道車両1の進行方向に対して横方向に向けられるととも に、その構成および形状において前記キャリアボトム2の案内路9に 対応する溝状案内路36を有していて、これにより、鉄道車両1が積み替えステ ーション31に入った場合に、スワップボトム3を、鉄道車両1の進行方向に対 して横方向に側方に移動させて、積み降ろし−積み込み部35に載置したり、積 み降ろし−積み込み部から移動させることが可能である(図5、図9b〜9c) 。この構成において、スワップボトム3のローラ8は、キャリアボトム2の案内 路9から、積み替えステーション31の案内路36へと転動する。同様に、積み 替えステーション31の案内路36からキャリアボトム2の案内路9への横方向 移動も可能である。横方向の移動により、貨物列車の貨物を、複雑な門形クレー ンを必要とせず、かつ、電源カテナリの問題もなく、数秒の内に積み降ろすこと が可能である。 積み替えステーション31の案内路36の間には、スワップボトム3を横方向 に移動させるためのピニオン37が設けられていて、これによってこれらはスワ ップボトム3の下側7に設けられたギアラック14に係合可能である。これらピ ニオン37は、その軸芯を鉄道車両1の進行方向に対して平行にした状態で走行 し、駆動ユニット(図示せず)によって回転されてこれによって、スワップボト ム3が案内路36に沿って移動する。 前記トラック33上の鉄道車両1を積み降ろし−積み込み部35、又は、その 案内路36に対して正確に位置決め停止するために、積み替えステーション31 にはプッシャ38を備えた固定手段が設けられていて、これは、キャリアボトム 2と同じ高さで、積み込み−積み降ろしシステム35から鉄道車両1内に側方に 延出し、そのトラック33上における位置を固定する。好ましくは、鉄道車両1 の必要な動力供給は、前記プッシャ38を介して、前記把持固定部材16を備え た前記ロック手段と、キャリアボトム2のピニオン13のための駆動ユニットと を作動させるため、電気、油圧または空気路によって達成される。 好ましくは、前記積み替えステーション31は、積み降ろし−積み込み部35 に加えて、この積み降ろし−積み込み部35に対して平行に延出する複数の仕分 け部39を有する。これら仕分け部31は、スワップボトム3を鉄道車両1の進 行方向に対して横方向に移動させるために、前記積み降ろし−積み込み部35と 同じ形状の案内路36とピニオン37とを有している。 更に、前記積み替えステーション31の案内路36は、鉄道車両1の進行方向 に対して平行に向けられた溝またはギャップ40を備えていて、ここでキャリア ビーム41 は、案内路36に対して横方向、あるいは、鉄道車両1の移動方向に対して平行 に移動され、その移動において、上述したスワップボトム3の移動を含む。これ により、スワップボトム3は、案内路36によって所定位置に引張られて表面領 域上で移動され、これによって仕分けされる。従って、この表面領域が仕分けゾ ーンを形成する。この仕分けゾーンは、横方向において複数の部分35,38( 積み降ろし−積み込み部または仕分け部)に分割されるとともに、長手方向にお いて、複数の横移動ゾーン50に分割され、これらゾーンのそれぞれが、その内 部に1つのスワップボトム3を長手方向において受け入れ可能なゾーンを構成し ている。 前記キャリアビーム41は、閉じられた長方形断面の中空プロファイル断面か 、もしくは、その上方が開放された通路状断面を有している。これらキャリアビ ーム41は、位置固定された側に回転可能に配設された案内ローラ42によって 案内され、その下側に配置されたギアラック44を備えたピニオン43上で移動 し、これらピニオン43上における回転によって、キャリアビーム41は長手方 向に搬送される(図6,8)。前記キャリアビーム41は、その上側45に、キ ャリアビーム41の上方に配置されたスワップボトム3を持ち上げ、又は上方 への強制移動させてこれらを対応の案内路36(図8,9k)から持ち上げると ともに、それらの長手方向の移動を許容するラム46を備えたリフト手段を有し ている。このラム46は、好ましくは、電気または油圧によって作動し、それぞ れの場合において必要な動力は、主機動送り47,副機動送り48を介してルー プ機動送り49へ供給される。前記ループ機動送り49は、キャリアビーム41 が移動可能な移動距離を限定している。その最大移動距離をスワップボトム3の 長さに限定してもよい。 長手方向の移動のためには、スワップボトム3が互いに平行に配設された2つ のキャリアビーム41から持ち上げられ、これによって、スワップボトム3のロ ーラ8が積み替えステーション31の案内路36から離れる。前記2つのキャリ アビーム41の移動により、その上に位置するスワップボトム3は、積み降ろし −積み込み又は仕分け部35,39に沿って移動される。前記2つのキャリアビ ーム41間の間隔は、トラック33のレール34間の間隔にほぼ対応している。 同時に移動されるべき前記2つのキャリアビーム41のそれぞれは、軸51に 対で取り付けられたピニオン43上に位置している(図8)。これらの軸51は 、略C字状のスチールガーダ53に固定されたベアリング52に よって保持されている。これらC字状スチールガーダは、主壁54と、この主壁 54よりも狭く、かつ、この主壁に対してそれぞれその底部と頂部とで取り付け られ、かつ、主壁54に対して垂直に立設された底またはカバー壁55a,55 bとを有している。前記C字状スチールガーダは前記底壁55a上に立設されて いて、2つのC字状スチールガーダのそれぞれが、進行方向に対して平行に延出 する部分または通路を形成し、この通路内に、1つのキャリアビーム用の一列の ピニオン43が配設される。C字状スチールガーダ53は、その底壁55a,5 5bにより、前記ビニオン43から離間している。前記主壁54には、その貫通 孔に軸51が貫通しており、前記ベアリング52の取り付け用の取り付けプレー トが、前記貫通孔の僅かに下方で固定され、ピニオン43の方向において垂直に 突出している。これにより、これらピニオン43のそれぞれは、このピニオン4 3に隣接する2つのベアリング43によって取り付けられ、2つのピニオン43 のための軸51が、4つのベアリング52と、4つのC字状スチールガーダ53 とを貫通している。前記軸51の一端部には、駆動ギア56が固定されていて、 これは、モータ(図示せず)によってチエン又はベルトを介して駆動される。こ の構成において、スワップボト ム3の長さにわたって延出する各横移動ゾーン50の前記軸は、互いに組み合わ されて、1つのモータによって駆動される。 前記C字状スチールガーダ53の天頂壁55bには、進行方向に対して平行に 向けられたT−ビーム57が取り付けられていて、ここに、前記案内ローラ42 の車軸59のための取り付け部材58が固定されている。前記車軸59は垂直に 配置されていて、案内ローラ42の各対が、側方からキャリアビーム41に隣接 している。前記各案内路36は、2つのT−ビーム57上に位置し、それらの間 に位置するゾーンを架橋している。 好ましくは、前記積み替えステーション31において、各案内路の下に案内ロ ーラ42及び/又はピニオン43が設けられ、1つのキャリアビーム41に沿っ て、少なくとも6対の案内ローラ42を設ける必要がある。 前記T−ビーム57に取り付けられた案内路36は、互いに対向するT−ビー ム57間のゾーンに延出するギャップ又は溝40を有している。これにより、こ れら案内路36上に位置するスワップボトム3は、それぞれの場合において2つ のギャップ40をカバーし、この理由により、スワップボトム3の下側7に各横 方向の列に対して4つのローラ8を設け、2つのローラ8が案内路36 上のローラと常に接触しているように構成することが好適である。 スワップボトムの長手方向の移動は、一対のキャリアビーム41が、そのラム 46によって、スワップボトム3を、横移動ゾーン50の案内路36から持ち上 げ、ピニオン43によるそれ自身の長手方向移動によってスワップボトム3を、 別の横移動ゾーン50に移し、ラム46を下降させることによって、これをその 対応の案内路36に載置することによって行われる。前記ラム46が降ろされた ときに、前記横ビームは、スワップボトム3の下方で自由に移動することができ る。 前記積み降ろし−積み込み部35は、好ましくは、積み降ろし部35aと積み 込み部35bとを有し、これらはそれぞれ、その側方おいてトラック33に隣接 し、進入してきた鉄道車両1が、スワップボトム3の片側への横移動によって、 キャリアボトム2とともに前記積み降ろし部35aに積み降され、他側から直接 に追従する状態で、スワップボトム3上に載置されて積み込み部35bにおいて 準備完了状態に保持されている貨物を、鉄道車両1へと移送する(図7,図9b ,9c〜d)。これに加えて、1つの貨物列車の複数の鉄道車両1の積み替えを 同時に行うことが可能であり、その結果、これらの移 動動作が数秒で行われることから、貨物列車の積み替えステーション31での停 車時間が非常に短くなる。 前記積み降ろし部35aに載置されたスワップボトム3の積み込み部35b又 は仕分け部39への移動を可能にするため、積み降ろし部35aには線路ブリッ ジ60(図7,9a〜9o)が設けられている。これらの線路ブリッジ60は、 通路状の断面を備えたレールであって、鉄道車両1が積み替えステーション31 を離れたときに、積み降ろし部35aに向けて側方に延出され(図9f−9g) 、トラック33を架橋し、積み込み部35の側方で静止する。これら線路ブリッ ジ60は、駆動ギアホイール60aと上方に突出する摺動ホイール60bとを備 え、前記駆動ギアホイール60aは駆動ユニット(図示せず)によって駆動され て積み降ろし部35aのスワップボトム3を、積み込み部35bへと搬送する( 図9g−9h−9i)。スワップボトム3が積み降ろし部35aから積み込み部 35bに移動された後、トラックブリッジは積み降ろし部35a内に退避し、ト ラック33を鉄道車両1に対してフリーにする。積み込み部35bに沿って、こ の積み込み部35bとともに、前記仕分けゾーンを形成する仕分け部39が設け られ、スワップボトムは、長手方向と横方向との両方に移動され仕分けられる (図9j−9n)。 前記積み降ろし部35aは、スワップボトムを長手方向に移動させる手段を有 しておらず、単に、スワップボトムを積み降ろし、速やかに受け取り、積み替え ステーションに入ってきた鉄道車両の停車時間を短縮させるものである。 原則的に、積み替えステーション31に任意の数の横移動ゾーン50を設けて 、どのような長さの貨物列車に対しても対応できるように構成することが可能で あり、通常の列車の長さのためには、40の横移動ゾーン50の長さ、即ち、約 800メートルが好適である。長い列車の積み替えのために、例えばそれぞれ4 00メートルの2つの短い部を提供することも好適であるかもしれない。この目 的のために、2つの積み降ろし部35aと2つの積み込み部35bとの両方を前 記トラック33に沿って互いに平行に設け、列車の積み替えが、その列車の2つ の半部分において前後して可能とすると有利である。最初の積み替え作業後、貨 物を、積み降ろし部と積み込み部との両方でフォローアップして、2番目の半部 分に対してフリーな積み降ろし部が利用可能となり、貨物は前記トラックに隣接 する積み込み部においてキャリアボトム2に移載可能となる。従って、積み替え ステーショ ンにおいて鉄道車両を連結または切り離すだけで、積み替え作業を長引かせたり 遅延させる。 前記仕分け部39の端部には、移動させるべきキャリアビーム41のための回 避ゾーン(Ausweich−bereiche)61が設けられている(図5 ,7)。仕分け部39のそれぞれの対のキャリアビーム41を、これら回避ゾー ン61に移動させることにより、キャリアビーム41によって占領されていない 1つ又は2つのブランク62が、仕分け部39に形成され、これによって、同じ 仕分け部39の他のキャリアビーム41を移動させるための空間を作り出すこと ができる。これら回避ゾーン61の代わりに、仕分け部39に沿って、1つのブ ランク、あるいは、長い仕分け部39の場合には複数のブランク62を設けて、 キャリアビーム41を適当に移動可能に構成することも可能である。 鉄道車両に対する積み替えのために、図10〜12に示す積み替え装置32を 使用することも可能である。 前記積み替え装置32は、原則的に、スワップボトム3のための高さ調節可能 な載置面領域を備えた自動移動キャリアボトムである。この積み替え装置32は 、エンジン等の駆動手段と燃料タンク等が収納された凹凸シャーシ63を有して いる。これは、それぞれが2つの車輪 を備えた複数の走行ユニット64に搭載されている。この走行ユニット64は、 360°転回可能であり、これによって、この積み替え装置32は、この積み替 え装置32に搭載されたスワップボトム3の下方から突出しないように構成され ている。スワップボトム3を受け取るために、前記積み替え装置32は、この積 み替え装置32の長手方向に対して横方向に向けられた高さ調節可能案内路65 によって形成される搭載面領域を有する。更に、前記積み替え装置32は、キャ リアボトム2と同様に、前記案内路65と同様に高さ調節可能で、スワップボト ム3を横方向に移動させるためのピニオン66を備えた駆動ユニットを有してい る。 前記積み替え装置は、キャリアボトム2とともに、鉄道車両1の片側へ移動可 能であり、その案内路65の高さ調節機能によってキャリアボトム2の高さに調 節され、スワップボトム3を受け入れるか、もしくは、これを鉄道車両や、ある いは、スワップボトム3のための対応の搭載面領域を備えた、その他のなんらか の輸送用容器を載置するため移動することが可能である。 前記積み替え装置32をスワップボトム3と共に比較的低いレベルにまで下降 させることが可能であることにより、これは複数の支持部材67に支持されたい わゆる スワップ容器68の下方へ移動して、このスワップ容器を積み込み/持ち上げて これをスワップボトム3に載置させることができる。従って、前記積み替え装置 32により、従来タイプの輸送用容器に対する互換性が確保され、これらの容器 は、スワップボトム3上に搭載されると、単純な横移動によって本発明による積 み替えシステムに組み込まれる。前記積み替え装置32によって、輸送車両を使 用することも可能であり、スワップボトム3のための搭載面領域が前記積み替え 装置32によって様々なレベルに配置され、輸送車両からの貨物を受け取り、ス ワップボトム3の持ち上げ又は降下によって、高さを補償し、これを横方向に移 動して別の輸送車両や、あるいは、その他の輸送車両、例えば、鉄道車両に載置 することができる。 更に、前記積み替え装置32によって、貨物アダプタとしてスワップボトム3 を備えた輸送車両が、小さな中央から離れた鉄道ステーションにおいても本発明 による積み替えシステムに参加することが可能となる。なぜならば、この積み替 え点において大型のシステムを必要とすることなく、鉄道車両1を、前記積み替 え装置32用のフラットなアプローチゾーン70に沿ってトラック69に対して 積み降ろし及び積み込みを行うことが可能であ るからである(図12)。これは、本発明による積み替え方法の大きな利点であ る。というのは、互いに大幅に能力と大きさの異なる様々な積み替えステーショ ンが、共通の輸送交通、より具体的には、共通の鉄道輸送に参加することが可能 となり、これによって、これらのステーションに、複数の仕分け部を備えた、例 えば、輸送車両用の路またはアクセス路などの複数の積み込み及び積み降ろし輸 送路を設けたり、あるいは、より小さいスケールでは、1つの積み込み及び積み 降ろし部によって単一の通路や輸送車両用のアクセス路として機能させたり、あ るいは、単数または複数の積み替え装置を、積み降ろしと積み込みとを行うため のミニストップとして構成することができる。更に、スワップボトムを使用した 本発明の積み替えシステムによる転動式取り扱いを、それによって、輸送車両( トラック)又はセミトレーラ車両がスワップボトムに乗り上げるランプを使用し 、そこからキャリアボトムを備えた鉄道車両への横方向の移動とによって、単純 に達成することも可能である。 鉄道車両のキャリアボトムと輸送車両上のスワップボトムのための対応の載置 面領域とが同じ高さを有するときは、積み替え装置や積み替えステーションを使 用することなく、これらの間でスワップボトムを直接に移動さ せることができる。 更に、本発明のスワップボトムは、例えば、WO94/11599に記載され ているような、高層保管取り出し倉庫にも有利に利用可能である。ここに記載さ れている高層保管取り出し倉庫は、複数の立方体状セルが互いに上下左右に配設 された足場状のシステムを構成する複数の移動モジュールを備えている。前記移 動モジュールの底領域には、キャリアプレートを長手方向および横方向に移動さ せるための駆動ユニットが、配置され、この高層保管取り出し倉庫に保管される べき委託貨物は1つのキャリアプレートに載せられ、キャリアプレートを対応し て移動させることにより、この高層保管取り出し倉庫の空のモジュールに収納さ れる。更に、前記キャリアプレートを、この高層保管取り出し倉庫の様々なレベ ル間において搬送するためにエレベータが設けられている。 本発明のスワップボトムを、この既知の高層収納取り出し倉庫に利用すること が可能であり、なぜならば、このスワップボトムを、前記高層収納取り出し倉庫 のキャリアプレートとしてそのまま使用するように構成することが出来るからで ある。この目的のために、スワップボトムのその下側に、長手方向に向けられて 、前記立方体状移動モジュールの駆動ユニットの対応のピニオンと協 動するギアラックを設けると好都合である。本発明のスワップポトムは、又、前 記移動モジュール内に移動して、スワップボトム3を保持して、長手側4におい てその貨物を上方から持ち上げてそれを水平に輸送するいわゆるスプレッダを使 用することによっても、この公知の高層保管取り出し倉庫に組み込むことが可能 である。更に、ここに記載したエレベータ部材によって、様々なレベルに複数の 仕分け部を備えた積み替えシステムを構成することも可能であろう。 次に、前記スワップボトム3を略示する図13a〜13f及び14a〜14y に基づき、フラットな積み替えステーション31の運転について詳述する。 そのベースを形成する前記積み替えステーション31は、例えば、貨物列車用 の通過部によって形成されるトラック33と、積み降ろし部35aと、積み込み 部35bとを有し、これらはそれぞれ、更に4つの仕分け部39が接続された前 記トラック33に沿って設けられている。前記仕分け部39の2つの端部には、 前記回避ゾーン61が設けられ、ここで、スワップボトムを保持できるように構 成されている。各仕分け部39及び各積み込み部35bに対して、それぞれA, B,C,D及びXによって示された方向が割り当てられており、Xによって示す 前記仕分け部39は、輸送車両によって供給されるか、もしくは、これから処理 されるべく、当面この位置において保持されるべき複数のスワップボトムを受け るための収集部としても作用する。 これから目標の前記仕分け部39に分配されるべきスワップボトム3は、その 方向をA〜D又はX又はZ、即ち、輸送車両への積み降ろし方向によって示され ている。 前記方向A〜Dの、輸送車両によって供給された対応する貨物を搭載した個々 のスワップボトム3は、前記仕分け部Xを介して前記仕分けゾーンへの移動され 、その後、対応の長手方向および横方向移動によって、それぞれの所定の仕分け 部39に分配される。スワップボトム3の横移動は、前述したように、スワップ ボトム3を案内路36に沿って移動させる前記駆動手段によって行われ、これに よって、移動動作において、1つのスワップボトム3は複数の仕分け部39を横 切ることができる。長手方向移動により、前記仕分け部において空の場所71が 提供され、これにより、他のスワップボトム3を横方向に移動させることができ る。前記キャリアビーム41による長手方向の移動の構成により、長手移動方向 における最大移動距離が前記引き綱動力ケーブル41によって決まるので、好ま しくは、横移動ゾーン50によって、 1つの作動ストロークにおいて、複数のスワップボトム3が移動され、これによ つて、前記仕分け部27内の任意の位置において空の場所71が迅速に作り出さ れる。1つのスワップボトム3を複数の仕分け部39にわたって横移動させる必 要がある場合には、前記仕分け部39において一連に複数の空位置71を通過す る通路72が形成され、これによって前記横方向移動を一度に行うことが可能で ある。前記通路72を形成するためには、前記積み替えステーションにおいて1 つだけの作業ストロークのみが必要である。前記通路72の形成には、積み替え ステーションにおいて1つの作動ストロークだけでよい。というのは、複数のス ワップボトム3を長手方向に同時に移動させることが可能であるからである。こ のような通路72の一例が図14m〜14nに示されていて、ここでは、スワッ プボトムZが、積み込み部35bから仕分け部Xへと搬送される。 Aへと移動されるべき貨物のための仕分け部39又は積み込み部35bは、図 13aに示され、これは既に複数のスワップボトムによって完全に満たされて、 貨物をAへと輸送する更に別のスワップボトム3は、Xによって示すようにこの 仕分け部においてとどめられている。方向B〜Dへの残りのスワップボトム3は 、移動操作に よって、そのそれぞれ対応の仕分け部39に割り当てられ、これによって、既に 正しい仕分け部に割り当てられているスワップボトム(示されていない)が、こ れから割り当てられるスワップボトムの邪魔にならないように、好ましくは長手 方向にのみ移動される。方向B,C,D又はZ(図13e)への貨物を搭載して システムに入ってきた貨物列車は、スワップボトムを積み降ろし部35aへと側 方に移載することによって積み降ろしされ、同時に、方向Aへの準備状態で保持 されている貨物が、対応のスワップボトムによって積み込まれ、積み込み部35 bから貨物列車へと移載される(図13f)。これにより、方向Aへの荷物を搭 載した貨物列車は、積み替えステーションを出ることができ、方向B〜Dへの仕 分け手続きが新たに開始される(図15a〜u)。積み降ろし部35aに位置す る貨物は、線路ブリッジによって、積み込み部35bへと移動される(図14a ,b)。次に、仕分け動作によって、対応のスワップボトムを、対応の移動操作 によって、積み込み部35bから仕分け部39へと仕分け、積み込み部35bに 位置するスワップボトムは、積み替えステーションの端部から次々に中央の方向 に移動される。しかし、この構造においては、別の仕分け構成を適用することも 可能である。具体的には、前 記仕分け手順がコンピュータによってモニタされているので、個々のスワップボ トム3をどのような順序で所定位置に仕分けすることも可能であり、これによっ て公知のいかなる順序によっても、例えば、それぞれの委託貨物がどのような順 序でも載置可能な高層保管取り出し倉庫の場合のように、前記トラック33から 離間した仕分け部39に載置することができる。スワップボトムが、方向B〜D の仕分け部に分配されると(図14t)、これらを前記トラック33の方向に対 して平行に移動させて、再び、方向Aの仕分け部が利用可能となる(図14u) 。次に、積み降ろされたスワップボトムを横方向に移動し、線路ブリッジ60に よって、積み降ろし部35aから積み込み部35bへと移動させることによって 、前記積み込み積み降ろし手順(図14v〜y)を繰り返す。その後、更なる仕 分け工程を、既に説明し、図14a〜uに示したのと同じ順序で行う。 輸送車両間の積み替えのために、スワップボトム3を、前記部35b,39に 対してのみならず、それぞれの輸送車両が待機している前記横移動部50に対し ても仕分けすると都合がよい。この構成において、一連の空の場所71の通路は 、部35b,39に沿って形成され、ここに、スワップボトムを、進行方向にお いて前記トラッ ク33に対して平行に移動させることができる。 800,600及び400メートルの互いに長さの異なる列車長に対する、前 記積み込み及び積み降ろし手続きと、貨物の仕分けのタイミングの一具体例を次 の表に示す。これらの3種類の列車の長さに対して、仕分けを含めた積み降ろし 積み込み時間は、約8〜15分であり、これは、このような単純な積み替えステ ーションによっていかに迅速かつ低コストで作業が可能であるかを示しており、 そして、それぞれの速度が増加することによって、全体として必要な時間が更に 短縮されることが考慮される。これに加えて、積み替え時間は列車の長さにほぼ 比例し、比較的小さな積み替えステーションにおいても長い列車の積み替え作業 を複数の副部分で、例えば、60の車両からなる列車について各副部分で20の 車両を処理することによって低コストで行うことが可能である。シーケンススケジュール: 本発明の積み替えステーションの1つの大きな利点は、このステーションは、 積み替え能力が高いのにも関わらず、比較的所要面積の小さな1つの平面に配置 されるので、屋根を付けることが容易であり、その結果、高度に密集した地域に おいても、このような積み替えステーションによる作業を環境を騒音で乱すこと なく行うことが可能であることにある。 尚、本発明のスワップボトム3は、平担な積み込みデ ッキ5を有する構造に限定されるものではなく、バルク状貨物、気体または液体 を受ける容器を形成する構造体を搬送するように構成することも可能である。好 ましくは、前記積み込みデッキ5には、標準式ISOコンテナのコーナキャステ ィングに対してしっかりと結合するツイストロック固定装置が備えられる。前記 スワップボトム3又はその積み込みデッキ5に、更に、セミトレーラ、輸送トラ ック、クレート(荷箱 Kisten)等の独立した輸送アイテムの固定用、又 は、長い貨物の輸送用の横木の側方からの挿入のための、様々なアイラグ(Oe sen)やストラップ(Laschen)を設けることも可能である。 本発明のスワップボトムは、鉄道車両、貨物トラック又は船舶などの様々な他 タイプの輸送車両に使用可能であり、その積み替えの本質は車両の種類に左右さ れず横方向の取り扱いによって行われることから、均一で、迅速な鉄道/鉄道、 道路/鉄道、鉄道/船間、あるいはこれらの逆の積み替えが可能である。本発明 のスワップボトムを使用する積み替えは、鉄道車両の幅に対しても独立しており 、その結果、トラック幅の異なる鉄道システム間、例えば、旧東ドイツの1.5 2mのトラック幅のシステムとの積み替えも問題なく行うことが可能である。 これらスワップボトム3は、種々の特定の長さを有し、スワップボトム用の適当 な載置面領域を備えた、それぞれの輸送車両間での互換性が確保される。好まし くは、スワップボトムは、複数のスワップボトムモジュールに分割され、18m の長さを有するスワップボトムが、それぞれ6mと12mとの長さを有する2つ の部分に分割される。これらのスワップボトムモジュールは、例えば、それぞれ 独立して複数の貨物トラックによって輸送される。これに対して、鉄道車両での 輸送のためには、全長が18mの全長型スワップボトムが好適である。適当な長 さ寸法は、それぞれ6m,12m及び18mの通常のISO単位である。 尚、本発明は、その下側にローラを備えた前記スワップボトムに限定されるも のではなく、これに代えて、前記溝状案内路9に係合する摺動部材としてスワッ プボトム3の下側7にスキッドを設けることも可能である。又、前記案内路9を 、スワップボトム3の下側7に形成された対応の溝に係合する特定のプロファイ ルを備えた突出するレールとして構成することも可能である。 前記ピニオン13,37,43に代えて、ギアラックと協動するのではなく、 摩擦面と協動してスワップボトム3を横方向に移動する摩擦ホイールを使用して もよい。 これまで知られている輸送積み替えシステムと異なり、本発明による積み替え システムでは、鉄道車両または輸送車両自身が替えられ、移動可能なスワップボ トム3がキャリアボトム2に搭載されているので、積み降ろし及び積み込み手続 きを、単純な貨物の横移動にすることができ、又、本発明のスワップボトム3は 、どのような種類の貨物とも互換性があり、従って、このスワップボトムにユニ ットとして載置可能なコンテナ、スワップ容器、又はセミトレーラにおいては大 幅な改造を必要としない。 これに加えて、横移動によって積み替えステーションに移動されたスワップボ トムと、それに搭載された貨物とを従来の積み替え設備によって取り扱うことも 可能で、これによって、貨物列車に対する迅速な積み替えを達成する本発明によ る積み替え方法の利点を享受しながら、従来の積み替え方法との互換性も確保さ れる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年10月15日 【補正内容】 請求の範囲: 1. 貨物を鉄道/鉄道および/又は鉄道/道路および/又は道路/道路および /又は鉄道/船間において積み替えする方法であって、積み込み積み降ろしが、 輸送車両(1)と積み込み/積み降ろしステーションとの間で、前記輸送車両上 に横移動可能に搭載されたプレート状キャリア部材(3)を使用した前記輸送車 両の進行方向に対して横方向の移動によって行われ、前記キャリア部材が前記輸 送車両の一部材であり、かつ、前記輸送車両と前記積み込み/積み降ろしステー ションとの間で横方向移動可能となっていて、 前記キャリア部材が、鉄道/鉄道および/又は道路/鉄道および/又は道路 /道路および/又は鉄道/船間の貨物の仲介手段として使用されるスワップボト ム(3)であり、前記積み込み/積み降ろしステーション(31)が、前記輸送 車両の長手軸芯に対して横方向に複数の横移動ステーション又は仕分け部(39 )と、長手方向でのいくつかの横移動ゾーン(50)とに分割され、前記スワッ プボトム(3)が、前記横移動によって形成される平面内の前記横および長手方 向での移動によって仕分けられることを特徴とする方法。 2. 請求項1の方法であって、前記輸送または鉄道車 両は、1つのスワップボトムを、前記車両の片側から 横方向に移動させることによって積み降ろしされ、その後、別のスワップボトム を前記鉄道車両の反対側から横方向に移動させることによって積み込まれること を特徴とする。 3. 請求項2の方法であって、各横移動ステーションにおいて、少なくとも1 つの空の位置が提供され、単数または複数のスワップボトムを横移動ゾーンにお いて横移動することによって、1つのスワップボトムが複数の横移動ステーショ ンを横方向に通過移動される通路が前記空位置によって形成されることを特徴と する。 4. 請求項3の方法であって、前記スワップボトムを前記横移動ゾーンの外部 の回避ゾーンへと移動させることによって空の位置が形成されることを特徴とす る。 5. 請求項1〜4のいずれかの方法であって、それぞれの横移動ゾーンにおい て、少なくとも1つの空位置が確保され、単数または複数のスワップボトムを横 移動ステーションにおいて移動させることによって前記空位置によって通路が形 成され、スワップボトムが、前記通路において、進行方向に対して平行に、複数 の横移動ゾーンを通過移動可能であることを特徴とする。 6. 請求項1〜5のいずれかの方法を実施するための、 貨物の鉄道/鉄道、鉄道/道路および鉄道/船間の積み替えのための装置であっ て、鉄道車両(1)に横移動可能に搭載されたキャリア部材(3)と、その下側 (7)に案内部材が設けられ、これら案内部材が前記鉄道車両に設けられた対応 の案内部材と、前記積み降ろし/積み込みステーション(35)に設けられた対 応の案内部材と協動して、前記スワップボトム(3)が進行方向に対して横方向 において、前記鉄道車両(1)と前記積み降ろし/積み込みステーション(35 )との間において横移動可能であって、 前記キャリア部材が、貨物の鉄道/鉄道および/又は鉄道/道路および/又 は道路/道路および/又は鉄道/船間の仲介手段として作用するスワップボトム (3)であり、前記積み降ろし/積み込み部(35)が、この積み降ろし/積み 込み部(35)に対して平行に向けられた単数または複数の仕分け部(39)を 備えた積み替えシステム(31)の一部であり、前記各仕分け部が対応の部材を 有しており、これによって、前記スワップボトム(3)が、前記積み降ろし/積 み込み部(35)から前記仕分け部(39)へ横移動可能であり、前記部(35 ,39)の内の少なくとも1つが、前記スワップボトム(3)を、前記鉄道車両 (1)の進行方向に対して平行に長手方向移動させるための長手移動手段を有し ていることを特徴とする装置。 7. 請求項6の装置であって、前記鉄道車両(1)はキャリアボトム(2)を 有していて、その上側(10)に、案内路(9)が、前記進行方向に対して横方 向に向けられた対応の案内部材として配設されていることを特徴とする。 8. 請求項7の装置であって、前記キャリアボトム(2)は、前記スワップボ トム(3)を、前記鉄道車両の進行方向に対して横方向に移動可能とするための 駆動ユニットを備えていることを特徴とする。 9. 請求項7又は8の装置であって、前記キャリアボトム(2)に固定装置が 設けられており、これによって、前記スワップボトム(3)は前記キャリアボト ム(4)に固定可能であることを特徴とする。 10.請求項9の装置であって、前記スワップボトム(3)の前記面縁部(5) に、前記キャリアボトム(2)に設けられた対応の把持固定部材(16)によっ て解除可能に保持された固定ペグ(15)が設けられていることを特徴とする。 11.請求項7〜10のいずれかの装置であって、前記 キャリアボトム(2)の前記案内路(9)は、横方向に向けられた溝であり、前 記スワップボトム(3)に

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 輸送車両上に横移動可能に搭載されたプレート状キャリア部材が、輸送車 両と、積み込み/積み降ろしステーションとの間で横移動されることによる輸送 車両と積み込み/積み降ろしステーション間での積み降ろし又は積み込みを含む 、貨物の鉄道/鉄道および/又は鉄道/道路および/又は道路/道路および/又 は鉄道/船間において積み替えを行う方法であって、 前記キャリア部材は、鉄道/鉄道および/又は鉄道/道路および/又は道路 /道路および/又は鉄道/船間の貨物の仲介手段として使用されるスワップボト ムとして前記輸送車両に設けられた部材であり、前記積み込み/積み降ろしステ ーションが、前記輸送車両の長手軸芯に対して横方向に複数の横移動ステーショ ン又は仕分け部に分割され、かつ、長手方向において複数の横移動ゾーンに分割 された積み替えステーションとして使用され、前記スワップボトムが、前記横移 動によって形成される1つの平面において前記横および長手方向での移動によっ て仕分けされることを特徴とする方法。 2. 請求項1の方法であって、前記輸送または鉄道車両は、1つのスワップボ トムを、前記車両の片側から 横方向に移動させることによって積み降ろしされ、その後、別のスワップボトム を前記鉄道車両の反対側から横方向に移動させることによって積み込まれること を特徴とする。 3. 請求項2の方法であって、各横移動ステーションにおいて、少なくとも1 つの空の位置が提供され、単数または複数のスワップボトムを横移動ゾーンにお いて横移動することによって、1つのスワップボトムが複数の横移動ステーショ ンを横方向に通過移動される通路が前記空位置によって形成されることを特徴と する。 4. 請求項3の方法であって、前記スワップボトムを前記横移動ゾーンの外部 の回避ゾーンへと移動させることによって空の位置が形成されることを特徴とす る。 5. 請求項1〜4のいずれかの方法であって、それぞれの横移動ゾーンにおい て、少なくとも1つの空位置が確保され、単数または複数のスワップボトムを横 移動ステーションにおいて移動させることによって前記空位置によって通路が形 成され、スワップボトムが、前記通路において、進行方向に対して平行に、複数 の横移動ゾーンを通過移動可能であることを特徴とする。 6. 請求項1〜5のいずれかの方法を実施するための、 貨物の鉄道/鉄道、鉄道/道路および鉄道/船の積み替えのための装置であって 、鉄道車両(1)に横移動可能に搭載されたスワップボトム(3)と、その下側 (7)に案内部材が設けられ、これら案内部材が前記鉄道車両に設けられた対応 の案内部材と、前記積み降ろし/積み込みステーション(35)に設けられた対 応の案内部材との協動して、前記スワップボトム(3)が進行方向に対して横方 向において、前記鉄道車両(1)と前記積み降ろし/積み込みステーション(3 5)との間において横移動するものにおいて、 前記スワップボトム(3)が、貨物の鉄道/鉄道、鉄道/道路および鉄道/ 船間の仲介手段として作用し、前記積み降ろし/積み込み部(35)が、この積 み降ろし/積み替え部(35)に対して平行に向けられた単数または複数の仕分 け部(39)を備えた積み替えステーション(31)の一部であり、前記各仕分 け部が対応の部材を有しており、これによって、前記スワップボトム(3)が、 前記積み降ろし/積み込み部(35)から前記仕分け部(39)へ横移動可能で あり、前記部(35,39)の内の少なくとも1つが、前記スワップボトム(3 )を、前記鉄道車両(1)の進行方向に対して平行に長手方向移動させるための 長 手移動手段を有していることを特徴とする装置。 7. 請求項6の装置であって、前記鉄道車両(1)はキャリアボトム(2)を 有していて、その上側(10)に、案内路(9)が、前記進行方向に対して横方 向に向けられた対応の案内部材として配設されていることを特徴とする。 8. 請求項7の装置であって、前記キャリアボトム(2)は、前記スワップボ トム(3)を、前記鉄道車両の進行方向に対して横方向に移動可能とするための 駆動ユニットを備えていることを特徴とする。 9. 請求項7又は8の装置であって、前記キャリアボトム(2)に固定装置が 設けられており、これによって、前記スワップボトム(3)は前記キャリアボト ム(4)に固定可能であることを特徴とする。 10.請求項9の装置であって、前記スワップボトム(3)の前記面縁部(5) に、前記キャリアボトム(2)に設けられた対応の把持固定部材(16)によっ て解除可能に保持された固定ペグ(15)が設けられていることを特徴とする。 11.請求項7〜10のいずれかの装置であって、前記キャリアボトム(2)の 前記案内路(9)は、横方向に向けられた溝であり、前記スワップボトム(3) に 設けられた前記対応の案内部材は、前記溝において移動するローラ(8)である ことを特徴とする。 12.請求項8又は請求項9〜11のいずれかの装置であって、前記スワップボ トム(3)を駆動するための前記駆動ユニットは、前記キャリアボトム(2)に 取り付けられた移動ホイールを有していて、この移動ホイールは前記スワップボ トム(3)の前記下側(7)と協動することを特徴とする。 13.請求項12の装置であって、前記キャリアボトム(2)に設けられた前記 移動ホイールは、その車軸が前記進行方向に向けられるとともに、前記スワップ ボトム(3)の前記下側(7)に設けられたギアラック(14)と協動するピニ オン(13)であることを特徴とする。 14.請求項12又は13の装置であって、前記キャリアボトム(2)には、単 数または複数の移動ホイールが設けられていることを特徴とする。 15.請求項6〜14のいずれかの装置であって、前記スワップボトム(3)は 、長方形状のプレート状部材であることを特徴とする。 16.請求項6〜15のいずれかの装置であって、前記キャリアボトム(2)は 、長手ブレース(11)と横 ブレース(12)とを有するスチール構造体であることを特徴とする。 17.請求項6〜16のいずれかの装置であって、前記キャリアボトム(2)は 、その各端部ゾーンにおいて、レール走行装置(18)上での懸架のための懸架 手段を備えていることを特徴とする。 18.請求項17の装置であって、前記キャリアボトム(2)の前記各懸架手段 (17)は、この懸架手段が、それによって、レール車両(18)の枢支部(2 5)に固定される孔(24)を有することを特徴とする。 19.請求項18の装置であって、前記レール走行装置(18)は側方部材(2 8)を有しており、これによって、前記レール走行装置に取り付けられた懸架手 段(17)は、前記進行方向に対して横方向に配設された横ビーム(23)によ って、前記部材(28)上に支持されるとともに、前記キャリアボトム(2)は 傾きを防止された状態で支持されることを特徴とする。 20.請求項6〜19のいずれかの装置であって、前記スワップボトム(3)は 、バルク状貨物、液体または気体輸送用の特殊形状を有していることを特徴とす る。 21.請求項6〜20のいずれかの装置であって、前記積み替えステーション( 31)はトラック(33)の 側に隣接して配設されていて、前記積み降ろし/積み込み部(35)と前記仕分 け部(39)とは前記トラック(33)に向けられ、前記部(35,39)には 、スワップボトム(3)を受け取るための案内路(36)が設けられていること を特徴とする。 22.請求項21の装置であって、前記積み降ろし/積み込み部(35)又は前 記案内路(36)の間の領域において前記仕分け部(39)に、前記スワップボ トム(3)を横移動させるための単数または複数の駆動ユニットが設けられてい ていることを特徴とする。 23.請求項22の装置であって、前記駆動ユニットはスワップボトム(3)の 前記下側(7)と協動し、より具体的には、前記スワップボトム(3)の前記下 側(7)に設けられたギアラック(14)と協動するピニオン(37)である移 動ホイールを有していることを特徴とする。 24.請求項21〜23のいずれかの装置であって、前記鉄道車両(1)の前記 案内路と前記積み降ろし/積み込み部(35)の前記案内路(36)とは、同じ レベルに配設されていることを特徴とする。 25.請求項21〜24のいずれかの装置であって、前記トラック(33)に入 った鉄道車両(1)を、対応 の鉄道車両の前記案内路(9)が前記積み降ろし/積み込み部(35)の前記案 内路(36)と位置合わせされる位置に係止する係止手段が設けられていること を特徴とする。 26.請求項25の装置であって、前記係止手段は、前記積み降ろし/積み込み 部(35)からの側路と、前記鉄道車両(1)を対応の位置に固定するための延 出可能プッシャ(38)とを有していて、このプッシャ(38)は、前記駆動ユ ニット又は前記鉄道車両(1)の前記固定手段などに動力エネルギを供給するた めの電気式、油圧式または空気圧式フィーダを有していることを特徴とする。 27.請求項21〜26のいずれかの装置であって、前記トラック(33)の一 方側において、後者に対して平行に配置された積み降ろし部(35a)が設けら れ、前記トラック(33)の他方側において、積み込み部(35b)が設けられ ていて、これらの部のそれぞれに、前記トラックに対して横方向に配設されて、 横移動によって、スワップボトム(3)を受け取るための案内路(36)が設け られ、前記トラック(33)上での移動用の単数または複数の線路ブリッジ(6 0)が、前記積み降ろし部(35a)と前記積み込み部 (35b)とを接続してスワップボトム(3)の前記積み降ろし部(35a)か ら前記積み込み部(35b)への輸送を可能にするため設けられていることを特 徴とする。 28.請求項6〜27のいずれかの装置であって、前記長手移動手段は、案内ロ ーラ(42)によって案内されるキャリアビーム(41)を有していて、これら キャリアビーム(41)は、前記スワップボトム(3)を前記案内路(36)か ら持ち上げて、これらの持ち上げられたスワッフボトム(3)の長手方向移動を 許容するロック手段を備えていることを特徴とする。 29.請求項28の装置であって、各スワップボトム(3)に、互いに平行に配 設された2つのキャリアビーム(41)が設けられていることを特徴とする。 30.請求項28又は29の装置であって、前記キャリアビーム(41)は、こ れらキャリアビーム(41)を長手方向に駆動する駆動ホイール上に支持されて いて、より具体的には、前記駆動ホイールは、前記キャリアビーム(41)の下 側に設けられたギアラック(44)に係合するピニオン(43)であることを特 徴とする。 31.請求項28〜30のいずれかの装置であって、前 記キャリアビーム(41)に側方から係合する案内ローラ(42)が複数対設け られていて、これら案内ローラが、前記キャリアビーム(41)を前記トラック (33)に対して平行に長手方向に案内することを特徴とする。 32.請求項28〜31のいずれかの装置であって、前記スワップボトム(3) を持ち上げるための前記固定手段は、複数の電気式または油圧式駆動ラム(46 )を有していることを特徴とする。 33.請求項6〜21のいずれかの装置であって、積み降ろし部として、積み替 え設備(32)がその長手方向に向けられた複数の案内路(65)を有していて 、これら案内路が1つの平面に配設されるとともに、横移動によってスワップボ トム(3)の受け入れと載置とを可能にするため高さ調節可能であることを特徴 とする。 34.請求項33の装置であって、前記積み替え設備(32)は、スワップボト ム(3)を横移動させるための駆動ユニットを有していることを特徴とする。 35.請求項33又は34の装置であって、前記積み替え装置(32)は、自動 的に移動可能であることを特徴とする。 36.請求項6〜20のいずれかの装置であって、積み降ろし部として、貨物車 両などの他の輸送車両が提供され、前記貨物車両が、横移動によるスワップボト ム(3)の受け入れと載置とを可能にするため、その長手方向に向けて配置され た案内路を有していることを特徴とする。
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